JPH09105479A - 地中埋設管路 - Google Patents
地中埋設管路Info
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- JPH09105479A JPH09105479A JP8204988A JP20498896A JPH09105479A JP H09105479 A JPH09105479 A JP H09105479A JP 8204988 A JP8204988 A JP 8204988A JP 20498896 A JP20498896 A JP 20498896A JP H09105479 A JPH09105479 A JP H09105479A
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Abstract
埋設工事を簡単に行うことができ、しかも管の損傷が発
生し難い地中埋設管路を提供する。 【解決手段】 上面に複数本の平行な溝21を有する下側
ブロック11を多数、その溝が連続するように端面を突き
合わせて配置し、この多数の下側ブロック11に跨がる長
尺な管15を、その下半周部が前記溝21に収まるように布
設し、その上に、下面に複数本の平行な溝25を有する上
側ブロック13を多数、その溝25が前記管15の上半周部に
被さるように端面を突き合わせて配置した。
Description
布設するための地中埋設管路に関するものである。
の電線を地中に布設する場合には、地中に電線管を埋設
したのち、その電線管内に電線を引き込む管路方式が広
く採用されている。
同じ所に布設する電線の本数が多くなっているため、埋
設する電線管の本数も多くなってきている。電線管は断
面円形であるため、同じ所に多数本の電線管を埋設する
と、電線管の間に空隙が残りやすく、後でその空隙に土
砂が流れ込んで道路陥没の原因となる。また電線管同士
が重なり合う部分では局所的に過大応力が生じ、電線管
損傷の原因となる。
隔を十分大きくとり、1本1本の電線管のまわりに十分
な土砂を充填する必要がある。しかしこのような施工の
仕方では、多数本の電線管を埋設するために、幅の広い
深さの深い溝を掘る必要があり、工事費が高くなる。ま
た電線管は歩道などに埋設されることが多いため、多数
本の電線管を埋設できるだけの溝の幅を確保できない場
合も多い。
有する所定長さのブロック(いわゆる多孔管)を端面を
突き合わせるようにして多数連結し、それによって形成
された多数本の孔の中に電線を引き込む方法も提案され
ている(実公平4−53151号公報)。しかしこの多
孔管方式は、1つのブロックが重量が大きく、工事が大
掛かりになるだけでなく、土圧などによりブロックとブ
ロックの連結部に段差ができると、それが孔内面の段差
となって電線引き込みの障害になる等の問題があり、ま
だ実用レベルに達していない。
み、地中に多数本の管をコンパクトに埋設でき、埋設工
事を簡単に行うことができ、しかも管の損傷が発生し難
い地中埋設管路を提供することにある。
は、基本的には、上面に複数本の平行な溝を有する下側
ブロックを多数、その溝が連続するように端面を突き合
わせて配置し、この多数の下側ブロックに跨がる複数本
の長尺な管を、その下半周部が前記溝に収まるように布
設し、その上に、下面に複数本の平行な溝を有する上側
ブロックを多数、その溝が前記管の上半周部に被さるよ
うに端面を突き合わせて配置したことを特徴とするもの
である。
側ブロックを並べ、その上に長尺な管を布設し、その上
に上側ブロックを並べ、必要に応じ下側ブロックと上側
ブロックを適当な締付け部材で締め付けた後、土をかぶ
せるだけで、地中に埋設することができる。また複数段
に積み重ねて埋設することもできる。
ロックに分割されているため比較的軽量で取り扱いが容
易である。また長尺な管を使用するため管の接続がほと
んど必要ない。したがって地中埋設工事を簡単に行うこ
とができる。また複数本の長尺な管を下側ブロックと上
側ブロックで覆ってしまうので、管の間隔を十分小さく
しても空隙残存などの問題がなく、多数本の管をコンパ
クトに埋設できる。また管は、下側ブロックと上側ブロ
ックにより覆われるため土圧が直接かかることがなく、
また掘り返しなどの際に直接打撃を受けることもないの
で、損傷を受け難い。また突き合わせて配置したブロッ
ク間に段差が生じても、これらに跨がって長尺な管を収
めているので、段差の影響がなくなり、管内空間に急激
な段差は生じない。よって、なめらかな管内空間を形成
できる。
レンやポリプロピレン等のプラスチックまたはコンクリ
ート等により形成することができるが、特に廃プラスチ
ックで形成することがコスト面で有利であり、かつ資源
のリサイクルにも貢献できる。また管としては、波付き
の可撓管を使用することが望ましいが、直管を使用する
ことも可能である。特に可撓管は長尺のものをコイル状
に巻いた状態で現場に搬入し、それを巻き戻しながら下
側ブロック上に布設できるので、布設作業が簡単に行え
る。
上側ブロックの端面突き合わせ位置は管路方向にずらす
ことが望ましい。このようにすると一方のブロックの端
面突き合わせ位置に他方のブロックがまたがるように積
層された状態となるので、ブロックの端面突き合わせ位
置で段差が生じ難くなり、管の保護がより確実になる。
また上記のような状態となるので、地震の時などに管の
みに力が集中するのを回避でき、地震に対して強い管路
となる。
を2段以上に積み重ねる場合には、各組内では下側ブロ
ックの端面突き合わせ位置と上側ブロックの端面突き合
わせ位置を同じにし、上下に隣合う組の間では下側ブロ
ックおよび上側ブロックの端面突き合わせ位置を管路方
向にずらす構造とすることもできる。このような構造で
もブロックの端面突き合わせ位置で段差が生じ難くな
る。仮に段差が生じても下側ブロックに跨がって長尺な
管を収めているので、段差の影響はない。
なくとも一方には、管の管路方向へのズレを制限するス
トッパーを設けておくことが望ましい。このようにする
と管に電線などを引き込むときに、管が下側ブロックお
よび上側ブロックに対して移動するのを制限することが
できる。このためマンホール等と管端部との接続部など
に大きな負荷が集中するのを回避でき、電線などの引き
込みを安定して行うことができる。
構成とすることもできる。すなわち、上面に複数本の平
行な溝を有する下側ブロックを多数、その溝が連続する
ように端面を突き合わせて配置し、この多数の下側ブロ
ックに跨がる複数本の長尺な管を、その下半周部が前記
溝に収まるように布設し、その上に、上面および下面に
複数本の平行な溝を有する中間ブロックを多数、下面の
溝が前記管の上半周部に被さるように端面を突き合わせ
て配置し、さらにこの多数の中間ブロックに跨がる複数
本の長尺な管を、その下半周部が中間ブロックの上面の
溝に収まるように布設する、というようにして少なくと
も1段の中間ブロックと管を積み重ね、最上段に、下面
に複数本の平行な溝を有する上側ブロックを多数、その
溝が最上段の管の上半周部に被さるように端面を突き合
わせて配置する、という構成である。
管の多段布設がより簡単に行えると共に、管の上下間隔
を小さくできるため多数本の管をよりコンパクトに埋設
することが可能となる。この場合も、ブロックの端面突
き合わせ位置での段差をなくすためには、上下に隣合う
ブロックの間で、ブロックの端面突き合わせ位置を管路
方向にずらすことが望ましい。またブロック内での管の
移動を制限するためには、上下に隣合うブロックの少な
くとも一方に、その間の管の管路方向へのズレを制限す
るストッパーを設けておくことが望ましい。
設に使用されるものであるが、必要に応じ、水道管やガ
ス管などの埋設にも使用することができる。
態を示す。図において、11は下側ブロック、13は上
側ブロック、15は可撓性を有する波付きプラスチック
管(波形は図示を省略)、17は通しボルト、19はナ
ットである。
肉平板状で、上面に2本の断面半円状の溝21を平行に
有し、両側に2つずつのボルト孔23を有するものであ
る。ボルト孔23は下側ブロック11の両端から、下側
ブロック11の長さの4分の1の所に形成されている。
ボルト孔23は丸孔でもよいが、下側ブロック11の長
手方向に長い長穴にしておくことが望ましい。
円状の溝25を平行に有し、両側に2つずつのボルト孔
27を有する形態であるが、実際には下側ブロック11
と全く同じ形状のものを裏返しただけである。
は例えば廃プラスチックを再溶融して金型成形したもの
である。ブロック11、13の寸法は例えば、長さ1
m、幅210mm、厚さ55mm、溝21、25の内径
70mm、2本の溝の中心間隔85mmである。ブロッ
ク11、13の1枚当たりの重量は約5.7kgであ
り、作業者が1人で持ち運べる程度の重量である。波付
きプラスチック管15は内径50mm、外径65mmの
市販品である。
れる。まず地面に掘った埋設溝29(図2参照)の底
に、多数の下側ブロック11を、溝21が連続するよう
に端面を突き合わせて1列に配置する。各下側ブロック
11のボルト孔23には下側から通しボルト17を挿通
する。次に下側ブロック11の溝21上に2本の波付き
プラスチック管15を布設する。これにより波付きプラ
スチック管15の下半周部が溝21内に収まる。次にそ
の上に多数の上側ブロック13を、そのボルト孔27に
通しボルト17を挿入するようにして配置する。このと
き上側ブロック13は、その端面突き合わせ位置が下側
ブロック11の端面突き合わせ位置と管路方向にブロッ
ク11の長さの半分の距離だけずれるように配置する。
これにより上側ブロック13の溝25が波付きプラスチ
ック管15の上半周部に被さることになる。これで1段
目の組立が終了する。
側ブロック11、波付きプラスチック管15、上側ブロ
ック13を積み重ね、最後に通しボルト17にナット1
9を取り付けて締め付ける。これにより2列2段の波付
きプラスチック管15を有する地中埋設管路が出来上が
る。
スチック管15が全長にわたってブロック11、13で
覆われた構造となるので、土砂が入り込む空隙はほとん
どなく、埋設溝29に土砂を埋め戻した後で、土砂の流
動により陥没などが発生するおそれがない。また下側ブ
ロック11の端面突き合わせ位置と上側ブロック13の
端面突き合わせ位置が管路方向にずれているため、一方
のブロックの端面突き合わせ位置をまたぐように他方の
ブロックが位置することになる。このためブロック1
1、13の端面突き合わせ位置で段差が発生するおそれ
が少なく、波付きプラスチック管15の保護が確実であ
る。またこのため地震等で地盤が動いたときに、波付き
プラスチック管15のみに力が加わるのを回避でき、地
震に対して強い管路となる。
形態を示す。この地中埋設管路は、下側ブロック11と
波付きプラスチック管15と上側ブロック13の組が2
段に積み重ねられているものであるが、各組内では下側
ブロック11の端面突き合わせ位置と上側ブロック13
の端面突き合わせ位置を同じにし、下段の組と上段の組
の間では、下側上側ブロック11、13の端面突き合わ
せ位置を管路方向にずらしたものである。それ以外は実
施形態1と同様であるので、図1と同一部分には同一符
号を付してある。このような構造でも下側上側ブロック
11、13の端面突き合わせ位置で段差が発生するのを
防止できる。
第3の実施形態を示す。この地中埋設管路は、下側ブロ
ック11と上側ブロック13のほかに中間ブロック31
を用いて、波付きプラスチック管15を3列3段に配置
したものである。下側ブロック11および下側ブロック
13は溝21、25の本数が3本になっていること以外
は実施形態1と同じである。波付きプラスチック管15
も実施形態1と同じである。
面に3本の溝33を、下面に3本の溝35をそれぞれ平
行に有するものである。また両側に2つずつのボルト孔
37を有する点は下側ブロック11および上側ブロック
13と同じである。
組み立てられる。まず地面に掘った埋設溝29(図6参
照)の底に、多数の下側ブロック11を、溝21が連続
するように端面を突き合わせて1列に配置する。各下側
ブロック11のボルト孔23には通しボルト17を挿通
する。次に下側ブロック11の溝21上に3本の波付き
プラスチック管15を布設する。これにより波付きプラ
スチック管15の下半周部が溝21内に収まる。次にそ
の上に多数の中間ブロック31を、そのボルト孔37に
通しボルト17を挿通するようにして配置する。このと
き中間ブロック31は、その端面突き合わせ位置が下側
ブロック11の端面突き合わせ位置と管路方向にずれる
ように配置する。これにより1段目の中間ブロック31
の下面の溝35が、下側ブロック11上の波付きプラス
チック管15の上半周部に被さることになる。これで1
段目の組立が終わる。
の溝33上にさらに3本の波付きプラスチック管15を
布設し、その上にさらに2段目の中間ブロック31を、
その端面突き合わせ位置を1段目の中間ブロック31の
端面突き合わせ位置と管路方向にずらして配置する。こ
れにより2段目の中間ブロック31の下面の溝35が、
2段目の波付きプラスチック管15の上半周部に被さ
り、2段目の組立が終わる。
33上にさらに3本の波付きプラスチック管15を布設
する。その上にさらに上側ブロック13を、その端面突
き合わせ位置を2段目の中間ブロック31の端面突き合
わせ位置と管路方向にずらして配置する。これにより上
側ブロック13の下面の溝25が、3段目の波付きプラ
スチック管15の上半周部に被さり、3段目の組立が終
わる。最後に通しボルト17の上端部にナット19を取
り付けて締め付ける。これにより3列3段の波付きプラ
スチック管15を有する地中埋設管路が出来上がる。
と同様の効果が得られるほか、中間ブロック31を使用
しているため次のような効果が得られる。すなわち中間
ブロック31は上下面に溝を有しているため、波付きプ
ラスチック管15を複数段に重ねる場合に、ブロックの
積み重ね回数を少なくでき、工事を効率よく行える。ま
た中間ブロック31の厚さは下側ブロック11と上側ブ
ロック13を合わせた厚さより薄くできるため、地中埋
設管路全体の厚さを薄くできる利点がある。
を2段に使用する場合を説明したが、中間ブロック31
は1段にすることもできるし、3段以上にすることもで
きる。
第4の実施形態を示す。この地中埋設管路は、下側ブロ
ック11の、波付きプラスチック管15の波形の谷部に
相当する位置に、ピン39を立てることにより、波付き
プラスチック管15が下側ブロック11に対して管路方
向にずれないようにしたものである。図示を省略した
が、下側ブロック11の上には実施形態1〜3と同様に
上側ブロックまたは中間ブロックが積み重ねられ、地中
埋設管路が構成される。中間ブロックを使用する場合
は、中間ブロックの上面側にも同様にピンを立てればよ
い。
ック管15内に電線を引き込むときに、波付きプラスチ
ック管15が電線にひきずられて管路方向に移動するの
を防止することができる。
中間ブロック31の下面側に設けることもできる。また
ピン39を立てるためのピン孔は下側ブロック11に、
波付きプラスチック管15を布設した後で波形の谷部に
合わせて形成してもよいし、下側ブロック11に予め形
成しておいてもよい。予め形成する場合は、波付きプラ
スチック管15の波形のピッチと異なるピッチで複数の
ピン孔を形成しておき、波付きプラスチック管布設後
に、そのうちのどれかにピンを立てるようにすればよ
い。
明の第5の実施形態を示す。この地中埋設管路は、下側
ブロック11の溝21の一部に半円状の凹部41を形成
し、この凹部41に、波付きプラスチック管15の波形
とかみ合う内周面をもつ半円部材43を設置したもので
ある。このような構造でも波付きプラスチック管15が
下側ブロック11に対して管路方向にずれるのを制限す
ることができる。
の同方向の寸法よりg1 +g2 だけ大きくしてある。g
1 +g2 は波付きプラスチック管15の波形の1ピッチ
にほぼ等しい寸法である。このようにすれば、凹部41
内での半円部材43の位置を調整することにより、半円
部材43の内周面を必ず波付きプラスチック管15の外
周面とかみ合わせることができる。なお半円部材43は
波付きプラスチック管15とかみ合った状態で、凹部4
1内で移動可能であるが、移動可能範囲は波付きプラス
チック管15の波形の1ピッチ以内に制限されるので、
波付きプラスチック管15の移動を制限する手段として
は十分である。
には実施形態1〜3と同様に上側ブロック13または中
間ブロック31が積み重ねられ、地中埋設管路が構成さ
れる。中間ブロック31を使用する場合は、中間ブロッ
ク31の上面側にも同様に凹部と半円部材を設ければよ
い。また凹部と半円部材は上側ブロックの下面側、中間
ブロック31の下面側に設けることもできる。
施形態を示す。この地中埋設管路は、管として直管45
を使用した例である。直管45の場合は波付きプラスチ
ック管のような移動制限手段を採用することはできな
い。このため下側ブロック11および上側ブロック13
の溝21、25の一部に、直管45を接続するスリーブ
47を収納するための凹所49を設けて、直管45の管
路方向の移動を制限するようにしたものである。凹所4
9は直管45の接続部に合わせて現場で切削加工等によ
り形成すればよい。この実施形態は、下側ブロック11
と上側ブロック13を用いた場合であるが、図7に示す
ような中間ブロック31を用いる場合にも同様に適用で
きる。
明の第7の実施形態を示す。この地中埋設管路は、下側
ブロック11および上側ブロック13の両側の接触面
に、互いに嵌合する突起51と穴53を形成することに
より、両ブロック11、13の位置決めを容易にし、組
立作業を簡易化したものである。
起51が一端から長さLの4分の1の所に形成され、穴
53が下側ブロック11の他端から長さLの4分の1の
所に形成されており、かつボルト穴23が一端から長さ
Lの8分の1の所から、長さLの4分の1の間隔で4個
形成されている。このようにすると下側ブロック11と
上側ブロック13を同じ金型で形成することができる。
上記以外の構成は前記実施形態1と同様である。この実
施形態は中間ブロックを使用する場合にも同様に適用可
能である。
明の第8の実施形態を示す。この地中埋設管路は、下側
ブロック11および上側ブロック13の両端部にそれぞ
れ凹凸かみ合い部55を形成することにより、下側ブロ
ック11および上側ブロック11の管路方向へのずれを
防止したものである。それ以外の構成は前記実施形態1
と同様である。この実施形態は中間ブロックにも同様に
適用可能である。
ボルト17に対するナット19の締付けをゆるくしてお
くことにより、多少上下に曲がる線路であってもそれに
沿って管路を敷設することができる。またボルト孔27
を大きくしておけば、左右に曲がる線路であってもそれ
に沿って管路を敷設することも可能である。
にして積み重ねるようにすれば、よりスムーズな曲がり
で敷設することができる。直線部と同じブロックを用い
ると曲がり部ではブロック間に若干の隙間が生じるが、
図17に示すように、相手方ブロックとの突き合わせ面
Pに角度を付けたブロック11A(13A、31A)を
使用すれば、ブロック間に隙間を生じさせることなく曲
がり部を形成できる。ここで突き合わせ面Pに角度を付
けるとは、ブロックの長さ方向Lに対する突き合わせ面
Pの角度が90°でないことをいう。また管に可とう性
波付きプラスチック管15を使用することで、曲がり部
を形成したときにブロック突き合わせ部における折れ曲
がりに影響されない管路内面を確保できる。
側ブロック13を取り外して波付きプラスチック管15
を管路外に引き出せば、管路を分岐することもできる。
さらに図19に示すように、管路の上側ブロック13を
適当個数連続して取り外し、露出した波形プラスチック
管15を露出区間の一端側寄りで切断し、露出長の長い
方の波形プラスチック管15を管路外に引出し、短い方
の波形プラスチック管15には管継手57により継ぎ足
し用波形プラスチック管15Aを接続してそれを管路外
に引き出すことで、π型分岐管を構成することもでき
る。このようなπ型分岐管を構成すると、管路から建物
59に引き込んだケーブル61を分岐処理した後、再び
管路に戻すことができるので、管路敷設後に建物59が
増設されたときに便利である。
路は、多数本の管を互いに接近させて布設できるので、
地中に多数本の管をコンパクトに埋設することができ
る。また短尺のブロックと長尺の管とを積み重ねること
により組み立てられるので、埋設工事が簡単に行える。
さらに管は下側ブロック、上側ブロック等により保護さ
れているため、土圧や掘削時の衝撃力などが直接かかる
ことがなく損傷を受けにくい利点がある。
す側面図。
よび上側ブロックの斜視図。
す側面図。
す側面図。
中間ブロックおよび上側ブロックの斜視図。
部を示す平面図。
要部を示す平面図。
示す縦断面図。
示す一部切開側面図。
ックの平面図。
示す側面図。
ックの平面図。
示す平面図。
したときの平面図。
き出したときの平面図。
Claims (7)
- 【請求項1】上面に複数本の平行な溝(21)を有する
下側ブロック(11)を多数、その溝が連続するように
端面を突き合わせて配置し、 この多数の下側ブロック(11)に跨がる長尺な管(1
5)を、その下半周部が前記溝(21)に収まるように
布設し、 その上に、下面に複数本の平行な溝(25)を有する上
側ブロック(13)を多数、その溝(25)が前記管
(15)の上半周部に被さるように端面を突き合わせて
配置した、 ことを特徴とする地中埋設管路。 - 【請求項2】下側ブロック(11)の端面突き合わせ位
置と上側ブロック(13)の端面突き合わせ位置を管路
方向にずらしてあることを特徴とする請求項1記載の地
中埋設管路。 - 【請求項3】下側ブロック(11)と管(15)と上側
ブロック(13)の組が2段以上に積み重ねられ、各組
内では下側ブロック(11)の端面突き合わせ位置と上
側ブロック(13)の端面突き合わせ位置が同じ位置に
あり、上下に隣合う組の間では下側ブロック(11)お
よび上側ブロック(13)の端面突き合わせ位置が管路
方向にずらしてあることを特徴とする請求項1記載の地
中埋設管路。 - 【請求項4】下側ブロック(11)および上側ブロック
(13)の少なくとも一方に、その間の管(15)の管
路方向へのずれを制限するストッパー(39、43)が
設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のい
ずれかに記載の地中埋設管路。 - 【請求項5】上面に複数本の平行な溝(21)を有する
下側ブロック(11)を多数、その溝が連続するように
端面を突き合わせて配置し、 この多数の下側ブロック(11)に跨がる複数本の長尺
な管(15)を、その下半周部が前記溝(21)に収ま
るように布設し、 その上に、上面および下面に複数本の平行な溝(33、
35)を有する中間ブロック(31)を多数、下面の溝
(35)が前記管(15)の上半周部に被さるように端
面を突き合わせて配置し、さらにこの多数の中間ブロッ
ク(31)に跨がる長尺な管(15)を、その下半周部
が中間ブロック(31)の上面の溝(33)に収まるよ
うに布設する、というようにして少なくとも1段の中間
ブロック(31)と管(15)を積み重ね、 最上段に、下面に複数本の平行な溝(25)を有する上
側ブロック(13)を多数、その溝(25)が最上段の
管(15)の上半周部に被さるように端面を突き合わせ
て配置した、 ことを特徴とする地中埋設管路。 - 【請求項6】上下に隣合うブロック(11と31、31
と31、31と13)は、ブロックの端面突き合わせ位
置を管路方向にずらしてあることを特徴とする請求項5
記載の地中埋設管路。 - 【請求項7】上下に隣合うブロック(11と31、31
と31、31と13)の少なくとも一方に、その間の管
(15)の管路方向へのずれを制限するストッパー(3
9、43)が設けられていることを特徴とする請求項5
または6記載の地中埋設管路。
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JP7-201969 | 1995-08-08 | ||
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Related Child Applications (4)
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JP2002002185A Division JP4142297B2 (ja) | 1995-08-08 | 2002-01-09 | 地中埋設管路 |
JP2002002172A Division JP2002303380A (ja) | 1995-08-08 | 2002-01-09 | 地中埋設管路 |
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JPH09105479A true JPH09105479A (ja) | 1997-04-22 |
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