JP4175755B2 - 埋設管路の浮上防止構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、埋設管路の浮上防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、埋設管路の敷設工法の簡略化、工期の短縮化を目的として、管の埋設深さを浅くする、いわゆる浅埋設工法が増加しつつある。
このような浅埋設工法を地下水位の高い地盤で採用すると、地下水によって埋設管が浮上し不都合となる問題があった。特に大口径管ほど浮力が大きくなるので弊害は顕著となる。
【0003】
即ち、通常の深い埋設条件での工法の場合は、管上部の土の重みが浮上に対抗するが、浅埋設工法の場合、管上部の土の重みが不足するため、管路が浮上してしまうのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、地中に埋設した管の浮上防止構造として、図10に示すように、土木シート2で包んだ埋設管3の管底部3a周囲を管断面の中間高さまで埋戻土4で埋戻した後、管頂部3bから別の土木シート7を敷設し、埋設管3の下面を支持する土木シート2の余剰部と重ねて掘削溝1内に敷設し、その上に埋戻土5、6を埋戻すことによって、土木シート2で管路の沈下を防止すると共に、土木シート7で埋設管3よりも広い範囲の埋戻土5、6の重みを埋設管3に加わえるようにして管路の浮上を防止するようにした構造が開示されている(例えば特許第2776695号特許公報)。
【0005】
この工法の場合、工事の進展状況に応じ二枚の土木シート2、7を管の湾曲した上面、下面に沿って展開、敷設しなければならないので、作業が非常に煩雑となる問題があった。
また、二枚の土木シート2、7を用意しなければならず、準備すべき資材も多くなる問題があった。
【0006】
この発明は上記問題を解消し、浅埋設工法を採用した場合に地下水位による管の浮上を簡単な施工で確実に防止することができる埋設管路の浮上防止構造を提供することを課題としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、この発明の埋設管路の浮上防止構造は、埋設管の側部にジオシンセティックスの端部を連結すると共に、該ジオシンセティックスに前記埋設管周囲の埋戻土を包み込んだことを特徴とするものである。
ここに、ジオシンセティックスとは、土と共に使用されるシート状資材、例えばジオテキスタイル、ジオネット、ジオグリッドなどの総称を言い、ジオテキスタイルとは、高強力、低伸度でクリープ変形が小さく施工時の耐衝撃性に優れた物理的性質と、耐候性、耐薬品性、耐寒性、耐熱性に優れ土との摩擦性が良い化学的性質を有した繊維、例えばアラミド繊維を高密度ポリエチレン樹脂あるいはポリエステル繊維と複合させた繊維材料で形成された編布、織布、不織布を言う。また、ジオネット、ジオグリッドとは前記繊維材料からなるネット状体を言う。
【0008】
従って、この発明によれば、管側面にジオシンセティックスを一体に連結し、展開した前記ジオシンセティックスの上に埋戻土を埋戻し、この埋戻土を前記ジオシンセティックスの余剰部で包み込み、そのあと全体を埋め戻せば、埋設管より広い面積の埋戻土の重みがジオグリッドを介して埋設管に伝わるため、地下水による管の浮上が防止できる。
【0009】
また、従来のように管の湾曲した上下面に沿わせて二枚のシートを展開する必要もないので埋戻し作業が容易となる。また、シートも一枚で済むので資材も少なくて済む。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、この発明の埋設管路の浮上防止構造の実施の形態について説明する。
実施の形態1
図1はこの発明の実施の形態1の埋設管路の浮上防止構造に用いられる埋設管の斜視図、図2は同要部断面図、図3は埋設管3の他の構成例の要部断面図、図4は図3の斜視図、図5はこの発明の実施の形態1の埋設管路の浮上防止構造の断面図である。
【0011】
図1において、埋設管3は管の横断面における中間高さの位置に網状をなすジオシンセティックス(以下ジオグリッドと言う)10を結止するための係止部31…31が管軸方向に沿って多数突設されている。
この結止部31…31は、埋設管3の側面に一体的に取付けられ、埋設管3が鋳鉄管のような金属管の場合はU字状の金属製ピースを溶接することにより取り付けられている。
【0012】
また、埋設管3がFRP管、FRPM管、塩化ビニル管などの場合は、製造時にU字状ピースがハンドレイアップなどにより一体に取り付けられ、合成樹脂管の場合は同様な材質のピースを接着剤または溶着により取り付けられる。
また、上記ジオグリッド10には前記係止部31に係止される環状の嵌合部10a…10aが設けられている。
【0013】
そして係止部31に嵌合部10a…10aを点線で示すように同一見通し線上に配置し、図1に仮想線で、また図2に断面を示すように連結棒32を挿通することにより連結するようにされている。
なお、ジオグリッド10を取付ける構造は、以上の他、図3、図4に示すように管3の外周にバンド部材33を巻回し、バンド部材33を締結する耳部34に連結棒32の係合部34aを形成し、ここに連結棒32を収納してボルトナット35を締結して取り付け、この連結棒32に嵌合部10a…10aを挿通するようにすることもできる。
【0014】
次に上記埋設管による埋設管路の浮上防止構造を説明する。
図5に示すように、必要な巾に掘削溝1が掘り下げられ、底面1bに必要に応じ基床材料1cが投入され地固めされている。
掘削溝1の底面1bに埋設管3が設置され、該埋設管3の側面は、係止部31…31の位置まで埋戻土4で埋め戻され突き固められている。
【0015】
そして、係止部31、31にジオグリッド10が連結棒32によって連結され前記埋設管3両側から前記掘削溝1内側面1d、1dへと掘削溝1の埋戻土4上に沿って展開敷設されている。そして、このジオグリッド10で囲まれる掘削溝1内面が、前記埋設管3外面の管頂3bに達する高さまで埋戻土5で埋め戻され、この埋戻土5の重量がジオグリッド10に加わるようにされている。
【0016】
そして、埋戻土5上面に前記ジオグリッド10の余剰部10bが折り重ねて被せられ、これによって埋戻土5が包み込まれている。
そして、埋戻土5を包み込んだジオグリッド10上に掘削溝1の開口上部まで埋戻土6で埋め戻されている。
従って、ジオグリッド10には、埋戻土5、6の重さが加わるようにされ、この結果、埋設管3にはジオグリッド10から係止部31を介して埋設管3の投影面積より大きい面積の重みが伝えられ、地下水の浮力への対抗力となるようにされている。
【0017】
次に上記実施の形態1の施工手順を説明する。
図6に示すように掘削溝1を掘削し両側1d、1dに矢板11、11を打ち込んで土止めを施すと共に、必要に応じ基床材料1cを投入し地固めする。
次いで、埋設管3を設置し、係止部31高さまで管底部3aから埋戻土4で埋め戻し、特に管底部3aに空洞ができないよう十分に突き固めて埋め戻す。
【0018】
そして、係止部31高さまで埋め戻せば、係止部31、31にジオグリッド10を結止し、突き固めた埋戻土4上面と溝1の両側面1d、1dに沿ってジオグリッド10を仮支持する。
この仮支持は、溝底面ではジオグリッド10を平らにならすだけで、溝側面では、例えば矢板11、11側面にフック(図示せず)を突設しこれにジオグリッド10を引っ掛けるか、長尺ロッド(図示せず)を矢板上面から水平に吊支し、この長尺ロッドにジオグリッド10の他端を係止する等して支持する。
【0019】
そして、掘削溝1内の空間を、埋設管3の管頂高さまで埋戻土5で埋め戻し、再び良く締め固める。
このように埋戻した後は、図7に示すようにジオグリッド10の仮支持を解き、余剰部10b、10bを埋戻土5上に重ねて敷設し、その上から溝1の開口面まで埋戻土6で埋戻す。そして最終的に矢板11を引き抜いて図8(a)に示すように埋戻土6を良く締め固める。
【0020】
なお、埋設管3が沈下しようとしても、ジオグリッド10は埋戻土4で沈下が抑えられるので、管下面3aに図10に示したような土木シート2を敷設しなくても沈下防止となる。
さらに、ジオグリッド10は網目状をなすので、水はけが良く、ジオグリッド10が展開する面に地下水が滞留したりあるいは埋設管3を包んだ状態でジオグリットが地下水中に浮いてしまうこともない。
実施の形態2
上記実施の形態1において、ジオグリッド10を埋設管3の管側面の中間高さに連結した場合を示したが、図9に示すように、管底部3aとしても良い。
【0021】
この場合、ジオグリッド10は管底部3aより掘削溝1底面1bの基床材料1c上から掘削溝1内壁面に沿って配置され、管底部3aより管側部まで埋戻土5で埋戻され、その上に管頂部3bにかけて余剰部10b、10bが重ねられ、さらにその上に溝掘削溝1上部まで埋戻土6で埋戻した構成とされている。
なお、上記以外の構成は実施の形態1と同じであるため、同一部分は同一符号を付すことにより詳細な説明は省略する。
【0022】
この実施の形態2の場合は、管底部3aの埋戻土5も浮上防止の重りとして機能するので、浮力の大きい大径管や浅く埋設する管の場合に有利となる。また、管底部3a両脇の埋戻土5a、5aの締め固めは、従来の場合、図11に示すように管底両脇部分を突き固め、その後埋戻部を土木シート7、7で覆う場合に埋戻土5a、5aの垂直壁部分5b、5bが崩れる等して作業が困難であったが、この実施の形態2では両脇部の埋戻土5a、5aの突き固めが容易にでき、埋戻状態が良くなる。
【0023】
上記実施の形態1、2において使用するジオシンセティックスの形態として、網目状をなすジオグリッドの場合を説明したが、濾過性や面内透水性の良ければ編布、織布、不織布等のいわゆるジオテキスタイルを使用しても良い。
また、図8(b)に示すように掘削溝1として、矢板を用いない素掘り溝とした場合も同様の手順で埋設管3を埋設することができ、ジオグリッド10によって同様な効果が得られる。なお、図8(b)において、図8(a)と同一部材については同一符号を付す事によって詳細な説明は省略する。
【0024】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように、埋設管より広い面積の埋戻土の重みが布状、網状をなすジオシンセティックスを介して埋設管に加わるようにしたので、地下水位によって埋設管に浮力が作用するような場合であっても、十分な埋戻土質量が加わり浮上が防止される。
【0025】
さらに、地震時の液状化による浮力発生時でも浮上防止効果が発揮される。
また、施工に際してもジオシンセティックスを管の側面に結止するだけでよく、従来の土木シートに比べ必要枚数が半減する上、管底や管頂を通して湾曲面に沿って敷設する必要がないので、施工が簡略化されるといった効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1の埋設管とジオグリッドとを示す斜視図である。
【図2】埋設管とジオグリッドとの結合状態を示す要部断面図である。
【図3】埋設管とジオグリッドとの結合状態の他の構成例を示す要部断面図である。
【図4】図3に示す結合状態の斜視図である。
【図5】実施の形態1の管路の浮上防止埋設構造の断面図である。
【図6】実施の形態1の施工状態を示す断面図である。
【図7】実施の形態1の施工状態を示す断面図である。
【図8】実施の形態1の施工状態を示す断面図であり、(a)は矢板を用いた掘削溝の場合、(b)は矢板を用いない素掘り溝の場合を示す。
【図9】実施の形態2の管路の浮上防止埋設構造の断面図である。
【図10】従来の埋設構造を示す断面図である。
【図11】他の従来の埋設構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 掘削溝
2 土木シート
3 埋設管
4 埋戻土
5 埋戻土
6 埋戻土
10 ジオグリッド(ジオシンセティックス)
10b 嵌合部
31 係止部
Claims (1)
- 埋設管の側部にジオシンセティックスの端部を連結すると共に、該ジオシンセティックスに前記埋設管周囲の埋戻土を包み込んだことを特徴とする埋設管路の浮上防止構造。
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