JP3305005B2 - 自然言語処理装置及びその方法 - Google Patents

自然言語処理装置及びその方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自然言語処理装置に関す
るものであり、更に詳しくは、ユーザとの対話を通して
応答文を出力する対話処理機能を有する自然言語処理装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の説明文を出力する自然言語処理装
置では、ユーザからの入力は、問い合わせる項目に対し
予め定められた専門用語が入力された場合のみ受理さ
れ、その専門用語の類義語や異表記などが入力された場
合には受理されない。また問い合わせられた項目に対し
ては、予め専門用語で記述、保持されている説明文を出
力している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の装置では、ユーザは問い合わせる項目に対して専
門用語を厳密に知らねばならず、それを知ることが煩わ
しいという問題がある。更に、馴染みのない専門用語を
使用する場合には、融通性、親密性に欠けるなどの欠点
を有している。
【0004】本発明は上述の従来例に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、専門用語の類義語
が入力された場合もこれを受理する事を可能とし、専門
用語を厳密に知らないユーザでも対話利用が可能な自然
言語処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による自然言語処理装置は以下の構成を備え
る。即ち、ユーザからの入力文に対して応答文を出力す
る対話機能を有する自然言語処理装置であって、対話処
理に使用される専門用語に対応して類義語を記憶してあ
る類義語辞書と、前記類義語辞書を参照して前記入力文
中にある専門用語に対応した類義語を当該専門用語に変
換することで、当該入力文を対話処理可能な変換文に変
換する文変換手段と、前記文変換手段により生成された
前記変換文に対する応答文を得て、該応答文中の専門用
語に対して類義語を付加し、これを新たな応答文とする
類義語付加手段と、 前記類義語付加手段により得られた
前記新たな応答文を、前記入力文に対する応答文として
出力する対話処理手段とを備える。
【0006】また、上記の目的を達成するための本発明
による自然言語処理方法は、 ユーザからの入力文に対し
て応答文を出力する対話機能を実行する装置における自
然言語処理方法であって、 メモリに記憶された、対話処
理に使用される専門用語に対応して類義語を登録してあ
る類義語辞書を参照して、入力文データ中にある専門用
語に対応した類義語を当該専門用語に変換することで、
当該入力文データを対話処理可能な変換文データに変換
する文変換工程と、 前記文変換工程で生成された前記変
換文データに対する応答文データを得て、該応答文デー
タ中の専門用語に対して類義語を付加し、これを新たな
応答文データとする類義語付加工程と、 前記類義語付加
工程で得られた前記新たな応答文データを、前記入力文
データに対する応答文として出力する対話処理工程とを
備える。
【0007】
【作用】かかる本発明の構成において、ユーザが入力す
る入力文中に用いられている専門用語の類義語を類義語
辞書を用いて専門用語に変換し、専門用語を含む対話処
理可能な文に変換する。そして、専門用語に変換された
文により対話処理することで応答文の出力が実行され
る。ここで、応答文中に存在する専門用語に対して類義
語が付加されて出力される。
【0008】
【実施例】以下、添付図面に従って、本発明に係る実施
例を詳細に説明する。
【0009】図1は本実施例に係る自然言語処理装置の
機能ブロック図である。図中、1は入力部であり、ユー
ザが指示文などを入力するキーボードなどの入力装置で
ある。2は類義語辞書であって、専門用語の類義語を予
め保持しているバッファであり、図3に示すようなテー
ブル形式のデータ構造を有している。3は類義語置換部
であり、類義語辞書2を参照してユーザの入力文中に存
在する専門用語の類義語をそれに対応する専門用語に置
換する。4は置換語情報保持部であり、類義語置換部3
で置換された類義語の情報を保持する。
【0010】5は自然言語対話部であり、類義語置換部
3で類義語を専門用語に置換されたユーザの入力文の置
換結果を受け取り、それに対応する説明文を出力する。
従来の自然言語対話装置から入出力装置をのぞいた部分
である。6は類義語付加部であり、置換語情報保持部4
に保持された類義語を参照し、自然言語対話部5から受
け取った専門用語からなる説明文に類義語を付加する。
7は出力部であり、類義語付加部6から受け取った類義
語を付加した説明文をユーザに表示する表示画面などの
出力装置である。
【0011】次に、上記構成における実施例の自然言語
処理装置の動作を図2に示す動作フローを参照して説明
する。
【0012】図2において、まず、ステップS1では、
ユーザによって入力部1より入力された自然言語からな
る文を文頭から順に調べて、類義語辞書2を参照して類
義語辞書2に保持されている専門用語の類義語が存在す
ればステップS2に移る。存在しなければステップS4
に移る。
【0013】ステップS2では入力文中の類義語を類義
語辞書2に保持されている専門用語に置換し、ステップ
S3に移る。ステップS3では、ステップS2で置換し
た類義語及び専門用語を置換語情報保持部4に格納し、
ステップS4に移る。
【0014】ステップS4では、自然言語対話部5が入
力文に対応する説明文を生成する。ステップS5では、
置換語情報保持部4を参照し、自然言語対話装置5によ
り生成される説明文に、置換語情報保持部4に保持され
ている専門用語が存在するかどうかを調べて、存在すれ
ばステップS6に移り、存在しなければステップS7に
移る。
【0015】ステップS6では、類義語付加部6によ
り、置換語情報保持部4を参照して自然言語処理部5に
より生成された説明文中の専門用語の直後に、その専門
用語に対応する類義語を括弧で囲んで付加する。続いて
ステップS7では、ステップS6にて完成した説明文を
出力装置7に出力して、本処理を終了する。
【0016】図4に本実施例による入力文に対する処理
の1例を示す。入力部1より「ページ番号の字体には何
がありますか。」というユーザの入力文41が入力され
たとする。すると、類義語置換部3において入力文41
の中の「ページ番号」が「ノンブル」に、「字体」が
「フオント」に置換される。この結果、入力文41は、
「ノンブルのフオントには何がありますか。」という文
に変換され(用語置換後文42)、自然言語対話部5に
送られる。そして、自然言語対話部5において、用語置
換後文42に対応した説明文「ノンブルのフオントに
は、アラビア数字(明朝体,ゴシツク体)、ローマ数字
があります。」が得られる(類義語付加前説明文4
3)。続いて、類義語付加部6において、上記の類義語
付加前説明文43内の各専門用語に対してその類義語を
付加する。この結果、「ノンブル(ページ番号)のフオ
ント(字体)には、アラビア数字(明朝体,ゴシツク
体)、ローマ数字があります。」のように、ユーザが用
いた類義語及び専門用語の両方を表記した類義語付加後
説明文44が出力される。
【0017】尚、上記実施例においては置換する専門用
語の対象として、単語と単語の置換としたがこれに限る
ものではない。他の例えば、「表の線」と「罫線」のよ
うに句と単語での置換、「次のページに移る」と「改ペ
ージを行う」のように句と句での置換としても良い。
【0018】また、上記実施例において、はユーザが用
いた類義語を説明文に付加する際に、専門用語の直後に
類義語を括弧で囲んで付加するものとしたが、これに限
るものでもない。他の例えば、「ページ番号(ノンブ
ル)」のように、逆に専門用語を括弧に囲んでその直前
に類義語を付加したり、さらに「ページ番号(ノンブル
と呼ぶ)」のように説明情報的な言葉を付加して表記し
ても良い。
【0019】さらに、上記実施例においては、ユーザが
用いた類義語を説明文に付加する際に、専門用語の直後
に類義語を括弧で囲んで付加するものとしたが、他の例
えば、類義語あるいは専門用語のいずれかを点滅させ
る、あるいは色、明度、フォントを変えるなどして示す
る事も可能である。
【0020】以上説明したように、本実施例によれば、
ユーザが用いた専門用語の類義表現を自然言語対話装置
に固有の専門用語に置換する事により説明文の生成を可
能としている。更に、この生成された説明文にもとの類
義表現を付加して表記することによって、ユーザに対し
て専門用語を知らせるという効果も発生する。このよう
にして、専門用語を知らなくても自然言語対話装置を利
用することが可能になり、使い勝手のよい自然言語処理
装置となる。
【0021】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置に本発明
により規定される処理を実行するプログラムを供給する
ことによつて達成される場合にも適用できることは言う
までもない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
専門用語の類義語が入力された場合もこれを受理する事
が可能となり、融通性のある対話ができる自然言語処理
装置が提供されるので、ユーザが専門用語を厳密に知ら
なくても自然言語処理装置の対話利用が可能になる。更
に、応答文に使用されている専門用語に類義語を付加し
て出力することにより専門用語を知らないユーザにとっ
て更に使いやすい自然言語処理装置が提供される。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における自然言語処理装置の機能構成を
示す機能ブロック図である。
【図2】実施例による自然言語処理装置の動作を表すフ
ローチャートである。
【図3】実施例において類義語辞書2のデータ構造を表
す図である。
【図4】実施例による自然言語処理装置の入力文に対す
る処理例を表す図である。
【符号の説明】
1 入力部 2 類義語辞書 3 類義語置換部 4 置換語情報保持部 5 自然言語対話部 6 類義語付加部 7 出力部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−185724(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/21 - 17/30

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザからの入力文に対して応答文を出
    力する対話機能を有する自然言語処理装置であって、 対話処理に使用される専門用語に対応して類義語を記憶
    してある類義語辞書と、 前記類義語辞書を参照して前記入力文中にある専門用語
    に対応した類義語を当該専門用語に変換することで、当
    該入力文を対話処理可能な変換文に変換する文変換手段
    と、前記文変換手段により生成された前記変換文に対する応
    答文を得て、該応答文中の専門用語に対して類義語を付
    加し、これを新たな応答文とする類義語付加手段と、 前記類義語付加手段により得られた前記新たな応答文
    を、前記入力文に対する応答文として 出力する対話処理
    手段とを備えることを特徴とする自然言語処理装置。
  2. 【請求項2】 前記類義語付加手段は前記入力文中に存
    在する類義語を付加することを特徴とする請求項に記
    載の自然言語処理装置。
  3. 【請求項3】 ユーザからの入力文に対して応答文を出
    力する対話機能を実行する装置における自然言語処理方
    法であって、メモリに記憶された、 対話処理に使用される専門用語に
    対応して類義語を登録してある類義語辞書を参照して、
    入力文データ中にある専門用語に対応した類義語を当該
    専門用語に変換することで、当該入力文データを対話処
    理可能な変換文データに変換する文変換工程と、前記文変換工程で生成された前記変換文データに対する
    応答文データを得て、該応答文データ中の専門用語に対
    して類義語を付加し、これを新たな応答文データとする
    類義語付加工程と、 前記類義語付加工程で得られた前記新たな応答文データ
    を、前記入力文データに対する応答文として 出力する対
    話処理工程とを備えることを特徴とする自然言語処理方
    法。
  4. 【請求項4】 前記類義語付加工程では前記入力文デー
    中に存在する類義語を付加することを特徴とする請求
    に記載の自然言語処理方法。
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