JP3299013B2 - 走行台車システム - Google Patents
走行台車システムInfo
- Publication number
- JP3299013B2 JP3299013B2 JP26045293A JP26045293A JP3299013B2 JP 3299013 B2 JP3299013 B2 JP 3299013B2 JP 26045293 A JP26045293 A JP 26045293A JP 26045293 A JP26045293 A JP 26045293A JP 3299013 B2 JP3299013 B2 JP 3299013B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- traveling vehicle
- traveling
- transfer command
- data
- assigned
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 14
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
Landscapes
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Description
て走行し、走行経路の側方に配置された複数のステーシ
ョン間で物品を搬送する複数の走行台車を有する走行台
車システムに関する。
ステーション間で搬送するために、走行経路に沿って走
行し、ステーションで物品の受渡を行う複数の走行台車
を含む走行台車システムが利用されている。空荷の走行
台車は、システムを管理・制御する中央制御装置により
作業を割り付けられる。すなわち、中央制御装置の作成
する搬送指令により搬送の起点及び終点となるステーシ
ョンを指定された空走行台車は、起点の荷積ステーショ
ンで物品を受け取り、終点の荷降ステーションで物品を
降ろす。搬送指令は、荷積ステーションに物品が存在す
ることにより作成され、一定のルールに従って各走行台
車に割り付けられるが、所定時間を超えて荷積ステーシ
ョンに物品が載置され続けると(タイムアウトオーバ
ー)、該物品は優先割付物品として、該荷積ステーショ
ンの上流のサーチエリアを走行中の空走行台車に優先的
に割り付けられる。これをカウントアップという。
合、サーチエリアを走行中の空走行台車に割り付けを行
うことにより優先的に搬送されるが、空走行台車が複数
台あれば、最も先行している走行台車に割り付ければ運
転効率上有利なので、サーチエリア内で物品を荷降ステ
ーションに降ろし、実走行台車から空走行台車になった
走行台車が、他の空走行台車に先行していれば割り付け
がなされる。このサーチエリアは、空走行台車が搬送指
令を割り付けられ、該当の荷積ステーションに停止する
までに走行する距離を空けた走行台車の上流寄りに設け
られている区域である。すなわちサーチエリア内で搬送
指令を受け取れば、走行台車は空振りすることなく該当
の荷積ステーションに停止して物品を受け取ることが可
能である。よって、サーチエリアと優先割付物品が存在
する荷積ステーションとの間で荷降ステーションに物品
を降ろすことにより、空荷になった走行台車があったと
しても、その走行台車に優先割付物品の割付がなされる
ことはなかった。
う制約を超えて、優先割付物品が存在する荷積ステーシ
ョンに最先に到達できる空走行台車に割り付けを行うこ
とのできるような走行台車システムを提供することにあ
る。
に本発明は、走行経路の側方に配置された複数のステー
ション間で物品を搬送する複数の走行台車と、搬送指令
を作成して前記各走行台車に割り付けるとともに、割り
付け済みの搬送指令データを内部に記憶して前記各走行
台車を管理する中央制御装置と、前記各走行台車に搭載
されて、現在位置データを前記中央制御装置に随時送信
するとともに前記中央制御装置から割り付けられた搬送
指令データを受信する交信装置とを有する走行台車シス
テムにおいて、前記中央制御装置は、一つの荷積ステー
ションに優先割付物品が存在する場合に、前記交信装置
から送信された現在位置データ及び内部に記憶した搬送
指令データに基づいて、該荷積ステーションの上流側に
隣接する荷降ステーションを目的地とする実走行台車が
あるかどうか探し、もしも隣接する荷降ステーションを
目的地とする実走行台車がなければ、前記現在位置デー
タ及び搬送指令データに基づいて、空走行台車が搬送指
令を受け取って減速を開始してから停止するまでの距離
を空けた地点より上流の所定の区域である該荷積ステー
ションのサーチエリア内に空走行台車があるか探し、も
しも空走行台車があれば該空走行台車に搬送指令を割り
付け、もしも空走行台車がなければ、前記現在位置デー
タ及び搬送指令データに基づいて、該荷積ステーション
の上流側に隣接する荷降ステーションを目的地とする実
走行台車があるかどうか探し続け、もしも隣接する荷降
ステーションを目的地とする実走行台車があれば、前記
現在位置データ及び搬送指令データに基づいて、サーチ
エリア内に該実走行台車に先行する空走行台車があるか
探し、もしも先行する空走行台車があれば該空走行台車
に搬送指令を割り付け、もしも先行する空走行台車がな
ければ該実走行台車に搬送指令を割り付けるように走行
台車システムを構成した。
用を奏する。
は、一つの荷積ステーションに優先割付物品が存在する
場合に、中央制御装置は、交信装置から送信された現在
位置データ及び内部に記憶した搬送指令データに基づい
て、まず最初に該荷積ステーションの上流側に隣接する
荷降ステーションを目的地とする実走行台車があるかど
うか探す。もしも隣接する荷降ステーションを目的地と
する実走行台車がなければ、現在位置データ及び搬送指
令データに基づいて、空走行台車が搬送指令を受け取っ
て減速を開始してから停止するまでの距離を空けた地点
より上流の所定の区域である該荷積ステーションのサー
チエリア内に空走行台車があるか探し、もしも空走行台
車があれば該空走行台車に搬送指令を割り付け、もしも
空走行台車がなければ最初に戻り、現在位置データ及び
搬送指令データに基づいて、該荷積ステーションの上流
側に隣接する荷降ステーションを目的地とする実走行台
車があるかどうか探し続ける。もしも隣接する荷降ステ
ーションを目的地とする実走行台車があれば、現在位置
データ及び搬送指令データに基づいて、サーチエリア内
に該実走行台車に先行する空走行台車があるか探し、も
しも先行する空走行台車があれば該空走行台車に搬送指
令を割り付け、もしも先行する空走行台車がなければ該
実走行台車に搬送指令を割り付ける。実走行台車に搬送
指令を割り付けることができれば、その実走行台車は、
荷降ステーションで物品を降ろして空走行台車になり、
他の空走行台車よりも先に優先割付物品が存在する荷積
ステーションに到達できる。
一実施例の一部を示す平面図である。
3に沿って図視右から左に進む方向に走行し、レール3
の側方にそれぞれ複数配置された荷積ステーション4、
荷降ステーション5との間で物品の受渡を行う。各走行
台車1、2は、システム全体を制御・管理する地上の中
央制御装置6と無線で交信を行い、データを授受してい
る。
物品Wが載置されると、該荷積ステーション4を起点と
し、1つの荷降ステーションを終点とする搬送指令を作
成し、一定のルールに従って1台の走行台車に搬送指令
データを割り付け、走行台車に送信する。走行台車は、
現在位置や作業状況等のデータを中央制御装置6に随時
送信する。
品Wが載置され、走行台車への割り付けがなされてから
一定時間を経過しても作業が開始されない場合には、中
央制御装置6は通常の割付を取消し、優先割付の処理を
行う。
チエリアSは、空走行台車が搬送指令を割り付けられ、
荷積ステーション4aに停止するまでに走行する距離を
空けた走行台車の上流寄りに設けられている区域であ
る。例えば走行台車が110m/minの速度で走行す
ると、減速を開始してから停止するまでに4mの距離を
走行するので、荷積ステーション4aから上流寄り4m
の地点より上流の区域がサーチエリアSとなる。荷降ス
テーション5aは、荷積ステーション4aとサーチエリ
アSとの間に配置されている。
の過程を示すフローチャートである。
5aを目的地とする実走行台車があるかどうか探す(ス
テップ1)。図1の走行台車1は物品Wを積んでいる実
走行台車であり、荷降ステーション5aを目的地とする
実走行台車であるとする。よってこれに該当する。
る実走行台車がなければ、サーチエリアS内に空走行台
車があるか探す(ステップ2)。サーチエリアS内の空
走行台車は、搬送指令を受け取って荷積ステーション4
aに停止し、搬送作業を行うことのできる台車である。
もしもステップ1、ステップ2に該当する走行台車がな
ければ、ステップ1に戻り、走行台車を探し続ける。
aを目的地とする実走行台車が見つかれば、次にサーチ
エリアS内に該実走行台車に先行する空走行台車がある
か探す(ステップ3)。サーチエリアS内で、空走行台
車が先行していれば、この空走行台車は実走行台車より
も先に荷積ステーション4aに到達できることは明らか
である。しかし、図1では空荷の走行台車2は、荷降ス
テーション5aを目的地とする実荷の走行台車1の後を
走っているのでこれには該当しない。
実走行台車に先行する空走行台車が見つからなければ、
優先割付は該実走行台車になされる(ステップ4)。こ
れにより、図1に1aで示すように走行台車1は荷降ス
テーション5aの前面に停止して物品Wを降ろして空荷
になり、さらに1bで示すように荷積ステーション4a
の前面に移動して物品Wを受け取って搬送することがで
きる。
が見つかれば、そのうち最も先行している走行台車に優
先割付がなされる(ステップ5)。例えば、荷降ステー
ション5aを目的地とする実走行台車があったとして
も、これに先行する空走行台車がサーチエリアS内にあ
れば、空走行台車の方が先に荷積ステーション4aに到
達できることは明らかである。
始されるまで繰り返され、最も速く作業に着手できる走
行台車に割付が変更される。例えば、サーチエリアS内
で物品Wを荷降ステーション5に降ろして空荷になった
走行台車が、優先割付されていた走行台車に先行してい
れば、空荷になった走行台車の方に割付が変更されるこ
とになる。
エリアSと荷積ステーション4aとの間の荷降ステーシ
ョン5aを目的地とする実走行台車1をも含めて優先割
付の対象としたので、実走行台車1が空荷になったにも
拘らず空振りするのを避けることができ、よって処理能
力の向上を図ることができる。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨の範囲内において適宜変形実施可能であることは
言うまでもない。
走行台車につき説明したが、床面上を走行する無人搬送
車や天井走行車にも適用可能である。
ステムによれば、サーチエリアと優先割付物品の存在す
る荷積ステーションとの間の荷降ステーションを目的地
とする実走行台車をも含めて優先割付の対象としたの
で、実走行台車が空荷になったにも拘らず空振りするの
を避けることができ、よって処理能力の向上を図ること
ができる。
施例の一部分を示す平面図である。
示すフローチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 走行経路の側方に配置された複数のステ
ーション間で物品を搬送する複数の走行台車と、搬送指
令を作成して前記各走行台車に割り付けるとともに、割
り付け済みの搬送指令データを内部に記憶して前記各走
行台車を管理する中央制御装置と、前記各走行台車に搭
載されて、現在位置データを前記中央制御装置に随時送
信するとともに前記中央制御装置から割り付けられた搬
送指令データを受信する交信装置とを有する走行台車シ
ステムにおいて、前記中央制御装置は、 一つの荷積ステーションに優先割付物品が存在する場合
に、前記交信装置から送信された現在位置データ及び内部に
記憶した搬送指令データに基づいて、 該荷積ステーショ
ンの上流側に隣接する荷降ステーションを目的地とする
実走行台車があるかどうか探し、 もしも隣接する荷降ステーションを目的地とする実走行
台車がなければ、前記現在位置データ及び搬送指令デー
タに基づいて、空走行台車が搬送指令を受け取って減速
を開始してから停止するまでの距離を空けた地点より上
流の所定の区域である該荷積ステーションのサーチエリ
ア内に空走行台車があるか探し、もしも空走行台車があ
れば該空走行台車に搬送指令を割り付け、もしも空走行
台車がなければ、前記現在位置データ及び搬送指令デー
タに基づいて、該荷積ステーションの上流側に隣接する
荷降ステーションを目的地とする実走行台車があるかど
うか探し続け、 もしも隣接する荷降ステーションを目的地とする実走行
台車があれば、前記現在位置データ及び搬送指令データ
に基づいて、サーチエリア内に該実走行台車に先行する
空走行台車があるか探し、もしも先行する空走行台車が
あれば該空走行台車に搬送指令を割り付け、もしも先行
する空走行台車がなければ該実走行台車に搬送指令を割
り付ける走行台車システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26045293A JP3299013B2 (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 走行台車システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26045293A JP3299013B2 (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 走行台車システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0793030A JPH0793030A (ja) | 1995-04-07 |
JP3299013B2 true JP3299013B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=17348145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26045293A Expired - Lifetime JP3299013B2 (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 走行台車システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3299013B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5278736B2 (ja) * | 2008-09-25 | 2013-09-04 | 村田機械株式会社 | 搬送車システム |
SG11202010044VA (en) * | 2018-04-12 | 2020-11-27 | Murata Machinery Ltd | Transport vehicle system and transport vehicle control method |
-
1993
- 1993-09-27 JP JP26045293A patent/JP3299013B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0793030A (ja) | 1995-04-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100855594B1 (ko) | 반송 시스템 | |
JP3212029B2 (ja) | 無人搬送車システム | |
JP3067682B2 (ja) | 天井走行車システム | |
JP3491195B2 (ja) | 軌道走行車の運行管理装置 | |
JP2001100841A (ja) | 無人搬送車システム | |
JP3299013B2 (ja) | 走行台車システム | |
WO2010073475A1 (ja) | 搬送車システムおよび搬送車制御方法 | |
JP2000001211A (ja) | 物流制御装置および方法、物流制御システム、記録媒体 | |
JP2002175116A (ja) | 無人搬送車システム | |
JP3817898B2 (ja) | 垂直搬送システムおよび搬送システム | |
JP4016410B2 (ja) | 搬送台車システム | |
JPH11322049A (ja) | 搬送システム | |
JPH07191747A (ja) | 軌道を用いた無人搬送車の制御方法 | |
JPS63255711A (ja) | 無人搬送車の搬送制御方式 | |
JPH0511846A (ja) | 搬送車の制御方法 | |
JP2002332105A (ja) | 無人搬送車システム | |
JPH06175723A (ja) | 無人搬送車の走行制御方式 | |
WO2022014116A1 (ja) | 走行車システム | |
JPH02277106A (ja) | 無人搬送車運行制御装置 | |
JPH05324064A (ja) | 軌道台車制御装置 | |
JPH11305836A (ja) | 搬送台車システム | |
JPH0918968A (ja) | 軌道台車の配車制御装置 | |
JPH08225107A (ja) | 無人搬送車の搬送制御方法及び搬送制御装置 | |
JPH0460707A (ja) | 搬送手段制御システム | |
JP2023139860A (ja) | 搬送システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080419 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090419 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090419 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100419 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110419 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120419 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120419 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130419 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130419 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140419 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |