JP2001236594A - 無線交通制御システム - Google Patents

無線交通制御システム

Info

Publication number
JP2001236594A
JP2001236594A JP2000042958A JP2000042958A JP2001236594A JP 2001236594 A JP2001236594 A JP 2001236594A JP 2000042958 A JP2000042958 A JP 2000042958A JP 2000042958 A JP2000042958 A JP 2000042958A JP 2001236594 A JP2001236594 A JP 2001236594A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emergency
signal
control
vehicle
electric field
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000042958A
Other languages
English (en)
Inventor
Emi Okino
恵美 沖野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP2000042958A priority Critical patent/JP2001236594A/ja
Publication of JP2001236594A publication Critical patent/JP2001236594A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の緊急車両は、一般車両のドライバーが
緊急車両の接近に気付くのが遅れ、特に交差点付近で走
行妨害や事故が発生しやすいという問題点があり、交通
信号、踏切等の設備を制御して、緊急車両が、安全且つ
迅速に走行できる無線交通制御システムを提供する。 【解決手段】 緊急車両に搭載された車両搭載装置1
が、緊急時に特定の指示が入力されると自己の識別番号
を含む緊急走行データを無線送信し、信号機に接続され
た信号制御装置2が、緊急走行データを受信して、受信
データ中の識別番号が正規の番号であり、受信電界強度
が予め設定された基準値以上になれば信号機の制御を緊
急時制御に移行して、信号が「黄色」であれば「赤」
に、「青」であれば「黄色」を経て「赤の点滅」に移行
し、受信電界強度が基準値未満に低下した場合に信号機
の制御を通常制御に戻す無線交通制御システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、救急車やパトカー
等の緊急車両通行時の無線交通制御システムに係り、特
に緊急車両が安全且つ迅速に走行できる無線交通制御シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】救急車等の緊急車両は、通常、回転赤色
灯、サイレン及び拡声器を備えており、緊急走行の場合
には、これらを動作させて周囲の車両や通行人に緊急で
あること及びその進行を報知しながら高速で走行してい
る。
【0003】尚、緊急車両の走行に関する従来技術とし
ては、平成9年2月14日公開の特開平9−44790
号「交差点における緊急車両の表示方法及び緊急車両通
行表示装置」(出願人:国際電気株式会社、発明者:伊
藤将史他)がある。この従来技術は、交差点に接近する
度に、緊急車両から当該交差点における緊急車両の通過
に関する情報を、当該交差点に予め付与された管理番号
と共に無線送信し、交差点近傍にて送信信号を受信し、
当該交差点の管理番号が含まれていると判断された場合
に、この受信信号から当該交差点における緊急車両の通
過に関する情報を抽出し、該交差点に合流する全ての道
路において、緊急車両の通過に関する情報を表示するも
のであり、緊急車両の接近及びその進行方向を確実に知
ることができるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
緊急車両では、一般車両のドライバーが緊急車両の接近
に気付くのが遅れ、走行を妨害したり事故が発生してし
まうことがあり、特に交差点付近においては走行妨害や
事故が発生しやすいという問題点があった。
【0005】また、交差点周辺で、聴覚障害者や子ども
等が緊急車両の進行に気付かずに事故に遭う危険性があ
るという問題点があった。
【0006】更に、従来は、緊急車両通行時に踏切の遮
断機が降りてしまっていて通行できず、現場への到着が
遅れてしまうことがあるという問題点があった。
【0007】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、緊急車両通行時に、交通信号、踏切等の設備を制御
して、緊急車両が、安全且つ迅速に走行できる無線交通
制御システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、緊急車両に搭載され、特定の指
示が入力された場合に、緊急走行中であることを示す緊
急走行データを無線送信する送信手段と、接続する交通
信号機の制御を行い、緊急走行データを含む無線信号を
受信して、受信信号の電界強度を測定し、電界強度が予
め設定された基準値以上になれば交通信号機の制御を交
差点への一般車両の進入を規制する緊急時制御に移行
し、電界強度が基準値未満になった場合に交通信号機の
制御を通常制御に移行する信号制御手段とを備えたこと
を特徴とする無線交通制御システムとしており、一般車
両の交差点への進入を制限して、緊急車両に対する進路
妨害や事故が発生するのを防ぐことができ、緊急車両が
安全且つ迅速に走行することができる。
【0009】また、本発明は、緊急車両に搭載され、特
定の指示と目的地とが入力された場合に、現在地から前
記目的地までの走行経路を決定し、当該走行経路上の踏
切の識別番号を含み、緊急走行中であることを示す緊急
走行データを無線送信する送信手段と、踏切の遮断機を
制御し、緊急走行データを含む無線信号を受信して、自
己の識別番号が当該緊急走行データに含まれている場合
に、受信した信号の電界強度が予め設定されている基準
値以上であるかどうかを判断し、電界強度が基準値以上
であれば、電界強度に基づいて緊急走行データの送信元
である緊急車両の予想到着時刻を算出し、予想到着時刻
に踏切における列車通過が予定されていれば、列車運行
を遅らせるよう列車信号を制御し、近隣の駅に通報する
踏切制御装置とを備えた無線交通制御システムとしてお
り、緊急車両の踏切横断時に遮断機が閉まらないように
して、緊急車両が踏切待ちで時間を浪費するのを防ぎ、
目的地までの所要時間を短縮することができる。
【0010】また、本発明は、送信手段が、緊急の程度
を示す緊急度のデータを含む緊急走行データを無線送信
し、踏切制御装置が、受信した緊急走行データに緊急度
のデータが含まれる場合、当該緊急度に応じた態様で列
車信号の制御及び近隣の駅への通報を行う無線交通制御
システムとしており、無駄に列車の運行を遅らせるのを
防ぎ、緊急度に応じた制御を行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。尚、以下で説明する機能実現
手段は、当該機能を実現できる手段であれば、どのよう
な回路又は装置であっても構わず、また機能の一部又は
全部をソフトウェアで実現することも可能である。更
に、機能実現手段を複数の回路によって実現してもよ
く、複数の機能実現手段を単一の回路で実現してもよ
い。
【0012】まず、本発明の上位概念について説明す
る。本発明に係る無線交通制御システムは、緊急車両に
搭載された送信手段が、緊急走行時に緊急走行中である
ことを示す特定のデータを無線送信し、交差点の信号機
や踏切に設置された制御手段が、特定のデータを受信し
て、該特定のデータに基づいて信号機や踏切を制御する
ものであり、緊急車両が安全且つ迅速に走行できるもの
である。
【0013】次に、本発明の中位概念について機能構成
手段を用いて説明する。本発明に係る無線交通制御シス
テムは、緊急車両に搭載され、緊急走行中であることを
示す緊急走行データを送信する送信手段と、交通信号機
に接続され、緊急車両からの緊急走行データを含む信号
を受信して、受信信号の電界強度を測定し、電界強度が
一定値以上になった場合に接続されている交通信号の緊
急時制御を開始し、電界強度が一定値未満に低下した場
合に交通信号の制御を通常制御に移行する信号制御手段
とを備えたものであり、緊急車両が交差点を安全且つ迅
速に走行できるものである。
【0014】次に、本発明の第1の実施の形態に係る無
線交通制御システム(第1のシステム)について説明す
る。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る無線交通
制御システムを概念的に説明する模式説明図である。図
1に示すように、第1のシステムは、緊急車両に搭載さ
れ、緊急走行時に緊急走行中であることを示す緊急走行
データを無線送信する車両搭載装置1と、交通信号機に
接続して設置され、緊急走行データを受信して、それに
従って交通信号機の制御を行う信号制御装置2とから構
成されている。尚、請求項にて記載した送信手段は車両
搭載装置1に相当し、信号制御手段は信号制御装置2に
相当している。
【0015】第1のシステムの各構成部分について具体
的に説明する。まず、第1のシステムの車両搭載装置1
について図2を用いて説明する。図2は、第1のシステ
ムの車両搭載装置1の構成を示す構成ブロック図であ
る。図2に示すように、第1のシステムの車両搭載装置
1は、自己の識別番号等を記憶する記憶部11と、緊急
走行データの送信指示を入力する入力部12と、入力部
12からの指示を受けて緊急走行データを作成する制御
部13と、緊急走行データを送信信号のフォーマットに
変換する送信データ処理部14と、変換された緊急走行
データを変調して無線信号として出力する無線部15と
から構成されている。
【0016】上記構成部分の内、入力部12は、緊急車
両の乗務員により操作されるスイッチ等であり、緊急走
行開始時に押下されると、緊急走行データを送信する指
示を制御部13に出力するものである。尚、緊急時の操
作を簡便にするために、入力部12は、緊急車両の赤色
回転等を動作させたり、サイレンを鳴音させる指示を入
力するスイッチと共通としてもよい。
【0017】制御部13は、緊急走行中であることを示
す緊急走行データを作成するものであり、入力部12か
ら緊急走行データの送信指示が入力されると、記憶部1
1から識別番号を読み取って、緊急を示すデータに付加
して緊急走行データを作成し、送信データ処理部14に
出力するものである。
【0018】次に、第1のシステムの信号制御装置2に
ついて図3を用いて説明する。図3は、第1のシステム
の信号制御装置2の構成ブロック図である。図3に示す
ように、信号制御装置2は、無線信号を受信する無線部
21と、受信した信号の電界強度を測定する電界強度測
定部22と、受信信号からデータを取り出す受信データ
処理部23と、データを記憶する記憶部24と、信号制
御装置2に接続されている信号機を制御する制御部25
とから構成されている。
【0019】上記構成部分の内、電界強度測定部22
は、無線部21にて受信した受信信号の電界強度を測定
し、測定値を制御部25に出力するものである。
【0020】また、記憶部24は、信号機の制御プログ
ラムの他、正規の緊急車両の識別番号のデータや、後述
する緊急時制御に移行する際の基準となる電界強度の基
準値を記憶しているものである。
【0021】制御部25は、信号制御装置2が接続して
いる信号機の制御を行うものであり、受信データ処理部
23から緊急走行データが入力された場合に、緊急時制
御を行うものである。第1のシステムでは、制御部25
は、入力された緊急走行データに含まれる識別番号が正
規のものであり、また、電界強度測定部22から定期的
に取得している測定値が予め保持している基準値以上で
ある場合に、緊急車両が近くにいるとして緊急時制御を
開始するものである。
【0022】緊急時制御における信号機の制御について
具体的に説明すると、信号制御装置の制御部25は、緊
急時制御に移行した際に信号が「赤」の場合にはそのま
まにしておき、「黄色」の場合には「赤」に移行し、
「青」の場合には「黄色」を経て一時停止を示す「赤の
点滅」に移行するものである。歩行者用の信号であれば
「赤の点滅」の代わりに「赤」に移行するようにしても
よい。
【0023】そして、制御部25は、電界強度の測定値
が基準値未満になった場合に、緊急車両が遠ざかったと
判断して信号機の制御を通常制御に移行するものであ
る。
【0024】これにより、第1のシステムでは、緊急車
両が交差点に接近すると、信号機を赤又は赤の点滅に移
行させて、一般車両が交差点に入らないよう停止させた
り、又は交差点に入る前に一時停止させることができ、
交差点付近で緊急車両の走行妨害や事故が発生するのを
未然に防ぐことができるものである。
【0025】次に、第1のシステムの動作について説明
する。緊急走行開始時に、緊急車両の乗務員が、当該緊
急車両に搭載されている車両搭載装置1の入力部12か
ら緊急走行データの送信指示を入力すると、制御部13
が、緊急を示すデータと記憶部11に記憶されている自
己の識別番号とを含む緊急走行データを作成して送信デ
ータ処理部14に出力し、送信データ処理部14が送信
フォーマットに変換し、無線部15から無線出力する。
緊急走行データの無線送信と共に、赤色回転灯の点灯や
サイレンの鳴音も行う。
【0026】そして、信号機に接続されている信号制御
装置2の無線部21が、無線信号を受信して復調し、受
信データ処理部23が受信信号から緊急走行データを取
り出して制御部25に出力する。また、それと並行し
て、電界強度測定部22が受信信号の電界強度を測定し
て、制御部25に出力する。
【0027】ここで、第1のシステムの信号制御装置2
の制御部25の処理について図4を用いて説明する。図
4は、第1のシステムの信号制御装置2の制御部25の
処理を示すフローチャート図である。図4に示すよう
に、信号制御装置2の制御部25は、緊急走行データが
入力されたか否かを判断し(100)、入力された場合
には当該緊急走行データに含まれる識別番号が記憶部2
4に記憶されている正規の緊急車両の識別番号に一致す
るかどうかを判断し(102)、正規の番号でなければ
処理100に戻る。
【0028】そして、処理102において緊急走行デー
タに含まれる識別番号が正規の番号であれば、制御部2
5は、電界強度測定部22から入力される測定値が記憶
部24に予め記憶されている基準値以上であるかどうか
を判断し(104)、基準値未満であれば処理100に
戻る。
【0029】処理104において、電界強度測定部22
から入力された測定値が基準値以上であれば、制御部2
5は、信号機の制御を緊急時制御に移行する(20
0)。このようにして信号制御装置2の制御部25にお
ける処理が行われるものである。
【0030】次に、図4の処理200に示した緊急時制
御について、図5を用いて具体的に説明する。図5は、
図4の処理200に示した緊急時制御のフローチャート
図である。図5に示すように、緊急時制御に移行する
と、制御部25は、現時点の信号の状態を判断し(20
2)、「赤」であればそのままとし、「黄色」であれば
「赤」にし(204)、「青」であれば一旦「黄色」に
してから「赤の点滅」にする(206)。
【0031】そして、制御部25は、定期的に入力され
ている電界強度の測定値を取得し、測定値が基準値未満
であるかどうかを判断し(210)、基準値未満であれ
ば緊急車両が通過して遠ざかったと認識して信号機の制
御を緊急時制御から通常制御に移行する(212)。こ
のようにして緊急時制御が行われるものである。
【0032】本発明の第1の実施の形態に係る無線交通
制御システム(第1のシステム)によれば、緊急車両に
搭載された車両搭載装置1が、緊急時に特定の指示が入
力されると自己の識別番号を含む緊急走行データを無線
送信し、信号機に接続された信号制御装置2が、緊急走
行データを受信して、受信データ中の識別番号が正規の
番号であり、受信電界強度が予め設定された基準値以上
であれば信号機の制御を緊急時制御に移行して、信号が
「黄色」であれば「赤」に、「青」であれば「黄色」を
経て「赤の点滅」に移行し、受信電界強度が基準値未満
に低下した場合に信号機の制御を通常制御に戻すように
しているので、緊急車両が一定範囲以内に接近した場合
に信号機を緊急車両の走行に対応して制御し、一般車両
の交差点内への進入を規制して、一般車による緊急車両
に対する走行妨害や事故を未然に防ぎ、緊急車両が交差
点を迅速且つ安全に走行することができる効果がある。
【0033】また、緊急時制御において歩行者用信号を
全て「赤」に移行するようにしてもよく、このようにす
れば歩行者の交差点への進入を禁止して、歩行者と緊急
車両による事故の発生を防ぐことができ、歩行者の安全
を確保すると共に、緊急車両は歩行者に気を取られるこ
となく走行でき、迅速且つ安全に走行することができる
効果がある。
【0034】次に、本発明の第2の実施の形態に係る無
線交通システムについて説明する。本発明の第2の実施
の形態に係る無線交通システム(第2のシステム)は、
緊急車両が踏切を通過する場合に、踏切をできるだけ遮
断しなくてすむよう、列車の運行制御を行うものであ
る。
【0035】まず、第2のシステムの概略について図6
を用いて説明する。図6は、本発明の第2の実施の形態
に係る無線交通システムを概念的に説明する模式説明図
である。図6に示すように、本発明の第2の実施の形態
に係る無線交通システムは、緊急車両に搭載され、緊急
走行時に緊急走行データを無線送信する車両搭載装置
1′と、踏切の遮断機5の開閉を制御する踏切制御装置
3と、踏切制御装置3によって制御される信号機4と、
第1のシステムと同様の信号制御装置2(図示せず)と
から構成されている。尚、信号制御装置2を用いた交通
信号機の制御は第1のシステムと同様であるためここで
は説明を省略して、第2のシステムの特徴部分である踏
切の制御について説明する。
【0036】各構成部分について具体的に説明する。ま
ず、第2のシステムの車両搭載装置1′について図7を
用いて説明する。図7は、第2のシステムの車両搭載装
置1′の構成を示す構成ブロック図である。図7に示す
ように、第2のシステムの車両搭載装置1′は、第1の
システムの車両搭載装置1と基本的な構成はほぼ同様で
あり、第1のシステムと同様の部分として記憶部11
と、入力部12と、送信データ処理部14と、無線部1
5とを備えており、第2のシステムの特徴部分として、
踏切検出部16を備えている。また、制御部13′にお
ける処理が第1のシステムの車両搭載装置1とは一部異
なっている。
【0037】踏切検出部16は、既存のカーナビゲーシ
ョンシステム等で構成され、地図データベースを備えて
おり、目的地が入力されると現在地から目的地までの走
行経路を決定して地図上に表示し、それと共に衛星から
の電波を受信して自己の位置を検出して表示するもので
ある。
【0038】更に、踏切検出部16は、第2のシステム
の特徴として、地図データベースに加えて各踏切に対応
した踏切識別番号(踏切番号)を記憶しており、目的地
までの走行経路が決定した場合に、当該走行経路上にあ
る踏切の踏切番号を読み取って制御部13′に出力する
ものである。
【0039】尚、踏切検出部16にタッチパネル等の入
力手段を設けて、入力部12と一体に形成しても構わな
い。
【0040】そして、制御部13′は、第1のシステム
における車両搭載装置1の制御部13と同様に緊急走行
データを作成するものであるが、第2のシステムの特徴
として、制御部13′は、緊急走行データとして、緊急
を示すデータと、自己の識別番号と、通過予定の踏切の
踏切番号とを含むデータを作成するものである。
【0041】そして、踏切制御装置3では、自己の踏切
識別番号を含む緊急走行データを受信した場合に、遮断
機を閉めずにすむように信号等を制御して列車の運行を
調整するものである。
【0042】次に、第2のシステムの特徴部分である踏
切制御装置3について図8を用いて説明する。図8は、
第2のシステムの踏切制御装置3の構成ブロック図であ
る。図8に示すように、第2のシステムの踏切制御装置
3は、無線信号の送受信を行う無線部31と、第1のシ
ステムと同様に受信信号の電界強度を測定する電界強度
測定部32と、自己の踏切番号を記憶する不揮発性メモ
リ34と、受信信号からデータを取り出す受信データ処
理部33と、受信信号に基づいて遮断機や列車信号の制
御を行う制御部35と、列車の運行予定表等のデータを
記憶する記憶部36と、送信データをパケットに合わせ
て変換する送信データ処理部37とから構成されてい
る。
【0043】各構成部分について具体的に説明する。受
信データ処理部33は、受信信号のパケットを解体して
緊急走行データを取り出すものであり、受信した緊急走
行データに含まれる踏切番号が不揮発性メモリ34に記
憶されている自己の踏切番号と一致するかどうかを判断
して、一致する場合には取り出した緊急走行データを制
御部35に出力するものである。
【0044】記憶部36は、第1のシステムの信号制御
装置2の記憶部24と同様に、正規の緊急車両の識別番
号を記憶しており(図示せず)、それに加えて当該踏切
を通過する列車の運行予定表や、受信電界強度と緊急車
両までの距離と到着までの時間とを対応付けるテーブル
(電界強度テーブル)等を記憶しているものである。
【0045】ここで、電界強度テーブルについて図9を
用いて説明する。図9は、電界強度テーブルの模式説明
図である。図9に示すように、電界強度テーブルは、電
界強度測定部32から入力される受信電界強度(電界強
度)と、距離(直線距離)と、到着までに要する予想時
間とを対応付けて記憶しているものである。これは、電
界強度と、緊急車両の平均的な緊急時走行速度とに基づ
いて算出したものであり、電界強度から到着時刻を予想
する際の基準として用いられるものである。
【0046】また、制御部35は、緊急走行データが入
力されると、それに基づいて駅への通報や列車信号4や
遮断機5の制御を行うものであるが、特に、第2のシス
テムの制御部35は、受信した緊急走行データの電界強
度から緊急車両の通過時刻を予想して、当該予想通過時
刻に列車の通過が予定されていると、該通過予定の列車
の運行を遅らせるよう駅に通報したり、列車信号を制御
して、遮断機をなるべく閉めずにすむように調整するも
のである。
【0047】具体的には、制御部35は、電界強度測定
部32からの受信電界強度が入力されると、記憶部36
に記憶されている電界強度テーブルを参照して、入力さ
れた受信電界強度に対応する「到着までの時間」を読み
取る。そして、現在時刻に読み取った「到着までの時
間」を加算して、予想到着時刻を割り出す。
【0048】更に、制御部35は、記憶部36の列車運
行予定表を参照して、予想到着時刻付近に列車の通過予
定があるかどうかを判断し、ある場合には列車の運行を
遅らせるように駅に通報したり、列車信号を制御して徐
行や停止等に移行するものである。
【0049】これにより、第2のシステムでは、緊急車
両が通過する踏切の踏切制御装置が、緊急車両の通過予
想時刻に列車が踏切を通過しないように、手前の駅にて
列車を停止させたり、信号を徐行にして列車の運行を遅
らせることができ、遮断機が降りないようにして緊急車
両が踏切を迅速に通過できるものである。
【0050】次に、第2のシステムの動作について説明
する。第2のシステムでは、緊急車両が緊急走行を開始
する際に、乗務員が、車両搭載装置1の踏切検出部16
に目的地を入力し、入力部12から緊急走行データの送
信指示を入力すると、踏切検出部16が現在地から目的
地までの走行ルートを決定して表示し、走行ルート上に
踏切があれば、該踏切の踏切番号を制御部13′に出力
する。
【0051】制御部13′は、緊急を報知するデータ
と、自己の識別番号と、通過予定の踏切番号とを含む緊
急走行データを作成して、送信データ処理部14に出力
し、送信データ処理部14を介して、無線部15から緊
急走行データを含む無線信号を送信する。
【0052】そして、この無線信号を交差点の信号機に
接続されている信号制御装置2や、踏切に設置されてい
る踏切制御装置3が受信する。信号制御装置2が受信し
た場合の動作は第1のシステムと同様であるためここで
は説明を省略する。
【0053】踏切制御装置3の無線部31が無線信号を
受信して復調し、受信データ処理部33が受信信号から
緊急走行データを取り出して、受信した緊急走行データ
中の踏切番号が自己の踏切番号と一致した場合に、緊急
走行データを制御部35に出力する。また、それと並行
して、電界強度測定部22が受信信号の電界強度を測定
して制御部25に出力する。
【0054】ここで、第2のシステムの踏切制御装置3
の制御部35の処理について図10を用いて説明する。
図10は、第2のシステムの踏切制御装置3の制御部3
5の処理を示すフローチャート図である。図10に示す
ように、踏切制御装置3の制御部35は、受信データ処
理部33から緊急走行デーが入力されると(300)、
電界強度測定部32からの電界強度を読み取って、予め
記憶部36に記憶されている基準値以上かどうかを判断
する(302)。
【0055】電界強度が基準値以上であれば、制御部3
5は、記憶部36に記憶されている電界強度テーブルか
ら、当該電界強度に対応する「到着までの時間」を読み
取り(304)、制御部35の内部で管理している現在
時刻に到着までの時間を加算して予想到着時刻を算出す
る(306)。
【0056】そして、制御部35は、記憶部36の列車
運行予定表を参照して当該予想到着時刻に列車の通過予
定があるか否かを判断し(308)、列車通過の予定が
なければ通常制御に移行して(330)処理を終わる。
【0057】処理308にて、列車通過の予定があれ
ば、制御部35は、列車信号機4を黄色又は赤にし(3
10)、更に近くの駅に踏切番号と緊急車両の通過があ
ることを示すデータを送信して、列車の踏切通過を遅ら
せるよう通報する(312)。通報を受けた駅では、停
車時間を延長したり、信号機を制御して列車の踏切通過
を遅らせるよう列車の運行を調整する。これにより、緊
急車両は遮断機に遮られることなく迅速に踏切を横断で
き、目的地に迅速に到着できるものである。
【0058】尚、ここでは近くの駅にて列車の運行制御
を行うとしているが、複数の路線の列車が通過する大き
い踏切の場合には、踏切制御装置3から列車運行管理シ
ステム等に当該踏切の予想通過時刻を通報して、列車集
中監視システムが複数の列車の運行を制御することも考
えられる。
【0059】そして、制御部35は、列車の接近がない
ことを確認して(314)、列車が接近していれば遮断
機を閉め(322)、通常制御に移行して(330)処
理を終わる。これは、緊急車両の接近時であっても、列
車が踏切に接近していれば安全確保を優先して遮断機を
閉めるものである。
【0060】処理314にて列車が接近していなけれ
ば、制御部35は、電界強度測定部32からの電界強度
が基準値未満に低下したかどうかを判断し(316)、
電界強度がまだ基準値以上であれば処理316に戻る。
【0061】処理314において、電界強度が基準値未
満に低下した場合には、制御部35は、緊急車両が踏切
を通過して遠ざかったと判断して、列車信号機を青にし
(318)、駅に緊急車両の通過を報知し(320)、
通常制御に移行して(330)、処理を終わる。このよ
うにして、踏切制御装置3の制御部35の処理が行われ
るものでる。
【0062】また、第2のシステムでは、緊急車両の踏
切通過時刻を遅らせるよう列車の運行を制御するため、
列車のダイヤに多少の乱れを生じることになる。そのた
め、緊急車両から送信される緊急走行データの中に、緊
急の程度を示すデータ(緊急度のデータ)を含むように
して、緊急度の高い場合には緊急車両を優先し、緊急度
が低い場合には列車を優先する、といった方法も考えら
れる。
【0063】この場合、踏切制御装置3内に緊急度に対
応した制御プログラムを用意しておき、受信した緊急度
に応じたプログラムを起動して制御を行うものとする。
【0064】本発明の第2の実施の形態に係る無線交通
制御システムによれば、緊急車両に搭載された車両搭載
装置1′の踏切検出部16が、緊急走行データの送信指
示と目的地とが入力された場合に現在地から目的地まで
の走行経路を決定し、該走行経路上にある踏切の識別番
号(踏切番号)を制御部13′に出力し、制御部13′
が自己の識別番号と踏切番号とを含む緊急走行データを
無線送信し、踏切に設置された踏切制御装置3が、自己
の踏切番号が含まれる緊急走行データを受信して、制御
部35が、受信電界強度から緊急車両の予想到着時刻を
求め、当該予想到着時刻に列車の通過予定がある場合に
は、列車信号を黄色又は赤にしたり、また、駅に通報し
て停車を延長させるようにしているので、列車の運行を
遅くして列車が踏切を通過する時刻をずらして、緊急車
両が踏切を横断する際に遮断機が閉まらないようにする
ことができ、踏切での待ち時間を無くし、目的地までの
所要時間を短縮することができる効果がある。
【0065】また、本発明の第2の実施の形態に係る無
線交通制御システムによれば、緊急車両が無線送信する
緊急走行データの中に、緊急の程度を示すデータを含む
ようにすれば、踏切制御装置3が緊急度に応じた制御を
行うことができ、無駄に列車を遅らせるのを防ぐことが
できる効果がある。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、緊急車両に搭載され、
特定の指示が入力された場合に、緊急走行中であること
を示す緊急走行データを無線送信する送信手段と、接続
する交通信号機の制御を行い、緊急走行データを含む無
線信号を受信して、受信信号の電界強度を測定し、電界
強度が予め設定された基準値以上になれば交通信号機の
制御を交差点への一般車両の進入を規制する緊急時制御
に移行し、電界強度が基準値未満になった場合に交通信
号機の制御を通常制御に移行する信号制御手段とを備え
た無線交通制御システムとしているので、一般車両の交
差点への進入を制限して、緊急車両に対する進路妨害や
事故が発生するのを防ぐことができ、緊急車両が安全且
つ迅速に走行することができる効果がある。
【0067】また、本発明によれば、緊急車両に搭載さ
れ、特定の指示と目的地とが入力された場合に、現在地
から前記目的地までの走行経路を決定し、当該走行経路
上の踏切の識別番号を含み、緊急走行中であることを示
す緊急走行データを無線送信する送信手段と、踏切の遮
断機を制御し、緊急走行データを含む無線信号を受信し
て、自己の識別番号が当該緊急走行データに含まれてい
る場合に、受信した信号の電界強度が予め設定されてい
る基準値以上であるかどうかを判断し、電界強度が基準
値以上であれば、電界強度に基づいて緊急走行データの
送信元である緊急車両の予想到着時刻を算出し、予想到
着時刻に踏切における列車通過が予定されていれば、列
車運行を遅らせるよう列車信号を制御し、近隣の駅に通
報する踏切制御装置とを備えた無線交通制御システムと
しているので、緊急車両の踏切横断時に遮断機が閉まら
ないようにして、緊急車両が踏切待ちで時間を浪費する
のを防ぎ、目的地までの所要時間を短縮することができ
る効果がある。
【0068】また、本発明によれば、送信手段が、緊急
の程度を示す緊急度のデータを含む緊急走行データを無
線送信し、踏切制御装置が、受信した緊急走行データに
緊急度のデータが含まれる場合、当該緊急度に応じた態
様で列車信号の制御及び近隣の駅への通報を行う無線交
通制御システムとしているので、無駄に列車の運行を遅
らせるのを防ぎ、緊急度に応じた制御を行うことができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る無線交通制御
システムを概念的に説明する模式説明図である。
【図2】第1のシステムの車両搭載装置1の構成を示す
構成ブロック図である。
【図3】第1のシステムの信号制御装置2の構成ブロッ
ク図である。
【図4】第1のシステムの信号制御装置2の制御部25
の処理を示すフローチャート図である。
【図5】図4の処理200に示した緊急時制御のフロー
チャート図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る無線交通シス
テムを概念的に説明する模式説明図である。
【図7】第2のシステムの車両搭載装置1′の構成を示
す構成ブロック図である。
【図8】第2のシステムの踏切制御装置3の構成ブロッ
ク図である。
【図9】電界強度テーブルの模式説明図である。
【図10】第2のシステムの踏切制御装置3の制御部3
5の処理を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1…車両搭載装置、 2…信号制御装置、 3…踏切制
御装置、 4…列車信号、 5…遮断機、 11…記憶
部、 12…入力部、 13…制御部、 14…送信デ
ータ処理部、 15…無線部、 16…踏切検出部、
21…無線部、22…電界強度測定部、 23…受信デ
ータ処理部、 24…記憶部、 25…制御部、 31
…無線部、 32…電界強度測定部、 33…受信デー
タ処理部、 34…不揮発性メモリ、 35…制御部、
36…記憶部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 緊急車両に搭載され、特定の指示が入力
    された場合に、緊急走行中であることを示す緊急走行デ
    ータを無線送信する送信手段と、 接続する交通信号機の制御を行い、前記緊急走行データ
    を含む無線信号を受信して、前記受信信号の電界強度を
    測定し、前記電界強度が予め設定された基準値以上にな
    れば前記交通信号機の制御を交差点への一般車両の進入
    を規制する緊急時制御に移行し、前記電界強度が前記基
    準値未満になった場合に前記交通信号機の制御を通常制
    御に移行する信号制御手段と、 を備えたことを特徴とする無線交通制御システム。
  2. 【請求項2】 信号制御手段が、緊急時制御に移行する
    場合に、信号が「赤」であればそのまま保持し、「黄
    色」であれば「赤」に移行し、「青」であれば「黄色」
    を経て「赤」に移行する信号制御手段であることを特徴
    とする請求項1記載の無線交通制御システム。
  3. 【請求項3】 緊急車両に搭載され、特定の指示と目的
    地とが入力された場合に、現在地から前記目的地までの
    走行経路を決定し、前記走行経路上の踏切の識別番号を
    含み、緊急走行中であることを示す緊急走行データを無
    線送信する送信手段と、 踏切の遮断機を制御し、前記緊急走行データを含む無線
    信号を受信して、自己の識別番号が前記緊急走行データ
    に含まれている場合に、前記受信した信号の電界強度が
    予め設定されている基準値以上であるかどうかを判断
    し、前記電界強度が前記基準値以上であれば、前記電界
    強度に基づいて前記緊急走行データの送信元である緊急
    車両の予想到着時刻を算出し、前記予想到着時刻に前記
    踏切における列車通過が予定されていれば、列車運行を
    遅らせるよう列車信号を制御し、近隣の駅に通報する踏
    切制御装置とを備えたことを特徴とする無線交通制御シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 送信手段が、緊急の程度を示す緊急度の
    データを含む緊急走行データを無線送信する送信手段で
    あり、 踏切制御装置が、受信した緊急走行データに前記緊急度
    のデータが含まれる場合、前記緊急度に応じた態様で列
    車信号の制御及び近隣の駅への通報を行う踏切制御装置
    であることを特徴とする請求項3記載の無線交通制御シ
    ステム。
JP2000042958A 2000-02-21 2000-02-21 無線交通制御システム Pending JP2001236594A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000042958A JP2001236594A (ja) 2000-02-21 2000-02-21 無線交通制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000042958A JP2001236594A (ja) 2000-02-21 2000-02-21 無線交通制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001236594A true JP2001236594A (ja) 2001-08-31

Family

ID=18565952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000042958A Pending JP2001236594A (ja) 2000-02-21 2000-02-21 無線交通制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001236594A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005216267A (ja) * 2004-02-02 2005-08-11 Kureo:Kk 緊急車両接近通知システム
KR100671700B1 (ko) 2005-09-30 2007-01-19 엘지전자 주식회사 이동통신단말기의 교통신호 제어방법 및 이를 위한이동통신단말기와 교통신호를 제어하는 장치의 신호제어방법 및 이를 위한 교통신호 제어장치
JP2007141144A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Toyota Motor Corp 交差点管制システム及び装置
JP2007323364A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Fujitsu Fip Corp 交通制御システム、及び、交通制御サーバ、交通制御方法、並びに、交通制御プログラム、交通制御機器
JP2009280034A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Nec Corp 鉄道情報システム
WO2012071965A1 (zh) * 2010-12-02 2012-06-07 电信科学技术研究院 一种交通控制系统及方法
CN103218919A (zh) * 2012-09-15 2013-07-24 海宁伊满阁太阳能科技有限公司 利用数字无线广播管理交通信号灯的方法及设备
CN114299730A (zh) * 2021-12-22 2022-04-08 中铁四院集团新型轨道交通设计研究有限公司 一种智轨列车通行的控制方法、系统、设备及可读介质

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005216267A (ja) * 2004-02-02 2005-08-11 Kureo:Kk 緊急車両接近通知システム
KR100671700B1 (ko) 2005-09-30 2007-01-19 엘지전자 주식회사 이동통신단말기의 교통신호 제어방법 및 이를 위한이동통신단말기와 교통신호를 제어하는 장치의 신호제어방법 및 이를 위한 교통신호 제어장치
JP2007141144A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Toyota Motor Corp 交差点管制システム及び装置
JP2007323364A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Fujitsu Fip Corp 交通制御システム、及び、交通制御サーバ、交通制御方法、並びに、交通制御プログラム、交通制御機器
JP2009280034A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Nec Corp 鉄道情報システム
WO2012071965A1 (zh) * 2010-12-02 2012-06-07 电信科学技术研究院 一种交通控制系统及方法
EP2568459A1 (en) * 2010-12-02 2013-03-13 China Academy of Telecommunications Technology System and method for controlling traffic
EP2568459A4 (en) * 2010-12-02 2013-10-30 China Academy Of Telecomm Tech SYSTEM AND METHOD FOR CONTROLLING CIRCULATION
US9165462B2 (en) 2010-12-02 2015-10-20 China Academy Of Telecommunications Technology System and method for traffic control
CN103218919A (zh) * 2012-09-15 2013-07-24 海宁伊满阁太阳能科技有限公司 利用数字无线广播管理交通信号灯的方法及设备
CN103218919B (zh) * 2012-09-15 2015-06-24 海宁伊满阁太阳能科技有限公司 利用数字无线广播管理交通信号灯的方法及设备
CN114299730A (zh) * 2021-12-22 2022-04-08 中铁四院集团新型轨道交通设计研究有限公司 一种智轨列车通行的控制方法、系统、设备及可读介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104882019B (zh) 车辆的避让方法和避让系统
CA3031511C (en) Bus lane prioritization
US7864071B2 (en) Emergency vehicle traffic signal preemption system
KR100986279B1 (ko) 차량항법장치와 초고속인터넷통신망을 이용한 지능형 교통관리 제어 방법 및 그 시스템
WO2019163261A1 (ja) 交通信号制御装置、交通信号制御方法、及びコンピュータプログラム
JP2004171459A (ja) 車両走行支援装置および車両走行支援システム
US8924141B2 (en) Information providing apparatus
JP4849022B2 (ja) 交通システムおよび交通信号制御機
KR20010067134A (ko) 긴급차량 우선제어 기능을 갖는 차량 통행 지원장치
JP2011118463A (ja) 運転支援装置、運転支援方法及びそのプログラム
JP2014229255A (ja) 交通信号制御装置
JPWO2019163262A1 (ja) 交通信号制御装置、交通信号制御方法、及びコンピュータプログラム
JP4998071B2 (ja) 路車間通信システム、車載機、車両および交通信号制御機
JP2002056495A (ja) 緊急車両接近報知システム,車載側通信装置及び路側通信装置
JP4807308B2 (ja) 交通システム、車両および交通信号制御機
JP5045228B2 (ja) 路車間通信システム、車載機、車両および交通信号制御機
JP4983375B2 (ja) 交通システム、車載機、車両および交通信号制御機
JP2001236594A (ja) 無線交通制御システム
JP6860757B2 (ja) 交差点通過制御システム
KR101128978B1 (ko) 철도 건널목에서 사고방지를 위한 지능화 시스템 및 열차제동방법
JP2000259986A (ja) 緊急車両管制システム
JPH1125391A (ja) 交通信号警告システム
CN110556011A (zh) 具有预警系统的公交车装置
KR200238291Y1 (ko) 전동차 출입문 개폐시간 표시 장치
JP5316679B2 (ja) 路車間通信システムおよび車載機