JP5331542B2 - ステップフロア構造 - Google Patents
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Description
また、前記開口部が踏面部よりも大きいため、フロアマットで隠すなどの外観上における配慮が必要になり、手間がかかることになった。
そこで本願は、このような点の解決を目的とする。
前記ステップフロアは第1フロア部と第2フロア部とに前後方向で分割され、
前記ペダル挿通孔は開口縁部が前記第1フロア部と第2フロア部にわたって形成されるとともに、
前記第1フロア部と第2フロア部を接続することにより、合わせラインを構成する一方の端部が前記開口縁部の後端部を構成して閉じた孔となり、
前記アーム部の断面積は、前記踏面部の踏面面積よりも小さく、かつ前記ペダル挿通孔の開口面積は、前記踏面部の踏面面積よりも小さいことを特徴とする。
請求項2に記載した発明は上記請求項1において、前記ペダル挿通孔は第1フロア部又は第2フロア部のどちらか一方のみに、接続端へ開口する略U字状の切り欠きにより形成されることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は上記請求項1〜2のいずれかにおいて、前記ペダル挿通孔の周囲には滑り止めが設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は上記請求項1〜3のいずれかにおいて、前記ステップフロアの前方にレッグシールドを備え、前記第1フロア部は前記レッグシールドと一体的に形成されていることを特徴とする。
したがって、取付作業が迅速かつ容易になり、作業性が向上する。
また、ペダル挿通孔の開口面積はアーム部の断面積程度で足りるため、踏面部の面積よりも小さくでき、開口面積を可及的に小さくできるとともに、踏面部の下方に隠れるようになるので、外観性が向上する。
請求項2に記載した発明によれば、ペダル挿通孔を第1フロア部又は第2フロア部のいずれか一方のみに設けるので、他方をペダル挿通孔のない(操作ペダルのない)車両と共用することができる。
請求項3に記載した発明によれば、ペダル挿通孔の周囲に滑り止めを設けたので、滑り止め用のフロアマットを省略でき、しかもグリップが良好になる。
請求項4に記載した発明によれば、通常ステップフロアと別体に形成する必要があるレッグシールドを、ステップフロアを前後分割することにより、第1フロア部とレッグシールドを一体化できるので、ステップフロアを分割構造にしても部品点数を削減できる。
リヤパイプ7の下部には後輪2と一体のスイング式パワーユニット11が揺動自在に支持されている。
フットブレーキペダル20は図2に示すように、踏面部21と略L字状のアーム部22とを一体的に有する部材であって、本願発明の足踏み式操作ペダルの一具体例である。
アーム部22は、第1フロア部13から第2フロア部14にわたって形成された前後方向へ長い長穴状のペダル挿通孔23を上下に貫通し、上端部はペダル挿通孔23の上方に突出しているペダル部21と一体化している。ペダル部21は足で踏むための平坦面を有する板状部材であって本願の踏面部をなしている。
アーム部22のペダル軸25近傍部には下方へ突出するブレーキレバー26が形成され、リターンスプリング27にて反時計回り方向へ回動付勢してペダル部21を当初位置へ保持する。
また、ペダル挿通孔23の周囲には、多数の突起からなる滑り止め35(一部を格子模様で示す)が形成され、ペダル挿通孔23の周囲における滑りを止めるグリップとして機能する。従来は別体のフロアマットを用いて滑り止めをしていたが、このように滑り止め35を一体に形成することで、フロアマットを不要にできる。
この図から明らかなように、合わせライン30は第1フロア部13の後端である30Aと第2フロア部14の前端である前端縁30Bの当接により閉じられた孔形状を形成する。このとき第2フロア部14の溝36もペダル挿通孔23へ連通し、第2フロア部14の水や泥もペダル挿通孔23を利用して速やかに排出できるようになっている。
これらの図において、インナーカバー16はレッグシールド15及び第1フロア部13を一体に形成したカバー部材であり、ある程度剛性のある適宜な樹脂により形成され、中央が後方へ膨出してヘッドパイプ4及びメインパイプ5を収容するフレームカバー部40をなす。
フレームカバー部40の下方を含むインナーカバー16の下部は、後方へ略水平に張り出し、この部分が第1フロア部13をなす(図8参照)。この第1フロア部13は、フレームカバー部40の下部左右部分であるレッグシールド15と連続している。
第1フロア部13の後端部30Aには、左右に係合爪43が後方へ突出し(図6・8)、第2フロア部14と係合する。中央にも第2フロア部14との結合部44が設けられている。また、最も外側の係合爪43の内側には連結部45が後方へ突出形成される。この部分は、第2フロア部14の下部へ入って第2フロア部14と車体フレーム側へ共締めされる。
第2フロア部14の前部50より後方部分は左右に分離して後方へ延びる側部54をなす。前部50の後方で左右の側部54の前部に挟まれた部分は下方へ突出するボックス部55をなす。
後部にも下方へ突出する取付片58cが設けられ、ここでリヤカバー18(図1)と締結され、かつ締結部を外側からサイドカバー19aで覆われるようになっている。
後ろ側の取付ボス57は突出部61の上に重ねられ、ボルト64でウエルドナット62へ締結する。
駐車ブレーキケーブル73の前端は前方へ延びてハンドルの駐車ブレーキレバー(図示省略)へ取付けられ、ハンドルの駐車ブレーキレバーを握ると、ロックレバー70をリターンスプリング71に抗して図の時計回り方向へ回動させるようになっている。
そこでペダル部21から足を離し、かつハンドルのブレーキレバーから手を離しても、アーム部22は戻り方向へ回動できず制動状態を維持する。したがって後輪ブレーキを駐車ブレーキとして使用可能になる。
駐車ブレーキを解除するには、再びペダル部21を踏み、後方突出部29をロックレバー70の係止部72から強制的に離す。するとロックレバー70がリターンスプリング71により図の時計回り方向へ回動して後方突出部29から分離し、アーム部22はリターンスプリング27によって反時計回り方向へ復帰回動してペダル部21が当初位置へ戻る。
したがって、取付作業が迅速かつ容易になり、作業性が向上する。
したがって、ペダル挿通孔23を一方側だけに形成すれば足りることになる。
さらに第1フロア部13と第2フロア部14の双方に後端部30A及び前端縁30Bを開放する切り欠き部を設け、第1フロア部13と第2フロア部14を接続したとき、一つの係合爪43を形成するようにしてもよい。
Claims (4)
- シート(8)と、シートの前方に設けられたステップフロア(12)と、このステップフロア上に設けられた足踏み式の操作ペダル(20)とを備え、この操作ペダルは足で踏む踏面部(21)と、この踏面部を上端に備え、下部はステップフロアに設けられたペダル挿通孔(23)を通過して車体へ回動自在に支持されるアーム部(22)とを備えたステップフロア構造において、
前記ステップフロア(12)は第1フロア部(13)と第2フロア部(14)とに前後方向で分割され、
前記ペダル挿通孔(23)は開口縁部(31・32・33)が前記第1フロア部と第2フロア部にわたって形成されるとともに、
前記第1フロア部(13)と第2フロア部(14)を接続することにより、合わせライン(30)を構成する一方の端部が前記開口縁部の前後いずれか端部(33)を構成して閉じた孔となり、
前記アーム部(22)の断面積は、前記踏面部(21)の踏面面積よりも小さく、かつ前記ペダル挿通孔(23)の開口面積は、前記踏面部の踏面面積よりも小さいことを特徴とするステップフロア構造。 - 前記ペダル挿通孔(23)は前記第1フロア部(13)又は第2フロア部(14)のどちらか一方のみに、接続端(30A)へ開口する略U字状の切り欠きにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載したステップフロア構造。
- 前記ペダル挿通孔(23)の周囲には滑り止め(35)が設けられていることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載したステップフロア構造。
- 前記ステップフロア(12)の前方にレッグシールド(15)を備え、前記第1フロア部は前記レッグシールドと一体的に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載したステップフロア構造。
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