JP3297652B2 - グラスラン - Google Patents

グラスラン

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JP3297652B2
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glass
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武臣 高宮
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアガラス開口部
に取り付けられるグラスランに関する。
【0002】
【従来の技術】ドアサッシュ30のグラスラン嵌合溝3
2に配設されたグラスラン34は、ドアガラス36周縁
部をシールしている。
【0003】図4に示すように、グラスラン34のアウ
ターリップ38が、ドアガラス開口部外周側、すなわち
グラスラン34の底壁40に向かって、単に斜めに延出
したものでは、ドアガラス36閉時にドアガラス36と
上記アウターリップ38との間に楔形の溝42が形成さ
れ、外観の見映えが損なわれてしまうと共に、高速走行
時に等に、風切り音が発生するという問題があった。
【0004】そこで、図5に示すように、ドアガラス3
6とアウターリップ38との間に形成される楔形の溝部
42を覆うカバーリップ44を、上記アウターリップ3
8の外側に設けたものが知られている(例えば実公昭6
2−2411号公報等を参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように構
成されたグラスラン34においては、グラスラン嵌合溝
32とドアガラス36の車外側面36aとの間に、グラ
スラン34の車外側脚部46とアウターリップ38とが
存在するため、車外に露出したドアサッシュの外表面4
8とドアガラス36の車外側面36aとの段差が大きい
ものとなりフラッシュサーフェス化を図る上で問題があ
る。
【0006】また、ドアガラス36の位置がばらついて
しまうと、アウターリップ38はドアガラス36に密接
するものの、カバーリップ44がドアガラス36と接触
しない場合があり、風切り音が発生してしまう虞があ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ドアガラス開口部を囲むドアサッシュに取り付けら
れ、ドアサッシュとドアガラス周縁部との間をシールす
るグラスランであって、ドアガラス周縁部の車外側面と
対向する車外側脚部と、上記ドアガラス周縁部の車内側
面と対向する車内側脚部と、これら両脚部を連結する底
壁部とを有する断面略コ字形のグラスランにおいて、上
記ドアガラス周縁部の車内側面に密接するインナーリッ
プが、上記車内側脚部の先端からドアガラス開口部の外
周側に向かって延出するよう形成され、上記ドアガラス
周縁部の車外側面に密接するアウターリップが、上記車
外側脚部の先端からドアガラス開口部内周側に向かって
延出し、かつ車外に露出するドアサッシュの外側面と上
記ドアガラスの車外側面とがなだらかに連続するようテ
ーパー状に形成されていると共に、上記アウターリップ
よりもドアガラス開口部外周側でドアガラス周縁部の車
外側面に密接するサブアウターリップが、上記車外側脚
部の先端から上記アウターリップの車内側に隣接してド
アガラス開口部内周側に向かって延出するよう形成され
ていることを特徴としている。これによって、ドアガラ
スの車外側面がアウターリップとサブアウターリップと
によって二重にシールされると共に、ドアガラスとドア
サッシュとの間のフラッシュサーフェス化を図ることが
できる。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記アウターリップ及び上記サブアウ
ターリップの基端部は、上記グラスランが取り付けられ
るドアサッシュのグラスラン嵌合溝の開口部よりもドア
ガラス開口部内周側に位置していることを特徴としてい
る。これによって、アウターリップ及びサブアウターリ
ップが、ガラス嵌合溝の車外側側壁とドアガラスの車外
側面との間に介在することがなく、ガラス嵌合溝の車外
側側壁とドアガラスの車外側面との間の段差を小さくす
ることができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1また2
に記載の発明において、上記アウターリップには、上記
サブアウターリップを収容する凹溝が形成されているこ
とを特徴としている。これによって、サブアウターリッ
プは、アウターリップの凹溝内でアウターリップと接触
させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に示すように、サッシュ型自
動車のドアガラス開口部2は、ドアサッシュ4によって
囲まれている。このドアガラス開口部2に配設されたド
アガラス6は、図2及び図3に示すように、上記ドアサ
ッシュ4に取り付けられたゴム製のグラスラン8によっ
て、上記ドアガラス周縁部6aと上記ドアサッシュ4と
の間がシールされている。ここで、図2及び図3におけ
るドアガラス周縁部6aは、ドアガラスの車両前方辺部
7または車両後方辺部9に対応している。
【0011】上記グラスラン8は、上記ドアサッシュ4
に形成されたグラスラン嵌合溝10に取り付けられてい
る。
【0012】上記グラスラン嵌合溝10は、断面略コ字
形を呈し、上記ドアガラス6の端面6bに対向してい
る。
【0013】このグラスラン嵌合溝10に取り付けられ
たグラスラン8は、上記ドアガラス周縁部6aの車外側
面6cと対向する車外側脚部12と、上記ドアガラス周
縁部6aの車内側面6dと対向する車内側脚部14と、
これら両脚部12,14を連結する底壁部16と、から
なり、断面略コ字形に形成されている。
【0014】上記車内側脚部14の先端には、舌片状の
インナーリップ18が設けられている。このインナーリ
ップ18は、ドアガラス開口部2の外周側、すなわち上
記グラスラン8の底壁部16に向かって斜めに延出して
いると共に、ドアガラス周縁部6aの車内側面6dに密
接している。
【0015】上記車外側脚部12の先端には、ドアガラ
ス開口部2の内周側に向かって斜めに延出したアウター
リップ20及び舌片状のサブアウターリップ22が設け
られている。
【0016】上記サブアウターリップ22は、上記アウ
ターリップ20の車内側に隣接している。上記サブアウ
ターリップ22の先端部22aは、ドアガラス周縁部6
aの車外側面6cに密接していると共に、上記サブアウ
ターリップ22の基端部22bは、上記グラスラン嵌合
溝10の開口部、詳しくは、上記グラスラン嵌合溝10
の車外側開口縁24、よりもドアガラス開口部2の内周
側に位置するよう形成されている。
【0017】上記アウターリップ20の先端部20a
は、ドアガラス周縁部6aの車外側面6cに上記サブア
ウターリップ22の先端部22aよりドアガラス開口部
2の内周側で密接していると共に、上記アウターリップ
20の基端部20bは、上記グラスラン嵌合溝10の開
口部、詳しくは、上記グラスラン嵌合溝10の車外側開
口縁24、よりもドアガラス開口部2の内周側に位置す
るよう形成されている。そして、上記アウターリップ2
0は、車外に露出する上記ドアサッシュ4の外側面26
と上記ドアガラス6の車外側面6cとがなだらかに連続
するよう、上記アウターリップ20の基端側に比べ先端
側が薄肉となったテーパー状に形成されていると共に、
上記アウターリップ20の車内側側面には、上記サブア
ウターリップ22を収容する凹溝28が形成されてい
る。
【0018】このように構成されたグラスラン8におい
ては、アウターリップ20が、ドアガラス開口部2の内
周側に向かって延出し、かつテーパー状に形成されてい
るので、ドアサッシュ4とドアガラス6との間のフラッ
シュサーフェス化を図ることができ、外観の見映えが向
上させることができると共に、車外に露出する上記ドア
サッシュ4の外側面26と上記ドアガラス6の車外側面
6cとがなだらかに連続するので、風切り音の発生を確
実に防止することができる。
【0019】また、ドアガラス周縁部6aの車外側面6
cは、アウターリップ20と、このアウターリップ20
に隣接するサブアウターリップ22と、によって二重に
シールされているので、グラスラン8のシール性能及び
遮音性能を向上させることができる。
【0020】そして、上記アウターリップ20には、上
記サブアウターリップ22を収容する凹溝28が形成さ
れているので、上記サブアウターリップ22が上記アウ
ターリップ20に当接しても、アウターリップ20が車
外側に向かって膨らんでしまうことはなく、フラッシュ
サーフェス化を損なうことなくシール性能と遮音性能を
向上させることができる。
【0021】ドアガラス開口部2の内周側に向かって延
出する上記アウターリップ20及び上記サブアウターリ
ップ22のそれぞれの基端部20b,22bは、上記グ
ラスラン嵌合溝10の開口部よりもドアガラス開口部2
の内周側に位置するよう形成されているので、グラスラ
ン嵌合溝10内でドアガラス周縁部6aより車外側に存
在するのはグラスラン8の車外側脚部12のみとなる。
つまり、ドアガラス6とドアサッシュ4の車外に露出し
た外側面26との間に段差を生じさせる要因となるの
は、グラスラン8の車外側脚部12の肉厚分のみのとな
るので、ドアサッシュ4の車外に露出した外側面26と
ドアガラス6との間のフラッシュサーフェス化を効果的
に実現することができる。
【0022】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ドアガ
ラスの車外側面がアウターリップとサブアウターリップ
とによって二重にシールされているので、グラスランの
シール性能及び遮音性能の向上をさせることができる。
また、ドアサッシュの外側面とドアガラスの車外側面と
が、アウターリップによってなだらかに連続するので、
フラッシュサーフェス化を図ることができ、外観の見映
えを向上させることができる。
【0023】請求項2に記載の発明によれば、アウター
リップ及びサブアウターリップが、ガラス嵌合溝の車外
側側壁とドアガラスの車外側面との間に介在しないの
で、ドアガラスをドアサッシュの外側面に近接させるの
を阻害する要因となるのは、グラスランの車外側脚部の
肉厚分のみとなり、フラッシュサーフェス化を効果的に
行うことができる。
【0024】請求項3に記載の発明によれば、アウター
リップにはサブアウターリップを収容する凹溝が形成さ
れているので、サブアウターリップにアウターリップが
接触しても、アウターリップが車外側に向かって膨らん
でしまうことはなく、フラッシュサーフェス化をより確
実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の側面図。
【図2】図1におけるA−A線に沿った断面図にして、
本発明に係るグラスランの要部断面図。
【図3】ドアガラス周縁部をシールした状態における本
発明に係るグラスランの要部断面図。
【図4】従来のグラスランの要部断面図。
【図5】従来のグラスランの要部断面図。
【符号の説明】
4…ドアサッシュ 6…ドアガラス 8…グラスラン 20…アウターリップ 22…サブアウターリップ 26…外側面
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 10/08 B60J 10/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアガラス開口部を囲むドアサッシュに
    取り付けられ、ドアサッシュとドアガラス周縁部との間
    をシールするグラスランであって、ドアガラス周縁部の車外側面と対向する車外側脚部と、
    上記ドアガラス周縁部の車内側面と対向する車内側脚部
    と、これら両脚部を連結する底壁部とを有する断面略コ
    字形のグラスランにおいて、 上記ドアガラス周縁部の車内側面に密接するインナーリ
    ップが、上記車内側脚部の先端からドアガラス開口部の
    外周側に向かって延出するよう形成され、 上記 ドアガラス周縁部の車外側面に密接するアウターリ
    ップが、上記車外側脚部の先端からドアガラス開口部内
    周側に向かって延出し、かつ車外に露出するドアサッシ
    ュの外側面と上記ドアガラスの車外側面とがなだらかに
    連続するようテーパー状に形成されていると共に、上記
    アウターリップよりもドアガラス開口部外周側でドアガ
    ラス周縁部の車外側面に密接するサブアウターリップ
    が、上記車外側脚部の先端から上記アウターリップの車
    内側に隣接してドアガラス開口部内周側に向かって延出
    するよう形成されていることを特徴とするグラスラン。
  2. 【請求項2】 上記アウターリップ及び上記サブアウタ
    ーリップの基端部は、上記グラスランが取り付けられる
    ドアサッシュのグラスラン嵌合溝の開口部よりもドアガ
    ラス開口部内周側に位置していることを特徴とする請求
    項1に記載のグラスラン。
  3. 【請求項3】 上記アウターリップには、上記サブアウ
    ターリップを収容する凹溝が形成されていることを特徴
    とする請求項1または2に記載のグラスラン。
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