JP2953345B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体記憶装置に関し、
特に複数のメモリセルアレイの対応メモリセル列及びし
きい値補正機能付きの対応センス増幅器に対し共通のビ
ット線及びセンス増幅器を備えたDRAM型の半導体記
憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】大容量の半導体記憶装置(例えばギガビ
ット級のDRAM)では、1つのセンス増幅器と接続す
るビット線の付加容量が増加し動作速度が低下するた
め、メモリセルアレイを複数個に分割して各ビット線の
付加容量を低減し、これらメモリセルアレイの対応する
ビット及びセンス増幅器に対し共通のビット線と高速動
作する共通のセンス増幅器とを設け高速化を計る、など
の工夫が施されている(例えば、ULSI DRAM技
術、サイエンスフォーラム社発行,89〜90頁参
照)。
【0003】これらメモリセルアレイの各ビット線と対
応するセンス増幅器には、対応するビット線のレベルを
検知する(レベル検知用の)トランジスタを含む。この
レベル検知用のトランジスタには、当然しきい値電圧の
ばらつきがあり、このしきい値電圧のばらつきは、メモ
リ容量の増大に伴なってセンス増幅器の数も増加するの
で、増大傾向にある。レベル検知用のトランジスタのし
きい値電圧の差はそのままオフセット電圧となるため、
S/Nの低下、感度低下という問題が生じる。
【0004】また、DRAMのチップ面積は世代ごとに
約1.5倍に増加する。これに対して、センス増幅器の
占有面積は急激に増加している。これは、メモリセルに
トレンチ型やスタック型といった立体構造を用いること
によりその面積を削減しているのに対し、センス増幅器
は依然として平面構造となっている等の理由による。従
って、レイアウト面積オーバーヘッドが増加するという
問題が生じる。これら二つの問題を解決し、ギガビット
級のDRAMを実現するには、しきい値電圧のばらつき
を補償しつつ面積を削減したセンス増幅器を形成するこ
とが大変重要となる。
【0005】図5はこれらの問題を解決するものとして
提案された半導体記憶装置の一例を示す回路図である
(例えば、特開平5−47179号公報、図15参
照)。この例では、各メモリセルアレイのビット線対と
対応するセンス増幅器をダイレクトセンス方式としてN
MOSトランジスタだけで構成し、各メモリセルアレイ
のビット線対と共通ビット線対とを別々の層に形成する
階層ビット線構成としている。
【0006】この半導体記憶装置は、互いに対をなしか
つ近接,並行して形成された第1及び第2のビット線
(BL11,BL12)から成る複数のビット線対(図
5には1対のみ表示)、並びにこれらビット線(BL1
1,BL12)それぞれに複数個ずつ(図5には1個ず
つのみ表示)対応配置されたメモリセル(C11/C1
2)を備え、これらメモリセルのうちの選択されたメモ
リセルに対し対応するビット線に伝達されたデータを書
込み、この選択されたメモリセルの記憶データを対応す
るビット線に読出すメモリセルアレイMA10と、この
メモリセルアレイMA10と同一構成(ただしビット線
記号はBL21,BL22)、同一機能でかつ対応する
ビット線を同一線上に合わせるように配置されたメモリ
セルアレイMA20と、メモリセルアレイMA10,M
A20に含まれるメモリセルのうちの所定のメモリセル
を選択する複数のワード線(WL11,WL12,…,
WL21,WL22,…)と、メモリセルアレイMA1
0,MA20の第1及び第2のビット線(BL11,B
L12)/(BL21,BL22)それぞれをプリチャ
ージ制御信号PCSに従って所定のタイミングで電源電
圧Vccのほぼ1/2のレベル(プリチャージ電圧V
H)にプリチャージするプリチャージ回路PC10,P
C20と、メモリセルアレイMA10,MA20の対応
するビット線対(BL11,BL12),(BL21,
BL22)それぞれに対して設けられた互いに対をなす
第1及び第2の共通ビット線GBL1,GBL2と、こ
れら共通ビット線GBL1,GBL2間の差電圧を増幅
する共通センス増幅器GSAと、ソースに基準,補正電
圧OCV1を受けゲートを第1/第2のビット線BL1
1/BL12と接続するレベル検出用のNMOS型の第
1のトランジスタQ11/Q21、ゲートにしきい値補
正制御信号CVT1を受けソースを第1のトランジスタ
Q11/Q21のドレインと接続しドレインを第1/第
2のビット線BL11/BL12と接続するしきい値補
正用のNMOS型の第2のトランジスタQ12/Q2
2、ゲートに読出し制御信号RS1を受けソース,ドレ
インの一方を第1のトランジスタQ11/Q21のドレ
インと接続し他方を第2/第1の共通ビット線GBL2
/GBL1と接続する読出し用のNMOS型の第3のト
ランジスタQ13/Q23、並びにゲートに書込み制御
信号WS1を受けソース,ドレインの一方を第1/第2
の共通ビット線GBL1/GBL2と接続し他方を第1
/第2のビット線BL11/BL12と接続する書込み
用のNMOS型の第4のトランジスタQ14/Q24を
備え、読出し動作時、第1/第2のビット線BL11/
BL12のレベルを第2/第1の共通ビット線GBL2
/GBL1に伝達し書込み動作時、第1/第2の共通ビ
ット線GBL1/GBL2のレベルを第1/第2のビッ
ト線BL11/BL12に伝達するセンス増幅器SA1
0と、このセンス増幅器SA10と同様に構成され、読
出し動作時、第1/第2のビット線BL21/BL22
のレベルに第2/第1の共通ビット線GBL2/GBL
1に伝達し書込み動作時、第1/第2の共通ビット線G
BL1/GBL2のレベルを第1/第2のビット線BL
21/BL22に伝達するセンス増幅器SA20とを有
する構成となっている。
【0007】次にこの半導体記憶装置の動作について図
6のタイミング波形図を参照して説明する。
【0008】1サイクルの動作は、プリチャージ期間T
1、しきい値電圧補償期間T2、読出し期間T3、
(再)書込み期間T4の四つに大きく分けられる。ま
ず、プリチャージ回路により、ビット線対BL11,B
L12をVcc/2レベルにプリチャージする。次に、
プリチャージ制御信号PCSをインアクティブレベルに
して、プリチャージ回路非活性化した後、しきい値補正
制御信号CVT1を高レベルにしトランジスタQ12,
Q22をオンにしてトランジスタQ11,Q21をダイ
オード接続し、同時に基準・補正電圧OCV1を補正用
レベルにしてトランジスタQ11,Q21のしきい値電
圧に対するビット線BL11,BL12のレベルを補正
する。
【0009】補正後に複数のワード線のうちの1本、例
えばWL11を選択レベルにしてメモリセルC11の記
憶データをビット線BL11に読出し、同時に基準・補
正電圧OCV1を基準レベルにしてトランジスタQ1
1,Q21によりビット線BL11,BL12のレベル
を検知する。この後、読出し制御信号RS1を高レベル
にしてトランジスタQ13,Q23を導通させ、トラン
ジスタQ11,Q21によって検出されたビット線BL
11,BL12のレベルを共通ビット線GBL1,GB
L2に伝達する。共通ビット線GBL1,GBL2間の
差電圧は共通センス増幅器GSAによりフル振幅まで増
幅されて外部へ出力される。
【0010】次に、書込み制御信号WS1を高レベルに
すると、トランジスタQ14,Q24が導通してフル振
幅までの増幅された共通ビット線GBL1,GBL2の
レベルがビット線BL11,BL12に伝達されワード
線WL11により選択されているメモリセルC11に書
込まれる。
【0011】この半導体記憶装置では、メモリセルの記
憶データ読出し前にビット線BL11,BL12のレベ
ルがトランジスタQ11,Q21のしきい値電圧に応じ
て補正されるので、トランジスタQ11,Q21のしき
い値電圧に対するメモリセルの記憶データ読出し時のビ
ット線BL11,BL21のレベル変化をそれぞれ最高
の状態とすることができ、S/Nの低下及び感度低下と
いう問題を解決することができる。また、この半導体記
憶装置では、前述したように、ビット線BL11,BL
12,BL21,BL22と共通ビット線GBL1,G
BL2とは別々の層に形成され、また、センス増幅器S
A10,SA20はNMOS型のみのトランジスタで構
成されているので、その面積を小さくすることができ、
レイアウト面積オーバーヘッドを低減することができ
る。
【0012】半導体記憶装置に対する大容量化の要求は
とどまることを知らず、その要求は、微細化技術等のた
ゆまぬる技術革新によって実現されてきた。前述の半導
体記憶装置において、微細化技術の進展により、メモリ
セル面積の縮小及びビット線間隔の縮小は可能となる
が、共通ビット線は、高速動作を維持するために、その
幅及び間隔を縮小することができない。従って、前述の
ように、1対の共通ビット線対に対し、各メモリセルア
レイの1対のビット線対を対応させる構成では、共通ビ
ット線対の間隔に対しビット線の間隔の方が狭くなるの
で、無駄なスペースが生じ、大容量化が困難となる。そ
こで、1対の共通ビット線に対し、各メモリセルアレイ
の複数対(例えば2対)のビット線対を対応させて大容
量化した半導体記憶装置が実現できる。
【0013】上述の例では、フォールデッド・ビット線
型を対象として説明してきたが、オープン・ビット線型
についても同様である。図7は1対の共通ビット線対に
対し各メモリセルアレイの2対のビット線対相当のビッ
ト線を対応させた場合のオープン・ビット線型の半導体
記憶装置の一般的な例を示す回路図である。
【0014】この半導体記憶装置(第2の例)は、共通
センス増幅器GSA,共通ビット線GBL1,GBL
2,センス増幅器SA10,SA20,及びプリチャー
ジ回路PC10,PC20の構成は図5に示された第1
の例と同一である。
【0015】各センス増幅器SA10/SA20に対し
これらセンス増幅器の両側に配置された2つのメモリセ
ルアレイMA1,MA2/MA3,MA4が対応し、各
メモリセルアレイMA1〜MA4は1本のワード線(W
L11〜WL41)により4個のメモリセル(C11〜
C14)が選択され、それぞれ対応する4本のビット線
(BL11〜BL14)との間でデータの授受が行なわ
れる。メモリセルアレイMA1/MA3の4本のビット
線(BL11〜BL14)のうちの1本がデータ転送回
路DT1/DT3により選択され、データ線DL11/
DL21を介してセンス増幅器SA10/SA20の一
方の入出力端と接続し、メモリセルアレイMA2/MA
4の4本のビット線のうちの1本がデータ転送回路DT
2/DT4により選択され、データ線DL12/DL2
2を介してセンス増幅器SA10/SA20の他方のデ
ータ入出力端と接続する。
【0016】この半導体記憶装置においては、まず、デ
ータ転送回路DT1,DT2/DT3,DT4によりメ
モリセルアレイMA1,MA2/MA3,MA4の4本
のビット線(BL11〜BL14)を対応するデータ線
DL11,DL12/DL21,DL22に接続してこ
れらデータ線及びビット線をプリチャージ回路PC10
/PC20により所定のレベル(VH)にプリチャージ
し(図6のT1相当)、次にしきい値補正制御信号CV
T1,CVT2をアクティブレベル、基準・補正電圧O
CV1,OCV2を補正用レベルにしてセンス増幅器S
A10/SA20のトランジスタQ11,Q21のしき
い値電圧に対するデータ線,ビット線のレベルを補正す
る(図6のT2相当)。
【0017】次に、複数のワード線(WL11〜WL4
1)のうちの1本(例えばWL11)を選択レベルとし
て1つのメモリセルアレイ(MA1)の一行のメモリセ
ル(C11〜C14)を選択しこれらメモリセルの記憶
データを対応するビット線(BL11〜BL14)に読
出すと共にデータ転送回路(DT1,DT2)により対
応するセンス増幅器(SA1)の両側に配置されたメモ
リセルアレイ(MA1,MA2)の対応するビット線1
本ずつ(例えばBL11等)を選択して対応するデータ
線(DL11,DL12)に接続した後、読出し制御信
号(RS1)をアクティブレベルにし、選択されたビッ
ト線のレベルをセンス増幅器(SA10)で検知し共通
ビット線GBL1,GBL2に伝達する。そして共通セ
ンス増幅器GSAは共通ビット線GBL1,GBL2間
の差電圧をフル振幅まで増幅する(図6のT3相当)。
【0018】この後、書込み制御信号(WS1)をアク
ティブレベルにすることにより、センス増幅器(SA1
0)のQ14,Q24及びデータ線(DL11)を介し
て選択されたメモリセル(C11)にデータが再書込み
される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
記憶装置の第2の例では、1対の共通ビット線対に対し
各メモリセルアレイの複数対相当のビット線を対応させ
た構成となっているので、共通ビット線対とビット線対
とが1対1対応の第1の例に比べ、メモリセル及びビッ
ト線の微細化が進行したときの無駄がはぶけて大容量化
が容易となるものの、センス増幅器SA10,SA20
は依然として平面構造でかつ回路素子数も多いため、セ
ンス増幅器によって共通ビット線の間隔が制限され、そ
れ以上の微細化、大容量化が困難であるという欠点があ
る。
【0020】本発明の目的は、センス増幅器の回路素子
数を低減してその占有面積を縮小し、更に微細化,大容
量化できる半導体記憶装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
第1の層に形成され互いに対をなしかつ並行状態にある
第1及び第2の共通ビット線(GBL1,GBL2)
と、第2の層に形成され前記第1及び第2の共通ビット
線とそれぞれ並行状態にある第1〜第4の複数のビット
線(BL11〜BL44)と、これらビット線それぞれ
に複数個ずつ対応配置されたメモリセル及びこれらのメ
モリセルを選択するワード線(WL11〜WL41)を
それぞれ備え、これらメモリセルのうちの選択されたメ
モリセルに対し前記第1〜第4の複数のビット線(BL
11〜BL44)に伝達された書込みデータのうち対応
するデータを入力し前記選択されたメモリセルからの
しデータを前記複数のビット線のうち対応するビット
線に出力する第1〜第4のメモリセルアレイ(MA1〜
MA4)と、前記第1〜第4の複数のビット線(BL1
1〜BL44)上の前記書込み及び前記読出しデータの
伝達制御を行う第1〜第4のデータ転送手段(DT1〜
DT4)と、この第1または第2のデータ転送手段から
1の共通データ線(DL1)上に送出される前記書込
み及び前記読出しデータのレベルを検出するレベル検出
用トランジスタ(Q11)及びこのトランジスタのしき
い値電圧に対する補正手段(Q12)を備え読出し動作
時には第1の共通データ線(DL1)のデータをこの検
出用のトランジスタ(Q11)及び読出し用トランジス
タ(Q13)を介して前記第2の共通ビット線(GBL
2)に伝達し書込み動作時には前記第1の共通ビット線
(GBL1)のデータを書込み用トランジスタ(Q1
4)を介して前記第1の共通データ線(DL1)に伝達
する第1の片側センス増幅部(SSA1)と、前記第3
または第4のデータ転送手段から第2の共通データ線
(DL2)上に送出される前記書込み及び前記読出しデ
ータのレベルを検出するレベル検出用トランジスタ(Q
21)及びこのトランジスタのしきい値電圧に対する補
正手段(Q22)を備え読出し動作時には第2の共通デ
ータ線(DL2)のデータをこの 検出用トランジスタ
(Q21)及び読出し用トランジスタ(Q23)を介し
て前記第1の共通ビット線(GBL1)に伝達し書込み
動作時には前記第2の共通ビット線(GBL2)のデー
タを書込み用トランジスタ(Q24)を介して前記第2
の共通データ線(DL2)に伝達する第2の片側センス
増幅部(SSA2)と、前記第1〜第4のメモリセルア
レイ(MA1〜MA4)に含まれる前記第1〜第4の複
数のビット線(BL11〜BL44)と前記第1及び前
記第2の共通データ線(DL1,DL2)とを所定のタ
イミングで所定のレベルにプリチャージする第1〜第2
のプリチャージ手段(PC1,PC2)と、活性化時に
前記第1及び前記第2の共通ビット線(GBL1,GB
L2)上の差電圧を増幅し非活性化時に前記第1及び前
記第2の共通ビット線(GBL1,GBL2)を所定の
レベルにプリチャージすると共に前記第1〜第4のメモ
リセルアレイ(MA1〜MA4)毎に1個配置される共
通センス増幅器(GSA)とを備え、前記第1〜第4の
メモリセルアレイ(MA1〜MA4)が、前記第1及び
前記第2の共通ビット線(GBL1,GBL2)の延長
される列方向に予め定める領域を挟んで連続して分割配
置され、前記予め定める領域のうち前記第1及び前記第
2のメモリセルアレイ(MA1,MA2)間の領域には
前記第1の片側センス増幅部(SSA1)を挟んで列方
向にそれぞれ前記第1及び前記第2のデータ転送手段
(DT1,DT2)が配置され、かつこの第2のデータ
転送手段(DT2)及び前記第1の片側センス増幅部
(SSA1)間の領域には前記第1のプリチャージ手段
(PC1)が配置され、前記第3及び前記第4のメモリ
セルアレイ(MA3,MA4)間の領域には前記第2の
片側センス増幅部(SSA2)を挟んで列方向にそれぞ
れ前記第3及び前記第4のデータ転送手段(DT3,D
T4)が配置され、かつ前記第3のデータ転送手段(D
T3)及び前記第2の片側センス増幅部(SSA2)間
の領域には前記第2のプリチャージ手段(PC2)が配
置されると共に、前記第2及び前記第3のメモリセルア
レイ(MA2,MA3)間の領域は他の回路ブロックを
配置せず互いに隣接配置し、前記第1及び前記第2の複
数のビット線(BL11〜BL24)と前記第1の共通
データ線(DL1)とはそれぞれ前記第1の共通ビット
線(GBL1)に平行かつ予め定める所定の間隔で隣接
して配線され、前記第3及び前記第4の複数のビット線
(BL31〜BL44)と前記第2の共通データ線(D
L2)とはそれぞれ前記第2の共通ビット線(GBL
2)に平行かつ予め定める所定の間隔で隣接して配線さ
れることを特徴とする。
【0022】また、2組のメモリセルアレイにつき1組
だけ配置されると共にこれら2組のメモリセルアレイで
共用する前記第1及び前記第2の片側センス増幅部が、
ソースに基準・補正電圧を受けゲートを前記第1または
前記第2の共通データ線と接続するレベル検出用の第1
のNチャネル型トランジスタと、ゲートにしきい値補正
制御信号を受けソースを前記第1のNチャネル型トラン
ジスタのドレインと接続しドレインを前記第1または前
記第2の共通データ線と接続するしきい値補正用の第2
のNチャネル型トランジスタと、ゲートに読出し制御信
号を受けソースおよびドレインの一方を前記第1のNチ
ャネル型トランジスタのドレインと接続し他方を前記第
2または前記第1の共通ビット線と接続する読出し用の
第3のNチャネル型トランジスタと、ゲートに書込み制
御信号を受けソースおよびドレインの一方を前記第1ま
たは前記第2の共通ビット線と接続し他方を前記第1ま
たは前記第2の共通データ線と接続する書込み用の第4
のNチャネル型トランジスタとを備えて構成される。
【0023】また、選択された前記メモリセルが前記第
1、前記第2、前記第3または前記第4のメモリセルア
レイに含まれるとき、書込み動作時に、前記第1または
前記第2の片側センス増幅部により前記第1または前記
第2の共通ビット線上のデータを前記第1または前記第
2の共通データ線に伝達し、前記第2または前記第1の
片側センス増幅による前記第2または前記第1の共通
ビット線からの前記第2または前記第1の共通データ線
へのデータ伝達を停止するようにし、前記共通センス増
幅器を、前記第1及び前記第2の共通ビット線の長さ方
向のほぼ中間点に配置し、前記第1及び前記第2のメモ
リセルアレイと前記第1の片側センス増幅部とを含む第
1の回路ブロックと、前記第3及び前記第4のメモリセ
ルアレイと前記第2の片側センス増幅部とを含む第2の
回路ブロックとを、前記共通センス増幅器の両側に互い
に対応するように配置して構成される。
【0024】また、前記プリチャージ手段によるプリチ
ャージのレベルを電源電圧の1/2のレベルとし、前記
プリチャージ手段によるプリチャージ期間には前記デー
タ転送制御手段により対応する前記第1または前記第2
ビット線及び前記第1または前記2のデータ線間を
接続し、前記プリチャージ手段によるプリチャージ停止
後、前記データ転送制御手段により対応する前記第1ま
たは前記第2のビット線及び前記第1または前記2の
データ線間を接続したまま前記第1及び前記第2の片側
センス増幅部の前記補正手段により所定のトランジスタ
のしきい値電圧に対する補正を行い、この後、前記所定
のワード線を選択レベルにしてこのワード線と接続する
前記複数のメモリセルを選択すると共に選択されたこれ
ら複数のメモリセルのうちの1つのメモリセル対応す
前記第1または前記第2のビット線とこのビット線が
選択的に接続される前記第1または前記2のデータ線
とを接続状態にし、他の前記第2または前記第1のビッ
ト線は前記2または前記1のデータ線と切離し、こ
の後、前記第1または前記2のデータ線に読出された
データを検出して対応する前記第2または前記1の
通ビット線に伝達して前記共通センス増幅器を活性化
し、この後、前記第1または前記2のデータ線から前
記第または前記1の共通ビット線へのデータ伝達を
停止して前記第1または前記2の共通ビット線から
第1または前記2のデータ線にデータを伝達し、こ
の後、選択されたこれら複数のメモリセルのうちの1つ
のメモリセル対応する前記第1または前記第2のビッ
ト線と前記第1または前記2のデータ線とを切離して
この1つのメモリセルに対するデータの読出し及び再書
込みを終了し、続いて選択されたこれら複数のメモリセ
ルのうちの他のメモリセルに対するデータの読出し及び
再書込みを行うときには、前記第1及び前記2のデー
タ線と前記第1または前記2の共通ビット線との間を
接続状態のまま前記共通センス増幅器を非活性化して
これらの前記第1または前記2のデータ線及び前記
または前記2の共通ビット線を電源電圧の1/2の
レベルにプリチャージし、続いてこれらの前記第1また
は前記2のデータ線及び前記第1または前記2の
通ビット線間を切離して前記第1及び前記第2の片側セ
ンス増幅部の前記補正手段により所定のトランジスタの
しきい値電圧に対する補正を行い、続いて読出し及び
書込み対象のメモリセルと対応する前記第1または前記
第2のビット線を対応する前記第1または前記2の
ータ線と接続し、以下、前記1つのメモリセルに対する
データの読出し及び書込みと同様にこのメモリセルに対
するデータの読出し及び書込みを行うようにして構成さ
れる。
【0025】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0026】図1は本発明の第1の実施例を示す回路図
である。
【0027】この実施例は、互いに対をなしかつ近接,
並行して第1の層に形成された第1及び第2の共通ビッ
ト線GBL1,GBL2と、これら第1及び第2の共通
ビット線GBL1,GBL2とそれぞれ並行して第2の
層に形成された複数(図1では4本)のビット線BLj
1〜BLj4(j=1,2)、並びにこれらビット線そ
れぞれに複数個ずつ(図1では1個ずつのみ表示)対応
配置されたメモリセルC11〜C14をそれぞれ備え、
これらメモリセルのうちの選択されたメモリセルに対し
対応するビット線に伝達されたデータを書込みこの選択
されたメモリセルの記憶データを対応するビット線に読
出す第1及び第2のメモリセルアレイMAj(j=1,
2、すなわち、MA1,MA2)と、これら第1及び第
2のメモリセルアレイMA1,MA2と対応して設けら
れ複数のビット線BLj1〜BLj4(j=1,2)と
対応するビット線BLi1〜BLj4(j=3,4)、
並びにこれらビット線それぞれに複数個ずつ(図1では
1個ずつのみ表示)対応配置されたメモリセルをそれぞ
れ備え、これらメモリセルのうちの選択されたメモリセ
ルに対し対応するビット線に伝達されたデータを書込み
この選択されたメモリセルの記憶データを対応するビッ
ト線に読出す第3及び第4のメモリセルアレイMAj
(j=3,4、すなわちMA3,MA4)と、第1〜第
4のメモリセルアレイMA1〜MA4に含まれるメモリ
セルのうちの一行のメモリセルを選択する複数のワード
線WL11,WL21,WL31,WL41,…と、第
1及び第2のデータ線DL1,DL2と、第1,第2
(又は第3,第4)のメモリセルアレイMA1,MA2
(MA3,MA4)中のメモリセルが選択されたときに
はこの選択されたメモリセルが含まれるメモリセルアレ
イの選択されたビット線と第1(又は第2)のデータ線
DL1(DL2)、及びこのメモリセルアレイと対応す
る第3,第4(又は第1,第2)のメモリセルアレイM
A3,MA4(MA1,MA2)の選択されたビット線
と第2(又は第1)のデータ線DL2(DL1)とをそ
れぞれ接続しこれらデータ線及びビット線間のデータの
伝達制御を行うデータ転送制御手段のデータ転送回路D
T1〜DT4と、第1〜第4のメモリセルアレイMA1
〜MA4に含まれるビット線BLj1〜BLj4(j=
1〜4)及び第1,第2のデータ線DL1,DL2をプ
リチャージ制御信号PCSに従って所定のタイミングで
所定のレベル(VH)にプリチャージするプリチャージ
回路PC1,PC2と、ソースに基準・補正電圧OCV
を受けゲートを第1のデータ線DL1と接続するレベル
検出用のNチャネル型の第1のトランジスタQ11、ゲ
ートにしきい値補正制御信号CVTを受けソースを第1
のトランジスタQ11のドレインと接続しドレインを第
1のデータ線DL1と接続するしきい値補正用のNチャ
ネル型の第2のトランジスタQ12、ゲートに読出し制
御信号RS1を受けソース,ドレインの一方を第1のト
ランジスタQ12のドレインと接続し他方を第2の共通
ビット線GBL2と接続する読出し用のNチャネル型の
第3のトランジスタQ13、及びゲートに書込み制御信
号WS1を受けソース,ドレインの一方を第1の共通ビ
ット線GBL1と接続し他方を第1のデータ線DL1と
接続する書込み用のNチャネル型の第4のトランジスタ
Q14を備え、読出し動作の前にトランジスタQ11の
しきい値電圧に対するデータ線DL1及びビット線BL
j〜BLj4(j=1,2)のレベル補正を行って読出
し動作時にはデータ線DL1のレベルを検出して共通ビ
ット線GBL2に伝達し書込み動作時には共通ビット線
GBL1のレベルをデータ線DL1に伝達する第1の片
側センス増幅部SSA1と、この第1の片側センス増幅
部SSA1と同様に構成されてトランジスタQ21〜Q
24を備え、読出し動作の前にトランジスタQ21のし
きい値電圧に対するデータ線DL2及びビット線Bj1
〜Bj4(j=3,4)のレベル補正を行って読出し動
作時にはデータ線DL2のレベルを検出して共通ビット
線GBL1に伝達し書込み動作時には共通ビット線GB
L2のレベルをデータ線DL2に伝達する第2の片側セ
ンス増幅部SSA2と、センス増幅活性化信号SEに従
って活性化し第1及び第2の共通ビット線GBL1,G
BL2間の差電圧を増幅し非活性化時にはこれら共通ビ
ット線GBL1,GBL2を所定のレベル(VHと同等
レベル)にプリチャージする共通センス増幅器GSAと
を有する構成となっている。
【0028】次にこの実施例の動作について説明する。
図2はこの実施例の第1の動作を説明するための各部信
号のタイミング波形図である。
【0029】まず、プリチャージ制御信号PCS及びデ
ータ転送制御信号TGj1〜TGj4(j=1〜4)全
てをアクティブレベルにし、データ線DL1,DL2及
びビット線BLj1〜BLj4(j=1〜4)をVcc
/2レベル(VH)にプリチャージする(期間T1)。
次に、プリチャージ制御信号PCSをインアクティブレ
ベルにしてプリチャージ回路PC1,PC2を非活性化
した後、しきい値補正制御信号CVTをアクティブレベ
ルにし補正用のトランジスタQ12,Q22をオンにし
てトランジスタQ11,Q21をダイオード接続し、同
時に基準・補正電圧OCVを補正用レベルにしてトラン
ジスタQ11,Q21のしきい値電圧に対するデータ線
DL1,DL2及びビット線BLi〜BLj4(j=1
〜4)のレベルを補正する(期間T2)。
【0030】この補正後、複数のワード線(WL11,
WL21,WL31,WL41,…)のうちの1本、例
えばWL11を選択レベルにすると共に選択ビット線
(例えばBL11,BL31)対応のデータ転送制御信
号(TG11,TG31)以外をインアクティブレベル
にしてメモリセルC11の記憶データをビット線BL1
1及びデータ線DL1に読出し、同時に基準・補正電圧
OCV及びしきい値補正制御信号CVTを基準レベルに
してトランジスタQ11によりデータ線DL1のレベル
を検知する。一方、選択ビット線BL31と対応するメ
モリセルは全て非選択状態であるので、ビット線BL3
1及びデータ線DL2はプリチャージレベルのままであ
り、そのレベルがトランジスタQ21によって検出され
る。続いて読出し制御信号RSがアクティブレベルにな
るとトランジスタQ13,Q23がオンとなり、データ
線DL1,DL2のレベルが共通ビット線GBL1,G
BL2に伝達され、センス増幅活性化信号SEが活性化
レベルとなって共通センス増幅器GSAにより増幅され
外部へ出力される(期間T3)。
【0031】この後、読出し制御信号RSをインアクテ
ィブレベル、書込み制御信号WS1,WS2をアクティ
ブレベルにすると、トランジスタQ14,Q24がオン
状態となり、ビット線BL11,BL31及びデータ線
DL1,DL2に共通ビット線GBL1,GBL2のレ
ベルが伝達され、ビット線BL11と対応するメモリセ
ルのうちの選択レベルのワード線WL11と対応するメ
モリセルC11にビット線BL11のレベルのデータの
再書込みが行なわれる。一方ビット線BL31と対応す
るメモリセルは全て非選択状態であるので、ビット線B
L31のレベルによるメモリセルへの再書込みは行なわ
れず、これらメモリセルは元のレベルを維持する(期間
T4)。
【0032】この後、書込み制御信号WS1,WS2及
びデータ転送制御信号TG11,TG31をインアクテ
ィブレベルにして共通ビット線GBL1,GBL2とデ
ータ線DL1,DL2との間、データ線DL1,DL2
と選択ビット線BL11,BL31との間を切り離し、
更に選択ワード線WL11を非選択レベルとしてメモリ
セルC11を選択ビット線BL11から切り離し、メモ
リセルC11をデータ保持状態とする。
【0033】このように、この実施例は、第1及び第2
のメモリセルアレイMA1,MA2に対し、1本のデー
タ線(第1の)DL1を設けて読出し動作時にはこのデ
ータ線DL1に読出されたデータを検出して共通ビット
線GBL2に伝達し、書込み動作時には共通ビット線G
BL1のデータをデータ線DL1に伝達する第1の片側
センス増幅器SSA1を設け、第3及び第4のメモリセ
ルアレイMA3,MA4に対し、1本のデータ線(第2
の)DL2を設けて読出し動作時にはこのデータ線DL
2に読出されたデータを検出して共通ビット線GBL1
に伝達し、書込み動作時には共通ビット線GBL1のデ
ータをデータ線DL2に伝達する第2の片側センス増幅
器SSA2を設けた構成となっているので、これら第1
及び第2の片側センス増幅器SSA1,SSA2を結合
した構成のセンス増幅器SA10及びSA20をメモリ
セルアレイMA1,MA2及びMA3,MA4にそれぞ
れ対応して設けた構成の従来例(図7)に比べ、センス
増幅器部分の回路素子数及び占有面積を半減することが
でき、従って共通ビット線間隔の縮小も可能であり、よ
り高度の微細化、より大容量化が可能となる。また、コ
ストの低減、歩留りの向上が可能となる。
【0034】この実施例において、書込み動作時、書込
み制御信号WS1,WS2を同時にアクティブレベルと
したが、共通ビット線GBL1,GBL2のデータがメ
モリセルに書込まれるのは選択ワード線(上記実施例で
はWL11)側のみであり、非選択ワード線側のデータ
は書込みには使用されないので、選択ワード(WL1
1)側の書込み制御信号(WS1)のみをアクティブレ
ベルとすればよい(図2の破線)。こうすることによ
り、共通ビット線及びデータ線の無駄な充放電がなくな
り、消費電力の節減が可能となる。
【0035】図2は選択ワード線(WL11)と接続す
る複数のメモリセル(C11〜C14)のうちの1つの
メモリセル(C11)に対するデータの読出し,再書込
みを行うときのタイミング波形図であるが、選択ワード
線(WL11)と接続する複数のメモリセル(C11〜
C14)に対し順次データの読出し,再書込みを行うと
きのタイミング図を図3に示し、その動作を次に説明す
る。
【0036】期間T1〜T4は1つのメモリセル(C1
1)に対するデータの読出し,再書込みであるので、図
2及び前述の説明と同様である。
【0037】続いて、メモリセルC12に対しデータの
読出し,再書込みを行うには、この後、データ転送制御
信号TG11,TG31をインアクティブレベルにして
データ線DL1,DL2と選択ビット線BL11,BL
31との間を切り離し、選択ビット線BL11,BL3
1及びメモリセルC11をデータ保持状態とする。この
後、センス増幅活性化信号SEを非活性化レベルにして
共通センス増幅器GSAにより、共通ビット線GBL
1,GBL2及びデータ線DL1,DL2をVcc/2
レベル(VH)にプリチャージし、書込み制御信号WS
1,WS2をインアクティブレベルにする(期間T
5)。
【0038】この後、しきい値補正制御信号CVTをア
クティブレベルにし補正用のトランジスタQ12,Q2
2をオンにしてトランジスタQ11,Q21をダイオー
ド接続し、同時に基準・補正電圧OCVを補正用レベル
にしてトランジスタQ11,Q21のしきい値電圧に対
するデータ線DL1,DL2のレベルを補正する(期間
T6)。このとき補正するのはデータ線DL1,DL2
のレベルのみでよいので、しきい値補正制御信号CVT
をアクティブにする期間は期間T2に比べて短くてよ
い。
【0039】この補正後、選択されたワード線WL11
と接続する複数のメモリセルのうちのまだ読出し及び再
書込みが行われていないメモリセル(C12)と対応す
るビット線の対(BL12,BL32)を、データ転送
制御信号(TG12,TG32)をアクティブレベルに
してデータ線DL1,DL2に接続し、あらかじめビッ
ト線BL12に読み出されているメモリセルC12のデ
ータをデータ線DL1に読出し、トランジスタQ11に
よりデータ線DL1のレベルを検知する。一方、選択ビ
ット線(BL32)と対応するメモリセルは全て非選択
状態であるので、ビット線BL32及びデータ線DL2
はプリチャージレベルのままであり、そのレベルがトラ
ンジスタQ21によって検出される。続いて前述した期
間T3,T4と同様な動作により、データ線DL1,D
L2のレベルが外部に出力され、メモリセルC12への
再書込みが行われる(期間T7,T8)。
【0040】この後、期間T5〜T8と同様の動作によ
り、メモリセルC13,C14のデータが外部に読出さ
れそのデータが再書込みされる(期間T9〜T16)。
【0041】以上の一連の動作により、選択されたワー
ド線WL11によって選択されたメモリセルC11〜C
14全てのデータが外部に読出され、そのデータが再書
込みされたので、ワード線WL11をインアクティブレ
ベルとしこの選択ワード線に対する動作を終了する。
【0042】このようにして、選択ビット線と接続する
複数のメモリセルそれぞれのデータの読出し前に所定の
トランジスタのしきい値電圧に対する補正を効率よく短
時間間に行うことができる。
【0043】図4は本発明の第2の実施例を示す回路図
である。
【0044】この実施例が図1に示された第1の実施例
と相違する点は、共通センス増幅器GSAを、第1及び
第2共通ビット線GBL1,GBLの長さ方向のほぼ中
間点に配置し、第1,第2のメモリセルアレイMA1,
MA2及び第1の片側センス増幅部SSA1を含む第1
の回路ブロックと、第3,第4のメモリセルアレイMA
3,MA4及び第2の片側センス増幅部SSA2を含む
第2の回路ブロックとを共通センス増幅器GSAの両側
に互いに対応するように配置した点にある。
【0045】このような構成とすることにより、共通セ
ンス増幅器GSAと第1及び第2の片側センス増幅器S
SA1,SSA2との間の共通ビット線GBL1,GB
L2の長さを短くすることができるので、読出し動作及
び書込み動作を高速化することができる。その他の動作
及び効果は第1の実施例と同様である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、共通セン
ス増幅器及び第1,第2の共通ビット線1組に対応し
て、第1及び第2のメモリセルアレイに対し1本の第1
のデータ線を設けて読出し動作時にはこの第1のデータ
線に読出されたデータを検出して第2の共通ビット線に
伝達し、書込み動作時には第1の共通ビット線のデータ
を第1のデータ線に伝達する第1の片側センス増幅器を
設け、第3及び第4のメモリセルアレイに対し1本の第
2のデータ線を設けて読出し動作時にはこの第2のデー
タ線に読出されたデータを検出して第1の共通ビット線
に伝達し、書込み動作時には第2の共通ビット線のデー
タを第2のデータ線に伝達する第2片側センス増幅器を
設けた構成したので、第1及び第2の片側センス増幅
器を結合した構成のセンス増幅器を第1,第2のメモリ
セルアレイ及び第3,第4のメモリセルアレイそれぞれ
に対応して設けた構成の第2の従来例に比べ、センス増
幅器部分の回路素子数及び占有面積を半減することがで
き、従って共通ビット線間隔も縮小でき、より高度の微
細化、より大容量化が可能となると共に、コストの低
減、歩留りの向上がはかれるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図である。
【図2】図1に示された実施例の第1の動作を説明する
ための各部信号のタイミング波形図である。
【図3】図1に示された実施例の第2の動作を説明する
ための各部信号のタイミング波形図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図5】従来の半導体記憶装置の第1の例を示す回路図
である。
【図6】図5に示された半導体記憶装置の動作を説明す
るための各部信号のタイミング波形図である。
【図7】従来の半導体記憶装置の第2の例を示す回路図
である。
【符号の説明】
BL11〜BL14,BL21〜BL24,BL31〜
BL34,BL41〜BL44 ビット線 G11〜C14 メモリセル DL1,DL2,DL11,DL12,DL21,DL
22 データ線 DT1〜DT4 データ転送回路 GBQ1,GBL2 共通ビット線 GSA 共通センス増幅器 MA1〜MA4,MA10,MA20 メモリセルア
レイ PC1,PC2,PC10,PC20 プリチャージ
回路 Q11〜Q14,Q21〜Q24 トランジスタ SA10,SA20 センス増幅器 SSA1,SSA2 片側センス増幅器 WL11,WL12,WL21,WL22,WL31,
WL41 ワード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 27/10 681G (72)発明者 室谷 樹徳 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 奥田 高 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 及川 隆一 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 森 秀光 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 巌 庄一 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 芝原 健太郎 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 小山 邦明 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 大屋 秀市 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 福沢 真一 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 井谷 俊郎 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 笠間 邦彦 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 小川 正毅 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−235180(JP,A) 特開 昭63−292490(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11C 11/407

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の層に形成され互いに対をなしかつ
    並行状態にある第1及び第2の共通ビット線(GBL
    1,GBL2)と、 第2の層に形成され前記第1及び第2の共通ビット線と
    それぞれ並行状態にある第1〜第4の複数のビット線
    (BL11〜BL44)と、 これらビット線それぞれに複数個ずつ対応配置されたメ
    モリセル及びこれらのメモリセルを選択するワード線
    (WL11〜WL41)をそれぞれ備え、 これらメモリセルのうちの選択されたメモリセルに対し
    前記第1〜第4の複数のビット線(BL11〜BL4
    4)に伝達された書込みデータのうち対応するデータを
    入力し前記選択されたメモリセルからの読出しデータを
    前記複数のビット線のうち対応するビット線に出力する
    第1〜第4のメモリセルアレイ(MA1〜MA4)と、 前記第1〜第4の複数のビット線(BL11〜BL4
    4)上の前記書込み及び前記読出しデータの伝達制御を
    行う第1〜第4のデータ転送手段(DT1〜DT4)
    と、 この第1または第2のデータ転送手段から第1の共通デ
    ータ線(DL1)上に送出される前記書込み及び前記
    しデータのレベルを検出するレベル検出用トランジス
    タ(Q11)及びこのトランジスタのしきい値電圧に対
    する補正手段(Q12)を備え読出し動作時には第1の
    共通データ線(DL1)のデータをこの検出用のトラン
    ジスタ(Q11)及び読出し用トランジスタ(Q13)
    介して前記第2の共通ビット線(GBL2)に伝達し
    書込み動作時には前記第1の共通ビット線(GBL1)
    のデータを書込み用トランジスタ(Q14)を介して
    記第1の共通データ線(DL1)に伝達する第1の片側
    センス増幅部(SSA1)と、前記第3または第4のデータ転送手段から第2の共通デ
    ータ線(DL2)上に送出される前記書込み及び前記読
    出しデータのレベルを検出するレベル検出用トランジス
    タ(Q21)及びこのトランジスタのしきい値電圧に対
    する補正手段(Q22)を備え読出し動作時には第2の
    共通データ線(DL2)のデータをこの検出用トランジ
    スタ(Q21)及び読出し用トランジスタ(Q23)を
    介して前記第1の共通ビット線(GBL1)に伝達し書
    込み動作時には前記第2の共通ビ ット線(GBL2)の
    データを書込み用トランジスタ(Q24)を介して前記
    第2の共通データ線(DL2)に伝達する第2の片側セ
    ンス増幅部(SSA2)と、 前記第1〜第4のメモリセルアレイ(MA1〜MA4)
    に含まれる前記第1〜第4の複数のビット線(BL11
    〜BL44)と前記第1及び前記第2の共通データ線
    (DL1,DL2)とを所定のタイミングで所定のレベ
    ルにプリチャージする第1〜第2のプリチャージ手段
    (PC1,PC2)と、 活性化時に前記第1及び前記第2の共通ビット線(GB
    L1,GBL2)上の差電圧を増幅し非活性化時に前記
    第1及び前記第2の共通ビット線(GBL1,GBL
    2)を所定のレベルにプリチャージすると共に前記第1
    〜第4のメモリセルアレイ(MA1〜MA4)毎に1個
    配置される共通センス増幅器(GSA)とを備え、前記
    第1〜第4のメモリセルアレイ(MA1〜MA4)が、
    前記第1及び前記第2の共通ビット線(GBL1,GB
    L2)の延長される列方向に予め定める領域を挟んで連
    続して分割配置され、 前記予め定める領域のうち前記第1及び前記第2のメモ
    リセルアレイ(MA1,MA2)間の領域には前記第1
    の片側センス増幅部(SSA1)を挟んで列方向にそれ
    ぞれ前記第1及び前記第2のデータ転送手段(DT1,
    DT2)が配置され、 かつこの第2のデータ転送手段(DT2)及び前記第1
    の片側センス増幅部(SSA1)間の領域には前記第1
    のプリチャージ手段(PC1)が配置され、 前記第3及び前記第4のメモリセルアレイ(MA3,M
    A4)間の領域には前記第2の片側センス増幅部(SS
    A2)を挟んで列方向にそれぞれ前記第3及び前記第4
    のデータ転送手段(DT3,DT4)が配置され、 かつ前記第3のデータ転送手段(DT3)及び前記第2
    の片側センス増幅部(SSA2)間の領域には前記第2
    のプリチャージ手段(PC2)が配置されると共に、前
    記第2及び前記第3のメモリセルアレイ(MA2,MA
    3)間の領域は他の回路ブロックを配置せず互いに隣接
    配置し、前記第1及び前記第2の複数のビット線(BL
    11〜BL24)と前記第1の共通データ線(DL1)
    とはそれぞれ前記第1の共通ビット線(GBL1)に平
    行かつ予め定める所定の間隔で隣接して配線され、 前記第3及び前記第4の複数のビット線(BL31〜B
    L44)と前記第2の共通データ線(DL2)とはそれ
    ぞれ前記第2の共通ビット線(GBL2)に平行かつ予
    め定める所定の間隔で隣接して配線されることを特徴と
    する半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 2組のメモリセルアレイにつき1組だけ
    配置されると共にこれら2組のメモリセルアレイで共用
    する前記第1及び前記第2の片側センス増幅部が、ソー
    スに基準・補正電圧を受けゲートを前記第1または前記
    第2の共通データ線と接続するレベル検出用の第1のN
    チャネル型トランジスタと、ゲートにしきい値補正制御
    信号を受けソースを前記第1のNチャネル型トランジス
    タのドレインと接続しドレインを前記第1または前記第
    2の共通データ線と接続するしきい値補正用の第2のN
    チャネル型トランジスタと、ゲートに読出し制御信号を
    受けソースおよびドレインの一方を前記第1のNチャネ
    ル型トランジスタのドレインと接続し他方を前記第2ま
    たは前記第1の共通ビット線と接続する読出し用の第3
    のNチャネル型トランジスタと、ゲートに書込み制御信
    号を受けソースおよびドレインの一方を前記第1または
    前記第2の共通ビット線と接続し他方を前記第1または
    前記第2の共通データ線と接続する書込み用の第4のN
    チャネル型トランジスタとを備えて構成された請求項1
    記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】選択された前記メモリセルが前記第1、前
    記第2、前記第3または前記第4のメモリセルアレイに
    含まれるとき、書込み動作時に、前記第1または前記第
    2の片側センス増幅部により前記第1または前記第2の
    共通ビット線上のデータを前記第1または前記第2の共
    通データ線に伝達し、前記第2または前記第1の片側セ
    ンス増幅による前記第2または前記第1の共通ビット
    線からの前記第2または前記第1の共通データ線へのデ
    ータ伝達を停止するようにした請求項1記載の半導体記
    憶装置。
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