JPH0918968A - 軌道台車の配車制御装置 - Google Patents

軌道台車の配車制御装置

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JPH0918968A
JPH0918968A JP7160508A JP16050895A JPH0918968A JP H0918968 A JPH0918968 A JP H0918968A JP 7160508 A JP7160508 A JP 7160508A JP 16050895 A JP16050895 A JP 16050895A JP H0918968 A JPH0918968 A JP H0918968A
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JP
Japan
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truck
vehicle
station
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storage unit
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JP7160508A
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English (en)
Inventor
Eiichi Inoue
栄一 井上
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 配車の効率化、応答性の改善を行う。 【構成】 あらかじめ設定されているステーションごと
の配車割当て台数を制御台数記憶部3に記憶させ、また
各軌道台車ごとの台車番号、積み荷状態、現在位置を示
す台車情報を台車情報受信部5で受信して台車情報記憶
部6にその台車情報を軌道台車ごとに記憶させる。また
外部から入力される搬送元ステーションと搬送先ステー
ションを指定した搬送要求を搬送要求受付部1で受け付
けて搬送要求記憶部2にいったん記憶させる。そして配
車制御に当たっては、配車制御部7が搬送要求記憶部か
ら搬送要求を取り出し、制御台数記憶部と台車情報記憶
部の記憶情報を参照して搬送元ステーションに最短時間
で到着できる空車台車を検索し、制御台数記憶部に記憶
されている配車台数ずつ、各搬送元ステーションを指定
してそれらの空車の軌道台車に対して搬送指令を出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数台の軌道台車を複
数のステーションそれぞれに搬送要求に応じて配車して
積み荷の搬送を行う軌道台車の配送制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、軌道台車は軌道上を走行し、要
求された搬送元ステーションに配車してそこで荷物を積
み込んで搬送先ステーションに搬送する働きをするが、
この運転は配車制御装置からの指令に応答して行われ
る。
【0003】このような軌道台車の搬送設備では、複数
のステーションを経由するループ状の単線軌道が敷設さ
れ、その軌道上に複数の軌道台車が一方向に走行するよ
うに運転されるのが通例であり、したがって、先行する
軌道台車がいずれかのステーションに停止していて荷物
の積み降ろしを行っている間、後続する軌道台車が空車
になっていても先行車を追い越して先に行くことができ
ない運転上の制約がある。
【0004】このような軌道台車の配車制御を実行する
従来の軌道台車の配車制御装置では、搬送要求が外部か
ら入力されると、その都度、複数の軌道台車の中から搬
送元ステーションに最短時間で回送できる空車の検索を
行い、そのような空車の軌道台車に対して搬送指令を出
力していた。また搬送先ステーションで荷物を降ろした
後、次の搬送要求を受けていない軌道台車はその搬送先
ステーションで待機させていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の軌道台車の配車制御装置では、搬送要求の入力の
度に空車を検索して搬送指令を出力するようにしていた
ために、搬出需要が大きく、したがって軌道台車の回転
率の高いステーションの搬送要求を優先的に処理させる
ことができず、また搬送元ステーションの近くに空車の
軌道台車がない場合には遠く離れた位置にある空車の軌
道台車に対して搬送要求を指令しなければならず、搬送
要求に対して即応性に乏しい問題点があった。そしてこ
れらの問題は、近年、軌道台車の使用台数の増加、ステ
ーション数の増加、さらには搬送要求頻度の増加や軌道
敷設面積の増大に伴ってますます顕著になってきてい
る。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、搬送要求が空になった空き時間のう
ちに各ステーションに空車の軌道台車をあらかじめ定め
た台数ずつ待機させておき、次の搬送要求の入力に対し
ていずれの搬送元ステーションを指定するものであって
もすぐに応答できるようにした軌道台車の配車制御装置
を提供することを目的とする。
【0007】本発明はまた、搬送元ステーションとなる
頻度の高いステーションから待機台数を比例配分して待
機制御することによって即応性をさらに向上させること
ができる軌道台車の配車制御装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の軌道台
車の配車制御装置は、外部から入力される搬送元ステー
ションと搬送先ステーションを指定した搬送要求を受け
付ける搬送要求受付部と、ステーションごとの配車割当
て台数をあらかじめ記憶する配車割当て台数記憶部と、
各軌道台車ごとの台車番号、積み荷状態、現在位置を示
す台車情報を受信する台車情報受信部と、台車情報受信
部が受信する台車情報を軌道台車ごとに記憶する台車情
報記憶部と、搬送要求受付部が受付けたある搬送元ステ
ーションに対する搬送要求に対して、配車割当て台数記
憶部と台車情報記憶部の記憶情報とを参照して当該搬送
元ステーションに最短時間で到着できる空車の軌道台車
を検索し、その空車の軌道台車に対して搬送元ステーシ
ョンに回送させる回送指令を出力する配車制御部とを備
えたものである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明の軌道
台車の配車制御装置において、さらに、各ステーション
に停止して待機している軌道台車の台数を記憶する待機
台数記憶部と、搬送要求が発生していない空き時間に、
配車割当て台数記憶部と待機台数記憶部と台車情報記憶
部との記憶情報を参照して、各ステーションごとにそこ
での軌道台車の待機台数が所定の配車割当て台数になる
ように軌道台車を割振りして該当するステーションへ回
送させる待機制御部とを備えたものである。
【0010】
【作用】請求項1の発明の軌道台車の配車制御装置で
は、あらかじめ設定されているステーションごとの配車
割当て台数を配車割当て台数記憶部に記憶させ、また各
軌道台車ごとの台車番号、積み荷状態、現在位置を示す
台車情報を台車情報受信部で受信して台車情報記憶部に
その台車情報を軌道台車ごとに記憶させる。
【0011】そして外部から入力される搬送元ステーシ
ョンと搬送先ステーションを指定した搬送要求を搬送要
求受付部で受け付けると、配車制御部が配車割当て台数
記憶部と台車情報記憶部の記憶情報を参照して搬送元ス
テーションに最短時間で到着できる空車の軌道台車を検
索し、その空車の軌道台車に対して当該搬送元ステーシ
ョンに対して回送させる回送指令を出力する。
【0012】これによって、配車割当て台数の設定に過
去の実績を反映させておくことにより、搬出需要の大き
い搬送元ステーションには比較的多くの台数の軌道台車
を割当て、搬出需要の小さい搬送元ステーションには比
較的少ない台数の軌道台車を割当てることができ、全体
として搬送効率が向上する。
【0013】請求項2の発明の軌道台車の配車制御装置
では、配車割当て台数記憶部にステーションごとの配車
割当て台数を記憶させ、また待機台数記憶部にステーシ
ョンごとの現在の待機台数を記憶させ、搬送要求受付部
の搬送要求が空になった空き時間を利用して、待機制御
部が配車割当て台数記憶部と待機台数記憶部と台車情報
記憶部との記憶情報を参照して各ステーションごとにあ
らかじめ設定されている台数ずつ軌道台車を割り当てて
それらのステーションに待機させる待機指令を出力し、
各軌道台車をこの待機指令で指定されたステーションま
で回送移動して停止し、待機させる。
【0014】これによって、搬送システムの空き時間を
利用して搬送元ステーションとなる搬出需要の大きいス
テーションには優先的に多くの軌道台車を事前に回送さ
せて待機し、搬出需要の小さいステーションには少ない
台数の軌道台車を待機させ、次の配車制御の再開時にす
ぐに荷積みを開始して搬送できるようにして、搬送効率
のいっそうの向上を図かる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳説す
る。図1は本発明の軌道台車の配車制御装置の一実施例
を示しており、外部からの搬送要求11を受け付ける搬
送要求受付部1と、この搬送要求受付部1が受付けた搬
送要求情報12をいったん記憶する搬送要求記憶部2
と、外部から入力される各ステーションごとの配車割当
て台数、待機台数の台数情報13を記憶する制御台数記
憶部3と、軌道台車群4の各軌道台車から送られてくる
軌道台車番号、積み荷状態、存在位置の台車情報14を
受信する台車情報受信部5と、台車情報受信部5が受信
した台車情報15を周期的に更新記憶する台車情報記憶
部6とを備えている。
【0016】またこの実施例の軌道台車の配車制御装置
は、搬送要求記憶部2が記憶している搬送要求情報16
と制御台数記憶部3が記憶している配車台数情報17を
読み出し、また台車情報記憶部6が記憶している台車情
報18を読み出して搬送要求ごとに最短時間で応答でき
る空車の軌道台車を割り出して搬送指令19を該当する
軌道台車ごとに送信する配車制御部7とを備えている。
【0017】さらにこの実施例の軌道台車の配車制御装
置は、配車制御部7から配車制御の空き時間に起動指令
20を受けて、制御台数記憶部3から待機台数情報21
を読み出し、また台車情報記憶部6から各軌道台車ごと
の存在位置情報22を読み出し、各軌道台車ごとの待機
ステーションを指定して待機指令23を出力する待機制
御部8を備えている。この待機制御部8は待機制御が完
了すると配車制御部7に配車制御の起動信号24を与え
るようになっている。
【0018】本実施例の軌道台車の配車制御装置によっ
て各軌道台車の配車制御を行う搬送システムは図2に示
すようなレイアウトであり、ステーションSTN1〜S
TNn(nは任意の整数、この実施例ではn=9)が軌
道RLに沿って設置され、また軌道RL上に軌道台車S
TV1〜STVm(mは任意の整数、ここではm=6)
が左回りの一方向に走行し、搬送指令を受けて指定され
た搬送元ステーションに停止して荷積みを行い、搬送先
ステーションまで移動して停止して荷降ろしを行う動き
をする。
【0019】そして図3に示すように、本実施例の軌道
台車の配車制御装置10と軌道台車群4との間では、軌
道台車群4からは台車情報14として各台車ごとの台車
番号、積み荷状態、現在位置信号が入力され、配車制御
装置10側の配車制御部7から台車番号、搬送元ステー
ション、搬送先ステーションを指定した搬送指令19が
出力され、また待機制御部8から台車番号、待機先ステ
ーションを指定した待機指令23が出力されるようにな
っている。
【0020】次に、上記構成の軌道台車の配車制御装置
の動作について説明する。外部から搬送要求受付部1に
入力される搬送要求11は搬送要求情報12として搬送
要求記憶部2に各搬送元ステーションごとに図4に示す
形で記憶される。つまり、搬送元ステーションがSTN
1〜STNnのいずれかになっていれば、その搬送元ス
テーションのカラムに搬送先ステーションを示す形で複
数の搬送要求が記憶されている。
【0021】また制御台数記憶部3には、図5に示すよ
うに外部から過去の実績に基づいて搬送元ステーション
となる頻度が高いステーションに多く、そうではないス
テーションに少なく配車台数を割当てる配車割当て台数
データと現在の各ステーションごとの待機台数データと
が記憶されている。
【0022】台車情報記憶部6に記憶される各軌道台車
ごとの台車情報は、図6に示すように軌道台車番号で識
別される軌道台車ごとにその積み荷状態を0,1で識別
し、また現在位置をステーション番号で識別する構造と
なっている。すなわち、積み荷状態は、次のように識別
される。
【0023】0:空車を意味し、その軌道台車が搬送指
令を受けておらず、また荷物を積載していない状態(し
たがって、あるステーションで待機している状態であっ
てもまだ荷物が積込まれていない軌道台車も含まれる) 1:配車割当てを意味し、その軌道台車が搬送指令を受
けており、搬送元ステーションに向けて回送中、あるい
は荷物を積載して搬送先ステーションに向けて走行中の
状態 また現在位置情報は、軌道台車がステーションに停車し
ている場合にはその停車中のステーション番号が示さ
れ、また軌道台車が走行中であれば、その軌道台車が通
過した最後のステーション番号が示されている。
【0024】あらかじめ制御台数情報13によって制御
台数記憶部3に各ステーションの配車割当て台数と待機
台数が設定されて初めて搬送制御が可能となる。
【0025】そこで、搬送要求受付部1によって外部か
らの搬送要求11を受け付け、これを搬送要求情報12
として搬送要求記憶部2に図4に示したデータ構造で記
憶していく。つまり、搬送要求のうち、搬送先ステーシ
ョン番号が搬送元ステーション番号に該当するカラムに
格納される。また台車情報受信部5は各軌道台車の台車
番号、積み荷状態、現在位置の台車情報14を受信し、
受信された台車情報15を台車情報記憶部6に該当する
台車番号のカラムに図6に示したように記憶する。
【0026】続いて、配車制御部7によって搬送要求記
憶部2から搬送要求情報16が取り出され、制御台数記
憶部3から読み出された配車割当て台数情報17と、台
車情報記憶部6から読み出されて各台車ごとの積み荷状
態と現在位置の台車情報18が参照されて、搬送元ステ
ーションに最短時間にある空車の検索が行われ、検索さ
れた空車の軌道台車に対して搬送指令19が出力され
る。
【0027】この配車制御部7の配車制御処理では、搬
送元ステーション番号STN1−STN2−……STN
nの順に搬送要求記憶部2から搬送元ステーション番号
に該当する配車台数分の搬送要求が一括して取り出され
て配車処理を行う。つまり、図5に示したような配車割
当て台数の設定がなされていれば、搬送元ステーション
STN1からは3つ、次に搬送元ステーションSTN2
から2つ、搬送元ステーションSTN3からは1つ、・
・・というように最初に設定された配車台数の割当てに
応じた件数ずつステーション番号順に配車処理を行い、
最後の搬送ステーションSTNnまで達すると、再び最
初の搬送元ステーションSTN1に戻って、上と同じ手
順で配車割当て処理を行う。
【0028】この場合、いま図2に示すレイアウトで、
1台の配車割当てがあるステーションSTN1には待機
台車がなく、3台の配車割当てがあるステーションST
N3には荷物がまだ積込まれていない軌道台車が2台待
機している状態を考えると、配車制御によって、ステー
ションSTN3に待機している軌道台車のうち先頭の位
置で待機している軌道台車をそれよりも先のステーショ
ンSTN1に回送するように配車変更を行い、ステーシ
ョンSTN3には残った1台の待機台車と共に、配車割
当て台数になるまでに必要なあと2台の軌道台車につい
ては、ステーションSTN3よりも後方を空車のまま走
行し、あるいは他のステーションに空車のまま待機して
いる軌道台車のうちから先頭位置の2台を見いだして配
車割当てして回送させる配車制御を行うのである。
【0029】このようにして配車制御を実行するが、搬
送要求記憶部2の搬送要求がなくなった搬送元ステーシ
ョンがあれば、そのステーションをとばして次の搬送ス
テーションに進み、すべての搬送元ステーションの搬送
要求がなくなれば、待機制御起動指令20を待機制御部
8に与える。
【0030】この配車割当て制御によって、搬出需要が
大きくて搬送元ステーションとなる頻度が高いステーシ
ョンには優先的に多くの配車割当てがなされ、搬出需要
が小さくて搬送元ステーションとなる頻度が低いステー
ションには少ない配車割当てがなされることになり、配
車割当て台数の設定に過去の実績を反映させることによ
り、全体として搬送能率を向上させることができる。
【0031】搬送要求がすべて空になって搬送システム
に空き時間が生じると、待機制御起動指令20によって
待機制御部8が起動され、配車制御部7は休止する。
【0032】そこで、待機制御部8によって搬送元ステ
ーション番号STN1−STN2−……STNnの順
に、図5に示したような待機台数情報21に基づいて、
搬送元ステーションSTN1には2台、次に搬送元ステ
ーションSTN2には1台、搬送元ステーションSTN
3には0、・・・というように最初に設定された待機台
数の割当てに応じてステーション番号順に待機処理を行
い、その待機指令23を各軌道台車に送信し、各軌道台
車を自分の指定されたステーションに回送して待機させ
る。
【0033】この待機制御によって、搬送システムの空
き時間を利用して搬送元ステーションとなる頻度が高い
ステーションには優先的に多くの軌道台車が事前に回送
されて待機し、頻度が低いステーションには少ない台数
の軌道台車が待機することになり、次の配車制御の再開
時にすぐに荷積みを開始して搬送することができ、搬送
能率のいっそうの向上が図れる。
【0034】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
あらかじめ設定されているステーションごとの配車割当
て台数を配車割当て台数記憶部に記憶させ、また各軌道
台車ごとの台車番号、積み荷状態、現在位置を示す台車
情報を台車情報受信部で受信して台車情報記憶部にその
台車情報を軌道台車ごとに記憶させておき、外部から入
力される搬送元ステーションと搬送先ステーションを指
定した搬送要求を搬送要求受付部で受け付けると、配車
制御部が配車割当て台数記憶部と台車情報記憶部の記憶
情報を参照して搬送元ステーションに最短時間で到着で
きる空車の軌道台車を検索し、その空車の軌道台車に対
して当該搬送元ステーションに対して回送させる回送指
令を出力するようにしているので、配車割当て台数の設
定に過去の実績を反映させておくことにより、搬出需要
の大きい搬送元ステーションには比較的多くの台数の軌
道台車を割当て、搬出需要の小さい搬送元ステーション
には比較的少ない台数の軌道台車を割当てることがで
き、全体として搬送効率を向上させることができる。
【0035】請求項2の発明によれば、配車割当て台数
記憶部にステーションごとの配車割当て台数を記憶さ
せ、また待機台数記憶部にステーションごとの現在の待
機台数を記憶させ、搬送要求受付部の搬送要求が空にな
った空き時間を利用して、待機制御部が配車割当て台数
記憶部と待機台数記憶部と台車情報記憶部との記憶情報
を参照して各ステーションごとにあらかじめ設定されて
いる台数ずつ軌道台車を割り当ててそれらのステーショ
ンに待機させる待機指令を出力し、各軌道台車をこの待
機指令で指定されたステーションまで回送移動して停止
し、待機させるようにしているので、搬送システムの空
き時間を利用して搬送元ステーションとなる搬出需要の
大きいステーションには優先的に多くの軌道台車を事前
に回送させて待機し、搬出需要の小さいステーションに
は少ない台数の軌道台車を待機させ、次の配車制御の再
開時にすぐに荷積みを開始して搬送できるようになり、
搬送効率のいっそうの向上が図かれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1及び請求項2の発明の共通する実施例
のブロック図。
【図2】上記実施例の配車制御装置と搬送システムとの
間の信号受け渡し関係を示すブロック図。
【図3】上記実施例で配車制御を行う搬送システムのレ
イアウト。
【図4】上記実施例の廃村要求記憶部の搬送要求データ
の構造図。
【図5】上記実施例の制御台数記憶部の制御台数データ
の構造図。
【図6】上記実施例の台車情報記憶部の台車データの構
造図。
【符号の説明】
1 搬送要求受付部 2 搬送要求記憶部 3 制御台数記憶部 4 軌道台車群 5 台車情報受信部 6 台車情報記憶部 7 配車制御部 8 待機制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力される搬送元ステーション
    と搬送先ステーションを指定した搬送要求を受け付ける
    搬送要求受付部と、 ステーションごとの配車割当て台数をあらかじめ記憶す
    る配車割当て台数記憶部と、 各軌道台車ごとの台車番号、積み荷状態、現在位置を示
    す台車情報を受信する台車情報受信部と、 前記台車情報受信部が受信する台車情報を軌道台車ごと
    に記憶する台車情報記憶部と、 前記搬送要求受付部が受付けたある搬送元ステーション
    に対する搬送要求に対して、前記配車割当て台数記憶部
    と台車情報記憶部の記憶情報とを参照して当該搬送元ス
    テーションに最短時間で到着できる空車の軌道台車を検
    索し、その空車の軌道台車に対して前記搬送元ステーシ
    ョンに回送させる回送指令を出力する配車制御部とを備
    えて成る軌道台車の配車制御装置。
  2. 【請求項2】 各ステーションに停止して待機している
    軌道台車の台数を記憶する待機台数記憶部と、 搬送要求が発生していない空き時間に、前記配車割当て
    台数記憶部と待機台数記憶部と台車情報記憶部との記憶
    情報を参照して、各ステーションごとにそこでの軌道台
    車の待機台数が所定の配車割当て台数になるように軌道
    台車を割振りして該当するステーションへ回送させる待
    機制御部とを備えて成る請求項1記載の軌道台車の配車
    制御装置。
JP7160508A 1995-06-27 1995-06-27 軌道台車の配車制御装置 Pending JPH0918968A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008521129A (ja) * 2004-11-19 2008-06-19 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド Amhsピックアップのスケジューリング及びスケジュールに先行してのデリバリ
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