JPH0230482Y2 - - Google Patents

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JPH0230482Y2
JPH0230482Y2 JP1984123010U JP12301084U JPH0230482Y2 JP H0230482 Y2 JPH0230482 Y2 JP H0230482Y2 JP 1984123010 U JP1984123010 U JP 1984123010U JP 12301084 U JP12301084 U JP 12301084U JP H0230482 Y2 JPH0230482 Y2 JP H0230482Y2
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blocks
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electromagnetic induction
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JP1984123010U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は有事誘導式ゴルフカートのカート走行
路に関し、特にゴルフ場におけるカート走行路に
好適なものである。
(ロ) 従来の技術 一般に電気線を埋設した道路は、特公昭46−
37611号公報に開示される如く、道路現場で形成
される基礎路盤に溝部を設け、この溝部に電気線
を挿入するものと、実公昭50−32274号公報に開
示される如く、予め溝部を形成したコンクリート
ブロツクを、道路の掘削溝に互いに連結し、この
ブロツクの溝部に電気線を挿入するものとがあ
り、いずれも基礎路盤及びコンクリートブルツク
上にカバーコートを施すものである。
ところが、これらはいずれも掘削溝の全面を被
うものであるため、ゴルフ場におけるゴルフカー
トのカート走行路とするときには、このカート道
路に芝生を植えることができず、ゴルフ場の美観
を損なうことになり、ゴルフカートのカート道路
とすることができない。
そこで、第8図に示す如きユニツト30を予め
形成して、地表面に形成した掘削溝内に、ユニツ
ト30を掘削溝の延設方向に並べてカート走行路
を形成している。即ち、ユニツト30は中央路部
31とその両側部32とを枕木部33,33,3
3で連結する形状にコンクリートで形成したもの
であり、中央路部31には電磁誘導線4を挿入す
る溝34が形成され、この溝34に電磁誘導線4
を挿入した後溝34にモルタルを充填し、中央路
部31、両側路部32,32及び枕木部33,3
3,33との間の空間部に土を埋め戻してその表
面に芝生を植えるようにしている。
ところが、このユニツト30を使用する場合、
ユニツトは略1m×1mと大きく、且つコンクリ
ート製であるため重く、従つて、人力では容易に
取り扱うことができない。よつて、運搬機械を使
用しなければならないが、運搬機械を使用する
と、既に芝生を植えている場所では芝生が傷み、
ゴルフ場の美観を損なう。また、溝34に電磁誘
導線4を挿入した後、モルタルを充填する作業を
要し、この充填作業が不十分であると、雨水が溜
り、漏電等を生じ易くなる。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、道路
形成作業が簡単で、溝の後処理が不要で、且つ漏
電の虞れの少ないカート道路を提供することを目
的とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本考案によるカー
ト道路は、地表面に掘削形成した掘削溝の底面
に、掘削溝の延設方向と直交する方向に形成さ
れ、且つ掘削溝の延設方向に所定間隔を存して配
設される多数の路盤と、該路盤上に載置されるベ
ースコンクリート部材と、隣接するベースコンク
リート部材間に橋架され、内部にゴルフカート誘
導用電磁誘導線を挿通する貫通パイプを有する多
数の中央ブロツクと、該中央ブロツク両側に配設
され、隣接するベースコンクリート部材間に橋架
される多数の側方ブロツクとを備え、掘削溝を埋
め戻して中央ブロツクと側方ブロツクの表面を地
表面に露出せしめ、中央ブロツク表面をゴルフカ
ートの中央車輪の走行面である中央コンクリート
路に、その両側に位置する側方ブロツク表面を、
ゴルフカートの側車輪の走行面である側方コンク
リート路に形成してなるものである。
(ホ) 作用 上記手段から明らかな如く、掘削溝の底面に所
定間隔毎に路盤を形成し、この各路盤に載置され
るベースコンクリート部材間に、中央ブロツクと
側方ブロツクを並べて橋架するものであるから、
これらベースコンクリート部材、中央ブロツク及
び側方ブロツク等は、小型軽量となり、人力によ
つても容易に取り扱うことができ、道路製造作業
を容易に行うことができる。
また、中央ブロツクには貫通パイプがインサー
トされており、この貫通パイプに電磁誘導線を挿
通するものであるから、電磁誘導線が雨水等によ
り劣化し難く、漏電の虞れが少なくなると共に、
従来装置のような電磁誘導線の挿入後のモルタル
充填作業が不要となる。
(ヘ) 実施例 本考案の一実施例を図面に基づき以下に詳述す
る。
第1図はカート道路の横断面図、第2図は土の
埋め戻し前のカート道路構成物の組立施工斜視図
である。これらの図面において、1は地表面2に
掘削形成した掘削溝で、その底面3は圧力がかけ
られて掘削溝の深さが一定(例えば210mm)にな
るように形成されている。この掘削溝1は電磁誘
導線4の敷設方向、即ち、ゴルフカートの走行方
向に長蛇の如く設けられる。5は前記掘削溝1の
底面3に電磁誘導線4の敷設方向と直交方向に設
けられる路盤で、電磁誘導線4の敷設方向に所定
間隔毎に現場施工により多数形成される。前記路
盤5は粒度調整砕石とセメントの混練物からな
り、隣接する路盤5,5との間隔は任意(例えば
610mm)とすることができ、特に掘削溝1の湾曲
部では、路盤5間の間隔が適宜選定される。
6は前記各路盤5上に載置される予め形成され
たベースコンクリート部材で、第3図aに示す平
面図及び同図bに示す断面図から明らかな如く、
長さの割に薄いものであるため、補強のため鉄骨
7がインサートされている。
8は隣接する前記ベースコンクリート部材6,
6間に橋架される中央ブロツクで、ベースコンク
リート部材6と中央ブロツク8との間に半練状の
モルタル9を介在させ、中央ブロツク8表面が掘
削溝1周囲の地表面2と略面一になるように調整
されている。前記中央ブロツク8は電磁誘導線4
を挿入する塩化ビニール樹脂製の貫通パイプ10
をインサートしており、また、中央ブロツク8側
面の貫通パイプ10両端周囲には第4図に示す如
く環状溝11が形成されている。前記中央ブロツ
ク8間の目地にはモルタル15で充填され、各中
央ブロツク8の位置ずれが防止されている。
12,12は前記中央ブロツク8の両側に配設
される側方ブロツクで、中央ブロツク8と略同一
の長さを有している。前記側方ブロツク12,1
2は前記中央ブロツク8と同様に、隣接するベー
スコンクリート部材6,6間に橋架され、ベース
コンクリート部材6と側方ブロツク12との間に
半練状のモルタル13を介在させ、側方ブロツク
12表面が掘削溝1周囲の地表面2と略同一とな
るように調整されている。また、前記側方ブロツ
ク12間の目地にはモルタル15が充填され、各
側方ブロツク12の位置ずれが防止されている。
以上の道路構成物がカート走行方向に多数配設
され、隣接する中央ブロツク8,8の各貫通パイ
プ10,10は、第5図で示す如く、各環状溝1
1に位置せしめられる接続パイプ14にて連結さ
れる。このように多数の道路構成物を設けた状態
が第2図にて示されている。この状態の部分平面
図を第6図に示す。
次に、カート道路の製造作業を説明すると、地
表面2に掘削溝1を形成し、掘削溝1底面3に圧
力をかけて深さを一定にする。掘削溝1底面3に
所定間隔毎に多数の路盤5を形成し、路盤5上に
ベースコンクリート部材6を載置する。隣接する
ベースコンクリート部材6間に半練状のモルタル
9,13を介在させて中央ブロツク8及び側方ブ
ロツク12を橋架する。この時、中央ブロツク8
は隣接する中央ブロツク8の貫通パイプ10から
突出した電磁誘導線4を引き出し、この電磁誘導
線4を貫通パイプ10に挿入しながらベースコン
クリート部材6上に載置し、この貫通パイプ10
を隣接する中央ブロツク8の貫通パイプ10と接
続パイプ14にて接続する。そして、中央ブロツ
ク6間及び側方ブロツク12間の目地にモルタル
15を充填して各ブロツクのずれを防止し、掘削
溝1を埋め戻して中央ブロツク8及び側方ブロツ
ク12表面を露出させる。中央ブロツク8及び側
方ブロツク12の表面を除く地表には芝生を植設
する。
中央ブロツク8の表面は、第7図に示すゴルフ
カート19の中央車輪20の走行路である中央コ
ンクリート路17となり、また、側方ブロツク1
2,12の表面はゴルフカート19の側車輪2
1,21の走行面である側方コンクリート路18
となる。第7図中、23,23はゴルフカート1
9に形成された検出コイルで、電磁誘導線4から
の磁力を検出してその検出出力によりゴルフカー
ト19を電磁誘導線4に沿つて走行させるように
なつており、この検出コイル23,23は中央車
輪20の支持体に取りつけられている。
(ト) 考案の効果 以上の如く本考案によれば、ベースコンクリー
ト部材、中央ブロツク及び側方ブロツクを各々個
別に形成し、現場施工にて組立てるものであるか
ら、従来の如くこれらを予め一体的にユニツト化
したものに比べ、小型軽量となり、人力にても容
易に取り扱うことができ、施工を容易に行うこと
ができる。また、中央ブロツクには貫通パイプが
インサートされており、この貫通パイプに電磁誘
導線を挿通するものであるから、電磁誘導線が雨
水等に触れ難く、漏電の虞れを減少できる。さら
に、従来装置の如く、電磁誘導線を挿入した溝に
お図書理としてモルタルを充填する必要もなく、
作業性が向上すると共に、カート道路の美観も向
上することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本考案の一実施例を示し、
第1図はカート道路の断面図、第2図はカート道
路構成物の組立施工斜視図、第3図a及びbはベ
ースコンクリート部材の平面図及び断面図、第4
図は中央ブロツクの端部の斜視図、第5図は隣接
する中央ブロツクの断面図、第6図はカート道路
構成物の組立施工平面図、第7図はゴルフカート
の原理構成図、第8図は従来装置のユニツトの斜
視図である。 4……電磁誘導線、19……ゴルフカート、2
0……中央車輪、17……中央コンクリート路、
21,21……側車輪、18……側方コンクリー
ト路、1……掘削溝、5……路盤、6……ベース
コンクリート部材、10……貫通パイプ、8……
中央ブロツク、12,12……側方ブロツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 地表面に掘削形成した掘削溝の底面に、掘削溝
    の延設方向と直交する方向に形成され、且つ掘削
    溝の延設方向に所定間隔毎に設けらける多数の路
    盤と、該路盤上に載置されるベースコンクリート
    部材と、隣接するベースコンクリート部材間に橋
    架され、内部にゴルフカート誘導用電磁誘導線を
    挿通する貫通パイプを有する多数の中央ブロツク
    と、該中央ブロツク両側に配設され、隣接するベ
    ースコンクリート部材間に橋架される多数の側方
    ブロツクとを備え、掘削溝を埋め戻して中央ブロ
    ツクと側方ブロツクの表面を地表面に露出せし
    め、中央ブロツク表面をゴルフカートの中央車輪
    の走行面である中央コンクリート路に、その両側
    に位置する側方ブロツク表面を、ゴルフカートの
    側車輪の走行面である側方コンクリート路に形成
    してなる電磁誘導式ゴルフカートのカート道路。
JP12301084U 1984-08-10 1984-08-10 電磁誘導式ゴルフカ−トのカ−ト道路 Granted JPS6140401U (ja)

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JP12301084U JPS6140401U (ja) 1984-08-10 1984-08-10 電磁誘導式ゴルフカ−トのカ−ト道路

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JP12301084U JPS6140401U (ja) 1984-08-10 1984-08-10 電磁誘導式ゴルフカ−トのカ−ト道路

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JPS6140401U JPS6140401U (ja) 1986-03-14
JPH0230482Y2 true JPH0230482Y2 (ja) 1990-08-16

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JP12301084U Granted JPS6140401U (ja) 1984-08-10 1984-08-10 電磁誘導式ゴルフカ−トのカ−ト道路

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0414484Y2 (ja) * 1984-11-06 1992-03-31
JPH01304203A (ja) * 1988-05-30 1989-12-07 Matsuda Kosan Kk 芝生地走行車用走行路の造成方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56108404A (en) * 1979-10-26 1981-08-28 Parazeedaa Suchiibun Road unit for superhighway

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