JP3302894B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
し、特に液晶表示装置の基板上に配置された配線層や電
極層に関する。
薄膜トランジスタ(TFT)をスイッチング素子として
設けたアクティブマトリックス型液晶表示装置において
は、安価な非晶質のガラス基板を用いて低温成膜ができ
るa−Si膜を用いてTFTアレイを構成することによ
り、大面積、高精細、高画質かつ安価なパネルディスプ
レイ(フラット型テレビジョン)が実現できる。
ス型液晶表示装置を高精細化、大面積化し、かつ画素の
開口率を上げるためには、TFTのソース、ドレインに
接続するデータ線やTFTのゲートに接続するアドレス
線などの電極配線を薄く、細く、かつ長くすることが必
要不可欠である。
には、配線抵抗を十分に低くしなければならないため、
配線用材料は抵抗率の小さいものでなければならない。
また、例えばゲート線をガラス基板上に形成し、この上
に絶縁膜やa−Si膜を重ねてTFTを構成する逆スタ
ガー型のTFT構造を採用する場合、アドレス線やTF
Tのゲートになるゲート電極線は、その後のプロセスに
おけるエッチングなどの薬品処理に耐えられる材料で構
成される必要もある。
やゲート電極配線用の材料としては、Ta,Ti,Cr
などの各種金属、およびそれらの元素を含む合金が用い
られているが、さらに大面積化、高精細化を図るために
はより低抵抗で加工性がよく、しかも各種薬品処理工程
において耐性に優れた材料が望まれている。
の640×480画素のグラフィックアレイに対しては
25μΩcm以下、15インチ以下の1028×768
画素のグラッフィクアレイに対しては15μΩcm以
下、20インチ以下の1280×1028画素のグラッ
フィクアレイに対しては10μΩcm以下が必要であ
る。そこで、より低抵抗な配線材料として、例えばA
l、Cuなどの金属が考えられるが、例えばAl、Cu
でアドレス線や蓄積容量線を形成した場合、後工程にお
けるITO、Al、SiNx 、SiOx 用エッチング溶
液に対する耐性がないために断線が発生するなどの問題
がある。
パターニングして形成されたAl配線2の表面を耐酸性
の良いTa,Cr層3で被覆した配線が使用されている
が、このような配線を用いると、金属膜の形成工程およ
びパターニング、エッチングの工程がそれぞれ1回ずつ
増え、コストが増大するという問題を生じる。また、A
lの表面を陽極酸化して保護した配線も使用されている
が、Alを陽極酸化するために、配線をショートする必
要があるなど配線パターンの自由度が制限され、また陽
極酸化の際に配線のコンタクト部の酸化を防ぐためにレ
ジストなどのマスクが必要であることからマスク工程が
増加してコストが増大するという問題がある。また、陽
極酸化では、内部の金属部分における主体金属と添加金
属との間の割合と、酸化膜における主体金属と添加金属
との間の割合とが同じであるため、金属の抵抗率を低下
させること、および酸化膜の特性を上げるということを
同時に解決することが困難である。
極配線を基板面に設けるスタガー型のTFT構造の場合
には、ソース・ドレイン電極材料に同様な特性が要求さ
れることになる。さらに、同じような問題はTFT駆動
しない液晶表示装置の場合にも存在する。
を実現する材料として、上記Al、Cuの他、Ag、A
u、Ptなどの低抵抗配線材料が考えられるが、Al、
Cuは非常に耐酸性、耐アルカリ性が弱く、SiOx な
どの酸化膜で被覆しても後工程の各種薬品処理により絶
縁膜のピンホールなどを通して薬品が配線材料を腐食さ
せて断線を引き起こしてしまう。また、Ag、Au、C
u、Ptは、基板への被膜の密着性が弱く、剥離し易
い。また、Au、Ptは、SiOx 、SiNx などの絶
縁膜をその上に形成した場合、密着力が弱いために絶縁
膜が剥がれ易いという問題がある。
あり、低抵抗かつ後工程での各種薬品処理に対する耐性
を持つ配線材料で構成され、構成が容易で基板への被着
性が良く、信頼性の高い配線層や電極層を備えた液晶表
示装置を提供することを目的とする。
と、これら基板間に挟持される液晶層と、前記基板の前
記液晶層側の表面に形成された電極と、前記電極に電気
的に接続され前記基板の表面に配設された配線層とを具
備し、少なくとも前記配線層は、Ag、Au、Cu、お
よびPtからなる群より選ばれた少なくとも一種の第1
の金属を主体とし、Ti、Zr、Hf、Ta、Nb、S
i、B、La、Nd、Sm、Eu、Gd、Dy、Y、Y
b、Ce、Mg、Th、およびCrからなる群より選ば
れた少なくとも一種の第2の金属を含む材料で構成され
た導電層と、この導電層の表面を被覆され前記第2の金
属を主体とする材料で構成された熱酸化層とを有し、前
記導電層を構成する材料における前記第1の金属に対す
る前記第2の金属の割合よりも前記熱酸化層を構成する
材料における前記割合の方が大きいことを特徴とする液
晶表示装置。
化物層中における第1の金属に対する第2の金属の割合
が、導電層における第1の金属に対する第2の金属の割
合よりも高いことを意味する。
て図面を参照して具体的に説明する。本発明の液晶表示
装置は、低抵抗率の配線材料である、Ag、Au、C
u、Al、Ptなどの第1の金属に、耐酸性が良く酸素
と反応し易いTi、Zr、Hf、Ta、Nb、Si、
B、La、Nd、Sm、Eu、Gd、Dy、Y、Yb、
Ce、Mg、Th、Crなどの第2の金属を添加した材
料からなる配線層と、その表面に耐食性が良く密着力の
強いTiO,ZrO,HfOなどからなる酸化物層とか
ら構成されており、これにより低抵抗で耐食性が良く、
密着力の強い配線が実現できる。
で表面に拡散するために、表面でより濃度が高くなる。
このため、この酸化物層は、より高品質の保護膜とな
る。これに対して、配線層内部(導電層)では、第1の
金属の純度が高くなる(第2の金属の濃度が低くなる)
ために、より低抵抗となる。また、この酸化物層は、耐
薬品性に優れているので、プロセス中の薬品処理におい
ても優れた耐性を発揮する。
線をアドレスラインとして用いることにより、欠陥の少
ない大面積、高精細、高画質の液晶ディスプレイ(液晶
表示装置)が実現できる。
かつ後工程の各種薬品処理に対して耐性を示す配線構造
である。すなわち、低抵抗率の配線材料である、Ag、
Au、Cu、Al、Ptの第1の金属に、耐酸性が良く
酸素と反応し易いTi、Zr、Hf、Al、Ta、N
b、Si、B、La、Nd、Sm、Eu、Gd、Dy、
Y、Yb、Ce、Mg、Crなどの易酸化金属を添加し
てなる材料で構成された導電層を、O2 、オゾン、N2
O、H2 Oなどの酸化性ガス中で熱処理することによ
り、Ag、Au、Cu、Al、Ptと第2の金属との合
金からなる金属層(導電層)の表面にTiOx 、ZrO
x 、HfOx 、AlOx 、YOx などからなる酸化物層
を形成してなる。
基板に対する密着力も強いために、エッチャントにより
腐食され断線を発生することがない。また、内部(導電
層)は低抵抗のCu、Alなどであるために、全体とし
て低抵抗である。したがって、低抵抗で耐食性の良い配
線層が実現できる。また、内部のAg、Au、Cu、A
l、Ptなどにも耐食性および耐熱性の良いTi、Z
r、Hfを添加しているため、もし表面の酸化物層が破
れても内部の導電層がエッチングされることを阻止する
ことができる。
に、結果として基板と導電層との界面にも導電層の材料
に含まれる第2の金属の酸化物、例えばTiOx ,Zr
Oxなどの密着力の強い酸化物が形成される。このた
め、Cu,Auなどの比較的基板に対する密着力の弱い
低抵抗金属を用いても、第2の金属の酸化物により基板
との間の密着力が向上する。
詳述する。ガラス基板上にCu(第1の金属)にTi
(第2の金属)を20at%(原子%)添加した合金か
らなる合金膜をスパッタリングにより成膜して試料を作
成した。この合金膜の厚さは3000オングストローム
とした。このときの添加金属(Ti)の濃度は1〜20
at%の範囲で選択する。
30分間の酸化処理を施した。また、比較のため、ほぼ
同様な試料にNH3 雰囲気中で圧力35Pa、30分間
の窒化処理を施した。図4に処理温度と合金膜の抵抗率
との関係を示す。なお、25℃の値は酸化処理前および
窒化処理前の値である。
抗率は、処理前で186μΩcmであり、450℃の処
理後で16μΩcmであり、1/10以下に減少した。
ここでの処理後の抵抗値については、スパッタリング成
膜時のTi濃度を低下させたり、酸化処理を十分に行う
と、内部のCuの純度が向上するので、3μΩcm程度
まで低下させることが可能である。一方、窒化処理前後
での抵抗率は、処理前で133μΩcmであり、450
℃の処理後で69μΩcmであり、約1/2にしか低下
しなかった。この結果、酸化処理は、窒化処理よりも、
より低温で抵抗率を低下させる作用があることが分かっ
た。
ープ剥がしテストで調べた。その結果、合金膜がガラス
基板から剥がれることは全くなく、ガラスに対して十分
な密着力があることを確認した。これは基板との界面に
密着力の良いTiOx が形成されたためであると考えら
れる。
成した後に、一方の試料には酸化処理を施し、他方の試
料には窒化処理を施した。図6(A)および(B)に、
それぞれ酸化処理後(図6(A))と窒化処理後(図6
(B))のCuTi合金配線の断面図を示す。
イド部分を観察したところ、図6(A)に示すように、
クラックは見られなかった。これは、ガラス基板31と
合金膜32の界面に形成される酸化物膜33aと、合金
膜32の表面に形成される酸化物膜33bとが共にTi
Ox であり、両者の性質に大きな違いがなく、酸化物膜
33a,33b間に発生する応力が小さいためであると
考えられる。
ンのサイド部分を観察したところ、図6(B)に示すよ
うに、微小なクラック34が発生した。これは、窒化処
理を施した場合には、ガラス基板31と合金膜32との
界面には、TiOx 33aが形成され、合金膜32の表
面には窒化物膜(TiNx 膜)35が形成されるため、
両者の性質が大きく異なるために、両者間に応力が発生
するためであると考えられる。したがって、配線層にお
けるクラック発生を防止する観点からも、窒化処理より
も酸化処理がより優れた方式であることが分かる。
ッチング液(燐酸、硝酸、酢酸などの混合液)、ITO
エッチング液(HCl、HNO3 、H2 Oなどの混合
液)、SiOx エッチング液(沸化アンモニウム溶液)
に浸した。この結果、この配線層はほとんどエッチング
されず、耐酸性が十分であることが確認された。耐酸性
金属を添加しない金属について上記と同様に耐酸性につ
いて調べたところ、特にAlエッチング液には非常に弱
く、膜厚3000オングストロームのCu膜は1分以内
に全て溶解した。
組成を調べた。その結果、ガラス基板上に約500オン
グストロームの酸化チタン膜層が形成されており、この
上に約2000オングストロームのCuを主成分とする
層があり、この上に約1500オングストロームの酸化
チタン層が形成されていることが分かった。これらの層
の膜の厚みは、スパッタリングによる成膜時の膜厚、T
i濃度、または処理条件を調整することにより調整が可
能であり、ガラス基板上の酸化チタン層は100オング
ストローム以上、好ましくは300オングストローム以
上あれば、ガラス基板と合金膜との間に十分な密着力が
得られる。また、上部の酸化チタン層の厚みが100オ
ングストローム以上あれば耐酸性が向上する。好ましく
は500オングストローム以上が有効である。また、酸
化処理後のCu合金膜のTi濃度は、抵抗率および耐酸
性を考慮すると、1〜10at%であることが好まし
い。
ラス基板上にそれぞれAlにTiを15at%添加した
合金からなる合金膜と、AlにZrを15at%添加し
た合金からなる合金膜をスパッタリングにより成膜し
た。それぞれの合金膜の厚さは3000オングストロー
ムとした。このときの添加金属(Ti,Zr)の濃度は
1〜20at%の範囲で選択する。
間の酸化処理を施した。図7にこれらの試料についての
処理温度と合金膜の抵抗率との関係を示す。なお、25
℃の値は酸化処理前の値である。
の抵抗率は、AlTiでは処理前が72μΩcmであ
り、450℃処理後が14μΩcmであり、約1/5に
減少した。また、AlZrでは処理前が70μΩcmで
あり、処理後が16μΩcmであり、約1/4に減少し
た。
ルコニウム層は、50オングストローム以上、好ましく
は300オングストローム以上あれば、ガラス基板と合
金膜との間に充分な密着力が得られる。また、上部の酸
化チタン層および酸化ジルコニウム層の厚さが40オン
グストローム以上あれば耐酸性が向上する。好ましく
は、100オングストローム以上が有効である。また、
酸化処理後のAl合金のTi濃度およびZr濃度は、抵
抗率および耐酸性を考慮すると、1〜10at%である
ことが好ましい。
をAlエッチング液(燐酸、硝酸、酢酸などの混合
液)、ITOエッチング液(HCl、HNO3 、H2 O
などの混合液)、SiOx エッチング液(沸化アンモニ
ウム溶液)に浸した。この結果、これらの配線材料はほ
とんどエッチングされず、耐酸性が十分であることが確
認された。耐酸性金属を添加しないAlでは、Alエッ
チング液により約2分間ですべて溶解した。また、これ
ら酸化処理した試料の密着力をテープ剥がしテストで調
べた。その結果、合金膜がガラス基板から剥がれること
は全くなく、ガラスに対して十分な密着力があることが
確認された。
る。ガラス基板上にそれぞれAg、Au、Ptにそれぞ
れTi、Zr、Hfを個々に1〜20at%添加した合
金からなる合金膜をそれぞれスパッタリングにより成膜
した。それぞれの合金膜は、成膜後またはアニール後に
おいて、抵抗率が10μΩcm以下として従来から用い
られているMo−Ta合金の約45μΩcmなどに対し
て十分に低い値を得た。
と希HF、ITOエッチング液(HCl、HNO3 、H
2 Oなどの混合液)に浸してエッチングした。Ti、Z
r、Hfなどの耐酸性金属が1at%以上添加されてい
れば耐酸性に問題ないことが分かった。このようにT
i、Zr、Hfを1at%以上添加することにより、I
TOエッチング液に対する耐酸性が十分強くなり、断線
の欠陥がほぼゼロになった。
と共に増大する。例えば、前記金属の添加量が10at
%以下であれば、抵抗率の増大は3倍以下であり大型高
精細TFTスイッチング型液晶表示装置のアドレス線と
して使用できる。好ましくは、添加量を5at%にする
と抵抗率がより低くくなるので好ましい。
どの耐熱性の弱い基板を用いるために酸化処理温度は4
50℃以下にする必要がある。O2 ガスのみを用いて酸
化処理を行う場合、反応温度が450℃以上必要とな
る。これに対して、オゾンやN2 Oなどを用いることに
より処理温度を450℃以下に低くすることが可能であ
る。
化して窒化物膜を形成して表面を保護することができる
が、例えば反応性の指標である標準生成自由エネルギー
がHfNは−375.1kJ/molであるのに対し、
HfO2 は−1088.2kJ/molであり、HfZ
rNは−366.2kJ/molであるのに対し、Hf
ZrO2 は−1042.8kJ/molであり、TiN
は−339.4kJ/molであるのに対し、TiO2
は−888.8kJ/molであり、AlNは−287
kJ/molであるのに対し、Al2 O3 は−791.
2kJ/molであり、BNは−228kJ/molで
あるのに対し、B2 O3 の−597.2kJ/molで
ある。したがって、酸化反応の方が窒化処理よりも低温
で行われることが分かる。Ce,Ndなどのランタン系
金属およびThなどのアクチノイド系金属は、耐酸性は
少し劣るが、酸化性が大きいため、より低温(400℃
以下)で表面に酸化膜を形成できる。
2kJ/molと大きい。しかし、純Alの場合には、
Al2 O3 のブロッキング特性が良いため、薄いAl2
O3膜が表面に形成されると、Oの透過を邪魔するため
に薄い酸化膜しか形成されない。これに対して、Alに
Tiを加えると、Oの透過がAl2 O3 ほど防止されな
いために、厚い酸化膜が形成され、耐酸性、耐熱性が向
上する。
抵抗な金属と第2の金属を合金化するにより、Ti2 O
3 、ZrO2 、Al2 O3 などの形成温度を低温化する
ことができる。なお、Ag、Cu、Alのそれぞれの添
加量は、酸化温度、抵抗率を考慮すると、1〜10at
%が好ましい。
適宜選択すれば良く、250〜450℃の間で選択すれ
ば良い。これにより内部のZr、Ti、Hfなどの添加
量を制御することができ1〜5at%の間で制御すれ
ば、低抵抗で耐食性、密着力の良い配線が実現できる。
例えば、グラッフィックアレイ(VGA)用であれば1
〜10at%以下が好ましく、これより大きなVGA用
であれば1〜5at%、1080×1028画素のスー
パーエクステンドグラッフィクアレイ(SXGA)用で
あれば0.5〜3at%であることが抵抗率の点から好
ましい。表面酸化膜には、5at%以上、好ましくは1
0at%以上で添加することが好ましい。
らず、N2 Oガス、オゾンガス、またはH2 Oガスなど
の酸化性ガスを用いることができる。また、O2 ガスや
N2Oガスをプラズマ化して熱処理することによりTi
O2 などの酸化膜の形成温度を250〜350℃まで低
温化することができる。このように気相で酸化すること
により、基板界面にも酸化膜が形成されるため、基板界
面部の耐酸性も向上し、また密着力も向上する。このた
め、プラズマ処理やイオン注入により表面のみを酸化し
た場合よりも更に耐酸性が向上し、歩留まりが向上す
る。
i、Zr、Hfの第1の金属への添加量を5〜10at
%に増加すれば、表面を酸化しなくても耐酸性、密着力
は十分良いため使用可能であるが、この場合抵抗率が高
くなる。したがって、表面を酸化し、内部(導電層)の
Ti、Zr、Hfの添加量を減らして抵抗率を下げた方
が大型高精細には好適である。
由エネルギーが小さい方が良く、特に標準生成自由エネ
ルギーが−500kJ/mol以下の物が良い。Ti、
Zr、Hfなどの第2の金属の酸化物の標準生成自由エ
ネルギーは金属一元素当たりの値で、ThO2 が−11
69.2kJ/mol、HfO2 が−1088.2、C
rO2 が−1058.1、ZrO2 が−1042.8、
CeO2 が−1024.6、Ta2 O5 が−955.
6、Gd2 O3 が−909.8、Y2 O3 は−908.
3、Er2 O3 が−904.4、Dy2 O3 が−88
5.8、Nd2 O5が−883.0、Sm2 O3 が−8
67.3、Yb2 O3 が−863.4、Nd2 O3 が−
860.4、La2 O3 が−852.9、Eu2 O3 が
−778.4、Ti2 O3 が−717、MgOが−56
9.3kJ/molである。このように生成自由エネル
ギーΔGが小さいために、低温で良好な酸化膜を表面に
形成することが可能である。なお、酸化膜はゲート絶縁
膜堆積前に形成し、成膜前の基板加熱時に行うことによ
り、工程の増加無しに実行することができ、コストは増
加しない。
合、第2の金属群としてTi、Zr、Hfなどの酸化性
の強い易酸化金属と、Au、Pd、Cr、Ge、Ag、
Smなどの希土類などの耐酸性が強く易酸化金属よりも
酸化性の小さい耐酸性金属とをともに添加し、酸化処理
時にTi、Zr、Hfなどの酸化性の強い耐酸性金属を
内部(導電層)に残して、プロセスマージンを大きくす
ることもできる。また、合金の抵抗率は添加金属の量に
より変化するため、易酸化金属のみを添加する場合、易
酸化金属の酸化の度合いにより内部(導電層)に残る添
加金属の量が変化して抵抗率がばらつくことがある。易
酸化金属と耐酸性金属を添加することにより、この問題
を防止することができ、製造マージンを大きくすること
ができる。
として、Ti、Zr、Hf、Sc、Siのような酸化性
の強い金属の中より2種類選択し、例えばZrのように
同群のうち酸化性の一番大きな金属を易酸化金属として
酸化させ、Tiのように少し酸化性の弱い金属を耐酸性
向上用の金属とすることもできる。
限るものでなく、エッチングストッパー/逆スタガー
型、バックチャネル/逆スタガー型、スタガー型TFT
においても同様に適用することができる。また、ゲート
線に限らず信号線などに用いても良い。また、TFTの
半導体膜はa−Si膜に限ったものではなく、ポリシリ
コン膜であっても良い。
ート線が知られているが、この場合には、Zr/Al比
が配線内部と表面の酸化膜でほぼ等しい。このため、耐
酸性を良くするためにZr量を増加すると、内部のZr
量も増加せざるを得ない。このために配線抵抗が上がっ
てしまうという制限がある。これに対して、本発明にお
いては、内部のZr量を減らして低抵抗化し、耐酸性を
良くするために表面のみのZr量を増加することができ
る。
グストローム以上あれば良く耐酸性、耐熱性を考慮する
と300オングストローム以上が好ましい。酸化物中の
添加金属量は5at%以上が必要であり、耐酸性を考慮
すると10at%以上が好ましい。基板界面の酸化膜は
厚さ50オングストローム以上、好ましくは300オン
グストローム以上が必要である。
施例について説明する。 (実施例1)図1〜図3は本発明のアクティブマトリッ
クス型液晶表示装置を示すものである。図1に示すよう
に、液晶表示装置10は、一方の面にはITO(インジ
ウム錫酸化物)膜の透明共通電極13を形成したガラス
の観察側基板11と、一方の面にはITO膜の透明画素
電極14を形成した対向基板12とを、各電極側の面を
対面させて配置することにより構成されている。
サ)を介して数μmの間隙をおいて配置されて周縁を封
着され、この間隙に液晶層15が充填される。したがっ
て、両基板により液晶層15が挟持されるようになって
いる。
リックス基板と称され、図3に示す回路と平面的に等価
な2次面配列で画素電極14、TFTスイッチング素子
16およびアドレス線(ゲート線)17、データ線1
8、蓄積容量線19が配置される。すなわち、画面表示
の行方向に延長されたn本のアドレス線17と列方向に
延長されたm本のデータ線18とがマトリックス状に配
置され、さらに各アドレス線に平行に蓄積容量線19が
配置される。
FTスイッチング素子16と画素電極14が形成され、
TFT16はアドレス線17とデータ線18に領域単位
の交差部で電気的に接続される。すなわち、TFTのド
レイン電極がデータ線18に、ソース電極が画素電極1
4に、ゲート電極がアドレス線17に接続される。な
お、図において、符号15aは領域単位の液晶層部分す
なわち領域単位で画素電極14と共通電極13に挟まれ
た液晶部分であり、各1画素を形成する。
ング素子16、アドレス線から一体的に延長されたゲー
ト電極線17a、蓄積容量線19の配置断面を拡大して
示すものであり、ゲート電極線17aは、CuとZrの
合金からなる金属層20aと、これを被覆するZrO酸
化層21aとから構成される。ZrO層21aは、導電
層20aと基板12間にも介在する。同様に蓄積容量線
19は、CuとZrの合金からなる導電層20bと、こ
れを被覆するZrO絶縁層21bとから構成される。図
2に図示しないがアドレス線17も同時にパターン形成
されている。
形成した基板上に、絶縁膜22が堆積され、その上面の
TFT領域にa−Si層16aが形成され、さらに、ド
レイン電極層16bおよびソース電極16cが形成され
る。一方、蓄積容量線19上の画素領域にはITOから
なる画素電極14が形成され、ソース電極層16cと電
気的に接続される。ドレイン電極層16bは図2では示
していないが、データ線に電気的に接続される。
電極線17aおよび蓄積容量線19の製法をさらに説明
する。まず、ガラス基板12上にCuとZrを同時にス
パッタリングし、Zr10at%(原子%)のCuZr
合金膜を厚さ3000オングストロームで形成し、燐酸
系溶液によりエッチングを行って、線幅20μmのアド
レス線17、線幅12μmのゲート電極線17aおよび
線幅35μmの蓄積容量線19のCuZr合金層パター
ンを形成した。
0℃で熱処理し、パターン中のZrを酸化して合金膜の
表面にZrOの酸化層21a、21bを形成した。すな
わち、この熱処理によりCuZr合金層のZrが表面に
拡散して酸化してZrOの酸化膜層21a、21bにな
り、内部のCuZr導電層20a、20b中のZrの濃
度は減少し、2at%になった。なお、酸化層21a、
21bは、導電層と基板12間にも形成された。また、
導電層表面の酸化層の膜厚は1000オングストローム
であった。
2として厚さ3000オングストロームのSiOx 膜2
2a、厚さ500オングストロームのSiOx 膜22b
を積層し、さらにアンドープa−Si層16aを厚さ1
000オングストローム、ストッパーSiOx 膜16d
を厚さ2000オングストローム堆積した。ストッパー
SiOx 膜をエッチングした後、n+ a−Si層16e
を厚さ500オングストローム堆積した。
ム堆積した後にパターニングしてa−Siの島を形成し
た。ITO画素電極14を形成した後に、コンタクトホ
ールを開口した。この後、ドレイン電極層16bおよび
ソース電極層16cとなるMo層を厚さ500オングス
トローム、Al層を厚さ5000オングストローム堆積
した後、Alエッチング液により、同ドレイン電極16
bおよびソース電極16cを形成した。この厚さ500
0オングストロームのAl層の形成時に、同時にデータ
線パターンを形成しておき、データ線18をAlで形成
する。
よりエッチングし、SiNx の保護膜を形成し、コンタ
クト部に開口を設けてTFTアレイを完成した。このよ
うに構成された液晶駆動用マトリックス基板12におい
て、アドレス線は、従来用いられているMo−Ta合金
などからなるものの抵抗率約30〜45μΩcmに比べ
て、1/3−1/4以上も小さい値である抵抗率10μ
Ωcm未満を実現することができ、従来よりもアドレス
線の幅を小さくできるため開口率の拡大が図れ、また従
来より大面積、高精細、高画質の液晶ディスプレイに対
応して配線長の増大にも対応できる。また、表面の酸化
によりITO、Al、SiOx 、SiNx エッチング溶
液に対する耐性も向上しているために、Al、Cuやこ
れらの合金をゲート線に用いた場合に比べ、断線による
欠陥が飛躍的に減少した。 (実施例2) 実施例1と同様にしてAuに10at%Zrを添加し
た。AuはCuに比べ耐酸性が良いため内部(導電層)
にZrを残す必要がないため、400℃で時間を長くし
て十分にZrを酸化した。内部のZr量はAuがCuよ
り融点が低いために0.5at%以下であった。これに
より抵抗率は3μΩcm以下と十分に低くできた。 (実施例3) 実施例1と同様にしてAlに10at%Zrを添加し
た。AlはCuに比べ融点が低いためCuより低い25
0〜350℃で酸化できた。内部のZr量は2at%で
あった。これにより抵抗率は10μΩcm以下であっ
た。 (実施例4) 実施例1と同様にしてCuに10at%Zr、3at%
Tiを添加した。400℃で酸化したところ、Zrは酸
化し易いためにほぼ全部が表面で酸化し、内部には2.
5at%のTiが残り、実施例1に比べて内部のTi量
をよく制御できた。また、抵抗率は10μΩcm以下と
低くできた。 (実施例5) 実施例1と同様にしてCuに10at%Hf、3at%
Taを添加した。400℃で酸化したところ、HfはZ
rよりも酸化し易く、TaはTiよりも酸化しにくいた
め、Hfはほぼ全部が表面で酸化し、内部には3at%
のTaが残り、実施例4に比べて内部のTa量をさらに
よく制御できた。また、抵抗率は10μΩcm以下と低
くできた。
置は、低抵抗性であり、かつ、後工程における高耐薬品
性をも有し、しかも低温処理が必要なガラス基板への被
着性が良い配線層を備えている。したがって、各種電子
部品の信号用配線に利用した場合、良好な機能発揮に大
きく寄与する。すなわち、液晶表示装置の信号配線や実
装する駆動用半導体素子の電極の形成として用いた場
合、低抵抗なアドレスラインなどを実現できる。さら
に、この配線層は液晶表示装置製造工程でのパターニン
グやエッチングを増やさずに熱処理のみで得られ、しか
もその後の熱処理工程やエッチング工程を経ても低抵抗
配線層として優れた特性を発揮する。
置の一実施形態を示す概略断面図。
置の等価回路図。
度と抵抗率との関係を示す特性図。
図、(B)は窒化処理後のCuTi配線を示す断面図。
度と抵抗率との関係を示す特性図。
の配線層の構成を示す断面図。
極、14…透明画素電極、15…液晶層、16…TFT
スイッチング素子、17…アドレス線、17a…ゲート
電極、18…データ線、19…蓄積容量線、20a、2
0b…導電層、21a、21b…酸化層、22a,22
b…SiOx 膜、31…ガラス基板、32…合金膜、3
3a,33b…酸化物膜、34…クラック、35…窒化
物膜。
Claims (1)
- 【請求項1】一対の基板と、これら基板間に挟持される
液晶層と、前記基板の前記液晶層側の表面に形成された
電極と、前記電極に電気的に接続され前記基板の表面に
配設された配線層とを具備し、少なくとも前記配線層
は、Ag、Au、Cu、およびPtからなる群より選ば
れた少なくとも一種の第1の金属を主体とし、Ti、Z
r、Hf、Ta、Nb、Si、B、La、Nd、Sm、
Eu、Gd、Dy、Y、Yb、Ce、Mg、Th、およ
びCrからなる群より選ばれた少なくとも一種の第2の
金属を含む材料で構成された導電層と、この導電層の表
面を被覆され前記第2の金属を主体とする材料で構成さ
れた熱酸化層とを有し、前記導電層を構成する材料にお
ける前記第1の金属に対する前記第2の金属の割合より
も前記熱酸化層を構成する材料における前記割合の方が
大きいことを特徴とする液晶表示装置。
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