JP2000216158A - Al配線形成方法 - Google Patents

Al配線形成方法

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JP2000216158A
JP2000216158A JP11012708A JP1270899A JP2000216158A JP 2000216158 A JP2000216158 A JP 2000216158A JP 11012708 A JP11012708 A JP 11012708A JP 1270899 A JP1270899 A JP 1270899A JP 2000216158 A JP2000216158 A JP 2000216158A
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sputtering
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Nobuaki Ishiga
展昭 石賀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ITOとの電池反応を抑制でき、ヒロックの
発生を防止できるAl配線を得る。 【解決手段】 純粋なAlによって構成されるAl膜2
aと、その上層に積層された酸素元素を含むAlによっ
て構成されるAlOx 膜2bとからなる多層Al層3を
フォトリソグラフィーによってパターニングし、Al配
線を得る。AlO x 膜2bは、Alをターゲットとし
て、スパッタガスとしてO2 を含むArガスを用いるこ
とで形成するか、若しくはターゲットに酸素元素を含む
Alを用いることで形成することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アクティブマト
リクス型液晶表示装置等の表示装置に用いられる配線
(電極を含む。)構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、半導体や液晶デバイス等の分野で
は、低抵抗配線の要求からAl、Ag、Au、Mo等の
配線材料が使用されている。このうち、特にAlは、他
金属と比べて比較的安価であり、SiNx 等の膜との密
着性が良いため、配線材料としてよく使用される。
【0003】また、液晶ディスプレイの分野では、液晶
制御電極としてITO(indium tinoxide)が良く用い
られている。しかしながら、図4にその略図を示すよう
に、AlまたはAlを主成分とする合金からなるAl膜
101と、ITO膜102とを電気的に接触させた状態
で、アルカリ性現像液103に晒すと、酸化還元電位の
関係から電池反応を生じる。このためAlがアルカリ性
現像液103に溶け出し、それと同様にITO膜102
の酸化インジウムと酸化スズが還元され、ITO膜10
2が腐食してしまっていた(ITO膜102の表面のI
TO腐食部を符号102aで示す。)。
【0004】上記のような電池反応によるITO膜10
2の腐食を低減する方法の一つとして、図5に示すよう
に、Al膜(他金属)をAlの酸化膜(AlOx 膜)1
04で覆って、アルカリ性現像液103へのAlの溶け
出しを防ぎ、ITO膜102の還元腐食を防止するとい
う方法がある。
【0005】しかし、Al以外の膜をAl膜101の表
面に成膜する方法では、少なくとも2回の成膜および2
種類のターゲット(Al膜101自身とAl膜101を
覆う膜)が必要となり、配線にパターニングする際のエ
ッチングも2回行わなくてはならないというように、製
造工程数の増大が問題であった。
【0006】また、Al膜101の表面を酸化させる方
法も、Al膜101を酸化させる工程と装置(陽極酸化
や酸素プラズマ等)を必要とし、製造コストが高くなっ
てしまうというような問題があった。さらに、Al膜1
01をスパッタリング法で成膜する際、スパッタガスの
ArにO2 を混合させ、酸化されたAl(AlOx 膜1
04に相当)を成膜する方法や、酸素元素を含んだAl
ターゲットによる成膜方法も提案されているが、この方
法では、得られるAlの抵抗値の上昇を招いていた。な
お、特開平5−263229号公報には、AlとAl2
3 との混合物をターゲットとしてAlOx 膜を成膜す
る方法が示されている。
【0007】さらに、Al膜101にAl以外の金属を
添加し、Al膜101自身の酸化還元電位を上げ、現像
液に溶け出すAlを抑制することにより、ITO膜10
2の還元腐食を防止する方法もある。しかし、Al以外
の金属を添加すると、添加する金属によってはAlの抵
抗値が上昇してしまうという問題があった。
【0008】ところで、Al膜101とITO膜102
とをアルカリ性現像液103に晒した場合に生じる電池
反応によるITO膜102の腐食以外のAl配線の問題
として、ヒロックの発生が挙げられる。ヒロックはAl
を200〜300℃以上で熱処理した際、Al表面に形
成される突起形状をしたものである。このヒロックを絶
縁層でカバレッジできなければ、電気的短絡を生じてし
まい、歩留まりを下げてしまう場合があった。
【0009】一般的にヒロックの発生を防止する方法と
して、酸素プラズマや陽極酸化等によりAlの表面を酸
化膜で覆う方法があるが、Al表面を酸化させる工程が
新たに必要となり、コストもかかるという問題があっ
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上、説明したよう
に、従来のAl配線の形成においては、Al配線のパタ
ーニング時にアルカリ性現像液にITO膜を同時に晒し
た場合の電池反応によるITOの還元腐食、熱処理の際
にAl配線に生じるヒロックの発生が問題となってい
た。この発明は上記のような問題を解決するためになさ
れたものであり、Al配線の抵抗値を上昇させることな
く、また現像時のAlの腐食やヒロックの発生を抑制す
ることが可能なAl配線の形成方法を提供するものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るAl配線
形成方法は、純Arガスを用いてAlをターゲットとし
てスパッタリング法によって被処理面上に第一のAl膜
を形成する工程、O2を含むArガスを用いてAlをタ
ーゲットとしてスパッタリング法によって上記第一のA
l膜上に第二のAl膜を形成することにより多層構造の
Al層を得る工程、上記Al層をパターニングすること
によりAl配線を得る工程を含むものである。
【0012】また、この発明に係るAl配線形成方法
は、純Arガスを用いてAlをターゲットとしてスパッ
タリング法によって被処理面上に第一のAl膜を形成す
る工程、酸素元素を含むAlをターゲットとしてスパッ
タリング法によって上記第一のAl膜上に第二のAl膜
を形成することにより多層構造のAl層を得る工程、上
記Al層をパターニングすることによりAl配線を得る
工程を含むものである。
【0013】さらに、この発明に係るAl配線形成方法
は、酸素元素を含むAlをターゲットとしてスパッタリ
ング法によって第二のAl膜を形成する際に、純Arガ
スか、若しくはO2 を含むArガスを用いるものであ
る。
【0014】また、この発明に係るAl配線形成方法
は、Alをターゲットとして、処理雰囲気中のArガス
にO2 を徐々に添加しつつスパッタリング法によって被
処理面上にAl層を形成する工程、上記Al層をパター
ニングすることによりAl配線を得る工程を含むもので
ある。
【0015】さらに、この発明に係るAl配線形成方法
によって、Alをターゲットとして、処理雰囲気中のA
rガスにO2 を徐々に添加しつつスパッタリング法によ
って被処理面上にAl層を形成する場合のAl層中の酸
素元素含有量は、被処理面からの距離が近い程小さく、
遠い程大きく形成されるものである。
【0016】また、この発明に係るAl配線形成方法に
おいては、Al層のパターニング時に、被処理面を含む
基体表面に形成されたITO膜も、上記Al層と一緒に
アルカリ性現像液に晒されるものである。
【0017】さらに、この発明に係るAl配線形成方法
は、アクティブマトリクス型液晶表示装置を構成するた
めに用いられるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1について説明する。図1はこの発明のAl配線形
成方法の一工程を示す断面図であり、基体1の表面の被
処理面1a上に、Al膜2aとAlOx 膜2bが順次積
層されてなる多層Al層3が形成された状態を示してい
る。この基体1の他の表面領域上には、アクティブマト
リクス型液晶表示装置の電極を構成するITO膜が配置
形成された状態となっている(ITO膜については、こ
こでは図示しない。)。
【0019】図1に示すような表面に酸素元素を多く含
む多層Al層3を形成することで、表面が酸化膜によっ
て覆われた状態をつくることができるため、この層をパ
ターニングする際に、アルカリ性現像液中にITO膜と
一緒に晒したとしても電池反応を生じることはなく、A
lの腐食は起こらない。
【0020】次に、図2を用いて上述の多層Al層3の
形成方法の説明を含めて、TFTや画素電極などをガラ
ス基板上に、アレイ状に形成したアレイ基板を製造する
プロセスについて説明する。なお、図2には、一つの画
素領域の断面構造を工程順に示すものとする。まず、図
2(a)に示すように、アクティブマトリクス型液晶表
示装置を構成するガラス基板4上に、TFTのゲート電
極5aと補助コンデンサ電極5bを形成する。
【0021】次に、図2(b)に示すように、ゲート電
極5a、補助コンデンサ電極5bの表面上を含むガラス
基板4の表面に、無色のゲート絶縁膜6を成膜し、さら
に、ゲート電極5aの上部には、ゲート絶縁膜6を介し
て半導体膜8を形成する。この半導体膜8は、ゲート絶
縁膜6上にアモルファスシリコン膜7a、n型不純物を
含むn+ アモルファスシリコン膜7bが順次積層されて
なる多層膜により構成されるものである。さらに、図2
(c)に示すように、TFTの形成領域以外の領域の、
ガラス基板4の表面上にゲート絶縁膜6を介して透明の
ITO画素電極9を形成する。
【0022】次に、図2(d)に示すように、半導体膜
8のTFTのチャネルとなる領域を隔ててドレイン電極
10a、ソース電極10bをそれぞれ形成する。このと
き、ドレイン電極10aの一端がITO画素電極9にか
かる配置とする。このドレイン電極10aとソース電極
10bは、図1において示した多層Al層3によって構
成される膜であり、Al膜2aとAlOx 膜2bとの積
層構造からなっている。なお、図1の基体1の表面は、
図2(c)でいうところの半導体膜8とITO画素電極
9とゲート絶縁膜6の表面に相当している。
【0023】上述のドレイン電極10a、ソース電極1
0bを構成する多層Al層3は、以下のように形成する
ことが可能である。まず、下層のAl膜2aは純粋なA
lターゲットを用いて、純Arガスを用いたスパッタリ
ング法によって成膜する。さらに続けて、純粋なAlタ
ーゲットを用いて、純ArガスとO2 ガスの混合ガスを
用いた反応成スパッタリング法により、酸素元素を含ん
だAlOx 膜2bを成膜して多層Al層3を得る。この
ときスパッタリングに用いる混合ガスのArとO2 との
流量比を2:1程度とする。
【0024】次に、フォトリソグラフィーにより、この
多層Al層3を一括エッチングでパターニングし、必要
となる部分のみを残すことでドレイン電極10a、10
bを得るとができる。このフォトリソグラフィー時にお
いて、アルカリ性現像液を用い、多層Al層3とITO
画素電極9とを同時にその現像液中に晒したとしても、
多層Al層3の表面がAlOx 膜2bによって構成され
ているために、両者間における電池反応を抑制し、IT
Oの還元腐食を低減できる。
【0025】なお、得ようとするデバイスの設計ルール
に応じて、その数値は変わるが、例えばAlOx 膜2b
は250Å程度の厚さとなるように形成することで、酸
化還元腐食を抑制することができ、これに対応してAl
膜2aは2000Å程度の厚さとなるように形成するこ
とによって、Al配線としての抵抗値を小さく抑制する
ことが可能となる。
【0026】本発明の主目的である酸化還元腐食を抑制
するためのA1Ox膜2bの厚さは50Å〜1000Å
が好ましい。これは50Å以下だと膜厚制御が難しいこ
とに加え充分な酸化還元腐食抑制効果が得られないこ
と、また1000Å以上では配線全体の抵抗値が大きく
なることに加え、エッチング形状に庇が発生するためで
ある。できればA1Ox膜2bの厚さは100Å〜50
0Åが好ましい。これに対してAl膜厚2aはデバイス
設計ルールに応じて基本的に決定されるものであるが、
低抵抗というメリットおよび上層膜の良好なカバレッジ
という効果を得るためには1000Å〜4000Åとす
るのが好ましい。また、図示はしないが、必要に応じて
ドレイン電極10aおよびソース電極10bの下層にバ
リアメタル層を配置した構造とする。
【0027】その後、図2(e)に示すように、ドレイ
ン電極10aとソース電極10bとの間に位置するTF
Tのチャネル領域のn+ アモルファスシリコン膜7bを
選択的に除去し、さらに、このチャネル領域に対して矢
印で示すチャネル注入方向からアモルファスシリコン膜
7aに対して不純物注入を行い、しきい値を調整してチ
ャネルを得る。
【0028】次に、図2(f)に示すように、TFTの
表面上、補助コンデンサの表面上に保護膜12を形成し
て、アレイ基板を得る。なお、図示していないが、ドレ
イン電極10aおよびソース電極10bと同様の構成の
Al配線(多層Al層3)によってソースバスライン等
も形成できることは言うまでもない。
【0029】以上、示したように、この発明によるAl
配線形成方法によって形成したAl配線(多層Al層
3)は、表面にAlOx 膜2bを形成しているため、A
l−ITO間の電池反応によるITOの還元腐食を抑制
でき、かつ、AlOx 膜だけで配線を構成することなく
Al膜との積層構造にすることにより、Al配線の抵抗
値の上昇を抑えることができる。また、AlOx 膜2b
とAl膜2aとの積層構造からなる多層Al層3は、従
来使用していたスパッタリング装置で成膜することがで
き、一度のエッチング工程による一括エッチングにより
パターニングすることが可能なため、新たに工程を追加
する必要はない。また、表面にAlOx 膜2bが成膜さ
れていることから、Alのヒロックの発生を抑制するこ
とができ、高歩留まりを実現することが可能になるとい
う効果がある。
【0030】実施の形態2.次に、この発明の実施の形
態2について説明する。既に説明した実施の形態1にお
いては、Al配線となる多層Al層3を得る場合に、純
粋なAlターゲットを用いて、ArとO2 との混合ガス
を用いた反応性スパッタリング法によってAlOx 膜2
bを得る例を示した。この実施の形態2においては、A
lOx 膜2bを、酸素元素を含むAlターゲットを用い
て形成する例について示す。
【0031】Al膜2bは、実施の形態1の場合と同様
に形成し、その後、AlOx 膜2bを形成する場合に
は、ArとO2 との混合ガスを用いて、酸素元素を含む
Alターゲットを用いて反応性スパッタリング法によっ
て成膜する。このときのAlターゲットの酸素元素含有
量は25at%程度とすることが望ましい。含有量範囲
としては1at%〜40at%が望ましい。また、酸素
元素を含むターゲットを用いる場合には、スパッタガス
として純Arガスを用いることも可能である。その場
合、Alターゲットの酸素元素含有量は33at%程度
とすることが望ましい。含有量範囲としては5at%〜
50at%が望ましい。
【0032】以上のように、Al配線となる多層Al層
3を構成するAlOx 膜2bは、酸素元素を含むAlタ
ーゲットを用いて反応性スパッタリング法によって形成
することも可能であり、実施の形態1の場合と同様の効
果を得ることが可能となる。
【0033】実施の形態3.次に、この発明の実施の形
態3について説明する。図3は、基体1の被処理面1a
上に実施の形態3によるAl層13を形成した場合の断
面図である。このAl層13は、実施の形態1、実施の
形態2において示した多層Al層3のように、2層が積
層されてなる多層構造ではなく、1つの層であり、層内
において、含有する酸素元素の量が、基体1の表面から
の距離が近い程小さく、遠い程大きいという特徴を持っ
ている。
【0034】従って、このAl層13の基体1の表面に
近い領域では、純粋なAl膜に相当する性質を持ち、A
l層13の表面に相当する、基体1の表面から遠い領域
においてはAlOx 膜に相当する性質を有している。こ
のAl膜13は、まず基体1の表面に近い領域では、ス
パッタガスに純Arガスを用いてAlを成膜し、Alの
膜厚が大きくなるに従って徐々にO2 ガスを混合させな
がら連続的に成膜を行うことで得ることができる。
【0035】このように、スパッタリングに用いるガス
のO2 流量を徐々に大きくしつつ形成したAl層13を
用いてAl配線を形成した場合でも、実施の形態1にお
いて示した効果と同様の効果を得ることが可能である。
【0036】
【発明の効果】以下に、この発明の効果について記載す
る。この発明によれば、Al配線を純粋なAlからなる
第一のAl膜と、ArとO 2 との混合ガスを用い、Al
(純粋なAl若しくは酸素元素を含むAl)をターゲッ
トとしてスパッタリング法によって得た酸素元素を含む
第二のAl膜との積層構造からなるAl層をパターニン
グすることによって形成するため、フォトリソグラフィ
ーによるパターニング時に、ITO膜と電気的に接続し
た状態でアルカリ性現像液中に晒されたとしても電池反
応が生じることがなく、Al側の腐食を抑制することが
可能である。また、Al配線の表面が酸化された状態が
できるために、Alのヒロックの発生を抑制することも
可能であり、高歩留まりを実現するとができる。
【0037】また、Al層をスパッタリングによって形
成する際に、スパッタリングガスにO2 ガスを徐々に添
加しつつ形成することにより、被処理面の表面近傍にお
いては酸素元素含有量が小さく、表面領域においては大
きい層を得ることができる。従って、Al配線の表面が
酸化された状態を得ることができるため、フォトリソグ
ラフィー時の電池反応を抑制し、またAlのヒロックの
発生も抑制することが可能である。なお、このように形
成されるAl配線は、純粋なAlによって構成される部
分を含んでいるために抵抗値の上昇を抑えることも可能
であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1のAl配線の断面構
造を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の液晶表示装置の製
造工程図である。
【図3】 この発明の実施の形態3のAl配線の断面構
造を示す図である。
【図4】 従来の技術によるAl−ITO間の電池反応
を示す図である。
【図5】 従来の技術の説明のために必要な図である。
【符号の説明】
1 基体、 1a 被処理面、 2a Al膜、 2b
AlOx 膜、3 多層Al層、 4 ガラス基板、
5a ゲート電極、5b 補助コンデンサ電極、 6
ゲート絶縁膜、7a アモルファスシリコン膜、 7b
+ アモルファスシリコン膜、8 半導体膜、 9
ITO画素電極、 10a ドレイン電極、10b ソ
ース電極、 11 チャネル注入方向、 12 保護
膜、13 Al層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 HA06 JA24 JA34 JA37 JA41 JB67 KA05 KB25 MA05 MA13 MA17 NA15 NA25 4K029 AA09 BA03 BA44 BB02 BC09 BD00 CA05 4M104 BB02 BB36 DD40 DD42 FF13 HH03 HH20 5F033 GG04 HH08 HH35 KK38 MM05 PP15 PP16 VV15 WW10 XX16 XX18

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 純Arガスを用いてAlをターゲットと
    してスパッタリング法によって被処理面上に第一のAl
    膜を形成する工程、O2 を含むArガスを用いてAlを
    ターゲットとしてスパッタリング法によって上記第一の
    Al膜上に第二のAl膜を形成することにより多層構造
    のAl層を得る工程、上記Al層をパターニングするこ
    とによりAl配線を得る工程を含むことを特徴とするA
    l配線形成方法。
  2. 【請求項2】 純Arガスを用いてAlをターゲットと
    してスパッタリング法によって被処理面上に第一のAl
    膜を形成する工程、酸素元素を含むAlをターゲットと
    してスパッタリング法によって上記第一のAl膜上に第
    二のAl膜を形成することにより多層構造のAl層を得
    る工程、上記Al層をパターニングすることによりAl
    配線を得る工程を含むことを特徴とするAl配線形成方
    法。
  3. 【請求項3】 第二のAl膜の形成の際に、純Arガス
    か、若しくはO2 を含むArガスを用いることを特徴と
    する請求項2記載のAl配線形成方法。
  4. 【請求項4】 Alをターゲットとして、処理雰囲気中
    のArガスにO2 を徐々に添加しつつスパッタリング法
    によって被処理面上にAl層を形成する工程、上記Al
    層をパターニングすることによりAl配線を得る工程を
    含むことを特徴とするAl配線形成方法。
  5. 【請求項5】 Al層中の酸素元素含有量は、被処理面
    からの距離が近い程小さく、遠い程大きいことを特徴と
    する請求項4記載のAl配線形成方法。
  6. 【請求項6】 Al層のパターニング時に、被処理面を
    含む基体表面に形成されたITO膜も、上記Al層と一
    緒にアルカリ性現像液に晒されることを特徴とする請求
    項1、2、4のいずれか一項記載のAl配線形成方法。
  7. 【請求項7】 Al配線は、アクティブマトリクス型液
    晶表示装置を構成するために形成されることを特徴とす
    る請求項1、2、4のいずれか一項記載のAl配線形成
    方法。
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