JPH04258425A - 管の埋設方法 - Google Patents

管の埋設方法

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Publication number
JPH04258425A
JPH04258425A JP3020769A JP2076991A JPH04258425A JP H04258425 A JPH04258425 A JP H04258425A JP 3020769 A JP3020769 A JP 3020769A JP 2076991 A JP2076991 A JP 2076991A JP H04258425 A JPH04258425 A JP H04258425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
roof
soil
earth pressure
leg members
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3020769A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Seki
裕之 関
Shigeki Fujii
重樹 藤井
Kenji Nakai
健二 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP3020769A priority Critical patent/JPH04258425A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】本発明は管の埋設方法に関するものである
【0002】
【従来の技術】地中に管を埋設する場合、管埋設用溝を
掘削し、必要に応じ基礎床、例えば、コンクリ−ト基礎
を施工し、溝内に管を配設し、管頂までの部分を良質土
(川砂、山砂、砕石等)、ソイルセメント等を用い締め
固めを行いながら埋め戻し、次いで、地表面までの部分
を発生土で埋め戻している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにして埋設し
た管には、図10に示すように、管3’上の土魂40’
の重量がその土魂40’と両側部の土41’との間で摩
擦抵抗F’を受けつつ土圧P’’として作用し、埋設深
さが深い場合(通常、10m以上)は、土圧P’’によ
る管3’の異常変形、破損が懸念される。他方、埋設深
さが浅くても(通常、1.0m以下)、航空機荷重のよ
うな大きな活荷重が作用する場合は、管の異常変形、破
損が問題となって管を埋設し難いことがある。
【0004】また、軟弱地盤で、矢板工法を採用する場
合は、矢板の引き抜き時に管底両側部分の土砂が矢板引
き抜き後に流れ込み、管底両側の埋め戻し部分が緩む結
果、管3’に作用するに土圧が増大して管3’が変形、
破損することもある。
【0005】本発明の目的は、深埋設の場合、大なる活
荷重が作用する場合或いは軟弱地盤で矢板工法を使用す
る場合でも、埋設管の異常変形若しくは破損を排除でき
る管の埋設方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の管の埋設方法は
管を埋め戻す際、埋設管の上方に屋根状構造物をその中
央部をその両下端よりも上方に位置させて、埋め戻し土
中に埋設することを特徴とする構成である。
【0007】
【作用】管上部に作用する土圧或いは活荷重の大部分を
埋設管の上方に配設した屋根状構造物で受承し、同構造
物を中央部が高く両端部が低くなった構造にすることに
より、周囲土との間での大きな摩擦力のために同構造物
を安定に支え得る結果、管を上記土圧或いは活荷重の大
部分から遮蔽できる。従って、管に土圧或いは活荷重が
作用するのを軽減でき、管の異常変形若しくは破損を防
止できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明する
。本発明によって管を埋設するには、図1において、掘
削溝1の基礎床2に管3を配設し、この基礎床2から管
頂までの部分41を良質土を用い、タンパ−等で締め固
めを行いながら埋め戻し、更に、管頂から所定高さまで
の部分42を同様にして、良質土で埋め戻して行く。 管3としては、塩化ビニル管、FRP管等の可撓管又は
、鋳鉄管、ヒュ−ム管、コンクリ−ト管等の不撓管が使
用され、良質土としては、川砂、山砂、砕石等が使用さ
れる。
【0009】このようにして、溝1の途中までを埋め戻
せば、管3の両側に脚部材51,51を打ち込んでその
脚部材51,51の下端510,510を管高さの中央
よりも下方に位置させ、これらの脚部材51,51間に
横部材52を橋設してア−チ型の屋根状構造物5を組立
てる。 次いで、地表面までの部分43を発生土で埋め戻し、こ
れにて、管3の埋設を終了する。
【0010】上記横部材52には、図2に示すような平
板状のもの、或いは、図6並びに図7(図6におけるV
II−VII断面図)又は図8並びに図9(図8におけ
るIX−IX断面図)に示すように、桁54状のものを
使用でき、後者の場合、屋根の平面積中、桁部分の平面
積が占める割合を40%以上とすることが望ましい。
【0011】上記屋根状構造物5の横部材52と管頂と
の間の埋め戻し部分420は、緩く埋め戻すことが好ま
しい。
【0012】本発明において、屋根状構造物5の横部材
52に上記した桁のようにギャップを有するものを使用
する場合、図1において、管頂までの部分41を埋め戻
したのち、脚部材51,51を打ち込み、横部材52を
橋設し、而るのち、管頂から地表面までの部分42,4
3を埋め戻すこともでき、この場合、管頂と横部材との
間の部分420は、自ずから緩い埋め戻しとなる。
【0013】上記屋根状構造物5の部材51,52には
、所定の機械的強度、特に曲げ強度を有するものであれ
ば、適宜のものを使用でき、ステンレス,アルミ,鋼鉄
等の金属、コンクリ−ト,セラミック,熱可塑性合成樹
脂,熱硬化性合成樹脂等を使用できる。
【0014】図3は本発明により施工した埋設管構造に
おける力学的状態を示している。図3において、Pは屋
根状構造物5が受承する土圧又は活荷重を示し、この受
圧に対して脚部材51と周囲土4との間に摩擦力Fが作
用すると共に横部材52の裏面に背圧P’が作用する。 この場合、脚部材51の長さを、その脚部材下端510
を管高さの中央を越える長い寸法にすれば、脚部材全体
に作用する摩擦力を充分に大きくでき、上記横部材52
に作用する土圧Pにもかかわらず、屋根状構造物5を安
定に支持し得るので好ましい。
【0015】従って、図3における土圧又は活荷重Pの
うち、管幅dにおける部分が管3に作用するのを屋根状
構造物5により遮断できる。管3には、管頂から屋根状
構造物との間の埋め戻し部分420の土圧が作用するが
、この部分420の土圧は該構造物5と管頂との間との
間隔hを比較的短くすること、或いはこの部分420の
土砂の締め固めを緩くすることによって、充分に小さく
できる。従って、管3に作用する土圧又は活荷重を充分
に軽減できる。
【0016】また、前記した矢板工法を使用する場合に
、矢板引き抜き時に土圧の増大があっても、その土圧を
屋根状構造物によって支承でき、管3に作用するのをよ
く防止できるから、この場合も、管3に大なる土圧が作
用するのを回避できる。
【0017】図3において、管頂と屋根状構造物との間
隔hを余り短くすると、地表面から屋根状構造物までの
距離Hが長くなって、該構造物5に作用する土圧Pが大
きくなり、この土圧Pに比べ脚部材51,51に作用す
る摩擦力Fが小さ過ぎて、屋根状構造物5の安定な支持
が困難になる。他方、管頂と屋根状構造物との間隔hを
余り大きくすると、該構造物と管頂との間の埋め戻し部
分420の土圧が大きくなり、この土圧による管3の変
形が問題となる。従って、管頂と屋根状構造物との間隔
hは、10cm〜200cmとすることが適当である。
【0018】図1において、屋根状構造物5の幅は、脚
部材51,51を打ち込む際に管3を傷付けることのな
いように脚部材51,51を管側面から充分に離隔する
ことが望まれる。しかし、この離隔距離を余り長くする
と、屋根状構造物5の幅が長くなりすぎ、構造物5に作
用する土圧(図3におけるP)が過大となって該構造物
5が沈下し易く、構造物5の安定支持が困難となる。従
って、屋根状構造物5の幅は管3の直径の1.5〜2.
0倍とすることが適当である。
【0019】本発明においては、図4に示すように、杭
53,…の打ち込みによって屋根状構造物5を施工する
こともできる。この別実施例により施工する場合は、図
4において、管頂までの部分41を良質土を用いて締め
固めを行いながら埋め戻し、更に、所定の高さ(数10
cm)までの部分42を良質土を用いて埋め戻し、次い
で、図5(図4におけるV−V断面図)にも示すように
、杭53,…を交互に左右斜め方向に打ち込み、而るの
ち、地表面までの部分43を発生土で埋め戻すか、又は
、図4において、管頂までの部分41を埋め戻したのち
、杭53,…の打ち込みを行い、次いで、管頂から地表
面までの部分42,43の埋め戻しを行い、これにて、
管3の埋設を終了する。
【0020】この実施例において、杭53には1cm以
上、好ましくは、5cm以上のステンレス製杭を使用す
ることが望ましい。図4において、屋根状構造物5の上
端から管頂までの距離hは、通常、10cm〜200c
mとされ、管3と杭53との最小間隔は30cm程度と
することが好ましい。屋根状構造物5の幅は、通常、管
直径の1.5〜2.0倍とされる。
【0021】この別実施例において、屋根状構造物5の
杭53の長さをI、傾斜角をθ、杭単位長さ当たりの杭
と周囲土との間の摩擦力をfとすれば、その摩擦力に基
づく屋根状構造物5に対する支持力はfIcosθに比
例する。而るに、杭53の長さIを、その杭下端510
を管高さの中央を越える長い寸法にすれば、上記屋根状
構造物5に対する支持力を充分に大きくでき、屋根状構
造物5を安定に支持できるので好ましい。
【0022】尚、杭の傾斜角θを余り小さくすると、管
頂から屋根状構造物頂点までの埋め戻し部分の土圧が大
となって、この土圧による管の変形が問題となり、他方
、θを900に余り近付けすぎると、上記支持力が小と
なるので、θは300〜800とすることが適当である
。又、屋根状構造物の両下端の位置は、管頂よりも上方
でも下方でも良いが、好ましくは管頂より200mm高
い位置より下方が良い。
【0023】
【発明の効果】本発明の管の埋設方法は上述した通りの
構成であり、土圧又は活荷重が管に作用するのを軽減で
きるから、深部埋設、活荷重の大なる場所であっても、
管を安全に埋設できる。また、矢板引き抜き時に土圧が
増大しても、埋設管を安全に保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によって施工された管の埋設構
造を示す説明図である。
【図2】図1におけるII−II断面図である。
【図3】本発明により使用された屋根状構造物の力学的
状態を示す説明図である。
【図4】本発明の別実施例によって施工された管の埋設
構造を示す説明図である。
【図5】図4におけるV−V断面図である。
【図6】本発明の別実施例によって施工された管の埋設
構造を示す説明図である。
【図7】図6におけるVII−VII断面図である。
【図8】本発明の別実施例によって施工された管の埋設
構造を示す説明図である。
【図9】図8におけるIX−IX断面図である。
【図10】従来例により施工された管の埋設構造を説明
図である。
【符号の説明】
3      管 5      屋根状構造物 510  屋根状構造物の下端

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管を埋め戻す際、埋設管の上方に屋根状構
    造物をその中央部をその両下端よりも上方に位置させて
    、埋め戻し土中に埋設することを特徴とする管の埋設方
    法。
JP3020769A 1991-02-14 1991-02-14 管の埋設方法 Pending JPH04258425A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3020769A JPH04258425A (ja) 1991-02-14 1991-02-14 管の埋設方法

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JP3020769A JPH04258425A (ja) 1991-02-14 1991-02-14 管の埋設方法

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JPH04258425A true JPH04258425A (ja) 1992-09-14

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ID=12036381

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JP3020769A Pending JPH04258425A (ja) 1991-02-14 1991-02-14 管の埋設方法

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JP (1) JPH04258425A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100616326B1 (ko) * 2005-09-14 2006-08-28 주식회사 건화엔지니어링 하수관거 침하방지구조
KR100617394B1 (ko) * 2006-01-17 2006-09-01 정언섭 망태 및 유수관을 이용한 가도축조 구조

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100616326B1 (ko) * 2005-09-14 2006-08-28 주식회사 건화엔지니어링 하수관거 침하방지구조
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