JP5023139B2 - 列車制御システムおよび鉄道制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、変電所のピークカットを行うために、列車の制御力を調整するシステムに関する。
大都市圏の近郊路線では、通常、1変電所が4〜5編成の列車に給電している。このような運転状況においては、通常駅出発に対する加減速調整を実施することで、列車の消費電力を調整し、変電所の供給電力のピークをカットすることが一般的である。しかしながら、列車が遅延した場合、このような調整は非常に難しく、複数の列車が同時力行するなどで、変電所に著しいピークを発生させることが考えられる。一方、鉄道会社が電力会社と契約電力を決めており、その契約電力を超えてしまうと、超過料金を支払わなければいけない場合には、変電所の供給電力のピークを押さえ込むことがさらに重要となる。これを解決するための技術として、特許文献1に示すように、変電所の出力を監視する出力監視手段と、変電所の出力指令を調整する制御指令手段を有し、出力監視手段により変電所の出力が予め定められた所定値を超えた場合又は超えることを予測した場合に、変電所の出力を制御するとともに、同一変電所が給電する区間内に存在するすべての列車が、現在位置、遅延状況を相互通信することで、それぞれの列車が、同一変電所が給電する区間内のすべての列車情報を収集し、それぞれの列車が推進力を決定する手法が記されている。
特開平5−24539号公報
しかしながら、これらの方法では列車同士が相互通信し、すべての列車の情報を集めないと制御指令を決定することができないため、制御決定までに時間がかかる。また、遅れ情報が一番小さいものから順に制御力を低減することが記されているが、この遅れ情報は基準運転パターンとの整合により判定しているため、遅延発生時のように基準運転パターンと明らかにずれた運転をする場合には適用しにくい。また、上記の理由により、本来かけるべき制御対象とは異なる列車を選択し、制御をかけてしまうことも考えられ、その場合には、さらに余計な遅延を発生させるとともに、その後続を走行している列車にも影響を与える。なお、列車同士の間隔も考慮しておらず、それぞれの列車によって後続列車に発生させる信号パターンの影響も考慮していないことから、さらに後続列車に余計な減速を発生させる可能性がある。このため、後続列車に発生させる信号パターンの影響を考慮しつつ、自列車の運転制御を実施し、変電所のピークをカットすることが必要である。
本発明は、上記課題を鑑みて検討したものであり、下記の手段により解決する。
自列車の位置を計測する位置計測手段と、速度を計測する速度計測手段と、自列車のパンタグラフにおける電圧を計測する電圧計測手段と、自列車に対する信号情報を入手する信号情報入手手段と、変電所の絶対位置を記憶している変電所データベースと、運転指令を決定する運転指令決定手段を有する列車制御システムにおいて、前記運転指令決定手段は、前記信号情報入手手段から得られる信号の変化タイミングから先行列車までの位置を推定する先行列車位置推定手段と、前記先行列車位置推定手段から得られる先行列車推定位置と、速度計測手段から得られる自列車の速度から先行列車位置までに到達する時間を推定する到達時間推定手段と、自列車の位置からパンタグラフにおける電圧を予測するパンタ点電圧予測手段を有し、前記到達時間推定手段から得られる先行列車位置までに到達する時間と、前記パンタ点電圧予測手段から得られるパンタグラフにおける電圧予測値と、前記電圧計測手段から得られる実際の自列車のパンタグラフにおける電圧から運転指令を決定することにより達成する。
好ましくは、運転指令を決定する方法は、先行列車位置までに到達する時間とパンタ点電圧予測値からパンタ点電圧を引いたものの比により判定する。
また、好ましくは、変電所に変電所の出力限界を判定する出力判定装置と変電所と列車を相互通信することで、前記出力判定装置からの判定結果を列車に通知することにより、列車が運転制御するかを判断する。
また、自列車の位置を計測する位置計測手段と、速度を計測する速度計測手段と、自列車のパンタグラフにおける電圧を計測する電圧計測手段と、変電所の絶対位置を記憶している変電所データベースと、運転指令を決定する運転制御手段を有する列車制御システムを搭載した列車に電力を供給する架線と、前記架線に電力を供給する変電所と、前記列車の位置を常時把握し、列車との相互通信により記憶されている各列車の状態を知らせる運行管理システムとで構成される鉄道システムにおいて、前記列車に搭載された列車制御システムにおける前記運転指令決定手段は、自列車の位置からパンタグラフにおける電圧を予測するパンタ点電圧予測手段を有し、前記パンタ点電圧予測手段から得られるパンタグラフにおける電圧予測値と、前記電圧計測手段から得られる実際の自列車のパンタグラフにおける電圧、および前記運行管理システムからの各列車の状態を基に運転指令を決定することでも達成できる。
上記の手段により、各列車は自列車の状態のみから制御指令を決定できる。また、先行列車位置までに到達する時間を考慮しつつ、制御指令を決定することが可能であるため、先行列車との間隔を調整した制御を実現できることから、信号パターンによる減速をなくし、その後続を走行する列車にも影響を与えない走行が可能である。
さらに、第3の手段により、変電所がピークが発生すると判断した場合に実現すれば、より確実な変電所のピークカット制御と列車同士の間隔制御を実現することができる。
さらに、第4の手段により先行列車やその周りを走行している列車の状態を運行管理システムから通知いただくことで、その情報と組み合わせることにより、変電所のピークカット制御と列車同士の間隔制御を実現することができる。
本発明を実現するための列車の一例。 鉄道システムの1つの構成例。 本発明の列車制御システム内にある先行列車位置推定手段のアルゴリズム1。 本発明の列車制御システム内にある先行列車位置推定手段のアルゴリズム2。 本発明の列車制御システム内にある到達時間推定手段のアルゴリズム。 本発明の列車制御システム内にあるパンタ点電圧予測手段のアルゴリズム。 本発明の列車制御システム内にある運転指令決定手段で必要なデータ。 本発明の列車制御システム内にある運転指令決定手段の考え方1。 本発明の列車制御システム内にある運転指令決定手段の考え方2。 本発明の列車制御システム内にある運転指令決定手段の考え方3。 本発明の列車制御システム内にある運転指令決定手段のアルゴリズム。 第2の実施例を実現するための変電所システムの一例。 第2の実施例を実現するための列車の一例。 第2の実施例を実現する場合の運転指令決定手段のアルゴリズム。 第3の実施例を実現するための鉄道システムの構成例。 第3の実施例を実現するための列車の一例。 第3の実施例を実現する場合の運転指令決定手段のアルゴリズム。
各実施例に分けて、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明を実現するための列車制御システムを搭載した列車の一例である。本発明を実現するための列車制御システムは、列車100の中に、自列車の位置を計測する位置計測手段101と、自列車の速度を計測する速度計測手段102と、自列車のパンタグラフにおける電圧(以下、パンタ点電圧)を計測する電圧計測手段103と、自列車に対して与えられる信号情報を入手する信号情報入手手段104と、列車の性能,変電所の位置,制御を行うための先行列車との時隔を記憶するデータベース105と、運転制御手段106により構成される。また、前記運転制御手段106は、入力として前記位置計測手段101から得られる列車位置107と、前記速度計測手段102から得られる列車速度108と、前記電圧計測手段103から得られる自列車のパンタ点電圧109と、前記信号情報入手手段104から得られる信号情報110と、前記データベース105から得られる自列車性能111,変電所位置112,および時隔設定値113を入力として運転制御指令114を決定する。また、前記運転制御手段106は、先行列車の位置を推定する先行列車位置推定手段115と、先行列車の位置まで自列車が到達するためにかかる時間を予測する到達時間推定手段116と、自列車のパンタ点電圧を予測するパンタ点電圧予測手段117と、前記運転制御指令114を決定する運転指令決定手段118から成り立っている。これらの制御手段の入出力の関係について簡単に説明する。前記先行列車位置推定手段115は、信号情報110から先行列車推定位置119を算出する。また、前記到達時間推定手段116は、前記列車位置107,前記列車速度108、および前記先行列車推定位置119を入力として、先行列車位置到達時間120を算出する。次に、前記パンタ点電圧予測手段117は、前記列車位置107,前記列車速度108,前記自列車性能111,前記変電所位置112、および1周期前の運転制御指令121を入力として自列車の予測パンタ点電圧122を算出する。最後に、前記運転指令決定手段118は、前記自列車のパンタ点電圧109,時隔設定値113,前記先行列車位置到達時間120,前記予測パンタ点電圧122を入力として、前記運転制御指令114を決定する構成となっている。なお、前記時隔設定値113としては、ダイヤから定まる先行列車との時隔が考えられる。また、大幅に遅延している場合は駅への最適進入を考慮した時隔を使用しても良い。
なお、電圧計測手段103は自列車の駆動装置の電圧から推定する手段に代替しても本発明は差し支えない。
次に、図2を用いて、本発明が実施されるべき状態を説明する。
図2は、変電所201a,201bの間に列車100a,100b,100cと3列車が存在しており、架線202を通して、それぞれの列車100a,100b,100cのパンタ203a,203b,203cに電力が供給されることを示している。また、変電所201a,201bの電力会社との契約における最大供給電力は列車100a,100b,100cのうち2列車が最大力行した場合の電力と等価とする。なお、この図において、進行方向は矢印の向きとする。通常状態では変電所の負荷を考慮し、ダイヤを組むことができるため、変電所の最大供給電力を超えることはない。しかし、列車100cが遅延した場合には、事情が大きく変わる。すなわち、後続を走行する列車100b,100aの走行に大きく影響を与え、状況によっては、列車100a,100b,100cが同時力行することもありえる。この時、変電所201a,201bの最大供給電力を超えるため、このままの状態では、変電所の出力が超過し、鉄道会社が電力会社に支払う超過料金が発生する。このようなケースで本発明は適用される。
次に、図3は図1にて示した先行列車位置推定手段115の処理を説明する。
ステップ301では、入力の信号情報が変更したかをチェックし、変化したならばステップ302に、変化しなければステップ303に進む。次にステップ302では、信号情報が変化したため、先行列車がある閉塞を抜けたことが判断できる。これにより、この抜けた閉塞の境界位置を先行列車の推定位置として登録し、ステップ304に進む。一方、ステップ303では、信号情報に変化がないため先行列車の位置は更新されない。次にステップ304に進む。
次に、ステップ304では登録されている先行列車の推定位置を出力として、終了となる。
なお、図3の処理に変わり、図4で説明する処理を用いても良い。
図4は、図3のステップ303の代わりにステップ401を導入したものである。それ以外の処理は、図3に示すステップ301,302,304と同じである。ステップ401について説明する。
ステップ401は、現在登録されている先行列車推定位置Spに、自列車速度Vxと列車推定位置登録してからの経過時間Txを用いて、新たな先行列車推定位置Sxを求める。この計算方法は、
Sx=Sp+Vx×Tx
により求めることができる。これにより、先行列車の推定位置が更新される。
次に、図5を用いて図1にて示した到達時間推定手段116の処理を説明する。
ステップ501では、先行列車推定位置X1と自列車位置X0から先行列車までの距離X2を算出し、その距離X2を自列車の現在速度V0で走行した場合にかかる時間T0を算出する。すなわち、T0=(X1−X0)/V0で求める。以上で終了である。
次に、図6を用いて図1にて示したパンタ点電圧予測手段117の処理を説明する。
ステップ601では、自列車位置X0の両端からそれぞれの方向で最も近い変電所位置Xt1,Xt2を入手する。次にステップ602に進む。
ステップ602では、変電所位置Xt1,Xt2および自列車位置X0から、それぞれの変電所までの距離Xt3,Xt4を求め、それぞれの区間の架線抵抗を考慮して、それぞれの変電所から供給される場合の架線抵抗値Rt1,Rt2を算出する。次にステップ603に進む。
ステップ603では、自列車のノッチ操作から列車性能を考慮して必要な電流量Iを算出する。次にステップ604に進む。
ステップ604では、ステップ602で算出した架線抵抗値Rt1,Rt2およびステップ603で算出した必要電流量I、およびそれぞれの変電所の送り出し電圧OV1,OV2から、それぞれの変電所から供給される電流I1,I2を求める。なお、その求め方は、
OV1−Rt1・I1=OV2−Rt2・I2
I1+I2=I
の連立方程式によって求められる。次にステップ605に進む。
ステップ605では、ステップ604で求めたI1もしくはI2およびそれぞれの変電所の送り出し電圧OV1,OV2から、列車の予測パンタ点電圧PVを求める。その求め方は、
PV=OV1−Rt1・I1
もしくは、
PV=OV2−Rt2・I2
で求める。以上で終了となる。
次に図7から図11を用いて図1にて示した運転指令決定手段118で必要となる値および必要な処理について説明する。
図7は、変電所201a,201bの間に列車100a,100cが存在しており、架線202を通して、それぞれの列車100a,100cのパンタ203a,203cに電力が供給されることを示している。また、列車100aと100cでは列車100cが先行列車で、列車100aが後続列車であり、列車100aは列車100cの推定位置まで走行するためにかかる時間Htが分かっているとする。この時、列車100aは、自列車の位置から自列車が給電をうける変電所までの距離が分かっている。さらに、列車100aの運転扱いから列車100aの予測パンタ点電圧PVを計算することができる。また、列車100aの実際のパンタ点電圧PeVも測定できる。以上述べたパラメータ、(1)先行列車の推定位置まで走行するためにかかる時間Ht(2)予測パンタ点電圧PV(3)実際のパンタ点電圧PeVが運転指令決定手段118で用いられるものとなる。次に、図8から図10を用いてOV,PVおよびPeVの関係から分かることを説明する。
図8から図10はいずれも変電所201a,201bの間に列車100a,100b,100cが存在しており、架線202を通して、それぞれの列車100a,100b,100cのパンタ203a,203b,203cに電力が供給されることを示している。また、変電所201a−201b間は2km、各列車間あるいは変電所と列車間の距離は0.5kmである。変電所の送り出し電圧は1500Vとし、架線抵抗は0.2Ω/kmとする。
図8は、列車100bが2000Aと最も電流を使用しているケースであり、列車100a,100cは1000Aの電流を使用しているケースである。この時、それぞれの列車100a,100b,100cの予測パンタ点電圧PVを計算する。予測パンタ点電圧は、自列車しか該当変電区域内に存在しないと仮定して計算することになる。従って、列車100aは、変電所201aおよび201bまでの距離から3:1の割合で電流を供給されることになるため、変電所201aからは750A,変電所201bからは250A供給される、という想定となる。これから予測パンタ点電圧PV_100aを算出すると、
PV_100a=1500− 750*0.5*0.2=1425[V]
となる。同様の手法で、列車100b,100cのそれぞれの予測パンタ点電圧PV_100b,PV_100cを算出すると、
PV_100b=1500−1000*1.0*0.2=1300[V]
PV_100c=1500− 750*0.5*0.2=1425[V]
となる。また、実際のパンタ点電圧PeVを計算するため、回路方程式から各変電所から流れる電流を計算すると、変電所201aから流れる電流は2000A、変電所201bから流れる電流も2000Aとなり、列車100a,100b,100cのそれぞれのパンタ点電圧PeV_100a,PeV_100b,PeV_100cは、
PeV_100a=1500−2000*0.5*0.2=1300[V]
PeV_100b=1300−1000*0.5*0.2=1200[V]
PeV_100c=1500−2000*0.5*0.2=1300[V]
であることが分かる。送り出し電圧OVと予測パンタ点電圧PVの差をb1、予測パンタ点電圧PVと実際のパンタ点電圧PeVの差をa1として、電圧比a1/b1を求めると、電流を最も使用している列車100bが最も小さい値となっていることが分かる。
次に、図9は、列車100aが3000Aと最も電流を使用しているケースであり、列車100bは2000A、100cは1000Aのケースである。この時、図8で説明した手法と同様に、列車100a,100b,100cの予測パンタ点電圧PV_100a,PV_100b,PV_100cを算出すると、
PV_100a=1500−2250*0.5*0.2=1275[V]
PV_100b=1500−1000*1.0*0.2=1300[V]
PV_100c=1500− 750*0.5*0.2=1425[V]
となる。また、この条件において、実際のパンタ点電圧PeVを計算するため、回路方程式から各変電所から流れる電流を計算すると、変電所201aから流れる電流は3500A、変電所201bから流れる電流も2500Aとなり、列車100a,100b,100cのそれぞれのパンタ点電圧PeV_100a,PeV_100b,PeV_100cは、
PeV_100a=1500−3500*0.5*0.2=1150[V]
PeV_100b=1150− 500*0.5*0.2=1100[V]
PeV_100c=1500−2500*0.5*0.2=1250[V]
となる。この時、a1/b1を求めると、電流を最も使用している列車100aが最も小さい値となっていることが分かる。
さらに、図10は、列車100a,100b,100cがすべて同じ電流2000Aを使用しているケースである。この時、図8で説明した手法と同様に、列車100a,100b,100cの予測パンタ点電圧PV_100a,PV_100b,PV_100cを算出すると、
PV_100a=1500− 500*0.5*0.2=1350[V]
PV_100b=1500−1000*1.0*0.2=1300[V]
PV_100c=1500− 500*0.5*0.2=1350[V]
となる。また、この条件において、実際のパンタ点電圧PeVを計算するため、回路方程式から各変電所から流れる電流を計算すると、変電所201aから流れる電流は3000A、変電所201bから流れる電流も3000Aとなり、列車100a,100b,100cのそれぞれのパンタ点電圧PeV_100a,PeV_100b,PeV_100cは、
PeV_100a=1500−3000*0.5*0.2=1200[V]
PeV_100b=1200−1000*0.5*0.2=1100[V]
PeV_100c=1500−3000*0.5*0.2=1250[V]
となる。この時、a1/b1を求めると、すべての列車100a,100b,100cについて同じ値となっている。以上の事から、a1/b1が小さいほど電流を多く消費している列車といえる。また、a1/b1が1の場合には、すべての列車で同じ電流を使用しているといえる。なお、列車が回生する場合には予測パンタ点電圧PVは送り出し電圧OVよりも大きくなり、実際のパンタ点電圧PeVは他の列車の影響を受けるため、該当区域内のすべての列車が回生しない限りは、予測パンタ点電圧PVよりも必ず小さくなるからa1/b1<0となる。回生列車は、ピークカットという観点では電力を絞る必要がないため、a1/b1<0の列車は制御をかける必要がない。一方、該当区域内のすべての列車が回生の場合には回生失効する可能性があるため、制御する必要がある。この時は、a1/b1<0とはならず、a1/b1≧0となるため、このことからa1/b1≧0も条件となる。さらに、a1/b1が1よりも小さい列車が、他の列車よりも電流を使用しているといえる。以上述べたことから、(2)予測パンタ点電圧PV(3)実際のパンタ点電圧PeVにより、どの列車を制御することが、ピークカットに大きく貢献するかが分かる。このため、単純なピークカット制御をする際には、a1/b1≧0かつa1/b1<1の場合には、ノッチを緩めるというのが最も簡単な手法となる。また、(1)先行列車の推定位置まで走行するためにかかる時間Htと設定時隔値Qtから求める時間比Ht/Qtを判断に加えることで、列車同士の挙動に影響を与えにくい列車に対して制御をかけることが可能となり、それとともに、変電所のピークをカットすることが可能となる。なお、前記列車同士の挙動に影響を与えにくい列車とは、たとえば、先行列車との間隔が詰まりすぎていて、後続列車との間隔が開いている列車などが考えられる。また、時間比Ht/Qtが1よりも大きければ大きいほど、先行列車との間隔が開いていることになり、1よりも小さいほど詰まっているということがわかる。従ってa1/b1≧0かつa1/b1*Ht/Qt1が1より小さければ小さいほど、先行列車との間隔が詰まっていてかつ電流を多く使っている列車といえる。以上のことから、a1/b1≧0かつa1/b1*Ht/Qt<1以下の列車のノッチを緩めることで、効果的な制御が実現できるといえる。
図11は、以上のことをまとめた運転指令決定手段118の処理フローである。
ステップ1101は、自列車の実際のパンタ点電圧PeV,予測パンタ点電圧PV,変電所の送り出し電圧OVから、送り出し電圧OVと予測パンタ点電圧PVの差をb1、予測パンタ点電圧PVと実際のパンタ点電圧PeVの差をa1として、電圧比a1/b1を求める。次にステップ1102に進む。
ステップ1102は、先行列車位置到達時間Htと設定時隔値Qtから、時間比Ht/Qtを算出する。次にステップ1103に進む。
ステップ1103では、ステップ1101で求めたa1/b1とステップ1102で求めたHt/Qtの積である制御判定値Wを計算する。次にステップ1104に進む。
ステップ1104では、ステップ1103で求めた制御判定値Wが1以下であるかどうかと、ステップ1101で求めたa1/b1が0以上であるかどうかを判断し、成立すれば、ノッチを緩める。そうでない場合には、現状のノッチを優先する。以上で終了となる。
以上の手法により、自列車の信号の変化タイミングにより得られる先行列車の位置状況と自列車の使用する電流量によりノッチ制御を自立的に判断することが可能となる。また、a1/b1>0かつa1/b1×Ht/Qt<1以下の列車としている事から、先行列車の間隔が詰まりすぎて、かつ電流使用量が多い列車から絞られるため、先行列車との間隔が広がり徐々に通常運転に戻るようになる。このようにする事で、先行列車との間隔を考慮しつつ変電所のピークをカットできる。
次に、図12から図14を用いて変電所からのピークカット指令情報を基に制御を実施する第2の実施例について説明する。
図12は、第2の実施例の場合の変電所の例である。架線に電流を供給する変電所電流供給部1201と、前記変電所電流供給部1201の電流を監視し、供給負荷が所定の値を超えたかどうかを判断し、所定の値を超えた場合に、変電所から列車へのピークカット指令情報1202を出力する変電所電流監視手段1203と、前記変電所から列車へのピークカット指令情報1202を、該当区域内のすべての列車に送付する変電所情報送信部1204により構成される。
図13は、第2の実施例の場合の列車の例である。第1の実施例の列車である図1との違いのみ説明する。前記変電所から列車へのピークカット指令情報1202を受信し、自車の運転指令決定手段1301に送信する車上側送受信部1302を搭載する。また、前記運転指令決定手段1301は、前記自列車のパンタ点電圧109,時隔設定値113,前記先行列車位置到達時間120,前記予測パンタ点電圧122に加えて、変電所から列車へのピークカット指令情報1202を入力として、前記運転制御指令114を決定する列車制御システムを搭載する。それ以外のシステムは図1と同じであるため説明を省略する。
図14は、図13に示した運転指令決定手段1301を説明したものである。ステップ1401は、変電所から列車へのピークカット指令情報1202があるかを判断し、あればステップ1101に進む。なければ、終了となる。ステップ1101以降ステップ1104の処理は図11と同じであるため省略する。以上の機能により、変電所から列車へのピークカット指令情報を用いた制御が実現可能である。なお、本実施例を用いた場合でも実施例1とほぼ同様の効果が得られる。
次に、図15から図17を用いて、各列車の状態を把握している運行管理システムの情報を基に制御を実施する第3の実施例について説明する。
図15は、各列車の状態を把握する運行管理システムの情報を基に各列車が制御を実施する鉄道システムである。なお、列車100a,100bが走行しており、100bの方が先行列車とする。この場合、列車の状態を把握する運行管理システム1501は、先行列車100bの列車状態情報1502と、図示していないダイヤ情報から先行列車100bと後続列車100aの時間比Ht/Qt1503を求め、後続列車100aに伝達することで、後続列車100aが制御を行うことを示している。また、図示してはいないが、後続列車100aの後ろに、別の列車(例えば100c)が存在する場合には、前記先行列車100bの処理を100aが実施し、前記後続列車100aの処理を100cが実施することで、本システムは成立する。
次に、図16は、第3の実施例を実現するための列車の例である。第1の実施例である図1との違いのみ説明する。先行列車との時間比Ht/Qt1503を受信し、自車の運転指令決定手段1601に送受信する車上側送受信部1602を搭載する。さらに、前記車上側送受信部1602は、図示していない運行管理システムに、列車状態情報1502として列車位置107および列車速度108の情報を送信する機能も持つ。また、先行列車との時間比は運行管理システムより送信されてくるため、図1に図示されていた信号情報入手手段104,先行列車推定位置手段115,到達時間推定手段116は不要となる。また、それ以外のシステムは図1と同じであるため説明を省略する。なお、本図では、列車から位置,速度などの状態情報を送信することになっているが、位置情報は、地上にある軌道回路から入手し、速度情報は位置変更の履歴から平均速度を算出することで実施しても良い。
図17は、第3の実施例の場合の運転制御アルゴリズムであり、図16に示したステップ1101,ステップ1103、およびステップ1104は図11と同じ処理であり、異なるのはステップ1101の後にステップ1701に進み、ステップ1701からステップ1103へと進むことである。なお、ステップ1701の処理は、運行管理システムから時間比Ht/Qtを入手する。以上に述べた図15から図17の処理を使用することでも、実施例1とほぼ同様の効果が得られる。
なお、すでに述べた第1の実施例から第3の実施例は、大都市圏の在来線のように列車間隔が短い場合を主体として考えているが、本方式を列車間隔の長い路線に適用する場合には、時間比Ht/Qtを影響のない値(たとえば1)として設定することで、本方式をそのまま適用可能である。また、その際には時間比Ht/Qtを求めるためだけに必要な機器(例えば、図1に図示されていた信号情報入手手段104,先行列車位置推定手段115,到達時間推定手段116)はなくてもよく、その場合でも本発明は十分に効果を発揮する。
100,100a,100b,100c 列車
101 位置計測手段
102 速度計測手段
103 電圧計測手段
104 信号情報入手手段
105 データベース
106 運転制御手段
107 列車位置
108 列車速度
109 自列車のパンタ点電圧
110 信号情報
111 自列車性能
112 変電所位置
113 時隔設定値
114 運転制御指令
115 先行列車位置推定手段
116 到達時間推定手段
117 パンタ点電圧予測手段
118 運転指令決定手段(第1の実施例)
119 先行列車推定位置
120 先行列車位置到達時間
121 1周期前の運転制御指令
122 予測パンタ点電圧
201a,201b 変電所
202 架線
203a,203b,203c パンタ
1201 変電所電流供給部
1202 変電所から列車へのピークカット指令情報
1203 変電所電流監視手段
1204 変電所情報送信部
1301 運転指令決定手段(第2の実施例)
1302 車上側送受信部(第2の実施例)
1501 運行管理システム
1502 列車状態情報
1503 時間比Ht/Qt
1601 運転指令決定手段(第3の実施例)
1602 車上側送受信部(第3の実施例)

Claims (6)

  1. 自列車の位置を計測する位置計測手段と、
    自列車の速度を計測する速度計測手段と、
    自列車のパンタグラフにおける電圧を計測する電圧計測手段と、
    変電所の絶対位置を記憶している変電所データベースと、
    自列車に対する信号情報を入手する信号情報入手手段と、
    運転制御指令を決定する運転制御手段を有する列車制御システムにおいて、
    前記運転制御手段は前記信号情報入手手段から得られる信号の変化タイミングから先行列車までの位置を推定する先行列車位置推定手段と、
    前記先行列車位置推定手段から得られる先行列車推定位置と速度計測手段から得られる自列車の速度とから先行列車位置までに到達する時間を推定する到達時間推定手段と、
    自列車の位置からパンタグラフにおける電圧を予測するパンタ点電圧予測手段と、を有し、
    前記到達時間推定手段から得られる先行列車位置までに到達する時間と、前記パンタ点電圧予測手段から得られるパンタグラフにおける電圧予測値と、前記電圧計測手段から得られる実際の自列車のパンタグラフにおける電圧と、から運転制御指令を決定する運転指令決定手段を有することを特徴とする列車制御システム。
  2. 請求項1の列車制御システムにおいて、
    前記運転指令決定手段は、到達時間推定手段から得られる先行列車位置までに到達する時間とデータベースより得られる時隔設定値から得られる第1の比を演算する手段と、
    前記パンタ点電圧予測手段より得られるパンタグラフにおける電圧予測値と、前記電圧予測値から前記電圧計測手段より得られる実際の自列車のパンタグラフにおける電圧を引いた値と、から得られる第2の比を演算する手段と、を備え、
    前記第1の比と前記第2の比との乗算値に基づき前記運転制御指令を決定することを特徴とする列車制御システム。
  3. 請求項1または請求項2記載の列車制御システムを有する列車と、前記列車に電力を供給する架線と、前記架線に電力を供給する変電所と、前記列車が互いに接触しないように制御する信号システムと、を備える鉄道制御システムにおいて、
    前記変電所は、変電所の出力が所定値を超えたか否かを判定する変電所電流監視手段と、前記変電所電流監視手段で判定した結果を前記列車に通信する送受信器を有することを特徴とする鉄道制御システム。
  4. 自列車の位置を計測する位置計測手段と、
    自列車の速度を計測する速度計測手段と、
    自列車のパンタグラフにおける電圧を計測する電圧計測手段と、
    変電所の絶対位置を記憶している変電所データベースと、
    運転制御指令を決定する運転制御手段と、を有する列車制御システムを搭載した複数の列車と、
    前記複数の列車に電力を供給する架線と、
    前記架線に電力を供給する変電所と、
    前記複数の列車の位置を把握し、前記複数の列車との相互通信により記憶されている各列車の状態を前記列車に知らせる運行管理システムと、を備える鉄道システムにおいて、
    前記列車に搭載された列車制御システムにおける前記運転制御手段は、自列車の位置からパンタグラフにおける電圧を予測するパンタ点電圧予測手段を有し、
    前記パンタ点電圧予測手段から得られるパンタグラフにおける電圧予測値と、前記電圧計測手段から得られる実際の自列車のパンタグラフにおける電圧と、前記運行管理システムからの各列車の状態と、を基に運転制御指令を決定する運転指令決定手段を有することを特徴とする鉄道システム。
  5. 請求項4の鉄道システムにおいて、
    前記運転指令決定手段は、到達時間推定手段から得られる先行列車位置までに到達する時間とデータベースより得られる時隔設定値から得られる第1の比を演算する手段と、
    前記パンタ点電圧予測手段より得られるパンタグラフにおける電圧予測値と、前記電圧予測値から前記電圧計測手段より得られる実際の自列車のパンタグラフにおける電圧を引いた値と、から得られる第2の比を演算する手段と、を備え、
    前記第1の比と前記第2の比の乗算値に基づき前記運転制御指令を決定することを特徴とする鉄道システム。
  6. 請求項4または請求項5記載の鉄道システムにおいて、
    前記変電所は、変電所の出力が所定値を超えたか否かを判定する変電所電流監視手段と、前記変電所電流監視手段で判定した結果を前記列車に通信する送受信器を有することを特徴とする鉄道システム。

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