JP3201502B2 - 列車運行管理システム - Google Patents
列車運行管理システムInfo
- Publication number
- JP3201502B2 JP3201502B2 JP02027494A JP2027494A JP3201502B2 JP 3201502 B2 JP3201502 B2 JP 3201502B2 JP 02027494 A JP02027494 A JP 02027494A JP 2027494 A JP2027494 A JP 2027494A JP 3201502 B2 JP3201502 B2 JP 3201502B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- train
- station
- central processing
- information
- processing unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の駅制御装置か
ら列車の運行状況のデータを収集して中央処理装置で統
括管理する分散形の列車運行管理システムに関するもの
である。
ら列車の運行状況のデータを収集して中央処理装置で統
括管理する分散形の列車運行管理システムに関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】図５は従来の列車運行管理システムを示
す構成図である。図５の列車無線システム部に関しては
特開平５−５６５０６号公報および三菱電機技報・Ｖｏ
ｌ．６４・Ｎｏ．２・１９９０の第１１（１１９）頁〜
第１７（１２５）頁に記載されている。また、継電連動
装置から軌道回路、信号機、転てつ機等の情報を取り込
んで、列車と一対一に対応した列車追跡情報により列車
運行を管理するシステム部は特開昭６０−１０７４５６
号公報に記載されている。
す構成図である。図５の列車無線システム部に関しては
特開平５−５６５０６号公報および三菱電機技報・Ｖｏ
ｌ．６４・Ｎｏ．２・１９９０の第１１（１１９）頁〜
第１７（１２５）頁に記載されている。また、継電連動
装置から軌道回路、信号機、転てつ機等の情報を取り込
んで、列車と一対一に対応した列車追跡情報により列車
運行を管理するシステム部は特開昭６０−１０７４５６
号公報に記載されている。
【０００３】図５において、１ａおよび１ｂは全駅の列
車の運行状況を収集して列車の監視および運行記録の作
成等の列車運行の統括管理を行う中央処理装置で、信頼
性向上のために二重化されて接続装置１ｃにより相互間
が結合されている。２ａおよび２ｂは操作盤で、中央処
理装置１ａおよび１ｂに対してダイヤの変更情報やダイ
ヤの表示指令等を入力する。３ａおよび３ｂはディスプ
レイ装置、４は運行表示盤で、列車の運行状況を表示す
る。５ａおよび５ｂは中央処理装置１ａおよび１ｂと伝
送路６との間に接続された中央通信装置で、運行情報等
の信号の授受を行う。
車の運行状況を収集して列車の監視および運行記録の作
成等の列車運行の統括管理を行う中央処理装置で、信頼
性向上のために二重化されて接続装置１ｃにより相互間
が結合されている。２ａおよび２ｂは操作盤で、中央処
理装置１ａおよび１ｂに対してダイヤの変更情報やダイ
ヤの表示指令等を入力する。３ａおよび３ｂはディスプ
レイ装置、４は運行表示盤で、列車の運行状況を表示す
る。５ａおよび５ｂは中央処理装置１ａおよび１ｂと伝
送路６との間に接続された中央通信装置で、運行情報等
の信号の授受を行う。
【０００４】７ａ、７ｂおよび７ｃは管轄する駅毎に設
けられて後述の軌道回路９、信号機１０および転てつ機
１１の設備情報を後述の継電連動装置８ａ〜８ｃから入
手する駅制御装置で、自身でダイヤ情報を保持し、自己
に割り当てられた例えば、駅１５ａ〜１５ｃの線路９の
中に列車１６ａが存在したときの追跡を行いながらダイ
ヤ情報に基づいた進路制御出力を、対応する後述の継電
連動装置８ａを介して後述の軌道回路９、信号機１０お
よび転てつ機１１に出力する。８ａ、８ｂおよび８ｃは
駅制御装置７ａ、７ｂおよび７ｃにそれぞれ接続された
継電連動装置で、軌道回路９、信号機１０および転てつ
機１１など駅の設備情報を収集する。１２ａ、１２ｂお
よび１２ｃは駅制御装置７ａ、７ｂおよび７ｃと伝送路
６を介して中央処理装置１ａおよび１ｂとの間に接続さ
れた駅通信装置で、運行情報や設備情報等の信号の授受
を行う。
けられて後述の軌道回路９、信号機１０および転てつ機
１１の設備情報を後述の継電連動装置８ａ〜８ｃから入
手する駅制御装置で、自身でダイヤ情報を保持し、自己
に割り当てられた例えば、駅１５ａ〜１５ｃの線路９の
中に列車１６ａが存在したときの追跡を行いながらダイ
ヤ情報に基づいた進路制御出力を、対応する後述の継電
連動装置８ａを介して後述の軌道回路９、信号機１０お
よび転てつ機１１に出力する。８ａ、８ｂおよび８ｃは
駅制御装置７ａ、７ｂおよび７ｃにそれぞれ接続された
継電連動装置で、軌道回路９、信号機１０および転てつ
機１１など駅の設備情報を収集する。１２ａ、１２ｂお
よび１２ｃは駅制御装置７ａ、７ｂおよび７ｃと伝送路
６を介して中央処理装置１ａおよび１ｂとの間に接続さ
れた駅通信装置で、運行情報や設備情報等の信号の授受
を行う。
【０００５】１３ａ、１３ｂおよび１３ｃは継電連動装
置８ａ、８ｂおよび８ｃに接続されたセンサーで、継電
連動装置８ａ、８ｂおよび８ｃから設備情報を取り込
む。１４ａ、１４ｂおよび１４ｃは伝送制御装置で、設
備情報を中央処理装置１ａおよび１ｂに伝送する。１５
ａ、１５ｂ、１５ｃ、１５ｄ、１５ｅ、１５ｆ、１５
ｇ、１５ｈおよび１５ｉは駅である。１６ａおよび１６
ｂは列車である。
置８ａ、８ｂおよび８ｃに接続されたセンサーで、継電
連動装置８ａ、８ｂおよび８ｃから設備情報を取り込
む。１４ａ、１４ｂおよび１４ｃは伝送制御装置で、設
備情報を中央処理装置１ａおよび１ｂに伝送する。１５
ａ、１５ｂ、１５ｃ、１５ｄ、１５ｅ、１５ｆ、１５
ｇ、１５ｈおよび１５ｉは駅である。１６ａおよび１６
ｂは列車である。
【０００６】１７ａ、１７ｂ、１７ｃ、１７ｄ、１７
ｅ、１７ｆ、１７ｇ、１７ｈおよび１７ｉは軌道回路９
に沿って設置された漏えい同軸ケーブルで、所定の間隔
で配置されている。１８ａ、１８ｂ、１８ｃ、１８ｄ、
１８ｅ、１８ｆ、１８ｇ、１８ｈおよび１８ｉは各漏え
い同軸ケーブル１７ａ〜１７ｉに接続された基地局で、
最小単位の無線ゾーンを構成している。なお、図示では
基地局１８ａ〜１８ｉは駅１５ａ〜１５ｉと１対１で対
応しているが、例えば一つの基地局１８ａが二つ以上の
駅１５ａおよび１５ｂと対応するように構成されること
もある。１９ａ、１９ｂおよび１９ｃは複数の基地局１
８ａ〜１８ｃ、１８ｄ〜１８ｆおよび１８ｇ〜１８ｉを
それぞれ統合する統制局で、後述の列車無線装置２２と
地上との通信の接続制御を行う。２０は各統制局１９
ａ、１９ｂおよび１９ｃと接続された中央局で、全線の
データを更新しながら最新情報として保持する。
ｅ、１７ｆ、１７ｇ、１７ｈおよび１７ｉは軌道回路９
に沿って設置された漏えい同軸ケーブルで、所定の間隔
で配置されている。１８ａ、１８ｂ、１８ｃ、１８ｄ、
１８ｅ、１８ｆ、１８ｇ、１８ｈおよび１８ｉは各漏え
い同軸ケーブル１７ａ〜１７ｉに接続された基地局で、
最小単位の無線ゾーンを構成している。なお、図示では
基地局１８ａ〜１８ｉは駅１５ａ〜１５ｉと１対１で対
応しているが、例えば一つの基地局１８ａが二つ以上の
駅１５ａおよび１５ｂと対応するように構成されること
もある。１９ａ、１９ｂおよび１９ｃは複数の基地局１
８ａ〜１８ｃ、１８ｄ〜１８ｆおよび１８ｇ〜１８ｉを
それぞれ統合する統制局で、後述の列車無線装置２２と
地上との通信の接続制御を行う。２０は各統制局１９
ａ、１９ｂおよび１９ｃと接続された中央局で、全線の
データを更新しながら最新情報として保持する。
【０００７】図６は列車１６ａおよび１６ｂに搭載され
た要部を示す構成図である。図６において、２１はモニ
タリング装置で、周期的に列車番号と列車位置とを出力
している。２２は列車無線装置で、アンテナ２３を介し
て地上の各漏えい同軸ケーブル１７ａ〜１７ｉに列車番
号と列車位置とを電波で送信する。漏えい同軸ケーブル
１７ａ〜１７ｉ、基地局１８ａ〜１８ｉ、統制局１９ａ
〜１９ｃ、中央局２０、モニタリング装置２１、列車無
線装置２２及びアンテナ２３で列車無線システムを構成
している。
た要部を示す構成図である。図６において、２１はモニ
タリング装置で、周期的に列車番号と列車位置とを出力
している。２２は列車無線装置で、アンテナ２３を介し
て地上の各漏えい同軸ケーブル１７ａ〜１７ｉに列車番
号と列車位置とを電波で送信する。漏えい同軸ケーブル
１７ａ〜１７ｉ、基地局１８ａ〜１８ｉ、統制局１９ａ
〜１９ｃ、中央局２０、モニタリング装置２１、列車無
線装置２２及びアンテナ２３で列車無線システムを構成
している。
【０００８】上記構成において、駅制御装置７ａ〜７ｃ
は列車１６ａおよび１６ｂの位置情報を継電連動装置８
ａ〜８ｃを介して取り込んで、列車１６ａおよび１６ｂ
に対応した列車の追跡情報を作成して、駅通信装置１２
ａ〜１２ｃ、伝送路６および中央通信装置５ａおよび５
ｂを経て中央処理装置１ａおよび１ｂに伝送する。中央
処理装置１ａおよび１ｂは受信した列車の追跡情報等に
より列車の運行状況を運行表示盤４に表示する。
は列車１６ａおよび１６ｂの位置情報を継電連動装置８
ａ〜８ｃを介して取り込んで、列車１６ａおよび１６ｂ
に対応した列車の追跡情報を作成して、駅通信装置１２
ａ〜１２ｃ、伝送路６および中央通信装置５ａおよび５
ｂを経て中央処理装置１ａおよび１ｂに伝送する。中央
処理装置１ａおよび１ｂは受信した列車の追跡情報等に
より列車の運行状況を運行表示盤４に表示する。
【０００９】例えば、駅制御装置７ａが故障して処理機
能が停止したとすると、継電連動装置８ａからの情報が
中央処理装置１ａ、１ｂに伝送されなくなる。そこで、
駅制御装置７ａの故障が検知されると、センサー１３ａ
および伝送制御装置１４ａを起動させて、駅制御装置７
ａに替わって継電連動装置８ａからの情報を中央処理装
置１ａおよび１ｂに伝送する。これによって、列車の運
行状況の監視を継続して行うことができる。
能が停止したとすると、継電連動装置８ａからの情報が
中央処理装置１ａ、１ｂに伝送されなくなる。そこで、
駅制御装置７ａの故障が検知されると、センサー１３ａ
および伝送制御装置１４ａを起動させて、駅制御装置７
ａに替わって継電連動装置８ａからの情報を中央処理装
置１ａおよび１ｂに伝送する。これによって、列車の運
行状況の監視を継続して行うことができる。
【００１０】一方、列車１６ａの列車無線装置２２から
基地局１８ｃを経て統制局１９ａに対して列車番号の登
録を行い在線を通知する。順次、基地局１８ｂおよび基
地局１８ａにより在線位置を認識して追跡する。このよ
うにして得られた列車の位置情報は、業務公衆系交換機
の地上から車上のスポット呼びに利用される。
基地局１８ｃを経て統制局１９ａに対して列車番号の登
録を行い在線を通知する。順次、基地局１８ｂおよび基
地局１８ａにより在線位置を認識して追跡する。このよ
うにして得られた列車の位置情報は、業務公衆系交換機
の地上から車上のスポット呼びに利用される。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】従来の列車運行管理シ
ステムは以上のように構成されているので、駅制御装置
の故障に備えてセンサおよび伝送制御装置を設ける必要
があるため、構成が複雑になるという問題点があった。
さらに、列車無線システムを構成する列車無線装置で列
車の在線状況を認識しているが、地上から車上のスポッ
ト呼びに利用しているので、列車の運行状況を統括管理
することには利用されていなかった。
ステムは以上のように構成されているので、駅制御装置
の故障に備えてセンサおよび伝送制御装置を設ける必要
があるため、構成が複雑になるという問題点があった。
さらに、列車無線システムを構成する列車無線装置で列
車の在線状況を認識しているが、地上から車上のスポッ
ト呼びに利用しているので、列車の運行状況を統括管理
することには利用されていなかった。
【００１２】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、システム構成を簡易化して信頼
性の向上を図ることができる列車運行管理システムを提
供することを目的とする。
ためになされたもので、システム構成を簡易化して信頼
性の向上を図ることができる列車運行管理システムを提
供することを目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】この発明に係る列車運行
管理システムは、駅制御装置が在線する列車の最新の運
行状況を継電連動装置から入手して信号機および転てつ
機を制御し、中央処理装置が列車の運行状況を伝送路を
介して複数の駅制御装置から収集して、列車の運行状況
を監視および記録して統括管理する列車運行管理システ
ムにおいて、軌道回路を複数の無線ゾーンに分割し、無
線ゾーンに対応した地上側の複数の基地局で列車からの
情報を順次受信して列車を追跡し、各基地局からの情報
を地上側の中央局で収集して列車の運行状況を監視し、
中央局と中央処理装置との間で伝送路を介して情報の授
受ができるように構成し、中央処理装置が駅制御装置の
故障を検出したとき、中央局が収集した列車の運行状況
のデータを中央処理装置が取り込むようにしたものであ
る。
管理システムは、駅制御装置が在線する列車の最新の運
行状況を継電連動装置から入手して信号機および転てつ
機を制御し、中央処理装置が列車の運行状況を伝送路を
介して複数の駅制御装置から収集して、列車の運行状況
を監視および記録して統括管理する列車運行管理システ
ムにおいて、軌道回路を複数の無線ゾーンに分割し、無
線ゾーンに対応した地上側の複数の基地局で列車からの
情報を順次受信して列車を追跡し、各基地局からの情報
を地上側の中央局で収集して列車の運行状況を監視し、
中央局と中央処理装置との間で伝送路を介して情報の授
受ができるように構成し、中央処理装置が駅制御装置の
故障を検出したとき、中央局が収集した列車の運行状況
のデータを中央処理装置が取り込むようにしたものであ
る。
【００１４】また、中央処理装置は所定の時間の間隔で
駅制御装置からの応答を確認し、応答の内容によって故
障と判断するようにしたものである。
駅制御装置からの応答を確認し、応答の内容によって故
障と判断するようにしたものである。
【００１５】
【作用】この発明における列車運行管理システムは、各
基地局からの情報を中央局で収集し、中央処理装置が駅
制御装置の故障を検出したとき、中央局が収集している
列車の運行状況のデータを伝送路を介して中央処理装置
が取り込むことによって、継続して列車の運行状況を監
視および記録する。
基地局からの情報を中央局で収集し、中央処理装置が駅
制御装置の故障を検出したとき、中央局が収集している
列車の運行状況のデータを伝送路を介して中央処理装置
が取り込むことによって、継続して列車の運行状況を監
視および記録する。
【００１６】また、中央処理装置は所定の時間の間隔で
駅制御装置からの応答を確認し、応答の内容によって故
障を判断して中央局が収集している列車の運行状況のデ
ータを伝送路を介して取り込むことによって、継続して
列車の運行状況を監視および記録する。
駅制御装置からの応答を確認し、応答の内容によって故
障を判断して中央局が収集している列車の運行状況のデ
ータを伝送路を介して取り込むことによって、継続して
列車の運行状況を監視および記録する。
【００１７】
実施例１．以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図１において、図５および図６と同一符号のものは
従来と同様である。２４は各統制局１９ａ、１９ｂおよ
び１９ｃと接続された中央局で、全線のデータを更新し
ながら最新情報として保持するとともに、伝送路６を介
して中央処理装置１ａおよび１ｂと情報の授受ができ
る。
る。図１において、図５および図６と同一符号のものは
従来と同様である。２４は各統制局１９ａ、１９ｂおよ
び１９ｃと接続された中央局で、全線のデータを更新し
ながら最新情報として保持するとともに、伝送路６を介
して中央処理装置１ａおよび１ｂと情報の授受ができ
る。
【００１８】次に中央処理装置１ａおよび１ｂの動作に
ついて、図２のフローチャートに基づいて図１を参照し
て説明する。まず、ステップ２５では、所定の周期で信
号を出して駅制御装置７ａ、７ｂおよび７ｃが応答する
か否かの動作監視を行う。次に、ステップ２６では、駅
制御装置７ａ、７ｂおよび７ｃからの応答内容を確認し
て動作が正常に行われているか否かを判断する。そし
て、動作が正常であると判断されると、ステップ２７に
おいて、駅制御装置７ａ、７ｂおよび７ｃから列車１６
ａおよび１６ｂの追跡情報を入手する。
ついて、図２のフローチャートに基づいて図１を参照し
て説明する。まず、ステップ２５では、所定の周期で信
号を出して駅制御装置７ａ、７ｂおよび７ｃが応答する
か否かの動作監視を行う。次に、ステップ２６では、駅
制御装置７ａ、７ｂおよび７ｃからの応答内容を確認し
て動作が正常に行われているか否かを判断する。そし
て、動作が正常であると判断されると、ステップ２７に
おいて、駅制御装置７ａ、７ｂおよび７ｃから列車１６
ａおよび１６ｂの追跡情報を入手する。
【００１９】一方、例えば駅制御装置７ａの動作が異常
であると判断されると、ステップ２８において、駅制御
装置７ａを切り離して中央局２４から統制局１９ａに対
応した列車１６ａおよび１６ｂの追跡情報を入手する。
ステップ２９では、駅制御装置７ａ〜７ｃまたは統制局
１９ａ〜１９ｃから入手した列車１６ａおよび１６ｂの
追跡情報を運行表示盤４へ出力する。以上のように、駅
制御装置７ａ、７ｂおよび７ｃのいずれが故障して機能
が停止しても、駅制御装置７ａ、７ｂおよび７ｃの管理
範囲に在線している列車の運行状況が把握できる。
であると判断されると、ステップ２８において、駅制御
装置７ａを切り離して中央局２４から統制局１９ａに対
応した列車１６ａおよび１６ｂの追跡情報を入手する。
ステップ２９では、駅制御装置７ａ〜７ｃまたは統制局
１９ａ〜１９ｃから入手した列車１６ａおよび１６ｂの
追跡情報を運行表示盤４へ出力する。以上のように、駅
制御装置７ａ、７ｂおよび７ｃのいずれが故障して機能
が停止しても、駅制御装置７ａ、７ｂおよび７ｃの管理
範囲に在線している列車の運行状況が把握できる。
【００２０】次に駅制御装置７ａ、７ｂおよび７ｃの動
作について、図３のフローチャートに基づいて図１を参
照して説明するまず、ステップ３０において、継電連動
装置８ａ、８ｂおよび８ｃから列車１６ａおよび１６ｂ
の位置情報を入手する。ステップ３１では、入手した列
車１６ａおよび１６ｂの位置情報と駅制御装置７ａ、７
ｂおよび７ｃが保持しているダイヤ情報と対応づけて列
車追跡情報を作成する。ステップ３２では、列車追跡情
報を駅通信装置１２ａ〜１２ｃへ出力する。ステップ３
３では、駅通信装置１２ａ〜１２ｃが入手した列車追跡
情報を伝送路６を介して中央処理装置１ａおよび１ｂへ
送信する。
作について、図３のフローチャートに基づいて図１を参
照して説明するまず、ステップ３０において、継電連動
装置８ａ、８ｂおよび８ｃから列車１６ａおよび１６ｂ
の位置情報を入手する。ステップ３１では、入手した列
車１６ａおよび１６ｂの位置情報と駅制御装置７ａ、７
ｂおよび７ｃが保持しているダイヤ情報と対応づけて列
車追跡情報を作成する。ステップ３２では、列車追跡情
報を駅通信装置１２ａ〜１２ｃへ出力する。ステップ３
３では、駅通信装置１２ａ〜１２ｃが入手した列車追跡
情報を伝送路６を介して中央処理装置１ａおよび１ｂへ
送信する。
【００２１】次に列車無線システムの動作について、図
４のフローチャートに基づいて図１および図６を参照し
て説明する。まず、ステップ３４において、モニタリン
グ装置２１から所定の時間ごとに列車番号と列車位置と
からなる列車情報が出力される。ステップ３５では、列
車無線装置２２で列車情報を変調してアンテナ２３を介
して地上の漏えい同軸ケーブル１７ａ〜１７ｉへ電波で
出力する。ステップ３６では、車上からの電波を基地局
１８ａ〜１８ｉで受信・復調して、統制局１９ａ〜１９
ｃへ出力する。ステップ３７では、統制局１９ａ〜１９
ｃにおいて自局内に在線する列車１６ａおよび１６ｂを
追跡し、その情報を中央局２４へ出力する。ステップ３
８では、全線の列車の追跡情報を中央局２４で管理す
る。
４のフローチャートに基づいて図１および図６を参照し
て説明する。まず、ステップ３４において、モニタリン
グ装置２１から所定の時間ごとに列車番号と列車位置と
からなる列車情報が出力される。ステップ３５では、列
車無線装置２２で列車情報を変調してアンテナ２３を介
して地上の漏えい同軸ケーブル１７ａ〜１７ｉへ電波で
出力する。ステップ３６では、車上からの電波を基地局
１８ａ〜１８ｉで受信・復調して、統制局１９ａ〜１９
ｃへ出力する。ステップ３７では、統制局１９ａ〜１９
ｃにおいて自局内に在線する列車１６ａおよび１６ｂを
追跡し、その情報を中央局２４へ出力する。ステップ３
８では、全線の列車の追跡情報を中央局２４で管理す
る。
【００２２】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、各基
地局からの列車の運行状況のデータを中央局で収集し、
中央処理装置が駅制御装置の故障を検出したとき、中央
局が収集している列車の運行状況のデータを伝送路を介
して中央処理装置が取り込むことによって、継続して列
車の運行状況を監視および記録ができるので、システム
構成が簡易化されて信頼性の向上が図れる。
地局からの列車の運行状況のデータを中央局で収集し、
中央処理装置が駅制御装置の故障を検出したとき、中央
局が収集している列車の運行状況のデータを伝送路を介
して中央処理装置が取り込むことによって、継続して列
車の運行状況を監視および記録ができるので、システム
構成が簡易化されて信頼性の向上が図れる。
【００２３】また、中央処理装置が所定の時間の間隔で
駅制御装置からの応答を確認し、応答の内容によって故
障を判断して中央局が収集している列車の運行状況のデ
ータを伝送路を介して中央処理装置がとり込むことによ
って、継続して列車の運行状況を監視および記録ができ
るので、システム構成が簡易化されて信頼性の向上が図
れる。
駅制御装置からの応答を確認し、応答の内容によって故
障を判断して中央局が収集している列車の運行状況のデ
ータを伝送路を介して中央処理装置がとり込むことによ
って、継続して列車の運行状況を監視および記録ができ
るので、システム構成が簡易化されて信頼性の向上が図
れる。
【図１】この発明の実施例を示す構成図である。
【図２】中央処理装置の動作を説明したフローチャート
である。
である。
【図３】駅制御装置の動作を説明したフローチャートで
ある。
ある。
【図４】列車無線システムの動作を説明したフローチャ
ートである。
ートである。
【図５】従来の列車運行管理システムを示す構成図であ
る。
る。
【図６】図５の要部を示す構成図である。
１ａ、１ｂ 中央処理装置 ６ 伝送路 ７ａ〜７ｃ 駅制御装置 ８ａ〜８ｃ 継電連動装置 １０ 信号機 １１ 転てつ機 １６ａ、１６ｂ 列車 １８ａ〜１８ｉ 基地局 １９ａ〜１９ｃ 統制局 ２４ 中央局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B61L 27/00
Claims (2)
- 【請求項１】 駅制御装置が在線する列車の最新の運行
状況を継電連動装置から入手して信号機および転てつ機
を制御し、中央処理装置が上記列車の運行状況を伝送路
を介して複数の上記駅制御装置から収集して、上記列車
の運行状況を監視および記録して統括管理する列車運行
管理システムにおいて、軌道回路を複数の無線ゾーンに
分割し、上記無線ゾーンに対応した地上側の複数の基地
局で上記列車からの情報を順次受信して上記列車を追跡
し、上記各基地局からの情報を地上側の中央局で収集し
て上記列車の運行状況を監視し、上記中央局と上記中央
処理装置との間で上記伝送路を介して情報の授受ができ
るように構成し、上記中央処理装置が上記駅制御装置の
故障を検出したとき、上記中央局が収集した上記列車の
運行状況のデータを上記中央処理装置がとり込むように
したことを特徴とする列車運行管理システム。 - 【請求項２】 中央処理装置は所定の時間の間隔で駅制
御装置からの応答を確認し、応答の内容によって故障を
判断することを特徴とする請求項１に記載の列車運行管
理システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02027494A JP3201502B2 (ja) | 1994-02-17 | 1994-02-17 | 列車運行管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02027494A JP3201502B2 (ja) | 1994-02-17 | 1994-02-17 | 列車運行管理システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07228252A JPH07228252A (ja) | 1995-08-29 |
| JP3201502B2 true JP3201502B2 (ja) | 2001-08-20 |
Family
ID=12022602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02027494A Expired - Fee Related JP3201502B2 (ja) | 1994-02-17 | 1994-02-17 | 列車運行管理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3201502B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09118233A (ja) * | 1995-10-27 | 1997-05-06 | Nippon Denki Ido Tsushin Kk | 指令操作卓転送方式 |
| KR100939910B1 (ko) * | 2007-12-06 | 2010-02-03 | 대아티아이(주) | 역정보 전송장치의 통합관리장치 |
| JP5023139B2 (ja) * | 2009-12-08 | 2012-09-12 | 株式会社日立製作所 | 列車制御システムおよび鉄道制御システム |
| CN103434536B (zh) * | 2013-08-30 | 2015-09-02 | 南车南京浦镇车辆有限公司 | 列车网络参数跟踪方法 |
| CN113454426A (zh) * | 2018-12-20 | 2021-09-28 | 舍弗勒技术股份两合公司 | 检测系统及风力发电机 |
| CN111353645B (zh) * | 2020-02-27 | 2023-05-02 | 中铁二院工程集团有限责任公司 | 一种城市轨道交通车辆基地行车计划自动办理方法及系统 |
-
1994
- 1994-02-17 JP JP02027494A patent/JP3201502B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07228252A (ja) | 1995-08-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6565046B2 (en) | Method of detecting obstacles on railroad lines | |
| KR100288950B1 (ko) | 철도의 신호설비 고장감시 시스템 및 방법 | |
| CN204548158U (zh) | 铁路列车车地联控系统 | |
| JP3201502B2 (ja) | 列車運行管理システム | |
| CN106909111A (zh) | 多功能控制面板以及多功能控制方法 | |
| EP1759954B1 (en) | Method and system for monitoring a public transport vehicle | |
| KR100644225B1 (ko) | 씨비티씨를 이용한 열차 방호 무선 시스템 및 그제어방법 | |
| WO2019177266A1 (ko) | 철도 지상 신호 제어 시스템 | |
| EP0005968A2 (en) | Railway control communication system | |
| JPH09188248A (ja) | 駅構内監視装置 | |
| KR200238907Y1 (ko) | 씨비티씨를 이용한 열차 방호 무선 시스템 | |
| JP3550452B2 (ja) | 無線警報システム | |
| KR200148680Y1 (ko) | 철도시스템 | |
| JP3713526B2 (ja) | 運転台モニタバックアップシステム | |
| JPS6342920B2 (ja) | ||
| JPH0699813A (ja) | 列車運行管理システム | |
| JP3064188B2 (ja) | 列車モニタリング装置 | |
| JP2000052991A (ja) | 列車運行管理システム | |
| JPH02136370A (ja) | 列車運行管理システム | |
| CN117465502A (zh) | 一种兼容ctcs和cbtc的列控车载系统及方法 | |
| JPH0924832A (ja) | モニタ映像切替システム | |
| GB2590915A (en) | Unmanned pedestrian crossing warning system | |
| JPS58136556A (ja) | 列車運行管理制御装置 | |
| CN114348069A (zh) | 一种城市轨道交通车辆调车信号采集装置 | |
| JPH0558298A (ja) | 列車運行管理制御装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |