JPH10301930A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH10301930A
JPH10301930A JP9110526A JP11052697A JPH10301930A JP H10301930 A JPH10301930 A JP H10301930A JP 9110526 A JP9110526 A JP 9110526A JP 11052697 A JP11052697 A JP 11052697A JP H10301930 A JPH10301930 A JP H10301930A
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JP
Japan
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word
punctuation
document
speech
data base
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JP9110526A
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English (en)
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Tetsuo Takemoto
哲夫 竹本
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書作成時の句読点の付加に関係する操作者
の負担を軽減する。 【解決手段】 句読点処理部10は、キーボードインタ
ーフェイス50、仮名漢字変換部40を介して入力され
る文字列と品詞情報に基づいて、句読点処理データベー
ス20に設定されている句点登録データベース20a、
連続名詞チェックデータベース20b、読点登録データ
ベース20c、詳細単語チェックデータベース20d等
にあらかじめ登録しておいた句点、読点を付加する単語
(品詞)データベースと入力文字列中の単語(品詞)と
のマッチングを図り、マッチングがとれた場合には、そ
の対象単語(品詞)の次に句点または読点を付加する処
理を行い、処理結果をディスプレイや記録媒体等の出力
インターフェイス30に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書処理技術に関
し、特に、キーボード入力によって作成された文書や、
既存の文書ファイル、OCR出力等の任意情報源から得
られる日本語文書の作成や編集、校正等に適用して有効
な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ワードプロセッサ、パーソナルコンピュ
ータ、ワークステーション等の情報処理装置の能力向上
により、文書作成時の操作方法の簡易化が図られてい
る。とりわけ、日本語で文書を作成する場合に必須であ
る日本語かな入力においては、かな入力時、漢字に自動
変換する方式が主流になり、変換ロジックの種々の進歩
により、操作性が日々改良されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の日本語かな入力
においては、文書を文節あるいは、単語ごとに区切るこ
とによって品詞を解析し、その解析結果をもって変換を
行っていた。しかし、本方式では、入力したデータに対
しては、忠実に変換を行うが、文書作成時に入力の多く
を占める句読点においては、操作者が、実際に“、”や
“。”をその都度入力して変換しなければならないとい
う不便があった。また、文書作成時、操作者が、句読点
を入力するべきか否かについて迷う場合もしばしばあ
り、文書処理時の操作者の負担となっていた。
【0004】なお、句読点の処理等については、たとえ
ば、特開平6−236357号公報に開示される技術で
は、ローマ字入力モードにおいて、一つのキーに設定さ
れている「。」や「.」等の複数種の句読点の種類を選
択して確定する操作を自動的に行おうとする技術が開示
されている。また、特開平6−96288号公報には、
OCRから入力された文字列中に存在する句読点を、そ
の前後を解析することによって判別しようとする技術が
開示されている。
【0005】しかしながら、前者の技術では、操作者が
指定した位置における「。」や「.」の種別を予め指定
されたモード情報に基づいて確定するのみであり、文書
中における当該句読点の付加位置を決定するものではな
い。また、後者の技術では、OCRにて読み取られる文
書中の特定位置にすでに存在する句読点等の識別を行う
ものであり、前者の従来技術と同様に、文書中における
当該句読点の付加位置を決定するものではない。
【0006】本発明の目的は、文書作成や文書編集等に
おける句読点等の付加や校正等の作業を操作者に意識さ
せることなく、操作者の負担を軽減することが可能な文
書処理技術を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、日本語文書の句読点
の位置を適切に統一して、編集、校正、作成等における
文書の品質を向上させることが可能な文書処理技術を提
供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、任意の情報源から入
力される日本語文書における句読点の校正や編集作業を
効率良く遂行することが可能な文書処理技術を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の文書処理装置
は、任意の情報源から日本語文字列を入力する入力手段
と、日本語文字列を解析して、日本語文字列に対する句
点および読点の少なくとも一方の付加、または日本語文
字列における既存の句点および読点の少なくとも一方の
校正を行う句読点処理手段と、句読点処理手段による句
点および読点の少なくとも一方の付加または校正に用い
られる制御情報が格納される句読点処理データベース
と、を備えたものである。
【0010】たとえば、キーボードから任意のひとまと
まりの文書を句読点なしでベタ入力を行い、日本語入力
変換にかな漢字変換要求を行うと、日本語入力変換と連
携した句読点処理手段の機能により、たとえば、かな漢
字変換によって得られた文字列内の単語等の前後の品詞
を解析し、句読点の付加を行う。この際、たとえば、各
品詞間で句読点を付加するパターンをあらかじめ句読点
処理データベースに登録しておき、この登録パターンに
該当するものを検索し、必要に応じて句読点の付加や校
正を行う。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施の形態である文書
処理装置の構成の一例を示す概念図であり、図2、図
3、図4、図5、図6、図7、図8、図9は、その作用
の一例を示す概念図、図10、図11、図12、図13
は、その作用の一例を示すフローチャート、図14は、
この文書処理装置を実現するための情報処理装置の構成
の一例を示すブロック図である。
【0013】図1に例示されるように、本実施の形態の
文書処理装置は、句読点処理部10、この句読点処理部
10にてアクセスされる句読点処理データベース20、
句読点処理部10の処理結果が出力されるディスプレイ
や記録媒体等の出力インターフェイス30、句読点処理
部10に日本語文字列およびその品詞情報等を与える仮
名漢字変換部40(FEP)、この仮名漢字変換部40
にかな文字列やローマ字文字列を入力するキーボードイ
ンターフェイス50等で構成されている。
【0014】句読点処理データベース20には、後述の
ように、たとえば、句点登録データベース20a、連続
名詞チェックデータベース20b、読点登録データベー
ス20c、詳細単語チェックデータベース20d、等が
設定されている。
【0015】なお、入力手段としては、仮名漢字変換部
40等に限らず、たとえば、既存の文書データファイル
70や、OCR装置80からの文書データの入力であっ
てもよい。この後者の入力手段の場合には、既存の日本
語文字列から品詞情報を生成して句読点処理部10に入
力するための品詞解析部60、等を介在させることがで
きる。
【0016】本実施の形態では、簡単のため、後述の説
明では、入力手段として、キーボードインターフェイス
50および仮名漢字変換部40を用いる場合について説
明する。なお、OCR装置80を用いた入力の場合に
は、たとえば、システムバス100に拡張入力装置とし
てOCR装置80を接続し、品詞解析部60をランダム
・アクセス記憶装置(以下RAMと略記する。)102
にロードして動作させることで利用可能である。
【0017】図14は、図1に例示される本実施の形態
の文書処理装置を実現するための情報処理装置の一例を
示している。この図14において、100はシステムバ
ス、101は陰極線管表示装置(以下CRTと記
す。)、102はRAM、103は演算処理部であるマ
イクロプロセッサ、104は入力部を構成するキーボー
ド、105はリード・オンリー記憶装置(以下ROMと
略記する。)である。106は動作の基準となるクロッ
ク信号を発生するクロック発振回路、107はキャラク
タ・フォント用ROM、108はCRT制御回路、10
9はリフレッシュメモリ(以下VRAMと略する。)、
110はパラレル・シリアル変換回路である。また、1
11は、HDD等の外部記憶装置である。
【0018】これらの動作は次の通りである。キーボー
ド104よりデータ(命令)を入力すると、あらかじめ
ROM105に格納してあるプログラムや、RAM10
2に外部記憶装置111からロードされたプログラムに
より、このプログラム指令に基づきマイクロプロセッサ
103が働き、キャラクタ・フォント用ROM107よ
り処理結果に対応する文字フォントがVRAM109に
転送される。次に再びキーボード104から別のキーに
よるデータが入力されると、それがマイクロプロセッサ
103により処理された後、処理結果に対応する文字フ
ォントが同様にしてVRAM109の次に転送される。
この様にして、マイクロプロセッサ103は入力に応答
してVRAM109に文字フォントを転送し、格納す
る。以上は、ROM105に格納されたプログラムによ
り、マイクロプロセッサ103が動作し、実行される。
【0019】この時に、クロック発振回路106はマイ
クロプロセッサ103が規則正しく動作する様に基本パ
ルスを入力する。一方、クロック発振回路106からの
基本のクロックパルスは、CRT制御回路108にも入
力される。CRT制御回路108は、この基本パルスを
受けて、マイクロプロセッサ103がVRAM109を
アクセスしていない時間帯を利用し、VRAM109よ
りデータを読み出す。この読み出されたデータはパラレ
ル・シリアル変換回路110を通して、矩形パルス列に
変換される。このパルス列はCRT101に対し、ビデ
オ信号として入力され、CRT101の指定位置にドッ
ト表示をする。
【0020】図1の句読点処理部10や、仮名漢字変換
部40、品詞解析部60は、たとえば、ROM105
や、RAM102に格納されたプログラムとして実現さ
れる。また、句読点処理データベース20は、RAM1
02の一部や、外部記憶装置111に格納され、後述の
ような句読点処理部10等による読み出しや更新が行わ
れるデータとして実装される。仮名漢字変換部40が使
用する図示しない辞書データは、RAM102の一部
や、外部記憶装置111に格納される。
【0021】キーボードインターフェイス50は、キー
ボード104にて実現され、処理結果の出力先である出
力インターフェイス30は、たとえば、CRT101
や、RAM102や外部記憶装置111上のデータファ
イルとして実現される。
【0022】次に本実施の形態の文書処理装置およびそ
れを実現する情報処理装置の作用の一例について説明す
る。まず、句点を付加する場合の処理内容を図2、図
3、図4、図5等を参照して説明する。
【0023】本実施の形態では、既存の種々のかな漢字
変換プログラム機能(仮名漢字変換部40)の使用が前
提である。通常のかな漢字変換プログラムでは、文書を
入力し変換コマンドを実行すると辞書ファイルと呼ばれ
るデータベースから該当の単語を割り出す。本ロジック
には、最小コスト法や文節数最小法などが用いられてい
る。これと同時にたとえばRAM102に設けられた入
力バッファ上には、それぞれの単語の品詞情報、活用情
報が付加され、これらの情報が、句読点処理部10に渡
される。
【0024】図2の例1において、ベタ入力で文字を入
力し、変換コマンドを実行すると、かな漢字変換プログ
ラムにおいて該当単語、品詞情報が割り当てられる。本
例では、判り易い様に単語と単語を“/”にて区切って
示した。該当単語、品詞情報が割り当てられた文書に対
して、あらかじめ作成しておいた句点登録データベース
20aとマッチングを図る。句点登録データベース20
aでは、単語のつながりを判別するために第1単語と第
2単語のカテゴリを設け、ここに単語を登録しておく。
このカテゴリには、品詞名(名詞や動詞など)、実際の
単語(“は”や“が”など)どちらでも登録可能であ
る。例1に示す“私は”は、かな漢字変換プログラムに
より、“私”(名詞)と“は”(助詞)に分けられるの
で、この2つの単語を句点登録データベース20aから
検索を行い、句点登録データベース20aとマッチした
ところで、次の処理カテゴリを見る。処理カテゴリに
は、句点付加の指示が登録されているので、“私は”の
次には、句点を付加する処理となる。
【0025】さらに変換対象文字列のマッチングを行
い、今度は“昨日”、“文書”の(名詞)+(名詞)の
2単語が句点登録データベース20aにマッチした場
合、処理カテゴリには、登録チェック指示が登録されて
いる。これは、熟語などこの2単語の間に句点を付加し
ない場合もあるので、さらに連続名詞チェックデータベ
ース20bを検索する事とする。連続名詞チェックデー
タベース20bには、熟語など2単語名詞の場合にこの
間に句点を付加しないパターンが登録されている。図2
の例1では、“昨日”と“文書”の2名詞は、連続名詞
チェックデータベース20bに登録されていないので、
この2単語の間に句点を付加する処理となる。
【0026】図3の例2では、かな漢字変換プログラム
によって分けられた接続詞と動詞+“と”(助詞)の例
で、接続詞の場合は、第2単語にかかわらず、接続詞の
次に句点を付加する処理となっているので、“しかし”
の次には、句点が付加される。動詞+“と”(助詞)の
場合も句点登録データベース20aの処理カテゴリに句
点付加の指示が登録されているので、“すると”の次に
は、句点が付加される処理となる。
【0027】図4の例3では、名詞が連続している場合
の処理で、連続名詞チェックデータベース20bに登録
されている2単語間は、句点を付加しない処理、登録さ
れていない2単語間は、句点を付加する処理となる。
【0028】図5の例4では、句点登録データベース2
0aに標準で登録されていない単語で、句点を付加した
い場合の例であり、使用者が該当文字列変換後、句点を
付加したい場合は、その単語の後に句点を付加すれば、
句点登録データベース20aにその情報が登録され、次
回からは、その単語の次に句点が付加される処理とな
る。
【0029】次に読点を付加する場合の処理内容を図
6、図7、図8、図9の各処理例を用いて説明する。図
6の例1において、句点付加時における該当文字列変換
同様、かな漢字変換プログラム(仮名漢字変換部40)
によって、該当単語、品詞情報、さらに活用情報が与え
られる。この該当文字列の最後の単語に着目し、最後の
単語“見る”は、品詞が(動詞)、活用形が(終止形)
であると、句読点処理部10は、かな漢字変換プログラ
ムから情報を受け取り、あらかじめ作成しておいた読点
登録データベース20cとマッチングを図る。読点登録
データベース20cでは、読点を付加する場合の品詞
名、活用形を登録しておく。この場合、処理カテゴリ
は、当然読点付加となる。さらに品詞が(副詞)、(終
助詞)の場合は、全てが読点対象とはならないので、処
理カテゴリに詳細チェックを記述し、詳細単語チェック
データベース20dを検索させる様にする。品詞名に
は、後記するが、使用者が登録できる様に直接単語を登
録することも可能である。図6の例1に示す“見る”
は、(動詞):(終止形)であるので、読点登録データ
ベース20cとマッチし、読点付加処理となる。
【0030】図7の例2では、該当文字列の最後の単語
に(名詞)が来る場合で、読点登録データベース20c
より、読点付加処理を行う。
【0031】図8の例3では、該当文字列の最後の単語
に(終助詞)が来る場合で、読点登録データベース20
cの処理カテゴリに詳細チェック指示が記述されている
ので、さらに詳細単語チェックデータベース20dを検
索することとなる。終助詞“か”は、詳細単語チェック
データベース20dの単語カテゴリに登録されているの
で、読点付加処理となる。
【0032】図9の例4は、読点登録データベース20
cに標準で登録されていない品詞名で、読点を付加した
い場合の例であり、使用者が最後の単語に読点を付加す
れば、読点登録データベース20cにその単語が登録さ
れ、次回からは、その単語の次に読点が付加される処理
となる。
【0033】図10、図11を参照して句点を自動付加
する際の処理フローを説明する。まず、あらかじめ設定
しておいた句点登録データベース20a、変換対象とな
る該当対象文字列の先頭にアドレスポインタを設定する
(ステップ201)。次に該当対象文字列を全て処理し
たか判定する(ステップ202)。全て終了した場合
は、句点を付加せず(何も処理を行わず)終了する。全
て終了していない場合は、名詞が連続している2単語か
判定する(ステップ203)。連続していない場合は、
第1、第2単語が句点登録データベース20aとマッチ
するかの判定を行う(ステップ204)。マッチした場
合は、句点を付加してステップ205、ステップ208
へジャンプする。マッチしない場合は、句点登録データ
ベース20aのアドレスポインタを1つインクリメント
する(ステップ206)。そして句点登録データベース
20aを全て検索したかの判定を行う(ステップ20
7)。検索が終了した場合は、その単語は、句点付加に
該当しなかった事になり、該当文字列から次の単語に処
理を移す(ステップ208)。
【0034】検索が全て終了していない場合は、ステッ
プ202の処理へ戻る。また、ステップ203で2単語
が名詞で連続している場合は、連続名詞チェックデータ
ベース20bの先頭にアドレスポイタを設定する(ステ
ップ209)。そして2単語が連続名詞チェックデータ
ベース20bとマッチするか判定する(ステップ21
0)。マッチした場合は、句点を付加せず(何も処理を
行わず)ステップ208へジャンプする。マッチしなか
った場合は、連続名詞チェックデータベース20bへの
アドレスポインタを1つインクリメントする(ステップ
211)。さらに連続名詞チェックデータベース20b
を全て検索したかの判定を行い(ステップ212)、全
て検索したなら、句点付加の対象となるので、句点付加
処理を行いステップ213、ステップ208へジャンプ
する。全て検索していないならば、ステップ210へ戻
る。
【0035】次に図12、図13を参照して読点を自動
付加する際の処理フローを説明する。前述の句点自動付
加同様、読点登録データベース20cの先頭にアドレス
ポインタを設定する(ステップ301)。そして変換文
字列の最後の単語が副詞または、終助詞かどうかの判定
を行う(ステップ302)。違う場合は、最後の単語が
読点登録データベース20cとマッチするかどうかの判
定をする(ステップ303)。マッチした場合は、読点
付加該当となり、読点付加処理を行って(ステップ30
5)、終了する。マッチしない場合は、読点登録データ
ベース20cのアドレスポインタを1つインクリメント
し(ステップ304)、読点登録データベース20cを
全て検索したかの判定を行う(ステップ306)。全て
検索した場合は、読点を付加せず(何も処理を行わず)
終了する。全て検索していない場合は、ステップ303
へ戻る。また、ステップ302で副詞か終助詞の場合
は、これが副詞か終助詞かの判定を行う(ステップ30
7)。終助詞の場合は、詳細単語チェックデータベース
20dのアドレスポインタを終助詞に設定する(ステッ
プ308)。副詞の場合は、詳細単語チェックデータベ
ース20dのアドレスポインタを副詞に設定する(ステ
ップ309)。そしてその最終単語が詳細単語チェック
データベース20dに登録されている単語と一致するか
判定する(ステップ310)。一致する場合は、読点付
加対象となり、読点付加処理を行う(ステップ31
1)。一致しない場合は、読点を付加せず(何も処理を
行わず)終了する。
【0036】以上説明したように、本実施の形態の文書
処理装置によれば、たとえば、キーボード104等を介
して操作者がベタに入力した句読点を含まない日本語文
字列に対して、操作者に意識させることなく自動的に適
切な位置に句点や読点を付加することができ、日本語文
書作成処理における操作者の負担を大幅に軽減して、文
書作成システムの操作性を向上させることができる。
【0037】また、出力された文書は、句読点の位置が
適切に統一されるため、作成される文書の品質が向上す
る。
【0038】また、入力手段として、キーボード104
等の代わりに文書データファイル70や、OCR装置8
0から入力される既存の文書データの校正においては、
句読点の位置を適切に校正でき、校正作業の処理効率が
向上するとともに、句読点の位置を適切に統一でき、校
正結果の文書の品質が向上する。
【0039】この結果、文書を読む側も常に句読点の付
加パターンが一様なので、違和感を感じることなく、処
理された文書を読む事が可能となる。
【0040】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0041】
【発明の効果】本発明の文書処理装置によれば、文書作
成や文書編集等における句読点等の付加や校正等の作業
を操作者に意識させることなく、操作者の負担を軽減す
ることができる、という効果が得られる。
【0042】また、本発明の文書処理装置によれば、日
本語文書の、句読点の位置を適切に統一して、編集、校
正、作成等における文書の品質を向上させることができ
る、という効果が得られる。
【0043】また、本発明の文書処理装置によれば、任
意の情報源から入力される日本語文書における句読点の
校正や編集作業を効率良く遂行することができる、とい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である文書処理装置の構
成の一例を示す概念図である。
【図2】本発明の一実施の形態である文書処理装置の作
用の一例を示す概念図である。
【図3】本発明の一実施の形態である文書処理装置の作
用の一例を示す概念図である。
【図4】本発明の一実施の形態である文書処理装置の作
用の一例を示す概念図である。
【図5】本発明の一実施の形態である文書処理装置の作
用の一例を示す概念図である。
【図6】本発明の一実施の形態である文書処理装置の作
用の一例を示す概念図である。
【図7】本発明の一実施の形態である文書処理装置の作
用の一例を示す概念図である。
【図8】本発明の一実施の形態である文書処理装置の作
用の一例を示す概念図である。
【図9】本発明の一実施の形態である文書処理装置の作
用の一例を示す概念図である。
【図10】本発明の一実施の形態である文書処理装置の
作用の一例を示すフローチャートである。
【図11】本発明の一実施の形態である文書処理装置の
作用の一例を示すフローチャートである。
【図12】本発明の一実施の形態である文書処理装置の
作用の一例を示すフローチャートである。
【図13】本発明の一実施の形態である文書処理装置の
作用の一例を示すフローチャートである。
【図14】本発明の一実施の形態である文書処理装置を
実現するための情報処理装置の一例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
10…句読点処理部、20…句読点処理データベース、
20a…句点登録データベース、20b…連続名詞チェ
ックデータベース、20c…読点登録データベース、2
0d…詳細単語チェックデータベース、30…出力イン
ターフェイス、40…仮名漢字変換部、50…キーボー
ドインターフェイス、60…品詞解析部、70…文書デ
ータファイル、80…OCR装置、100…システムバ
ス、101…陰極線管表示装置、102…ランダム・ア
クセス記憶装置、103…マイクロプロセッサ、104
…キーボード、105…リード・オンリー記憶装置、1
06…クロック発振回路、107…キャラクタフォント
用ROM、108…CRT制御回路、109…リフレッ
シュメモリ、110…パラレル・シリアル変換回路、1
11…外部記憶装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の情報源から日本語文字列を入力す
    る入力手段と、前記日本語文字列を解析して、前記日本
    語文字列に対する句点および読点の少なくとも一方の付
    加、または前記日本語文字列における既存の句点および
    読点の少なくとも一方の校正を行う句読点処理手段と、
    前記句読点処理手段による前記句点および読点の少なく
    とも一方の前記付加または前記校正に用いられる制御情
    報が格納される句読点処理データベースと、を備えたこ
    とを特徴とする文書処理装置。
JP9110526A 1997-04-28 1997-04-28 文書処理装置 Pending JPH10301930A (ja)

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