JP2519721Y2 - 車両用開閉屋根装置のガイド機構 - Google Patents

車両用開閉屋根装置のガイド機構

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JP2519721Y2
JP2519721Y2 JP1989120178U JP12017889U JP2519721Y2 JP 2519721 Y2 JP2519721 Y2 JP 2519721Y2 JP 1989120178 U JP1989120178 U JP 1989120178U JP 12017889 U JP12017889 U JP 12017889U JP 2519721 Y2 JP2519721 Y2 JP 2519721Y2
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JP
Japan
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guide
guide rail
opening
cable
groove
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JP1989120178U
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JPH0360421U (ja
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伸浩 山内
和久 長田
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、車両用開閉屋根装置のガイド機構に関する
ものである。
(従来の技術) 従来、この種の車両用開閉屋根装置としては、特公昭
39-29505号公報に示されるものが知られている。これ
は、車両屋根に形成された開口部と、該開口部左右縁に
夫々配設され前後方向に延在するガイドレールと、該両
ガイドレールに夫々フロントシユー及びリヤシユーを介
して摺動可能に保持され前記開口部を開閉するルーフパ
ネルと、一端が前記リヤシユーに夫々接続され他端が前
記一端が接続された前記リヤシユーが保持されていない
前記ガイドレールに案内されるケーブルと、前記開口部
前縁に配設され前記ケーブルと噛合する駆動機構とを有
しており、駆動機構の作動によりケーブルを押引きし
て、これにより、ルーフパネルをガイドレールに沿つて
フロントシユー及びリヤシユーを介して摺動させ、開口
部を開閉するものであつた。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記した車両用開閉屋根装置であると、ガイ
ドレールのフロントシユー及びリヤシユーを保持部にて
摺動可能に保持する溝部は、ケーブルを脱落しないよう
にガイドするために開口部がケーブル外径より小径とさ
れた円弧状を呈している。このため、この開口部に位置
するフロントシユー及びリヤシユーの保持部と本体部と
の連結部が小径となり、フロントシユー及びリヤシユー
の保持力に影響し、フロントパネルが上下方向及び左右
方向にぐらついたり、最悪の場合にはこの連結部が破損
してしまう恐れがあつた。
故に、本考案は、フロントシユー及びリヤシユーの保
持力を向上させることを、その技術的課題とするもので
ある。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記技術的課題を解決するために本考案において講じ
た技術的手段は、ガイドレールの一側部に形成されフロ
ントシユー及びリヤシユーを摺動可能に保持する第1の
溝部と、前記ガイドレールの他側部に形成され前記リヤ
シユーを摺動可能に保持する第2の溝部と、前記第1の
溝部と連通して形成されケーブルの一端側をガイドする
ガイド溝と、前記第2の溝部の前記リヤシユーの摺動範
囲外に配設され前記ケーブルの他端側をガイドするガイ
ド部材とを有したことである。
(作用) 上記技術的手段は次のように作用する。ケーブルはガ
イド溝及びガイド部材によりガイドされる。このため、
溝部の形状をケーブルの形状に影響されることなく自由
に設定することができる。これにより、溝部の開口部の
径を大きくすることができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
屋根開口部(図示せず)には第1図に示される屋根開
閉装置1が配設されている。この屋根開閉装置1は、開
口部左右縁(第1図示上下方向)に夫々配設され前後方
向(第1図示左右方向)に延在するガイドレール2と、
ガイドレール2に摺動可能に保持されたルーフパネル3
と、ルーフパネル3にケーブル4を介して連結された駆
動機構5とから構成されており、駆動機構5の作動によ
りケーブル4が押引きされ、これにより、ルーフパネル
3がガイドレール2に沿つて前後方向に摺動し、開口部
を開閉するものである。
第1図ないし第5図に示されるようにルーフパネル3
の左右前部(第1図示右側)には夫々フロントシユー6
がビス7により固定されている。このフロントシユー6
は略L字状を呈しており、本体部6aより内方(第4図示
右方向)へ延在して形成された保持部6bにてガイドレー
ル2にブーツ8を介して摺動可能に保持されている。
ルーフパネル3の左右後部(第1図示左側)には夫々
ブラケツト9がビス10にて固定されている。このブラケ
ツト9にはピン11,12により回動可能に連結されたリン
ク13を介してリヤシユー14が連結されている。このリヤ
シユー14は本体部14aより外方及び内方(第5図示左右
方向)に延在して形成された保持部14b,14cによりガイ
ドレール2にブーツ15,16を介して摺動可能に保持され
ている。この保持部14bには下方(第5図示下方)に延
在するケーブル固定部14dが形成されており、このケー
ブル固定部14dにケーブル4の一端が連結されている。
ガイドレール2は断面コ字状を呈しており、このガイ
ドレール2の両側壁には断面コ字状を呈した溝部17,18
が形成されている。ガイドレール2の内方側壁(第4図
及び第5図示右側)には円弧状を呈し且つ窄められた開
口部により溝部17と連通しているガイド溝19が形成され
ている。この溝部17,18にリヤシユー14の保持部14b,14c
がブーツ15,16を介して嵌合し且つケーブル固定部14dが
ガイド溝19に嵌合してリヤシユー14がガイドレール2に
摺動可能に保持される。又、溝部17にフロントシユー6
の保持部6bがブーツ8を介して嵌合してフロントシユー
6がガイドレール2に摺動可能に保持される。更に、ル
ーフパネル3が閉状態にある時の保持部14cからガイド
レール2の前端(第1図示右側)までの溝部18にはガイ
ド部材20が配設されている。
上記した構成において、右側(第1図下側)のガイド
レール2に保持されたリヤシユー14に連結されたケーブ
ル4は、ガイド溝19内にガイドされ、且つ、右側のガイ
ドレール2の前端にブラケツト21を介して固定されガイ
ド溝19に連結されたパイプ22,ボツクス23及び左側(第
1図示上側)のガイドレール2の前端にブラケツト24を
介して固定され溝18つまりガイド部材20に連結されたパ
イプ25に案内され、ガイド部材20内に導かれている。
又、左側のガイドレール2に保持されたリヤシユー14に
連結されたケーブル4は、ガイド溝19内にガイドされ、
且つ、左側のガイドガイドレール2の前端にブラケツト
24を介して固定されガイド溝19に連結されたパイプ26,
ボツクス23及び右側のガイドレールの前端にブラケツト
21を介して固定され溝18つまりガイド部材20に連結され
たパイプ27に案内され、ガイド部材20に導かれている。
このケーブル4はボツクス23内にて駆動機構5の最終ギ
ヤ5aに噛合されている。
このように、ケーブル4はガイド溝19及びガイド部材
20にガイドされるため、溝部17,18の形状をケーブルの
形状に影響されることなく自由に設定することができ、
溝部17,18の開口部の径を大きくすることができる。こ
れにより、フロントシユー6及びリヤシユー14の溝部1
7,18との嵌合部(本体部6a,14aと保持部6b,14b,14cとの
連結部)の径を大きくすることができ、この結果、フロ
ントシユー6及びリヤシユー14の保持力が向上し、フロ
ントシユー6及びリヤシユー14のグラツキを防止するこ
とができる。
〔考案の効果〕
ケーブルの一端側をガイド溝でガイドし且つ他端側を
ガイド部材でガイドするようにしたので、溝部の形状を
ケーブルの形状に影響されることなく自由に設定するこ
とができ、溝部の開口部の径を大きくすることができ
る。これにより、フロントシユー及びリヤシユーの溝部
との嵌合部の径を大きくすることができ、この結果、フ
ロントシユー及びリヤシユーの保持力が向上し、フロン
トシユー及びリヤシユーのグラツキを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に掛る車両用開閉屋根装置の斜視図、第
2図はフロントシユーの斜視図、第3図はリヤシユーの
斜視図、第4図はフロントシユーをガイドレールに装着
した状態での断面図、第5図はリヤシユーをガイドレー
ルに装着した状態での断面図である。 2……ガイドレール,3……ルーフパネル,4……ケーブ
ル,5……駆動機構,6……フロントシユー,6b,14b,14c…
…保持部,14……リヤシュー,17……溝部(第1の溝
部),18……溝部(第2の溝部),19……ガイド溝,20…
…ガイド部材。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両屋根に形成された開口部と、該開口部
    左右縁に夫々配設され前後方向に延在するガイドレール
    と、該ガイドレールにフロントシユー及びリヤシユーを
    介して摺動可能に保持され前記開口部を開閉するルーフ
    パネルと、一端が前記リヤシユーに接続され他端が前記
    一端が接続された前記リヤシユーが保持されていないガ
    イドレールに案内されるケーブルとを有する車両用開閉
    屋根装置において、前記ガイドレールの一側部に形成さ
    れ前記フロントシユー及び前記リヤシユーを摺動可能に
    保持する第1の溝部と、前記ガイドレールの他側部に形
    成され前記リヤシユーを摺動可能に保持する第2の溝部
    と、前記第1の溝部と連通して形成され前記ケーブルの
    一端側をガイドするガイド溝と、前記第2の溝部の前記
    リヤシユーの摺動範囲外に配設され前記ケーブルの他端
    をガイドするガイド部材とを有する車両用開閉屋根装置
    のガイド機構。
JP1989120178U 1989-10-13 1989-10-13 車両用開閉屋根装置のガイド機構 Expired - Lifetime JP2519721Y2 (ja)

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