JP3310195B2 - 車両の分割・併合モニタ装置 - Google Patents

車両の分割・併合モニタ装置

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JP3310195B2 JP12946697A JP12946697A JP3310195B2 JP 3310195 B2 JP3310195 B2 JP 3310195B2 JP 12946697 A JP12946697 A JP 12946697A JP 12946697 A JP12946697 A JP 12946697A JP 3310195 B2 JP3310195 B2 JP 3310195B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の分割・併合
モニタ装置に係り、特に、新幹線等の鉄道車両を操車場
において分割(切り離し)又は併合(連結)する場合に
用いる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、秋田新幹線が開通し、東京・秋田
間を新幹線で往復することが可能になったが、その場
合、福島で車両の連結作業又は切り離し作業が行われ
る。この連結作業又は切り離し作業が行われると、検査
員がこれら作業についての所定事項をチェックした後、
運転士へ車両の引き渡しが行われる。
【0003】検査員は、これら連結作業又は切り離し作
業が確実に行われたことをモニタ装置を用いて確認す
る。図3は、従来の車両の分割・併合モニタ装置の構成
を示すブロック図である。ここで、2つの車両の連結又
は切り離しを行う場合、運転台を有する先頭号車が制御
権を持ち、2つの車両間に主従関係を付けたときに主的
立場になる側の車両を「自編成車両」と呼び、運転台を
有する先頭号車が制御権を持たず、従的立場になる側の
車両を「他編成車両」と呼ぶ。
【0004】自編成車両は1号車〜N号車により構成さ
れており、1号車が運転台を有し、制御権を持っている
先頭号車であり、N号車が先頭号車の反対側の末端に接
続され、運転台を有している末端号車である。同様に、
他編成車両はN+1号車〜N+M号車により構成されて
おり、N+1号車が運転台を有し、制御権を持っていな
い先頭号車であり、N+M号車が先頭号車の反対側の末
端に接続され、運転台を有している末端号車である。そ
して、自編成車両側の末端号車であるN号車に取り付け
られている連結器1と、他編成車両側の先頭号車である
N+1号車に取り付けられている連結器2との間で、連
結又は切り離しの作業が行われるようになっている。
【0005】1号車〜N+M号車の各号車には、モニタ
端末器3が設置されており、また、運転台を有する1号
車、N号車、N+1号車、N+M号車にはモニタ端末器
3の他に、モニタ中央装置4及びモニタ表示器5が設置
されている。モニタ端末器3は、各号車に搭載されてい
る機器の稼働状態等の情報を収集し、これを1号車のモ
ニタ中央装置4に送出するものであり、各号車のモニタ
端末器3と1号車のモニタ中央装置4との間は伝送線6
を介して接続されている。
【0006】なお、1号車、N号車、N+1号車、N+
M号車の各モニタ中央装置4には、図示を省略している
制御権切換スイッチが設けられており、1号車のモニタ
中央装置4の制御権切換スイッチのみがONとなってお
り、N号車、N+1号車、N+M号車の各制御権切換ス
イッチはOFFとなっている。そして、1号車のモニタ
中央装置4と各号車のモニタ端末器3との間ではポーリ
ング伝送により各種の信号の授受が行われるようになっ
ている。
【0007】また、連結器1とN号車のモニタ端末器3
との間には2本の連結検知信号線7a,7bが接続され
ており、連結動作が行われると連結検知信号ON情報が
N号車のモニタ端末器3に送られ、さらに1号車のモニ
タ中央装置4に送られるようになっている。この従来例
では、他編成車両側の車種が2種類である場合を想定し
ており、それ故、連結検知信号線の数が2本になってい
る。例えば、他編成車両の車種がA系の場合、連結検知
信号は連結検知信号線7aを通り、他編成車両の車種が
B系の場合、連結検知信号は連結検知信号線7bを通っ
て、連結器1からN号車のモニタ端末器3に送られるよ
うになっている。
【0008】次に、上記のように構成される従来装置の
動作を連結作業の場合を例にとり説明する。自編成車両
に他編成車両が連結された場合、連結器1からの連結検
知信号のON情報が連結検知信号線7a,7bのいずれ
かを通ってN号車のモニタ端末器3に送られる。そし
て、検査員は、1号車の運転台に乗り込み、モニタ表示
器5を操作する。N号車のモニタ端末器3は、連結検知
信号線7aを通って連結検知信号が送られてきた場合、
他編成車両の車種がA系であることを1号車のモニタ中
央装置4に知らせ、同様に、連結検知信号線7bを通っ
て連結検知信号が送られてきた場合、他編成車両の車種
がB系であることを1号車のモニタ中央装置4に知らせ
る。
【0009】1号車のモニタ中央装置4は、このような
N号車のモニタ端末器3からの情報に基づき、モニタ表
示器5に他編成車両側の車種を表示させる。検査員は、
このモニタ表示器5の表示画面を見ることにより、自編
成車両にA系又はB系の他編成車両が連結されたことを
確認することができる。
【0010】なお、上記の場合は連結作業の場合であっ
たが、切り離し作業の場合、中央装置4は、N号車のモ
ニタ端末器3から送られてきていた連結信号がOFF情
報となることにより、自編成車両からA系又はB系の他
編成車両が切り離されたことを確認することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両の車種
の数は、車両製造メーカーが複数有ることや、車両製造
技術の発展等に伴う新型車種の登場により、次第に増加
してきている。したがって、検査員がモニタ表示器5の
表示画面を見ることにより車種を確認できるようにする
ためには、N号車のモニタ端末器3に接続する連結検知
信号線を、車種の数に合わせて増設する必要がある。
【0012】しかし、連結検知信号線を車種の数に合わ
せて増設する作業は、実際には容易なことではない。な
ぜなら、連結検知信号線の配線作業や配線チェック作業
等は、車庫等の所定の場所で行わなければならないが、
現に稼働中の車両を一時的にせよ稼働停止してこのよう
な作業を行うことは、ダイヤ運行上大きな支障をきたす
ことになるからである。また、折角、連結検知信号線を
増設したとしても、その後に車種の数が増えた場合に
は、さらに連結検知信号線を増設する必要に迫られるこ
とになる。そして、最近は車両の車種数は益々増加する
傾向にあり、車種数の増加の度に連結信号線を増設する
ことは困難である。
【0013】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、車両の車種数が増加したとしても、連結信号線を
増設する必要性のない車両の分割・併合モニタ装置を提
供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の発明は、自編成車両側末
端号車と他編成車両側先頭号車との間で連結動作又は切
り離し動作を行う場合に、前記自編成車両側末端号車か
らの連結検知信号の入力の有無に基づき、連結動作又は
切り離し動作が正常に行われたか否かを判別する中央装
置を備えた車両の分割・併合モニタ装置において、前記
中央装置は、自編成車両側及び他編成車両側の各号車か
ら、予め設定されている号車別車種コード信号を、伝送
路を介して入力するコード信号入力回路と、前記連結検
知信号の入力の有無、及び前記号車別車種コード信号の
入力に基づいて、前記連結動作又は切り離し動作が正常
に行われたか否かを判別すると共に、前記他編成車両側
の車種を判別する動作・車種判別回路と、を有し、しか
も、前記連結検知信号及び前記号車別車種コード信号の
伝送が行われる各伝送路では、1つの伝送路を通る信号
は1つのみとなっている、ことを特徴とする。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の車
両の発明において、前記動作・車種判別回路が入力する
号車別車種コード信号は、特定号車に係る車種コード信
号である、ことを特徴とする。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記特定号車は、前記他編成車両側の先頭
号車又は末端号車のうち少なくともいずれか一方を含む
号車である、ことを特徴とする。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれかに記載の発明において、前記中央装置は、前記
動作・車種判別回路が判別した動作及び車種について、
モニタ表示器に表示を行わせる表示制御回路を、有する
ことを特徴とする。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項4記載の車
両の分割・併合モニタ装置において、前記表示制御回路
は、前記動作・車種判別回路が前記号車別車種コード信
号を入力しない場合は、前記連結検知信号の入力の有無
に基づき連結動作又は切り離し動作が正常に行われたか
否かを判別できたとしても、所定のデフォルト表示を前
記モニタ表示器に行わせる、ことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づき説明する。但し、図3において示した構成要素と同
様の構成要素については同一符号を付して重複した説明
を省略する。図1は、本発明の実施形態に係る車両の分
割・併合モニタ装置の要部の構成を示すブロック図であ
る。
【0020】この図において、1号車のモニタ中央装置
4は、コード信号入力回路8、動作・車種判別回路9、
及び表示制御回路10を有している。コード信号入力回
路8は、1号車〜N号車及びN+1号車〜N+M号車の
各モニタ端末器3から号車別車種コード信号を入力する
ようになっている。この号車別車種コード信号は、各号
車毎に割り当てられた固有の番号を示す信号であり、
「0」信号と「1」信号との組合せにより3ビット又は
4ビットの情報量を有するものである。この号車別車種
コード信号の設定は、各号車の各モニタ端末器3に設置
されているスイッチにより簡単に行うことができる。こ
のスイッチは例えば所定のディップスイッチで構成され
る。
【0021】N号車のモニタ端末器3と連結器1との間
は1本のみの連結検知信号線7により接続されており、
連結器1に他の車両の連結器2が連結されたことを知ら
せる連結検知信号が、このN号車のモニタ端末器3に送
られ、更にこのモニタ端末器3からモニタ中央装置4内
の動作・車種判別回路9へ送られるようになっている。
動作・車種判別回路9は、このN号車のモニタ端末器3
から連結検知信号をディジタル情報として入力し、ま
た、コード信号入力回路8が入力した各号車別車種コー
ド信号を入力するようになっている。
【0022】動作・車種判別回路9は、N号車のモニタ
端末器3からの連結検知信号とコード信号入力回路8か
らの号車別車種コード信号とに基づいて、他編成車両が
正規に連結されたこと及びその車種を判別し、その判別
結果を表示制御回路10に出力するようになっている。
表示制御回路10は、この判別結果をモニタ表示器5の
画面に表示させるようにするようになっている。
【0023】次に、図1の動作につき説明する。自編成
車両に他編成車両が連結された後、検査員は1号車の運
転台に乗り込み、モニタ中央装置4の電源をオンにす
る。これにより、モニタ中央装置4は、各号車の各モニ
タ端末器3との間でポーリング伝送を開始する。そし
て、コード信号入力回路8は、各号車からの号車別車種
コード信号を入力して、これを動作・車種判別回路9に
出力する。また、動作・車種判別回路9は、この号車別
車種コード信号をコード信号入力回路8から入力すると
共に、N号車のモニタ端末器3からディジタル情報とし
ての連結検知信号を入力する。
【0024】動作・車種判別回路9は、N号車のモニタ
端末器3からの連結検知信号だけでは、或る他編成車両
が連結されたということだけしか分からないが、コード
信号入力回路8からの号車別車種コード信号によって、
連結された相手側他編成車両の車種を特定することがで
きる。ここで、他編成車両の車種の特定は、N+1号車
〜N+M号車の全ての車種コード信号の入力に基づいて
行うこともでき、また、特定の号車(例えば、連結器2
が設置されているN+1号車)のみの1つの車種コード
信号に基づいて行うこともできる。しかし、全ての車種
コード信号の入力に基づく車種特定は、動作・車種判別
回路9が形成されているCPUの負荷を増大させ、処理
速度の低下を招く虞がある(コンピュータ技術の急速な
発展により最近のCPUを使用すれば、この程度の負荷
増大は何ら問題となることはないが、既存の車両の中に
は、この程度の負荷増大によっても処理速度に影響を及
ぼすようなかなり古いタイプのCPUを用いている場合
がある。)。一方、1つの車種コード信号のみに基づい
て車種の特定を行うこととすると、N+1号車回りの伝
送機器又は伝送路に何らかの障害が発生した場合に、車
種の特定が不可能となる。そこで、本実施形態では、運
転台及び連結器が設置されているN+1号車又はN+M
号車の2つの車種コード信号のうちの少なくともいずれ
か一方の信号によって車種を特定できるように構成され
ているものとする。
【0025】表示制御回路10は、上記のように、動作
・車種判別回路9が判別した相手側他編成車両との連結
動作が正規に行われたこと、及び相手側他編成車両の車
種についての内容をモニタ表示器5の画面に表示する。
検査員は、この表示画面を見ることにより、連結作業が
間違いなく完了していることを確認することができ、連
結作業が完了した車両を担当運転士に引き渡すことがで
きる。
【0026】図2は、検査員が確認するモニタ表示器5
の表示内容を、動作・車種判別回路9の動作状態に対応
させてテーブル形式で示した説明図である。この図に示
すように、動作・車種判別回路9がN号車のモニタ端末
器3から連結検知信号を入力した時点で、「 連結
中」という文字が表示される。続いて、モニタ中央装置
4と各号車のモニタ端末器3との間のポーリング伝送に
より、N+1号車又はN+M号車のうちのいずれかの車
種コード信号を動作・車種判別回路9が入力した時点
で、他編成車両がA系の場合であれば「A系 連結中」
という文字が表示され、また、他編成車両がB系の場合
であれば「B系 連結中」という文字が表示される。
【0027】しかし、動作・車種判別回路9が連結検知
信号を入力しただけで、N+1号車又はN+M号車のう
ちのいずれの車種コード信号も入力しない場合には、最
初の5秒間は「 連結中」という文字だけが表示さ
れ、その後に「A系 連結中」の文字の表示と共に、伝
送系統に異常があることを知らせるためのデフォルト表
示が行われる(この場合の「A系 連結中」の文字は、
もちろん実際の車種を表示しているわけではない。)。
【0028】このデフォルト表示が行われた場合、検査
員はモニタ表示器5の画面を他のチャンネルに切換え、
異常内容についての詳細な調査を行うようにする。但
し、デフォルト表示が行われている最中に、何らかの理
由により伝送異常が回復することがあるが、この場合に
は、デフォルト表示が消えて「A系 連結中」の文字だ
けが表示される。なお、連結検知信号を入力した後、最
初に且つ正規に特定された車種についての情報は、その
後に連結検知信号の入力がオフされるまでは保持される
ようになっている。
【0029】上述した図1の構成を有する本発明に係る
車両の分割・併合モニタ装置によれば、N号車のモニタ
端末器3と連結器1との間に接続される連結検知信号線
は1本のみであり、この連結検知信号線を通る信号は1
つの連結検知信号のみである。更に、コード信号入力回
路8が各号車のモニタ端末器3から号車別車種コード信
号を入力する場合、コード信号入力回路8と各号車のモ
ニタ端末器3との間のそれぞれの伝送路を通る信号は1
つの号車別車種コード信号のみである。したがって、多
重伝送のような複雑な技術を用いる必要はない。そし
て、車両の車種数が増加したとしても、これに応じて新
たな車両の各号車について号車別車種コード信号を順次
登録していけばよく、従来のように、連結検知信号線を
増設することは一切不要となる。また、予めデフォルト
表示を定義しておくことにより、何らかの原因で伝送系
統に異常が発生したとしても、連結動作が確実に行われ
ていることについての表示だけは可能となっており、さ
らに、伝送系統の異常からの回復によりデフォルト表示
から正常な表示への復帰が可能になっている。
【0030】なお、上記の説明では、車両の連結動作を
例にとり説明したが、切り離し動作の場合もほぼ同様の
動作となる。すなわち、図1において、切り離し動作を
行う場合は、それまでN号車のモニタ端末器3から動作
・車種判別回路9に対して出力されていた連結検知信号
がオフすることが「切り離し検知信号」として機能する
ことになる。その他の動作は、上記と同様であるため、
その説明については省略する。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、車両の
車種数が増加したとしても、連結信号線を増設する必要
性がなく、また、連結検知信号及び号車別車種コード信
号の伝送が行われる各伝送路では、1つの伝送路を通る
信号は1つのみとしているので、多重伝送のような複雑
な技術を用いる必要のない車両の分割・併合モニタ装置
を実現することができる。したがって、連結検知信号線
の配線作業等のために車両を稼働停止させ、ダイヤ運行
上に支障をきたすことを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る車両の分割・併合モニ
タ装置の要部の構成を示すブロック図。
【図2】検査員が確認するモニタ表示器の表示内容を、
動作・車種判別回路の動作状態に対応させてテーブル形
式で示した説明図。
【図3】従来の車両の分割・併合モニタ装置の構成を示
すブロック図。
【符号の説明】
1,2 連結器 3 モニタ端末器 4 モニタ中央装置 5 モニタ表示器 6 伝送線 7,7a,7b 連結検知信号線 8 コード信号入力回路 9 動作・車種判別回路 10 表示制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−72718(JP,A) 潤賀 健一、他5名,列車内制御用引 通線の伝送特性とこれに適した伝送シス テムの開発,電気学会論文誌,日本,社 団法人電気学会,1992年11月20日,第 112巻,第11号,p.1087−1096 西村 致知、他2名,次世代車両情報 システム,東芝レビュー,日本,株式会 社東芝,1991年11月1日,第46巻,第11 号,P.853−856 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60L 3/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自編成車両側末端号車と他編成車両側先頭
    号車との間で連結動作又は切り離し動作を行う場合に、
    前記自編成車両側末端号車からの連結検知信号の入力の
    有無に基づき、連結動作又は切り離し動作が正常に行わ
    れたか否かを判別する中央装置を備えた車両の分割・併
    合モニタ装置において、 前記中央装置は、 自編成車両側及び他編成車両側の各号車から、予め設定
    されている号車別車種コード信号を、伝送路を介して入
    力するコード信号入力回路と、 前記連結検知信号の入力の有無、及び前記号車別車種コ
    ード信号の入力に基づいて、前記連結動作又は切り離し
    動作が正常に行われたか否かを判別すると共に、前記他
    編成車両側の車種を判別する動作・車種判別回路と、を有し、 しかも、前記連結検知信号及び前記号車別車種コード信
    号の伝送が行われる各伝送路では、1つの伝送路を通る
    信号は1つのみとなっている、 ことを特徴とする 車両の分割・併合モニタ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の車両の分割・併合モニタ装
    置において、 前記動作・車種判別回路が入力する号車別車種コード信
    号は、特定号車に係る車種コード信号である、 ことを特徴とする車両の分割・併合モニタ装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の車両の分割・併合モニタ装
    置において、 前記特定号車は、前記他編成車両側の先頭号車又は末端
    号車のうち少なくともいずれか一方を含む号車である、 ことを特徴とする車両の分割・併合モニタ装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の車両の
    分割・併合モニタ装置において、 前記中央装置は、 前記動作・車種判別回路が判別した動作及び車種につい
    て、モニタ表示器に表示を行わせる表示制御回路を、 有することを特徴とする車両の分割・併合モニタ装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の車両の分割・併合モニタ装
    置において、 前記表示制御回路は、前記動作・車種判別回路が前記号
    車別車種コード信号を入力しない場合は、前記連結検知
    信号の入力の有無に基づき連結動作又は切り離し動作が
    正常に行われたか否かを判別できたとしても、所定のデ
    フォルト表示を前記モニタ表示器に行わせる、 ことを特徴とする車両の分割・併合モニタ装置。
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潤賀 健一、他5名,列車内制御用引通線の伝送特性とこれに適した伝送システムの開発,電気学会論文誌,日本,社団法人電気学会,1992年11月20日,第112巻,第11号,p.1087−1096
西村 致知、他2名,次世代車両情報システム,東芝レビュー,日本,株式会社東芝,1991年11月1日,第46巻,第11号,P.853−856

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