JP3292148B2 - 薄膜磁気ヘッド、その製造方法及び磁気記憶装置 - Google Patents
薄膜磁気ヘッド、その製造方法及び磁気記憶装置Info
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Description
の薄膜磁気ヘッド、その製造方法及び磁気記憶装置に関
する。
上昇には目覚ましいものがある。1990年以降の記録密度
を見ると、年率でほぼ60%の割合で上昇する傾向にあ
る。ハードディスク装置の記録密度を向上させるには、
磁気ヘッドのトラック幅を狭くすることにより、記録ト
ラック密度を向上させる必要がある。さらに、記録密度
の向上のためには、記録ビット密度の向上も同程度に重
要である。記録ビット密度の向上に対しては、磁気記憶
媒体の抗磁力(Hc)の増大が必要であるが、高Hcの
磁気記憶媒体への書き込みには記録能力の高いインダク
ティブ記録ヘッドが必要となる。さらに、微小な記録ビ
ットからの信号を効率よく検出するためには、MR再生
ヘッドが必要となる。したがって、MR再生ヘッドとイ
ンダクティブ記録ヘッドとを組み合わせた、MR・イン
ダクティブ複合型の薄膜磁気ヘッドが高密度記録に対し
て有望である。
ティブ複合型の薄膜磁気ヘッドを示し、図15が図16
におけるXV−XV線縦断面図、図16は全体平面図であ
る。以下、これらの図面に基づき説明する。
絶縁基板上に、下シールド層74、ABS(air bearing
surface) 76にMR感磁素子78を挟持したリードギ
ャップ層80、上シールド層を兼ねる下ポール層82及
びライトギャップ層84がこの順に積層され、ABS7
6近傍を除くライトギャップ層84上に、第一段差解消
層86、コイルパターン層88及び第二段差解消層90
がこの順に積層され、ABS76近傍のライトギャップ
層84上及び第一段差解消層86上並びに第二段差解消
層90上に記録ポール層92が積層されてなる。
ッドの下ポール層と、MR再生ヘッドの再生分解能を向
上させる上シールド層との役割を兼ねている。MR感磁
素子78は、ABS76で対向する図示しない磁気記憶
媒体からの信号磁界を検出する。ライトギャップ層84
の膜厚は、インダクティブ記録ヘッドのギャップとな
る。第一段差解消層86はコイルパターン層88の絶縁
土台となり、第二段差解消層90はコイルパターン層8
8の凹凸を解消する。
る。コイルパターン層88に電流を通したときに発生す
る磁束は、コイルパターン層88の中心のポールウィン
ドウ94から磁気抵抗の小さい(空気に比べ2〜3桁程
度小さい)記録ポール層92及び下ポール層82を通っ
て、再びポールウィンドウ94に戻る。一方、記録ポー
ル層92と下ポール層82とは、それぞれ先端付近にお
いて、ライトギャップ層84による空隙を介して磁気的
に結合している。そのため、ライトギャップ層84中の
磁界の一部がABS76へ漏れることにより、記録磁界
が発生する。
部分的に拡大して示し、図17が図18におけるXVII−
XVII線縦断面図、図18は部分平面図である。以下、こ
れらの図面に基づき説明する。
厚方向に垂直でABS76に平行な方向を「幅」、AB
S76に垂直な方向を「長さ」と定義する。記録ポール
層92は、ABS76側から順に、先端部921、フレ
ア部922、ヨーク部923に分けられる。フレア部9
22は、ヨーク部923から先端部921に近づくにつ
れて連続的に狭くなっている。先端部921は、ABS
76側から先端幅Wのまま延びて、フレア部922に接
している。
る。先端長さLは、記録ポール層92をフレームメッキ
する際に用いるマスクパターンによって決定される。ま
た、記録ポール層92と下ポール層82とがライトギャ
ップ層84のみをを介して対向する面のABS76から
の長さを、ギャップ深さDとする。ギャップ深さDは、
ABS76から第一段差解消層86の先端までの距離、
換言するとABS76近傍におけるライトギャップ層8
4上の第一段差解消層86のない部分によって決定され
る。記録トラック幅は、記録ポール層92の先端幅Wに
より決定され、先端幅Wにほぼ一致する。高記録密度に
対応するためには、できるだけ狭い先端幅Wを持つ記録
ポール層92を実現することが必要である。
ャップ深さDとの関係は、図18に示すようにL>Dと
なっている。そのため、先端部921の一部は、第一段
差解消層86の段差上に位置する。一方、先端部921
を形成するためのレジストパターンは、露光時にこの段
差で光が反射するため、寸法精度が劣化する。したがっ
て、ABS76における先端幅Wを精度よく形成するた
めには、大量の光が反射するフレア部922形成部分
を、ABS76からできるだけ離すことが必要である。
922において絞られ、更に狭い先端部921に集中す
る。先端長さLが長いとき、先端部921のような磁気
抵抗の高い狭い部分における磁束のリークが顕著になる
ので、先端部921への磁束の供給量が減る。そのた
め、ABS76におけるライトギャップ層84での磁界
が減少することにより、記録磁界が低下する。したがっ
て、先端部921の磁気抵抗を減らして十分な記録磁界
を得るためには、先端長さLをできるだけ短くすること
が必要である。
レア部922形成部分をABS76側に接近させること
である。そのため、先端長さLを短くすれば、前述のと
おり段差での光の反射により、先端部921におけるパ
ターン形成精度が劣化してしまう。
ことと、先端部921の磁気抵抗を減らして十分な記録
磁界を得ることとは、いわゆるトレードオフの関係にあ
った。
気抵抗の増加を招くことなく、先端幅を精度よく形成で
きる薄膜磁気ヘッド、その製造方法及び磁気記憶装置を
提供することにある。
ヘッドは、下ポール層上にライトギャップ層が積層さ
れ、ABS側を除く前記ライトギャップ層上に、第一段
差解消層、コイルパターン層及び第二段差解消層がこの
順に積層され、少なくともABS側の前記ライトギャッ
プ層上に記録ポール層が積層され、この記録ポール層が
ABS側から順に、先端部、幅広後部、フレア部、ヨー
ク部に分けられている。そして、このヨーク部と前記下
ポール層とは前記コイルパターン層の中心においてポー
ルウィンドゥで接続され、前記先端部及び前記幅広後部
は前記ライトギャップ層上に設けられ、前記ライトギャ
ップ層の膜厚方向に垂直で前記ABSに平行な方向を幅
とした場合に、前記幅広後部は前記先端部よりも広くか
つ前記ポールウィンドゥよりも狭い幅を有する。
に幅広後部を設けた点にある。幅広後部は先端部ととも
に平坦なライトギャップ層上に設けられているので、露
光時に幅広後部で反射して先端方向へ向かう光はない。
しかも、幅広後部は先端部よりも広い幅を有するので、
磁気抵抗の増加も緩和される。したがって、大量の光が
反射するフレア部形成部分を、ABSから遠ざけてパタ
ーン精度を向上させても、磁気抵抗の増加は抑制され
る。
請求項1記載の薄膜磁気ヘッドの構成要素の一部を限定
したものである。
実施形態を説明する。ただし、全図において、同一部分
には同一符号を付すこととし、これにより重複説明を省
略する。
一実施形態を示す、図2におけるI−I線縦断面図であ
る。図2は、図1の薄膜磁気ヘッドを示す平面図であ
る。以下、これらの図面に基づき説明する。
ール層82上にライトギャップ層84が積層され、AB
S76近傍を除くライトギャップ層84上に、第一段差
解消層86、コイルパターン層88及び第二段差解消層
90がこの順に積層され、ABS76近傍のライトギャ
ップ層84、第一段差解消層86及び第二段差解消層9
0上に記録ポール層12が積層されてなるものである。
に、先端部121、幅広後部122、フレア部123、
ヨーク部124に分けられている。先端部121及び幅
広後部122は、ライトギャップ層84上に設けられて
いる。ライトギャップ層84の膜厚方向に垂直でABS
76に平行な方向を幅とした場合に、幅広後部122は
先端部121よりも広い幅を有する。
くにつれて徐々に狭くなり、一定幅(後述する後部幅W
1 )で幅広後部122に接している。幅広後部122
は、先端部121へ一定幅のまま一定距離まで延び、こ
の一定距離から先端部121に近づくにつれて、一定幅
から徐々に狭くなっている。
明する。
mのNiFe膜のフレームメッキにより、下ポール層8
2を形成する。続いて、厚さ350nmのAl2 O3 膜
をスパッタ成膜することにより、ライトギャップ層84
を形成する。続いて、下ポール層82とコイルパターン
層88との間の絶縁をとるための第一段差解消層86
を、フォトレジストパターンで形成し熱硬化させる。続
いて、厚さ3μmのCu膜からなるコイルパターン層8
8を、メッキ法により形成する。続いて、コイルパター
ン層88と記録ポール層12との間の絶縁をとるための
第二段差解消層90を、フォトレジストパターンで形成
し熱硬化させる。続いて、記録ポール層12を形成する
ためのレジストフレームパターンを、露光により形成す
る。このとき使用するマスクは、先端部121と幅広後
部122との底面全体がライトギャップ層84に接触
し、幅広後部122の先端部121側の幅が先端幅Wに
等しく、幅広後部122のフレア部123側の幅(以下
「後部幅W1 」という。)が先端幅Wの4倍程度以上と
なるような形状を呈している。続いて、厚さ4μmのN
iFe膜のフレームメッキにより、記録ポール層12を
形成する。なお、記録ポール層12と下ポール層82と
は、コイルパターン層88の中心においてポールウィン
ドウ94(図15及び図16)で接続されている。
先端部付近を拡大して示す平面図である。図4は、従来
の薄膜磁気ヘッドのライトギャップ層上における、段差
による反射の影響が及ぶ範囲の分布を示すグラフであ
る。以下、図1乃至図4に基づき説明する。
実際に形成された形状を実線で示す。先端部921付近
は、前述のとおり、第一段差解消層86及び第二段差解
消層90の段差による反射の影響を受けて、パターン精
度が低下している。この反射の影響は、第一段差解消層
86の段差上の先端部921のみならず、ライトギャッ
プ層84上の先端部921のパターン精度をも低下させ
る。ここで、ライトギャップ層84上において、第一段
差解消層86の先端861を起点として長さ方向にパタ
ーン精度が低下している距離を、「反射影響範囲A」と
定義する。
15乃至図18)を作製し、それぞれの反射影響範囲A
を測定し、その結果を度数分布にしたグラフである。図
4からわかるように、先端部921のABS76端にお
けるパターン精度の悪化を防ぐためには、第一段差解消
層86の先端861はABS76から少なくとも4μm
程度以上離れている必要がある。
となっている。すなわち、先端部121の全体は、必ず
平坦なライトギャップ層84上にある。一方、図4の結
果から明らかなように、ライトギャップ層84上におい
て第一段差解消層86の先端861から反射影響範囲A
以上(例えば4.6μm)離れている部分は、反射の影
響が及ばない。したがって、第一段差解消層86の先端
861がABS76から反射影響範囲A以上(例えば
4.6μm)離れれば、ABS76での先端部121の
パターン形成精度が向上する。また、幅広後部122の
後部幅W1 は、先端幅Wの4倍程度以上に形成される。
露光工程における反射光は、平坦なライトギャプ層80
で反射するため、先端幅Wの形成精度には影響しない。
わちライトギャップ層84からの記録磁界発生機構を、
図1及び図2に基づき説明する。
先端幅Wの4倍程度以上の後部幅W1 を持つ幅広後部1
22を通る。そのため、磁束の通る断面が従来の4倍程
度以上となるので、磁束の集中及び磁気抵抗の増加は緩
和され、先端部121及び幅広後部122が接触してい
るライトギャップ層84において大きなギャップ内磁界
が得られる。記録磁界は、ギャップ内磁界の一部が磁気
抵抗の高い狭い先端部121を通ってABS76から漏
れることにより、発生する。そのため、従来と同様、先
端長さLが長い場合には、先端部121の磁気飽和によ
る磁気抵抗の増加及び記録磁界の低下が起こる。しか
し、本実施形態では、先端部121の全体が平坦なライ
トギャップ層84上に形成されていることにより、パタ
ーン形成精度が高いので、先端長さLを先端幅W(記録
トラック幅)の1/2程度にすることも可能である。
磁界強度との関係を示すグラフである。以下、図1、図
2及び図5に基づき説明する。
束を先端部121へ通す際に、先端部121より先に幅
広後部122が磁気飽和して記録磁界が低下しないよう
に、幅広後部122の磁気抵抗を先端部121よりも小
さく設定する必要がある。つまり、必要な後部幅W
1 は、先端幅Wすなわち記録トラック幅に対して決定さ
れる。図5に、後部幅W1 /先端幅Wに対する記録磁界
強度の計算結果を示す。W1 /W=1程度では、幅広後
部122が磁気飽和するため十分な記録磁界強度は得ら
れない。W1 /W=2〜4程度の範囲では、幅広後部1
22における磁気飽和が緩和されるため記録磁界強度は
増加する。更に、W1 /W=4程度以上では記録磁界強
度が飽和してしまう。よって、W1 /Wは、記録磁界強
度が飽和する4程度以上が必要である。また、下ポール
層82からコイルパターン層88の中心を通って記録ポ
ール層12へ向かう磁束量は、必然的にポールウィンド
ウ94(図15及び図16)のポールウィンドウ幅W2
で制限を受ける。そのため、W1 >W2 であると、記録
磁界強度は幅広後部122よりもポールウィンドウ94
での磁気飽和及び磁気抵抗の増加に依存することにな
る。よって、W1 <W2 が磁気効率を落とさない条件で
あるといえる。
図1乃至図5に基づき説明する。
2が、ライトギャップ層84上の先端部121及び幅広
後部122と、第一段差解消層86及び第二段差解消層
90上のフレア部123及びヨーク部124とにより構
成されている。幅広後部122の後部幅W1 が先端幅W
の好ましくは4倍程度以上であれば、フレア部123に
おいて絞られた磁束による幅広後部122の磁気飽和及
び磁気抵抗の増加はなく、先端部121へ効率よく磁束
を通すことができる。また、幅広後部幅122がポール
ウィンドウ幅W2 (図15及び図16)以下であれば、
幅広後部122より先にポールウィンドウ94(図15
及び図16)が磁気飽和することはなく、磁気効率は低
下しない。
体が平坦なライトギャップ層84上に形成され、なおか
つ第一段差解消層86の先端861がABS76から好
ましくは反射影響範囲A以上、より好ましくは4μm程
度以上離れていると、露光工程での段差による光の反射
が先端幅Wのパターン形成精度に影響しない。よって、
先端幅Wを一定に保ったまま先端長Lを記録トラック幅
の1/2程度まで短くできるので、磁気抵抗の増加を防
ぐことができる。
いる。そのため、記録磁界の強さは、主に先端長さLの
大小に影響される。したがって、ギャップ深さDの記録
能力への影響は従来よりも小さいので、第一段差解消層
86の先端861の位置精度は緩和される。
二実施形態(下ポール層凹部)を示す断面図である。図
7は、図6の薄膜磁気ヘッドにおける記録ポール層と下
ポール層との位置関係を示す一部を省略した平面図であ
る。以下、これらの図面に基づき説明する。ただし、段
落18で述べたように、図1及び図2と同一部分には同
一符号を付すこととし、これにより重複説明を省略す
る。
BS76から離れた位置の下ポール層22に凹部24が
設けられ、凹部24に非磁性体26が充填され、凹部2
4によって記録ポール層12と下ポール層22との間の
ギャップ深さDが規定されている。
端部121を除く幅広後部122及びフレア部123に
対向する部分に形成されている。凹部24の面積は、幅
広後部122の(長さ×幅)以上である。凹部24のA
BS76側の淵は、幅広後部122に対向する部分に位
置している。凹部24の開口は、非磁性体26によって
ほとんど平坦に埋め込まれている。ギャプ深さDは、記
録ポール層12と下ポール層22とがライトギャップ層
84を介して磁気的に結合するギャップ面の奥行き長
さ、と定義されている。したがって、本実施形態におけ
るギャプ深さDは、凹部24のABS76側の淵から、
ABS76までの距離となる。
での距離は、第一実施形態に比べて凹部24の深さ分大
きくなっている。そのため、幅広後部122からライト
ギャップ層84の空隙を介して下ポール層22へ通る大
量の磁束は、より空隙の小さいパスを通ろうとするた
め、より効率的に先端部121に集まる。したがって、
本実施形態によれば、記録磁界発生効率がさらに向上す
る。
三実施形態(下ポール層トリム)を示すABSから見た
一部を省略した正面図である。以下、この図面に基づき
説明する。ただし、段落18で述べたように、図1及び
図2と同一部分には同一符号を付すこととし、これによ
り重複説明を省略する。
ポール層32のABS76側が、先端部121に対向す
る部分を残して除去されている。換言すると、下ポール
層32の先端部121と対向する面に、先端幅Wと同じ
幅の下ポール層32が残るように、切欠き部341,3
42が設けられている。切欠き部341,342は、例
えば、ABS76から長さ方向へギャップ深さD分の奥
行き、ライトギャップ層84と同等の深さ、幅広後部幅
122と同等な幅を持ち、先端部121直下の両側に設
けられる。切欠き部341,342には、非磁性体36
1,362が充填されている。
21から出た記録磁界がトラック幅方向へ広がることが
抑えられる。したがって、トラック幅方向の記録密度を
高くすることができる。
四実施形態(記録ポール層・下ポール層への高飽和磁束
密度材料の適用)を示す断面図である。以下、この図面
に基づき説明する。
録ポール層42が下側記録ポール層42aと上側記録ポ
ール層42bとの二層構造、下ポール層44が下側下ポ
ール層44bと上側下ポール層44aとの二層構造にな
っている。そして、ライトギャップ層84側の下側記録
ポール層42a及び上側下ポール層44aは、飽和磁束
密度が1.4T以上の材料からなる。例えば、下側記録
ポール層42a及び上側下ポール層44aは、CoNi
Fe(Bs=1.8〜2.1T)やCoZrTa(Bs
=1.4〜1.6T)などの高Bs材料からなる。上側
記録ポール層42b及び下側下ポール層44bは、飽和
磁束密度が1.0TのNiFeからなる。また、記録ポ
ール層42は、ABS76側から順に、先端部421
a,421b、幅広後部422a,422b、フレア部
423a,423b、ヨーク部424a,424bに分
けられている。
イトギャップ層84側に高Bs材料を適用した場合、記
録ポール層42及び下ポール層44のABS76付近の
先端の飽和が緩和され、磁気抵抗の増加も軽減する。そ
のため、記録磁界の増加と記録磁界の勾配の改善によ
り、高Hcの磁気記録媒体に対しても飽和記録ができ
る。なお、記録ポール層42及び下ポール層44全体を
単層の高Bs材料で構成しても、同じ改善が得られる。
なお、本実施形態の他の構成は、第一実施形態に準ず
る。
第五実施形態(記録ポール層先端先付)を示す、図11
におけるX−X線縦断面図である。図11は、図10の
薄膜磁気ヘッドを示す平面図である。以下、これらの図
面に基づき説明する。
録ポール層52が先端部521、幅広後部522、フレ
ア部523、ヨーク部524に分けられ、先端部521
及び幅広後部522の底面全体がライトギャップ層84
上に接し、幅広後部522上の一部にフレア部523が
積層されている。
おりである。まず、下ポール層82上にライトギャップ
層84を形成し、ライトギャップ層84上に先端部52
1及び幅広後部522をメッキ法により形成する。続い
て、第一段差解消層86、コイルパターン層88及び第
二段差解消層90を形成し、フレア部523及びヨーク
部524をメッキ法により形成する。このとき、フレア
部523の先端を幅広後部522の後部に接続させる。
22は、背後(ABS76の反対側)に全く段差のない
平坦なライトギャップ層84上に形成される。そのた
め、パターン精度がさらに改善される。また、第一段差
解消層86の先端からABS76までの距離は、当然の
ことながら反射影響範囲A(図3)には制限を受けず、
少なくとも先端長さL以上である。更に、メッキのため
のレジストフレームの高さも先端部521及び幅広後部
522の厚さ例えば4μm程度でよいため、トラック幅
1μm以下の狭トラックに対しても先端部521のパタ
ーン精度が保たれる。
22とフレア部523との接続点の目合わせ精度が問題
となる。しかし、本実施形態では、幅広後部522の後
部がトラック幅の4倍程度以上あることにより、目合わ
せの精度が緩和されるので、接続部分における磁気抵抗
の不要な増加は起こらない。
第六実施形態(記録ポール層先端先付・下ポール層凹
部)を示す断面図である。以下、この図面に基づき説明
する。
BS76から離れた位置の下ポール層56に凹部57が
設けられ、凹部57に非磁性体58が充填され、凹部5
7によって記録ポール層52と下ポール層56との間の
ギャップ深さDが規定されている。本実施形態は、第五
実施形態に第二実施形態を適用したものであり、その効
果は、第二実施形態と同様である。なお、同様に、第五
実施形態に第三実施形態又は第四実施形態を適用するこ
とも可能である。
七実施形態(幅広後部の形状)を示す平面図であり、図
13〔1〕は第一例、図13〔2〕は第二例である。以
下、これらの図面に基づき説明する。
2bの周縁が、少なくとも一部に一定幅W1 を有すると
ともに、外側に湾曲した形状となっている。一般に、幅
広後部のフレア部側の角で集中する磁界は、先端部を通
らない無効な漏れ磁界を増加させる。これに対し、本実
施形態では、幅広後部122a,122bのフレア部側
の角を曲線化することで、記録磁界発生効率をさらに高
くしている。
いた磁気記憶装置の一実施形態を示す概略構成図であ
る。以下、この図面に基づき説明する。
施形態の薄膜磁気ヘッド10、磁気記憶媒体62、磁気
記憶媒体62を回転させるスピンドルモータ64、薄膜
磁気ヘッド10を磁気記憶媒体62上で移動させるボイ
スコイルモータ66、図示しない上位装置にからの指令
に基づき動作する制御部68等によって構成されてい
る。制御部68は、スピンドルモータ64及びボイスコ
イルモータ66を駆動するとともに、薄膜磁気ヘッド1
0によって磁気記憶媒体62に対しデータの記録・再生
を行う。磁気記憶装置60によれば、薄膜磁気ヘッド1
0を用いているので、高記録密度の磁気記録装置を容易
に提供できる。
施形態に限定されるものではない。例えば、本発明に係
る薄膜磁気ヘッドは、インダクティブ型のみからなる薄
膜磁気ヘッドに限らず、MR・インダクティブ複合型の
薄膜磁気ヘッド、MR型以外の再生ヘッドとインダクテ
ィブ型の記録ヘッドとの複合型薄膜磁気ヘッド等でもよ
い。
記録ポール層の先端部とフレア部との間に幅広後部を設
けて磁気抵抗を低下させるようにしたので、大量の光が
反射するフレア部形成部分をABSから遠ざけることに
より、先端幅のパターン精度を向上できるとともに、こ
のときの磁気抵抗の増加も防止できる。したがって、記
録ポール層の先端部での磁気抵抗の増加を招くことな
く、先端幅を精度よく形成できる。
示す、図2におけるI−I線縦断面図である。
拡大して示す平面図である。
おいて、段差による反射の影響が及ぶ範囲の分布を示す
グラフである。
先端幅W)と記録磁界強度との関係を示すグラフであ
る。
(下ポール層凹部)を示す断面図である。
下ポール層との位置関係を示す、一部を省略した平面図
である。
(下ポール層トリム)を示す、ABSから見た一部を省
略した正面図である。
(記録ポール層・下ポール層への高飽和磁束密度材料の
適用)を示す断面図である。
(記録ポール層先端先付)を示す、図11におけるX−
X線縦断面図である。
る。
(記録ポール層先端先付・下ポール層凹部)を示す断面
図である。
(幅広後部の形状)を示す平面図であり、図13〔1〕
は第一例、図13〔2〕は第二例である。
憶装置の一実施形態を示す概略構成図である。
るXV−XV線縦断面図である。
ある。
18におけるXVII−XVII線縦断面図である。
平面図である。
広後部 123,423a,423b フレア部 124,424a,424b ヨーク部 22,32,44,56 下ポール層 24,361,362,58 非磁性体 26,57 凹部 341,342 切欠き部 60 磁気記憶装置 76 ABS 84 ライトギャップ層 86 第一段差解消層 88 コイルパターン層 90 第二段差解消層 D ギャップ深さ L 先端長さ W 先端幅
Claims (13)
- 【請求項1】 下ポール層上にライトギャップ層が積層
され、ABS側を除く前記ライトギャップ層上に、第一
段差解消層、コイルパターン層及び第二段差解消層がこ
の順に積層され、少なくとも前記ABS側の前記ライト
ギャップ層上に記録ポール層が積層されてなる、薄膜磁
気ヘッドにおいて、 前記記録ポール層は、前記ABS側から順に、先端部、
幅広後部、フレア部、ヨーク部に分けられ、このヨーク部と前記下ポール層とは前記コイルパターン
層の中心においてポールウィンドゥで接続され、 前記前記先端部及び前記幅広後部は前記ライトギャップ
層上に設けられ、 前記ライトギャップ層の膜厚方向に垂直で前記ABSに
平行な方向を幅とした場合に、前記幅広後部は前記先端
部よりも広くかつ前記ポールウィンドゥよりも狭い幅を
有する、 ことを特徴とする薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項2】 前記幅広後部上の一部に前記フレア部が
積層されている、請求項1記載の薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項3】 前記フレア部は、前記幅広後部に近づく
につれて徐々に狭くなり一定幅で前記幅広後部に接し、 前記幅広後部は、前記先端部へ前記一定幅のまま一定距
離まで延び、この一定距離から前記先端部に近づくにつ
れて、前記一定幅から徐々に狭くなる、 請求項1又は2記載の薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項4】 前記一定幅が記録トラック幅の4倍以上
かつ前記ポールウィンドゥの幅以下である、請求項3記
載の薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項5】 前記ABSから離れた位置の前記下ポー
ル層に凹部が設けられ、この凹部に非磁性体が充填さ
れ、この凹部の前記ABS側の淵から当該ABSまでの
距離よって、前記記録ポール層と前記下ポール層との間
のギャップ深さが規定されている、請求項1又は2記載
の薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項6】 前記下ポール層の前記ABS側は、前記
先端部に対向する部分を残して除去されている、請求項
1又は2記載の薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項7】 前記記録ポール層及び前記下ポール層の
少なくとも前記ライトギャップ層側は、飽和磁束密度が
1.4T〜2.1Tの材料からなる、請求項1又は2記
載の薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項8】 前記材料はCoNiFe又はCoZrT
aである、請求項7記載の薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項9】 前記幅広後部の周縁が、少なくとも一部
に記録トラック幅の4倍以上かつ前記ポールウィンドゥ
以下の幅を有するとともに、外側に湾曲した形状となっ
ている、請求項1又は2記載の薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項10】 絶縁基板上に、下シールド層、前記A
BSに臨むMR感磁素子を挟持したリードギャップ層が
この順に積層され、更にこのリードギャップ層上に請求
項1、2、3、4、5、6、7、8又は9記載の薄膜磁
気ヘッドが積層されてなる、MR・インダクティブ複合
型の薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項11】 請求項10記載の薄膜磁気ヘッドと、
磁気記憶媒体と、この磁気記憶媒体と前記薄膜磁気ヘッ
ドとの間で相対運動を生じさせる駆動手段とを備えた磁
気記憶装置。 - 【請求項12】 請求項1記載の薄膜磁気ヘッドを製造
する方法であって、 前記下ポール層上に前記ライトギャップ層を積層し、 前記ABS側を除く前記ライトギャップ層上に、前記第
一段差解消層、前記コイルパターン層及び前記第二段差
解消層をこの順に積層し、 少なくとも前記ABS側の前記ライトギャップ層上に前
記記録ポール層を積層する、 薄膜磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項13】 請求項2記載の薄膜磁気ヘッドを製造
する方法であって、 前記下ポール層上に前記ライトギャップ層を積層し、 前記ABS側の前記ライトギャップ層上に前記先端部及
び前記幅広後部を積層し、 前記ABS側を除く前記ライトギャップ層上に、前記第
一段差解消層、前記コイルパターン層及び前記第二段差
解消層をこの順に積層し、 前記幅広後部上及び前記第二段差解消層上に前記フレア
部を積層するとともに前記第二段差解消層上に前記ヨー
ク部を積層する、 薄膜磁気ヘッドの製造方法。
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