JP2000001211A - 物流制御装置および方法、物流制御システム、記録媒体 - Google Patents

物流制御装置および方法、物流制御システム、記録媒体

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JP2000001211A
JP2000001211A JP10185663A JP18566398A JP2000001211A JP 2000001211 A JP2000001211 A JP 2000001211A JP 10185663 A JP10185663 A JP 10185663A JP 18566398 A JP18566398 A JP 18566398A JP 2000001211 A JP2000001211 A JP 2000001211A
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time
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JP10185663A
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Katsumi Suehiro
克巳 末廣
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 AGVを用いた物流システムで、AGVへの
搬送割り当てを効率よく行うことにより搬送時間をでき
るだけ短くできるようにする。 【解決手段】 物流プロセス内の全てのAGV301,
302について、搬送可能な1個以上の搬送物に対し
て、現在位置から現在実行中の作業を終了して荷受け位
置に移動するまでの時間を計算する搬送開始時間予測部
12と、この各AGV毎に予測した搬送開始時間13に
基づいてどのAGVに搬送物を割り当てるかを判断する
判断部14とを設け、可能な限り多くの搬送物を各搬送
物毎に決められた搬送余裕時間内に搬送可能なAGVに
割り当てることにより、割り当て時に空車となっている
AGVだけでなく、現在搬送中のAGVや既に割当済み
で荷受け位置に移動中のAGVも含めて、余裕時間内に
仕事を行えるAGVを割り当てることができるように
し、効率よくAGVの割り当てを行えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物流制御装置および
方法、物流制御システム、更にはこれらを実現するため
のプログラムを格納した記録媒体に関し、特に、異なる
複数の製造ラインで複数の製品を処理して製造するプロ
セスにおける物流制御に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】鉄鋼を始めとする多くの産業における製
造プロセスでは、複数の製品を異なる複数の工程で処理
して製造している。そのため、各製造ライン間で材料や
製品を搬送することが必要となる。従来、物を搬送する
ための物流システムとして、例えば複数の無人搬送台車
(AGV=Auto Guided Vehicle )を用いたシステムが
利用されている。このAGVを用いたシステムでは、A
GVと制御装置の端末とで通信をしながら各AGVに走
行ルートデータを設定し、あらかじめ設定した走行路上
を無人で走行することにより、物を搬送するようになっ
ている。
【0003】図6は、上記AGVを用いた物流システム
の一例を示す図である。図6において、図示しないAG
Vは、実線で示した走行路上を設定された走行ルートデ
ータに従って走行し、材料を各製造ラインの入側のAG
Vスキッド(材料を蓄えておくバッファのようなもの)
に搬送したり、各製造ラインの出側のAGVスキッドか
ら材料や製品を次工程あるいは製品置場に搬送したりす
る。
【0004】このとき、AGVの走行ルートは複数のゾ
ーン(図6中には点線の四角で示している)に分割され
ており、AGVは自分の走行ルート上のゾーンを予約し
ながら進行する。また、図6に示すように、複数の光空
間伝送装置(OCD)がAGVの走行ルートに沿って設
置されており、このOCDを介してAGVと制御装置本
体とで通信が行われる。これにより、どのAGVにより
どういう物をどこへ搬送しているのかが制御装置で把握
可能なようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなAGVを
用いた物流システムにおいては、材料を各製造ライン間
で搬送する際に、複数個あるAGVのうちどのAGVを
使って材料を搬送させるかを決める必要がある。そし
て、この決定方式に関して従来は、ある製造ラインへの
搬送が終わるなどして空車となった順番にAGVを割り
当てて搬送するようにしていた。
【0006】しかしながら、このような手法では、空車
となったAGVの現在位置から材料や製品等の次の搬送
元(荷受け位置)までの距離が遠いか近いかにかかわら
ず、AGVが空車であれば割り当てが行われることとな
る。そのため、搬送元からの距離が遠いAGVに対して
割り当てが行われると、搬送に多大の時間がかかってし
まうという問題があった。
【0007】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものであり、例えばAGVを用いた物流シス
テムにおいて、AGVへの搬送割り当てを効率よく行う
ことにより、搬送時間をできるだけ短くすることができ
るようにすることを第1の目的とする。
【0008】さらに、材料を各製造ライン間で搬送する
際には、どのAGVに割り当てを行うかということだけ
でなく、そのAGVを使って材料をどの製造ラインに対
して搬入するか、あるいはどの製造ラインから搬出する
かを決める必要もある。なお、ある材料が処理される製
造ラインはあらかじめ決まっているので、製造ラインの
決定は、搬送すべき物が何であるかを決めることに相当
する。この決定方式に関して従来は、搬送物毎あるい
は、搬送先または搬送元の製造ライン毎にあらかじめ優
先順位を付けておき、優先度の高い搬送物あるいは製造
ラインから優先的にAGVを割り当てて搬送する方式が
用いられてきた。
【0009】しかしながら、この方式では、優先度が高
い搬送先へは、製造ライン入側の仕掛量(入側AGVス
キッドの仕掛量)が多くても搬送がどんどん行われてし
まい、優先度が低い搬送先へは、製造ライン入側の仕掛
量が少なくても搬送が行われないケースが発生する。こ
の場合、優先度の低い製造ラインでは、材料が供給され
ないため当該ラインでの処理が停止してしまうことがあ
った。
【0010】また、上記方式では、優先度が高い搬送元
からは、製造ライン出側の仕掛量(出側AGVスキッド
の仕掛量)が少なくても搬送が行われ、優先度が低い搬
送元からは、製造ライン出側の仕掛量が多くても搬送が
行われないケースが発生する。この場合、優先度の低い
製造ラインでは、当該ラインで製造された製品が次段に
なかなか搬送されて行かないため、当該ラインで次の製
品を処理することができず、処理が停滞してしまうこと
があった。
【0011】このように、AGVを用いた従来の物流シ
ステムにおいては、搬送元からの距離によらず空車とな
ったAGVに対して搬送の割り当てを行うことや、あら
かじめ設定した優先度の高い製造ラインに対して優先的
に搬送を行うようにすることにより、製造ラインに材料
がなかなか供給されずに処理が停滞してしまうことがあ
り、製造ラインを有効に活用できていないという問題が
あった。
【0012】そこで本発明は、例えばAGVを用いた物
流システムにおいて、AGVへの搬送割り当てやどの製
造ラインに対する搬送かの割り当てを適切に行うことに
より、製造プロセス内の全ての製造ラインを効率よく稼
働できるようにすることを第2の目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の物流制御装置
は、物流プロセス内の全ての搬送台車について、搬送可
能な1個以上の搬送物に対して、現在位置から現在実行
中の作業を終了して荷受け位置に移動して搬送を開始す
るまでにかかる時間を夫々計算する搬送開始時間予測手
段と、上記計算された各搬送台車毎の搬送開始時間に基
づいて、どの搬送台車に対して搬送物を割り当てるかを
決定する搬送割当手段とを備えることを特徴とする。
【0014】ここで、上記搬送割当手段は、各搬送物に
対して各搬送台車毎に計算された搬送開始時間に基づい
て、可能な限り多くの搬送物を、各搬送物毎に決められ
た次搬送までの搬送余裕時間内に搬送可能な搬送台車に
割り当てるようにしても良い。また、上記搬送開始時間
予測手段は、あらかじめ設定されている走行ルートデー
タを利用して、各搬送台車の現在位置から現在実行中の
作業を終了して荷受け位置に移動するまでのルートを示
す地図情報を生成する地図情報生成手段と、上記生成さ
れた地図情報をもとに、上記荷受け位置に移動するまで
にかかる時間を計算する時間計算手段とを備えるように
しても良い。
【0015】また、上記地図情報生成手段は、空車の搬
送台車については、現在位置から上記荷受け位置に直接
移動するまでの地図情報を生成し、現在搬送中である搬
送台車については、現在位置から荷卸し位置に移動した
後で上記荷受け位置に移動するまでの地図情報を生成
し、既に割り当てられた搬送物の荷受け位置に移動中の
搬送台車については、現在位置から割当済みの荷受け位
置に移動した後でその搬送物の荷卸し位置に移動し、さ
らに上記荷受け位置に移動するまでの地図情報を生成す
るようにしても良い。
【0016】また、上記時間計算手段は、空車の搬送台
車については、現在位置から上記荷受け位置までの移動
時間を計算し、現在搬送中である搬送台車については、
現在位置から荷卸し位置までの移動時間、荷卸し時間、
および上記荷卸し位置から上記荷受け位置までの移動時
間の総和を計算し、既に割り当てられた搬送物の荷受け
位置に移動中の搬送台車については、現在位置から割当
済みの荷受け位置までの移動時間、荷受け時間、上記割
当済みの荷受け位置から荷卸し位置までの移動時間、荷
卸し時間、および上記荷卸し位置から上記荷受け位置ま
での移動時間の総和を計算するようにしても良い。
【0017】また、本発明の他の態様では、上記物流プ
ロセス内の各搬送位置毎に、搬送位置の入側仕掛状態を
もとに搬送位置入側への次搬送までの余裕時間を算出す
る第1の余裕時間計算手段と、上記物流プロセス内の各
搬送位置毎に、搬送位置の出側仕掛状態をもとに搬送位
置出側からの次搬送までの余裕時間を算出する第2の余
裕時間計算手段と、上記第1および第2の余裕時間計算
手段により各搬送位置毎に算出された入側および出側の
余裕時間内に搬送可能なように各搬送物の割り当てを行
う第2の搬送割当手段とを更に備えることを特徴とす
る。
【0018】本発明の物流制御方法は、物流プロセス内
の全ての搬送台車について、搬送可能な1個以上の搬送
物に対して、現在位置から現在実行中の作業を終了して
荷受け位置に移動して搬送を開始するまでにかかる時間
を夫々計算し、各搬送物に対して各搬送台車毎に計算さ
れた搬送開始時間に基づいて、可能な限り多くの搬送物
を、各搬送物毎に決められた次搬送までの搬送余裕時間
内に搬送可能な搬送台車に割り当てるようにしたことを
特徴とする。
【0019】また、本発明の他の態様では、物流プロセ
ス内の全ての搬送台車について、搬送可能な1個以上の
搬送物に対して、現在位置から現在実行中の作業を終了
して荷受け位置に移動して搬送を開始するまでにかかる
時間を夫々計算する第1のステップと、上記物流プロセ
ス内の各搬送位置毎に、搬送位置の入側仕掛状態をもと
に搬送位置入側への次搬送までの余裕時間を算出すると
ともに、搬送位置の出側仕掛状態をもとに搬送位置出側
からの次搬送までの余裕時間を算出する第2のステップ
と、上記第1のステップで計算された各搬送台車毎の搬
送開始時間に基づいて、上記第2のステップで各搬送位
置毎に算出された入側および出側の搬送余裕時間内に最
も多くの搬送物を搬送可能なように搬送台車の割り当て
を行う第3のステップとを有することを特徴とする。
【0020】本発明の物流制御システムは、複数の搬送
位置が存在する物流プロセスにおいて物の搬送制御を行
うための物流制御システムであって、上記物流プロセス
内の全ての搬送台車について、上記物流プロセス内にお
ける現在の位置および作業状態を検出する台車検出手段
と、搬送命令を入力するための搬送命令入力手段と、上
記台車検出手段により検出された上記搬送台車の現在の
作業状態に応じて、搬送可能な1個以上の搬送物に対し
て、上記搬送台車の現在位置から現在実行中の作業を終
了して上記搬送命令で示される荷受け位置に移動して搬
送を開始するまでにかかる時間を全ての搬送台車につい
て夫々計算する搬送開始時間予測手段と、上記計算され
た各搬送台車毎の搬送開始時間に基づいて、どの搬送台
車に対して搬送物を割り当てるかを決定する搬送割当手
段とを備えることを特徴とする。
【0021】ここで、上記物流プロセス内での上記搬送
台車の走行ルートを全ての組合せについてあらかじめ設
定しておく走行ルート設定手段を備え、上記搬送開始時
間予測手段は、上記走行ルート設定手段によりあらかじ
め設定された走行ルートデータを利用して、各搬送台車
の現在位置から現在実行中の作業を終了して荷受け位置
に移動するまでのルートを示す地図情報を生成する地図
情報生成手段と、上記生成された地図情報をもとに、上
記荷受け位置に移動するまでにかかる時間を計算する時
間計算手段とを備えるようにしても良い。
【0022】本発明の他の態様では、上記物流プロセス
内の各搬送位置の入側および出側における仕掛状態を検
出する仕掛状態検出手段と、上記各搬送位置の入側仕掛
状態をもとに搬送位置入側への次搬送までの余裕時間を
各搬送位置毎に算出する第1の余裕時間計算手段と、上
記各搬送位置の出側仕掛状態をもとに搬送位置出側から
の次搬送までの余裕時間を各搬送位置毎に算出する第2
の余裕時間計算手段とを備え、上記搬送割当手段は、上
記第1および第2の余裕時間計算手段により各搬送位置
毎に算出された入側および出側の余裕時間内に搬送可能
なように各搬送物の割り当てを行うことを特徴とする。
【0023】本発明のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、物流プロセス内の全ての搬送台車について、搬
送可能な1個以上の搬送物に対して、現在位置から現在
実行中の作業を終了して荷受け位置に移動して搬送を開
始するまでにかかる時間を夫々計算する搬送開始時間予
測手段と、上記計算された各搬送台車毎の搬送開始時間
に基づいて、どの搬送台車に対して搬送物を割り当てる
かを決定する搬送割当手段としてコンピュータを機能さ
せるためのプログラムを記録したことを特徴とする。
【0024】また、本発明の他の態様では、上記物流プ
ロセス内の各搬送位置毎に、搬送位置の入側仕掛状態を
もとに搬送位置入側への次搬送までの余裕時間を算出す
る第1の余裕時間計算手段と、上記物流プロセス内の各
搬送位置毎に、搬送位置の出側仕掛状態をもとに搬送位
置出側からの次搬送までの余裕時間を算出する第2の余
裕時間計算手段と、上記第1および第2の余裕時間計算
手段により各搬送位置毎に算出された入側および出側の
余裕時間内に搬送可能なように各搬送物の割り当てを行
う第2の搬送割当手段としての機能を更にコンピュータ
に実現させるためのプログラムを記録したことを特徴と
する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態
による物流制御システムの全体構成を示すブロック図で
ある。
【0026】図1に示すように、本実施形態の物流制御
システムは、物流制御装置100、例えばビジネスコン
ピュータ等から成る他計算機システムまたはオペレータ
入力装置200(以下、ビジコンという)、走行ルート
データ入力装置201、工場やプラント等に配置される
複数のAGV301,302、およびAGVの走行路に
沿って配置される複数のOCD303,304により構
成される。
【0027】なお、この図1の構成において、AGVは
2台のみ示したが、これより多い数のAGVがあっても
良い。また、図1の例ではOCDを2つのみ示したが、
実際には図6に示したようにAGVの走行路に沿って多
数配置される。さらに、図1の例では製造ラインを示し
ていないが、実際には図6に示したように複数存在して
いる。以下の説明において、製造ラインは、鉄鋼におけ
る製造プロセスにおいて例えばコイルを対象として処理
を行うものとする。
【0028】以下に、上記物流制御システムの各構成に
ついて詳しく説明する。上記ビジコン200は、所定の
搬送命令を入力するものである。搬送命令としては、搬
送すべきコイルを識別するためのコイルナンバ、コイル
をどこからどこへ搬送するかを示すFROM/TO、お
よびコイルの製造ラインへの通板順などの情報が含まれ
る。
【0029】また、走行ルートデータ入力装置201
は、AGVの走行ルートデータを入力するものである。
走行ルートデータは、例えば、昇順のシーケンスナン
バ、このシーケンスナンバに夫々対応して格納される走
行ルートを表すゾーンナンバ列、各ゾーンの長さ、ルー
トが直線であるか右または左に曲がる曲線であるか等の
ルート種、および直線部および曲線部でのAGVの走行
速度の各情報から構成される。この走行ルートデータ
は、走行開始ゾーンと走行終了ゾーンとの組合せについ
て全てを網羅したものがあらかじめ作成される。
【0030】このビジコン200により入力された搬送
命令は、搬送命令入力部1によって物流制御装置100
内に取り込まれ、搬送命令管理部2によって搬送命令フ
ァイル3として管理される。また、走行ルートデータ入
力装置201により入力された走行ルートデータは、走
行ルート入力部4によって物流制御装置100内に取り
込まれ、走行ルート管理部5によって走行ルートファイ
ル6として管理される。
【0031】また、物流制御装置100内に備えられて
いる通信制御部7は、複数のOCD303,304を介
して複数のAGV301,302と通信を行う。例え
ば、物流制御装置100からAGV301,302に対
しては、各AGVの走行開始時には後述する地図情報
(各ゾーン単位の走行データ:距離、直線/曲線、OC
D有無などの情報を含む)を送信する。また、走行開始
後には、他設備とのインターロックやAGV間の非干渉
制御等のために、各OCD到着信号の受信後に進行また
は停止指示の信号を送信する。一方、AGV301,3
02から物流制御装置100に対しては、上述のOCD
到着信号や、物流制御装置100からの指示への応答信
号を送信する。
【0032】AGVトラッキング部8は、上記通信制御
部7から与えられる情報をもとに、到着したOCDの位
置に対応して全てのAGV301,302の現在位置や
現在の作業状態をAGVトラッキングファイル9にて管
理する。また、AGV割り当て部10は、上記搬送命令
ファイル3、走行ルートファイル6、AGVトラッキン
グファイル9、および後述するAGV制御部18により
生成されるAGV制御データファイル11の内容をもと
に、製造プロセス内の全てのAGVを対象として搬送す
べきコイルの割り当て処理を行う。
【0033】すなわち、AGV割り当て部10内の搬送
開始時間予測部12は、製造プロセス内にある全てのA
GVについて、搬送可能な1個以上の搬送物に対して、
現在位置から現在実行中の作業を終了して搬送待ちコイ
ルの荷受け位置(搬送命令中に含まれるコイルのFRO
M位置)に移動し、搬送を開始するまでにかかる時間1
3を夫々計算する。この開始時間13の計算に際して、
搬送開始時間予測部12はまず最初に、走行ルートファ
イル6としてあらかじめ設定されている走行ルートデー
タを利用して、現在位置から荷受け位置に移動するまで
のルートを示す地図情報を生成する。
【0034】この地図情報の生成について更に詳しく説
明する。搬送開始時間予測部12が生成する地図情報
は、図2および図3に示すように、各AGV301,3
02の現在の作業状態に応じて異なる。なお、図2にお
いて、例えばAGV301の現在位置がA地点であり、
荷受けを行うFROM位置がZ地点であるものとする。
この場合、A地点にいるAGV301が空車(コイルの
搬送を行っておらず、かつ搬送の割り当ても行われてい
ない状態)である場合には、AGV301はA地点から
直接Z地点に移動すれば良い(パターン1)。
【0035】また、AGV301がコイルをB地点へ搬
送中である場合には、AGV301はA地点からまずB
地点に移動し、ここで荷卸しを行った後でZ地点に移動
する必要がある(パターン2)。また、AGV301が
現在はコイルの搬送中ではないが、コイルをC地点から
B地点へ搬送する仕事が割り当てられており、このよう
に既に割り当てられたコイルのFROM位置に移動中で
ある場合には、AGV301はA地点からまずC地点に
移動して荷受けをし、次にB地点に移動して荷卸しを行
った後で、Z地点に移動する必要がある(パターン
3)。
【0036】搬送開始時間予測部12は、AGVトラッ
キングファイル9の内容を見て製造プロセス内の各AG
V301,302が現在どんな状態であるかを判断し、
その状態に応じて、上記パターン1〜パターン3の何れ
かの地図情報を走行ルートデータから生成する。図3の
例は、AGV301が現在コイルをB地点に搬送中であ
り、AGV302が現在図示しないD地点にいて空車で
ある場合に生成される地図情報の例を示している。
【0037】次に、搬送開始時間予測部12は、このよ
うに生成した地図情報をもとに、現在位置から搬送待ち
コイルの荷受け位置に移動するまでにかかる時間を計算
する。AGVが空車(上記パターン1)の場合は、現在
位置からFROM位置までの地図情報(走行ルートデー
タでも良い)からその移動時間を計算する。地図情報お
よび走行ルートデータ中には、通過する各ゾーンの距離
やAGVの走行速度が含まれているので、通過する各ゾ
ーンの移動時間を合計することによって現在位置からF
ROM位置までの移動時間を計算することができる。
【0038】また、AGVが搬送中(上記パターン2)
の場合は、現在位置から荷卸し位置(搬送命令中に含ま
れるコイルのTO位置)までの地図情報からその移動時
間と荷卸し時間との合計時間を計算する。なお、荷卸し
時間はあらかじめ設定された定数を用いるものとする。
さらに、そのTO位置から次の荷受け位置であるFRO
M位置までの地図情報からその移動時間を計算する。そ
して、これらの時間の総和を現在位置からFROM位置
までの移動時間とする。
【0039】また、AGVが既に割り当てられたコイル
のFROM位置へ移動中(上記パターン3)の場合は、
現在位置から割り当て済みのFROM位置までの地図情
報からその移動時間と荷受け時間との合計時間を計算す
る。なお、荷受け時間もあらかじめ設定された定数を用
いるものとする。さらに、そのFROM位置から荷卸し
位置であるTO位置までの地図情報からその移動時間と
荷卸し時間との合計時間を計算する。さらに、そのTO
位置から次の荷受け位置であるFROM位置までの地図
情報からその移動時間を計算し、これらの時間の総和を
現在位置からFROM位置までの移動時間とする。
【0040】このようにして各搬送物に対して計算され
た各AGV毎の搬送開始までの予測時間は、判断部14
に与えられる。判断部14は、与えられた予測開始時間
の情報に基づいて、どのAGVに対して搬送すべきコイ
ルを割り当てるかを判断する。ここでは、搬送すべきコ
イルが1個の場合は、そのコイルに対して搬送命令で指
定されている次搬送までの搬送余裕時間内に搬送開始可
能なAGVを割り当てるようにする。このようなAGV
が2台以上ある場合は、計算された搬送開始時間の最も
短いAGVを割り当てる。
【0041】また、搬送すべきコイルが2個以上ある場
合は、それらのコイルの搬送余裕時間内に搬送開始可能
なAGVの組合わせを求め、各コイルに各AGVを割り
当てる。全てのコイルを搬送余裕時間内に搬送できるA
GVの組合せがない場合は、搬送余裕時間の短い順に最
も多くのコイルを搬送余裕時間内に搬送できる組合せを
求める。上記AGV割り当て部10による割り当て結果
は、AGV割り当てファイル17として格納され、AG
V制御部18へと通知される。
【0042】AGV制御部18は、このAGV割り当て
ファイル17に基づいて、以下のような制御を行う。す
なわち、現在位置からFROM位置までの地図情報およ
び荷受け命令を設定し、AGVに進行指示を与える。ま
た、荷受け完了後は、TO位置までの地図情報および荷
卸し命令を設定し、AGVに進行指示を与える。走行中
は、各OCD303,304にAGVが到着する毎に、
他設備とのインターロック条件や他AGVとの干渉を考
慮して進行指示や停止指示を与える。
【0043】以上詳しく説明したように、本実施形態に
よれば、搬送可能な1個以上のコイルに対して、現在位
置から現在実行中の作業を終了して搬送待ちコイルの荷
受け位置に移動するまでにかかる時間を製造プロセス内
の全てのAGVについて計算し、最も多くのコイルを各
コイル毎に決められた搬送余裕時間内に搬送可能なAG
Vの割り当てを行うようにしているので、空車のAGV
だけでなく、現在コイルを搬送中のAGVや割り当て済
みの荷受け位置に移動中のAGVも含めて、搬送すべき
コイルに対して最も速く仕事を行えるAGVを割り当て
ることができ、効率よくAGVの割り当てを行うことが
できる。これにより、コイルの搬送時間をできるだけ短
くすることができるようになる。
【0044】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図4は、第2の実施形態による物流制御システ
ムの全体構成を示すブロック図である。なお、図4にお
いて、図1に示した符号と同一の符号を付したものは、
同一の機能を有するものであるので、これについての詳
細な説明は省略する。
【0045】第2の実施形態の物流制御システムは、図
1に示した物流制御装置100、ビジコン200、走行
ルートデータ入力装置201、AGV301,302、
OCD303,304に加えて、製造ライン400、当
該ラインの入側および出側に配置されるAGVスキッド
401,402、および各AGVスキッド401,40
2に対応して設けられた光電スイッチ等から成る在荷セ
ンサ403,404により構成される。
【0046】なお、この図4の構成において、AGVは
2台のみ示したが、これより多い数のAGVがあっても
良い。また、図4の例ではOCDを2つのみ示したが、
実際には図6に示したようにAGVの走行路に沿って多
数配置される。さらに、図4の例では製造ライン400
を1つのみ示したが、実際には図6に示したように複数
存在しており、AGVスキッド401,402や在荷セ
ンサ403,404もそれぞれの製造ラインに対応して
夫々設けられている。
【0047】第2の実施形態において、ビジコン200
から入力される搬送命令としては、第1の実施形態で述
べた各情報の他に、搬送するコイルの重量や1時間当り
の処理トン数(T/H)等の情報を有するコイル仕様デ
ータが含まれる。
【0048】また、AGVトラッキング部8は、通信制
御部7から与えられる情報をもとに各AGV301,3
02の現在位置や現在の状態を管理する他に、荷卸し位
置でコイルの荷卸しを完了したときは、そのことをコイ
ルトラッキング部19に通知する。コイルトラッキング
部19は、各製造ライン400に搬送された(荷卸しさ
れた)コイルに関するコイル情報を搬送順に所定個数
分、コイルトラッキングファイル20として管理する。
【0049】上記コイルトラッキングファイル20は、
どのコイルがどの製造ライン400に供給されて通板を
待っている状態であるかという情報、すなわち、製造ラ
イン400の入側に供給済みであるがまだラインを通っ
ていない未通板のコイルに関する情報を各ライン毎に記
憶した情報である。何個分のコイル情報を記憶するかに
ついては任意であるが、少なくとも、製造ライン400
の入側AGVスキッド401に対応して設けられた在荷
センサ403の数(図4の例では3個)だけあれば良
い。
【0050】このようなコイルトラッキングファイル2
0を管理することにより、各製造ライン400毎に、入
側AGVスキッド401に現在どういうコイルが何個存
在しているかを認識することができるようにしている。
【0051】また、外部信号入力部21は、各製造ライ
ン400の入側および出側にあるAGVスキッド40
1,402の空き状態(あるいは混み状態)をプロセス
入力装置などを介して入力する。図4の例では、入側お
よび出側の各AGVスキッド401,402上のコイル
の有無に関する情報を在荷センサ403,404によっ
て入力する。そして、この外部信号入力部21は、各在
荷センサ403,404から入力したON(対応するA
GVスキッド401,402にコイル有り)の情報ある
いはOFFの情報を数えることにより、ラインの入側お
よび出側にある各AGVスキッド401,402の仕掛
量をAGV割り当て部10に通知する。
【0052】本実施形態では、ライン入側の仕掛量に関
しては、コイルが存在しているAGVスキッド401の
混み数をAGV割り当て部10に通知するとともに、ラ
イン出側の仕掛量に関しては、コイルが存在しないAG
Vスキッド402の空き数をAGV割り当て部10に通
知する。
【0053】上記AGV割り当て部10は、上記搬送命
令ファイル3、走行ルートファイル6、AGVトラッキ
ングファイル9およびコイルトラッキングファイル20
の内容と、上記外部信号入力部21から供給されるライ
ン入側および出側の仕掛量とに基づいて、各AGVに対
して搬送すべきコイルを割り当てる処理を行う。すなわ
ち、余裕時間計算部15で以下に説明する供給余裕時間
および払出余裕時間16を各製造ライン毎に計算し、こ
の計算された各余裕時間の情報に基づいて、どの製造ラ
インに対してコイルの搬送を割り当てるかを判断部14
で判断する。
【0054】上記余裕時間計算部15では、各製造ライ
ン400の入側について供給余裕時間を計算するととも
に、各製造ライン400の出側について払出余裕時間を
計算する。すなわち、上記供給余裕時間に関しては、各
製造ライン400の入側仕掛状態からコイルの次搬送ま
での余裕時間を計算する。入側の次搬送までの余裕時間
とは、次のコイル供給がなくても現在の入側仕掛量だけ
で当該製造ライン400の処理を継続して行えるだけの
時間を言う。言い方を変えると、次のコイル供給が全く
ない状態で、ライン入側のAGVスキッド401に溜ま
っているコイルが全て処理されて無くなるまでの時間を
言う。
【0055】ここで、入側AGVスキッド401に供給
済みで未通板のコイル(直近に搬送されたコイルから在
荷センサ403がONの数のコイルまで)の重量をWi
(ただしiは1〜nの整数であり、nは計算対象とする
コイルの個数)、上記計算対象の各コイルの1時間当り
の処理トン数を(T/H)iとすると、供給余裕時間T
inは、 Tin=ΣWi/(T/H)i (i=1〜n) ……(式1) で求められる。
【0056】なお、計算対象とするコイルの個数は、外
部信号入力部21から供給されるAGVスキッド401
のONの個数情報によって知ることができる。また、上
記計算対象とする各コイルが何であるかは、コイルトラ
ッキングファイル20から知ることができ、その重量や
1時間当りの処理トン数は、搬送命令ファイル3から知
ることができる。
【0057】また、上記払出余裕時間に関しては、各製
造ライン400の出側仕掛状態からコイルの次搬送まで
の余裕時間を計算する。出側の次搬送までの余裕時間と
は、出側AGVスキッド402から次のコイルを搬送し
なくても、当該製造ライン400で渋滞を起こすことな
く処理を継続して行えるだけの時間を言う。言い方を変
えると、次のコイル搬送が全くない状態で、ライン出側
のAGVスキッド402の全てにコイルが溜まってしま
うまでの時間を言う。
【0058】ここで、出側AGVスキッド402の空き
数をN、調整パラメータをa、スキッドの空き1個当り
の余裕時間をT0 とすると、払出余裕時間Tout は、 Tout =N×T0 +a ……(式2) で求められる。なお、上記空き数Nの値は、外部信号入
力部21から供給されるAGVスキッド402のOFF
の個数情報により知ることができる。また、スキッド1
個当りの余裕時間T0 は、あらかじめ設定した固定値と
しても良いし、製造ライン400の状況を最も良く知っ
ているオペレータが任意に設定できるようにしても良
い。
【0059】このように、余裕時間計算部15によって
上述の供給余裕時間および払出余裕時間16が各製造ラ
イン400毎に求められ、判断部14に供給される。判
断部14は、入側も出側も含めて各コイルの余裕時間の
長さを判断し、その余裕時間内にできるだけ多くのコイ
ルを搬送できるように、搬送すべきコイルとそれらのコ
イルをどのAGVを使って搬送するかを決定する。
【0060】図5は、上記のように構成した本実施形態
の物流制御システムによる動作を示すフローチャートで
ある。以下、この図5のフローチャートに従って動作を
簡単に説明する。図5において、最初にステップS1で
は、各製造ライン400の入側および出側に設置されて
いるAGVスキッド401,402上のコイルの有無の
数(入側ではコイル有りの数、出側ではコイル無しの
数)を表す情報を、外部信号入力部21からAGV割り
当て部10に読み込む。
【0061】次に、ステップS2では、上記ステップS
1で読み込んだ入側コイル数に応じて、製造ライン40
0の入側に供給済みではあるが未通板のコイルを特定す
るための情報をコイルトラッキングファイル20からA
GV割り当て部10に読み込む。さらに、ステップS3
では、搬送命令管理部2により管理されている搬送命令
ファイル3から、上記ステップS2で読み込んだ入側供
給済みコイルに対応するコイル仕様データ、すなわち、
当該コイルの重量およびT/HをAGV割り当て部10
に読み込む。そして、ステップS4でAGV割り当て部
10内の余裕時間計算部15は、上述のようにして読み
込んだ各情報を用いて、上記した(式1)および(式
2)に従って供給余裕時間および払出余裕時間16を計
算する。
【0062】次に、ステップS5でAGV割り当て部1
0内の搬送開始時間予測部12は、搬送命令ファイル
3、走行ルートファイル6およびAGVトラッキングフ
ァイル9に基づいて、全てのAGVについて現在位置か
ら各搬送待ちコイルのFROM位置(荷受け位置)まで
の地図情報を生成する。そして、ステップS6で、上記
生成した地図情報に基づいて、現在位置から現在実行中
の作業を終了して上記FROM位置に移動し、搬送を開
始するまでにかかる時間を全てのAGVについて計算す
る。
【0063】次に、ステップS7でAGV割り当て部1
0内の判断部14は、上記余裕時間計算部15による入
側および出側の搬送余裕時間の計算結果と、上記搬送開
始時間予測部12による搬送開始時間の計算結果とに基
づいて、最も多くの搬送物を搬送余裕時間内に搬送可能
なようにAGVに搬送割り当てを行う。
【0064】このようなAGVの割り当て完了後、ステ
ップS8でAGV制御部18は、上記の割り当て結果に
基づいて通信制御部7を介して各AGV301,302
に搬送指示を発行する。その後、各AGV301,30
2の搬送により製造ライン400の入側で荷卸しが完了
した場合には、ステップS9でコイルトラッキングファ
イル20の内容を更新し、ステップS1に戻って同様の
処理を繰り返す。なお、図5の例では余裕時間の計算を
行ってから搬送開始時間の計算を行っているが、この順
番は逆でも良い。
【0065】以上詳しく説明したように、第2の実施形
態によれば、上述した第1の実施形態の機能に加えて、
各搬送先製造ラインへの供給余裕時間(今からどれくら
い後までにコイルを供給すれば製造ラインが停止するこ
となく稼働するかを表す供給最遅時間)を入側仕掛状態
から予測するとともに、各搬送元製造ラインからの払出
余裕時間(今からどれくらい後までにコイルを送り出せ
ば製造ラインが渋滞することなく稼働するかを表す払出
最遅時間)を出側仕掛状態から予測する。そして、予測
した余裕時間内で可能な限り多くの搬送物を搬送できる
ようなAGV割り当てをするようにしたので、各製造ラ
イン400の状況を見ながらダイナミックに搬送の割り
当てを決めることができ、全ての製造ライン400を効
率よく稼働させることができる。
【0066】よって、第2の実施形態によれば、次搬送
までに余裕がない製造ライン400を動的に検出して搬
送すべきコイルを決定することができるとともに、その
決定したコイルの搬送を短い時間で行うことのできるA
GVを検出して割り当てることができる。これにより、
製造ライン400に必要なコイルがなかなか供給されな
い事態を格段に抑えることができるようになり、製造プ
ロセス内の全ての製造ラインを効率よく稼働させること
ができる。
【0067】上記図1および図4に示した物流制御装置
100内の各機能ブロックは、本実施形態においてはC
PUあるいはMPU、ROMおよびRAM等からなるマ
イクロコンピュータにより構成され、その動作はROM
やRAMに格納された作業プログラムに従って実現され
るが、ハード的に構成してもよい。また、上記各機能ブ
ロックの機能を実現するように当該機能を実現するため
のソフトウェアのプログラムコードをRAMに供給し、
そのプログラムに従って上記各機能ブロックを動作させ
ることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれ
る。
【0068】この場合、上記ソフトウェアのプログラム
コード自体が上述した実施形態の機能を実現することに
なり、そのプログラムコード自体、およびそのプログラ
ムコードをコンピュータに供給するための手段、例えば
かかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を
構成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体
としては、上記ROMやRAMの他に、例えばフロッピ
ーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディ
スク、CD−ROM、CD−I、CD−R、CD−R
W、DVD、zip、磁気テープ、あるいは不揮発性の
メモリカード等を用いることができる。
【0069】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティング
システム)あるいは他のアプリケーションソフト等の共
同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかか
るプログラムコードは本発明の実施形態に含まれること
は言うまでもない。
【0070】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって上述した実施
形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれること
は言うまでもない。
【0071】なお、以上の実施形態では、物流システム
の例として異なる複数の製造ラインで複数の製品を処理
して製造するプロセスを挙げたが、本発明はこれに限定
されるものではない。すなわち、各AGVの現在位置や
現在の状態、搬送先の入側仕掛状態および搬送元の出側
仕掛状態などを把握できるように構成すれば、どのよう
な形態のシステムにも適用することが可能である。
【0072】また、以上の実施形態では、ライン入側の
供給余裕時間とライン出側の払出余裕時間との両方を計
算し、入側と出側とをまとめて余裕時間の短いものから
優先して搬送の割り当てを行うようにしているが、物流
システムの形態等によっては、ライン入側の供給余裕時
間またはライン出側の払出余裕時間の一方のみを計算し
て優先度を決めるようにすることも可能である。
【0073】
【発明の効果】本発明は上述したように、物流プロセス
内の全ての搬送台車について、搬送可能な1個以上の搬
送物に対して、現在位置から現在実行中の作業を終了し
て荷受け位置に移動して搬送を開始するまでにかかる時
間を計算し、その計算結果に基づいてどの搬送台車に対
して搬送物を割り当てるかを決定するようにしたので、
割り当て時に空車となっている搬送台車だけでなく、例
えば現在搬送中の搬送台車や既に割当済みで荷受け位置
に移動中の搬送台車も含めて、搬送物に対してその搬送
余裕時間内に仕事を行える搬送台車を割り当てることが
でき、効率よく搬送台車の割り当てを行うことができ
る。これにより、搬送時間をできるだけ短くすることが
できるようになる。
【0074】また、本発明の他の特徴によれば、上述し
た機能に加えて、物流プロセス内の各搬送位置毎に、搬
送位置入側への次搬送までの余裕時間および搬送位置出
側からの次搬送までの余裕時間を算出し、算出した余裕
時間に基づいて、余裕時間内に搬送可能な搬送台車を割
り当てるようにしたので、全ての搬送位置での装置や設
備等を効率よく稼働させることができる。これにより、
優先して搬送すべき搬送位置に対して搬送を行うことが
できるとともに、その搬送を移動時間の短い搬送台車を
使って行うことができ、物流システム内の全ての搬送位
置における装置や設備等を効率よく稼働させることがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による物流制御システ
ムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】AGVの走行パターンを説明するための図であ
る。
【図3】走行ルートデータから地図情報への展開を説明
するための図である。
【図4】本発明の第2の実施形態による物流制御システ
ムの全体構成を示すブロック図である。
【図5】第2の実施形態による物流制御システムの全体
の動作を示すフローチャートである。
【図6】AGVを用いた物流システムの例を示す図であ
る。
【符号の説明】
3 搬送命令ファイル 6 走行ルートファイル 8 AGVトラッキング部 9 AGVトラッキングファイル 10 AGV割り当て部 12 搬送開始時間予測部 13 搬送開始時間 14 判断部 15 余裕時間計算部 16 供給余裕時間および払出余裕時間 17 AGV割り当てファイル 18 AGV制御部 19 コイルトラッキング部 20 コイルトラッキングファイル 21 外部信号入力部 100 物流制御装置 200 他の計算機システムまたはオペレータ入力装置 201 走行ルートデータ入力装置 301,302 AGV 400 製造ライン 401 入側AGVスキッド 402 出側AGVスキッド 403 入側在荷センサ 404 出側在荷センサ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物流プロセス内の全ての搬送台車につい
    て、搬送可能な1個以上の搬送物に対して、現在位置か
    ら現在実行中の作業を終了して荷受け位置に移動して搬
    送を開始するまでにかかる時間を夫々計算する搬送開始
    時間予測手段と、 上記計算された各搬送台車毎の搬送開始時間に基づい
    て、どの搬送台車に対して搬送物を割り当てるかを決定
    する搬送割当手段とを備えることを特徴とする物流制御
    装置。
  2. 【請求項2】 上記搬送割当手段は、各搬送物に対して
    各搬送台車毎に計算された搬送開始時間に基づいて、可
    能な限り多くの搬送物を、各搬送物毎に決められた次搬
    送までの搬送余裕時間内に搬送可能な搬送台車に割り当
    てることを特徴とする請求項1に記載の物流制御装置。
  3. 【請求項3】 上記搬送開始時間予測手段は、あらかじ
    め設定されている走行ルートデータを利用して、各搬送
    台車の現在位置から現在実行中の作業を終了して荷受け
    位置に移動するまでのルートを示す地図情報を生成する
    地図情報生成手段と、 上記生成された地図情報をもとに、上記荷受け位置に移
    動するまでにかかる時間を計算する時間計算手段とを備
    えることを特徴とする請求項1または2に記載の物流制
    御装置。
  4. 【請求項4】 上記地図情報生成手段は、空車の搬送台
    車については、現在位置から上記荷受け位置に直接移動
    するまでの地図情報を生成し、 現在搬送中である搬送台車については、現在位置から荷
    卸し位置に移動した後で上記荷受け位置に移動するまで
    の地図情報を生成し、 既に割り当てられた搬送物の荷受け位置に移動中の搬送
    台車については、現在位置から割当済みの荷受け位置に
    移動した後でその搬送物の荷卸し位置に移動し、さらに
    上記荷受け位置に移動するまでの地図情報を生成するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の物流制御装置。
  5. 【請求項5】 上記時間計算手段は、空車の搬送台車に
    ついては、現在位置から上記荷受け位置までの移動時間
    を計算し、 現在搬送中である搬送台車については、現在位置から荷
    卸し位置までの移動時間、荷卸し時間、および上記荷卸
    し位置から上記荷受け位置までの移動時間の総和を計算
    し、 既に割り当てられた搬送物の荷受け位置に移動中の搬送
    台車については、現在位置から割当済みの荷受け位置ま
    での移動時間、荷受け時間、上記割当済みの荷受け位置
    から荷卸し位置までの移動時間、荷卸し時間、および上
    記荷卸し位置から上記荷受け位置までの移動時間の総和
    を計算することを特徴とする請求項3または4に記載の
    物流制御装置。
  6. 【請求項6】 上記物流プロセス内の各搬送位置毎に、
    搬送位置の入側仕掛状態をもとに搬送位置入側への次搬
    送までの余裕時間を算出する第1の余裕時間計算手段
    と、 上記物流プロセス内の各搬送位置毎に、搬送位置の出側
    仕掛状態をもとに搬送位置出側からの次搬送までの余裕
    時間を算出する第2の余裕時間計算手段と、 上記第1および第2の余裕時間計算手段により各搬送位
    置毎に算出された入側および出側の余裕時間内に搬送可
    能なように各搬送物の割り当てを行う第2の搬送割当手
    段とを更に備えることを特徴とする請求項1〜5の何れ
    か1項に記載の物流制御装置。
  7. 【請求項7】 物流プロセス内の全ての搬送台車につい
    て、搬送可能な1個以上の搬送物に対して、現在位置か
    ら現在実行中の作業を終了して荷受け位置に移動して搬
    送を開始するまでにかかる時間を夫々計算し、この各搬
    送物に対して各搬送台車毎に計算された搬送開始時間に
    基づいて、可能な限り多くの搬送物を、各搬送物毎に決
    められた次搬送までの搬送余裕時間内に搬送可能な搬送
    台車に割り当てるようにしたことを特徴とする物流制御
    方法。
  8. 【請求項8】 物流プロセス内の全ての搬送台車につい
    て、搬送可能な1個以上の搬送物に対して、現在位置か
    ら現在実行中の作業を終了して荷受け位置に移動して搬
    送を開始するまでにかかる時間を夫々計算する第1のス
    テップと、 上記物流プロセス内の各搬送位置毎に、搬送位置の入側
    仕掛状態をもとに搬送位置入側への次搬送までの余裕時
    間を算出するとともに、搬送位置の出側仕掛状態をもと
    に搬送位置出側からの次搬送までの余裕時間を算出する
    第2のステップと、 上記第1のステップで計算された各搬送台車毎の搬送開
    始時間に基づいて、上記第2のステップで各搬送位置毎
    に算出された入側および出側の搬送余裕時間内に最も多
    くの搬送物を搬送可能なように搬送台車の割り当てを行
    う第3のステップとを有することを特徴とする物流制御
    方法。
  9. 【請求項9】 複数の搬送位置が存在する物流プロセス
    において物の搬送制御を行うための物流制御システムで
    あって、 上記物流プロセス内の全ての搬送台車について、上記物
    流プロセス内における現在の位置および作業状態を検出
    する台車検出手段と、 搬送命令を入力するための搬送命令入力手段と、 上記台車検出手段により検出された上記搬送台車の現在
    の作業状態に応じて、搬送可能な1個以上の搬送物に対
    して、上記搬送台車の現在位置から現在実行中の作業を
    終了して上記搬送命令で示される荷受け位置に移動して
    搬送を開始するまでにかかる時間を全ての搬送台車につ
    いて夫々計算する搬送開始時間予測手段と、 上記計算された各搬送台車毎の搬送開始時間に基づい
    て、どの搬送台車に対して搬送物を割り当てるかを決定
    する搬送割当手段とを備えることを特徴とする物流制御
    システム。
  10. 【請求項10】 上記物流プロセス内での上記搬送台車
    の走行ルートを全ての組合せについてあらかじめ設定し
    ておく走行ルート設定手段を備え、 上記搬送開始時間予測手段は、上記走行ルート設定手段
    によりあらかじめ設定された走行ルートデータを利用し
    て、各搬送台車の現在位置から現在実行中の作業を終了
    して荷受け位置に移動するまでのルートを示す地図情報
    を生成する地図情報生成手段と、 上記生成された地図情報をもとに、上記荷受け位置に移
    動するまでにかかる時間を計算する時間計算手段とを備
    えることを特徴とする請求項9に記載の物流制御システ
    ム。
  11. 【請求項11】 上記物流プロセス内の各搬送位置の入
    側および出側における仕掛状態を検出する仕掛状態検出
    手段と、 上記各搬送位置の入側仕掛状態をもとに搬送位置入側へ
    の次搬送までの余裕時間を各搬送位置毎に算出する第1
    の余裕時間計算手段と、 上記各搬送位置の出側仕掛状態をもとに搬送位置出側か
    らの次搬送までの余裕時間を各搬送位置毎に算出する第
    2の余裕時間計算手段とを備え、 上記搬送割当手段は更に、上記第1および第2の余裕時
    間計算手段により各搬送位置毎に算出された入側および
    出側の余裕時間内に搬送可能なように各搬送物の割り当
    てを行うことを特徴とする請求項9または10に記載の
    物流制御システム。
  12. 【請求項12】 物流プロセス内の全ての搬送台車につ
    いて、搬送可能な1個以上の搬送物に対して、現在位置
    から現在実行中の作業を終了して荷受け位置に移動して
    搬送を開始するまでにかかる時間を夫々計算する搬送開
    始時間予測手段と、 上記計算された各搬送台車毎の搬送開始時間に基づい
    て、どの搬送台車に対して搬送物を割り当てるかを決定
    する搬送割当手段としてコンピュータを機能させるため
    のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  13. 【請求項13】 上記物流プロセス内の各搬送位置毎
    に、搬送位置の入側仕掛状態をもとに搬送位置入側への
    次搬送までの余裕時間を算出する第1の余裕時間計算手
    段と、 上記物流プロセス内の各搬送位置毎に、搬送位置の出側
    仕掛状態をもとに搬送位置出側からの次搬送までの余裕
    時間を算出する第2の余裕時間計算手段と、 上記第1および第2の余裕時間計算手段により各搬送位
    置毎に算出された入側および出側の余裕時間内に搬送可
    能なように各搬送物の割り当てを行う第2の搬送割当手
    段としての機能を更にコンピュータに実現させるための
    プログラムを記録したことを特徴とする請求項12に記
    載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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