JP3279681B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP3279681B2
JP3279681B2 JP29116592A JP29116592A JP3279681B2 JP 3279681 B2 JP3279681 B2 JP 3279681B2 JP 29116592 A JP29116592 A JP 29116592A JP 29116592 A JP29116592 A JP 29116592A JP 3279681 B2 JP3279681 B2 JP 3279681B2
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正和 青木
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誠 花輪
邦男 内山
正行 中村
五郎 橘川
貫時 大石
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    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1006Data managing, e.g. manipulating data before writing or reading out, data bus switches or control circuits therefor

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイナミックランダム
アクセスメモリ(DRAM)等の半導体装置において、
キャッシュメモリを同一チップ上に実現するための回路
構成とその高速化及び低面積化、低消費電流化に係る。
【0002】
【従来の技術】国際出願番号PCT/US91/025
90のクレーム88〜90に、DRAMのセンスアンプ
をキャッシュメモリとして用いることが記載されてい
た。また、特公平2−043279及び特公平3−02
1996に低面積化及び高速化のためにデータ線を階層
化することが記載されており、特開平4−053083
の図4〜図8に、低面積化のためにデータ線を階層化
し、通常のデータ線にはnチャネルMOSトランジスタ
(以下nMOST)のみを用いた増幅器又はスイッチ或
いは両方を設け、多数の通常のデータ線と接続する上位
の少数のグローバルデータ線にpチャネルMOSトラン
ジスタ(以下pMOST)とnチャネルMOSトランジ
スタ(以下nMOST)を用いた増幅器を設ける方式が
記載されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】国際出願番号PCT/
US91/02590のクレーム88〜90に記載のよ
うにセンスアンプをキャッシュメモリとして用いる時、
通常のDRAMのデータ線とセンスアンプの構成では以
下の問題が生じる。センスアンプをキャッシュメモリと
して用いる時には、従来のDRAMのページモードのよ
うにワード線を選択したままにしておく。このため、も
し、あるサイクルのアドレス指定が、前のサイクルでセ
ンスアンプ上に読み出されたデータのアドレスと一致し
なかった場合(ミスヒット時)には、まずワード線を非
選択状態に戻し、さらにセンスアンプの差動信号をショ
ートしなければならない。この後に、ワード線を立ち上
げてメモリセルから信号を読み出す。このため、この時
のアクセス時間が遅れてしまうという問題が生じる。ま
た、書き込み時にも同様な理由によってミスヒット時に
遅れてしまうという問題が生じる。
【0004】また、特公平2−043279、特公平3
−021996及び特開平4−053083に記載のよ
うにデータ線を階層化した場合は以下の問題が生じる。
読み出しのためにワード線が選択されると、これに対応
するデータ線に信号が現われる。さらに、このデータ線
信号に対応した信号がグローバルデータ線に現われ、後
段の出力回路に信号が送られる。ひとつのワード線が選
ばれた場合に動作するデータ線及びグローバルデータ線
は多数ある。このため、データ線及びグローバルデータ
線の寄生容量の充放電電流による消費電流の増大を引き
起こしていた。また、階層化したデータ線をキャッシュ
メモリとして用いる手段は含まれていない。
【0005】そこで、本発明ではキャッシュメモリがミ
スヒットした時の読み出し時間及び書き込み時間の高速
化を実現する低消費電流のメモリ装置を有する半導体装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、図1に示す
ようにデータ線を階層化(Dmn,GDm等)し、図2
に示すようにある読み出し/書き込みサイクルの終わり
でグローバルデータ線(GDm,/GDm)をショート
せずに、次のサイクルでこのグローバルデータ線(GD
m,/GDm)上のメインアンプ(MAm)をキャッシ
ュメモリとして用いる手段をメインアンプ(MAm)に
設ける。すなわち、このグローバルデータ線(GDm,
/GDm)のデータをそのまま後段の出力回路(DF)
に送る手段(MAm)を設ける。また、メインアンプ
(MAm)をキャッシュメモリとして用いるために、デ
ータ線(Dmn,/Dmn)をグローバルデータ線(G
Dm,/GDm)と独立にショートする手段(PAm
n)と、メモリセルMC選択のための動作(デコード動
作やワード線Wnkの立ち上げ)と並行に、グローバル
データ線(GDm,/GDm)をプリチャージする手段
(MAm)を設ける。また、一度グローバルデータ線
(GDm,/GDm)に現われた信号を、本発明の半導
体装置を含んだシステム全部の共通クロック信号(C
K)に同期させて連続読み出しする手段をMAm内及び
後段DFに設ける。また、書き込み時にはグローバルデ
ータ線(GDm,/GDm)にまず共通クロック信号
(CK)に同期させて信号を書き込む手段をMAm内に
設け、このグローバルデータ線(GDm,/GDm)に
予め書き込まれたデータをデータ線(Dmn,/Dm
n)を介してメモリセルMCに書き込む手段をPAmn
内に設け、その制御手段をCON1に設ける。
【0007】
【作用】メインアンプ(MAm)をキャッシュとして用
いる手段をMAmに設け、かつデータ線(Dmn,/D
mn)をグローバルデータ線(GDm,/GDm)と独
立にショートする手段(PAmn)と、メモリセルMC
選択動作と並行にグローバルデータ線(GDm,/GD
m)をプリチャージする手段(MAm)とを設けること
により、グローバルデータ線(GDm,/GDm)をシ
ョートする動作と並行にワード線(Wnk)を立ち上げ
てデータ線(Dmn,/Dmn)にメモリセルMCから
の信号を読み出すことができる。これによって、国際出
願番号PCT/US91/02590記載の従来例と異
なりキャッシュのミスヒット時のアクセスを高速化する
ことができる。
【0008】メインアンプ(MAm)をキャッシュとし
て用いる手段を設けることにより、キャッシュがヒット
した場合はグローバルデータ線(GDm,/GDm)の
充放電は不用となるため、特公平2−043279、特
公平3−021996及び特開平4−053083に記
載の従来例と異なり充放電する回数が減り消費電流を低
減することができる。
【0009】メインアンプ(MAm)をキャッシュとし
て用いない場合も、一度グローバルデータ線(GDm,
/GDm)に現われた信号を、システム全体共通のクロ
ック信号CKに同期させて連続読み出しする手段を設け
ることにより、特公平2−043279、特公平3−0
21996及び特開平4−053083に記載の従来例
と異なり寄生容量を充放電する回数が減るのでクロック
周波数が高くとも消費電流を低減することができる。
【0010】書き込み時には、グローバルデータ線(G
Dm,/GDm)にまず信号を書き込む手段を設けたの
で、ワード線の選択と平行して行うことができ、また、
データ線(Dmn,/Dmn)の直前まで書き込みデー
タが来ているので高速に書き込むことができる。これに
よって、国際出願番号PCT/US91/02590記
載の従来例と異なりキャッシュのヒット時及びミスヒッ
ト時で変わらない高速な書き込み動作を実現できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について述べる。な
お、以下の説明において特に断わらない限り信号名は信
号配線名及び信号端子名を兼ねることとし、図面上で信
号名にオーバーラインを付けて表したコンプリメンタリ
信号は、信号名の前に/を付けて表す。
【0012】図1は、本発明の第1の実施例を示す図で
ある。図1において、D11,/D11〜Dmn,/D
mnはデータ線対であり、GD1,/GD1〜GDm,
/GDmはグローバルデータ線対である。W11〜Wn
kはワード線である。また、PA11〜PAmnはプリ
アンプであり、データ線対の増幅回路及びグローバルデ
ータ線対への転送回路を含む。MA1〜MAmはメイン
アンプであり、グローバルデータ線対の増幅回路及び出
力回路DFに接続するIO線への転送回路を含む。な
お、PA11〜PAmnはデータ線対の増幅回路を含ま
ず、単なる転送回路の場合もある。また、MA1〜MA
mのみ又はGD1,/GD1〜GDm,/GDmのみ又
は両方をキャッシュとして用いる時、グローバルデータ
線とデータ線を独立にそれぞれショートする手段PA1
1〜PAmn及びMA1〜MAmを設ける。図1では、
この独立にショートする手段を起動する信号をデータ線
対に対してはPC1〜PCn、グローバルデータ線対に
対してはPCGとして示し、これらの信号を発生する手
段をCON1として示す。なお、例えばPA11〜PA
m1全部をPC1で駆動する例を示しているが、一部分
をPC1で駆動し、他の部分は別の信号で駆動するよう
な例も考えられる。PCGについても同様である。ま
た、キャッシュがヒットした時、ワード線の選択やデー
タ線及びグローバルデータ線での増幅は行なわない手段
を設ける。ここで、ヒットした時とは、あるサイクルの
アドレス信号Aiで選択されるべきワードが、それより
前のサイクルで選択されたワードと一致しておりワード
線上の多数のメモリセルからの情報がMA1〜MAm及
びGD1,/GD1〜GDm,/GDmに読み出されて
いる場合であり、ミスヒット時とは含まれていない場合
である。この時、アドレスが一致したかどうかの比較回
路はオンチップ化する場合もあるし別チップとする場合
もある。出力回路DFにはパラレルに出力することが可
能なMA1〜MAmの出力信号をシリアル出力に変換す
る回路も含まれる。本実施例では、キャッシュがミスヒ
ットだとしても、グローバルデータ線のプリチャージ動
作とワード線を立ち上げてメモリセルからデータ線への
信号読み出し動作とを並行に行うことができる。従来
は、データ線を階層化せずそのセンスアンプをキャッシ
ュとして用いていたため、キャッシュがミスヒットした
場合、まず古いワード線を非選択状態にしデータ線のプ
リチャージを終えてから、新しいワード線を立ち上げて
いた。このため、本実施例の方が高速となる。また、本
実施例では、グローバルデータ線に現われた信号を、M
A1〜MAmとDFを用い、図には示していないシステ
ムのクロック信号と同期させて連続的に読み出す。この
ため、前述の寄生容量を充放電する回数が減るので消費
電流を低減することができるという特長がある。また、
MA1〜MAmのみ又はGD1,/GD1〜GDm,/
GDmのみ又は両方をキャッシュメモリとして用いる場
合には、キャッシュヒット時にはデータ線及びグローバ
ルデータ線の充放電が不用となるため充放電する回数が
減り、消費電流を低減することができるという特長があ
る。
【0013】次に、図2を用いてMA1〜MAm及びG
D1,/GD1〜GDm,/GDmによってミスヒット
時に高速に読み出しを行う場合の動作の一例を説明し、
図3を用いてMA1〜MAm及びGD1,/GD1〜G
Dm,/GDmによって読み出しのヒット時に消費電流
が小さくなることの一例を説明し、図4を用いてキャッ
シュメモリとしては用いない場合にクロックと同期して
データを読み出す動作の一例を説明し、図5を用いて書
き込み動作の一例を説明する。
【0014】図2において、図1には示していないが/
RAS、/CASは、どのセルを選択するかを規定する
アドレス信号Aiのチップ内への取り込みを決める信号
であり、CKはシステムのクロック信号である。なお、
CKを設けずに/RAS、/CASのみで動作を行う場
合もあれば、/RAS、/CASを設けずにチップ選択
信号とCKによって全てを制御する場合もある。ここで
は、/RASの高レベルから低レベルへの切り換わりが
このチップの選択をも意味し、この時のCKを基準にn
クロック目からCKに同期して出力する場合を考える。
/RASが高レベルである非選択状態では、W11を始
め全てのワード線は低レベルであり、データ線対D1
1,/D11〜Dmn,/Dmnは前サイクルの終わり
でPC1〜PCnが高レベルになることによってショー
トされ中間電位HVにプリチャージされている。ここ
で、グローバルデータ線対GD1,/GD1〜GDm,
/GDmには前サイクルでメモリセルから読み出された
信号が、MA1〜MAmによって保持されている。PC
Gは、PC1〜PCnとは逆に低レベルでグローバルデ
ータ線をショートするとすると、高レベルとなってい
る。また、出力Doはハイインピーダンス状態となって
いる。さて、/RASが低レベルに切り換わるとその時
のアドレス信号がチップ内に取り込まれ、デコード動作
によってワード線を選択する。ここではW11を選択す
るとする。また、この時、このアドレス信号が前サイク
ルでグローバルデータ線対GD1,/GD1〜GDm,
/GDmに読み出された多数のメモリセルのアドレスと
は一致していないとする。一致する場合の動作は図3で
述べる。この比較回路は、オンチップで設けても良い
し、別チップとしても良い。本発明では、従来とは異な
り、PC1〜PCnが低レベルとなったショート回路が
オフし、W11の選択動作と並行して、グローバルデー
タ線対GD1,/GD1〜GDm,/GDmをPCGを
低レベルにしてショートし、電位GVにプリチャージす
る動作を行う。グローバルデータ線対GD1,/GD1
〜GDm,/GDmが共にGVになるのと並行して、W
11は高レベルとなり、データ線対D11,/D11〜
Dm1,/Dm1にメモリセルからの信号が現われる。
PCGを高レベルに戻した後、このデータ線対信号に対
応した信号が、まずPA11〜PAm1内の回路によっ
て、グローバルデータ線対GD1,/GD1〜GDm,
/GDm上に現われる。ここでは、PA11〜PAm1
ではデータ線対の信号を増幅しない構成とする。GD
1,/GD1〜GDm,/GDm上の信号はMA1〜M
Am内の回路によって大振幅まで増幅されると共に、後
段の出力回路に伝えられる。GD1,/GD1〜GD
m,/GDm上の大振幅信号はメモリセルへの再書き込
みのために再びPA11〜PAm1内の回路によってD
11,/D11〜Dm1,/Dm1に戻される。再書き
込みが終わると、PC1〜PCnを高レベルにして、D
11,/D11〜Dm1,/Dm1をショートし、HV
にプリチャージする。さらに、MPUからのクロックC
Kと同期させて出力する手段を設けた場合であるので、
ここでは/RASが立ち下がった時のCKを基準に、C
Kのnクロック目からCKに同期してGD1,/GD1
〜GDm,/GDm上のデータをDoに出力する。nは
MPUの性能と本発明を用いたDRAMの性能とから決
める。出力するデータの順番を設定する手段を設けるこ
ともできる。また、図2に示したようなCKの立上り及
び立下がり両方に同期させる方法以外に図2には示して
いないがどちらか一方に同期させる方式がある。図2で
は、/RASはデータが出力されている途中で高レベル
とし、これによってワード線を非選択状態にしデータ線
をショートする場合を示した。所定の個数のデータが出
力されると自動的に動作は終了する。また、/RASが
低レベルの間にCKに同期したデータ出力動作を行い、
/RASが高レベルとなるとこの動作を終了し、チップ
を非選択状態とする方法もある。動作終了後PCGを高
レベルのままにしGD1,/GD1〜GDm,/GDm
を実線で示したようにキャッシュとして用いるために情
報を保持したままラッチしておくという動作と、PCG
を低レベルに切り換え破線で示したようにプリチャージ
状態に戻すという動作とがある。どちらか片方の動作を
行なえるようチップを設計する場合と両方兼ね備えMP
U等から指定できる場合とがある。ここで、CKのnク
ロック目からデータを出力するときのn、GD1,/G
D1〜GDm,/GDmをプリチャージ状態に戻すか或
いは情報を保持したままにしておくかどうか、あるいは
出力するデータの個数などは、チップ上にレジスタを設
けて必要な値を電源投入時などに格納することで指定す
ることもできる。こうするとMPUの性能が異なる度に
チップを変える必要がないという特長がある。また、他
の連続読み出しの方式としていわゆるスタッティックカ
ラムモードやニブルモードのように新たな外部クロック
は用いずに、Aiを切り換えたり/CASを切り換えた
りしてGD1,/GD1〜GDm,/GDm上のデータ
を出力する方式もある。
【0015】図3に図1の第1の実施例の第2の読み出
し動作の一例を示す。MA1〜MAm及びGD1,/G
D1〜GDm,/GDmをキャッシュメモリとして用い
る場合で、かつキャッシュがヒットした場合である。図
3ではGD1,/GD1〜GDm,/GDmに既に前サ
イクルの情報が保持されている状態から示している。ヒ
ット時であるため、前述のようにあるサイクルで指定さ
れたアドレス信号Aiが、これより前のサイクルで、ワ
ード線に多数のメモリセルが接続されているために情報
がMA1〜MAm及びGD1,/GD1〜GDm,/G
Dmに読出されたメモリセルのアドレスの中に含まれ保
持されている。この時は、MA1〜MAm及びGD1,
/GD1〜GDm,/GDmに情報があるのでこれをD
oに出力する。この時キャッシュ動作用に設けた手段に
より、ワード線は選択せず、データ線及びグローバルデ
ータ線での増幅も行わない。このため、これらの充放電
電流が無く低消費電流となるという特長がある。また、
この出力は、1ビットだけの場合もあるし、図3に示し
たように、クロックCKに同期させて連続出力させる場
合もある。ミスヒット時には、MA1〜MAmによって
GD1,/GD1〜GDm,/GDmをプリチャージ状
態にする。これは図2で述べたように、ワード線の選択
動作と並行して行えるため高速となるが、ワード線選択
動作やデータ線増幅動作等で充放電電流は増大する。し
かし、MA1〜MAm及びGD1,/GD1〜GDm,
/GDmの数すなわちキャッシュサイズを大きくしある
いは本半導体装置を用いたシステム装置で処理をさせる
ソフトウェアを最適化することによって、ヒット率を高
めることができる。
【0016】図4は、グローバルデータ線対をキャッシ
ュとしては用いず、単にクロックに同期した読み出しを
行う場合の動作の一例である。この場合は、最初の/R
ASが高レベルである非選択状態では、W11を始め全
てのワード線は低レベルであり、図には示していないが
図2と同様にPC1〜PCn及びPCGによって、デー
タ線対はHVにグローバルデータ線対はGVにプリチャ
ージされている。/RASが低レベルとなると、その時
のアドレス信号Aiが取り込まれ、対応したワード線W
11が選択される。W11は高レベルとなると、データ
線対D11,/D11〜Dm1,/Dm1にメモリセル
からの信号が現われる。このデータ線対信号に対応した
信号が、まずPA11〜PAm1内の回路によって、グ
ローバルデータ線対GD1,/GD1〜GDm,/GD
m上に現われる。ここでは、PA11〜PAm1ではデ
ータ線対の信号を増幅しない構成とする。GD1,/G
D1〜GDm,/GDm上の信号はMA1〜MAm内の
回路によって大振幅まで増幅されると共に、後段の出力
回路に伝えられる。GD1,/GD1〜GDm,/GD
m上の大振幅信号はメモリセルへの再書き込みのために
再びPA11〜PAm1内の回路によってD11,/D
11〜Dm1,/Dm1に戻される。ここまでの動作は
従来の階層化データ線の動作と同じである。本発明で
は、グローバルデータ線上の多数のデータを外部クロッ
クCKと同期させて出力する。このため、グローバルデ
ータ線を充放電する回数が減り、消費電流を減らすこと
ができるという特長がある。/RASが高レベルとなる
とこの動作は終了し、チップは非選択状態となる。動作
終了後GD1,/GD1〜GDm,/GDmはPCGに
よってプリチャージ状態に戻す。もちろん、この後にG
D1,/GD1〜GDm,/GDmをキャッシュとして
用いる動作に移行しても良い。
【0017】図5に図1の第1の実施例の書き込み動作
の一例を示す。図1には示していない/WEは書き込み
動作か否かを選択する外部入力信号である。この図では
/WEが低レベルの時に書き込み動作となる。他の記号
は図2〜図4と同じである。/WEが低レベルの時に/
RASが低レベルとなると書き込み動作に入る。この動
作の直前では、グローバルデータ線には前のサイクルの
情報が蓄えられ、データ線はプリチャージされた状態と
なっている。図5に示す書き込み動作の例では、データ
をまずグローバルデータ線に外部クロックCKと同期さ
せ高速に書き込む。ワード線はこれとは無関係にデコー
ド動作によって選択される。この後時刻twでグローバ
ルデータ線とデータ線を接続するスイッチをオンし、グ
ローバルデータ線内の情報をデータ線に転送する。この
時は時刻twまでにグローバルデータ線に書き込まれて
いた情報を一度に書き込むことができる。この書き込み
動作はグローバルデータ線に全ての情報が書き込まれた
後でも良い。このようにワード線の選択動作を待たずに
書き込み動作を開始することができ、しかもセルへの書
き込みはすでに情報が書き込まれたグローバルデータ線
内のデータをデータ線に転送すれば良い。このため、書
き込み時間はヒット時ミスヒット時に関係なく高速であ
る。
【0018】図6に、本発明の第1の実施例を用いたD
RAMにバス形式で外部信号が入力する場合のタイミン
グ例を示す。外部クロックCKに同期させて、まず命令
と示した動作モードとアドレスを指定する外部信号のセ
ットを入力し、その後データ信号のセットを入力する。
前述のように、例えば書き込み動作の時にはデータ信号
を外部クロックCKに同期させてグローバルデータ線に
書き込む動作のみで良い。この動作を行うだけのレジス
タを設けておけば、命令を受け取る回路は次の動作を行
うことが可能である。このためピン数の制限が無けれ
ば、データを入力しながら、次の命令を受け取るという
動作も可能である。
【0019】図7に、図1でPA11〜PAmnで示し
たプリアンプの第1の具体例をPA11〜PA1nとし
て示す。ここではデータ線対の信号を増幅しない構成と
する。図7において、D11,/D11〜D1n,/D
1nはデータ線対であり、これらはPA11〜PA1n
を介してグローバルデータ線GD1,/GD1と接続し
ている。PA11〜PA1nにおいては、PA11に示
すように、M1とM2はデータ線対D11,/D11が
そのゲートに接続したnMOSTである。この共通ソー
スがF1である。このF1は、M1とM2が差動増幅器
として動作できるのに必要な低電位としておく。M3と
M4は、読み出し時にM1とM2のドレインとグローバ
ルデータ線とを接続するスイッチであり、YR1によっ
て制御される。また、M5とM6は、書き込み時及び再
書き込み時にデータ線対とグローバルデータ線対とを直
接接続するスイッチであり、YW1で制御される。PC
C内のnMOSTは、グローバルデータ線とは独立にデ
ータ線対をショートしてHVにプリチャージする回路で
ある。これはPC1によって制御される。PA11〜P
A1nは同様の回路であり、F1〜Fn、YR1〜YR
n、YW1〜YWn、PC1〜PCnは選択されるアド
レスは異なるが同種の信号である。PC1〜PCnとP
CGを制御する回路がCON1であり、前述のようにデ
ータ線対とグローバルデータ線とを独立にショートする
ことができ、グローバルデータ線とメインアンプをキャ
ッシュメモリとして用いる場合のミスヒット時の高速化
が図れる。なお、ワード線とメモリセルは、D11,/
D11上にW11とMCとして一つだけ代表させて示し
ている。このようにプリアンプをnMOSTのみで構成
することにより、従来の階層化されたデータ線を用いず
にデータ線対ごとにCMOSセンスアンプを設ける方式
よりも、pMOSTが無いので素子数が少なく、また素
子分離領域も必要無いので低面積になるという特長があ
る。
【0020】図8を用いて、図7の回路の動作の一例を
説明する。図8では、図2〜図6に示した/RAS,A
i,CKは省略しているが、同様の動作でアドレスAi
によって指定されたW11,PC1,YW1,YR1が
選択される場合とする。まず、待機時ではW11を初め
としてワード線は全て低レベル、PC1〜PCnは高レ
ベルであり、データ線D11,/D11〜D1n,/D
1nはHVの電位に保たれている。グローバルデータ線
GD1,/GD1は前サイクルの情報を保持している。
さて、動作時においては、ここではPC1が選択されて
低レベルとなり、D11,/D11はフローティング状
態となる。ここで、W11が低レベルから高レベルとな
るとメモリセルからの信号がデータ線に読みだされ、D
11,/D11に微小信号が現われる。また、これと並
行して図2で説明したように、GD1,/GD1は図8
には示していないがPCGによってショートされGVに
プリチャージされる。次に、YR1を高レベルとする
と、M3とM4がオンする。こうなるとM1とM2のゲ
ートに接続されたD11,/D11の微小信号差に対応
した電流が、M3,M4を介してGD1,/GD1から
F1へ流れる。このため、GD1,/GD1には図に示
したような微小な電圧差が生じる。この微小信号は図に
は示していないMA1中の回路で再書き込みに必要な振
幅まで増幅する。この後、YR1を低レベルにしてM3
とM4をオフにし、YW1を高レベルとして、M5,M
6をオンしGD1,/GD1に現われている再書き込み
に必要な振幅をD11,/D11に伝える。これによっ
て再書き込みが完了するので、W11を低レベルに戻し
てやる。次いで、PC1を高レベルとして、D11,/
D11をショートしHVにプリチャージして、つぎのサ
イクルに備える。GD1,/GD1は情報を保持したま
まにしておく場合と、GVにプリチャージする場合とが
ある。
【0021】図9に、図1でPA11〜PAmnで示し
たプリアンプの第2の具体例をPA11〜PA1nとし
て示す。データ線D11,/D11とnMOSTのM
1,M2の接続が図9の回路では図7の回路と異なり、
D11はM1のドレインとM2のゲートに接続し、/D
11はM2のドレインとM1のゲートに接続している。
F1はM1とM2を駆動する信号である。これによっ
て、図7の回路と異なりデータ線上の読み出し信号をあ
る程度まで増幅することができる。また、グローバルデ
ータ線GD1,/GD1はY1によって制御されるM
3,M4によってD11,/D11と接続される。他の
プリアンプも同様であり、他の記号は図7と同じであ
る。このようにプリアンプをnMOSTのみで構成する
ことにより、従来の階層化されたデータ線を用いずにデ
ータ線対ごとにCMOSセンスアンプを設ける方式より
も、pMOSTが無いので素子数が少なく、また素子分
離領域も必要無いので低面積になるという特長がある。
また、プリアンプで読み出し信号をデータ線上で増幅す
るので、グローバルデータ線の負荷が大きくても動作
し、メインアンプの負担も小さいという特長がある。
【0022】図10を用いて、図9の回路の動作の一例
を説明する。/RAS,Ai,CKは省略している。ま
ず、待機時ではW11を初めとしてワード線は全て低レ
ベル、PC1〜PCnは高レベルであり、データ線D1
1,/D11〜D1n,/D1nはHVの電位に保たれ
ている。F1もHVとなっている。PCGによってショ
ート回路はオフしており、グローバルデータ線GD1,
/GD1内ではメインアンプによって前サイクルの情報
を保持している。さて、動作時では、ここではPC1が
低レベルとなり、D11,/D11はフローティング状
態となる。ここで、W11が低レベルから高レベルとな
るとメモリセルからの信号がデータ線に読みだされ、D
11,/D11に微小信号が現われる。また、これと並
行して図2で説明したように、GD1,/GD1はPC
GによってショートされGVにプリチャージされる。こ
の後、F1がHVから低レベルに変化する。これによっ
て、D11,/D11の微小信号は図に示すように低レ
ベル側のみが増幅される。次に、Y1を高レベルとし
て、M3,M4をオンする。これによって、GD1,/
GD1にD11,/D11の信号に対応した信号が現わ
れる。これを、図には示していないMA1中の回路で、
再書き込みに必要な振幅まで増幅する。この振幅はM
3,M4によってD11,/D11に伝えられ再書き込
みが行われる。この後、W11を低レベルに戻してや
る。次いで、PC1を高レベルとして、D11,/D1
1をショートしHVにプリチャージして、つぎのサイク
ルに備える。GD1,/GD1は情報を保持したままに
しておく場合と、GVにプリチャージする場合とがあ
る。
【0023】図11は本発明の第2の実施例を示す図で
ある。図1の第1の実施例では、レイアウト上でデータ
線対の配線ピッチとグローバルデータ線対の配線ピッチ
は等しい。しかし、図11の第2の実施例では、グロー
バルデータ線1対分のピッチはデータ線2対分である。
すなわち、平行なデータ線対D11,/D11とD1
2,/D12に対してグローバルデータ線対GD1,/
GD1が対応し、データ線対Dn1,/Dn1とDn
2,/Dn2に対してグローバルデータ線対GDn,/
GDnが対応する。2対のデータ線対のどちらとグロー
バルデータ線対を接続するかを選択するのが、スイッチ
T11〜Tn2である。他の記号は図1と同じであり、
データ線対毎にしきい値電圧ばらつき補償回路を設けた
プリアンプPA11〜PAn2を配置する。このプリア
ンプには図1の実施例と同じように再書き込み用のアン
プを設けない場合と設ける場合とがある。設けない場合
は、メインアンプのほうに再書き込み回路を配置し、時
系列的に2対のデータ線の再書き込みを行う。設ける場
合にはプリアンプ毎に再書き込み回路を設ける。この場
合も図13に示すようにダイレクトセンス方式を採るこ
とができる。この第2の実施例の配置ではMA1〜MA
n及びグローバルデータ線の数が半分になるので、キャ
ッシュの大きさが半分となりそれだけヒット率は悪くな
る。しかし、グローバルデータ線の配線ピッチが緩和さ
れるので作製が容易となる。また、グローバルデータ線
を充放電する電流も数が減ったことと、必ずしも再書き
込みに必要な大振幅でグローバルデータ線対に保持する
必要はないので小さくできる。なお、この図ではデータ
線対2対分のピッチ毎にグローバルデータ線対を配置し
たが、例えばデータ線対4対分のピッチ毎にグローバル
データ線対を配置しても良い。
【0024】図12は本発明の第3の実施例を示す図で
ある。この実施例ではグローバルデータ線をデータ線と
直交させて配置している。記号及び機能は図11と同じ
であり、グローバルデータ線対GD1,/GD1に4対
のデータ線対D11,/D11〜D14,/D14がス
イッチT11〜T14を介して接続する。データ線対に
接続するプリアンプは再書き込み回路を含む場合があ
る。メインアンプMA1をキャッシュとして用いる。
【0025】図13に第2及び第3の実施例に用いるプ
リアンプの一例を示す。再書き込み回路としきい値電圧
ばらつき補償回路とを兼ねた回路である。MCはメモリ
セルであり、ワ−ド線W1が選択されるとその情報がD
1に出力される。D1,/D1はMOSM1〜M6で構
成される増幅回路の入出力端子である。PCCはD1,
/D1をショ−トし同電位HVDにプリチャ−ジする回
路であり、PCはその制御信号、HVDはプリチャ−ジ
用電源である。SAPもD1,/D1を入出力端子とす
る増幅回路であり、その制御信号はPPである。RMは
D1,/D1をグローバルデータ線GD1,/GD1に
電気的に接続するためのスイッチ用のMOSであり、そ
の制御信号はT1である。図14を用いて本実施例の動
作を説明する。最初、PCは高レベルVCであり、D
1,/D1はHVの電圧にプリチャ−ジされている。F
1は高レベルVCであり、MOSM3,M4がオンして
おり、F2は低レベルであり、M5,M6はオフしてい
る。F1はHVである。また、W1,T1は低レベルで
あり、PPはHVの電圧となっている。まず、PCが高
レベルから低レベルへと変化しD1,/D1はフロ−テ
ィングとなる。この後、F1がHVからVP1へと変化
する。すると、MOSM3,M4がオンしているのでD
1,/D1の電圧はM1,M2のしきい値電圧に応じた
電圧VP11,VP12に下がる。例えば、M2のしき
い値電圧がM1のそれよりも小さいとすると、/D1の
電圧VP12はD1の電圧VP11よりも低くなる。こ
れによって、しきい値電圧が低いことによって電流が流
れやすいことをこのMOSのゲ−ト電圧である/D1の
電圧をD1より低くすることによってキャンセルしたこ
とになる。VP11,VP12のレベルによりM1とM
2には等しい電流が流れ得るような状態となる。この後
F1を低レベルとしまたF3も低レベルに変える。つぎ
に、ワ−ド線W1が低レベルから高レベルとなるとMC
から信号がD1に発生しD1,/D1に本来の差動電圧
信号が生じる。ここで、T1が低レベルから高レベルと
なり、この差動電圧信号に応じた電流差がGD1,/G
D1に現われる。この電流差はM1,M2のしきい値電
圧ばらつきによる電流差をキャンセルしたものとなって
いる。また、このT1を高レベルヘ変化させる動作はワ
ード線W1の選択動作とほぼ同じタイミングで行うこと
ができ、いわゆるダイレクトセンス動作となっている。
この後、RO,/ROの電流差を後段の回路MA1で電
圧差として取り込みラッチするとT1は高レベルから低
レベルとなりRM内のMOSはオフする。次に、再書込
み動作に入り、F2が高レベルVCとなり、M5,M6
がオンしてM1とM2とゲ−トとドレインとを交差接続
する通常のセンスアンプと同じ構成となる。これによっ
てD1,/D1の電圧差を増幅する。このとき、D1,
/D1に現われている電圧差はM1,M2のしきい値電
圧のばらつきをキャンセルした値であるので増幅は高速
に行われる。ある程度大きい信号電圧が発生したところ
でPPをHVから書き込み高レベルとし、D1,/D1
をフル振幅まで増幅する。SAP内のMOSにもしきい
値電圧のばらつきが存在するが既に大きな信号電圧が発
生しているので影響は小さい。このように、図13のプ
リアンプを用いればしきい値電圧補償とダイレクトセン
ス動作と再書き込み動作とを兼ね備えた動作が可能とな
る。
【0026】図15に、図1でMA1〜MAmで示した
メインアンプの具体例をMA1として示す。MA1は、
PCPとFAとMB1の回路ブロックからなる。PCP
は、pMOSTで構成され、グローバルデータ線GD
1,/GD1をショートしGVの電位にプリチャージす
る回路であり、この駆動信号はPCGである。FAはC
MOSのフリップフロップで構成されたセンスアンプで
あり、駆動信号PNとPPによってグローバルデータ線
GD1,/GD1の信号を再書き込みに必要な振幅に増
幅する。MB1は、グローバルデータ線GD1,/GD
1とIO線とを接続する回路であり、図17に具体例示
す。他の記号は図7と同じである。MA1をこのような
構成とすることにより、データ線の動作と独立にグロー
バルデータ線GD1,/GD1をショートしGVにプリ
チャージすることができる。このため、図2に示したよ
うな高速動作が可能となる。また、グローバルデータ線
GD1,/GD1に現われるデータ線からの信号を再書
き込みに必要な振幅に増幅し、かつ後段の出力回路に接
続するIO線に出力することができる。このため、プリ
アンプPA11〜PA1nは図7や図9に具体例を示し
たようなnMOSTのみで構成した小面積の回路にでき
る。
【0027】図16を用いて図15の回路の動作の一例
を説明する。/RAS,CK,Aiは省略している。最
初待機時では、ワード線はW11を始め全て低レベルで
あり、データ線D11〜/D11,D1n〜/D1n
は、例えば図7で具体例を示した回路によってHVの電
位にプリチャージされている。PCGは高レベルである
ため、PCP内のpMOSTはオフし、また、PNは低
レベルでありPPは高レベルであるためグローバルデー
タ線GD1,/GD1には前サイクルの情報が保持され
ている。IO線は図では示していないがMB1内の回路
又は後段の回路によって必要な電位にプリチャージされ
ている。動作時になると、ワード線W11の選択動作と
並行して、PCGを低レベルとしまたPNとPPをGV
の電位として、グローバルデータ線GD1,/GD1を
ショートしてGVの電位にプリチャージする。並行して
ワード線W11を高レベルとすることにより、データ線
D11〜/D11にはメモリセルからの微小信号を読み
出す。次いで、PCGが高レベルに再び変わり、グロー
バルデータ線GD1,/GD1はフローティングとな
る。次いで、図7と図8で回路とその動作を説明したプ
リアンプによって、データ線D11〜/D11上の微小
信号に対応した信号が、図に示したようにグローバルデ
ータ線GD1,/GD1上に現われる。この後、この信
号をPNが低レベルとなって増幅する。また、PPが高
レベルとなって、グローバルデータ線GD1,/GD1
の増幅後の高レベルを維持する。この増幅によって、グ
ローバルデータ線GD1,/GD1には再書き込みに必
要な振幅の信号が得られることになる。この信号はプリ
アンプPA11によってデータ線D11〜/D11に戻
され、再書き込みが完了するとワード線が低レベルとな
る。この動作と並行して、MB1内の回路によって、I
O線にグローバルデータ線GD1,/GD1上の信号に
対応した信号が現われ、後段の出力回路に伝えられる。
【0028】図17に、図2〜図4で説明した本発明の
クロックCKに同期して連続して読み出しを行う動作を
実現する具体回路例を示す。グローバルデータ線より4
ビットずつパラレルに読み出し、出力回路でシリアルに
変換する場合を示す。MB11〜MBnmはグローバル
データ線GD111,/GD111〜GDnm4,/G
Dnm4とIO線対IO11〜/IOn4とを接続する
nMOSTを2個直列に並べた回路である。直列のnM
OSTの片方のゲートにはMS1〜MSnが接続され、
他方のゲートにはBS1〜BSmが接続されている。M
S1〜MSnとBS1〜BSmの両方が高レベルになっ
た場合にのみグローバルデータ線のデータがIO線対に
伝達される。なお、MB11〜MBnmはNAND回路
を用いて構成しても良い。IO線対はMS1〜MSnに
対応して、4対ずつn組あり、1対毎に増幅回路と転送
回路であるAMPと接続している。IO線対はAMPを
介して、4対のDP1,/DP1〜DP4,/DP4と
接続している。図11に示すようにIO線対IO11〜
/IOn4は、信号名の末尾の数字が一致するDP1,
/DP1〜DP4,/DP4と対応するように接続す
る。さらに、DP1,/DP1〜DP4,/DP4は回
路MT1と信号NS1〜NS4とでシリアルに変換さ
れ、出力バッファDBを経てDoに出力される。この
時、このNS1〜NS4の信号切り換えをシステムのク
ロックCKに同期させて行なうことにより、CKに同期
した出力をDoに得ることができる。
【0029】次に、この回路の動作の一例を図18を用
いて説明する。ここでは、MS1が選択され、BS1と
BS2が交互に選択される場合を示す。ワード線の選
択、メモリセルの読み出し、データ線とグローバルデー
タ線での増幅は終了した後の状態とする。まず、MS1
とBS1が選択され図17中のMB11内のnMOST
がオンする。このため、グローバルデータ線GD11
1,/GD111〜GD114,/GD114のデータ
がIO線IO1,/IO1〜IO4,/IO4に転送さ
れる。この例では4ビット並列に行われるとしたが、他
に8ビットやそれ以上の場合もありえる。IO線IO
1,/IO1〜IO4,/IO4のデータは、次に、A
MPによって増幅された後DP1,DP1/〜DP4,
/DP4に現われる。これも並列であり、この例では4
ビットである。次に、DP1,/DP1〜DP4,/D
P4上のデータは、まずNS1が高レベルとなりDP
1,/DP1のデータがDoに現われる。以下、NS
2、NS3、NS4が順番に高レベルとなって、Doに
DP2,/DP2〜DP4,/DP4に対応したデータ
が現われることになる。このNS1〜NS4の選択はク
ロックCKに同期させて行なう。なお、Doに現われる
データの順番は変えることができ、例えばDP1,/D
P1、DP3,/DP3、DP2,/DP2、DP4,
/DP4の順番でも良い。これら4ビットのデータがD
oに現われるとBS1は低レベルに戻り、次にBS2が
高レベルとなる。このため、GD121,/GD121
〜GD124,/GD124のデータが並列にIO1,
/IO1〜IO4,/IO4に転送される。先程と同様
の動作によってIO1,/IO1〜IO4,/IO4の
データは、AMPによって増幅されてDP1,DP1/
〜DP4,/DP4に現われる。これをNS1、NS
2、NS3、NS4を順番に高レベルにし、Doに順番
にデータを出力する。図18ではこの後MS1を低レベ
ルとする。このような動作をBS1〜BSmとMS1〜
MSnのあらゆる組合せについて行うことができる。こ
のため、4×m×nビット連続して高速にデータを転送
することができる。これらの動作をシステムのクロック
CKに同期させて行うことにより、CKに同期した出力
Doを得ることができる。
【0030】図19に本発明の回路ブロックの一例を示
す。ここで、RRはアドレスや制御信号用のレジスタで
あり、DREはデータ用のレジスタである。ABはアド
レスバッファである。DDはデコーダとドライバを示
し、MM1とMM2はメモリアレーであり、MAC1と
MAC2は図1でMA1〜MAmと記したキャッシュと
しても用いるメインアンプ群である。メモリアレーは、
図1に示したようにデータ線を階層化しPA11〜PA
mnで示したデータ線対の増幅回路及びグローバルデー
タ線への転送回路を含んで構成してチップ上の占有面積
を低減している。DBは出力回路であり、CONは様々
な制御用信号の発生回路である。なお、キャッシュとし
てMA1〜MAm及びグローバルデータ線を用いる場合
のヒット/ミスヒット検出回路をオンチップ化しても良
い。/RAS,/CASは2次元的にメモリセルを配置
したメモリアレーのどのセルを選択するかのアドレス信
号A1〜Anを取り込むための外部信号である。いわゆ
るアドレスマルチプレックス方式では2次元のX方向と
Y方向のアドレスピンを共用化して、時分割動作によっ
て、/RASでX方向のアドレスを、/CASでY方向
のアドレスを取り込む。/WEは書き込み動作を指定す
る外部信号であり、/OEは出力回路を直接制御して出
力Doに出力信号を出すか否かを指定する外部信号であ
る。Dinは入力データであり、複数個ある場合もあ
る。CKはMPUからのクロック信号用の端子であり、
この信号に同期してグローバルデータ線に読み出した或
いはメインアンプと共にキャッシュとして用いた場合は
ラッチしておいた前サイクルのデータを高速にデータを
転送することができる。このように本発明では占有面積
を低減したグローバルデータ線を用いたメモリアレー構
成を持つ半導体装置において、グローバルデータ線のプ
リチャージ動作をメモリセル選択動作と並行に行なえる
ため、キャッシュミス時のアクセスが高速となり、また
キャッシュを持つことによって高速化と低消費電流化を
実現できる。さらに、MA1〜MAmのデータをCKに
同期させて高速に転送することにより高速化と低消費電
流化を実現できる。
【0031】図20は本発明に用いるキャッシュ制御回
路の一例のブロック図である。Aiはアドレス信号であ
り、CMは図19の様々な制御信号をまとめて示したも
のであり、RRはこれらの信号のレジスタである。Di
nは入力データであり、DREはこのレジスタである。
ABはアドレスバッファであり、ADCは、入力したロ
ーアドレス信号が以前に入力されたアドレスと一致する
か(ヒット)否か(ミスヒット)を判定する回路であ
る。HOにその判定結果が出力される。Biはデコーダ
用のアドレス信号である。DBはレジスタ中の入力デー
タを内部のIO線に適した振幅で伝達する回路である。
これらの回路は全部又は一部を本発明のDRAMと同じ
チップ上に設けても良いし、別チップとしても良い。読
み出し動作ではHOにミスヒットの信号がでた場合は図
2に示した動作を行い、ヒットの信号が出た場合は図3
に示したような動作を行う。書き込み時には、ヒット及
びミスヒットに関係なく図5の動作を行う。
【0032】図21は本発明を用いたシステム構成の一
例を示す図である。矢印は信号の流れを表わす。Mは本
発明を用いたDRAMを示し、MPUはシステム全体を
制御する処理装置を、MCLはこれまで説明した高速転
送動作やキャッシ動作を制御する装置を、RAGはリフ
レッシュアドレス発生装置を、TCは本発明を用いた記
憶装置部分の制御信号発生装置を、SLCTはCPUか
ら送られてくるアドレス信号とRAGから送られてくる
リフレッシュアドレス信号を切り換えるセレクト装置を
示す。また、PFYはシステム内の他の装置であり、例
えば外部記憶装置,表示装置,数値演算装置等であり、
通信回線を通して他の情報処理装置と接続される場合も
ある。DATAはMPUとMとの間でやりとりされるデ
−タを表わし、CKは本発明の高速転送用のクロック信
号であり、AicはCPUで発生するアドレス信号を、
AirはRAGで発生するリフレッシュアドレス信号を
示し、AiはSLCTで選択されMに送られるアドレス
信号を示す。STはCPUからRAGに送られるステイ
タス信号、BSはTCからCPUへのビジイ信号であ
る。SEはTCから送られるSLCTの起動をかける信
号であり、CMは図19の/RAS、/CAS、/W
E、/OEをまとめて表わしたものである。SGはCP
Uとシステム内の他の装置との信号のやりとりをまとめ
て表わしたものである。本発明を用いたMでは小面積に
適した階層化したデータ線としこれを高速なキャッシュ
として用いる。このため小面積でかつ消費電流が小さく
しかも高速なシステムを実現することができるという特
長がある。
【0033】
【発明の効果】本発明では、グローバルデータ線をデー
タ線と独立にプリチャージする手段を設けることによ
り、このプリチャージ動作と並行にワード線の選択を行
うことができる。これによって、メインアンプをキャッ
シュとして用いた場合のミスヒット時のアクセスを高速
化することができる。また、メインアンプをキャッシュ
として用いる手段を設けたことにより、キャッシュがヒ
ットした場合にはデータ線及びグローバルデータ線の充
放電は不用となるため充放電する回数が減り、消費電流
を低減することができる。さらに、データ線に現われた
信号を連続読み出しする手段を設けることにより、グロ
ーバルデータ線の寄生容量を充放電する回数が減るので
消費電流を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】第1の実施例の第1の読み出し動作の一例を示
す図である。
【図3】第1の実施例の第2の読み出し動作の一例を示
す図である。
【図4】第1の実施例の第3の読み出し動作の一例を示
す図である。
【図5】第1の実施例の書き込み動作の一例を示す図で
ある。
【図6】第1の実施例を用いたDRAMの外部バス入力
信号タイミング例を示す図である。
【図7】第1の実施例に用いるプリアンプの第1の例を
示す図である。
【図8】図7の回路の動作の一例を示す図である。
【図9】第1の実施例に用いるプリアンプの第2の例を
示す図である。
【図10】図9の回路の動作の一例を示す図である。
【図11】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図12】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図13】第2及び第2の実施例に用いるプリアンプの
例を示す図である。
【図14】図14の回路の動作の一例を示す図である。
【図15】本発明に用いるメインアンプの例を示す図で
ある。
【図16】図15の回路の動作の一例を示す図である。
【図17】読み出し方式の一例を示す図である。
【図18】図17の回路の動作の一例を示す図である。
【図19】本発明の回路ブロック構成の一例を示す図で
ある。
【図20】キャッシュ制御回路の一例をブロック図で示
した図である。
【図21】本発明を用いたシステム構成の一例を示す図
である。
【符号の説明】
D11,/D11〜Dmn,/Dmn…データ線対、G
D1,/GD1〜GDm,/GDm…グローバルデータ
線対、W11〜Wnk…ワード線、MC…メモリセル、
PA11〜PAmn…プリアンプ(データ線対の増幅回
路及びグローバルデータ線への転送回路)、MA1〜M
Am…メインアンプ(グローバルデータ線の増幅回路及
びIO線への転送回路)、IO…入出力線、PC1〜P
Cn…データ線のショート及びプリチャージ回路、PC
G…グローバルデータ線のショート及びプリチャージ回
路、CON…PC1〜PCn及びPCG信号発生回路、
FA…グローバルデータ線用センスアンプ、DF…出力
回路、Do…出力、/RAS…ローアドレス選択信号、
/CAS…カラムアドレス選択信号、Ai…アドレス信
号、IO11〜/IOn4…IO線対、MB1,MB1
1〜MBmn…グローバルデータ線とIO線対との接続
スイッチ、DP1,/DP1〜DP4,/DP4…共通
IO線対、DB…出力バッファ、AB…アドレスバッフ
ァ、DD…デコーダ及びドライバ、MN1,MN2…メ
モリアレー、MAC1,MAC2…グローバルデータ線
の増幅回路及びIO線への転送回路群、CON…制御信
号発生回路、M…本発明を用いたDRAM等の半導体装
置、MPU…システム全体を制御する処理装置、MCL
…高速転送動作やキャッシ動作を制御する装置、RAG
…リフレッシュアドレス発生装置、TC…制御信号発生
装置、SLCT…セレクト装置、PFY…外部記憶装
置,表示装置,数値演算装置等、DATA…MPUとM
との間でやりとりされるデ−タ、Aic…MPUで発生
するアドレス信号、Air…RAGで発生するリフレッ
シュアドレス信号、ST…ステイタス信号、BS…ビジ
イ信号、SE…SLCT起動信号、CM…制御信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中込 儀延 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 花輪 誠 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 内山 邦男 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 中村 正行 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日 立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 橘川 五郎 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 大石 貫時 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日 立製作所デバイス開発センタ内 (56)参考文献 特開 昭62−214586(JP,A) 特開 平1−138685(JP,A) 特開 平2−289996(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1ワード線及び第2ワード線とデータ線
    の交点に設けられた複数のメモリセルと、 前記データ線と階層的に設けられるグローバルデータ線
    と、前記データ線に結合された第1プリチャージ回路と、 前記グローバルデータ線に結合された第2プリチャージ
    回路と、 前記データ線と前記グローバルデータ線との間に設けら
    れたスイッチと、 前記グローバルデータ線に結合されたデータ保持手段
    と、 データ出力手段とを備え、 第1メモリアクセス期間において、前記第1ワード線が
    選択された場合に、前記第1ワード線を活性化すること
    で選択された前記メモリセルから読み出された第1デー
    タ信号は前記データ保持手段に伝達され、前記第1ワー
    ド線を非活性状態として前記第1メモリアクセス期間を
    終了した後に前記第1プリチャージ回路は前記データ線
    をプリチャージするとともに前記データ保持手段は前記
    第1データ信号を保持し、 前記第1メモリアクセス期間の後の第2メモリアクセス
    期間において、前記第1ワード線を選択するためのアク
    セスが生じた場合には、前記第1ワード線を非活性とし
    たまま前記データ保持手段に保持された前記第1データ
    信号を前記データ出力手段によって出力し、前記第2ワ
    ード線を選択するためのアクセスが生じた場合には、前
    記第2ワード線の選択動作と前記第2プリチャージ回路
    による前記グローバルデータ線の所定期間のプリチャー
    ジを並行して行い選択された前記メモリセルから読み出
    された第2データ信号を前記データ出力手段によって出
    力することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記半導体装置は前記
    データ線に結合され前記データ線上に選択されたメモリ
    セルから読み出されて信号を増幅するためのアンプを更
    に有し、前記データ保持手段は前記グローバルデータ線
    に結合されたラッチ形センスアンプであることを特徴と
    する半導体装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記半導体装置は、 前記半導体装置に入力するクロック信号と同期させて予
    め前記データ保持手段にデータ信号を記録する手段と、 前記グローバルデータ線と前記データ線を前記スイッチ
    を介して接続し、前記データ保持手段に保持されたデー
    タ信号を前記メモリセルに書き込む第2手段とを更に有
    する半導体装置。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれかにおいて、 前記第1及び第2メモリアクセス期間のそれぞれは、半
    導体装置に入力するローアドレス選択信号(/RAS)
    がハイレベルからロウレベルに遷移するタイミングで開
    始され、前記ロウアドレス選択信号(/RAS)がロウ
    レベルからハイレベルに遷移するタイミングで終了する
    ことを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれかにおいて、前記
    複数のメモリセルのそれぞれは、1つのトランジスタと
    1つのキャパシタを含むことを特徴とする半導体装置。
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