JP2003285906A - 搬送システム - Google Patents

搬送システム

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JP2003285906A
JP2003285906A JP2002094102A JP2002094102A JP2003285906A JP 2003285906 A JP2003285906 A JP 2003285906A JP 2002094102 A JP2002094102 A JP 2002094102A JP 2002094102 A JP2002094102 A JP 2002094102A JP 2003285906 A JP2003285906 A JP 2003285906A
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transport
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Hiroshi Fujiki
浩志 藤木
Takahiro Obata
孝博 小畑
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品を搬送車を用いて所定の場所に搬送する
搬送系と、物品を自動倉庫に一時収納して保管する保管
系とを有し、各系毎に下位のコントローラを備えて、全
系の下位のコントローラを上位のコントローラで統括管
理する搬送システムにおいて、物品を予定搬送先へ搬送
できない場合に、適切な代替え搬送先へ搬送することを
課題とする。 【解決手段】 物品12毎にその属性データを持たせ、
該属性データを基づき、予定搬送先に搬送できない場合
の代替え搬送先を選定する。具体的に、属性データには
物品12の次の処理場所、又は物品12の種類を用い
て、代替え搬送先を選定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品を搬送車を用
いて所定のステーションに搬送する搬送系と、物品を自
動倉庫に一時収納して保管する保管系とを備えた搬送シ
ステムの搬送制御に関し、詳しくは、予定搬送先の自動
倉庫に物品が搬送できない場合の制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、物品を搬送車を用いて所定の
ステーションに搬送する搬送系と、物品を自動倉庫に一
時収納して保管する保管系とを備えた搬送システムが知
られている。該搬送システムは各系毎にコントローラを
有し、全系のコントローラは統合コントローラによって
統合管理されている。物品を移送する際、まず、統合コ
ントローラは、現在物品が格納される搬送元の自動倉庫
コントローラに出庫指令を出力し、搬送車コントローラ
に搬送指令を出力して、搬送先の自動倉庫コントローラ
に入庫指令を出力する。このとき搬送先の自動倉庫が既
に満杯となっているなどの事情により、該自動倉庫に該
物品を収納できないこともあり、この場合は、その近く
にある別の自動倉庫が搬送先に選ばれる。具体的には、
既に満杯となった自動倉庫コントローラは統合コントロ
ーラへ入庫不可という信号を送信し、該信号を受け取っ
た統合コントローラは、前記搬送車コントローラに前記
搬送指令を取り消す信号を送信する。さらに、該統合コ
ントローラは該搬送車コントローラに、新たな搬送先を
記した搬送指令を送信し、そして、新たな搬送先の自動
倉庫コントローラに入庫指令を送信して、物品が移送さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年
は、システムが大型化する傾向にあり、2階建ての搬送
システムの構築が検討されている。この場合、1階と2
階の両方の階に自動倉庫が配置されて、そのうちの一部
の自動倉庫は、1階から2階まで繋がる1・2階兼用型
の構造となっており、リフターを介して他の階の作業場
へ物品を運ぶこともできる。このため、例えば、現在1
階の自動倉庫に格納されている物品が、次工程で2階で
使用されるにも関わらず、リフターを備えた1・2階兼
用型の自動倉庫が満杯で収納できない場合に、隣接する
リフター無しの自動倉庫に入庫されることがあった。こ
の場合、該物品を再度、リフター付きの1・2階兼用型
の自動倉庫に移動させてやらねばならず、二度手間で搬
送効率が良くないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。まず、請求項1に記載のように、物
品を所定の場所に搬送する搬送車と、物品を一時収納す
る自動倉庫とを備えた搬送システムにおいて、物品毎に
属性データを付与し、予定の自動倉庫に搬送できない場
合に、属性データに基づき代替えの自動倉庫を選定す
る。
【0005】また、請求項2に記載のように、物品は、
搬送予定の自動倉庫に一時収納された後に処理場所に搬
送されるようになっており、属性データは、搬送予定の
自動倉庫に一時収納された後に搬送される処理場所のデ
ータである。
【0006】あるいは、請求項3に記載のように、物品
には複数のサイズがあり、サイズに応じて収納される自
動倉庫が限定されるようになっており、属性データは、
物品のサイズである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例である搬送シス
テム1について、図1、図2を用いて説明する。図1は
搬送システム1のコンピュータシステム構成を示す模式
図であり、図2は作業場9におけるシステム集合2の構
成を示す模式図である。
【0008】搬送システム1には、搬送車システム3お
よび物品収納システム4が、それぞれ少なくとも一つず
つは備えられ、これらのシステムを統合管理するための
統合コントローラ5も備えられている。搬送車システム
3は、搬送車10(10A又は10B)を用いて、例え
ば、液晶板が収納されたカセットや、半導体が収納され
たカセット等の物品12を所定の場所に搬送する系であ
り、少なくとも一台の搬送車10と、各搬送車10の作
動を管理する搬送車コントローラ6とを備えている。物
品収納システム4は、物品12を一時収納して保管する
系であり、少なくとも一つの自動倉庫8と、各自動倉庫
8の作動を管理する自動倉庫コントローラ7とを備えて
いる。
【0009】統合コントローラ5、搬送車コントローラ
6、自動倉庫コントローラ7は、いずれもコンピュータ
装置であり、入出力装置、演算装置(CPU)、記憶装
置、前記各装置の制御装置を備えている。
【0010】図1に示すように、統合コントローラ5は
上位のコントローラであり、搬送車コントローラ6およ
び自動倉庫コントローラ7は下位のコントローラであ
る。搬送車コントローラ6は搬送車システム3を管理す
るものであり、自動倉庫コントローラ7は物品収納シス
テム4を管理する。そして、統合コントローラ5は、搬
送車コントローラ6と自動倉庫コントローラ7との全体
を管理することで、搬送車システム3および物品収納シ
ステム4からなるシステム集合2を統合管理可能であ
る。
【0011】搬送システム1は、物品12の加工・製造
を行う作業場において、物品12の搬送を管理するシス
テムである。本実施例の搬送システム1では、複数の作
業場9・9において、物品12の搬送管理が可能なシス
テムとしている。
【0012】図2は、1階と2階の両階層に作業場9・
9が構築された搬送システム1の一例であり、1階の作
業場9には、自動倉庫81・82・83・84が配置さ
れ、このうち、自動倉庫82・84については、1階と
2階とが繋がった1・2階兼用型の構造となっていり、
2階の作業場9には、自動倉庫85・86が配置されて
いる。言うまでもなく、1・2階兼用型の自動倉庫82
・84は、他の自動倉庫81・83・85・86よりも
高層で、他の階への物品12の運搬が可能に構成されて
いる。この自動倉庫8(81・82・・・等)は自動で
物品12の入出庫および保管が可能な倉庫であり、その
構成については後述する。そして、自動倉庫8毎に、物
品12の加工・製造の一工程が行われる小作業場9aが
設けられる。
【0013】小作業場9a内には、物品12の加工・製
造の一工程を処理する処理装置11・11・・・と、工
程内搬送車10A・10A・・・とが配置される。そし
て、自動倉庫8に保管された物品12が工程内搬送車1
0Aにより処理装置11まで搬送されて加工処理され、
加工の終了した物品12が再び工程内搬送車10Aによ
り自動倉庫へと搬送される。
【0014】各階とも、自動倉庫8・8間は軌道13に
よって接続されており、該軌道13上を走行する工程間
搬送車10Bにより、自動倉庫8・8間での物品12の
搬送が行われる。ある工程の加工処理が終了した物品1
2は自動倉庫8内に保管されているが、この物品12を
次の工程の加工処理を行うため、工程間搬送車10Bに
より、次の工程の小作業場9aと接続している自動倉庫
8へ向けて搬送する。
【0015】搬送車システム3は、本実施例の構成で
は、工程内搬送車システム3Aと、工程間搬送車システ
ム3Bとからなる。工程内搬送車システム3Aは、少な
くとも一台の工程内搬送車10Aと、工程内搬送車コン
トローラ6Aとを備えている。工程間搬送車システム3
Bは、少なくとも一台の工程間搬送車10Bと、工程間
搬送車コントローラ6Bとを備えている。また、物品収
納システム4は、1・2階に設けられて、1階の物品収
納システム4は4台の自動倉庫81・82・83・84
を備え、2階の物品収納システム4は2台の自動倉庫8
5・86を備えている。ここで、自動倉庫コントローラ
71・72・73・74・75・76は、それぞれ自動
倉庫81・82・83・84・85・86に対応してい
る。
【0016】作業場9には、本実施例の構成では、一つ
の物品収納システム4と、一つの工程間搬送車システム
3Bと、複数の工程内搬送車システム3Aとが備えられ
ている。この作業場9内にあるシステムの全体を、シス
テムユニット2aとする。
【0017】前述したように、搬送車システム3および
物品収納システム4の全体からシステム集合2が構成さ
れるが、該システム集合2の一部または全体によって、
各作業場9での物品12の搬送が管理される。本実施例
では、一つの作業場9の搬送管理をシステムユニット2
aが担当し、システム集合2全体では複数の作業場の搬
送管理が可能となっている。つまり、システム集合2
は、複数のシステムユニット2aから構成される。
【0018】前記自動倉庫8について、図3及び図4を
用いて説明する。図3及び図4は自動倉庫8の構成を示
す概略図である。自動倉庫8内には、物品12を収納す
るラック31・31・・・が多数設けられる共に、ラッ
ク31上に物品12を移載するためのスタッカクレーン
32が備えられている。ラック31・31・・・は、ス
タッカクレーン32の走行経路に対する左右両側に配置
され、それぞれ上下に複数段設けられている。
【0019】スタッカクレーン32には、走行台車34
上にマスト35が立設され、マスト35に沿って上下昇
降可能に移載装置36が設けられている。移載装置36
は物品12をすくい取ることで、物品12を移載可能で
ある。また、自動倉庫8の入出庫口には、ステーション
33・33、37・37が配置されており、ステーショ
ン33・33は自動倉庫8の側方へ突出している。該ス
テーション33には、物品12を載置して、ステーショ
ン33の長手方向に走行可能な載置台車39が設けら
れ、該ステーション33を介して、工程内搬送車10A
に運ばれてきた物品12が自動倉庫8内部へと収納さ
れ、また、自動倉庫8内部の物品12が工程内搬送車1
0Aへと移載される。
【0020】一方、ステーション37には、移載装置3
6と同種であるすくい取り式の移載装置38が設けられ
ており、該移載装置38により自動倉庫8内部の物品1
2が工程間搬送車10Bへと移載され、また、工程間搬
送車10Bに運ばれてきた物品12が自動倉庫8内部へ
と収納される。なお、図4に示すように、1・2階兼用
型の高層の自動倉庫82・84については、ステーショ
ン33・33、37・37はそれぞれ1・2階の両方に
設けられている。
【0021】工程内搬送車10Aには、前記移載装置3
6と同種であるすくい取り式の移載装置17が設けられ
ており、自動倉庫8より物品12を受け取って走行し
て、処理装置11に移載する。物品12の加工処理が終
了すると、工程内搬送車10Aは処理装置11より物品
12を受け取って、再び自動倉庫8に移載する。また、
工程間搬送車10Bには荷台が設けられており、自動倉
庫8側に設けられた移載装置38によって物品12が移
載され、該物品12を自動倉庫8・8間で移載可能であ
る。工程間搬送車10Bは、空中に掛け渡した軌道13
上を走行する。
【0022】次に、自動倉庫8・8間の物品12の移送
について説明する。図5に示すように、まず、統合コン
トローラ5は、現在、物品12が格納される搬送元の自
動倉庫コントローラ7に出庫指令を出す(ステップS
1)。そして、統合コントローラ5は、予定搬送先の自
動倉庫8が既に満杯か否かを確認する(ステップS
2)。
【0023】この確認は、自動倉庫コントローラ7にそ
の都度確認しても良いし、統合コントローラ5に各自動
倉庫8の棚の状況を記憶する記憶手段を設けて、定期的
に自動倉庫コントローラ7から棚の状況を受信し、受信
したデータを記憶手段で記憶して、記憶したデータを基
に満杯か否かを確認するようにしても良い。統合コント
ローラ5は、満杯でなければ、予定搬送先の自動倉庫8
への搬送指令を作成する(ステップS3)。満杯であれ
ば、新しい搬送先(代替え搬送先)の自動倉庫8を選択
し(ステップS4)、その搬送先で搬送指令を作成する
(ステップS5)。
【0024】この新しい搬送先の選択(ステップS4)
は、該物品12に付された属性データをチェックして行
われる。この属性データは、物品12のID情報、物品
12の種類を記した情報、物品12の次の処理場所の情
報等であり、まず、物品12の次の処理場所をチェック
して新たな搬送先を選択する実施例について説明する。
【0025】属性データに含まれる、搬送予定の自動倉
庫8に収納された後に搬送される処理場所の位置情報を
チェックすると、例えば、現在1階で物品12が加工さ
れており、次工程が行われる小作業場9aが搬送元の自
動倉庫8と同じ1階であったとする。統合コントローラ
5は、予め次の小作業場9aに対して好ましい自動倉庫
8が順に記憶されたテーブル、この場合では、1階にあ
る自動倉庫8を、次の小作業場9aまでの搬送時間の短
い順に記憶させたテーブルから、利用可能な自動倉庫8
を搬送時間の短い順に検索し、選択する。
【0026】また、現在1階で物品12が加工されてお
り、次工程が行われる小作業場9aが搬送元の自動倉庫
8と異なる2階であったとする。統合コントローラ5
は、この場合では、他方の1・2階兼用の自動倉庫82
・84より小作業場9aがある2階の自動倉庫8の方
が、小作業場9aまでの搬送時間が短いとすると、2階
にある自動倉庫8を、次の小作業場9aまでの搬送時間
の短い順に記憶させたテーブルから、利用可能な自動倉
庫8を搬送時間の短い順に選択する。なお、本実施例で
は、次の搬送先を選択するのに代替えの自動倉庫8が予
め記憶されているテーブルを用いて代替えの自動倉庫8
を選択したが、統合コントローラ5が搬送車10Bの搬
送状況から判断して、次の小作業場9aまで最も短時間
に搬送が完了する可能性の高い自動倉庫8を判断し、選
択するようにしても良い。
【0027】次に、属性データとして、物品12の種類
を用いる別実施例について説明する。この場合、物品1
2の種類に応じて、処理が異なり、該処理が可能な処理
装置11が特定されて、該処理装置11を有する小作業
場9aが選定され、該小作業場9aへの出庫口となる自
動倉庫8が決まってくる。特に、物品12の種類が、物
品12のサイズとした場合は、収納可能な自動倉庫8が
直接特定され、このように属性データに物品12の種類
を用いた場合、直接、又は間接的に、移送可能な自動倉
庫8が選定される。そうして、物品12の種類をチェッ
クすることにより、特定される自動倉庫8・8・・・の
中から、前記満杯の自動倉庫8に最も近い自動倉庫8が
搬送先に選択される。以上、具体的に2つの実施例を説
明したが、勿論、これ以外の属性データを用いてもよ
く、また、2つ以上の属性データを用いて代替え搬送先
となる自動倉庫8を選定してもよい。
【0028】以上のように、次の搬送先の自動倉庫8が
選択され(ステップS4)、搬送指令が作成される(ス
テップS5)と、その搬送指令が搬送車コントローラ6
Bに送信される(ステップS7)。搬送指令を受信した
搬送車コントローラ6Bは、搬送に最適な搬送車10B
を選択し、搬送指令を割り付ける。しかしながら、例え
ば、搬送中に予定搬送先の自動倉庫8に、別の搬送車1
0Bが別の物品12を入庫してしまい、空き棚31がな
くなって入庫できなくなる場合がある。
【0029】そこで、統合コントローラ5は、自動倉庫
コントローラ7から目的の自動倉庫8が入庫不可の信号
を受信すると(ステップS7)、搬送車コントローラ6
Bにその搬送指令を取り消す指令を送信し(ステップS
8)、前記ステップS4と同様にして新しい搬送先の自
動倉庫8を選択する(ステップS9)。そして、新しい
搬送先で搬送指令を作成し(ステップS10)、搬送車
コントローラ6Bへ新しい搬送指令を送信する(ステッ
プS11)。統合コントローラ5は、搬送車コントロー
ラ6Bから搬送完了信号を受信して(ステップS1
2)、搬送車10Bが搬送を完了するまで管理する。
【0030】以上の実施例では、統合コントローラ5で
物品12の代替え搬送先となる自動倉庫8を選定してい
るが、統合コントローラ5は自動倉庫コントローラ7か
ら入庫不可の信号を受信して、該信号と該物品12の属
性データを搬送車コントローラ6Bへ送信し、該搬送車
コントローラ6Bで物品12の代替え搬送先となる自動
倉庫8を選定してもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明では、以上のように構成したの
で、次のような効果を奏する。まず、請求項1のよう
に、物品を所定の場所に搬送する搬送車と、物品を一時
収納する自動倉庫とを備えた搬送システムにおいて、物
品毎に属性データを付与し、予定の自動倉庫に搬送でき
ない場合に、属性データに基づき代替えの自動倉庫を選
定することで、物品の属性を基に搬送するため、その物
品にとって適切な代替え搬送先を決めることができ、物
品を次の処理場所から懸け離れた不適当な処理場所へ搬
送することもなくなって、搬送効率が向上する。
【0032】また、請求項2のように、物品は、搬送予
定の自動倉庫に一時収納された後に処理場所に搬送され
るようになっており、属性データは、搬送予定の自動倉
庫に一時収納された後に搬送される処理場所のデータで
あることで、物品の次の処理場所に応じた代替え搬送先
を決めることができ、物品を次の処理場所から懸け離れ
た不適当な処理場所へ搬送することもなくなって、搬送
効率が向上する。
【0033】あるいは、請求項3のように、物品には複
数のサイズがあり、サイズに応じて収納される自動倉庫
が限定されるようになっており、属性データは、物品の
サイズであることで、物品の種類に応じた代替え搬送先
を決めることができ、該物品が処理できない搬送先、又
は該物品が移載できない搬送先への搬送がなくなり、搬
送効率が向上する。さらに、物品が収納不可能な自動倉
庫に搬送されるのを防ぐことができ、搬送された後で収
納できずエラーになる等のトラブルが発生するのを防ぐ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】搬送システム1のコンピュータシステム構成を
示す模式図。
【図2】作業場9におけるシステム集合2の構成を示す
模式図。
【図3】低層の自動倉庫8の構成を示す概略図。
【図4】高層の自動倉庫8の構成を示す概略図。
【図5】物品9の自動倉庫8・8間の移送を説明するフ
ローチャート。
【符号の説明】
1 搬送システム 3 搬送車システム 4 物品収納システム 5 統合コントローラ 6 搬送車コントローラ 7 自動倉庫コントローラ 8 自動倉庫 10 搬送車 10A 工程内搬送車 10B 工程間搬送車 12 物品 71・72・73・74・75・76 自動倉庫コン
トローラ 81・82・83・84・85・86 自動倉庫
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F022 EE05 FF01 HH05 HH12 JJ09 KK01 LL05 LL12 LL17 MM07 MM11 MM21 MM35 NN31

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を所定の場所に搬送する搬送車と、
    物品を一時収納する自動倉庫とを備えた搬送システムに
    おいて、物品毎に属性データを付与し、予定の自動倉庫
    に搬送できない場合に、属性データに基づき代替えの自
    動倉庫を選定することを特徴とする搬送システム。
  2. 【請求項2】 物品は、搬送予定の自動倉庫に一時収納
    された後に処理場所に搬送されるようになっており、属
    性データは、搬送予定の自動倉庫に一時収納された後に
    搬送される処理場所のデータであることを特徴とする請
    求項1に記載の搬送システム。
  3. 【請求項3】 物品には複数のサイズがあり、サイズに
    応じて収納される自動倉庫が限定されるようになってお
    り、属性データは、物品のサイズであることを特徴とす
    る請求項1に記載の搬送システム。
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