JP2001191925A - 踏切制御装置 - Google Patents

踏切制御装置

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JP2001191925A
JP2001191925A JP2000000827A JP2000000827A JP2001191925A JP 2001191925 A JP2001191925 A JP 2001191925A JP 2000000827 A JP2000000827 A JP 2000000827A JP 2000000827 A JP2000000827 A JP 2000000827A JP 2001191925 A JP2001191925 A JP 2001191925A
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JP
Japan
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level crossing
crossing
railroad
level
train position
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Pending
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JP2000000827A
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English (en)
Inventor
Toshio Kato
敏男 加藤
Masahiko Saito
匡彦 斉藤
Tetsuo Fukuda
哲夫 福田
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1台の電子踏切制御機で複数の踏切を制御で
きるようにする。 【解決手段】 入力された列車位置情報に基づいて踏切
警報機等の踏切機器を駆動制御するための所定の演算処
理を行い、その演算結果によりその踏切機器を駆動制御
する電子踏切制御機からなる踏切制御装置であって、前
記入力される列車位置情報は、隣接する複数の踏切に係
るものであり、前記所定の演算処理は、各踏切毎の列車
位置情報に基づいてそれぞれ行われ、前記踏切機器の駆
動制御は、各踏切毎に行われた所定の演算処理の結果に
基づいてそれぞれ行われるものであることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は踏切制御装置に係
り、特に、1台の電子踏切制御機を用いて複数の踏切を
駆動制御できるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子踏切制御機を用いた踏切制御
装置は、一つの踏切に対して1台の電子踏切制御機を用
いてその踏切に設置されている踏切警報機、踏切遮断
機、あるいは方向指示器等の踏切機器を駆動制御するよ
うに構成されている。
【0003】すなわち、従来の電子踏切制御機は、入力
された列車位置信号及び記憶されている踏切機器駆動用
の所定のプログラムを用いてMPUで演算処理を行い、
その演算結果により駆動回路(ドライバ)を介して踏切
機器を駆動制御するように構成されている。
【0004】上記構成の電子踏切制御機を用いた踏切制
御装置は、機器構成が簡素化されること、あるいは、定
時間制御を容易に行うことができるなどの特長がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電子踏切制御機を用いた踏切制御装置は、一つの踏
切に対して1台の電子踏切制御機で制御するようにして
いるので、設備コストがかさむ欠点があった。
【0006】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、電子踏切制御
機の特長を活かして一つの電子踏切制御機で複数の踏切
を制御できるようにした踏切制御装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る踏切制御装
置は、上記目的を達成するために、入力された列車位置
情報に基づいて踏切警報機等の踏切機器を駆動制御する
ための所定の演算処理を行い、その演算結果によりその
踏切機器を駆動制御する電子踏切制御機からなる踏切制
御装置であって、前記入力される列車位置情報は、隣接
する複数の踏切に係るものであり、前記所定の演算処理
は、各踏切毎の列車位置情報に基づいてそれぞれ行わ
れ、前記踏切機器の駆動制御は、各踏切毎に行われた所
定の演算処理の結果に基づいてそれぞれ行われるもので
ある、ことを特徴としている。また、前記各踏切にそれ
ぞれ設けられている踏切機器に表示画面を設け、その表
示画面に係る踏切機器が不調のときに、その表示画面に
他の踏切の利用案内等の所定の内容の表示を行う表示手
段を設けたことを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る踏切
制御装置の概略構成図であって、上り及び下りの複線に
適用された例が示されている。また、ここでは、隣接し
て複数(図示の例では3個)の踏切、すなわち、A踏
切、B踏切、及びC踏切が設けられている。
【0009】各踏切(A,B,C)には、踏切警報機、
踏切遮断機からなる周知の踏切機器aがそれぞれ設けら
れている。また、各踏切機器aには、プラズマディスプ
レイ等からなる周知の表示画面a′が設けられていて、
踏切を通行する利用者に対して所定の案内ができるよう
に構成されている。
【0010】電子踏切制御機1は、複数の踏切(A,
B,C)のうちの一つの踏切(図示の例ではA踏切)近
くに設けられていて、所定の演算処理を行うためのMP
U10を中心に構成されている。
【0011】MPU10には、システムプログラム及び
図1の下部に示されるような各踏切(A,B,C)用の
制御プログラムデータの記憶されているメモリ11と、
車軸検知子等からなる図示しない列車位置検知装置から
の列車位置情報及び各踏切(A,B,C)にそれぞれ設
けられている踏切機器aの異常状態を監視する信号(図
示の例では踏切状態検知信号)を入力するための入力イ
ンターフェース(I/F)11と、各踏切(A,B,
C)にそれぞれ設けられている踏切機器aの駆動リレー
13A,13B,13Cに出力信号を出力する出力I/
F14とが接続されている。
【0012】上述の列車位置情報は、隣接する踏切、例
えばA踏切とB踏切が極く接近しているようなときは、
一つの列車位置検知装置から列車進入情報を得ることも
できる。したがって、本発明の入力される列車位置情報
には、このように、一つの列車位置検知装置から列車位
置情報を入力する場合も含まれる。
【0013】上述の駆動リレー13A,13B,13C
のうち、踏切B,Cに対応する駆動リレー13B,13
Cは、電子踏切制御機1から離れて設けられているが、
これは、図面を理解しやすいようにするためであって、
実際は、電子踏切制御機1内に設けられ、その接点信号
のみが踏切B,Cにケーブルを介して送信されるように
構成されている。
【0014】図1中、15Aは、A踏切に設けられてい
る踏切機器aを駆動するための駆動回路(ドライバ)で
あって、駆動リレー13中の下りリレーR1 又は上りリ
レーR2 が落下(OFF)したときの接点を介して踏切
機器aが駆動されるように構成されている。これと同様
のドライバ15B,15cは、B踏切及びC踏切にそれ
ぞれ設けられた制御ボックス16,16内にも設けられ
ている。
【0015】次に、図2のフローチャートを用いて制御
動作について説明する。今、図示しない下り列車が各踏
切(A,B,C)を通過しようとしているものとする。
【0016】A踏切に列車が所定距離接近したことが図
示しない列車位置検知装置で検知されると、その検知信
号(列車位置情報)が入力I/F12を介してMPU1
0に入力される。MPU10では、その入力された列車
位置情報及びメモリ11に記憶されている所定のデータ
を用いてA踏切の踏切機器aを駆動させるための所定の
演算処理が開始される(ステップ100肯定、ステップ
102。以下、ステップを「S」とする。)。
【0017】演算処理の結果、踏切機器aを駆動させる
時期が到来したとき、出力I/F14を介して駆動リレ
ー13Aの下りリレーR1 がOFFとなり、その下りリ
レーR1 の接点を介して踏切機器aの駆動が開始される
(S104肯定、S106)。駆動の開始された踏切機
器aは、MPU10が入力I/F12を介して列車がA
踏切を通過したことを示す列車位置情報が入力されるま
で継続される(S108肯定、S110)。
【0018】MPU10には、入力I/F12を介して
踏切機器aの状態を監視した踏切状態検知信号も入力さ
れているので、MPU10は、踏切機器aが異常(故
障)状態を示す信号を入力したとき(S100肯定、S
110肯定)、出力I/F14を介して駆動リレー13
Aの下りリレーR1 及び上りリレーR2 をOFFとす
る。したがって、A踏切の踏切機器aは、下り及び上り
の列車の接近に関係なく駆動状態に置かれる(S11
2)。そして、この場合は、表示画面a′に他のB踏切
又はC踏切を利用するようにとの案内が行われる(S1
14。図1のB踏切の表示画面a′参照)。また、この
異常状態は、MPU10に接続されている図示しない通
信制御部を介して管理センタ等の所定の場所へ報知する
異常処理が行われる(S116)。
【0019】上述の制御動作は、B踏切及びC踏切の踏
切機器aに対しても同様に行われる。また、上り線を列
車が通過する場合も同様に行われる。
【0020】なお、上述の例では、踏切数を3個とした
が、2個又は4個以上としてもよいことはもちろんであ
る。また、線路を複線としたが、単線であってもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る踏切制御装置は、入力され
た列車位置情報に基づいて踏切警報機等の踏切機器を駆
動制御するための所定の演算処理を行い、その演算結果
によりその踏切機器を駆動制御する電子踏切制御機から
なる踏切制御装置であって、前記入力される列車位置情
報は、隣接する複数の踏切に係るものであり、前記所定
の演算処理は、各踏切毎の列車位置情報に基づいてそれ
ぞれ行われ、前記踏切機器の駆動制御は、各踏切毎に行
われた所定の演算処理の結果に基づいてそれぞれ行われ
るものであるから、1台の電子踏切制御機で複数の踏切
を制御することができる。また、各踏切にそれぞれ設け
られている踏切機器に表示画面を設け、その表示画面に
係る踏切機器が不調のときに、その表示画面に他の踏切
の利用案内等の所定の内容の表示を行う表示手段を設け
たときは、案内性に優れたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る踏切制御装置の概
略構成図である。
【図2】制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
a踏切機器 a′ 表示画面 1 電子踏切制御機 10 MPU 11 メモリ 12 入力I/F 13A,13B,13C 駆動リレー 14 出力I/F 15A,15B,15C 出力回路(ドライバ) 16 制御ボックス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 哲夫 埼玉県浦和市上木崎1丁目13番8号 日本 信号株式会社与野事業所内 Fターム(参考) 5H161 AA01 MM02 MM14 PP12 PP16

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された列車位置情報に基づいて踏切
    警報機等の踏切機器を駆動制御するための所定の演算処
    理を行い、その演算結果によりその踏切機器を駆動制御
    する電子踏切制御機からなる踏切制御装置であって、 前記入力される列車位置情報は、隣接する複数の踏切に
    係るものであり、前記所定の演算処理は、各踏切毎の列
    車位置情報に基づいてそれぞれ行われ、前記踏切機器の
    駆動制御は、各踏切毎に行われた所定の演算処理の結果
    に基づいてそれぞれ行われるものである、ことを特徴と
    する踏切制御装置。
  2. 【請求項2】 前記各踏切にそれぞれ設けられている踏
    切機器に表示画面を設け、その表示画面に係る踏切機器
    が不調のときに、その表示画面に他の踏切の利用案内等
    の所定の内容の表示を行う表示手段を設けたことを特徴
    とする請求項1に記載の踏切制御装置。
JP2000000827A 2000-01-06 2000-01-06 踏切制御装置 Pending JP2001191925A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011121455A (ja) * 2009-12-10 2011-06-23 Kyosan Electric Mfg Co Ltd 踏切保安装置
JP2011195117A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 East Japan Railway Co 無線式踏切警報システム
JP2018167634A (ja) * 2017-03-29 2018-11-01 三菱電機エンジニアリング株式会社 踏切システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011121455A (ja) * 2009-12-10 2011-06-23 Kyosan Electric Mfg Co Ltd 踏切保安装置
JP2011195117A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 East Japan Railway Co 無線式踏切警報システム
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