JP2005272053A - 物品収納設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】物品収納設備において、物品の収納容量に対する設備コストを可及的に低減する。
【解決手段】奥行き方向に物品収納位置が複数個設定されて複数の物品を並べて収納可能な物品収納部10を並べて構成される物品収納棚1と、物品収納棚1への入出庫のために物品を搬送する物品搬送装置2とが設けられ、物品搬送装置2に備えられたスライドフォーク式の移載装置3が物品収納部10において奥行き方向に並んで収納される複数の物品の全てを一括して搭載可能な搭載幅の物品搭載部を有する物品収納設備において、入庫用コンベア11が単列で備えられ、移載装置3は、入庫用コンベア11上の物品を、前記物品搭載部におけるいずれの物品搭載予定位置へも搭載可能となるように、前記物品搭載部の突出作動量を複数段階に切り換え可能で、且つ、物品収納部10に対する移載時も同様の突出作動量の切り換えによって物品の移載が可能に構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、奥行き方向に物品収納位置が複数個設定されて複数の物品を並べて収納可能な物品収納部を並べて構成される物品収納棚と、その物品収納棚に対して入出庫する物品の受け渡しをするための荷捌き部と、その荷捌き部と前記物品収納部との間で物品を搬送する物品搬送装置と、その物品搬送装置による物品の搬送を管理する入出庫管理装置とが設けられ、前記物品搬送装置に、前記物品収納部において奥行き方向に並んで収納される複数の物品の全てを一括して搭載可能な搭載幅の物品搭載部を有して前記物品収納部との間で物品の移載を行うスライドフォーク式の移載装置が備えられている物品収納設備に関する。
かかる物品収納設備は、いわゆる自動倉庫と呼ばれる各種の物品の収納保管設備であり、小さい床面積で多量の物品を収納できると共に、物品の入出庫を高速且つ自動で行えるものである。
かかる物品収納設備の設備構成としては、いわゆるスタッカクレーンと呼ばれる物品搬送装置の搬送経路の両側に物品収納棚を配置し、物品収納棚の各物品収納部に1物品ずつ収納すると共に、スタッカクレーンには各物品収納部との間で物品を移載するスライドフォーク式等の移載装置を備える構成とするのが最も一般的である。尚、ここでいう1物品とは、1つのパレット上に複数の荷を載置した場合も含む。以下においても同様である。
これに対して、下記特許文献1に記載のような、物品収納棚の各物品収納部が奥行き方向の複数位置に物品を並べて収納できるようにして、1つの物品搬送装置でカバーする物品の収納容量を飛躍的に増大させた形式のものも存在する。
この奥行き方向で複数の物品を収納する形式では、各物品収納部の奥側に位置する物品に対しても前記移載装置が移載動作する必要があり、この移載のための形式としては、1物品のみを搭載可能でその物品搭載部(プライマリーフォーク自体、あるいは、プライマリーフォークに固定した荷載置台等)の突出動作量を長くしたものや、下記特許文献1に記載のような、物品収納部の奥行き方向に並んで収納されている複数の物品を一括して搭載可能な物品搭載部を備えて、複数の物品をまとめて移載できる形式のものがある。
従来、これらの移載形式のうち、後者の形式では、プライマリーフォークの突出動作量を2段階に切り換えて、1物品ずつ移載できる機能も備えられてはいるが、基本的には、1つの物品収納部の各物品収納位置対して一括して物品の入出庫を行うようにして、入出庫作業の効率化を図っている。このため、下記特許文献1にも記載のように、荷捌き部に設置される入庫用コンベアも複数列に備えられている。
特開2002−160806号公報
従って、上記従来構成では、1つの物品収納部に収納される複数の物品が相互に設定関係を有するものに制限されているような場合には、入庫用コンベアに物品を送り込むのに先立って、相互にそのような関係を有する1組の物品群が連続して入庫されてくるように物品の並び順を整列させておく必要がある。
そのような並び順の整列のためには専用の設備が別途必要となるので、設備コストを上昇させてしまう不都合がある。
又、そのような整列のための設備を設けないで、ランダムな並び順で入庫されてくる物品を物品収納棚へ収納しようとすると、プライマリーフォークの突出動作量を2段階に切り換えて1物品ずつ入庫動作させることで、物品の入出庫自体は可能であるが、入庫用コンベアの利用効率が著しく低下して、設備コストに対する設備の処理能力が低下してしまうことになる。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、物品の収納容量に対する設備コストを可及的に低減する点にある。
本出願の第1の発明は、奥行き方向に物品収納位置が複数個設定されて複数の物品を並べて収納可能な物品収納部を並べて構成される物品収納棚と、その物品収納棚に対して入出庫する物品の受け渡しをするための荷捌き部と、その荷捌き部と前記物品収納部との間で物品を搬送する物品搬送装置と、その物品搬送装置による物品の搬送を管理する入出庫管理装置とが設けられ、前記物品搬送装置に、前記物品収納部において奥行き方向に並んで収納される複数の物品の全てを一括して搭載可能な搭載幅の物品搭載部を有して前記物品収納部との間で物品の移載を行うスライドフォーク式の移載装置が備えられている物品収納設備であって、前記荷捌き部において、前記物品搬送装置側寄りの位置に前記物品搬送装置の移動経路に沿う姿勢で、単列の入庫用コンベアが備えられ、前記移載装置は、前記入庫用コンベア上の物品を、前記物品搭載部におけるいずれの物品搭載予定位置へも搭載可能となるように、前記物品搭載部の突出作動量を複数段階に切り換え可能で、且つ、前記物品収納部に対する物品の移載時においても前記複数段階の突出作動量の切り換えによって物品の移載が可能に構成されている。
すなわち、連続して入庫用コンベアに送り込まれる複数の物品を一律に1つの物品収納部へ収納してしまうことがはばかられるような用途では、各物品収納部に複数の物品を収納可能な物品収納棚を有する場合においても、あえて入庫用コンベアは単列構成とすると共に、スライドフォークの物品搭載部におけるいずれの物品搭載予定位置においても、入庫用コンベアから物品を受け取れるように、物品搭載部の突出動作量を複数段階に切り換えられるようにしている。
入庫用コンベアから物品を受け取るとき及び搭載している物品を物品収納部へ収納するときに、物品搭載部の突出動作量を適宜に切り換えることで、単列で入庫される物品がどのような順序で搬送されて来てもその物品を受け取り、その受け取った物品を各物品収納部の任意の位置へ収納することができる。
又、本出願の第2の発明は、上記第1の発明の構成に加えて、前記入出庫管理装置は、前記入庫用コンベアから前記物品収納棚へ物品を入庫する場合において、前記物品収納部に収納される物品の数が複数とならないように入庫先の物品収納部を指定する入出庫優先モードと、各物品収納部において奥側の物品収納位置から順に充填するように入庫先を指定する収納効率優先モードとに動作状態を切り換え可能に構成されている。
すなわち、前記入出庫優先モードでは物品収納棚の収納スペースの利用効率が低下するものの物品の入出庫を迅速に行えるものとなり、前記収納効率優先モードでは物品収納部の奥側に収納されている物品を出庫させるときに手前側の物品をいずれかの箇所に退避させる作業が発生して入出庫作業の作業時間が長くなってしまう傾向があるものの物品収納棚の収納スペースを高効率で使用できる。
この入出庫優先モードと収納効率優先モードとを切り換え設定可能とすることで、物品収納設備の使用環境等に応じて適切な利用形態を設定できる。
そして、物品搭載部の突出動作量を複数段階に切り換えられるようにすることで、このようなモード切り換えによる動作状態の変更に柔軟に対応することができる。
又、本出願の第3の発明は、上記第1又は第2の発明の構成に加えて、前記入出庫管理装置は、前記物品収納部において奥行き方向に複数個の物品が収納されている状態で、奥側の物品収納位置に位置する物品を出庫させるときに、手前側の物品収納位置に位置する物品のみを他の物品収納部に移動させた後、前記奥側の物品収納位置に位置する物品を出庫させるように構成されている。
すなわち、物品収納部において、手前側に物品が収納されている状態で奥側に収納されている物品を出庫させる必要が生じたとき、手前側の物品の退避のさせ方としては、手前側の物品と奥側の物品とを一括してすくい取って移載装置の物品搭載部に搭載し、その後に、手前側の物品をいずれかの物品収納部に仮置きするという手法も考えられる。
ところが、このような手法では、手前側の物品の退避作業に出庫対象の奥側の物品をつきあわせることになり、その作業の間の移載装置や物品搬送装置の動きによって奥側の物品の荷姿が崩れてしまう可能性もある。
これに対して、手前側の物品のみを他の物品収納部に移動させた後、奥側に位置する物品を出庫させることで、奥側の物品の搬送移動に無駄な動きが発生するのを抑制できる。
又、本出願の第4の発明は、上記第1〜第3のいずれかの発明の構成に加えて、前記入出庫管理装置は、1つの物品収納部へは同種の物品が収納されるように、複数種の物品の品種を識別した状態で物品の入庫先の物品収納部を設定ように構成されている。
すなわち、1つの物品収納部に収納する複数の物品が全て同種の物品であるように収納する物品が制限されているときにおいて、異なる品種の物品が次々と単列の入庫用コンベアで入庫されて来ても、入庫用コンベアから順次に受け取った物品を、各物品収納部に同種の物品が収納されるように入庫作業を行うことができる。
上記第1の発明によれば、単列で入庫される物品がどのような順序で搬送されて来てもその物品を受け取り、その受け取った物品を各物品収納部の任意の位置へ収納することができるので、1つの物品収納部に収納される複数の物品が相互に設定関係を有するものに制限されているような場合でも、物品収納棚への物品の収納状態に適合させるために物品の搬送順序を並び換えるような設備が不要となると共に、入庫用コンベアの利用効率を高効率に維持できることになる。
もって、各物品収納部へ奥行き方向で複数の物品を収納できるようにして物品の収納容量を大きくしながら、設備コストを可及的に低減できるものとなった。
又、上記第2の発明によれば、前記入出庫優先モードと前記収納効率優先モードとのモード切り換えに柔軟に対応することができ、物品収納設備を一層便利なものとすることができる。
又、上記第3の発明によれば、手前側の物品のみを他の物品収納部に移動させた後、奥側に位置する物品を出庫させることで、奥側の物品の搬送移動に無駄な動きが発生するのを抑制でき、物品の出庫作業を安定的に行うことができる。
又、上記第4の発明によれば、1つの物品収納部に収納する複数の物品が全て同種の物品であるように収納する物品が制限されているときにおいて、物品の収納容量に対する設備コストを可及的に低減できる。
以下、本発明の物品収納設備の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施の形態では、物品収納設備SSが、種々の部品等を収納した箱型ケースをパレット上に段積みした物を収納対象の物品Lとして取り扱う場合を例示して説明する。
物品収納設備SSは、平面図である図1に示すように、物品収納棚1と、物品収納棚1に対して入出庫する物品Lの受け渡しをするための荷捌き部LTと、その荷捌き部LTと物品収納棚1の各物品収納部10との間で物品を搬送する物品搬送装置としてのスタッカクレーン2とを主要部として構成されている。
物品収納棚1は、図1及び側面図である図2に示すように、スタッカクレーン2の移動通路の両側に一対に配置され、夫々の物品収納棚1の物品収納部10は、スタッカクレーン2の通路側から見て、奥行き方向の2位置に物品Lを並べて収納できるように構成されている。すなわち、1つの物品収納部10で2パレットの物品Lを収納できる。
各物品収納部10は、正面図である図3に示すように、物品Lの下面を左右から支承する一対の腕木10aを支持部材を介して支柱10bに取り付けることにより構成されている。
図3に示すように、各物品収納棚1は、上記構成の物品収納部10を縦横に並べて構成されていることになる。
荷捌き部LTは、物品収納設備SSに対して物品Lを搬出入するための搬出入コンベア30から搬送方向が直交する状態で分岐する入庫用コンベア11と、搬出入コンベア30へ搬送方向が直交する状態で合流する出庫用コンベア12とが設けられている。
入庫用コンベア11及び出庫用コンベア12のいずれも単列で構成されており、それらの平面視での設置位置は、入庫用コンベア11及び出庫用コンベア12の搬送方向(物品収納棚1の横幅方向)で、物品収納部10の2つの物品収納位置のうちの手前側(スタッカクレーン2の通路側)の物品収納位置に対応しており、入庫用コンベア11及び出庫用コンベア12のいずれもが、スタッカクレーン2側寄りの位置にスタッカクレーン2の移動経路に沿う姿勢で設置されている。
入庫用コンベア11における物品収納棚1側の端部には、荷捌き部LTと後述するスタッカクレーン2の移載装置3との間で物品Lを移載するために物品Lを持ち上げるリフタ14が備えられ、同様に、出庫用コンベア12においても同様の構成のリフタ15が備えられている。
又、搬出入コンベア30における入庫用コンベア11及び出庫用コンベア12との接続箇所には、両者の間で物品Lの受け渡しをするための昇降コンベア31が設けられている。
スタッカクレーン2は、床面側の案内レール20aに沿って走行する台車2aと、台車2aに立設された一対の支柱2bと、その支柱2bに昇降案内される昇降台2cとを備えて構成され、一対の支柱2bは上端で連結されて、その連結部が天井側の案内レール20bにて案内される。
昇降台2cには、物品収納部10,入庫用コンベア11及び出庫用コンベア12との間で物品Lの移載を行うためのスライドフォーク式の移載装置3が備えられている。
スタッカクレーン2が入庫用コンベア11との間で物品Lの移載を行うための位置に位置している状態を、昇降台2cのみを抜き出して図示する図4に示すように、移載装置3において物品Lを載置するプライマリーフォーク3aの上面に形成される物品搭載部LSは、物品収納部10において奥行き方向に並んで収納される2個の物品Lの全てを一括して搭載可能な搭載幅を有しており、図4(a)において2点鎖線A,Bで示す2位置の物品搭載予定位置が設定されている。
但し、本実施の形態では、物品Lの入出庫作業において、物品搭載部LSに2個の物品Lが同時に搭載されることはない。
移載装置3のフォークの突出作動量は、図4(b)に示すように、プライマリーフォーク3a及びセカンダリフォーク3bが最大突出位置まで突出動作する最大突出状態と、図4(c)に示すように、プライマリーフォーク3a及びセカンダリフォーク3bが前記最大突出状態の1/2程度の突出量で突出動作する中間突出状態との2段階に切り換えることができる。これは、図4で示す突出方向と反対方向(同図において紙面右方向)へ突出動作する場合も同様である。
尚、説明の便宜上、以下において、図4(b)の前記最大突出状態への突出動作を「フルリーチ」と称し、図4(c)の前記中間突出状態への突出状態を「ハーフリーチ」と称する。
図4(b)及び図4(c)から明らかなように、移載装置3をフルリーチで突出動作させると、物品搭載部LSにおける突出後端側の物品搭載予定位置で入庫用コンベア11との間(厳密にはリフタ14との間)で物品Lの受け渡しを行い、移載装置3をハーフリーチで突出動作させると、物品搭載部LSにおける突出先端側の物品搭載予定位置で入庫用コンベア11との間で物品Lの受け渡しを行うことになる。
従って、移載装置3は、入庫用コンベア11上の物品Lを、物品搭載部におけるいずれの物品搭載予定位置へも搭載可能となっている。
更に、物品収納部10との間の移載動作を示す図5のように、移載装置3のフルリーチの突出動作(図5(b)参照)は、物品収納部10の奥側の物品収納位置に対して移載動作を行う際の突出動作となっていると共に、移載装置3のハーフリーチの突出動作(図5(c)参照)は、物品収納部10の手前側の物品収納位置に対して移載動作を行う際の突出動作となっている。
すなわち、入庫用コンベア11との間の物品Lの移載のための突出作動量の切り換えと同じ突出作動量の切り換えで物品収納部10との間の物品Lの移載が可能となるように構成されている。
これは、出庫用コンベア12との間の物品Lの移載についても同様であり、フルリーチとハーフリーチとに切り換えて、物品搭載部LSのいずれの物品搭載位置に物品Lが搭載されていても、物品Lを出庫用コンベア12のリフタ15上へ降ろすことができる。
次に、上記構成の物品収納設備SSの制御構成について図6に基づいて説明する。
図示を省略するが、スタッカクレーン2を構成する台車2a,昇降台2c及び移載装置3の夫々には、夫々の動作を制御するためのセンサー類やシーケンサ等の制御装置が備えられ、又、荷捌き部LTに備えられた入庫用コンベア11,出庫用コンベア12及びリフタ14,15にも同様にセンサー類や制御装置が備えられている。
これら各機器の制御装置に対して動作指令を送ると共に、物品収納棚1への物品Lの収納状況を管理する入出庫管理装置TCが設けられている。入出庫管理装置TCと物品収納設備SSに対して物品Lの搬出入を行う搬出入コンベア30とは、入出庫管理装置TCに備えられた通信インターフェース13aと、搬出入コンベア30に備えられた通信インターフェース13bとを介して通信可能に構成されている。
次に、入出庫管理装置TCによる入出庫制御について説明する。
先ず、搬出入コンベア30から入庫すべき物品Lが入庫用コンベア11に搬入されて、その物品Lを入庫する場合について説明する。
入出庫管理装置TCは、入庫用コンベア11のリフタ14が入庫すべき物品Lを持ち上げた時点から図7のフローチャートに示す処理を開始し、先ず、入出庫管理装置TCに備えられている物品Lの収納状況を示すデータテーブルを検索して、新たな物品Lを収納する入庫先の物品収納位置を特定する(ステップ#1)。
この収納位置の特定においては、空きの物品収納位置からランダムに抽出して設定するのではなく、一定の制限を加えている。
すなわち、本実施の形態では、物品収納棚1に対する物品Lの入出庫の管理において、1つの物品収納部10に収納される複数の物品Lが相互に設定関係を有するものに制限されている。
より具体的には、1つの物品収納部10へは同種の物品Lが収納されるように制限を加えている。
このような入出庫の管理を行うために、入庫される物品Lの品種を示す情報を入出庫管理装置TCが取得する必要があるが、このような情報は、通信インターフェース13a,13bを介して搬出入コンベア30の制御装置から伝達される。もちろん、各物品Lにバーコード等により品種を示す情報を添付しておき、物品収納設備SSにその情報を読取る読取り装置を備えて、必要な情報を入手するようにしても良いし、上位の倉庫管理システム等から通信によって入手できるようにしても良い。
更に、本実施の形態では、入出庫管理装置TCは、入庫用コンベア11から物品収納棚1へ物品を入庫する場合において、物品収納部10に収納される物品Lの数が複数とならないように入庫先の物品収納部10を指定する入出庫優先モードと、各物品収納部10において奥側の物品収納位置から順に充填するように入庫先を指定する収納効率優先モードとに動作状態を切り換え可能に構成されている。
従って、入出庫管理装置TCは、前記収納効率優先モードに設定されているときは、入庫されて来た物品Lの物品収納位置を特定するについて、入庫されて来た物品Lの品種を上述のようにして識別して、その品種と同種の物品Lが奥側の物品収納位置に収納されており、且つ、手前側の物品収納位置が空いている物品収納部10を優先して検索し、該当する物品収納部10が存在すれば、その物品収納部10の手前側の物品収納位置を入庫先に設定する。該当する物品収納部10が存在しなければ、物品Lが収納されていない物品収納部10の奥側の物品収納位置を入庫先に指定する。
一方、前記入出庫優先モードに設定されていれば、物品Lが収納されていない物品収納部10の手前側の物品収納位置を入庫先に指定する。
本実施の形態では、1つの物品収納部10には同種の物品Lを収納するので、入出庫優先モードに設定する機会はあまりないと考えられるが、例えば、各物品収納部10の手前側の物品収納位置だけが頻繁に入出庫の対象とされて、奥側の物品収納位置に出庫されない物品Lが長期間滞留してしまうような場合には、収納効率優先モードから入出庫優先モードに切り換えて、奥側の物品収納位置の物品Lが出庫され易くする、というような利用の仕方が考えられる。尚、前記収納効率優先モードあるいは前記入出庫優先モードのいずれのモードに設定するかは、入出庫管理装置TCに備えられている操作卓から指示入力することができるが、奥側の物品収納位置に設定期間を超えて物品Lが滞留しているときに自動的に収納効率優先モードから入出庫優先モードに切り換えるようにしても良い。
以上のようにして、入庫先の物品収納部10とその物品収納部10における物品収納位置を特定すると、入庫用コンベア11のリフタ14から物品Lをすくうときに、移載装置3の突出動作を前記フルリーチとするか前記ハーフリーチとするかを設定する。
すなわち、入庫先として特定した物品収納部10が、スタッカクレーン2の通路を基準にして、入庫用コンベア11側の物品収納棚1に存在するものであれば(ステップ#2)、すくい動作をハーフリーチで行うように設定し(ステップ#3)、出庫用コンベア12側の物品収納棚1に存在するものであれば、すくい動作をフルリーチで行うように設定する(ステップ#4)。
次に、物品収納部10に物品Lを降ろすときに、移載装置3の突出動作を前記フルリーチとするか前記ハーフリーチとするかを設定する。
すなわち、入庫先として特定した物品収納位置が、奥側の物品収納位置であれば(ステップ#5)、降ろし動作をフルリーチで行うように設定し(ステップ#7)、手前側の物品収納位置であれば、降ろし動作をハーフリーチで行うように設定する(ステップ#6)。
このようにして設定したすくい動作及び降ろし動作における移載装置3の突出作動量の設定と、すくい動作における昇降台2cの上昇指令及び降ろし動作における昇降台2cの下降指令とを組み合わせ、更に、入庫先の物品収納部10を特定するための情報をセットにして台車2aの制御装置等へ送信する(ステップ#8)。
台車2aの制御装置や昇降台2cの制御装置は、受け取った指令に従って動作し、入庫用コンベア11のリフタ14上の物品Lをすくい取った後、指定の物品収納位置へ物品Lを降ろし動作して収納する。
次に、図示を省略する上位の制御装置から物品Lの出庫を指令されたときの入出庫管理装置TCの動作について説明する。
入出庫管理装置TCは、物品Lの品種を特定した状態で出庫を指令されたときに、図8に示す処理を開始する。
先ず、出庫を指定された品種の物品Lを収納している物品収納部10とその物品収納部10において出庫対象の物品Lが収納されている物品収納位置とを出庫対象として特定する(ステップ#11)。
本実施の形態では、1つの物品収納部10には同種の物品を収納するように制御しているので、1つの物品収納部10において奥側の物品収納位置及び手前側の物品収納位置の両方に物品Lが収納されているときは、原則として、手前側の物品収納位置の物品Lを出庫対象として特定する。
但し、入出庫管理装置TCは、1つの物品収納部10において奥側の物品収納位置及び手前側の物品収納位置の両方に同種の物品Lが収納されているときでも、奥側の物品収納位置の物品Lを出庫対象として特定する場合がある。
これは、例えば特定の物品Lだけが奥側の物品収納位置で長期間滞留しているようなときに、その物品Lを優先して出庫させられるようにするものであり、そのような奥側の物品収納位置を優先出庫候補として入出庫管理装置TCに登録しておくことができる。
入出庫管理装置TCは、その優先出庫候補として登録した物品収納位置に収納されている物品Lの品種について出庫指令を受けたときに、手前側の物品収納位置に物品Lが存在しても、奥側の物品収納位置の物品を出庫対象として特定する。
尚、前記優先出庫候補の登録は、図示を省略する操作卓等から作業者が登録操作することができるが、奥側の物品収納位置で物品Lが設定期間を超えて滞留しているときに、その物品収納位置を入出庫管理装置TCが自動的に前記優先出庫候補として登録できるようにしても良い。
上述のようにして、出庫対象を特定すると、その特定した物品収納位置が奥側の物品収納位置であり(ステップ#12)、その物品収納部10の手前側の物品収納位置に物品Lが存在しないときは(ステップ#13)、出庫対象の物品収納部10に対してすくい動作するときの移載装置3の突出動作を前記フルリーチに設定する(ステップ#15)。
これに対して、出庫対象として奥側の物品収納位置を特定して(ステップ#12)、その物品収納部10の手前側の物品収納位置に物品Lが存在するときは(ステップ#13)、同様にすくい動作における移載装置3の突出動作を前記フルリーチに設定するのであるが、出庫対象の物品Lのすくい動作の前に、手前側の物品収納位置に存在する物品Lをハーフリーチのすくい動作及び降ろし動作で他の物品収納部10へ移動させる仮置き動作を追加するように設定する(ステップ#14)。従って、入出庫管理装置TCは、物品収納部10において奥行き方向に複数個(本実施形態では、2個)の物品Lが収納されている状態で、奥側に位置する物品Lを出庫させるときに、手前側の物品Lのみを他の物品収納部10に移動させた後、奥側に位置する物品を出庫させることになる。
一方、出庫対象として特定した物品収納位置が手前側の物品収納位置であるときは(ステップ#12)、すくい動作における移載装置3の突出動作を前記ハーフリーチに設定する(ステップ#16)。
次に、出庫用コンベア12のリフタ15上への降ろし動作の際の移載装置3の突出動作について設定する。
出庫対象として特定した物品収納位置が、スタッカクレーン2の通路を基準にして、出庫用コンベア12側の物品収納棚1の物品収納部10に存在するものであれば(ステップ#17)、降ろし動作における移載装置3の突出動作を前記ハーフリーチに設定し(ステップ#18)、出庫対象として特定した物品収納位置が入庫用コンベア11側の物品収納棚1の物品収納部10に存在するものであれば(ステップ#17)、降ろし動作における移載装置3の突出動作を前記フルリーチに設定する(ステップ#19)。
このようにして設定したすくい動作及び降ろし動作における移載装置3の突出作動量の設定と、すくい動作における昇降台2cの上昇指令及び降ろし動作における昇降台2cの下降指令とを組み合わせると共に適宜に前記仮置き動作を付加し、更に、出庫対象の物品収納部10を特定するための情報をセットにして台車2aの制御装置等へ送信する(ステップ#20)。
台車2aの制御装置や昇降台2cの制御装置は、受け取った指令に従って動作し、指定された物品収納位置の物品Lをすくい取って、出庫用コンベア12のリフタ15上へ物品Lを降ろし動作する。この際、前記仮置き動作の指令が付加されているときは、出庫対象の物品Lのすくい動作に先行して、前記ハーフリーチによる手前側の物品Lの退避動作を行う。
〔別実施形態〕
以下、本発明の別実施形態を列記する。
(1)上記実施の形態では、物品搬送装置としてスタッカクレーン2を例示しているが、例えば、物品収納棚1の横幅方向全幅に延びる案内レール上を走行する台車に移載装置3を備えて、その台車の案内レール自体を昇降駆動するような形式に構成する等、物品搬送装置の具体構成は種々に変更可能である。
(2)上記実施の形態では、各物品収納部10が奥行き方向の2位置に物品Lを収納できる場合を例示しているが、奥行き方向の3位置以上の物品収納位置に物品Lを収納できるようにしても良い。
(3)上記実施の形態では、物品収納棚1から物品Lを出庫する際に、1物品ずつ出庫する場合を例示しているが、同一の物品収納部10あるいは異なる物品収納部10から2物品を取り出して搬送し、その2物品を出庫用コンベア12上に連続して降ろし動作することにって、出庫作業をより高速化するように構成しても良い。
本発明の実施の形態にかかる物品収納設備の平面図 本発明の実施の形態にかかる物品収納棚の側面図 本発明の実施の形態にかかる物品収納棚の正面図 本発明の実施の形態にかかる入庫用コンベアにおける物品の移載を説明する図 本発明の実施の形態にかかる物品収納棚に対する物品の移載を説明する図 本発明の実施の形態にかかる制御構成を示すブロック構成図 本発明の実施の形態にかかるフローチャート 本発明の実施の形態にかかるフローチャート
符号の説明
1 物品収納棚
2 物品搬送装置
3 移載装置
10 物品収納部
11 入庫用コンベア
LT 荷捌き部

Claims (4)

  1. 奥行き方向に物品収納位置が複数個設定されて複数の物品を並べて収納可能な物品収納部を並べて構成される物品収納棚と、その物品収納棚に対して入出庫する物品の受け渡しをするための荷捌き部と、その荷捌き部と前記物品収納部との間で物品を搬送する物品搬送装置と、その物品搬送装置による物品の搬送を管理する入出庫管理装置とが設けられ、
    前記物品搬送装置に、前記物品収納部において奥行き方向に並んで収納される複数の物品の全てを一括して搭載可能な搭載幅の物品搭載部を有して前記物品収納部との間で物品の移載を行うスライドフォーク式の移載装置が備えられている物品収納設備であって、
    前記荷捌き部において、前記物品搬送装置側寄りの位置に前記物品搬送装置の移動経路に沿う姿勢で、単列の入庫用コンベアが備えられ、
    前記移載装置は、前記入庫用コンベア上の物品を、前記物品搭載部におけるいずれの物品搭載予定位置へも搭載可能となるように、前記物品搭載部の突出作動量を複数段階に切り換え可能で、且つ、前記物品収納部に対する物品の移載時においても前記複数段階の突出作動量の切り換えによって物品の移載が可能に構成されている物品収納設備。
  2. 前記入出庫管理装置は、前記入庫用コンベアから前記物品収納棚へ物品を入庫する場合において、前記物品収納部に収納される物品の数が複数とならないように入庫先の物品収納部を指定する入出庫優先モードと、各物品収納部において奥側の物品収納位置から順に充填するように入庫先を指定する収納効率優先モードとに動作状態を切り換え可能に構成されている請求項1記載の物品収納設備。
  3. 前記入出庫管理装置は、前記物品収納部において奥行き方向に複数個の物品が収納されている状態で、奥側の物品収納位置に位置する物品を出庫させるときに、手前側の物品収納位置に位置する物品のみを他の物品収納部に移動させた後、前記奥側の物品収納位置に位置する物品を出庫させるように構成されている請求項1又は2記載の物品収納設備。
  4. 前記入出庫管理装置は、1つの物品収納部へは同種の物品が収納されるように、複数種の物品の品種を識別した状態で物品の入庫先の物品収納部を設定ように構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の物品収納設備。
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