JP3064188B2 - 列車モニタリング装置 - Google Patents
列車モニタリング装置Info
- Publication number
- JP3064188B2 JP3064188B2 JP19527194A JP19527194A JP3064188B2 JP 3064188 B2 JP3064188 B2 JP 3064188B2 JP 19527194 A JP19527194 A JP 19527194A JP 19527194 A JP19527194 A JP 19527194A JP 3064188 B2 JP3064188 B2 JP 3064188B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crew
- display
- card
- operation switch
- writer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Description
改良に関する。
リング装置は、車両異常の検知およびその内容を運転室
や車掌室に表示し、車両異常に対する迅速な対応を行な
うことが主目的であった。この機能は列車運転室や車掌
室に配置された操作スイッチを操作して、乗務員用表示
装置の表示内容を切り換え、異常内容を確認するもので
ある。通常、運転室、車掌室にはそれぞれ運転席、車掌
席が配置されているので、以下これらを乗務員席と総称
する。
Cカードに記録した時刻表データ、時刻データ等を読み
込み、その時刻表データを表示する機能等のナビゲーシ
ョン機能が組み込まれるようになった。これらの機能を
実現するため列車モニタリング装置は一般的に各運転台
に乗務員用表示装置、操作スイッチ、およびICカード
リーダライタを1組配置している。
に伴なってその重要性は増し、その故障は列車の運行自
体に大きな影響をおよぼすようになってきた。このた
め、列車モニタリング装置の信頼性の向上が要求される
ようになり、最近では従来1つの運転室に1台配置して
いた乗務員用表示装置等を2台にする方策もなされるよ
うになった。
グ装置では、1つの運転台に配置された1組の乗務員用
表示装置と操作スイッチとICカードリーダライタのう
ち、そのいずれが故障しても列車モニタリング装置の機
能に支障を生じるという問題があった。
接触したときに動作するタッチパネルなどを使用するの
で、故障の危険性がある。またICを用いるカードリー
ダライタも電気的、機械的ショックを受けたときに動作
不能となる危険性がある。その他の装置を利用しても故
障の可能性を絶無とすることは不可能に近い。このた
め、それらを1つの運転台に2組配置する方策がなされ
ているが、列車モニタリング装置の価格を高価なものに
するという問題があった。
用表示装置と操作スイッチからなる列車モニタリング装
置を配置した場合、1つの操作スイッチが故障してもそ
の乗務員室の乗務員用表示装置の表示を切り換え可能と
し、モニタリング装置の機能を維持することができる信
頼性の高い安価な装置提供することである。
された1つのICカードリーダライタが故障してもその
乗務員席の乗務員用表示装置にICカードのデータを表
示可能とし、列車モニタリング装置の機能を維持するこ
とにより、安価で信頼性の高い装置を提供することであ
る。
に、本発明によれば1組の乗務員用表示装置と操作スイ
ッチの操作により他の乗務員用表示装置の表示を切り替
える手段が設けられている。また、1組の乗務員用表示
装置と操作スイッチの操作により他方のICカードリー
ダライタからデータを読み込む手段が設けられている。
ても他方の乗務員用表示装置と操作スイッチの操作によ
り、操作スイッチの故障した運転席の乗務員用表示装置
の表示を切り替えることができる。また、上記1つのI
Cカードリーダライタが故障しても乗務員用表示装置と
操作スイッチの操作により他のICカードリーダライタ
からデータを読み込み、そのデータをICカードリーダ
ライタが故障した側の乗務員用表示装置に表示すること
ができる。
ング装置のブロックダイアグラムを利用して詳細に説明
する。図1、および図2は本発明の1実施例を示す概略
図、および詳細図で、乗務員用表示装置1a、1bは、
それぞれモニタ中央装置2a、2b、操作スイッチ3
a、3bの動作指令に応じて列車時刻データ、乗車率、
機器の動作状態、故障など乗務員が必要とするデータを
表示する。
の指が接触したときに動作するタッチパネル式のキーボ
ードを用いる。モニタ中央装置2a,2bにはICカー
ドリーダライタ4a、4bが接続され、必要な情報を与
えることができる。たとえば、乗車時に各車掌に時刻表
が記録されたICカードを与えておき、必要なときIC
カードリーダライタ4a、4bに挿入することにより乗
務員用表示装置1a、1bに表示させることが可能とな
る。
6によって接続され、車掌室に配置されたモニタ端末装
置5a、5b、5c、5dが伝送路6を介して接続され
る。上記した乗務員用表示装置1a、モニタ中央装置2
a、操作スイッチ3a、ICカードリーダ4aは、一方
の運転席、たとえば前部運転席aに配置され、乗務員用
表示装置1b、モニタ中央装置2b、操作スイッチ3
b、ICカードリーダ4bは他方の運転席、たとえば後
部運転席bに配置される。
装置2a、2bからの信号により各種の列車に関するデ
ータの表示、たとえば、列車時刻データ、乗車率、機器
の動作状態、故障など乗務員が必要とするデータを表示
する。
ーダライタ4a、4bから読み込んだICカードのデー
タおよび伝送路6を介してモニタ端末装置5a、5b、
5c、5dから収集した機器データを処理し、操作スイ
ッチ3a、3bからの操作に応じて各種の画面表示信号
を乗務員用表示装置1a、1bへ出力、表示する。この
表示画面には、機器状態の表示画面や時刻表情報などの
表示画面がある。ICカードリーダライタ4a、4bは
乗務員が持っているICカードに記録されたデータを読
み込む。
示制御部11a、11b、遠隔表示切換指令送信部12
a、12b、遠隔表示切換指令受信部13a、13b、
遠隔ICカード読み込み指令送信部22a、22b遠隔
ICカード読み込み指令受信部23a、23b、記録デ
ータ送信部24a、24b、データ受信部25a、25
b、データ記録部26a、26b、ICカード読み込み
部27a、27bからなっている。
3a、3bまたは遠隔表示切換指令受信部13a、13
bからの操作信号によって表示画面の切換制御を行う。
遠隔表示切換指令送信部12a、12bは、表示制御部
11a、11bにより遠隔表示切換画面が表示されてい
る時に、操作スイッチ3a、3bにより遠隔表示画面の
切換操作がなされると、遠隔表示切換指令を伝送路6に
送信する。遠隔表示切換指令受信部13a、13bは他
のモニタ中央装置のからこの遠隔表示切換指令を受信す
ると、その信号を表示制御部11a、11bへ出力す
る。
従来例では運転士が運転台aに乗車しているときに、操
作スイッチ3aが故障すると運転士は乗務員用表示装置
1aの画面を切り換えられなくなり、運転に支障を生じ
ていた。これに対し本実施例ではこの時、運転士は操作
スイッチ3aが故障した旨と表示したい画面を車内電話
により運転台bの車掌に連絡する。
り操作を行い、乗務員用表示装置1bの表示をそれまで
表示していた画面から遠隔表示切換画面に切り換える。
そしてさらにこの遠隔表示切換画面で運転士の要求した
画面を選択する。これにより、遠隔表示切換指令送信部
12bは運転士の要求した画面への遠隔表示切換指令を
伝送路6に送信する。
隔表示切換指令を受信するとその信号を表示制御部11
aへ出力する。表示制御部11aはこの遠隔表示切換指
令が示した画面への切換制御を行う。こうして、運転士
は、操作スイッチ3aを使用することなく乗務員用表示
装置1aの画面を希望する画面に切換ることができる。
中央装置2aにおいて説明すると、表示制御部11aは
操作スイッチ3aからの操作信号によって画面の切換制
御を行うと共に各表示画面における操作によって各部へ
の起動指令を出力する。つまり、ICカード読み込み画
面においてICカードの読み込み操作を行うと、ICカ
ード読み込み部27aに起動指令を出力する。
て、遠隔ICカードの読み込み操作を行うと遠隔ICカ
ード読み込み指令送信部22aに起動指令を出力する。
遠隔ICカード読み込み指令送信部22aは、表示制御
部11aからの起動指令により遠隔ICカード読み込み
指令を伝送路6に送信する。遠隔ICカード読み込み指
令受信部23aは、この遠隔ICカード読み込み指令を
受信するとICカード読み込み部27aおよび記録デー
タ送信部24aに起動指令を出力する。
部11aまたは遠隔ICカード読み込み指令受信部23
aからの起動指令によりICカード内のデータを読み込
み、データ記録部26aに記録する。記録データ送信部
24aは、遠隔ICカード読み込み指令受信部23aか
らの起動指令によりICカードデータ記録部26aの記
録データを伝送路6に送信する。データ受信部25a
は、受信したデータをデータ記録部26aに記録する。
たが、モニタ中央装置2bにおいても同様である。
従来例では運転士が運転台aに乗車しているときに、I
Cカードリーダライタ4aが故障すると運転士はICカ
ードに記録された時刻表情報を読み込み、乗務員用表示
装置1aの画面に表示することができず運転に支障を生
じていた。
カードリーダライタ4aが故障した旨を車内電話により
運転台bの車掌に連絡する。これにより、車掌は車掌の
持っているICカードを運転台bのICカードリーダラ
イタ4bに挿入する。この後、運転士は操作スイッチ3
aを操作し、乗務員用表示装置1aの表示をそれまで表
示していた画面から遠隔ICカード読み込み画面に切り
換える。
ICカードの読み込みを行うと、遠隔ICカード読み込
み指令送信部22aは、遠隔ICカード読み込み指令を
伝送路6に送信する。遠隔ICカード読み込み指令受信
部23bは、この遠隔ICカード読み込み信号を受信す
るとその信号をICカード読み込み部27bへ出力す
る。ICカード読み込み部27bは、この信号によりI
Cカード内のデータをデータ記録部26bに記録する。
み込み指令受信部23bからの指令を受け取ると読み込
み、ICカードデータ記録部26bの記録データを伝送
路6に送信する。データ受信部25aは、このデータを
受信するとこのデータを読み込みICカードデータ記録
部26aへ出力する。こうして、ICカードのデータが
ICカードデータ記録部26a記録された後は、運転台
aのICカードリーダライタ4aからデータを読み込ん
だのと同様に以降の操作を行えばよい。こうして、運転
士は、ICカードリーダライタ4aを使用することな
く、乗務員用表示装置1aの画面にICカードのデータ
による時刻表を表示することができる。
台における各装置の故障を想定して説明したが、編成の
中間車両の車掌室に配置された乗務員用表示装置、操作
スイッチおよびICカードリーダライタについても同様
である。また、1つの運転台に乗務員用表示装置等が多
重系で配置されたシステムにおいては、1つの運転台の
それら装置同士についても同様である。
内はブロック図で説明したが、この通りに各ブロックに
対応したハードウエアを構成せず、CPU、ROM、R
AMのハードウエア上にソフトウエアで構成しても良
い。
故障しても他の操作スイッチによりバックアップができ
るので、列車モニタリング装置の機能を維持でき装置と
しての信頼性を向上させることができる。
障しても他のICカードリーダライタによりバックアッ
プができるので、列車モニタリング装置の機能を維持で
き、装置としての信頼性を向上させることができる。さ
らにこれらは1つの運転台に2組の装置を設置すること
を必要としないので、安価に構成することができる。
ブロックダイアグラムである。
アグラムである。
央装置、3a,3b…操作スイッチ、4a,4b…IC
カードリーダライタ、5a,5b,5c,5d…モニタ
端末装置、6…データ伝送路、11a,11b…表示制
御部、12a,12b…遠隔表示切換指令送信部、13
a,13b…遠隔表示切換指令受信部、22a,22b
…遠隔ICカード読み込み指令送信部、23a,23b
…遠隔ICカード読み込み指令受信部、24a,24b
…記録データ送信部、25a,25b…データ受信部、
26a,26b…データ記録部、27a,27b…IC
カード読み込み部。
Claims (4)
- 【請求項1】 乗務員に必要な情報を提供する表示装置
と、必要な情報を表示させるために前記表示装置に信号
を供給するモニタ中央装置と、前記モニタ中央装置に接
続され指令信号を前記モニタ中央装置に与え、前記表示
装置の表示画面を切り換える操作スイッチとからなる少
なくとも2組の乗務員装置を列車内の乗務員席に配置し
た列車モニタリング装置において、前記複数の乗務員装
置のうちの一つの乗務員装置内の操作スイッチが故障し
たとき、他の乗務員装置の操作スイッチの操作信号を前
記操作スイッチの故障した乗務員装置に伝送する装置を
備え、前記他の乗務員装置の操作スイッチによって前記
操作スイッチの故障した乗務員装置内モニタ中央装置を
制御し、画面表示することを特徴とする列車モニタリン
グ装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載した列車モニタリング装
置において、前記複数の乗務員装置は、運転室および車
掌室にそれぞれ配置されていることを特徴とする列車モ
ニタリング装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載した列車モニタリング装
置において、前記乗務員装置は、それぞれそのモニタ中
央装置に対し、記録された情報を提供するICカードリ
ーダライタを備えたことを特徴とする列車モニタリング
装置。 - 【請求項4】 乗務員に必要な情報を提供する表示装置
と、必要な情報を表示させるために前記表示装置に信号
を供給するモニタ中央装置と、前記モニタ中央装置に接
続され指令信号を前記モニタ中央装置に与え、前記表示
装置の表示画面を切り換える操作スイッチと、前記モニ
タ中央装置に接続され、記録された情報を供給するIC
カードリーダライタとからなる少なくとも2組の乗務員
装置を列車内の乗務員席に配置した列車モニタリング装
置において、前記乗務員装置のうち一つの乗務員装置内
のICカードリーダライタが故障したとき他の乗務員装
置のICカードリーダライタからの情報を前記のICカ
ードリーダライタが故障した乗務員装置に伝送する装置
を備えることを特徴とする列車モニタリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19527194A JP3064188B2 (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 列車モニタリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19527194A JP3064188B2 (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 列車モニタリング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0865802A JPH0865802A (ja) | 1996-03-08 |
JP3064188B2 true JP3064188B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=16338387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19527194A Expired - Fee Related JP3064188B2 (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 列車モニタリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3064188B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101242151B1 (ko) * | 2011-03-09 | 2013-03-11 | 현대로템 주식회사 | 철도차량 정보 표시장치와 그 표시방법 및 그 장치를 포함하는 철도차량 |
-
1994
- 1994-08-19 JP JP19527194A patent/JP3064188B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0865802A (ja) | 1996-03-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5404465A (en) | Method and apparatus for monitoring and switching over to a back-up bus in a redundant trainline monitor system | |
US5289176A (en) | Multi-master resolution of a serial bus | |
JP3064188B2 (ja) | 列車モニタリング装置 | |
JP3310195B2 (ja) | 車両の分割・併合モニタ装置 | |
EP0631549A1 (en) | Method for collecting real-time data pertaining to operation of subsystems in a multi-car train | |
JP3201502B2 (ja) | 列車運行管理システム | |
JPH11180303A (ja) | 鉄道車両用モニタリング装置 | |
JPH0519362B2 (ja) | ||
JPH049653Y2 (ja) | ||
JPH11180304A (ja) | 鉄道車両用モニタリング装置 | |
JP3156087B2 (ja) | 列車制御装置および列車伝送制御方法 | |
JPH0433672B2 (ja) | ||
KR0137390B1 (ko) | 차량 자동검수 정보 관리시스템 | |
JP2001191925A (ja) | 踏切制御装置 | |
JP3378928B2 (ja) | 入換標識装置 | |
JPH0261201B2 (ja) | ||
JPS58205033A (ja) | 分離形空気調和機の自己診断方式 | |
JPH0559641B2 (ja) | ||
KR200148680Y1 (ko) | 철도시스템 | |
JPH0541881A (ja) | エレベータ監視制御装置 | |
JPH10167599A (ja) | エレベータの監視装置 | |
JPS606820B2 (ja) | 対列車指令伝達装置 | |
JPH0327706A (ja) | 車両モニタリング装置 | |
JPH03292600A (ja) | 車両運行支援システム | |
JP2750165B2 (ja) | 2重化中継回線における正常中継回線の選択方法及び装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080512 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090512 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110512 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110512 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120512 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |