JP2007226058A - 液晶ディスプレイパネル及びその製造方法並びにCu合金スパッタリングターゲット - Google Patents

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Abstract

【課題】熱処理後でもヒロックなどの熱欠陥が発生せず、電気抵抗が低く、さらに、透明導電膜との直接積層が可能な配線材料を提供するとともに、該配線材料からなる配線を具備した大型・高精細の生産性に優れた液晶ディスプレイパネル、及び、本配線を形成するためのスパッタリングターゲットを提供する。
【解決手段】配線の少なくともひとつが、添加元素として希土類元素の中から選ばれる少なくとも1種以上の元素を0.01〜1原子%含有し、残部がCu及び不可避的不純物であるCu合金薄膜からなり、かつ、透明導電膜と直接積層した配線構造を有する液晶ディスプレイパネルとする。
【選択図】 選択図なし

Description

本発明はCu合金薄膜からなる配線を用いた液晶ディスプレイパネル、その製造方法、並びに液晶ディスプレイパネルの薄膜配線形成に使用されるCu合金スパッタリングターゲットに関するものである。
アクティブマトリックスの薄膜トランジスタ(TFT)や半導体デバイスに用いられる配線材料には、従来からAl、Cuなどの純金属や、Al−Cu、Al−Cu−Si、Al−Ndなどの合金材料が用いられている。しかし、最近では薄型テレビとして需要の高いTFT液晶ディスプレイパネル(TFT−LCD)の大型化・高精細化による配線幅の減少や配線長の増大などによる信号遅延や、高温多層膜工程による配線材料の熱欠陥(ヒロックやボイドなど)などが大きな問題となってきている。そのため低抵抗率で高熱安定性の配線材料の開発が強く要求されている。
また、近年、半導体分野において、集積度が進み、これに伴い電極・配線の微細化が急速に進んでいる。このため、電流密度が加速度的に増大し現在では、〜1×10A/cmのオーダーに達しようとしており、エレクトロマイグレーション耐性の向上が最大の課題となっている。
これらの問題を解決するために、配線材料として、古くはVLSI半導体分野ではAl−Cu(例えば、非特許文献1参照)、Al−Cu−Si(例えば、非特許文献2参照)が使用されていた。希土類元素や第4族元素等を添加したCu合金薄膜(例えば、特許文献2〜4参照)の使用も提案されているが、最近ではCu薄膜(例えば、非特許文献3参照)が用いられている。また、液晶の薄膜トランジスタ(TFT)の配線ではAl−Ta(例えば、非特許文献4参照)、Al−Zr(例えば、非特許文献5参照)、Al−Nd(例えば、特許文献1参照)などの合金が提案されている。しかし、更なるディスプレイの大型化・高精細化に対してより低抵抗率を有する耐熱性に優れた材料が求められている。
特に、液晶テレビを中心とするFPD分野では、ディスプレイの大型化が進む事もあり、配線の微細化は半導体分野ほどではなく、電流密度も1×10A/cm程度であるため、エレクトロマイグレーションの防止が主要な課題である半導体分野とは異なり、プロセス中の加熱過程に対するより一層の耐熱性が求められている。
また、Al系合金を配線材料とする場合、元素の相互拡散防止や耐熱性向上のためにAl合金配線の上下両側、あるいは、片側にMoやCrなどからなるバリア層を形成する必要があり生産性を妨げる一因となっている。
F.d’Huerle:Metall.Trans.,vol.2,p.683 S.Vaidya,D.B.Fraser and A.K.Sinha,Proc.18th IRPS,IEEE,1980,p.165 C.−K.Hu,S.Chang,M.B.Small and J.E.Lewis,Proc.3th VLSI Multilevel Interconnect. Conf.,IEEE,1986,p.181 日本金属学会会報、32巻、第4号(1993)p.232 SID,94Digest(1994)p.142 特開平7−45555号公報 特開平1−289140号公報 特許第3588011号公報 特表2003−529206号公報
本発明は、これら従来技術の問題点を解決するために、100℃以上の高温でもヒロックなどの熱欠陥が少なく、電気抵抗が低く、さらに、透明導電膜との直接積層が可能な大型・高精細のディスプレイに適した配線材料を提供するとともに、そのような材料からなる配線を備えた液晶ディスプレイパネル、及び、その製造方法、並びに、液晶ディスプレイパネルの配線の形成に使用されるCu合金スパッタリングターゲットを提供することを目的とするものである。
本発明者らは、上記問題点を解決するために鋭意検討を行なった結果、低抵抗率のCu合金薄膜はITO等の透明導電膜と直接積層しても接触抵抗が低いことから、特に、アクティブマトリックス型液晶ディスプレイパネルの半導体装置の配線に要求される特性を満足し、生産性に優れる事を見出し本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は配線の少なくともひとつが、Cu合金薄膜からなり、かつ、透明導電膜と直接積層した配線構造を有する事を特徴とする液晶ディスプレイパネルに関する。すなわち、本発明の液晶ディスプレイパネルは、透明導電膜に直接積層された配線を有する液晶ディスプレイパネルであって、前記配線が希土類元素から選ばれる1種以上の元素を0.01〜1原子%含有し、残部がCu及び不可避的不純物であるCu合金薄膜からなる配線であることを特徴とする液晶ディスプレイパネルであり、また、前記配線がTm、Dy、Sm、Nd、Gd、Tbから選ばれる1種以上の元素を0.01〜1原子%含有し、残部がCu及び不可避的不純物であるCu合金薄膜からなる配線であることを特徴とする液晶ディスプレイパネルである。該Cu合金薄膜の酸素含有量は100ppm以下であることが望ましい。なお、前記透明導電膜はITOやZnO、又は、Al、In、V、Ga、B、Y、Ti、Scから選ばれる1種以上の元素を0.01〜5原子%含有したZnOであることが好ましい。
また、本発明は、透明導電膜に直接積層された配線を有する液晶ディスプレイパネルの製造方法であって、前記配線が希土類元素の中から選ばれる1種以上の元素を0.01〜1原子%含有し、残部がCu及び不可避的不純物であるCu合金薄膜からなり、該Cu合金薄膜をスパッタ法にて形成した後に100℃〜400℃の熱処理を施すことにより、その抵抗率を5μΩcm以下とすることを特徴とする液晶ディスプレイパネルの製造方法である。
さらに、本発明は、液晶ディスプレイパネルのCu合金薄膜を形成するために用いるスパッタリングターゲットであって、希土類元素の中から選ばれる少なくとも1種以上の元素を0.01〜1原子%含有し、残部がCu及び不可避的不純物であるCu合金からなることを特徴とするCu合金スパッタリングターゲットに関する。Cuに添加する希土類元素としてはTm、Dy、Sm、Nd、Gd、Tbから選ばれる1種以上の元素である事が望ましい。また、該Cu合金スパッタリングターゲットの酸素含有量は100ppm以下であることが望ましい。
なお、本発明における半導体装置とは、トランジスタやダイオード等の半導体素子を含むデバイスである。また、本発明における配線は、電極間等を結ぶ狭義の配線のみでなく、Cu合金薄膜からなる電極をも含むものであり、例えば、液晶パネルディスプレイ装置の薄膜トランジスタ等に形成されたCu合金薄膜からなる電極、及び、それらの電極間や素子電極と透明導電膜等の画素電極とを結ぶCu合金薄膜からなる配線を意味する。
本発明で用いるCu合金薄膜からなる配線は、ヒロック、ボイドなどの熱欠陥が高温度でも発生せず、熱安定性に優れており、しかも比抵抗が低いため、信頼性が高く、かつ、信号遅延の少ない薄膜トランジスタ等の半導体装置を得ることが可能となる。また、透明導電膜との直接積層が可能なためバリア層を必要とせず、特に、大型・高精細の液晶ディスプレイパネルの生産性が向上する。また、本発明のスパッタリングターゲットによれば、上記のような優れた特性を有するCu合金薄膜からなる配線を容易に、安定して形成することが可能となる。
以下において、本発明について詳細に説明する。なお、薄膜トランジスタ等の半導体装置を構成する各種の素子に形成された電極、及び、それらの電極間や素子電極と透明導電膜等の画素電極とを結ぶ配線は、耐熱性や電気抵抗等の要求される特性が類似しており、同一の材料により形成することができることから、本発明においては、前述のように、これらの電極及び配線を総称して配線と称する。
本発明の液晶ディスプレイパネルは、Cuを主成分とする合金薄膜を配線とし、かつ、透明導電膜と直接積層した構造を有するものである。Cu合金配線に含まれる添加元素は希土類金属が望ましく、中でも、Tm、Dy、Sm、Nd、Gd、Tbから選ばれる1種以上の元素からなる事が望ましい。また、配線に含有される酸素量はヒロック低減、低抵抗率特性の観点から100ppm以下が望ましい。酸素含有量を100ppm以下とする事により薄膜結晶性が向上し、格子欠陥が少なくなる事により低抵抗率、低ヒロック特性が得られるものと考えられる。
純Cu薄膜は、薄膜形成後の熱処理工程において、ヒロックやボイドが発生しやすい。この状態で、透明導電膜を積層する場合、透明導電膜の結晶性が低下し、抵抗率悪化の原因となる。Cuに希土類元素のような元素を少量添加する事により、耐熱性が向上し、アニール後のヒロック、ボイドの形成が減少し、平滑な薄膜を得る事ができるため、積層される透明導電膜の低抵抗率化が可能となる。
添加元素の含有量が0.01原子%未満ではヒロック抑制の効果が小さく、また、1原子%超では薄膜の抵抗率が大きくなり低抵抗配線材料としてふさわしくない。添加元素の含有量としては、好ましくは、0.02〜1原子%、より好ましくは、0.03〜0.8原子%である。
本発明の液晶ディスプレイパネルの配線の形成には、スパッタリングや真空蒸着、イオンプレーティング等の真空成膜法や、めっき法などの湿式法を用いる事が出来る。最近、液晶パネルの基板が大型化し1m角以上のものが使用されるようになっており、このような大型基板に均一に生産性良く薄膜を形成する方法としてスパッタリング法が特に望ましい。スパッタリング法による成膜法では、純Cuターゲット上にチップ材料を置いて成膜する方法や、純Cuターゲットと希土類元素のターゲットの同時スパッタリング、あるいは、Cu合金ターゲットを使用したスパッタリングを利用する事が出来る。中でも、薄膜特性の均一性の観点からCu合金からなるスパッタリングターゲットを用いたスパッタリング法が好ましい。
さらに、透明導電膜としては、低抵抗率、透過率の観点から、ITO、ZnO、あるいは、ZnOにAl、In、V、Ga、B、Y、Ti、Scから選ばれる1種以上の元素を0.01〜5原子%含有したものが望ましい。
また、本発明の液晶ディスプレイは、配線の少なくともひとつが、添加元素として希土類元素の中から選ばれる少なくとも1種以上の元素を0.01〜1原子%含有し、残部がCu及び不可避的不純物であるCu合金薄膜からなり、さらに、本配線が透明導電膜と直接積層する構造において、Cu合金薄膜をスパッタ法にて形成した後に100℃〜400℃の熱処理を施し抵抗率を5μΩcm以下とするものである。Cu合金薄膜をスパッタリングのような真空成膜法によって形成した場合、添加元素が過飽和状態となり固溶限界以上にCu中に溶け込む現象が起こる。この場合、薄膜形成後に、熱処理を行なう事により、添加元素、あるいは、添加元素とCuとの化合物が結晶粒界に偏析し、結晶粒中の相対的な添加元素濃度が低減する事によって抵抗率が低減すると考えられる。
熱処理は、Cu合金薄膜の形成後に行なうが、熱処理の温度を高くする事により低抵抗率を得る事が出来る。熱処理の温度は好ましくは150℃以上、より好ましくは200℃以上である。なお、本発明における熱処理とは、例えば、窒素中、真空中等の非酸化性雰囲気中で所定温度で所定時間保持することであり、保持時間としては5分以上が好ましく、10分〜1時間であることがさらに好ましい。該熱処理は熱処理用の炉を利用する他、デバイスの製造工程で発生する熱(例えばCVD工程での熱履歴)を利用することもできる。
また、本発明のスパッタリングターゲットは、液晶ディスプレイパネルのCu合金薄膜を形成するために用いるスパッタリングターゲットであって、希土類元素の中から選ばれる少なくとも1種以上の元素を0.01〜1原子%含有し、残部がCu及び不可避的不純物であるCu合金からなるものである。ターゲット中の酸素含有量は100ppm以下が望ましい。ターゲット中の酸素含有量を100ppm以下とする事により酸素含有量100ppm以下の薄膜を得る事ができる。また、アーキング等の異常放電が少なくなり、安定な放電特性が得られる。
本発明のスパッタリングターゲットは、粒径が1〜100μm程度の原料粉末を所定の組成比で混合し、ホットプレス法(HP法)や熱間静水圧法(HIP法)などの粉末冶金技術を使用したり、また、所定の組成比で混合した原料粉を溶解して鋳造法を使用してインゴットを作製し、さらにそれを、圧延や押し出し法などにより成形し、さらに、所定の形状に加工して製造することができる。また必要に応じて、無酸素銅などからなるバッキングプレートにボンディングして使用する。スパッタリングターゲット中の酸素含有量低減の観点では、上記の粉末冶金法よりも溶解鋳造法のほうが好ましい。また、炭素、酸素、窒素、水素、硫黄を除いた不純物の総量を100ppm以下とする事も、異常放電低減の観点から望ましい。
放電安定性などの観点から、本発明のスパッタリングターゲットを構成するCu合金の相対密度は98%以上、より好ましくは、99%以上であることが好ましい。
また、Cu合金を構成するグレインの大きさを1000μm以下とする事が放電安定性の観点から望ましい。このグレインの大きさは500μm以下とすることがさらに好ましい。ここで、グレインとは、同じ結晶方位を有する領域を意味する。このグレインは、例えば、表面を陽極酸化させて、偏光顕微鏡を使用することにより観察可能である。
また、Cu合金が、Cu領域と、添加元素含有相及びCu相を含む2相共存領域との2種の領域を有し、かつ、前記Cu領域が前記2相共存領域によって囲まれている事が望ましく、さらに、2相共存領域によって囲まれるCu領域の最大長が500μm以下である事が放電安定性の観点から望ましい。なお、Cu領域とは、添加元素が殆ど含まれていない領域であり、例えば、その領域の添加元素の濃度が、500℃における該添加元素のCu中の固溶限度以下である領域である。また、2相共存領域とは、添加元素含有相とCu相との2相が共存している領域である。なお、添加元素含有相とは、添加元素の濃度が高く、添加元素を含んでいることが明らかな相であり、例えば、その相の添加元素の濃度が500℃における該添加元素のCu中の固溶限度より大きい相である。また、Cu相とは、前記Cu領域と同様に、添加元素を殆ど含まない相であり、例えば、その相の該添加元素の濃度が、500℃における該添加元素のCu中の固溶限度以下である相である。本組織構造は、例えば、SEMにより観察可能である。
スパッタリング中の異常放電、特性劣化の原因としては、下記の原因が考えられる。
(1)スパッタリングターゲットの不均一性
(2)スパッタリングターゲット中の酸化物異物
(3)スパッタリングターゲットの大きな表面粗さ
(1)のスパッタリングターゲットの不均一性が大きい場合、異なる金属相でスパッタリングレートが異なるため、スパッタ初期と後期で平均スパッタレートの変化が大きくなったり、形成される膜の組成変化が大きくなる。また、スパッタリングが進むにつれ表面粗さが大きくなり、鋭角な場所で電界集中により異常放電が起きやすくなるため、スパッタリングターゲットとしては好ましくない。ターゲットを構成するCu合金を、前記Cu領域が前記2相共存領域によって囲まれた組織構造を有するものとする事により、ターゲットの不均一性による上記問題が良好になる。特に、2相共存領域によって囲まれるCu領域の最大長は500μm以下であることが好ましく、350μm以下であることがさらに好ましい。
(2)のターゲット中に酸化物異物が存在する場合、ターゲット母材よりも酸化物異物のほうが抵抗率が大きく、スパッタリング中に電荷が蓄積されやすい。電荷蓄積量が多くなると、アーキングなどの異常放電の原因となる事から酸化物異物は少ない方が好ましい。この事から、ターゲット中の酸素含有量は少ないほど好ましく、100ppm以下が特に好ましい。
(3)のスパッタリングターゲットの表面粗さが大きい場合、スパッタリングが進むにつれ、鋭角な場所で電界集中により異常放電が起きやすくなる。ターゲットを構成するCu合金のグレインが大きい場合、スパッタリングが進むにつれ、表面粗さが大きくなりやすくなる事、また、ターゲットの密度が小さいと、ターゲット中の多くの空洞が表面に現れ、鋭角な部分が多くなる事等により異常放電が発生しやすくなる。
このため、スパッタリングターゲットを構成するCu合金のグレインは1000μm以下とする事が好ましく、さらに好ましくは500μm以下である。また、ターゲットの密度は98%以上が好ましく、さらに好ましくは99%以上である。
以下に実施例を示して本発明の特徴をさらに具体的に説明する。以下の実施例に示す材料、使用量、割合、処理内容、処理手順、製造方法などは本発明の趣旨を逸脱しない限り変更することができる。したがって、本発明の範囲は以下に示す具体例により限定的に解釈されるべきものでない。
(実施例1、比較例1)
円板状(100mm径)のCuターゲットの上にTbチップ(5mm×5mm×1mmt)を配置した複合ターゲットを使用して、DCマグネトロンスパッタ装置を用いて、ガラス基板(コーニング#1737)上に厚さ200nmのCuTb合金薄膜を作製した。この際、Cuターゲット上のTbチップの位置を変化させることによりTb含有量が異なる5種類のCuTb合金薄膜(Tb含有量:0.02〜0.59at%)を形成した。さらに、各合金薄膜を窒素雰囲気中で250℃、1時間の熱処理を行なった(実施例1−1〜1−5)。
比較のため、Tbチップを配置せずに作製したCu薄膜(比較例1−1)及びTd含有量0.008at%、1.21at%のCuTb合金薄膜(比較例1−2、比較例1−3)を上記と同様にして形成し、同様の熱処理を行った。
これらの薄膜の熱処理前後の抵抗率を通常の四探針法により測定した。また、光学顕微鏡を使用して熱処理後の薄膜表面の写真を撮影し、ヒロック密度を求めた。各サンプルの抵抗率とヒロック密度を表1に示す。なお、表1中のTb濃度は、薄膜のICP分析により求めた値である。
また、実施例1−5、比較例1−1のCuTb合金薄膜については350℃でも同様の熱処理を行ない抵抗率、及び、ヒロック密度の測定を行なった。その結果を表1に併せて示す。
Figure 2007226058
(実施例2)
Cuターゲット上に配置するチップ材料をTbからNd、Sm、Gd、Tm、Dyに変えて、実施例1と同様な方法で種々のCu合金薄膜をガラス基板上に形成した。さらに、各合金薄膜を窒素雰囲気中で250℃、1時間の熱処理を行なった(実施例2−1〜2−6)。この後、各合金薄膜の抵抗率とヒロック密度を実施例1と同様な方法で測定した。また、薄膜中の添加元素の添加濃度をICP分析により求めた。各サンプルの抵抗率、ヒロック密度、添加元素及びその添加濃度を表2に示す。
Figure 2007226058
(実施例3)
図3は透明導電膜との接触抵抗(Rc)を測定するために使用した薄膜積層体の形状を示す平面図である。この薄膜積層体はガラス基板上に形成された幅2mm、長さ40mmの透明導電膜と、該透明導電膜と直交し、これを覆うように形成された幅1mm、長さ8mmの6本のメタル膜からなるものであり、具体的には、ガラス基板(コーニング#1737)上に、図1に示す形状のマスクを用いて透明導電膜を形成した後、図2に示す形状のマスクを用いてCu合金薄膜等のメタル膜を形成して作製する。
本実施例では、透明導電膜としてITO薄膜を形成し、その後、実施例1と同様に、円板状(100mm径)のCuターゲット上にTbチップ(5mm×5mm×1mmt)を配置した複合ターゲットを使用して、DCマグネトロンスパッタ装置によりCuTb合金薄膜(Tb含有量:0.18at%)を形成した。より具体的には以下のようにして薄膜積層体を作製し、以下のようにしてCuTb合金薄膜とITO膜との接触抵抗(Rc)を測定した。
(1) 図1に示すようなマスクを使用してガラス基板(コーニング#1737)上にITO薄膜(In−10wt.%SnO)(膜厚:100nm)を形成する。
(2) 次いで図2に示すようなマスクを使用してCuTb合金薄膜(膜厚:200nm)を成膜して、メタル膜電極を形成する。
(3) メタル膜電極間の抵抗を測定する。
(4) メタル膜電極の間隔(メタル膜電極間の透明導導電膜の長さ)と抵抗値との関係をグラフ化する(図4)。
(5) 図4のY切片の値の1/2を接触抵抗(Rc)として算出する。
窒素雰囲気中250℃、60分の熱処理前後でのCuTb合金薄膜(Tb含有量:0.18at%)のITO薄膜との接触抵抗(Rc)の測定結果を表3に示す。
(比較例2)
実施例3と同様な方法で、CuTb合金薄膜の代わりにAl−0.2at%Nd合金薄膜(比較例2−1)、Mo薄膜(比較例2−2)を積層した薄膜積層体を作製し、実施例3と同様な方法でそれらの接触抵抗(Rc)を測定した。測定結果を表3に示す。
Figure 2007226058
(実施例4)
実施例3と同様な方法で、ITO薄膜の代わりにZnO−2.5wt%Al膜を形成して薄膜積層体を作製し、実施例3と同様な方法でCuTb合金薄膜(Tb含有量:0.18at%)とZnO−2.5wt%Al薄膜との接触抵抗(Rc)を測定した。測定結果を表4に示す。
(比較例3)
実施例4と同様な方法でZnO−2.5wt%Al薄膜の上に、CuTb合金薄膜の代わりにAl−0.2at%Nd合金薄膜(比較例3−1)、Mo薄膜(比較例3−2)のメタル膜を形成した薄膜積層体を作製し、実施例3と同様な方法でこれらの薄膜とZnO−2.5wt%Al薄膜との接触抵抗(Rc)を測定した。測定結果を表4に示す。
Figure 2007226058
表1〜4から明らかなように、本発明のCu合金薄膜はヒロックなどの熱欠陥の発生が無く、しかも比抵抗が極めて低く優れた電極配線材料の性能を示すとともに、透明導電膜との接触抵抗も熱処理前後で現行のバリア材料のMoと同等でありITOとの直接積層が可能である事がわかる。
(実施例5)
原材料をCu99.9Tb0.1の組成となるように調合、溶解し、鋳造法にてCuTbインゴットを作製した。この後、インゴットを加工し、100mm径×5mmtのターゲット材を完成させた。この後、バッキングプレートにボンディングを施し、スパッタリングターゲットを作製した。本ターゲットの酸素含有量は30ppmであり、相対密度は、99.99%であった。
本ターゲットにより実施例1と同じDCマグネトロンスパッタ装置を用いて、ガラス基板(コーニング#1737)上に厚さ200nmのCuTb合金膜を作製し、得られた合金膜に実施例1と同様の熱処理を施した後、抵抗率とヒロックを評価した。評価結果を表5に示す。
さらに、放電時のアーキングの発生数の測定を行なった。スパッタ条件は下記の通りである。
・スパッタガス:Ar
・ガス圧力:0.7Pa
・電力密度:22W/cm
アーキングの評価は、スパッタカソードの電力ケーブルにコイルを巻き、アークの際にコイルに誘起される15mV以上のパルス数を計測し、単位時間(1秒)あたりのパルス数をアーク密度として測定した。アーク密度の測定結果を表5に示す。
(実施例6)
粒径50μmのCuとTbをCu99.9Tb0.1の組成となるようにボールミルで混合し、以下の条件でホットプレス焼結を行なった。
・焼結温度:750℃
・保持時間:2時間
・圧力:200kg/cm
・昇温速度:100℃/h
降温は温度制御せず、放冷とした。得られたインゴットを加工し、100mm径×5mmtのターゲット材を完成させた。この後、バッキングプレートにボンディングを施し、スパッタリングターゲットを作製した。本ターゲットの酸素含有量は400ppmであり、相対密度は99.90%であった。
本ターゲットにより実施例1と同じDCマグネトロンスパッタ装置を用いて、ガラス基板(コーニング#1737)上に厚さ200nmのCuTb合金膜を作製し、得られた合金膜に実施例1と同様の熱処理を施した後、比抵抗とヒロックを評価した。また、実施例5と同様な方法でアーク密度評価を行なった。評価結果を表5に示す。
Figure 2007226058
接触抵抗測定用サンプルの透明導電膜を成膜する際に使用するマスクを示す図である。 接触抵抗測定用サンプルのメタル膜を成膜する際に使用するマスクを示す図である。 接触抵抗測定用サンプルのメタル膜/透明導電膜の積層構造を示す図である メタル膜電極間隔と電気抵抗、及び、接触抵抗(Rc)の関係を示す図である。

Claims (11)

  1. 透明導電膜に直接積層された配線を有する液晶ディスプレイパネルであって、前記配線が、希土類元素から選ばれる1種以上の元素を0.01〜1原子%含有し、残部がCu及び不可避的不純物であるCu合金薄膜からなる配線であることを特徴とする液晶ディスプレイパネル。
  2. 透明導電膜に直接積層された配線を有する液晶ディスプレイパネルであって、前記配線が、Tm、Dy、Sm、Nd、Gd、Tbから選ばれる1種以上の元素を0.01〜1原子%含有し、残部がCu及び不可避的不純物であるCu合金薄膜からなる配線であることを特徴とする液晶ディスプレイパネル。
  3. Cu合金薄膜の酸素含有量が100ppm以下であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液晶ディスプレイパネル。
  4. Cu合金薄膜がスパッタリング法により形成された薄膜である事を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の液晶ディスプレイパネル。
  5. Cu合金薄膜が、スパッタリング法により形成した後、100℃〜400℃の熱処理を施して、その抵抗率を5μΩcm以下とした薄膜である事を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の液晶ディスプレイパネル。
  6. 透明導電膜がITOからなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の液晶ディスプレイパネル。
  7. 透明導電膜がZnO、又は、Al、In、V、Ga、B、Y、Ti、Scから選ばれる1種以上の元素を0.01〜5原子%含有したZnOからなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の液晶ディスプレイパネル。
  8. 透明導電膜に直接積層された配線を有する液晶ディスプレイパネルの製造方法であって、前記配線が希土類元素の中から選ばれる1種以上の元素を0.01〜1原子%含有し、残部がCu及び不可避的不純物であるCu合金薄膜からなり、該Cu合金薄膜をスパッタリング法にて形成した後に100℃〜400℃の熱処理を施すことにより、その抵抗率を5μΩcm以下とすることを特徴とする液晶ディスプレイパネルの製造方法。
  9. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の液晶ディスプレイパネルのCu合金薄膜を形成するためのCu合金スパッタリングターゲットであって、希土類元素の中から選ばれる1種以上の元素を0.01〜1原子%含有し、残部がCu及び不可避的不純物であるCu合金からなることを特徴とするCu合金スパッタリングターゲット。
  10. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の液晶ディスプレイパネルのCu合金薄膜を形成するためのCu合金スパッタリングターゲットであって、Tm、Dy、Sm、Nd、Gd、Tbから選ばれる1種以上の元素を0.01〜1原子%含有し、残部がCu及び不可避的不純物であるCu合金からなることを特徴とするCu合金スパッタリングターゲット。
  11. 酸素含有量が100ppm以下であることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載のCu合金スパッタリングターゲット。
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