JP3283376B2 - ハンドリング機械の把持装置 - Google Patents

ハンドリング機械の把持装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はH型鋼、溝型鋼、L型鋼
等を運搬するハンドリング機械に係り、特にハンドリン
グ機械の把持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にハンドリング機械は、下部走行体
の上部に設けられた旋回体に、起伏自在なブームの基端
を軸着し、ブームの先端に軸着したアームを介して各種
作業機を装着できるようにしたものである。すなわち、
図13,14はその一例で油圧ショベル等の下部走行体
101の上部に、運転室103等を載置した旋回体10
を旋回自在に設けた車両本体を母体とする自走式のハ
ンドリング機械100に把持装置110を装着した場合
の平面および側面図を示している。この把持装置110
は、旋回体102に設けられた起伏自在なブーム104
に連結されたアーム105の先端に装着されたもので、
ターンテーブル124の先端部にアングルシリンダ12
クランプアーム111クランプ台112、および
クランプシリンダ113等のクランプ部を備えたもので
ある。図は把持物がH型鋼115の場合である。
【0003】このような把持装置を使用して行う地下工
事等においては、図15に示す土留壁121に取付けら
れた上下2段の腹起こし受けブラケット122,122
にH型鋼115からなる腹起こし116a,116b
それぞれ載置する作業が行われている。この工事の順序
としては、まず、上部および下部の腹起こし受けブラケ
ット122を土留壁121側に溶接し、下側の腹起こし
116bを設置する。つぎに上側の腹起こし116a
設置したのち、最後にアンカ(図示せず)を土留壁12
1に打ち込むことでこの工事は終了することになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような工
事施工の際、従来のようなクランプ装置では、図15に
示したアースアンカ方式の腹起こし116a,116b
を設置する際に、左右のクランプアーム111及びクラ
ンプ台112等のクランプ部間の距離が例えば1000
mm(図13参照)であるのに対し、左右に隣合う腹起
こし受けブラケット122、122間の距離が600〜
1200mmであるため、H型鋼115の外周部を掴ん
で接近させると、クランプ装置が上側、または下側の腹
起こし受けブラケット122に干渉してうまく載置がで
きないと云う欠点があり、また、この工事はアンカ打ち
込み機の構造上、図16のような狭い溝の中にH型鋼
15を設置する必要があるが、このとき作業機本体のア
ーム105が路肩Aに当ってしまい載置が困難となる場
合もある。また、図13、図14に示す従来の構造では
H型鋼115をつかんでターンテーブル124を使用し
てH型鋼115を縦にして設置する場合、H型鋼115
図13の平面視で左右方向に移動させて調整すること
できない。また、別のクランプする方法として、H型
鋼115のフランジ部をつかむものが実開平2−371
83号公報で開示されているが、この構造では、例えば
図17に示す様に土留壁121に腹起こし受けブラケッ
ト122を溶接して、該腹起こし受けブラケット122
上にH型鋼115を傾けて設置し、H型鋼115
H型鋼117をボルトにより取り付け斜め梁として
連続して設置して上部の梁118を支える工法に用いる
場合に、ボルトにより取り付けるためには、図に示す様
にH型鋼117のフランジ117aを上にしなければな
らないが、どうしてもフランジ117aを上にして設置
することができないという問題がある
【0005】本発明は、把持装置においてフランジ把持
に適した構造とすると共に、縦柱の移動や斜め梁の設置
をも可能としたハンドリング機械の把持装置を提供して
従来技術の持つ欠点の解消を図ることを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
第1の発明は、把持装置をスイングサークル付き取
付部と可動部とより構成して、該取付部に可動部側の支
持部材を揺動自在に軸支し、該支持部材の下面に、先端
側に把持物を把持する把持面を有するクランプ台を有す
るクランプアームの基端側前記把持面と略平行をなす
軸を中心にして揺動自在となるように軸支し、該クラン
プアームにピンにより中間が軸支され、かつ前記ピンか
ら基端部までの長さが前記クランプアームの前記ピンか
ら基端部ま での長さよりも短いリンクを設けて、該リン
クの端に前記クランプ台に相対して把持物を挟持する
クランプ片を設け、前記クランプアームとリンクの基端
部との間にはクランプシリンダを、前記支持部材下面と
クランプアームとの間にはチルトシリンダをそれぞれ備
えたことを特徴とするハンドリング機械の把持装置であ
る。
【0007】第2の発明は、把持装置をスイングサーク
ル付き取付部と可動部とより構成して、該取付部に該可
動部側の支持部材を揺動自在に軸支し、該支持部材には
一側に把持物との接触面を有するクランプ板を把持面に
略平行をなす軸を中心にして揺動自在となるように軸支
し、該クランプ板には一端が軸支され、他端にクランプ
片を備えた一対のクランプアーム、および該クランプ板
に一端が軸支され、他端が一方のクランプアームに軸支
されたクランプシリンダを設け、前記クランプアーム間
には該クランプシリンダの伸縮に追従するロッドを設け
ると共に、前記支持部材とクランプ板との間にはクラン
プ板の接触面の方向を変換するチルトシリンダを設けた
ものである。
【0008】
【作用】上記構成によれば、第1の発明の場合は把持物
の一辺(H型鋼やI型鋼のフランジ部など)をクランプ
シリンダの作動によりクランプアーム先端部のクランプ
台とリンク先端部のクランプ片との間で挟持することが
でき、第2の発明では把持物(例えばI型鋼の場合)の
フランジ部分をクランプ板の接触面に当て、前記フラン
ジ部分に直角方向のウェブ部分を両側のクランプアーム
先端部のクランプ片により挟持することにより確実な把
持が行える。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図1乃至図12に示す一実施
例を参照して説明する。本発明が適用されるハンドリン
グ機械10は、図1に示すように装軌式車両等からなる
下部走行体11の上部に、キャブやエンジンルーム等が
載置された上部旋回体12を有し該上部旋回体12の
上部にはブーム13やアーム14からなる作業機が設け
られ、アーム14の先端には把持装置1を設けたもので
ある。
【0010】図2乃至図5により、第1実施例の把持装
置を説明する。把持装置1は、図2乃至図5に示すよう
取付部2と可動部3とにより構成されており、該取付
部2に可動部3側の支持部材4を揺動自在に軸支し、該
支持部材4には一側にクランプ台5aを有するクラン
プアーム5を設け、該クランプアーム5に中間が軸支さ
れたリンク6を設けて、該リンク6の一端に前記クラン
プ台5aに相対して把持物を挟持するクランプ片7を
設け、前記クランプアーム5とリンク6の他端との間に
はクランプシリンダ8を、前記支持部材4とクランプア
ーム5との間にはチルトシリンダ9をそれぞれ備えてい
【0011】取付部2はアーム14の先端直接取付け
部分で、取付けプレート2a、回転モータ15、スイ
ングサークル16、スイングサークル16の前面(図
示で下面)に固着されたブラケット17、および一対の
アングルシリンダ18,18等からなっている。また、
可動部3はブラケット17にピン3aにより揺動自在
に軸支され、アングルシリンダ18,18により揺動自
在な支持部材4を含む前側(図示で下側)の部分で構成
されている。すなわち支持部材4の前面にはクランプ
アーム5の一端がピン19により揺動自在に支持され、
前記クランプアーム5の開放側の他端はそり返ったク
ランプ台5aが形成されている。
【0012】リンク6は中間が前記クランプアーム5に
ピン20により揺動自在に軸支されておりリンク6の
一端には前記クランプ台5aに相対するようにクランプ
片7がピン21により揺動自在に軸支されている。そし
てリンク6の他端とクランプアーム5の間にクランプシ
リンダ8を設け、そのロッド側ピン23により、ボト
ム側はピン22によりそれぞれ連結されている。また、
前記支持部材4の前面と、クランプアーム5のクランプ
台5aに近接した位置との間にはチルトシリンダ9が設
けられ、そのボトム側およびロッド側はそれぞれピン2
4,25により連結されている。クランプ台5aとクラ
ンプ片7とが相対する面は把持物を挟持する把持面と
なっており、前記ピン19の軸心の向きは、把持面と略
平行をなしている。
【0013】つぎに作動を説明する。チルトシリンダ9
およびクランプシリンダ8を伸縮することによりクラン
プ台5aとクランプ片7との間に把持物W(実施例では
H型鋼)の一辺(フランジ部)を把持したり解放するこ
とが可能となり、したがってこの状態での搬送や設置が
容易となる。また、把持物置かれた位置が把持装置
1に対して把持し難い場合には把持装置1をチルトシ
リンダ9により揺動(チルト動作)させたり、スイング
サークル16により回転させたり、あるいは図4(正面
図)および図5(図4に対して把持物Wを45°傾斜さ
せた図)に示すようにアングルシリンダ18の作動(ア
ングル動作)により、把持し易い姿勢にクランプ台5a
およびクランプ片7の把持姿勢を変えることができ、従
ってこれにより好む位置への設置、つまり斜め設置や立
柱の設置も可能となる。ここで図2はチルトシリンダ9
が最短の場合でH字姿勢での把持、図3は最長の場合で
工字姿勢での把持を示す。なお、図は何れもH型鋼の把
の例を示したが、一辺を把持することによりL型鋼、
溝型鋼でも同様の把持が可能となる。
【0014】図6および図7は第1実施例の他の実施例
を示すものである。これらの図において、取付部2は図
、図3に示したものと全く同一であり、支持部材4′
を含む前部(図示で下部)の形状が図2,3の場合と若
干相違するが、構成部品は同じ機能を持つので、各部品
に対しては′を付して図2,3と区別する。しかしてこ
の場合も把持物WはH型鋼で、図6はH型鋼がH字姿勢
での把持、図7は工字姿勢での把持を示している。
【0015】次に、図8乃至図12により、第2実施例
を説明する。図8乃至図12に示すように把持装置3
取付部32と可動部33とより構成されており、該
取付部32に該可動部33側の支持部材34を揺動自在
に軸支し、該支持部材34には一側に把持物との接触
面35aを有するクランプ板35をピン40で揺動自在
に軸支し、該クランプ板35には一端がそれぞれピン
47,48で軸支され、かつ他端にクランプ片36aを
それぞれ備えた一対のクランプアーム36,36′
よびクランプシリンダ37を設け、前記一対のクランプ
アーム36,36′間には該クランプシリンダ37の伸
縮に追従するロッド38を設けると共に、前記支持部材
34とクランプ板35との間にはクランプ板35の接触
35aの方向を変換するチルトシリンダ39を設けて
いる
【0016】前記取付部32は図1に示したアーム14
の先端直接取付ける部分で、取付けプレート32a、
回転モータ41,スイングサークル42、スイングサ
ークル42の前面(図示で下面)に固着されたブラケッ
ト43、および一対のアングルシリンダ44,44等か
らなっている。また、可動部33はブラケット43に
ピン34aにより揺動自在に軸支され、アングルシリン
ダ44,44により揺動自在な支持部材34を含む前側
(図示で下側)の部分で構成されている。
【0017】クランプ板35は支持部材34に対してピ
ン40により軸支され、また、支持部材34とクランプ
板35との間にはチルトシリンダ39のボトム側とロッ
ド側とがそれぞれピン45,46により連結されてお
り、したがってチルトシリンダ39が伸縮するとクラン
プ板35は支持部材34に対してピン40を支点として
回動できるようになっている。前記クランプ板35の両
サイドにはほぼ対称形をなす一対のクランプアーム3
36′の一端がそれぞれ支点となるピン47,48
により軸支され、クランプアーム36,36′の解放側
となる他端にはそれぞれクランプ片36a,36aの基
端部がピン49により揺動自在に軸支されている。
ランプ片36aの先端面クッション36bが取り付
けられ、この部分が把持物との接触面となる。
【0018】なお、一方のクランプアーム36′はピン
48によってクランプ板35に連結されており、更にピ
ン50によりクランプアーム36′とクランプシリンダ
37のロッド側が連結され、クランプシリンダ37の
ボトム側はピン51によりクランプ板35と連結されて
いる。また、クランプアーム36と36′との間にはロ
ッド38があって、その一端はピン52によりクランプ
アーム36と連結され、他端は前記の同一ピン50によ
り軸支されている。二つのクランプ片36a,36aが
相対する面は把持物を挟持する把持面となっており、ピ
ン40,49の軸心の向きは、把持面と略平行をなして
いる。
【0019】つぎに把持装置31を使用してI型鋼(符
号Wで示す)を把持する場合の作動を説明する。図8に
おいてまず、クランプシリンダ37を収縮させクラ
ンプアーム36,36′を開いた状態と、つぎに工の
字の姿勢に置かれたI型鋼の上面となるフランジ部分に
クランプ板35の接触面35aを接触させたのち、クラ
ンプシリンダ37を伸長させると、クランプアーム3
6,36′の先端に設けられたクランプ片36aは互い
に接近して遂には把持面でI型鋼のウェブを両側から挟
込み、これによりI型鋼は図9に示すような状態でフ
ランジ部と両ウェブ面に対して三方から強固に把持され
ることになる。以上はチルトシリンダ39のストローク
が最大の場合である。
【0020】つぎにチルトシリンダ39のストロークが
最小の場合を図10および図11により説明する。図1
0においてまず、チルトシリンダ39を図8の伸長状態
から図10のように収縮状態することによりクランプ
板35の接触面35aを垂直にする。その上でクランプ
シリンダ37を収縮させてクランプアーム36,3
6’を開いた状態と、つぎにHの字の姿勢に置かれた
I型鋼の側面であるフランジ部分にクランプ板35の接
触面35aを接触させたのち、クランプシリンダ37を
伸長させると、クランプアーム36,36′の先端に設
けられたクランプ片36aは互いに接近して遂には把持
面でI型鋼のウェブを上下方向より挟み込むことでI型
鋼は図11に示すように起立姿勢の状態でフランジ部と
両ウェブ面に対して三方からチルトシリンダ39のスト
ロークが最小の場合と同様に強固に把持される。以上の
図8乃至図11ではI型鋼の把持の場合について説明し
たがH型鋼の把持の場合も2点鎖線で示すように同様
に行える。なお、図12は図10の正面図である。
お、上記の第1の実施例、第2の実施例とも、クランプ
片7,36aは、把持する前に重力でその把持面が下向
きとならないで、図示する位置に成るように図示して
いないバネ等で付勢されている。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成したの
で、第1の実施例の場合はL型鋼溝型鋼およびI型鋼
フランジ部を上下より挟持することが可能となり、ク
ランプ台とクランプ片との間で挟持されたフランジ部
は、チルトシリンダでチルトされ、フランジ部の姿勢を
容易に変更できる。また、互いに略並行に配置されてい
るクランプアーム及びチルトシリンダは細長く形成され
ていて略一体となってチルト動作するので狭隘な現場等
でのハンドリング作業に好適である。さらに、チルトシ
リンダにより、支持部材の下面から斜め下方に向けて型
鋼を位置決めできるので、腹起こしを腹起こし受けブラ
ケットに載置するときに腹起こし受けブラケットに斜め
上方から容易に接近でき、把持装置が腹起こし受けブラ
ケットに干渉することがない。また、狭い溝の中の腹起
こし受けブラケットにも容易に接近できるので、把持装
置と路盤とが干渉することもない。また、第2の実施例
ではI型鋼(H型鋼も同様)のウェブを把持することが
可能となる。H型鋼の位置決め時には、把持装置を装着
した作業車両の前部でH型鋼のフランジ部をクランプ板
当接させて水平姿勢で把持し、水平姿勢を保持したま
ま、チルトシリンダでH型鋼をチルトさせてフランジ部
を上にして腹起こし受けブラケット等の上に載置でき
る。したがって従来の場合に生じた不具合は本発明に
より解消されると共に、鋼材を把持した状態での斜梁、
立柱、横梁の角度を調整するツイスト機能や水平方向の
角度を調整するアングル機能、および立柱の角度を調整
するチルト機能も可能となるので、それぞれの設置がで
き汎用性の高い機械とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明かかるハンドリング機械の一実施例を
示す外観側面図である。
【図2】第1実施例の把持装置のチルトシリンダ最小ス
トローク時の側面図である。
【図3】第1実施例の把持装置のチルトシリンダ最大ス
トローク時の側面図である。
【図4】図の正面図である。
【図5】図4の把持物を最大アングルさせた時の正面図
である。
【図6】第1実施例の把持装置の実施例を示し、H字
姿勢H型鋼の把持時の側面図である。
【図7】図6の把持装置の工字姿勢H型鋼の把持時の側
面図である。
【図8】第2実施例にかかる把持装置I型鋼把持前の
側面図である。
【図9】図8のI型鋼把持後の側面図である。
【図10】第2実施例にかかる把持装置I型鋼把持前
の側面図である。
【図11】図10のI型鋼把持後の側面図である。
【図12】図10の正面図である。
【図13】従来把持装置によるH型鋼の把持状態を示
す平面図である。
【図14】図13の側面図である。
【図15】従来のハンドリング機械を使用して行う山留
工事の一例を示す斜視図である。
【図16】図15の側面図である。
【図17】斜め梁を設置する工法の説明図である。
【符号の説明】
1…把持装置、2,2′…取付部、3,3′…可動部、
4,4′…支持部材、5,5′…クランプアーム、5
a,5a′…クランプ台、6,6′…リンク、7…クラ
ンプ片、8…クランプシリンダ、9…チルトシリンダ、
31…把持装置、32…取付部、33…可動部、34…
支持部材、35…クランプ板、35a…接触面、36,
36′…クランプアーム、36a…クランプ片、37…
クランプシリンダ、38…ロッド。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把持装置をスイングサークル(16)付き取
    付部(2)と可動部(3)とより構成して、該取付部(2)に可
    動部(3)側の支持部材(4)を揺動自在に軸支し、該支持部
    材(4)の下面に、先端側に把持物を把持する把持面を有
    するクランプ台(5a)を有するクランプアーム(5)の基端
    前記把持面と略平行をなす軸を中心にして揺動自在
    となるように軸支し、該クランプアーム(5)にピン(20)
    により中間が軸支され、かつ前記ピン(20)から基端部ま
    での長さが前記クランプアーム(5)の前記ピン(20)から
    基端部までの長さよりも短いリンク(6)を設けて、該リ
    ンク(6)の端に前記クランプ台(5a)に相対して把持物
    を挟持するクランプ片(7)を設け、前記クランプアーム
    (5)とリンク(6)の基端部との間にはクランプシリンダ
    (8)を、前記支持部材(4)下面とクランプアーム(5)との
    間にはチルトシリンダ(9)をそれぞれ備えたことを特徴
    とするハンドリング機械の把持装置。
  2. 【請求項2】 把持装置をスイングサークル(42)付き取
    付部(32)と可動部(33)とより構成して、該取付部(32)に
    該可動部(33)側の支持部材(34)を揺動自在に軸支し、該
    支持部材(34)には一側に把持物との接触面を有するクラ
    ンプ板(35)を把持面に略平行をなす軸を中心にして揺動
    自在となるように軸支し、該クランプ板(35)には一端が
    軸支され、他端にクランプ片(36a)を備えた一対のクラ
    ンプアーム(36,36')、および該クランプ板(35)に一端が
    軸支され、他端が一方のクランプアーム(36,36')に軸支
    されたクランプシリンダ(37)を設け、前記クランプアー
    ム(36,36')間には該クランプシリンダ(37)の伸縮に追従
    するロッド(38)を設けると共に、前記支持部材(34)とク
    ランプ板(35)との間にはクランプ板(35)の接触面の方向
    を変換するチルトシリンダ(39)を設けたことを特徴とす
    るハンドリング機械の把持装置。
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