JP3293005B2 - 感熱転写記録材料及び感熱転写記録方法 - Google Patents

感熱転写記録材料及び感熱転写記録方法

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JP3293005B2
JP3293005B2 JP24080393A JP24080393A JP3293005B2 JP 3293005 B2 JP3293005 B2 JP 3293005B2 JP 24080393 A JP24080393 A JP 24080393A JP 24080393 A JP24080393 A JP 24080393A JP 3293005 B2 JP3293005 B2 JP 3293005B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感熱転写記録材料及び感
熱転写記録方法に関し、更に詳しくは高濃度で画像安定
性が良好なシアン画像を得るための画像記録材料、及び
この感熱転写記録材料を用いて効率的に画像安定性の良
好なシアン画像を記録できる感熱転写記録方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、カラーハードコピーを得る方
法として、インクジェット、電子写真、感熱転写材料、
ハロゲン化銀感光材料等によりカラー画像記録技術が検
討されている。これらの内、特に感熱転写材料は、操作
や保守が容易であること、装置の小型化、低コスト化が
可能なこと、更にランニングコストが安いこと等の利点
を有している。
【0003】ところで、熱転写方式の感熱転写記録にお
いては、感熱転写材料に用いられる色素が重要であり、
従来のものでは得られた画像の安定性、特に定着性や耐
光性が悪いという欠点を有していた。その点を改良する
ために、特開昭59-78893号、同59-109349号、同60-2398
号等には、キレート化可能な熱拡散性色素(以下、ポス
トキレート色素と記す)を用いて、受像材料上にキレー
ト化された色素による画像を形成する画像形成方法が開
示されている。これらの特許で開示されたポストキレー
トシアン色素においては、色調、キレート反応性、色素
のモル吸光係数及びインクシート中での色素の保存性や
インク化適性(溶解性)の全てを満足するものはなく更
に改良が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情を
改良するためになされたものである。即ち、本発明の目
的は、キレート化によりシアンとしての良好な色調を与
えることができ、しかもキレート反応速度も良好で、か
つ低エネルギーで高濃度の画像を与えるポストキレート
色素を用いた感熱転写記録材料、及びこの記録材料を用
いた感熱転写記録方法の提供にある。
【0005】別の目的はインク化適性が良好であり、か
つインクシートの保存性も良好であるポストキレート色
素を用いた感熱転写記録材料、及びこの記録材料を用い
た感熱転写記録方法の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、以
下の構成によって達成された。
【0007】(1)支持体上に少なくとも下記一般式
(1)又は(2)で表される化合物を含有する感熱転写
層を有する感熱転写記録材料。
【0008】
【化2】
【0009】式中、R1、R2及びR3は各々、独立に1
価の置換基を表し、X1及びX2は各々、炭素原子及び
素原子、又は、窒素原子及び炭素原子を表し、Y1はN(R
4)(R5 )を表す。R4及びR5は同じでも異なっていてもよ
く、それぞれ置換されてもよいアルキル基、アルケニル
基、アリール基、アラルキル基、シクロアルキル基又は
水素原子を表す。又、これらの置換基は互いに結合する
か又はR2と結合して環を形成してもよい。Zは含窒素
複素環を形成するに必要な原子群を表す。mは0〜3の
整数を表し、mが2以上のとき複数のR1は同じでも異
なっていてもよい。nは0〜2の整数を表し、nが2の
とき複数のR2は同じでも異なっていてもよい。pは0
〜5の整数を表し、pが2以上のとき複数のR3は同じ
でも異なっていてもよい。
【0010】(2)請求項1に記載の一般式(1)又は
(2)で表される色素を含む感熱転写層を支持体上に有
する感熱転写記録材料に受像材料を重ね合わせ、該感熱
転写材料を画像情報に応じて加熱し、前記色素と金属イ
オン含有化合物との反応により形成されるキレート色素
によって画像を形成する感熱転写記録方法。
【0011】一般式(1)又は(2)で表される化合物
を更に詳述する。
【0012】R1、R2及びR3は独立に1価の基を表す
が、R1としては、それぞれ置換基を有してもよいアル
キル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、アリール
基、アリールオキシ基、アラルキル基、アシルアミノ
基、スルホンアミド基、ウレイド基、アルキルチオ基、
アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、アシル基、
アミノ基、スルホニル基、スルファモイル基又はハロゲ
ン原子等が挙げられるが、好ましくはアルキル基(例え
ばメチル、エチル等)、アシルアミノ基(例えばアセチ
ルアミノ、プロパノイルアミノ、ベンゾイルアミノ
等)、アルコキシ基(例えばメトキシ、エトキシ等)、
ハロゲン原子(例えば塩素、弗素等)である。
【0013】R2はそれぞれ置換されてもよい脂肪族基
又は芳香族基を表すが、脂肪族の炭素数1〜10の基であ
り、より好ましくは炭素数1〜6のアルキル基、シクロ
アルキル基であり、例えばメチル、エチル、イソブチ
ル、t-ブチル、シクロプロピルの各基が挙げられる。芳
香族基としてはアリール基又は芳香族複素環が挙げら
れ、それらは更に他の環と縮合環を形成してもよい。好
ましい芳香族基としてはフェニル基が挙げられる。
【0014】これらの基は更に置換されてもよいが、好
ましい置換基としてアルキル基、シクロアルキル基、ア
ルコキシ基、アリール基、アリールオキシ基、アラルキ
ル基、アシルアミノ基、スルホンアミド基、ウレイド
基、アルキルチオ基、アルコキシカルボニル基、カルバ
モイル基、アシル基、アミノ基、スルホニル基、スルフ
ァモイル基、ハロゲン原子等が挙げられる。
【0015】R3としては、それぞれ置換基を有しても
よいアルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、ア
リール基、アリールオキシ基、アラルキル基、アシルア
ミノ基、スルホンアミド基、ウレイド基、アルキルチオ
基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、アシル
基、アミノ基、スルホニル基、スルファモイル基又はハ
ロゲン原子等が挙げられる。
【0016】 1 はN(R4)(R5)基(R4及びR5は同じでも
異なっていてもよく、それぞれ置換されてもよいアルキ
ル基(例えばメチル、エチル、プロピル等)、アルケニ
ル基(例えばプロペニル)、アリール基(例えばフェニ
ル)、アラルキル基(例えばベンジル)、シクロアルキ
ル基(例えばシクロヘキシル、シクロペンチル等)又は
水素原子を表す。これらの置換基は、互いに結合するか
又はR2と結合して環を形成してもよい。)を表すが、
好ましくはR4、R5が共に置換又は非置換の低級アルキ
ル基であるN(R3)(R4)である。置換基としては、例えば
ヒドロキシル基、アルコキシ基、シアノ基、アルキルス
ルホンアミド基、ハロゲン原子が挙げられる。又、R4
5又はR4とR2が互いに結合して5〜6員環を形成し
てもよい。
【0017】以下に一般式(1)又は(2)で表される
色素(以下、本発明の色素と称す)の代表的具体例を挙
げるが、これらに限定されない。
【0018】
【化3】
【0019】
【化4】
【0020】
【化5】
【0021】
【化6】
【0022】
【化7】
【0023】これらの色素は特開平4-89287号4頁に記
載の合成方法と同様の方法で合成できる。
【0024】本発明の感熱転写記録材料は、本発明の色
素を含有する感熱転写層を支持体上に設けて成る。感熱
転写層における色素の含有量は、支持体1m2当たり0.05
〜10gが好ましい。
【0025】感熱転写層は、前記色素の1種又は2種以
上をバインダーと共に溶剤中に溶解することによって、
或いは溶媒中に微粒子状に分散させることによって感熱
転写層形成用インク液を調製し、支持体上に塗布して適
宜に乾燥することにより形成できる。感熱転写層の厚さ
は乾燥膜厚で0.1〜10μmが好ましい。
【0026】前記バインダーとしては、アクリル樹脂、
メタクリル樹脂、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポ
リスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリビニルブチラ
ール、ポリビニルアセタール、ニトロセルロース、エチ
ルセルロース等の溶剤可溶性ポリマーが好ましい。
【0027】これらのバインダーは、1種又は2種以上
を有機溶媒に溶解して用いるだけでなく、ラテックス分
散の形で使用してもよい。バインダーの使用量として
は、支持体1m2当たり0.1〜20gが好ましい。
【0028】有機溶媒としては、アルコール類(例えば
エタノール、プロパノール)、セルソルブ類(例えばメ
チルセルソルブ)、芳香族類(例えばトルエン、キシレ
ン)、エステル類(例えば酢酸エチル)、ケトン類(例
えばアセトン、メチルエチルケトン)、エーテル類(例
えばテトラヒドロフラン、ジオキサン)等が挙げられ
る。
【0029】前記支持体としては、寸法安定性が良く、
記録の際に感熱ヘッド等の加熱に耐えるものであれば特
に制約はないが、コンデンサー紙、グラシン紙のような
薄葉紙、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポ
リカーボネートのような耐熱性のプラスチックフィルム
が好ましく用いられる。支持体の厚さは、2〜30μmが
好ましい。
【0030】又、支持体には、バインダーとの接着性の
改良や色素の支持体への転写、染着を防止する目的で選
択されたポリマーからなる下引層を有することが好まし
い。更に支持体の裏面(感熱転写層と反対側)には、サ
ーマルヘッドが支持体に粘着するのを防止する目的でス
リッピング層を有してもよい。
【0031】本発明の感熱転写記録材料は、後述する受
像材料として普通紙の如く受像層を特に設けていないも
のを用いる目的で、感熱転写層上に特開昭59-106997号
に記載されるような熱溶融性化合物を含有する熱溶融性
層を有していてもよい。
【0032】この熱溶融性化合物としては、65〜150℃
の温度で溶融する無色又は白色の化合物が好ましく用い
られ、例えばカルナバ蝋、蜜蝋、カンデリンワックス等
のワックス類が挙げられる。なお、熱溶融性層には、ポ
リビニルピロリドン、ポリビニルブチラール、ポリエス
テル、酢酸ビニル等のポリマーが含有されてもよい。本
発明の感熱転写記録材料をフルカラー画像記録が可能な
感熱転写記録材料に適用するには、本発明のシアン色素
を含有するシアン感熱転写層、熱拡散性マゼンタ色素を
含有するマゼンタ感熱転写層、熱拡散性イエロー色素を
含有するイエロー感熱転写層の合計3層を支持体上の同
一表面上に順次繰り返して塗設することが好ましい。
又、必要に応じて、他に黒色画像形成物質を含む感熱転
写層の合計4層が同一表面上に順次に繰り返して塗設さ
れてもよい。
【0033】本発明の感熱転写記録方法においては、感
熱転写記録材料の感熱転写層と受像材料とを重ね合わせ
てから、画像情報に応じた熱を感熱転写記録材料に与
え、メタルソースと本発明の色素との反応により形成さ
れるキレート色素による画像を受像材料上に形成させ
る。この場合、本発明では色素として前記一般式(1)
又は(2)で表される色素を用いるので、高濃度で画像
安定性に富み、かつ色再現上好ましいシアン画像を効率
的に得ることができる。メタルソースは、受像材料中に
存在させてもよいし、感熱転写層上に設けた熱溶融性層
中に存在させてもよい。
【0034】上記メタルソースとしては金属イオンの無
機又は有機の塩及び金属錯体が挙げられ、中でも有機酸
の塩及び錯体が好ましい。金属としては周期律表の第I
〜VIII族に属する1価及び多価の金属が挙げられるが、
中でもAl,Co,Cr,Cu,Fe,Mg,Mn,Mo,Ni,Sn,Ti及
びZnが好ましく、特にNi,Cu,Cr,Co及びZnが好まし
い。メタルソースの具体例としては、Ni2+,Cu2+,C
r2+,Co2+及びZn2+と酢酸やステアリン酸等の脂肪族の
塩、或いは安息香酸、サルチル酸等の芳香族カルボン酸
の塩等が挙げられる。
【0035】又、下記一般式で表される錯体は特に好ま
しく用いることができる。
【0036】[M(Q1)l(Q2)m(Q3)n]P+P(Y-) 式中、Mは金属イオン、好ましくはNi2+,Cu2+,Cr2+
Co2+,Zn2+を表す。
【0037】Q1、Q2及びQ3は各々、Mで表される金
属イオンと配位結合可能な配位化合物を表し、同じでも
異なっていてもよい。これらの配位化合物としては、例
えばキレート科学(5)(南江堂)に記載されている配
位化合物から選択することができる。
【0038】Yは有機アニオン基を表し、具体的にはテ
トラフェニル硼素アニオンやアルキルベンゼンスルホン
酸アニオン等を挙げることができる。
【0039】lは1〜3の整数を表し、mは1、2又は
0を表し、nは1又は0を表すが、これらは前記一般式
で表される錯体が4座配位か、6座配位かによって決定
されるか、或いはQ1、Q2又はQ3の配位子の数によっ
て決定される。pは1又は2を表す。
【0040】メタルソースの添加量は、通常、受像材料
又は熱溶融性層に対し、0.5〜20g/m2が好ましく、1
〜15g/m2がより好ましい。
【0041】なお、本発明で用いられる受像材料は、一
般に紙、プラスチックフィルム、又は紙-プラスチック
フィルム複合体を支持体として、その上に受像層として
ポリエステル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、塩化ビニルと
他のモノマー(例えば酢酸ビニル)との共重合樹脂、ポ
リビニルブチラール、ポリビニルピロリドン、ポリカー
ボネート等の1種又は2種以上のポリマー層を形成して
なる。
【0042】又、受像材料は、受像層の上層に融着防止
を目的として保護層を設けてもよく、更に支持体と受像
層の間に接着や断熱或いはクッション効果を目的として
中間層を設けてもよい。又、上記支持体そのものを受像
材料にすることもできる。
【0043】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に具体的に説
明するが、本発明はそれらに限定されるものではない。
【0044】実施例1 (インクの調製)下記の原料を混合して本発明の色素を
含有する均一な溶液のインクを得た。色素の溶解性は良
好であり、インク化適性も良好であった。
【0045】 熱拡散性色素(D−1) 3.5g ポリビニルブチラール樹脂(BL−1:積水化学工業製) 6.5g メチルエチルケトン 200cc (感熱転写記録材料の作成)上記インクを、厚さ4.5μm
のポリエチレンテレフタレート(PET)ベース上にワ
イヤーバーを用いて乾燥後の塗布量が0.8g/m2になる
ように塗布・乾燥し、PETフィルム上に感熱転写層を
形成して成る感熱転写記録材料−1を作成した。なお、
上記PETベースの裏面には、スティッキング防止層と
してシリコン変性ウレタン樹脂(SP−2105:大日精化
製)を含むニトロセルロース層が設けられている。
【0046】(受像材料の作成)紙の両面にポリエチレ
ンをラミネートをラミネートした支持体(片側のポリエ
チレン層に白色顔料(TiO2)と青味剤を含む)上に、受
像層としてエステル変性シリコン(付量0.1g/m2)及
び下記メタルソース(付量3.5g/m2)を含むポリ塩化
ビニル樹脂を付量5g/m2になるように塗布し、受像材
料を作成した。 メタルソース:Ni2+[C7H15COC(COOCH3)=C(CH3)COO-]3 (感熱転写記録方法)前記感熱転写記録材料と受像材料
とを重ね合わせ、感熱ヘッドを感熱転写記録材料の裏面
から当てて下記の記録条件で画像記録を行ったところ、
階調性の優れたシアン画像が得られた。
【0047】(記録条件) 主走査、副走査の記録密度:8ドット/mm 記録電力:0.6W/ドット 加熱時間:20〜0.2msecの間で段階的に加熱時間を調整 得られたシアン画像について、最大濃度、耐光性を、
又、インクシート保存性及び色素のインク化適性を下記
の評価法に従い評価した。
【0048】≪最大濃度≫X-rite310TRにより画像の最
大反射濃度(通常、印加時間が最大の部分)を測定し
た。
【0049】≪耐光性≫画像をキセノンフェードメータ
ーで72時間光照射し、照射前の濃度をD0、照射後の濃
度をDとし、(D/D0)×100を色素の残存率として耐
光性を評価した。
【0050】実施例2〜8 実施例1における色素D−1をD−2,D−3,D−
4,D−6,D−7,D−9、D−10に代えた以外は実
施例1と同様にして8種の感熱転写記録材料を作成し、
実施例1と同様の条件で画像記録を行ったところ、いず
れも階調性の優れたシアン画像を得た。これらの画像及
びインクシートについて実施例1と同様の評価を行っ
た。
【0051】比較例1,2,3 実施例1において、色素D−1を比較色素A,B,Cに
代えた以外は実施例1と同様にして3種の比較感熱転写
記録材料を作成し、実施例1と同様の記録条件で画像記
録を行った。得られた画像について実施例1と同様の評
価を行った。実施例1〜8及び比較例1〜3の評価結果
を纏めて以下に表記する。
【0052】
【0053】
【化8】
【0054】
【発明の効果】本発明の色素を用いた感熱転写記録材料
によって、高濃度で、画像の定着性、耐光性に優れたシ
アン画像が得られる。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−89287(JP,A) 特開 平5−131765(JP,A) 特開 平5−4459(JP,A) 特開 平6−73009(JP,A) 特開 平6−80638(JP,A) 特開 平4−261895(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 5/38 - 5/40 CAPLUS(STN) REGISTRY(STN)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に少なくとも下記一般式(1)
    又は(2)で表される化合物を含有する感熱転写層を有
    することを特徴とする感熱転写記録材料。 【化1】 〔式中、R1、R2及びR3は各々、独立に1価の置換基
    を表し、X1及びX2は各々、炭素原子及び窒素原子、又
    は、窒素原子及び炭素原子を表し、Y1はN(R4)(R5 )を
    す。R4及びR5は同じでも異なっていてもよく、それぞ
    れ置換されてもよいアルキル基、アルケニル基、アリー
    ル基、アラルキル基、シクロアルキル基又は水素原子を
    表す。又、これらの置換基は互いに結合するか又はR2
    と結合して環を形成してもよい。Zは含窒素複素環を形
    成するに必要な原子群を表す。mは0〜3の整数を表
    し、mが2以上のとき複数のR1は同じでも異なってい
    てもよい。nは0〜2の整数を表し、nが2のとき複数
    のR2は同じでも異なっていてもよい。pは0〜5の整
    数を表し、pが2以上のとき複数のR3は同じでも異な
    っていてもよい。〕
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の一般式(1)又は
    (2)で表される色素を含む感熱転写層を支持体上に有
    する感熱転写記録材料に受像材料を重ね合わせ、該感熱
    転写材料を画像情報に応じて加熱し、前記色素と金属イ
    オン含有化合物との反応により形成されるキレート色素
    によって画像を形成することを特徴とする感熱転写記録
    方法。
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