JPH06175723A - 無人搬送車の走行制御方式 - Google Patents

無人搬送車の走行制御方式

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Publication number
JPH06175723A
JPH06175723A JP4351989A JP35198992A JPH06175723A JP H06175723 A JPH06175723 A JP H06175723A JP 4351989 A JP4351989 A JP 4351989A JP 35198992 A JP35198992 A JP 35198992A JP H06175723 A JPH06175723 A JP H06175723A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
station
guided vehicle
traveling
areas
area
Prior art date
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Pending
Application number
JP4351989A
Other languages
English (en)
Inventor
Chikashi Takemura
次司 竹村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP4351989A priority Critical patent/JPH06175723A/ja
Publication of JPH06175723A publication Critical patent/JPH06175723A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 割り付けを確実に行うとともに、移動速度を
速くする。 【構成】 無人搬送車1の走行経路2を、ステーション
3、4、5、6に近接するステーションエリアS1、S
2と、各ステーションから離れた通常走行エリアH1、
H2とに分割しておき、ステーションエリアS1、S2
内では、割り付け待機中で空荷の無人搬送車1の最高速
度を通常走行エリアH1、H2よりも遅くして、中央制
御装置7による搬送作業の割り付けに時間的余裕を持た
せて空振りを少なくするとともに、通常走行エリアH
1、H2では高速で走行させることにより移動時間を短
縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステーションからステ
ーションへと物品を搬送する無人搬送車に関し、特に、
搬送作業の処理能力を向上させることのできる無人搬送
車の走行制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】工場や配送センター内等において、物品
をステーションからステーションへと搬送する無人搬送
車が実用されている。無人搬送車は、ループ状の軌道上
を複数走行し、各無人搬送車は中央制御装置から作業の
起点と終点を割り付けられ、起点のステーションで物品
を受け取って物品を搬送し、終点のステーションに物品
を渡すようにFROM−TO制御されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような無人搬送車
の作業処理の能力は、無人搬送車の走行速度により左右
される。起点から終点への移動時間が短ければ短いほ
ど、作業時間が少なくて済むことは明らかである。とこ
ろが、無人搬送車の走行速度が速いと中央制御装置の割
り付けが間に合わないことがある。すなわち、起点とな
るステーション上に搬送すべき物品が用意されており、
割り付け可能な空荷の無人搬送車が該ステーションに向
かって走行していたとしても、無人搬送車の速度が速い
ので該ステーションの前面に停止するための減速開始点
をすぐに通過してしまい、割り付けを行うことのできる
時間がごく短い間になってしまう。そうすると、空荷の
無人搬送車はステーションの前を素通りして空荷のまま
で一周してこなければならない確率が高くなり、却って
作業処理の能力を低下させていた。
【0004】よって本発明の目的は、無人搬送車の走行
速度をなるべく速くするとともに、作業の割り付けがさ
れずに無人搬送車が空荷のまま走行する確率を少なくす
ることにより、作業の処理能力を向上させることのでき
るような無人搬送車の走行制御方式を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、無人搬送車の走行経路を、無人搬送車が物
品を受け取る受取ステーションに近傍するステーション
エリアと、受取ステーションから離れた通常走行エリア
とに予め分割しておくとともに、割り付け待機中で空荷
の無人搬送車の最高速度を、ステーションエリア内では
通常走行エリア内に比較して遅い速度に設定して無人搬
送車の走行制御方式を構成した。
【0006】
【作用】本発明は上記の構成としたので、次のような作
用を奏する。
【0007】本発明に係る無人搬送車の制御方式におい
ては、無人搬送車の走行経路を2つの種類のエリアに予
め分割しておく。すなわち無人搬送車が物品を受け取る
受取ステーションに近傍するステーションエリアと、受
取ステーションから離れた通常走行エリアとである。そ
して、割り付け待機中で空荷の無人搬送車の最高速度
は、ステーションエリア内では通常走行エリア内に比較
して遅い速度に設定しておき、よって空荷の無人搬送車
は通常走行エリア内では速い速度で、ステーションエリ
ア内ではより遅い速度で走行する。
【0008】
【実施例】以下図示の実施例について説明する。
【0009】図1は、本発明に係る無人搬送車の制御方
式が適用された無人搬送車の一実施例の走行レイアウト
を示す図である。
【0010】同図において、複数の無人搬送車1は、ル
ープ状の走行経路2に沿って走行し、ステーション間で
物品Wの搬送を行う。走行経路2に近接して、それぞれ
複数の入庫ステーション3、出庫ステーション4、出荷
ステーション5、入荷ステーション6が配置されてい
る。入庫ステーション3及び出庫ステーション4は、自
動倉庫に付設されており、自動倉庫に入出庫される物品
Wの受け渡しを行う。出荷ステーション5、入荷ステー
ション6は、それぞれ図示しないコンベアに接続されて
いる。
【0011】このような無人搬送車1は、中央制御装置
7により作業を割り付けられる。中央制御装置7は通信
装置8を介して各無人搬送車1に搬送の起点及び終点を
指示する。各無人搬送車1はこの指示に従って起点のス
テーションで物品Wを受け取り、終点のステーションに
物品Wを渡す。
【0012】図2は、図1の無人搬送車の制御構造を示
すブロック図である。
【0013】同図において、中央制御装置7は各ステー
ションの物品移載位置に物品Wが載置されているか否か
を検知する載荷センサ9に接続されている。中央制御装
置7は通信装置8を介して各無人搬送車1との間でデー
タの授受を行う。
【0014】無人搬送車1は通信装置10によりデータ
の授受を行う。通信装置10に接続された制御装置11
には、走行レイアウトのマップデータを記憶した記憶装
置12、無人搬送車1を走行させるための駆動モータ1
3等が接続されている。
【0015】このような無人搬送車1の搬送作業の割り
付けの過程について説明する。
【0016】搬送作業を終了した無人搬送車1は、走行
経路2に沿って走行しつつ、空荷で走行している。制御
装置11は作業が終了した時に、作業が終了した旨を中
央制御装置11に送信し、割り付けが可能であることを
知らせておく。
【0017】中央制御装置7は載荷センサ9により、各
ステーションの物品移載位置に物品Wが載置されている
か否かを検知しているので、物品移載位置に物品Wが載
置されている出庫ステーション4、入荷ステーション6
と、物品移載位置に物品Wが載置されておらず物品Wを
渡すことが可能な入庫ステーション3、出荷ステーショ
ン5とを組み合わせ、それぞれ起点及び終点として割り
付ける。例えば、出庫ステーション4aから出荷ステー
ション5aに、あるいは入荷ステーション6aから入庫
ステーション3aに、というように起点及び終点を指定
する。
【0018】作業を割り付けられた無人搬送車1は起点
のステーションへ向かい、物品Wを受け取り、終点のス
テーションまで搬送して、終点のステーションに物品W
を渡す。
【0019】1つの搬送作業を終了して、次の搬送作業
の割り付けを待っている無人搬送車1は、空荷のまま走
行経路2を周回しているが、本実施例ではその走行速度
は、無人搬送車1が走行しているエリアにより異なる。
【0020】図1に示されるように、走行経路2は通常
走行エリアH1、H2とステーションエリアS1、S2
との4つのエリアに分割されている。ステーションエリ
アS1、S2は、各ステーションに隣接しており、通常
走行エリアH1、H2はいずれのステーションからも離
れたエリアである。
【0021】未割り付けで空荷のまま周回している無人
搬送車1は、通常走行エリアH1、H2では、ステーシ
ョンエリアS1、S2よりも高速で走行する。無人搬送
車1の制御装置11は、記憶装置12に記憶したマップ
データに基づいて通常走行エリアH1、H2とステーシ
ョンエリアS1、S2のいずれのエリアを走行している
のかを判別することができるので、高速・低速いずれか
の最高走行速度を選択して駆動モータ13を制御する。
【0022】例えば、通常走行エリアH1、H2を走行
している空荷の無人搬送車1a、bは、ステーションエ
リアS1、S2を走行している空荷の無人搬送車1c、
1dよりも高速で走行する。具体的な走行速度は、例え
ば通常走行エリアH1、H2では110m/minであ
り、ステーションエリアS1、S2では60m/min
である。
【0023】このようなエリアによる走行速度の選択
は、空荷で割り付けを待機している無人搬送車1にのみ
適用されるのであって、実荷の無人搬送車1eは、ステ
ーションエリアS1内を走行しているが、エリアに拘わ
らず走行速度は高速、例えば110m/minである。
【0024】また、空荷であっても搬送作業を既に中央
制御装置7により割り付けられた無人搬送車1も、エリ
アに拘わらず高速で走行させる。
【0025】以上のように本実施例の無人搬送車の制御
方式においては、空荷で割り付け待機中の無人搬送車に
限り、走行経路2を通常走行エリアH1、H2とステー
ションエリアS1、S2とに分割し、ステーションエリ
アS1、S2内では走行速度を遅くした。よって、中央
制御装置7による割り付けに時間的余裕を確保でき、搬
送すべき物品Wの置いてある出庫ステーション4、入荷
ステーション6の前を素通りする確率が低くなり、割り
付けが確実に行える。同時に、通常走行エリアH1、H
2では比較的高速で走行するので、移動時間を少なく
し、よって1つの作業に費やす時間を短縮することがで
きる。従って、割り付けを確実に行うとともに作業時間
を少なくすることができるので、搬送効率を向上させる
ことが可能である。
【0026】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨の範囲内において適宜変形実施可能であることは
言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明に係る無人搬送車の
制御方式によれば、ステーションエリアと通常走行エリ
アとでは、通常走行エリアの方が割り付け待機中で空荷
の無人搬送車の最高速度が高くなるようにしたので、割
り付けを空振りして搬送すべき物品が載置されているス
テーションの前面を通過してしまって徒らに周回しなけ
ればならないようなことが生じにくく、割り付けが確実
に行えるとともに、移動速度を高くして作業当たりにか
かる時間を少なくすることができるので、搬送作業の能
率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る無人搬送車の制御方式の
一実施例が適用された無人搬送車の走行レイアウトを示
す図である。
【図2】図2は、図1に示した実施例の無人搬送車の制
御構造の要部を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 無人搬送車 2 走行経路 3 入庫ステーション 4 出庫ステーション 5 出荷ステーション 6 入荷ステーション 7 中央制御装置 8 通信装置 H1、H2 通常走行エリア S1、S2 ステーションエリア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無人搬送車の走行経路を、無人搬送車が
    物品を受け取る受取ステーションに近傍するステーショ
    ンエリアと、受取ステーションから離れた通常走行エリ
    アとに予め分割しておくとともに、割り付け待機中で空
    荷の無人搬送車の最高速度を、ステーションエリア内で
    は通常走行エリア内に比較して遅い速度に設定したこと
    を特徴とする無人搬送車の走行制御方式。
JP4351989A 1992-12-09 1992-12-09 無人搬送車の走行制御方式 Pending JPH06175723A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4351989A JPH06175723A (ja) 1992-12-09 1992-12-09 無人搬送車の走行制御方式

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JP4351989A JPH06175723A (ja) 1992-12-09 1992-12-09 無人搬送車の走行制御方式

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Publication Number Publication Date
JPH06175723A true JPH06175723A (ja) 1994-06-24

Family

ID=18421015

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JP4351989A Pending JPH06175723A (ja) 1992-12-09 1992-12-09 無人搬送車の走行制御方式

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JP (1) JPH06175723A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012247944A (ja) * 2011-05-26 2012-12-13 Murata Mach Ltd 搬送車システム、速度決定方法
JP2016515078A (ja) * 2013-02-22 2016-05-26 タミケア リミテッド 閉ループ軌道上でキャリッジ速度を変更する方法および装置
KR20210069356A (ko) * 2019-12-03 2021-06-11 세메스 주식회사 비히클 주행 경로 설정 방법

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