JP6091385B2 - 列車無線システム - Google Patents

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Description

本発明は、列車無線システムに関する。
従来の列車無線システムは、線路上を複数の制御領域に分割して各拠点に設けられた地上制御装置が拠点内に在線する列車を管理するように構成され、列車無線システムでは、各列車の両先頭車両に車上無線装置および車上制御装置が搭載され、一方の先頭車両に搭載された車上無線装置とそれに接続される車上制御装置とが、線路沿いに配備された無線基地局との間で無線通信を行うように構成されている。そして、車上制御装置と地上制御装置との間で停止限界位置情報や在線位置情報等が伝送されることにより、個々の列車の位置や速度に応じて速度制御が行われる。
このように構成された列車無線システムによれば、列車検知を行うための軌道回路が不要であるため安価にシステムを構築することができ、さらに個々の列車が先行列車との位置関係や自列車の性能等によって自列車の速度制御を行なうため、先行列車との間隔を個別に設定でき、それ故に必要以上に列車間隔をとる必要がなく、列車間の運行間隔を低減でき高速、高密度運行が可能となる(例えば下記非特許文献1参照)。
横山啓之、内山大輔著「無線による列車制御システムATACS使用開始1年を迎えて」、2012年9月24日、鉄道車両工業、464号、2012年10月発行
上記非特許文献1に示される従来技術では、列車に搭載された1台の車上無線装置によって無線基地局との間で無線通信が行われる。ここで、走行中の列車において意図しないタイミングで列車分離が発生した場合、車上無線装置から無線基地局に対して列車分離が発生したことが通知される。ただし、列車分離が発生した結果、どちらかの編成に車上無線装置が搭載されていない状況となり、地上制御装置ではこの車上無線装置を搭載しない側の編成の在線位置を把握することができない。従って、このように列車が走行中に列車分離が発生した場合、従来の列車無線システムでは安全を確保するために列車分離が発生した列車の周囲に在線する全ての列車に対して緊急停止指令が送信され、列車分離が発生した列車に最も接近している後続列車が停止されると共に、列車分離が発生した列車の遠方に走行する列車も停止される。
このように従来の列車無線システムでは走行中の列車において列車分離が発生した場合、その影響範囲が大きいため列車運行の効率を向上させることができないという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、列車分離が発生した場合における列車運行の効率を向上させることができる列車無線システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、列車の走行を制御する列車制御情報を生成する地上制御装置と、前記地上制御装置に接続され前記列車制御情報を受信して無線送信する無線基地局と、前記列車に搭載され前記無線基地局との間で無線通信を行う複数の車上無線装置と、前記各車上無線装置に接続され前記列車制御情報に基づいて前記列車の走行を制御する複数の車上制御装置と、を備え、前記列車の編成を構成する複数の車両間で分離が発生していない場合には、列車進行方向側の先頭車両に搭載された前記車上無線装置は、少なくとも、前記列車進行方向側の先頭車両の位置情報と、前記列車進行方向側の先頭車両の識別情報とを、前記地上制御装置に送信し、前記列車の編成を構成する複数の車両間で分離が発生した場合には、前記列車進行方向の反対側の先頭車両に搭載された前記車上制御装置は、前記列車内の情報に基づいて、前記列車の編成を構成する複数の車両間で分離が生じたことを示す分離検知情報を生成し、前記列車進行方向の反対側の先頭車両に搭載された前記車上無線装置は、少なくとも、前記列車進行方向の反対側の前記車上制御装置からの前記分離検知情報と、前記列車進行方向の反対側の先頭車両の位置情報と、前記列車進行方向の反対側の先頭車両の識別情報とを、前記地上制御装置に送信することを特徴とする。
この発明によれば、列車分離が発生した場合における列車運行の効率を向上させることができる、という効果を奏する。
図1は本発明の実施の形態に係る列車無線システムの構成を示す図である。 図2は図1に示される運転台選択スイッチと分離検知用リレーの構成図である。 図3−1は図1に示される列車無線システムの動作を説明するための第1の図である。 図3−2は図1に示される列車無線システムの動作を説明するための第2の図である。 図4は2つの列車が併結した場合における列車無線システムの構成を示す図である。 図5は図4に示される運転台選択スイッチと分離検知用リレーの構成図である。 図6−1は図4に示される列車無線システムの動作を説明するための第1の図である。 図6−2は図4に示される列車無線システムの動作を説明するための第2の図である。
以下に、本発明に係る列車無線システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は本発明の実施の形態に係る列車無線システムの構成を示す図である。図2は図1に示される運転台選択スイッチと分離検知用リレーの構成図である。図3−1は図1に示される列車無線システムの動作を説明するための第1の図である。図3−2は図1に示される列車無線システムの動作を説明するための第2の図である。
列車無線システムは、列車100に搭載された車上無線装置(以下「無線装置」)20,21と、列車100に搭載された車上制御装置(以下「制御装置」)40,41と、地上制御装置1と、地上制御装置1に接続された無線基地局2とを有して構成されている。図示例の無線基地局2は、列車100が走行する線路に沿って配置された複数の無線基地局の内、列車100や後述する列車200との間で無線通信が行われる無線基地局を示している。
列車100は一例として2つの先頭車両10,11と2つの中間車両14,15とで構成され、一方の先頭車両10には無線装置20、制御装置40、列車情報管理装置50、分離検知用リレー60、および運転台選択スイッチ30が搭載され、他方の先頭車両11には無線装置21、制御装置41、列車情報管理装置51、分離検知用リレー61、および運転台選択スイッチ31が搭載されている。図1では車両搭載機器の一例が示されているが、実際の列車100にはこれらの機器以外にも速度発電機、ブレーキ制御装置、車上子などの多種多数の機器が搭載されていることは言うまでもない。
制御装置40は先頭車両10内の伝送路で無線装置20および列車情報管理装置50に接続され、制御装置41は先頭車両11内の伝送路で無線装置21および列車情報管理装置51に接続されている。列車100と無線基地局2との間では、地上制御装置1から列車100に向けて送信されるA→B情報8と、列車100から地上制御装置1に向けて送信されるB→A情報9とが送受信される。
A→B情報8は、例えば列車100の走行を制御する列車制御情報であり、無線基地局2から列車100の無線装置20,21で受信される。B→A情報9には例えば列車100のID、車両数、および在線位置などの情報が含まれ、B→A情報9は、列車分離が発生していない場合には列車100の進行方向側の先頭車両10に搭載された無線装置20から送信され、列車分離が発生した場合には両先頭車両10,11に搭載された無線装置20,21から送信される。
運転台選択スイッチ30,31は運転台に搭載され「前」、「中」、「後」の三位置の選択が可能に構成されている。列車100の進行方向が図面右側である場合、先頭車両10の運転台選択スイッチ30では「前」位置が選択され、先頭車両11の運転台選択スイッチ31では「後」位置が選択される。また併結などによって列車100の中間に運転台がある場合、その車両の運転台選択スイッチ(図示せず)では「中」位置が選択される。運転台選択スイッチ30,31で選択された位置情報はそれぞれ制御装置40,41および列車情報管理装置50,51に入力される。
列車100には、先頭車両10,11および中間車両14,15に亘って伝送路4、引き通し線5、および伝送線3が配設されている。各制御装置40,41は伝送路4を介して通信可能に接続され、伝送路4には例えば力行指令やブレーキ指令などの列車100における保安上の制御に関連した情報などが伝送される。引き通し線5は、運転台選択スイッチ30,31の間に配設され、各車両に搭載された分離検知用リレーを動作させる電源を供給するためのものである。伝送線3は各列車情報管理装置50,51,54,55の間で送受信される情報(列車搭載機器の状態情報など)が伝送される。
図2には、列車100が正常な状態であるとき、すなわち列車分離が発生していないときの運転台選択スイッチ30,31と分離検知用リレー60,61とが示されている。図示例の運転台選択スイッチ30では「前」位置が選択され、運転台選択スイッチ31では「後」位置が選択されている。このとき先頭車両10の電源から供給される電流は、図中点線で示されるように運転台選択スイッチ30、引き通し線5、運転台選択スイッチ31の順で流れ、再び引き通し線5を流れて分離検知用リレー60および61に供給される。このことにより、分離検知用リレー60および61の接点がONとなる。
列車分離が発生した場合、引き通し線5が切断されて分離検知用リレー60および61には電流が供給されなくなるため、分離検知用リレー60および61の接点情報がOFFに切りかわる。分離検知用リレー60の接点情報(ONからOFFに変化したことを示す情報)は、例えば先頭車両10の制御装置40に入力され、制御装置40はこの接点情報に基づいて列車100の分離を検知する。同様に、分離検知用リレー61の接点情報は先頭車両11の制御装置41に入力され、制御装置41はこの接点情報に基づいて列車100の分離を検知する。なお、分離検知用リレー60、61の接点情報は、列車情報管理装置50に入力するように構成してもよく、この場合、制御装置40は列車情報管理装置50から接点情報を取り込み列車100の分離を検知する。
以下動作を説明する。図3−1には正常な場合における列車100が示され、無線装置20,21ではA→B情報8が受信されている。列車100の進行方向を図面右側と仮定した場合、先頭車両10の運転台選択スイッチ30では「前」位置が選択され、先頭車両11の運転台選択スイッチ31では「後」位置が選択されている。
列車100が正常な場合、「前」位置が選択された運転台選択スイッチ30を搭載した先頭車両10内の無線装置20でB→A情報9の送信が行われる。また制御装置40には、列車情報管理装置50で管理される列車100の車両数、先頭車両10のID、運転台選択スイッチ30の位置選択情報などが一定周期で取り込まれる。
制御装置40では速度検出器(図示せず)で検出された速度情報と地上子からの地上子情報とに基づいて先頭車両10の位置情報が生成され、位置情報と列車100の車両数(例えば4両)に関する情報は制御装置40を経由して無線装置20へ出力され、無線装置20はこれらの情報をB→A情報9として地上制御装置1へ送信する。
無線装置20からのB→A情報9を受信した地上制御装置1は、B→A情報9に含まれる位置情報に基づいて、列車100と同じ路線を走行中の列車(列車100の後続列車など)に対する停止限界位置情報を生成し、生成された停止限界位置情報はA→B情報8として列車へ送信される。地上制御装置1からの停止限界位置情報が受信した制御装置(ここでは図示しれない後続列車に搭載されている装置)では速度照査パターンが生成され、列車速度が速度照査パターンを超過した場合、この制御装置はブレーキ制御装置(図示せず)に対してブレーキ指令を出力する。従って、列車100の後続列車が列車100に近づいたとき、ブレーキ制御装置によって自動的にブレーキがかけられる。このように構成された列車無線システムによれば、従来の軌道回路を用いることなく列車の速度制御を行うことができ、コストダウンと安全性の向上を図ることができるだけでなく、適切な列車間隔制御を行うことにより、輸送効率を向上させることができる。
図3−2には中間車両14,15間で列車分離が発生した列車100が示されている。列車分離が発生した場合、制御装置40では分離検知用リレー60の接点情報に基づいて列車分離を検知することができ、制御装置41では分離検知用リレー61の接点情報に基づいて列車分離を検知することができる。なお、分離検知用リレー60,61の接点情報の代わりに、後述する伝送線3の断線情報や伝送路4の断線を用いてもよい。
なお、列車分離が発生した場合、引き通し線5だけでなく伝送線3および伝送路4も断線するため、列車情報管理装置55は列車情報管理装置54からの情報を受信することができず、また制御装置41は制御装置40からの情報を受信することができない。この場合、列車情報管理装置55では伝送線3の断線情報が検知され、制御装置41では伝送路4の断線が検知される。制御装置41は、これらの断線情報の少なくとも一方を用いることによって列車分離を検知することができ、列車分離を検知したことを示す分離検知情報を生成して無線装置21に出力する。
列車分離を検知した制御装置40,41では非常ブレーキ指令が生成され、この非常ブレーキ指令によって進行方向側に位置する編成(以下「第1の編成」)と進行方向の反対側に位置する編成(以下「第2の編成」)とが強制的に停止される。
また、列車分離が発生した場合でも先頭車両10の無線装置20ではB→A情報9の送信が継続されている。無線装置20は、制御装置40で更新された先頭車両10の位置情報(停止位置XXkm)、第1の編成の車両数(2台)情報、先頭車両10のID(♯1)、および分離検知情報などを、B→A情報9として地上制御装置1へ送信する。
一方、列車分離が発生した場合、無線装置21は、制御装置41で更新された先頭車両11の位置情報(停止位置YYkm)、第2の編成の車両数(2台)情報、第2の編成の先頭車両11のID(♯2)、および分離検知情報などを、B→A情報9として地上制御装置1へ送信する。なお列車分離が発生したときのB→A情報9に第1の編成および第2の編成の車両数情報を含めることによる効果は後述する。
第1の編成の車両数と第2の編成の車両数は以下のように求められる。図示例の位置で分離が生じた場合、列車情報管理装置54,55の間で送受信される情報が途絶する。列車情報管理装置50は、例えば、列車情報管理装置54からの情報が受信可能であり、かつ、列車情報管理装置55および51からの情報が受信不可能であることにより、車両数が「2」であることを示す情報を第1の編成の車両数情報として求め、この車両数情報を制御装置40に送信する。そして、第1の編成の車両数情報は制御装置40および無線装置20を介して地上制御装置1に送信される。また、列車情報管理装置51は、例えば、列車情報管理装置55からの情報が受信可能であり、かつ、列車情報管理装置54および50からの情報が受信不可能であることにより、車両数が「2」であることを示す情報を第2の編成の車両数として求め、この車両数情報を制御装置41に送信する。そして、第2の編成の車両数情報は制御装置41および無線装置21を介して地上制御装置1に送信される。
列車分離が発生した場合、進行方向の反対側の先頭車両11に搭載された制御装置41では列車分離が検知され、無線装置21ではB→A情報9の送信が開始され、このB→A情報9を受信した地上制御装置1では先頭車両11の位置を特定することができる。そのため、例えば先頭車両11に最も接近している後続列車に停止限界情報を送信して通常時と同じ列車間隔制御が継続可能である。
従来技術では、列車に搭載された1台の車上無線装置によって無線基地局との間で無線通信が行わる。従って、走行中の列車において列車分離が発生した場合、車上無線装置から無線基地局に対して列車分離が発生したことが通知されるものの、車上無線装置が搭載されていない車両が列車の進行方向の反対側に位置する場合、地上制御装置では車上無線装置を搭載しない車両の在線位置を把握することができない。従って従来技術では、列車分離が発生した場合、従来の列車無線システムでは安全を確保するために列車分離が発生した列車の周囲に在線する全ての列車に対して緊急停止指令が送信され、列車分離が発生した列車に最も接近している後続列車が停止されると共に、列車分離が発生した列車の遠方に走行する列車も停止される。
本実施の形態に係る列車無線システムでは、地上制御装置1が両先頭車両からの分離検知情報によって列車分離を検知し、無線装置21からの位置情報によって分離後の後尾車両(先頭車両11)の位置を特定することができる。そして、地上制御装置1では、例えば先頭車両11に接近している直近の後続列車のみを停止させる緊急停止指令が生成される。その結果、この後続列車に停止限界情報を送信して通常時と同じ列車間隔制御が継続可能である。また、上下線合わせて後半に緊急停止指令を送信する必要がなく、通常時と同じ列車間隔制御が継続可能である。
なお、地上制御装置1が無線装置21から分離検知情報だけでなく無線装置20からの分離検知情報も利用している理由は、無線装置21からの分離検知情報だけ用いた場合、列車分離が発生していないにも拘わらず制御装置40,41の故障や伝送路4の通信障害などによって列車分離が誤検出される可能性もある。このような誤検出を回避するために無線装置20からの分離検知情報も利用されている。
次に、本実施の形態に係る列車無線システムを併結編成に適用した場合の構成例を説明する。以下、図1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
図4は2つの列車が併結した場合における列車無線システムの構成を示す図である。図5は図4に示される運転台選択スイッチと分離検知用リレーの構成図である。図6−1は図4に示される列車無線システムの動作を説明するための第1の図である。図6−2は図4に示される列車無線システムの動作を説明するための第2の図である。
図4には列車100と列車110とが併結した併結列車200が示され、列車110には無線装置22,23、制御装置42,43、運転台選択スイッチ32,33、および分離検知用リレー62,63が搭載されている。列車110は一例として2つの先頭車両12,13で構成され、一方の先頭車両12には無線装置22、制御装置42、列車情報管理装置52、分離検知用リレー62、および運転台選択スイッチ32が搭載され、他方の先頭車両13には無線装置23、制御装置43、列車情報管理装置53、分離検知用リレー63、および運転台選択スイッチ33が搭載されている。
制御装置42は先頭車両12内の伝送路で無線装置22および列車情報管理装置52に接続され、制御装置43は先頭車両13内の伝送路で無線装置23および列車情報管理装置53に接続されている。列車200と無線基地局2との間では、地上制御装置1から列車200に向けて送信されるA→B情報8と、列車200から地上制御装置1に向けて送信されるB→A情報9とが送受信される。A→B情報8は、例えば列車200の走行を制御する列車制御情報であり、無線基地局2から列車200の無線装置20,23で受信される。B→A情報9には例えば列車200のID、車両数、および在線位置などの情報が含まれ、B→A情報9は、列車分離が発生していない場合には列車200の進行方向側の先頭車両10に搭載された無線装置20から送信され、列車分離が発生した場合には両先頭車両10,13に搭載された無線装置20,23から送信される。
運転台選択スイッチ32,33は、運転台選択スイッチ30,31と同様に運転台に搭載され「前」、「中」、「後」の三位置の選択が可能に構成されている。列車200の進行方向が図面右側である場合、列車100の先頭車両10の運転台選択スイッチ30では「前」位置が選択され、列車100の先頭車両11の運転台選択スイッチ31では「中」位置が選択され、列車110の先頭車両12の運転台選択スイッチ32では「中」位置が選択され、列車110の先頭車両13の運転台選択スイッチ33では「後」位置が選択される。運転台選択スイッチ30〜33で選択された位置情報はそれぞれ列車情報管理装置50〜53に入力される。
列車200には、各車両に亘って伝送路4、引き通し線5、および伝送線3が配設され、各制御装置42,43は伝送路4を介して通信可能に接続され、引き通し線5は運転台選択スイッチ32,33の間に配設されている。
図5には、列車分離が発生していないとき運転台選択スイッチ30〜33と分離検知用リレー60〜63とが示されている。図示例の運転台選択スイッチ30では「前」位置が選択され、運転台選択スイッチ33では「後」位置が選択されている。また、運転台選択スイッチ31,32ではそれぞれ「中」位置が選択されている。このとき先頭車両10の電源から供給される電流は、図中点線で示されるように運転台選択スイッチ30、引き通し線5、運転台選択スイッチ31、電気連結器71、引き通し線5、電気連結器72、運転台選択スイッチ32、引き通し線5、および運転台選択スイッチ33の順で流れ、再び同経路を流れて分離検知用リレー60、61、62、および63に供給される。このことにより、分離検知用リレー60、61、62、および63の接点がONとなる。
以下動作を説明する。図6−1には正常な場合における併結列車200が示され、無線装置20,23では無線基地局2からのA→B情報8が受信されている。列車200の進行方向を図面右側と仮定した場合、運転台選択スイッチ30では「前」位置が選択され、運転台選択スイッチ31,32では「中」位置が選択され、運転台選択スイッチ33では「後」位置が選択されている。
併結列車200が正常な場合、「前」位置が選択された運転台選択スイッチ30を搭載した先頭車両10内の無線装置20でB→A情報9の送信が行われる。また制御装置40には、列車情報管理装置50で管理される列車200の車両数(例えば6両)、先頭車両10のID、運転台選択スイッチ30の位置選択情報などが一定周期で取り込まれる。制御装置40では先頭車両10の位置情報が生成される。この位置情報と列車200の車両数に関する情報は無線装置20へ出力され、無線装置20はこれらの情報をB→A情報9として地上制御装置1へ送信する。
無線装置20からのB→A情報9を受信した地上制御装置1は、B→A情報9に含まれる位置情報に基づいて、列車200と同じ路線を走行中の列車に対する停止限界位置情報を生成し、生成された停止限界位置情報はA→B情報8として列車へ送信される。地上制御装置1からの停止限界位置情報が受信した制御装置(ここでは図示しれない後続列車に搭載されている装置)では速度照査パターンが生成され、列車速度が速度照査パターンを超過した場合、この制御装置はブレーキ制御装置(図示せず)に対してブレーキ指令を出力する。
図6−2には中間車両14,15間で列車分離が発生した併結列車200が示されている。列車分離が発生した場合、制御装置40では分離検知用リレー60の接点情報に基づいて列車分離を検知することができ、制御装置43では分離検知用リレー63の接点情報に基づいて列車分離を検知することができる。なお、分離検知用リレー60、63の接点情報の代わりに、伝送線3の断線情報や伝送路4の断線を用いてもよい。
列車分離が発生した場合、引き通し線5だけでなく伝送線3および伝送路4も断線するため、列車情報管理装置55は列車情報管理装置54からの情報を受信することができず、また制御装置43は制御装置40からの情報を受信することができない。この場合、列車情報管理装置55では伝送線3の断線情報が検知され、制御装置43では伝送路4の断線が検知される。制御装置43は、これらの断線情報の少なくとも一方を用いることによって列車分離を検知することができる。
列車分離を検知した制御装置40,43では非常ブレーキ指令が生成され、この非常ブレーキ指令によって進行方向側に位置する第1の編成と進行方向の反対側に位置する第2の編成とが強制的に停止される。
列車分離が発生した場合でも先頭車両10の無線装置20ではB→A情報9の送信が継続されている。無線装置20は、制御装置40で更新された先頭車両10の位置情報(停止位置XXkm)、第1の編成の車両数(2台)情報、先頭車両10のID(♯1)、および分離検知情報などをB→A情報9として地上制御装置1へ送信する。
一方、列車分離が発生した場合、無線装置23は、制御装置43で更新された先頭車両13の位置情報(停止位置YYkm)、第2の編成の車両数(4台)情報、第2の編成の先頭車両11のID(♯4)、および分離検知情報などをB→A情報9として地上制御装置1へ送信する。第1の編成の車両数と第2の編成の車両数の求め方は図3−2の動作説明で述べた通りであり、説明を割愛する。
このように列車分離が発生した場合、進行方向の反対側の先頭車両13に搭載された制御装置43で列車分離が検知され、無線装置23ではB→A情報9の送信が開始され、このB→A情報9を受信した地上制御装置1では先頭車両13の位置を特定することができるため、例えば先頭車両13に最も接近している後続列車に停止限界情報を送信して通常時と同じ列車間隔制御が継続可能である。
なお、併結列車200には、先頭車両10に搭載された無線装置20以外にも複数の無線装置(21〜23)が搭載されているため列車分離が発生したときにこれらの無線装置で同時にB→A情報9の送信が行なわれた場合、無線信号が衝突(無線チャネル上での競合が発生)することになる。このようなことを避けるため、列車無線システムには、分離が検知されたときにこれらの無線装置(21〜23)の内、IDの値が一番大きい先頭車両13に搭載された無線装置(23)が地上制御装置1と通信を行うなどのルールが設定されている。
また併結列車200の場合、併結された複数の列車を分割するために連結器が切り離される場合もあるため、列車を分割する際、連結器の障害による列車分離と誤判定されることを防止する必要がある。そこで、本実施の形態に係る制御装置は、運転台選択スイッチ30〜33の位置選択情報と伝送路4(または伝送線3)の断線情報とを組み合わせて、列車分離が発生したか否かを判定するように構成してもよい。例えば、図6−2に示される併結列車200の運転台選択スイッチ31,32では「中」位置が選択されている。この併結列車200において列車情報管理装置51,52の間で伝送路4または伝送線3の断線情報が検知された場合、制御装置40は併結列車200の分割が行われたと判定する。一方、運転台選択スイッチ31,32において「中」位置が選択されているにも拘わらず、列車情報管理装置54,55の間で伝送路4または伝送線3の断線情報が検知された場合、制御装置40は障害による列車分離が発生したと判定することができる。
また、列車分離が発生した際、第1の編成の車両数と第2の編成の車両数とを地上制御装置1に通知することにより、地上制御装置1ではこの情報に基づいて列車100で二重分離が発生(1つの編成の2箇所で列車分離が発生)しているか否かを判定することができる。B→A情報9に第1の編成の車両数と第2の編成の車両数とを含めていない場合、例えば先頭車両10と中間車両14との間、さらに先頭車両11と中間車両15との間で列車分離が生じたときでも、このB→A情報9を受信した地上制御装置1では、列車分離が生じていることのみ検出可能である。すなわち地上制御装置1では列車内の複数箇所で列車分離が発生していることを判別することができない。そのため二重分離の発生によって無線装置を持たない車両が線路に取り残されている場合でも地上制御装置1ではこのことを検出することができない。そこで、第1の編成と第2の編成の各々の車両数をB→A情報9に含めることにより、地上制御装置1は列車分離前の列車100の車両数(例えば10両)と列車分離後の前後編成の車両数(例えば合計8両)とを比較することができ、車両数が一致しないとき二重分離が発生していると判定することができる。
なお、分離された第2の編成において少なくともマスターコントローラ、推進装置、およびブレーキ装置を搭載した車両が存在する場合、当該車両によって自走させることができる。列車情報管理装置では推進装置等が搭載されている車両を管理しているため、列車進行方向の反対側の先頭車両に搭載された無線装置21(または23)は、制御装置41(または43)からの分離検知情報と共に、列車情報管理装置51(または53)で管理される車両搭載機器に関する情報(推進装置の情報など)をB→A情報9に含めて地上制御装置1へ送信するように構成してもよい。地上側でこのB→A情報9が確認されることにより、分離された第2の編成は自走させることができるかを判断することができる。
以上に説明したように本実施の形態に係る列車無線システムは、列車の走行を制御する列車制御情報(例えば停止限界位置情報)を生成する地上制御装置1と、地上制御装置1に接続され列車制御情報を受信して無線送信する無線基地局2と、列車に搭載され無線基地局1との間で無線通信を行う複数の車上無線装置と、各車上無線装置に接続され列車制御情報に基づいて列車の走行を制御する複数の車上制御装置と、を備え、列車進行方向の反対側の先頭車両に搭載された制御装置41(または43)は、列車内の情報(例えば分離検知用リレー60などの接点情報)に基づいて、列車の編成を構成する複数の車両間で分離が生じたことを示す分離検知情報を生成し、列車進行方向の反対側の先頭車両に搭載された車上無線装置21(または23)は、少なくとも、この車上制御装置からの分離検知情報と、この先頭車両の位置情報と、識別情報(ID)とを、地上制御装置1に送信するように構成されている。この構成により、地上制御装置1では列車100(または200)の後尾側の先頭車両の位置を特定することができる。従って、この先頭車両に接近している後続列車のみが停止され、その他の列車は運行を継続することができる。
また、列車進行方向の反対側の先頭車両に搭載された制御装置41(または43)は、列車の編成を構成する複数の車両にわたって配設された引き通し線5が断線したことを示す情報と、運転台選択スイッチの位置選択情報とに基づいて、分離検知情報を生成するように構成されている。この構成により、併結された複数の列車が分割される際に連結器の障害による列車分離と誤判定されることを防止することができる。
また、本実施の形態に係る列車無線システムは、列車の編成を構成する複数の車両に搭載され列車搭載機器の制御および監視を行って列車情報を管理する列車情報管理装置50〜55を備え、列車進行方向の先頭車両10に搭載された列車情報管理装置50は、他の車両に搭載された複数の列車情報管理装置から送信される情報に基づいて、分離発生箇所よりも進行方向側の車両数を第1の編成の車両数として求め、列車進行方向の反対側の先頭車両11(または13)に搭載された列車情報管理装置51(または53)は、他の車両に搭載された複数の列車情報管理装置から送信される情報に基づいて、分離発生箇所よりも進行方向の反対側の車両数を第2の編成の車両数として求め、列車進行方向側の先頭車両に搭載された車上無線装置20は、列車情報管理装置50からの第1の編成の車両数の情報を地上制御装置1に送信し、列車進行方向の反対側の先頭車両に搭載された車上無線装置21(または23)は、列車情報管理装置51(または53)からの第2の編成の車両数の情報を地上制御装置に送信する。この構成により、列車100または併結列車200において二重分離が発生しているかを判定することが可能である。
なお、実施の形態に係る列車無線システムは、本発明の内容の一例を示すものであり、更なる別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、一部を省略するなど、変更して構成することも可能であることは無論である。
以上のように、本発明は、列車無線システムに適用可能であり、特に、意図しない分離が発生した場合における列車運行の効率を向上させることができる発明として有用である。
1 地上制御装置、2 無線基地局、3,4 伝送線、5 引き通し線、8 A→B情報、9 B→A情報、10,11,12,13 先頭車両、14,15 中間車両、20,21,22,23 車上無線装置、30,31,32,33 運転台選択スイッチ、40,41,42,43 車上制御装置、50,51,52,53,54,55 列車情報管理装置、60,61,62,63 分離検知用リレー、70,71,72,72,73 電気連結器、100,110 列車、200 併結列車。

Claims (6)

  1. 列車の走行を制御する列車制御情報を生成する地上制御装置と、
    前記地上制御装置に接続され前記列車制御情報を受信して無線送信する無線基地局と、
    前記列車に搭載され前記無線基地局との間で無線通信を行う複数の車上無線装置と、
    前記各車上無線装置に接続され前記列車制御情報に基づいて前記列車の走行を制御する複数の車上制御装置と、
    を備え、
    前記列車の編成を構成する複数の車両間で分離が発生していない場合には、列車進行方向側の先頭車両に搭載された前記車上無線装置は、少なくとも、前記列車進行方向側の先頭車両の位置情報と、前記列車進行方向側の先頭車両の識別情報とを、前記地上制御装置に送信し、
    前記列車の編成を構成する複数の車両間で分離が発生した場合には、前記列車進行方向の反対側の先頭車両に搭載された前記車上制御装置は、前記列車内の情報に基づいて、前記列車の編成を構成する複数の車両間で分離が生じたことを示す分離検知情報を生成し、
    前記列車進行方向の反対側の先頭車両に搭載された前記車上無線装置は、少なくとも、前記列車進行方向の反対側の前記車上制御装置からの前記分離検知情報と、前記列車進行方向の反対側の先頭車両の位置情報と、前記列車進行方向の反対側の先頭車両の識別情報とを、前記地上制御装置に送信することを特徴とする列車無線システム。
  2. 前記列車の編成を構成する複数の車両間で分離が発生した場合には、前記列車進行方向側の先頭車両に搭載された前記車上制御装置は、前記列車内の情報に基づいて、前記列車の編成を構成する複数の車両間で分離が生じたことを示す分離検知情報を生成し、
    前記列車進行方向の先頭車両に搭載された前記車上無線装置は、少なくとも、前記列車進行方向の前記車上制御装置からの前記分離検知情報と、前記列車進行方向の先頭車両の位置情報と、前記列車進行方向の先頭車両の識別情報とを、前記地上制御装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の列車無線システム
  3. 前記列車の編成を構成する複数の車両間に設けられる引き通し線と、
    前記列車に搭載され前記引き通し線に流れる電流により動作する分離検知用リレーと、
    を備え、
    前記列車進行方向の反対側の先頭車両に搭載された前記車上制御装置は、前記引き通し線に流れる電流が前記分離検知用リレーに供給されなくなったときに前記分離検知用リレーから出力される接点情報に基づいて、前記分離検知情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の列車無線システム
  4. 列車進行方向の反対側の先頭車両に搭載された前記車上制御装置は、前記列車の編成を構成する複数の車両にわたって配設された引き通し線が断線したことを示す情報と、運転台選択スイッチの位置選択情報とに基づいて、前記分離検知情報を生成することを特徴とする請求項に記載の列車無線システム。
  5. 前記列車の編成を構成する複数の車両に搭載され列車搭載機器の制御および監視を行って列車情報を管理する列車情報管理装置を備え、
    前記列車進行方向の先頭車両に搭載された列車情報管理装置は、他の車両に搭載された複数の列車情報管理装置から送信される情報に基づいて、分離発生箇所よりも進行方向側の車両数を第1の編成の車両数として求め、
    前記列車進行方向の反対側の先頭車両に搭載された列車情報管理装置は、他の車両に搭載された複数の列車情報管理装置から送信される情報に基づいて、分離発生箇所よりも進行方向の反対側の車両数を第2の編成の車両数として求め、
    前記列車進行方向側の先頭車両に搭載された前記車上無線装置は、前記列車情報管理装置からの第1の編成の車両数の情報を前記地上制御装置に送信し、
    前記列車進行方向の反対側の先頭車両に搭載された前記車上無線装置は、前記列車情報管理装置からの第2の編成の車両数の情報を前記地上制御装置に送信することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の列車無線システム。
  6. 前記列車進行方向の反対側の先頭車両に搭載された前記車上無線装置は、前記車上制御装置からの分離検知情報と共に、前記列車情報管理装置で管理される車両搭載機器に関する情報を前記地上制御装置へ送信することを特徴とする請求項に記載の列車無線システム。
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