JP3304833B2 - キャブ支持構造 - Google Patents
キャブ支持構造Info
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Description
ラック等のキャブ支持構造に関するものである。
ャブ内の乗員の乗心地、特に低速走行時の乗心地を改善
するために、キャブをシャシフレーム上に弾性的に装架
するようにしたキャブ支持装置が広く採用されている。
の前端部分は、シャシフレームに対して、コイルスプリ
ング、U字状板ばね等の弾性装置を介して支持されると
共に、チルト軸線の回りに廻動可能に支持され、また、
キャブの後端部分は、シャシフレームに両端を固定され
た門型のキャブブリッジ上に、コイルスプリングとショ
ックアブソーバとからなる弾性支持装置、或いは流体封
入式マウント等により弾性的に支持されたフローティン
グバーを介して支持されるのが、一般的である。
支持構造の一例を、図9の概略構成図を参照して説明す
ると、図中符号10は車両前後方向即ち図の紙面の直角
方向に延在する左右一組のサイドレール12と、車幅方
向に延在して配置された複数のクロスメンバ14とから
なるシャシフレーム、16は車幅方向に配置されその両
端を上記左右のサイドレール12に固着された門型のキ
ャブブリッジである。
々車幅方向外方に延びたマウントブラケット18が突設
され、各マウントブラケット18には自体公知の流体封
入式マウント20、例えば実開昭61−170737号
公報に開示されている円筒状の液体封入式マウントが装
架されている。また、上記キャブブリッジ16の上方
に、車幅方向に延在したフローティングバー22が配設
され、同フローティングバー22は、その両端を上記流
体封入式マウント20により弾性的に支持されて、上記
キャブブリッジ16に対し上下方向に相対変位すること
ができる。
端部上側に、夫々V字状に配置された一対のラバーパッ
ド24を備えた受座26が設けられ、同受座26のラバ
ーパッド24上に、キャブCの後端部に固着された左右
一対の当接部材30が係合する。同当接部材30の下方
部分には、上記V字状に配置された一対のラバーパッド
24がなす角度と略等しい角度のV字状当接面32が設
けられている。
グバー22とを、略車幅方向中央部分において上下に離
間しないように係止するために、総括的に符号34で示
したロック装置が設けられ、同ロック装置34は、キャ
ブCの後端部に固着されたフックブラケット36と、同
フックブラケット36上にメーンシャフト38を介して
一端を枢支されたレバー40と、その一端を上記レバー
40の他端に枢着されたメーンフック42と、同メーン
フック42の他端に設けられた係止部44と係合するこ
とによってキャブCの後端部とフローティングバー22
とを上下に離間しないように係止する係合ピン46とを
備えている。
沿い車幅方向外方に延在した操作ロッド48が連結さ
れ、通常時は同操作ロッド48により、レバー40を介
してメーンフック42の係止部44が係合ピン46に係
合した図示位置に保持されているが、キャブCの下側に
配置されている図示しないエンジン等の整備、点検のた
めに、キャブCをその前端下部のチルト軸線の回りにチ
ルトアップする場合は、上記操作ロッド48を図中に矢
印Aで示した方向に駆動することによって、レバー40
が回動してメーンフック42の係止部44と係合ピン4
6との係合が解除され、同メーンフック42がキャブC
のチルトアップを妨げない解錠位置に変位するように構
成されている。
く、従来から種々の構造のロック装置が提案され実施さ
れているが、何れも、通常時は、キャブCの後端部とフ
ローティングバー22とを上下方向に関し係止し、キャ
ブCのチルトアップ時は、キャブ後端部とフローティン
グバー22との係合を解除するという基本的機能に関し
ては、変りがない。
ブCはロック装置34により、上下に離間しないように
フローティングバー22に係止され、さらに同フローテ
ィングバー22が車幅方向の両端部を流体封入式マウン
ト20を介してキャブブリッジ16、従ってシャシフレ
ーム10に弾性的に支持されると共に、車幅方向に関し
ては、フローティングバー22の両端に設けられた受座
26のV字状に配設されたラバーパッド24に、キャブ
後端部の当接部材30のV字状当接面32が当接し着座
することによって、キャブCとフローティングバー22
とが車幅方向に関し相対変位を抑止するように支持され
ている。
ャブ支持構造では、車両が悪路を走行し又は曲率半径が
小さい屈曲路を走行する場合等、キャブCの後端部又は
シャシフレーム10、或いはその双方が捩れ、又は相対
的に傾動した場合、左右何れか一方の受座26と当接部
材30との当接係合部が大きく離れて当接部材30が浮
き上り、他方の受座26と当接部材30との当接部の一
方のラバーパッド24にのみ横方向の荷重が作用し、荷
重を負担する側の受座26のラバーパッド24が過大に
変形して、キャブCの後端部分がフローティングバー2
2に対し車幅方向に大きく変位するため、乗心地が損な
われるだけでなく、キャブCの重心の車幅方向移動量が
大きくなるため、走行安定性が悪化する不具合がある。
み創案されたもので、シャシフレームの車両前後方向に
延びた左右一対のサイドレール上に橋架された門型のキ
ャブブリッジと、車幅方向に延在して配置されその両端
を弾性装置を介して上記キャブブリッジの車幅方向両端
部分に支持されたフローティングバーと、車幅方向略中
央部分において、上記シャシフレームに装架されたキャ
ブの後端部分及び上記フローティングバー間に配設され
両者を上下に離間しないように係止するロック装置と、
同ロック装置の近傍において上記キャブ後端部分及びフ
ローティングバー間に配設され両者の車幅方向の相対変
位を抑制する車両前後方向視V字型の当接面を備えた支
持装置とを有することを特徴とするキャブ支持構造を提
案するものである。
ローティングバーとが、車幅方向略中央部分において、
上記ロック装置によって上下に離間しないように係止さ
れると共に、同ロック装置の近傍、換言すれば車幅方向
中央部付近で、上記支持装置により車幅方向の相対変位
を抑制されるので、走行中に生じるキャブ又はシャシフ
レーム、或は両者の捩れや傾動に基づくキャブ後端部分
の車幅方向の変位が効果的に抑制される。
向のばね定数が車幅方向のばね定数より十分小さい流体
封入式マウントであることが好ましい。この構成によ
り、キャブの上下方向の振動を効果的に抑制し、乗心地
の向上が達成される。
図1ないし図7を参照して説明する。(なお、図9を参
照して説明した従来のキャブ支持構造と実質的に同一の
部材及び部分には同一の符号を用い、重複説明は省略す
る。) 図1の概略正面図に良く示されているように、キャブC
の後端部分と、キャブ後端部分に隣接して車幅方向に延
在して配置されたフローティングバー22とは、車幅方
向略中央部分に配設されたロック装置34により、キャ
ブCのチルトアップ時を除く通常時、上下に離間しない
ように係止されると共に、上記ロック装置34の近傍
に、総括的に符号50で示した支持装置が配設されて、
キャブ後端部分のフローティングバー22に対する車幅
方向の相対変位が抑制されるように構成されている。
平面図に良く示されているように、上記ロック装置34
は、キャブCの後端部分底部に配置されたリヤシルC′
に固着されたフックブラケット36と、同フックブラケ
ット36に支持され、その中心線がキャブCの中心面O
−O内に含まれるメーンシャフト38と、その一端を上
記メーンシャフト38に回動自在に枢支されたレバー4
0と、その一端を上記レバー40の他端にピン又は枢軸
52を介し枢着されたメーンフック42と、図中に一点
鎖線でその一部が示されているフローティングバー22
に固着され上記メーンフック42の他端に設けられた係
止部44と係合することによってキャブCの後端部とフ
ローティングバー22とを上下に離間しないように係止
する係合ピン46とを備えている。
に引張りばね54が張装され、同ばね54によって、メ
ーンフック42はその係止部44が係合ピン46と係合
する方向、即ち図2において時計方向に弾性的に付勢さ
れている。また、上記フックブラケット36には、ピン
又は枢軸56を介してセフティレバー58が枢支され、
同セフティレバー58は捩りばね60によって図中反時
計方向に弾性的に付勢され、上記メーンフック42の係
止部44が係合ピン46に係合している通常時は、フロ
ーティングバー22内に設けられたストッパプレート6
2に当接して図中に実線で示した休止位置に保持されて
いる。
セフティレバー58に隣接して雲型形状の案内溝64が
形成されている。一方、上記メーンフック42には、上
記セフティレバー58に当接して同レバーの回動変位を
制御するレバー駆動ピン66と、上記雲型案内溝64に
沿って変位することによって、メーンフック42の変位
姿勢及び位置を制御するフック位置制御ピン68とが、
夫々図2の紙面に直角方向に突設され、同フック位置制
御ピン68は、図3に良く示されているように、車両前
方に向って延び、一方、レバー駆動ピン66は、車両後
方側に延びている。なお、上記ピン66及び68は、摩
擦低減の目的で、必要に応じローラに代えることができ
る。
端が枢着され、同操作ロッド48の他端は、図1に良く
示されているように、キャブCの後方壁の車幅方向外側
部付近に固着されたハンドルブラケット70に枢支され
た操作ハンドル72の一端に枢着されている。同操作ハ
ンドル72は、通常時、図1に実線で示されている起立
した休止位置に、図示を省略されているクランプ等の係
止手段によって保持され、このときロック装置34の各
構成部材は図1、図2及び図4に夫々に実線で示されて
いる係止位置に保持され、キャブCとフローティングレ
バー22とは、上下方向に離間しないように係止されて
いる。
示しないエンジン等の整備、点検のために、同キャブC
をチルトアップさせる場合は、上記操作ハンドル72を
図1に一点鎖線で示されている解錠位置に回動させる
と、操作ロッド48が同図及び図2に矢印Aで示した方
向に駆動され、同操作ロッド48に連結されたレバー4
0がメーンシャフト38の軸線の回りに時計方向に回動
される。
ーンフック42が、先ず図2に一点鎖線で示したH1位
置に変位して、フローティングバー22の係合ピン46
とメーンフック42の係止部44との係合が解除され、
次に、上記レバー40が引続き時計方向に回動すると、
メーンフック42に設けられたレバー駆動ピン66がセ
フティレバー58に当接すると共に、フック位置制御ピ
ン68が雲型案内溝64に案内されて移動することによ
り、同一メーンフック42が図2に二点鎖線で示したH
2位置に変位する。
のレバー駆動ピン66が、セフティレバー58の上端付
近に形成された凹部74に係合し、同セフティレバー5
8に作用している捩りばね60の付勢力によって上記係
合位置に保持される。このとき、メーンフック42の下
端に形成されている係止部44が、フローティングバー
22の係合ピン46から車幅方向に十分離隔しているの
で、キャブCをチルトアップしたとき、再び係止部44
が係合ピン46に係合することがなく、キャブCのチル
トアップ回動が妨げられることがない。
の点検、整備が終了したのち、キャブCをチルトダウン
させ、操作ハンドル72を図1の点検位置から実線で示
されている休止位置に復帰させると、概ね上記と逆の順
序でメーンフック42の係止部44が、フローティング
レバー22の係合ピン46に係合し、キャブCとフロー
ティングレバー22とが、上下方向に離間しないように
係止される。
造は、図6の平面図及び図7の正面図、並びに、図4及
び図5の断面図に示されているように、全体として上方
に開いたU字状の断面形状を有し、車幅方向中央部分で
は、車両前方に延びたフランジ22Fが車両後方に延び
たフランジ22Rより低位に配置されて、キャブCの後
端部分に配置されたリヤシルC′の底壁、及び同リヤシ
ルC′の後壁に装着された上記フックブラケット36の
車両後方に突出した雲型案内溝64を設けた部分(図3
及び図4参照)と干渉しないように形成されている。
は、上記ロック装置34のメーンフック42の下端部分
の干渉を回避するため、及び作業用、点検用の長円状開
口76が設けられ、同開口76を横切って車両前後方向
に延びた前記係合ピン46が配置され、その両端はフロ
ーティングバー22の前方及び後方縦壁に溶接等により
固着されている。さらに、同フローティングバー22の
車幅方向両端近傍に、後述するラバーパッド取付用の支
持台78が挿入され溶接等により固着されている。
中心面O−O最寄りの近傍部分に配置された前記支持装
置50は、図2及び図5に良く示されているように、フ
ローティングバー22内に挿入されて溶接等により固着
された支持台78と、同支持台78上に1個以上(図示
の場合は2個)の取付ボルト80によって固着され車体
前後方向に視た正面形状が上方に拡開したV字状をなす
ラバーパッド支持部材82と、同ラバーパッド支持部材
82のV型内側面に夫々ボルト84によって固着された
一対のラバーパッド86と、キャブCの後端部分に固着
され上記一対のラバーパッド86の上面からなるV字状
当接面86aに接する実質的に同一の傾斜角を有する一
対の下方当接面88aを有する当接部材88とから構成
されている。
に示されているように、通常時、上記支持装置50のキ
ャブ側の当接部材88の下方当接面88aが、フローテ
ィングバー22のラバーパッド支持部材82上に装架さ
れた一対のラバーパッド86の上方当接面86aに着座
してキャブCの後端部中央部分を支持する。
部に対向するフローティングバー22の両端部分に収容
された支持台90上に一対のラバーパッド92が夫々装
着され、各ラバーパッド92は、夫々の上方部分に車両
前後方向視の正面形状がV字状をなす当接面92aが設
けられている。また、上記ラバーパッド92に対向する
キャブ後端部分には、一対の当接部材94が固着され、
各当接部材94の下側部分には上記ラバーパッドの当接
面92aに接するV字状の当接面94aが設けられてい
る。
幅方向両端部とキャブブリッジ16の両側に固着された
マウントブラケット18との間に、自体公知の流体封入
式マウント、例えば前記実開昭61−170737号公
報に示されているものと同種のマウント20が介装され
ており、同マウント20は上下方向のばね定数が小さ
く、車幅方向のばね定数が相対的に著しく大きく設定さ
れている。また、上記流体封入式マウント20は、その
円筒状アウタケーシング20aを、上記マウントブラケ
ット18に予め溶接等により固着された円筒状ハウジン
グ18a内に圧入することによって、上記マウントブラ
ケット18に固定される。さらに、上記流体式マウント
20の中心に設けたインナケーシング又はパイプ(図示
せず)は、フローティングバー22の両端部下側に装着
されたブラケット98にボルト100によって支持され
ている。なお、上記液封式マウント20のアウタケーシ
ング20aと上記インナケーシング又はパイプとの間
に、上記公開公報に詳細に説明されている態様でラバー
部材が介装されている。
等において、通常時キャブCは、その後端部を、車幅方
向両端部分において、フローティングバー22に設けら
れたラバーパッド92及びキャブ側に設けられた当接部
材94からなる端部支持装置102によって当接支持さ
れると共に、車幅方向の略中央付近において、フローテ
ィングバー22に設けられた車両前後方向視V字状に配
置されたラバーパッド86とキャブ側に設けられた当接
部材88とからなる中央部の支持装置50によって当接
支持され、さらに、キャブCの後端部分は、車幅方向中
央部分において、ロック装置34によりフローティング
バー22に対し上下に離間しないように係止されてお
り、同フローティングバー22は、その車幅方向両端部
を流体封入式マウント20によってキャブブリッジ16
に支持されている。
ーム10及び同シャシフレームに装架されたエンジン、
トランスミッション等からキャブに伝達される振動は、
主として流体封入式マウント20により効果的に低減さ
れかつ減衰されるので、乗心地が改善される。
或いはその双方が捩れ又は大きく傾動した場合、車幅方
向略中央部分に設けられた上記ロック装置34によっ
て、キャブCの後端部分中央部とフローティングバー2
2の中央部分とが上下方向に離間しないように係止され
ていることと、同ロック装置34の近傍に車両前後方向
視V字型の当接面を有する上記支持装置50が配設され
ていることとによって、キャブCの後端部分中央部とフ
ローティングバー22の中央部分との車幅方向の相対変
位が極めて効果的に抑止される。また、フローティング
バー22も、車幅方向のばね定数が大きく、同方向の支
持剛性が高い流体封入式マウント20によってキャブブ
リッジ16、従ってシャシフレーム10に支持されてい
るので、結局走行中におけるキャブCの車幅方向の振動
即ち横揺れが効果的に抑止され、乗心地が改善される。
し、図示の実施形態では、車幅方向両端部分においてキ
ャブCの後端部分とフローティングバー22との間に設
けられたV字状当接面を有する端部支持装置102も、
補助的にキャブ後端部のフローティングバー22に対す
る車幅方向の変位を抑制する作用を生起するが、キャブ
後端部がフローティングバー22に対して傾いた場合、
相対的に上方に離間した側の端部支持装置102は、上
記車幅方向の変位抑止機能を殆んど失なうので、車幅方
向中央部分に配置された上記支持装置50ほど有効では
なく、従って、端部支持装置102における当接面を図
示のV字型とせず、単に平面とし、又は平面に近い曲面
として、実質的にキャブCの垂直荷重のみ担持する当接
支持装置に変更しても良い。
る上記支持装置50の変形例を示すものである。この変
形例では、上記実施形態におけるラバーパッド86に代
え、U字状に屈曲した一対の板ばね86′が設けられ、
各板ばね86′の上側面86a′によって当接部材88
のV字型当接面88aと協働するV字型当接面が形成さ
れる。この変形例においても、上記実施形態と略同様
に、キャブCの車幅方向の振動変位を抑制して乗心地の
改善を効果的に達成することができる。
ャブブリッジ16に弾性支持する手段として、流体封入
式マウント20を採用することにより、構造簡単で振動
低減効果が優れ、かつ軽量で所要スペースが小さく、し
かも安価な利点が得られるが、同流体封入式マウント2
0に代え、コイルスプリングとショックアブソーバとを
組み合わせた弾性装置を採用することもできる。
構造は、シャシフレームの車両前後方向に延びた左右一
対のサイドレール上に橋架された門型のキャブブリッジ
と、車幅方向に延在して配置されその両端を弾性装置を
介して上記キャブブリッジの車幅方向両端部分に支持さ
れたフローティングバーと、車幅方向略中央部分におい
て、上記シャシフレームに装架されたキャブの後端部分
及び上記フローティングバー間に配設され両者を上下に
離間しないように係止するロック装置と、同ロック装置
の近傍において上記キャブ後端部分及びフローティング
バー間に配設され両者の車幅方向の相対変位を抑制する
車両前後方向視V字型の当接面を備えた支持装置とを有
することを特徴とし、キャブ又はシャシフレーム、或い
はその双方の捩れや傾動に起因するキャブ後端部分の車
幅方向の変位を効果的に抑制することができ、乗心地の
改善を達成し得る利点がある。
記弾性装置が、上下方向のばね定数が車幅方向のばね定
数より十分小さい流体封入式マウントであることによ
り、構造簡単で振動低減効果が優れ、かつ軽量で所要ス
ペースが小さく、しかも安価な利点がある。
構造の車両後方から視た正面図である。
示した部分的正面図である。
る。
図である。
ある。
て示した平面図である。
方から視た正面図である。
面図である。
図である。
ル、16…キャブブリッジ、18…マウントブラケッ
ト、20…流体封入式マウント、22…フローティング
バー、34…ロック装置、36…フックブラケット、3
8…メーンシャフト、40…レバー、42…メーンフッ
ク、、44…係止部、46…係合ピン、48…操作ロッ
ド、50…支持装置、78…支持台、82…ラバーパッ
ド支持部材、86…ラバーパッド、88…当接部材、1
02…端部支持装置。
Claims (2)
- 【請求項1】 シャシフレームの車両前後方向に延びた
左右一対のサイドレール上に橋架された門型のキャブブ
リッジと、車幅方向に延在して配置されその両端を弾性
装置を介して上記キャブブリッジの車幅方向両端部分に
支持されたフローティングバーと、車幅方向略中央部分
において、上記シャシフレームに装架されたキャブの後
端部分及び上記フローティングバー間に配設され両者を
上下に離間しないように係止するロック装置と、同ロッ
ク装置の近傍において上記キャブ後端部分及びフローテ
ィングバー間に配設され両者の車幅方向の相対変位を抑
制する車両前後方向視V字型の当接面を備えた支持装置
とを有することを特徴とするキャブ支持構造。 - 【請求項2】 上記弾性装置は、上下方向のばね定数が
車幅方向のばね定数より十分小さい流体封入式マウント
であることを特徴とする請求項1記載のキャブ支持構
造。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP20828497A JP3304833B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | キャブ支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20828497A JP3304833B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | キャブ支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1120746A JPH1120746A (ja) | 1999-01-26 |
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Family
ID=16553706
Family Applications (1)
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JP20828497A Expired - Fee Related JP3304833B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | キャブ支持構造 |
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1997
- 1997-06-27 JP JP20828497A patent/JP3304833B2/ja not_active Expired - Fee Related
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