JP2751416B2 - 自動倉庫の出庫コントロール方法 - Google Patents

自動倉庫の出庫コントロール方法

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JP2751416B2 JP14979689A JP14979689A JP2751416B2 JP 2751416 B2 JP2751416 B2 JP 2751416B2 JP 14979689 A JP14979689 A JP 14979689A JP 14979689 A JP14979689 A JP 14979689A JP 2751416 B2 JP2751416 B2 JP 2751416B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動倉庫の出庫コントロール方法に関するも
のである。
[従来の技術] 第4図は自動倉庫の周辺設備レイアウトの一例を示す
もので、1は自動倉庫、2は該自動倉庫1内の所要パレ
ットを入出庫するよう備えられた移動可能なクレーン、
3は前記自動倉庫1からの出庫を行う出庫コンベヤ、4
は入庫を行う入庫コンベヤ、5は無端ループ状のカート
ラック、6は該カートラック5を走行する搬送台車、7
は所定数のパレットをストレージ可能な作業コンベヤで
あり、夫々図示するように配置されている。
ここで、自動倉庫1内の所要のパレットを作業コンベ
ヤ7へ搬送する作業を行う場合には、クレーン2によっ
て前記自動倉庫1から所要のパレットを出庫パレットと
して取り出し、これを出庫コンベヤ3を介して所定の搬
送台車6に積載し、前記作業コンベヤ7側(図中上側)
へと搬送して出庫パレットを切り出すようにしている。
前記カートラック5床面及び搬送台車6裏面には図示
しない情報伝達機構が設けられており、図示する例では
カートラック5のA地点において、各搬送台車6に、ど
の出庫コンベヤ3上の出庫パレットを搬送するか、即ち
割付を指示する指令が図示しない制御装置により与えら
れるようになっている。
従来、上記の如き出庫搬送作業においては、各クレー
ン2に対応する出庫コンベヤ3上の出庫パレットの有無
を確認して、前記A地点に最も近い出庫コンベヤ3上の
出庫パレットから順次搬送台車6に割付けるようにして
いた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の出庫コントロール方法で
は、各クレーン2に対する出庫パレット数が夫々異なる
こと、各クレーン2における出庫パレットの保管棚のロ
ケーションにより出庫期間が異なること、各出庫コンベ
ヤ3及び各カートラック5の出庫動作のタイミングにば
らつきがあること等により、各クレーン2の作業終了時
間がまちまちとなり、作業終了間際には、他のクレーン
2は作業を終了しているのに、ごく一部のクレーン2に
のみ未出庫パレットの出庫作業が残り、低い出庫能力で
出庫搬送される低能率状態で作業が継続され、出庫搬送
作業時間の延長を招いていた。
本発明は上述の実情に鑑みて成したもので、各クレー
ンに対応する出庫パレット残数の平準化を図りつつ自動
倉庫からの出庫作業を行うことによって、総作業時間を
短縮することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は在庫データを記憶管理し、具備するクレーン
によって自動的にパレットを入出庫し得る複数レーンか
ら成る自動倉庫において、複数レーンから同時に所要パ
レットを出庫する際、前記在庫データにより予め各レー
ンの予定された出庫パレット数に基づいて常時各レーン
の出庫パレット残数を演算して求めると共に、該各レー
ンの出庫パレット残数の平均値を演算して求め該平均値
より多い出庫パレット残数のレーンを調査し、該当レー
ンのうち最も出庫パレット残数の多いレーンから順次優
先的に出庫して、各レーンの出庫パレット残数の差を徐
々に小さくして平準化させる自動倉庫の出庫コトロール
方法にかかるものである。
[作用] 従って本発明によれば、複数レーンから同時に所要パ
レットを出庫する作業において、常に各レーンの出庫パ
レット残数をチェックしながら出庫パレット残数の多い
レーンからの出庫パレットを優先的に出庫することによ
って、各レーンの出庫パレット残数の差が徐々に小さく
なり平準化される。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明の方法を実施する装置の一例であり、
図中第4図と同一の符号を付した部分は同一物を表わし
ている。
図示するように、各自動倉庫1のクレーン2、各出庫
コンべ7ヤ3、各入庫コンベヤ4、カートラック5、搬
送台車6、各作業コンベヤ7の夫々の作動を制御する制
御装置8に、前記各自動倉庫1内のパレットの在庫状態
をコンピュータ管理して出庫パレット残数の多い自動倉
庫1からの出庫パレットを優先的に出庫搬送させるよう
前記制御装置8に指示する演算割付装置9を接続し、該
演算割付装置9と自動倉庫入出庫指令装置10とを接続す
る。更に前記各出庫コンベヤ3に該出庫コンベヤ3上の
出庫パレットの有無を検出する検出装置11を設け、該検
出装置11と前記制御装置8とを接続する。
上記演算割付装置9では、前記各自動倉庫1内のパレ
ットの在庫状態が管理され、常に出庫作業時における出
庫パレット残数のチェックがなされると共に、以下に詳
述する第2図に破線で囲んで示す出庫コントロールのロ
ジックがプログラムされている。
即ち、n1を全作業コンベヤ7のストレージ可能なパレ
ット数、n2を各自動倉庫1のレーン数、n3を所定の許容
ばらつき定数とすると、まず判断(I)として出庫作業
の開始時において搬送台車6への出庫パレットの割付が
n1以上となったかどうかを判断し、NOであれば、従来方
式、つまり各クレーン2に対応する出庫コンベヤ3上の
出庫パレットの有無を確認して、前述したA地点(第4
図参照)に最も近い出庫パレットから順次搬送する方式
で各搬送台車6に割付を行う。YESであれば、判断(I
I)として、出庫パレット残数が、全出庫パレット端数
に対する自動倉庫11レーン当たりの平均値及びn3の合計
以上の自動倉庫1のレーン(以下単にレーンと称す)が
あるかどうか、即ち となるレーンがあるかどうかを判断し、NOであれば前述
の従来方式で割付を行う。YESであれば、判断(III)と
して該当レーンのうち最も出庫パレット残数の多いレー
ンから順次対応する出庫コンベヤ3上に出庫パレットが
あるかどうかを判断し、NOであれば、該当レーン分につ
いては、斯かる判断(III)を繰り返し、該当しないレ
ーン分は図中へ戻して従来方式で割付を行う。YESで
あれば、その該当レーンの出庫パレットに対し、優先的
に搬送台車6の割付を行い、その割付を行った出庫パレ
ットを記憶している出庫パレット残数から減算し、再び
図中へ戻って上記した各判断を繰り返す。
尚、前述した判断(III)における出庫コンベヤ3上
に出庫パレットがあるかどうかは、第1図に示した検出
装置11の検出信号を制御装置8を介して入力することに
よって行われる。
従って、自動倉庫入出庫指令装置10から所要パレット
の出庫指令が発せられると、演算割付装置9の在庫管理
データにより直ちに各レーンの出庫パレット数が判断さ
れ、該各レーンの出庫パレット数に基づいて、前述した
出庫コントロールのロジック(第2図参照)で制御装置
8に指令が与えられ、出庫作業開始時には、全作業コン
ベヤ7のストレージ可能パレット数n1まで無条件に従来
の割付方式で搬送し、n1以上になったら、各レーンの出
庫パレット残数を常にチェックしながら出庫パレット残
数の多いレーンからの出庫パレットを優先的に出庫搬送
し、各レーンの出庫パレット残数の差を徐々に小さくし
て平準化させながら出庫搬送作業が行われる。
従って上記によれば、作業時間内における出庫搬送量
及び各レーンにおけるクレーン2の作業終了時間が略平
準化でき、第3図にαで示す如く平均して高能率状態で
出庫搬送作業を行い且つ略同時間に全クレーン2の作業
を終了することができるので、図中βで示す従来方式の
如く、作業終了間際に低能率状態Lを生ずることなく、
総作業時間を大幅に短縮することができる。
又、上記により、効率的な作業人員の配置が可能とな
る。
尚、上述の出庫搬送作業は、作業コンベヤ7からカー
トラック5、入庫コンベヤ4を介して入庫パレットを入
庫する作業と併せて行っても良く、その際には前記カー
トラック5の空の搬送台車6に対して本発明の方法で割
付を行うようにすれば良いこと、又、割付を指示する指
令を各搬送台車に与えるA地点をカートラックの複数箇
所に設けても良いことは勿論である。
又、本発明の自動倉庫の出庫コントロール方法は、上
述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること
は勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の自動倉庫の出庫コント
ロール方法によれば、下記の如き種々の優れた効果を奏
し得る。
(I) 平均して高能率状態で作業を行うことができ、
且つ略同時間に全レーンの出庫を終了することができる
ので、総作業時間を大幅に短縮することができる。
(II) 作業時間内の作業量が平準化されるので、効率
的な作業人員配置が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施する装置の一例を示すフロ
ーシート、第2図は第1図の演算割付装置に予めプログ
ラムされた出庫コントロールのロジックを示すフローシ
ート、第3図は本発明の方法を採用した出庫作業と従来
の出庫作業とを比較したグラフ、第4図は自動倉庫の周
辺設備レイアウトの一例を示す平面図である。 図中、1は自動倉庫、2はクレーン、3は出庫コンベ
ヤ、4は入庫コンベア、8は制御装置、9は演算割付装
置、10は自動倉庫入出庫指令装置、11は検出装置を示
す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】在庫データを記憶管理し、具備するクレー
    ンによって自動的にパレットを入出庫し得る複数レーン
    から成る自動倉庫において、複数レーンから同時に所要
    パレットを出庫する際、前記在庫データにより予め各レ
    ーンの予定された出庫パレット数に基づいて常時各レー
    ンの出庫パレット残数を演算して求めると共に、該各レ
    ーンの出庫パレット残数の平均値を演算して求め該平均
    値より多い出庫パレット残数のレーンを調査し、該当レ
    ーンのうち最も出庫パレット残数の多いレーンから順次
    優先的に出庫して、各レーンの出庫パレット残数の差を
    徐々に小さくして平準化させる自動倉庫の出庫コントロ
    ール方法。
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