JPH0748216B2 - 表現変換方式 - Google Patents

表現変換方式

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JPH0748216B2
JPH0748216B2 JP1212121A JP21212189A JPH0748216B2 JP H0748216 B2 JPH0748216 B2 JP H0748216B2 JP 1212121 A JP1212121 A JP 1212121A JP 21212189 A JP21212189 A JP 21212189A JP H0748216 B2 JPH0748216 B2 JP H0748216B2
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JP
Japan
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verb
transitive
inflectional
expression
verbs
Prior art date
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JP1212121A
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JPH0377166A (ja
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明 濱田
保司 小渕
秀夫 三吉
広勝 秋山
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工業技術院長
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は日本語ワードプロセッサに関するものであり、
特に作成した文章の推敲作業時の表現変換方式に関する
ものである。
〈従来の技術〉 日本語ワードプロセッサにおいて、作成した文章の推敲
の際に、使用者が指示した語の類義語を提示することに
より、表現を最適なものにする支援を行うことは既に行
われている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、動詞の場合は類義語であっても自動詞と
他動詞では格関係が異なるので、使用者は表示された類
義語の受身形や使役形を考えて最適な表現を選択しなけ
ればならない場合があった。また、選択した類義語を受
身形・使役形に修正する手間がかかった。
本発明の目的は、自動詞表現と他動詞の受身表現、他動
詞表現と自動詞の使役表現を自動的に置き換えることに
よって、上記のような操作上の頻わしさを軽減する表現
変換方式を提供するものである。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は上記目的を達成するために、 文章の形態素解析を行う形態素解析手段と、 意味的に対応する自動詞と他動詞の対応テーブルと、 動詞の活用語尾と、該活用語尾の後接する付属語が活用
形により異なる場合には該付属語と、及び助動詞「れ
る」「られる」の活用形を記憶した対応テーブルとを用
いて、 自動詞表現を他動詞表現の受身表現に、又は他動詞の受
身表現を自動詞表現に置き換えるものである。
更に本発明は、 文章の形態素解析を行う形態素解析手段と、 意味的に対応する自動詞と他動詞の対応テーブルと、 動詞の活用語尾と、該活用語尾に後接する付属語が活用
形により異なる場合には該付属語と、及び助動詞「せ
る」「させる」の活用形を記憶した対応テーブルとを用
いて、 他動詞表現を自動詞の使役表現に、又は自動詞の使役表
現を他動詞表現に置き換えるものである。
〈作用〉 本発明によれば、動詞の表現変換の際に助動詞「せる」
「させる」「れる」「られる」を自動的に適宜付加又は
削除することができる。
〈実施例〉 以下、図面を参照しながら、本発明の一実施例を説明す
る。
第1図は、本発明を適用した日本語ワードプロセッサの
一実施例の構成を示すブロック図である。
1は制御部で、日本語入力のための仮名漢字変換等のた
めのプログラムやテーブル・文章バッファ・外部記憶装
置など以下に明記する以外のものを含んでいる。2はCR
TまたはLCD等からなる表示部、3はキーボード等からな
る入力部である。4は漢字交じり文字列の形態素解析を
行う形態素解析部である。5は意味的に対応する自動詞
と他動詞の組を記憶した動詞変換テーブルである。6は
動詞の活用語尾と助動詞「せる」「させる」「れる」
「られる」の活用の対応を記憶した活用形対応テーブル
である。
ここで、前記動詞変換テーブル5の内容の一部を第2図
に示す。「延びる」「延ばす」のような意味的に対応す
る自動詞と他動詞の組が、語幹(不変化部分)の表記と
活用型の形で記憶されている。
更に、前記活用形対応テーブル6の内容を第3図に示
す。動詞の各活用型及び助動詞「せる」「させる」「れ
る」「られる」の活用形の対応が記憶されている。ま
た、後接する付属語が活用型によって異なる場合には、
その付属語も記憶されている。第3図では、後接付属語
を( )で囲んで示す。
上記のような構成を有する日本語ワードプロセッサにお
いて、キーボード3からの指示により制御部1の仮名漢
字変換を利用して入力するか外部記憶装置から読み込む
ことにより、制御部1の文章バッファに蓄えられた文章
は、表示部2に表示される。表示部2とキーボード3に
よって表現変換すべき文字列が指示されると、第4図の
フロー図に従って動詞の表現が変換される。以下、下記
の2つの例の動詞の表現変換が指示された場合について
第4図のフロー図に従って説明する。
〈例1〉「カーテンで和らいだ光」の「和らぐ」 〈例2〉「生徒を帰らせます。」の「帰る」 〈例1〉 まず、変換された表現をセットするバッファ等を初期化
する(ステップ100)。
次に、指示された文字列以降を形態素解析する(ステッ
プ101)。この例の場合、「和らいだ」が変換対象の文
節であり、その内訳は以下のようになっていることが判
る。
「和ら」:動詞語幹(自他/自動詞,活用型/五段が
行) 「い」:動詞語尾(活用型/五段が行,活用形/音便
形) 「だ」:助動詞 ここで、指示された文字列が動詞でない場合や、自動詞
に「れる」「られる」が接続している場合、他動詞に
「せる」「させる」が接続している場合など、表現変換
ができない場合は処理を終了する。
そして、形態素解析された動詞の語幹で、動詞変換テー
ブル5(第2図)を検索する(ステップ102)。この場
合、対応する他動詞 「和らげ」:動詞語幹(自他/他動詞,活用型/一段) が見付かる。検索に失敗した場合は処理を終了する。
ここで、変換内容が「せる」「させる」「れる」「られ
る」を付加するものか削除するものかを判断する(ステ
ップ103)。この場合、自動詞から他動詞の受身表現へ
の変換であるので、Y(付加)側へ分岐する。変換後の
動詞の活用型(この場合は一段)の未然形1の活用語尾
を活用形対応テーブル6(第3図)から検索して付加す
る(ステップ104)。この場合、語尾の表記は空であ
る。
「φ」:動詞語尾(活用型/一段,活用形/未然形1) ステップ104の検索で、後接付属語のデータから受身に
するためには「られる」を付加すればよいことが判る。
もう一度活用形対応テーブル6を検索して変換前の動詞
語尾を同じ活用形の「られる」に置き換える(ステップ
105)。
「られ」:られる(活用形/音便形) ステップ105の検索の後接付属語データと変換前の後接
付属語(この場合は「だ」が一致しないので付属語置換
が必要であることが判る(ステップ106)。
後接付属語を置き換える(ステップ107)。
「た」:助動詞 最後に、変換結果「和らげられた」を所定のバッファに
セットして、処理を終了する(ステップ108)。
以上の処理を行って得られた変換結果と、もとの変換対
象語の置き換え・付加の対応を下記表1に示す。
〈例2〉 ステップ101の形態素解析結果は次のようになる。
「帰」:動詞語幹(自他/自動詞,活用型/五段ら行) 「ら」:動詞語尾(活用型/五段ら行,活用形/未然形
1) 「せ」:せる(活用形/連用形) 「ます」:助動詞 ステップ102で、変換後の動詞語幹が検索される。
「帰」:動詞語幹(自他/他動詞,活用型/五段さ行) この場合、自動詞の使役表現を他動詞に置き換えるの
で、ステップ103ではN(削除)側へ分岐する。
ここで、変換前の動詞語尾(この場合「ら」を削除する
(ステップ109)。次に、活用形対応テーブル6を検索
して、「せる」「させる」「れる」「られる」(この場
合は「せる」を同じ活用形で、変換後の動詞の活用型の
語尾に置き換える(ステップ110)。
「し」:動詞語尾(活用型/五段さ行,活用形/連用
形) ステップ110の活用形対応テーブル6の検索で、連用形
には後接付属語の制限がないことが判り、ステップ107
はとばされる。ステップ108で、変換結果「帰します」
を所定のバッファにセットして、処理を終了する。
以上の処理を行って得られた変換結果と、もとの変換対
象語の置き換え・付加の対応を下記表2に示す。
上述したように、動詞の表現変換の際に助動詞「せる」
「させる」「れる」「られる」を適宜付加・削除するこ
とにより、自動詞と他動詞の表現変換においても直接置
き換え可能な表現が提供できる。
また、上記の例に挙げたような表記上も対応した自動詞
と他動詞の組だけでなく、「死ぬ」と「殺す」,「起床
する」と「起こす」のような組み合わせについても表現
の変換は可能である。
〈発明の効果〉 本発明のよれば、動詞の変換表現の際に助動詞「せる」
「させる」「れる」「られる」を自動的に適宜追加、又
は削除することにより、自動詞表現と他動詞表現の受身
表現の変換、他動詞表現と自動詞の使役表現の変換を自
動的に行うことができると共に、動詞の活用形に後接す
る付属語が活用形によって異なる場合には、その付属語
も記憶されていてそれが自動的に設定されるため、文章
の推敲作業時の操作負担が軽減されて、文章作成の効率
化、高速化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用した日本語ワードプロセッサの
1実施例の構成を示すブロック図、第2図は動詞変換テ
ーブルの内容を示す模式図、第3図は活用形対応テーブ
ルの内容を示す図、第4図は本発明の表現変換処理の流
れを示すフロー図である。 1……制御部 2……表示部 3……入力部 4……形態素解析部 5……動詞変換テーブル 6……活用形対応テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−298869(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文章の形態素解析を行う形態素解析手段
    と、 意味的に対応する自動詞と他動詞の対応テーブルと、 動詞の活用語尾と、該活用語尾の後接する付属語が活用
    型により異なる場合には該付属語と、及び助動詞「れ
    る」「られる」の活用形を記憶した対応テーブルとを用
    いて、 自動詞表現を他動詞表現の受身表現に、又は他動詞の受
    身表現を自動詞表現に置き換えることを特徴とする表現
    変換方式。
  2. 【請求項2】文章の形態素解析を行う形態素解析手段
    と、 意味的に対応する自動詞と他動詞の対応テーブルと、 動詞の活用語尾と、該活用語尾に後接する付属語が活用
    形により異なる場合には該付属語と、及び助動詞「せ
    る」「させる」の活用形を記憶した対応テーブルとを用
    いて、 他動詞表現を自動詞の使役表現に、又は自動詞の使役表
    現を他動詞表現に置き換えることを特徴とする表現変換
    方式。
JP1212121A 1989-08-19 1989-08-19 表現変換方式 Expired - Lifetime JPH0748216B2 (ja)

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JP1212121A JPH0748216B2 (ja) 1989-08-19 1989-08-19 表現変換方式

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JPH0377166A JPH0377166A (ja) 1991-04-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP6592378B2 (ja) * 2016-02-26 2019-10-16 日本電信電話株式会社 書き換え装置、方法、及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62298869A (ja) * 1986-06-18 1987-12-25 Ricoh Co Ltd 文尾変換方式

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JPH0377166A (ja) 1991-04-02

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