JP3287770B2 - 地中埋設管路 - Google Patents

地中埋設管路

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JP3287770B2
JP3287770B2 JP20498896A JP20498896A JP3287770B2 JP 3287770 B2 JP3287770 B2 JP 3287770B2 JP 20498896 A JP20498896 A JP 20498896A JP 20498896 A JP20498896 A JP 20498896A JP 3287770 B2 JP3287770 B2 JP 3287770B2
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pipe
blocks
groove
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隆男 福永
和夫 貞光
則男 岸
喜三郎 大野
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線などを地中に
布設するための地中埋設管路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電力ケーブル、通信ケーブルなど
の電線を地中に布設する場合には、地中に電線管を埋設
したのち、その電線管内に電線を引き込む管路方式が広
く採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、市街地などでは
同じ所に布設する電線の本数が多くなっているため、埋
設する電線管の本数も多くなってきている。電線管は断
面円形であるため、同じ所に多数本の電線管を埋設する
と、電線管の間に空隙が残りやすく、後でその空隙に土
砂が流れ込んで道路陥没の原因となる。また電線管同士
が重なり合う部分では局所的に過大応力が生じ、電線管
損傷の原因となる。
【0004】このような問題をなくすには、電線管の間
隔を十分大きくとり、1本1本の電線管のまわりに十分
な土砂を充填する必要がある。しかしこのような施工の
仕方では、多数本の電線管を埋設するために、幅の広い
深さの深い溝を掘る必要があり、工事費が高くなる。ま
た電線管は歩道などに埋設されることが多いため、多数
本の電線管を埋設できるだけの溝の幅を確保できない場
合も多い。
【0005】これを改善するものとして、多数本の孔を
有する所定長さのブロック(いわゆる多孔管)を端面を
突き合わせるようにして多数連結し、それによって形成
された多数本の孔の中に電線を引き込む方法も提案され
ている(実公平4−53151号公報)。しかしこの多
孔管方式は、1つのブロックの重量が大きく、工事が大
掛かりになるだけでなく、土圧などによりブロックとブ
ロックの連結部に段差ができると、それが孔内面の段差
となって電線引き込みの障害になる等の問題があり、ま
だ実用レベルに達していない。
【0006】本発明の目的は、以上のような問題点に鑑
み、地中に多数本の電線管をコンパクトに埋設でき、埋
設工事を簡単に行うことができ、しかも電線管の損傷が
発生し難い地中埋設管路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の地中埋設管路
は、基本的には、上面に複数本の平行な溝を有する下側
ブロックを多数、その溝が連続するように端面を突き合
わせて配置し、この多数の下側ブロックに跨がる複数本
の長尺な電線管を、その下半周部が前記溝に収まるよう
に布設し、その上に、下面に複数本の平行な溝を有する
上側ブロックを多数、その溝が前記電線管の上半周部に
被さるように端面を突き合わせて配置したことを特徴と
するものである。
【0008】この地中埋設管路は、まず埋設溝の底に下
側ブロックを並べ、その上に長尺な電線管を布設し、そ
の上に上側ブロックを並べ、必要に応じ下側ブロックと
上側ブロックを適当な締付け部材で締め付けた後、土を
かぶせるだけで、地中に埋設することができる。また複
数段に積み重ねて埋設することもできる。
【0009】管を覆うブロックは下側ブロックと上側ブ
ロックに分割されているため比較的軽量で取り扱いが容
易である。また長尺な電線管を使用するため電線管の接
続がほとんど必要ない。したがって地中埋設工事を簡単
に行うことができる。また複数本の長尺な電線管を下側
ブロックと上側ブロックで覆ってしまうので、電線管の
間隔を十分小さくしても空隙残存などの問題がなく、多
数本の電線管をコンパクトに埋設できる。また電線
は、下側ブロックと上側ブロックにより覆われるため土
圧が直接かかることがなく、また掘り返しなどの際に直
接打撃を受けることもないので、損傷を受け難い。また
突き合わせて配置したブロック間に段差が生じても、こ
れらに跨がって長尺な電線管を収めているので、段差の
影響がなくなり、管内空間に急激な段差は生じない。よ
って、なめらかな管内空間を形成できる。
【0010】下側ブロックと上側ブロックは、ポリエチ
レンやポリプロピレン等のプラスチックまたはコンクリ
ート等により形成することができるが、特に廃プラスチ
ックで形成することがコスト面で有利であり、かつ資源
のリサイクルにも貢献できる。また電線管としては、波
付きの可撓管を使用することが望ましいが、直管を使用
することも可能である。特に可撓管は長尺のものをコイ
ル状に巻いた状態で現場に搬入し、それを巻き戻しなが
ら下側ブロック上に布設できるので、布設作業が簡単に
行える。
【0011】また下側ブロックの端面突き合わせ位置と
上側ブロックの端面突き合わせ位置は管路方向にずらす
ことが望ましい。このようにすると一方のブロックの端
面突き合わせ位置に他方のブロックがまたがるように積
層された状態となるので、ブロックの端面突き合わせ位
置で段差が生じ難くなり、電線管の保護がより確実にな
る。また上記のような状態となるので、地震の時などに
電線管のみに力が集中するのを回避でき、地震に対して
強い管路となる。
【0012】また下側ブロックと管と上側ブロックの組
を2段以上に積み重ねる場合には、各組内では下側ブロ
ックの端面突き合わせ位置と上側ブロックの端面突き合
わせ位置を同じにし、上下に隣合う組の間では下側ブロ
ックおよび上側ブロックの端面突き合わせ位置を管路方
向にずらす構造とすることもできる。このような構造で
もブロックの端面突き合わせ位置で段差が生じ難くな
る。仮に段差が生じても下側ブロックに跨がって長尺な
電線管を収めているので、段差の影響はない。
【0013】また下側ブロックおよび上側ブロックの少
なくとも一方には、電線管の管路方向へのズレを制限す
るストッパーを設けておくことが望ましい。このように
すると電線管に電線などを引き込むときに、電線管が下
側ブロックおよび上側ブロックに対して移動するのを制
限することができる。このためマンホール等と電線管端
部との接続部などに大きな負荷が集中するのを回避で
き、電線などの引き込みを安定して行うことができる。
【0014】本発明の地中埋設管路はまた、次のような
構成とすることもできる。すなわち、上面に複数本の平
行な溝を有する下側ブロックを多数、その溝が連続する
ように端面を突き合わせて配置し、この多数の下側ブロ
ックに跨がる複数本の長尺な電線管を、その下半周部が
前記溝に収まるように布設し、その上に、上面および下
面に複数本の平行な溝を有する中間ブロックを多数、下
面の溝が前記管の上半周部に被さるように端面を突き合
わせて配置し、さらにこの多数の中間ブロックに跨がる
複数本の長尺な電線管を、その下半周部が中間ブロック
の上面の溝に収まるように布設する、というようにして
少なくとも1段の中間ブロックと電線管を積み重ね、最
上段に、下面に複数本の平行な溝を有する上側ブロック
を多数、その溝が最上段の電線管の上半周部に被さるよ
うに端面を突き合わせて配置する、という構成である。
【0015】上記のような中間ブロックを使用すると、
電線管の多段布設がより簡単に行えると共に、電線管の
上下間隔を小さくできるため多数本の管をよりコンパク
トに埋設することが可能となる。この場合も、ブロック
の端面突き合わせ位置での段差をなくすためには、上下
に隣合うブロックの間で、ブロックの端面突き合わせ位
置を管路方向にずらすことが望ましい。またブロック内
での電線管の移動を制限するためには、上下に隣合うブ
ロックの少なくとも一方に、その間の電線管の管路方向
へのズレを制限するストッパーを設けておくことが望ま
しい。
【0016】
【0017】
【発明の実施の形態】〔関連技術1〕 図1ないし図3は本発明の第1の関連技術を示す。図に
おいて、11は下側ブロック、13は上側ブロック、1
5は可撓性を有する波付きプラスチック管(波形は図示
を省略)、17は通しボルト、19はナットである。
【0018】下側ブロック11は図3に示すように、厚
肉平板状で、上面に2本の断面半円状の溝21を平行に
有し、両側に2つずつのボルト孔23を有するものであ
る。ボルト孔23は下側ブロック11の両端から、下側
ブロック11の長さの4分の1の所に形成されている。
ボルト孔23は丸孔でもよいが、下側ブロック11の長
手方向に長い長穴にしておくことが望ましい。
【0019】上側ブロック13は、下面に2本の断面半
円状の溝25を平行に有し、両側に2つずつのボルト孔
27を有する形態であるが、実際には下側ブロック11
と全く同じ形状のものを裏返しただけである。
【0020】下側ブロック11および上側ブロック13
は例えば廃プラスチックを再溶融して金型成形したもの
である。ブロック11、13の寸法は例えば、長さ1
m、幅210mm、厚さ55mm、溝21、25の内径
70mm、2本の溝の中心間隔85mmである。ブロッ
ク11、13の1枚当たりの重量は約5.7kgであ
り、作業者が1人で持ち運べる程度の重量である。波付
きプラスチック管15は内径50mm、外径65mmの
市販品である。
【0021】この地中埋設管路は次のように組み立てら
れる。まず地面に掘った埋設溝29(図2参照)の底
に、多数の下側ブロック11を、溝21が連続するよう
に端面を突き合わせて1列に配置する。各下側ブロック
11のボルト孔23には下側から通しボルト17を挿通
する。次に下側ブロック11の溝21上に2本の波付き
プラスチック管15を布設する。これにより波付きプラ
スチック管15の下半周部が溝21内に収まる。次にそ
の上に多数の上側ブロック13を、そのボルト孔27に
通しボルト17を挿入するようにして配置する。このと
き上側ブロック13は、その端面突き合わせ位置が下側
ブロック11の端面突き合わせ位置と管路方向にブロッ
ク11の長さの半分の距離だけずれるように配置する。
これにより上側ブロック13の溝25が波付きプラスチ
ック管15の上半周部に被さることになる。これで1段
目の組立が終了する。
【0022】 このあと1段目と同様にして、2段目の
下側ブロック11、波付きプラスチック管15、上側ブ
ロック13を積み重ね、最後に通しボルト17にナット
19を取り付けて締め付ける。これにより2列2段の波
付きプラスチック管15を有する地中埋設管路が出来上
がる。
【0023】このように構成された管路は、波付きプラ
スチック管15が全長にわたってブロック11、13で
覆われた構造となるので、土砂が入り込む空隙はほとん
どなく、埋設溝29に土砂を埋め戻した後で、土砂の流
動により陥没などが発生するおそれがない。また下側ブ
ロック11の端面突き合わせ位置と上側ブロック13の
端面突き合わせ位置が管路方向にずれているため、一方
のブロックの端面突き合わせ位置をまたぐように他方の
ブロックが位置することになる。このためブロック1
1、13の端面突き合わせ位置で段差が発生するおそれ
が少なく、波付きプラスチック管15の保護が確実であ
る。またこのため地震等で地盤が動いたときに、波付き
プラスチック管15のみに力が加わるのを回避でき、地
震に対して強い管路となる。
【0024】〔関連技術2〕 図4は本発明の第2の関連技術を示す。この地中埋設管
路は、下側ブロック11と波付きプラスチック管15と
上側ブロック13の組が2段に積み重ねられているもの
であるが、各組内では下側ブロック11の端面突き合わ
せ位置と上側ブロック13の端面突き合わせ位置を同じ
にし、下段の組と上段の組の間では、下側上側ブロック
11、13の端面突き合わせ位置を管路方向にずらした
ものである。それ以外は関連技術1と同様であるので、
図1と同一部分には同一符号を付してある。このような
構造でも下側上側ブロック11、13の端面突き合わせ
位置で段差が発生するのを防止できる。
【0025】〔関連技術3〕 図5ないし図7は本発明の第3の関連技術を示す。この
地中埋設管路は、下側ブロック11と上側ブロック13
のほかに中間ブロック31を用いて、波付きプラスチッ
ク管15を3列3段に配置したものである。下側ブロッ
ク11および下側ブロック13は溝21、25の本数が
3本になっていること以外は実施形態1と同じである。
波付きプラスチック管15も関連技術1と同じである。
【0026】中間ブロック31は図7に示すように、上
面に3本の溝33を、下面に3本の溝35をそれぞれ平
行に有するものである。また両側に2つずつのボルト孔
37を有する点は下側ブロック11および上側ブロック
13と同じである。
【0027】この関連技術の地中埋設管路は次のように
組み立てられる。まず地面に掘った埋設溝29(図6参
照)の底に、多数の下側ブロック11を、溝21が連続
するように端面を突き合わせて1列に配置する。各下側
ブロック11のボルト孔23には通しボルト17を挿通
する。次に下側ブロック11の溝21上に3本の波付き
プラスチック管15を布設する。これにより波付きプラ
スチック管15の下半周部が溝21内に収まる。次にそ
の上に多数の中間ブロック31を、そのボルト孔37に
通しボルト17を挿通するようにして配置する。このと
き中間ブロック31は、その端面突き合わせ位置が下側
ブロック11の端面突き合わせ位置と管路方向にずれる
ように配置する。これにより1段目の中間ブロック31
の下面の溝35が、下側ブロック11上の波付きプラス
チック管15の上半周部に被さることになる。これで1
段目の組立が終わる。
【0028】このあと1段目の中間ブロック31の上面
の溝33上にさらに3本の波付きプラスチック管15を
布設し、その上にさらに2段目の中間ブロック31を、
その端面突き合わせ位置を1段目の中間ブロック31の
端面突き合わせ位置と管路方向にずらして配置する。こ
れにより2段目の中間ブロック31の下面の溝35が、
2段目の波付きプラスチック管15の上半周部に被さ
り、2段目の組立が終わる。
【0029】次に2段目の中間ブロック31の上面の溝
33上にさらに3本の波付きプラスチック管15を布設
する。その上にさらに上側ブロック13を、その端面突
き合わせ位置を2段目の中間ブロック31の端面突き合
わせ位置と管路方向にずらして配置する。これにより上
側ブロック13の下面の溝25が、3段目の波付きプラ
スチック管15の上半周部に被さり、3段目の組立が終
わる。最後に通しボルト17の上端部にナット19を取
り付けて締め付ける。これにより3列3段の波付きプラ
スチック管15を有する地中埋設管路が出来上がる。
【0030】このように構成された管路は、関連技術
と同様の効果が得られるほか、中間ブロック31を使用
しているため次のような効果が得られる。すなわち中間
ブロック31は上下面に溝を有しているため、波付きプ
ラスチック管15を複数段に重ねる場合に、ブロックの
積み重ね回数を少なくでき、工事を効率よく行える。ま
た中間ブロック31の厚さは下側ブロック11と上側ブ
ロック13を合わせた厚さより薄くできるため、地中埋
設管路全体の厚さを薄くできる利点がある。
【0031】なおこの関連技術では、中間ブロック31
を2段に使用する場合を説明したが、中間ブロック31
は1段にすることもできるし、3段以上にすることもで
きる。
【0032】〔実施形態〕 図8および図9は本発明の第の実施形態を示す。この
地中埋設管路は、下側ブロック11の、波付きプラスチ
ック管15の波形の谷部に相当する位置に、ピン39を
立てることにより、波付きプラスチック管15が下側ブ
ロック11に対して管路方向にずれないようにしたもの
である。図示を省略したが、下側ブロック11の上には
関連技術1〜3と同様に上側ブロックまたは中間ブロッ
クが積み重ねられ、地中埋設管路が構成される。中間ブ
ロックを使用する場合は、中間ブロックの上面側にも同
様にピンを立てればよい。
【0033】このような構成にすると、電線管である
付きプラスチック管15内に電線を引き込むときに、波
付きプラスチック管15が電線にひきずられて管路方向
に移動するのを防止することができる。
【0034】なお、ピン39は上側ブロックの下面側、
中間ブロック31の下面側に設けることもできる。また
ピン39を立てるためのピン孔は下側ブロック11に、
波付きプラスチック管15を布設した後で波形の谷部に
合わせて形成してもよいし、下側ブロック11に予め形
成しておいてもよい。予め形成する場合は、波付きプラ
スチック管15の波形のピッチと異なるピッチで複数の
ピン孔を形成しておき、波付きプラスチック管布設後
に、そのうちのどれかにピンを立てるようにすればよ
い。
【0035】〔実施形態〕 図10および図11は本発明の第の実施形態を示す。
この地中埋設管路は、下側ブロック11の溝21の一部
に半円状の凹部41を形成し、この凹部41に、波付き
プラスチック管15の波形とかみ合う内周面をもつ半円
部材43を設置したものである。このような構造でも波
付きプラスチック管15が下側ブロック11に対して管
路方向にずれるのを制限することができる。
【0036】凹部41の管路方向の寸法は半円部材43
の同方向の寸法よりg1 +g2 だけ大きくしてある。g
1 +g2 は波付きプラスチック管15の波形の1ピッチ
にほぼ等しい寸法である。このようにすれば、凹部41
内での半円部材43の位置を調整することにより、半円
部材43の内周面を必ず波付きプラスチック管15の外
周面とかみ合わせることができる。なお半円部材43は
波付きプラスチック管15とかみ合った状態で、凹部4
1内で移動可能であるが、移動可能範囲は波付きプラス
チック管15の波形の1ピッチ以内に制限されるので、
波付きプラスチック管15の移動を制限する手段として
は十分である。
【0037】図示を省略したが、下側ブロック11の上
には関連技術1〜3と同様に上側ブロック13または中
間ブロック31が積み重ねられ、地中埋設管路が構成さ
れる。中間ブロック31を使用する場合は、中間ブロッ
ク31の上面側にも同様に凹部と半円部材を設ければよ
い。また凹部と半円部材は上側ブロックの下面側、中間
ブロック31の下面側に設けることもできる。
【0038】〔実施形態〕 図12は本発明の第の実施形態を示す。この地中埋設
管路は、管として直管45を使用した例である。直管4
5の場合は波付きプラスチック管のような移動制限手段
を採用することはできない。このため下側ブロック11
および上側ブロック13の溝21、25の一部に、直管
45を接続するスリーブ47を収納するための凹所49
を設けて、直管45の管路方向の移動を制限するように
したものである。凹所49は直管45の接続部に合わせ
て現場で切削加工等により形成すればよい。この実施形
態は、下側ブロック11と上側ブロック13を用いた場
合であるが、図7に示すような中間ブロック31を用い
る場合にも同様に適用できる。
【0039】〔実施形態〕 図13および図14は本発明の第の実施形態を示す。
この地中埋設管路は、下側ブロック11および上側ブロ
ック13の両側の接触面に、互いに嵌合する突起51と
穴53を形成することにより、両ブロック11、13の
位置決めを容易にし、組立作業を簡易化したものであ
る。
【0040】この実施形態では図14に示すように、突
起51が一端から長さLの4分の1の所に形成され、穴
53が下側ブロック11の他端から長さLの4分の1の
所に形成されており、かつボルト穴23が一端から長さ
Lの8分の1の所から、長さLの4分の1の間隔で4個
形成されている。このようにすると下側ブロック11と
上側ブロック13を同じ金型で形成することができる。
上記以外の構成は前記関連技術1と同様である。この実
施形態は中間ブロックを使用する場合にも同様に適用可
能である。
【0041】〔実施形態〕 図15および図16は本発明の第の実施形態を示す。
この地中埋設管路は、下側ブロック11および上側ブロ
ック13の両端部にそれぞれ凹凸かみ合い部55を形成
することにより、下側ブロック11および上側ブロック
11の管路方向へのずれを防止したものである。それ以
外の構成は前記関連技術1と同様である。この実施形態
は中間ブロックにも同様に適用可能である。
【0042】なお、図1等に示した管路において、通し
ボルト17に対するナット19の締付けをゆるくしてお
くことにより、多少上下に曲がる線路であってもそれに
沿って管路を敷設することができる。またボルト孔27
を大きくしておけば、左右に曲がる線路であってもそれ
に沿って管路を敷設することも可能である。
【0043】また曲がり部では各ブロックの長さを半分
にして積み重ねるようにすれば、よりスムーズな曲がり
で敷設することができる。直線部と同じブロックを用い
ると曲がり部ではブロック間に若干の隙間が生じるが、
図17に示すように、相手方ブロックとの突き合わせ面
Pに角度を付けたブロック11A(13A、31A)を
使用すれば、ブロック間に隙間を生じさせることなく曲
がり部を形成できる。ここで突き合わせ面Pに角度を付
けるとは、ブロックの長さ方向Lに対する突き合わせ面
Pの角度が90°でないことをいう。また管に可とう性
波付きプラスチック管15を使用することで、曲がり部
を形成したときにブロック突き合わせ部における折れ曲
がりに影響されない管路内面を確保できる。
【0044】また図18に示すように、管路の一部の上
側ブロック13を取り外して波付きプラスチック管15
を管路外に引き出せば、管路を分岐することもできる。
さらに図19に示すように、管路の上側ブロック13を
適当個数連続して取り外し、露出した波形プラスチック
管15を露出区間の一端側寄りで切断し、露出長の長い
方の波形プラスチック管15を管路外に引出し、短い方
の波形プラスチック管15には管継手57により継ぎ足
し用波形プラスチック管15Aを接続してそれを管路外
に引き出すことで、π型分岐管を構成することもでき
る。このようなπ型分岐管を構成すると、管路から建物
59に引き込んだケーブル61を分岐処理した後、再び
管路に戻すことができるので、管路敷設後に建物59が
増設されたときに便利である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明の地中埋設管
路は、多数本の電線管を互いに接近させて布設できるの
で、地中に多数本の電線管をコンパクトに埋設すること
ができる。また短尺のブロックと長尺の電線管とを積み
重ねることにより組み立てられるので、埋設工事が簡単
に行える。さらに電線管は下側ブロック、上側ブロック
等により保護されているため、土圧や掘削時の衝撃力な
どが直接かかることがなく損傷を受けにくい利点があ
る。さらに電線管の移動制限手段が設けられているの
で、電線管内に電線を引き込むときに、電線管が下側ブ
ロックおよび上側ブロックに対して移動するのを制限す
ることができる。このためマンホール等と電線管端部と
の接続部などに大きな負荷が集中するのを回避でき、電
線などの引き込みを安定して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の地中埋設管路の第1の関連技術を示
す側面図。
【図2】 図1のA−A線における断面図。
【図3】 図1の地中埋設管路に用いる下側ブロックお
よび上側ブロックの斜視図。
【図4】 本発明の地中埋設管路の第2の関連技術を示
す側面図。
【図5】 本発明の地中埋設管路の第3の関連技術を示
す側面図。
【図6】 図5のB−B線における断面図。
【図7】 図5の地中埋設管路に用いる下側ブロック、
中間ブロックおよび上側ブロックの斜視図。
【図8】 本発明の地中埋設管路の第の実施形態の要
部を示す平面図。
【図9】 図8の地中埋設管路の要部の側面図。
【図10】 本発明の地中埋設管路の第の実施形態の
要部を示す平面図。
【図11】 図10の地中埋設管路の要部の縦断面図。
【図12】 本発明の地中埋設管路の第の実施形態を
示す縦断面図。
【図13】 本発明の地中埋設管路の第の実施形態を
示す一部切開側面図。
【図14】 図13の地中埋設管路に使用する下側ブロ
ックの平面図。
【図15】 本発明の地中埋設管路の第の実施形態を
示す側面図。
【図16】 図15の地中埋設管路に使用する下側ブロ
ックの平面図。
【図17】 本発明の地中埋設管路の曲がり部の一例を
示す平面図。
【図18】 本発明の地中埋設管路から分岐管を引き出
したときの平面図。
【図19】 本発明の地中埋設管路からπ型分岐管を引
き出したときの平面図。
【符号の説明】
11:下側ブロック 13:上側ブロック 15:波付きプラスチック管 17:通しボルト 19:ナット 21、25:溝 23、27:ボルト孔 31:中間ブロック 33、35:溝 37:ボルト孔 39:ピン(ストッパー) 41:凹部 43:半円部材(ストッパー)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 喜三郎 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古河電気工業株式会社内 (72)発明者 上野 孝弘 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古河電気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−172691(JP,A) 特開 平8−168153(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 1/024 F16L 3/22 F16L 3/223

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面に複数本の平行な溝(21)を有する
    下側ブロック(11)を多数、その溝が連続するように
    端面を突き合わせて配置し、 この多数の下側ブロック(11)に跨がる長尺な電線
    (15)を、その下半周部が前記溝(21)に収まるよ
    うに布設し、 その上に、下面に複数本の平行な溝(25)を有する上
    側ブロック(13)を多数、その溝(25)が前記電線
    管(15)の上半周部に被さるように端面を突き合わせ
    て配置し 前記下側ブロック(11)および上側ブロック(13)
    内で電線管(15、45)が管路方向に移動するのを制
    限する移動制限手段(39、41、43、47、49)
    を設け た、 ことを特徴とする地中埋設管路。
  2. 【請求項2】上面に複数本の平行な溝(21)を有する
    下側ブロック(11)を多数、その溝が連続するように
    端面を突き合わせて配置し、 この多数の下側ブロック(11)に跨がる複数本の長尺
    電線管(15)を、その下半周部が前記溝(21)に
    収まるように布設し、 その上に、上面および下面に複数本の平行な溝(33、
    35)を有する中間ブロック(31)を多数、下面の溝
    (35)が前記電線管(15)の上半周部に被さるよう
    に端面を突き合わせて配置し、さらにこの多数の中間ブ
    ロック(31)に跨がる長尺な電線管(15)を、その
    下半周部が中間ブロック(31)の上面の溝(33)に
    収まるように布設する、というようにして少なくとも1
    段の中間ブロック(31)と電線管(15)を積み重
    ね、 最上段に、下面に複数本の平行な溝(25)を有する上
    側ブロック(13)を多数、その溝(25)が最上段の
    電線管(15)の上半周部に被さるように端面を突き合
    わせて配置し 前記下側ブロック(11)、中間ブロック(31)およ
    び上側ブロック(13)内で電線管(15、45)が管
    路方向に移動するのを制限する移動制限手段(39、4
    1、43、47、49)を設け た、 ことを特徴とする地中埋設管路。
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