JP5494455B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5494455B2
JP5494455B2 JP2010274447A JP2010274447A JP5494455B2 JP 5494455 B2 JP5494455 B2 JP 5494455B2 JP 2010274447 A JP2010274447 A JP 2010274447A JP 2010274447 A JP2010274447 A JP 2010274447A JP 5494455 B2 JP5494455 B2 JP 5494455B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
semiconductor memory
memory device
array
redundant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010274447A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012123876A (ja
JP2012123876A5 (ja
Inventor
広之 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Semiconductor Ltd
Original Assignee
Fujitsu Semiconductor Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Semiconductor Ltd filed Critical Fujitsu Semiconductor Ltd
Priority to JP2010274447A priority Critical patent/JP5494455B2/ja
Priority to US13/279,425 priority patent/US8675430B2/en
Publication of JP2012123876A publication Critical patent/JP2012123876A/ja
Publication of JP2012123876A5 publication Critical patent/JP2012123876A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5494455B2 publication Critical patent/JP5494455B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C5/00Details of stores covered by group G11C11/00
    • G11C5/14Power supply arrangements, e.g. power down, chip selection or deselection, layout of wirings or power grids, or multiple supply levels
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/70Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring
    • G11C29/702Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring by replacing auxiliary circuits, e.g. spare voltage generators, decoders or sense amplifiers, to be used instead of defective ones
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/08Word line control circuits, e.g. drivers, boosters, pull-up circuits, pull-down circuits, precharging circuits, for word lines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Dram (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)

Description

この出願で言及する実施例は、半導体記憶装置に関する。
近年、コンピュータやその他の情報処理機器、或いは、デジタルビデオカメラやデジタルスチルカメラを始めとして、様々な電子機器に対して、半導体記憶装置(例えば、SDRAM:Synchronous Dynamic Random Access Memory)が使用されている。
さらに、半導体記憶装置の微細化および高集積化に伴って、オープンビット線方式のコアアーキテクチャが適用した半導体記憶装置も提供されるようになってきている。
ところで、従来、オープンビット線方式のコアアーキテクチャを適用した半導体記憶装置としては、様々なものが提案されている。
特開2010−027201号公報 特開2001−135075号公報 特開2004−342260号公報
前述したオープンビット線方式のコアアーキテクチャを適用した半導体記憶装置では、リアルワード線と冗長ワード線を用意しておき、例えば、ウエハーテストや出荷前テスト時に、不良のリアルワード線を冗長ワード線に切り替えて出荷できるようにしている。
ここで、リアルワード線は、リアルセル用のワード線を意味し、また、冗長ワード線は、冗長セル用のワード線を意味する。
しかしながら、従来、リアルワード線および冗長ワード線の配置やそのためのパワーマネージメント(電源管理)は十分なものとはいえず、メモリセルアレイ(コア)の占有面積の増大、或いは、使用する電源の容量および占有面積の増大を招くことになっていた。
例えば、従来の方式では、セルアレイの端以外のブロックが選択される場合には、ワード線は1本立ち上がるが、端のブロックが選択される場合には2本立ち上がる。このため、2本分が動作しても問題がないように、電源回路を設計する必要があり、面積増大の要因となっている。
なお、ビット線方向に関しても冗長セルを用意しておき、例えば、ウエハーテストや出荷前テスト時に、不良のリアルセルを冗長セルに置き換えることも行われているが、本明細書では、直接関係しないので、その説明は省略されている。
一実施形態によれば、オープンビット線方式のコアアーキテクチャを有する半導体記憶装置であって、複数のアレイ領域を有する半導体記憶装置が提供される。前記各アレイ領域は、2つの冗長アレイブロックと、複数のリアルアレイブロックと、電源容量制御手段と、を有する。
前記2つの冗長アレイブロックは、前記アレイ領域の両端のエッジ部分に配置され、冗長ワード線のみを有する。前記複数のリアルアレイブロックは、前記2つの冗長アレイブロック間でそれぞれセンスアンプを介して交互に配置され、リアルワード線のみを有する。
前記電源容量制御手段は、任意の第1アレイ領域で前記リアルワード線を前記冗長ワード線に置き換えるワード線の冗長処理を行うとき、当該第1アレイ領域の電源容量を増大する。
開示の半導体記憶装置は、メモリセルアレイの占有面積を低減すると共に、使用する電源の容量および占有面積を低減することができるという効果を奏する。
半導体記憶装置の一例を示すブロック図である。 オープンビット線方式のコアアーキテクチャを適用したメモリセルアレイの一部を示す図である。 図2に示すメモリセルアレイにおけるメモリセルの一例を示す図である。 図2に示すメモリセルアレイにおけるセンスアンプの一例を示す回路図である。 オープンビット線方式のコアアーキテクチャおよびパワーマネージメントを説明するための図である。 本実施形態の半導体記憶装置におけるオープンビット線方式のコアアーキテクチャおよびパワーマネージメントを説明するための図である。 図6の半導体記憶装置におけるコアアーキテクチャをより詳細に示す図である。 図6の半導体記憶装置における動作を説明するための図である。 本実施形態の半導体記憶装置の一例を示すブロック図である。 第1実施例の半導体記憶装置を説明するためのブロック図である。 図10の半導体記憶装置の変形例を示すブロック図である。 第2実施例の半導体記憶装置を説明するためのブロック図である。 図12の半導体記憶装置の変形例を示すブロック図である。 第3実施例の半導体記憶装置を説明するためのブロック図である。 図14の半導体記憶装置の一例を示すブロック図である。 図15の半導体記憶装置の変形例を示すブロック図である。 図14の半導体記憶装置の他の例を示すブロック図である。 図17の半導体記憶装置におけるオシレータの一例を示す回路図である。 第4実施例の半導体記憶装置を説明するためのブロック図である。
まず、半導体記憶装置の実施例を詳述する前に、半導体記憶装置およびその問題点を図1〜図5を参照して説明する。
図1は、半導体記憶装置の一例を示すブロック図である。図1において、参照符号1はメモリセルアレイ(コア)、51はXコントローラ、52はYコントローラ、53はリードアンプ、そして、54はライトアンプを示す。
さらに、参照符号61はクロックバッファ、62はアドレスバッファ、63はコマンドデコーダ、64はI/Oバッファ、65はバーストコントローラ、66はアドレスコントローラ、そして、67はメモリコアコントローラを示す。
なお、図1は、メモリセルアレイ1,Xコントローラ51,Yコントローラ52,リードアンプ53およびライトアンプ54が4組設けられた4バンク構成の例を示している。
図1に示されるように、クロックバッファ61には、クロックCLKおよびクロックイネーブルCKEが入力され、また、アドレスバッファ62には、アドレスAおよびバンクアドレスBAが入力される。
さらに、コマンドレコーダ63には、チップセレクトCSB,ロウアドレスストローブRASB,コラムアドレスストローブCASBおよびライトイネーブルWEBが入力される。ここで、各信号の末尾に付される『B』は、ローイネーブルであることを示している。
また、I/Oバッファ64には、入力マスク(出力ディセーブル)MASKが入力され、半導体記憶装置(SDRAM)と他の回路との間でデータDQの受け渡しをスムーズに行うようになっている。ここで、クロックイネーブルCKEは、例えば、内部クロック・ジェネレータを制御しており、クロックバッファ61の出力クロックは、各回路ブロックへ供給されている。
アドレスコントローラ66は、アドレスバッファ62からの信号に対応したバンクを選択すると共に、各バンクにおけるアドレスをメモリコアコントローラ67に出力し、さらに、バーストコントローラ65を制御する。
なお、バーストコントローラ65は、高速なメモリアクセスを可能とするバーストモードにおいて、例えば、同じロウアドレスで自動的にコラムアドレスをストローブし、ビット線BLを連続的に選択するためのものである。
メモリコアコントローラ67は、コマンドデコーダ63からの信号(コマンド),I/Oバッファ64からの信号(マスクデータ)およびアドレスコントローラ66からの信号(アドレス)を受け取って、メモリセルアレイ1を制御する。
すなわち、メモリコアコントローラ67は、各バンクにおけるXコントローラ51およびYコントローラ52を介してワード線WLおよびビット線BL(BLB)を選択し、所定のアドレスのメモリセルMCをアクセスする。
リードアンプ53は、アクセスされたメモリセルMCからのデータを読み出し、I/Oバッファ64を介してデータDQとして出力し、また、ライトアンプ54は、I/Oバッファ64を介して入力されたデータDQをアクセスされたメモリセルMCに書き込む。
図2は、オープンビット線方式のコアアーキテクチャを適用したメモリセルアレイの一部を示す図であり、また、図3は、図2に示すメモリセルアレイにおけるメモリセルの一例を示す図である。さらに、図4は、図2に示すメモリセルアレイにおけるセンスアンプの一例を示す回路図である。
図2に示されるように、メモリセルアレイ1は、センスアンプSAの一方(図2の上側)のビット線BLおよび他方(図2の下側)のビット線BLBが、隣接するセンスアンプSAのビット線BLBおよびBLと交互に配置される。
さらに、各ビット線BLまたはBLBとワード線WLとの交差個所には、それぞれメモリセルMCが設けられ、これによりメモリセルMCがマトリクス状に配置される。
図3に示されるように、各メモリセルMCは、例えば、nチャネル型MOSトランジスタTrおよびキャパシタCを有する。トランジスタTrのゲートは、ワード線WLに接続され、ドレインは、ビット線コンタクトBCを介してビット線BL(BLB)に接続され、ソースは、キャパシタCを介して低電位電源線に接続される。
図4に示されるように、センスアンプSAは、複数のnMOSトランジスタ41〜47、並びに、pMOSトランジスタ48および49を有する。
図4において、参照符号EQLは、ビット線のイコライズ信号を示し、また、VPRは、ビット線のプリチャージレベル(例えば、0.6V)の電源線を示す。そして、信号EQLが高レベルのとき、ビット線BLおよびBLBが直接短絡してプリチャージレベルVPRになる。
なお、参照符号VBLLはビット線の低レベル(例えば、0V)の電源線を示し、また、VBLHはビット線の高レベル(例えば、1.2V)の電源線を示す。
ここで、ビット線BL,BLBは、コラム選択信号CLにより制御されるトランジスタ41,42を介してローカルデータバスLDB対に接続される。そして、このローカルデータバスLDB対および前述したリードアンプ53を介してI/Oバッファ64に読み出しデータが伝えられる。
図5は、オープンビット線方式のコアアーキテクチャおよびパワーマネージメントを説明するための図であり、コア(メモリセルアレイ)1が9個のアレイブロックを有する場合を示している。
具体的に、メモリセルアレイ1は、アドレスX=000〜1FF,200〜3FF,400〜5FF,600〜7FF,800〜9FF,A00〜BFF,C00〜DFF,E00〜FFFの8個のアレイブロックBK11〜BK18と、同じアドレスX=000〜1FFの1個のアレイブロックBK11’を有する。
すなわち、オープンビット線方式のコアアーキテクチャを適用したメモリセルアレイ1は、その両端において、同じアドレスX=000〜1FFのアレイブロックBK11およびBK11’がそれぞれ設けられている。
ここで、各アレイブロックBK11〜BK18およびBK11’には、それぞれリアルワード線WLrlおよび冗長ワード線WLrdが混在している。なお、リアルワード線WLrlは、リアルセル用のワード線を意味し、また、冗長ワード線WLrdは、冗長セル用のワード線を意味する。
具体的に、例えば、アドレスX=E00〜FFFのアレイブロックBK18では、センスアンプSAに近い両端部分に複数の冗長ワード線WLrdが配置され、その冗長ワード線WLrdの間の部分に複数のリアルワード線WLrlが配置されている。
ここで、両端の同じアドレスX=000〜1FFの2個のアレイブロックBK11,BK11’において、メモリセルMCは、センスアンプSAのビット線BL,BLBの一方にだけ接続されている。
すなわち、図2を参照して説明したように、1つのセンスアンプSAは、隣接する2つのアレイブロックで共用されるため、両端(エッジ部分)に配置されたアレイブロックBK11,BK11’では、半分のメモリセルしか使用されないことになる。
そのため、アドレスX=000〜1FFが選択された場合には、エッジ部分に配置されたアドレスX=000〜1FFのアレイブロックBK11およびBK11’における対応する2本のワード線を同時に立ち上げて動作させることになる。なお、それ以外のアドレスが選択される際には、1本のワード線だけを立ち上げればよい。
このように、図5に示すオープンビット線方式のコアアーキテクチャを適用した半導体記憶装置では、エッジ部分に配置されたアレイブロックのアドレスが選択された場合、2本のワード線を立ち上げるため、それに対応する容量の電源を用意しなければならない。
さらに、電力設計を行う場合、エッジ部分のアレイブロックのアドレスが連続して選択されることも想定しなければならず、使用する電源容量の増大およびそのための占有面積(パワーエリア)の増大を招くことになっていた。また、全てのアレイブロックにリアルワード線と冗長ワード線が配置されるため、メモリセルアレイ(コア)の占有面積の増大も招いていた。
なお、前述したように、半導体記憶装置は、ビット線方向に関しても冗長セルを有し、不良のリアルセルをその冗長セルに置き換えることが行われているが、本実施形態に直接関係しないので、本明細書では、その説明を省略している。
以下、半導体記憶装置の実施例を、添付図面を参照して詳述する。図6は、本実施形態の半導体記憶装置におけるオープンビット線方式のコアアーキテクチャおよびパワーマネージメントを説明するための図である。
図6と前述した図5との比較から明らかなように、本実施形態の半導体記憶装置では、コア(メモリセルアレイ)1は、アドレスX=000〜1FFのアレイブロックBK1からX=E00〜FFFのアレイブロックBK8まで順に並べる。
さらに、アレイブロックBK1の下側のセンスアンプSAの下に冗長セル(冗長ワード線)のみのアレイブロックBK0を配置し、そして、アレイブロックBK8の上側のセンスアンプSAの上に冗長セルのみのアレイブロックBK0’を配置する。
ここで、アレイブロックBK1〜BK8は、全てリアルセル(リアルワード線)のみのアレイブロックとされている。
すなわち、アレイブロックBK1〜BK8には、リアルワード線WLrlのみが設けられ、また、アレイブロックBK0およびBK0’には、冗長ワード線WLrdのみが設けられている。
このように、本実施形態の半導体記憶装置は、冗長ワード線WLrdをエッジアレイ(アレイブロックBK0,BK0’)に集約して、エッジ以外のアレイ(アレイブロックBK1〜BK8)における冗長ワード線WLrdを削除して縮小化するようになっている。
ここで、図6の半導体記憶装置は、アレイブロック数が10(BK1〜BK8,BK0,BK0’)になり、前述した図5の半導体記憶装置のアレイブロック数9(BK11〜BK18,BK11’)よりもアレイブロック数が1つ増加する。
しかしながら、このアレイブロック数の増加は、エッジ部分のアレイブロックBK0,BK0’におけるリアルワード線の削除、並びに、エッジ部分以外のアレイブロックBK1〜BK8における冗長ワード線の削除によるサイズの縮小で吸収することができる。
すなわち、図5の半導体記憶装置の各アレイブロックBK11〜BK18,BK11’における冗長ワード線WLrdの総数に対応する占有面積の削減が可能になる。なお、図6の半導体記憶装置では、図5の半導体記憶装置よりもセンスアンプSAの数が1つ増加するが、これはメモリセルMC(ワード線WL)の削減による占有面積の低減に比べれば無視し得る程度のものである。
また、本実施形態の半導体記憶装置によれば、冗長エリア(冗長セル用のアレイブロックBK0,BK0’)をエッジ部分にまとめることで、エッジがアクセスされる確率を低下させることにもなる。なお、冗長セル(冗長ワード線)を使用しない場合、理論的には、エッジへのアクセスはゼロになる。
図7は、図6の半導体記憶装置におけるコアアーキテクチャをより詳細に示す図である。図7では、図6における上部のエッジ部分のアレイブロックBK0’に注目しているが、下部のエッジ部分のアレイブロックBK0に関しても同様である。
図7に示されるように、例えば、冗長アレイブロックBK0’は、隣接する2本のビット線BL,BLBが端部で短絡され、各ビット線BLが、冗長アレイブロックBK0’の一方側に配置された1つのセンスアンプに接続されている。
すなわち、アレイブロックBK0’におけるビット線BLは、アレイブロックBK0’とアレイブロックBK8との間に位置するセンスアンプSAに接続されるが、ビット線BLBはセンスアンプSAから遠い側端部で隣接するビット線BLにショートさせている。
これにより、アレイブロックBK0’における1本のビット線BLの容量(寄生容量)を、アレイブロックBK11〜BK18に対するビット線BL(BLB)と同等にすることができる。
なお、各ビット線BL,BLBよび各冗長ワード線WLrdの交差個所には、それぞれ前述したメモリセル(MC)が設けられている。
また、例えば、リアルアレイブロックBK8は、隣接する2本のビット線BL,BLBがそれぞれリアルアレイブロックBK8の両方側に配置された異なる2つのセンスアンプSAに接続されている。
なお、各ビット線BL,BLBよび各リアルワード線WLrlの交差個所には、それぞれメモリセル(MC)が設けられている。
ここで、例えば、エッジ部分の冗長アレイブロックBK0’における冗長ワード線WLrdの本数は256本とされ、リアルアレイブロックBK8におけるリアルワード線WLrlの数(512本)の半分に設定することができる。また、他のリアルアレイブロックBK1〜BK7も、リアルアレイブロックBK8と同じ512本のリアルワード線WLrlを有している。
図8は、図6の半導体記憶装置における動作を説明するための図であり、メモリセルアレイ1(1つのバンクBNK)を示すものである。
図8に示されるように、リアルセル用のアレイブロックBK1〜BK8、冗長セル用のアレイブロックBK0,BK0’並びにセンスアンプSAは、冗長ヒット信号RHSを受け取るロウデコーダおよびコア制御部により制御される。
ここで、冗長ヒット信号RHSは、アクセスが冗長線(アレイブロックBK0,BK0’の冗長ワード線WLrd)に対するものかどうか示す信号であり、例えば、リアルワード線WLrlを冗長ワード線WLrdに置き換える場合に変化する。
具体的に、冗長ヒット信号RHSは、例えば、通常時に高レベル『H』にいて、リアルワード線WLrlの選択なら『H』のままで、冗長ワード線WLrdの選択、すなわち、リアルワード線WLrlを冗長ワード線WLrdに置き換えるときは低レベル『L』に変化する。
そして、以下に説明するように、各実施例では、この冗長ヒット信号RHSを使用して電力供給量を変化させ、パワーマネージメントを行う。なお、例えば、不良のリアルワード線WLrlを冗長ワード線WLrdに置き換えるには、知られている様々な処理を適用して行うことになるが、その説明は省略する。
図9は、本実施形態の半導体記憶装置の一例を示すブロック図であり、4つのアレイA領域〜アレイD領域を有する半導体記憶装置を示している。なお、各アレイ領域(バンク)BNKA〜BNKDは、図8に示すバンクBNKに相当する。
図9に示されるように、バンクBNKA〜BNKDには、それぞれワード線WLの1本分の電力を供給することのできる電力供給源PSA〜PSDが設けられている。
さらに、2つのバンクBNKA,BNKBに対して1つの補助電力供給源(電源容量制御手段)PSS1が設けられ、また、2つのバンクBNKC,BNKDに対して1つの補助電力供給源(電源容量制御手段)PSS2が設けられている。
なお、図9は、補助電力供給源PSS1が、リアルワード線WLrlを冗長ワード線WLrdに置き換えるバンクBNKAに対して電力を供給する場合を示している。
すなわち、本実施形態の半導体記憶装置は、例えば、2つのバンクBNKA,BNKB(BNKC,BNKD)で補助電力供給源PSS1(PSS2)を共有し、冗長ヒット信号RHSに従って、電力供給を制御するようになっている。
ここで、補助電力供給源PSS1(PSS2)は、例えば、ワード線WLの1本分の電力を供給することのできる容量(電源容量)とされている。
すなわち、例えば、異なるバンクにおいて、同じアドレスのリアルワード線WLrlが不良となって冗長ワード線WLrdに同じタイミングで置き換えることは確率的に少なく、2つのバンクで補助電力供給源を共有しても問題が生じることは殆どない。
具体的に、異なるバンクを同時にアクセスするのは、例えば、リフレッシュ動作時であるが、その異なるバンクで同じアドレスのリアルワード線WLrlが不良となっていて冗長ワード線WLrdに置き換えるケースは非常に少ないと考えられる。
また、例えば、バースト動作時等においても、選択するリアルワードWLrlを複数回連続して冗長ワード線WLrdに置き換えることも確率的に稀である。そのため、補助電力供給源PSS1,PSS2を共有するバンクの数は、2個に限定されるものではなく、後述するように、より多くのバンクで共用することもできる。
さらに、本実施形態を適用する半導体記憶装置の製造技術の成熟度に応じて、補助電力供給源PSSの容量や共有するバンクの数を適宜変更することも可能である。このように、本実施形態の半導体記憶装置によれば、全体としての電源容量を低減し、また、そのための占有面積(パワーエリア)を低減することができる。
図10は、第1実施例の半導体記憶装置を説明するためのブロック図であり、図9における電力供給源PSA,PSBおよび補助電力供給源PSS1を示すものである。なお、参照符号VPPAは、バンクBNKAの電源電圧を示し、また、VPPBは、バンクBNKBの電源電圧を示す。
図10に示されるように、バンクBNKAの電力供給源PSAは、レベル検出器21A,オシレータ(OSC)22Aおよびポンピング回路23Aを有する。同様に、バンクBNKBの電力供給源PSBは、レベル検出器21B,オシレータ22Bおよびポンピング回路23Bを有する。
バンクBNKAおよびBNKBに対して設けられた補助電力供給源PSS1は、オア回路31,オシレータ32,ポンピング回路33およびスイッチ(pMOSトランジスタ)34A,34Bを有する。
レベル検出器21Aは、バンクBNKAの電源電圧VPPAのレベルを検出し、オシレータ22Aを制御してポンピング回路23Aの出力電圧(昇圧電圧)により電圧VPPAが所定のレベルになるように制御する。
同様に、レベル検出器21Bは、バンクBNKBの電源電圧VPPBのレベルを検出し、オシレータ22Bを制御してポンピング回路23Bの出力電圧により電圧VPPBが所定のレベルになるように制御する。
ここで、補助電力供給源PSS1のオア回路31には、レベル検出器21Aおよび21Bの出力が供給され、電源電圧VPPAまたはVPPBの少なくとも一方が所定のレベルよりも低いときに、オシレータ32を制御してポンピング回路33を動作させる。
そして、例えば、バンクBNKAでリアルワード線WLrlを冗長ワード線WLrdに置き換えるワード線の冗長処理を行うとき、バンクBNKAの冗長ヒット信号RHSAが『H』から『L』に変化するのを受けてトランジスタ34Aがオンする。これにより、ポンピング回路33の出力電圧がバンクBNKAの電源電圧VPPAに加えられ、より大きな電源容量が得られることになる。
同様に、例えば、バンクBNKBでリアルワード線WLrlを冗長ワード線WLrdに置き換えるワード線の冗長処理を行うとき、バンクBNKBの冗長ヒット信号RHSBが『H』から『L』に変化するのを受けてトランジスタ34Bがオンする。これにより、ポンピング回路33の出力電圧がバンクBNKBの電源電圧VPPBに加えられ、より大きな電源容量が得られることになる。
ここで、補助電力供給源PSS1は、例えば、ワード線WLの1本分の電力を供給することのできる容量を有している。
これは、2つのバンクBNKA,BNKBで1つの補助電力供給源PSS1を共用する場合、同じアドレスのリアルワード線WLrlが不良となって冗長ワード線WLrdに同じタイミングで置き換えることは確率的に非常に少ないためである。
さらに、2つのバンクBNKA,BNKBにおいて、例えば、バースト動作時等においても、選択するリアルワードWLrlが複数回連続して冗長ワード線WLrdに置き換えられることは極めて稀であり、実用上、問題となることはない。
図11は、図10の半導体記憶装置の変形例を示すブロック図である。図11と上述した図10との比較から明らかなように、本変形例では、冗長ヒット信号RHSAおよびRHSBを受け取るナンドゲート35が設けられている。
ここで、ポンピング回路33は、ナンドゲート35の出力により動作が制御されている。すなわち、バンクBNKA,BNKBの少なくとも一方でワード線の冗長処理が行われるとき、冗長ヒット信号RHSA,RHSBの少なくとも一方が『H』から『L』に変化し、ナンドゲート35の出力が『H』になる。
ポンピング回路33は、このナンドゲート35の出力が『H』になるとオンし、『L』のとき、すなわち、バンクBNKAおよびBNKBでワード線の冗長処理が行われないときには、オフとなって電力消費の無駄を低減するようになっている。
なお、図11では、冗長ヒット信号RHSA,RHSBを受け取るナンドゲート35の出力によりポンピング回路33のオン/オフを制御しているが、例えば、前段のオシレータ32を停止させるようにしてもよい。
図12は、第2実施例の半導体記憶装置を説明するためのブロック図である。本第2実施例では、バンクBNKAおよびBNKBの電源線が共有化され、共通の電源電圧VPPとなっている。
図12に示されるように、本第2実施例の半導体記憶装置では、レベル検出回路21およびオシレータ22が、電力供給源PSA,PSBおよび補助電力供給源PSS1で共用とされ、電力供給源の消費電力および占有面積を低減するようになっている。
補助電力供給源PSS1のポンピング回路33の出力電圧は、スイッチ(pMOSトランジスタ)34を介して電源線に繋がれている。ここで、トランジスタ34のゲートには、インバータ36を介してナンドゲート37の出力が供給され、冗長ヒット信号RHSA,RHSBの少なくとも一方が『H』から『L』に変化するとトランジスタ34がオンするようになっている。
すなわち、バンクBNKA,BNKBの少なくとも一方でワード線の冗長処理が行われるときには、トランジスタ34がオンしてポンピング回路33の出力電圧が電源電圧VPPに加えられ、より大きな電源容量が得られるようになっている。
図13は、図12の半導体記憶装置の変形例を示すブロック図であり、前述した図11の半導体記憶装置と同様に、ナンドゲート35の出力によりポンピング回路33の動作を制御して電力消費の無駄を低減するようになっている。
なお、図13の半導体記憶装置では、ポンピング回路33の出力電圧は、トランジスタ(スイッチ)34を経由せずに、電源電圧VPPに加えられるようになっている。
図14は、第3実施例の半導体記憶装置を説明するためのブロック図である。図14に示されるように、本第3実施例の半導体記憶装置では、新たに補助電力供給源を設けることなく、各電力供給源PSA,PSBの電力供給能力を冗長ヒット信号RHSA,RHSBにより制御する。
すなわち、各バンクBNKA,BNKBには、それぞれポンピング周期設定部PCEA,PCEBが設けられ、冗長ヒット信号RHSA,RHSBによりワード線の冗長処理が行われるときには、ポンピング周期を短くして電力供給能力を上昇させる。
なお、図14では、2つのバンクBNKA,BNKBだけを示しているが、例えば、図9に対応させれば、他のバンクBNKC,BNKDに対しても同様のポンピング周期設定部を設けて電力供給源PSC,PSDの電力供給能力を制御することになる。
図15は、図14の半導体記憶装置の一例を示すブロック図であり、電力供給源(電源容量制御手段)PSA,PSBの一例を示すものである。なお、電力供給源PSAおよびPSBは、同様のものであるため、以下では、電力供給源PSAについて説明する。
図15に示されるように、電力供給源PSAは、2つのオシレータ221A,222Aを有し、冗長ヒット信号RHSAによりセレクタ24Aを制御するようになっている。ここで、オシレータ222A)の発振周波数は、オシレータ221Aの発振周波数よりも高く(例えば、2倍)なっており、例えば、冗長ヒット信号RHSAが『L』になると、オシレータ222Aの出力を選択する。
すなわち、バンクBNKAにおいて、ワード線の冗長処理を行うと、冗長ヒット信号RHSAが『L』になり、これを受けてセレクタ24Aが、発振周波数の高い周波数のオシレータ222Aの出力を選択する。これにより、ポンピング回路23Aは、高い周波数(例えば、2倍の周波数)でポンピング動作を行うことになり、その結果、電源供給能力が大きくなる。
図16は、図15の半導体記憶装置の変形例を示すブロック図である。図16と上述した図15との比較から明らかなように、本変形例では、2つのバンクBNKA,BNKBの電源線が共有化され、共通の電源電圧VPPとなっている。
そして、レベル検出器21およびオシレータ221,222は、2つの電力供給源(PSA,PSB)で共用とされ、これにより、電力供給源の消費電力および占有面積を低減するようになっている。
図17は、図14の半導体記憶装置の他の例を示すブロック図であり、各電力供給源PSA,PSBのオシレータ22A’,22B’が、図14におけるポンピング周期設定部PCEA,PCEBの機能を有するようになっている。
すなわち、オシレータ22A’,22B’には、冗長ヒット信号RHSA,RHSBが入力されている。
図18は、図17の半導体記憶装置におけるオシレータの一例を示す回路図である。図18に示されるように、図17の半導体記憶装置におけるオシレータ22A’(22B’)は、冗長ヒット信号RHSA(RHSB)のレベルにより発振周期が変化するようになっている。なお、オシレータ22A’および22B’は、同様のものであるため、以下では、オシレータ22A’について説明する。
すなわち、オシレータ22A’は、インバータI10〜I19およびナンドゲートNAND1〜NAND3を有する。ここで、オシレータ22A’の出力は、インバータI11の出力を2段のインバータI18,I19で波形整形して取り出し、後段のポンピング回路23Aに供給するようになっている。
そして、冗長ヒット信号RHSAが『H』のとき、インバータI17の出力がナンドゲートNAND1を介してフィードバックされ、ナンドゲートNAND1,NAND3およびインバータI11〜I17による遅延時間に応じた周期で発振する。
一方、冗長ヒット信号RHSAが『L』のとき、インバータI13の出力がナンドゲートNAND2を介してフィードバックされ、ナンドゲートNAND2,NAND3およびインバータI11〜I13による遅延時間に応じた周期で発振する。
従って、ワード線の冗長処理を行わない冗長ヒット信号RHSAが『H』のときは、ナンドゲートNAND1,NAND3およびインバータI11〜I17による長い周期の発振信号を出力する。
そして、ワード線の冗長処理を行う冗長ヒット信号RHSAが『L』のときは、ナンドゲートNAND2,NAND3およびインバータI11〜I13による短い周期の発振信号(例えば、RHSAが『H』の場合に対して、2倍の発振周波数の信号)を出力する。
なお、冗長ヒット信号RHSA,RHSBに従って発振周波数を変化させるオシレータ22A’,22B’としては、上述したものに限定されず、様々な回路を適用することができるのはいうまでもない。
図19は、第4実施例の半導体記憶装置を説明するためのブロック図である。図19に示されるように、バンクBNKA〜BNKD(アレイA領域〜アレイD領域)には、それぞれワード線WLの1本分の電力を供給することのできる電力供給源PSA〜PSDが設けられている。
さらに、本第4実施例の半導体記憶装置では、4つのバンクBNKA〜BNKDに対して1つの補助電力供給源PSSが設けられている。ここで、補助電力供給源PSSは、例えば、ワード線WLの1.5本分の電力を供給することが可能な容量とされている。
すなわち、前述した図9に示す半導体記憶装置では、2つのバンクBNKA,BNKB(BNKC,BNKD)に対して、ワード線WLの1本分の容量を有する1つの補助電力供給源PSS1(PSS2)を設けるようになっていた。
これに対して、本第4実施例の半導体記憶装置では、4つのバンクBNKA〜BNKDに対して、ワード線WLの1.5本分の容量を有する1つの補助電力供給源PSSを設ける。
ここで、例えば、異なる4つのバンクにおいて、全て同じアドレスのリアルワード線WLrlが不良となって冗長ワード線WLrdに同じタイミングで置き換える確率は、図9を参照して述べた2つのバンクで生じる確率よりも遥かに小さい。
そこで、本第4実施例では、補助電力供給源PSSの容量を、ワード線WLの1本分の容量を有する補助電力供給源PSS1とPSS2を合計した2本分の容量とはせず、さらに低減して1.5本分の容量としているが、実用上、問題が生じることはない。
なお、上述した各実施例および変形例における技術思想は、適宜組み合わせて適用することができる。また、補助電力供給源PSS(PSS1,PSS2)および電力供給源PS(PSA〜PSD)等の回路は、図面を参照して説明したもの以外に、様々な回路を適用することができる。
さらに、補助電力供給源を共用するバンク(アレイ領域)の数や補助電力供給源の容量(電源容量)は、例えば、半導体記憶装置の製造技術の成熟度に応じた冗長率等を考慮して適宜変更することができるのはいうまでもない。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに、以下の付記を開示する。
(付記1)
オープンビット線方式のコアアーキテクチャを有する半導体記憶装置であって、
複数のアレイ領域を有し、
前記各アレイ領域は、
当該アレイ領域の両端のエッジ部分に配置され、冗長ワード線のみを有する2つの冗長アレイブロックと、
前記2つの冗長アレイブロック間でそれぞれセンスアンプを介して交互に配置され、リアルワード線のみを有する複数のリアルアレイブロックと、
任意の第1アレイ領域で前記リアルワード線を前記冗長ワード線に置き換えるワード線の冗長処理を行うとき、当該第1アレイ領域の電源容量を増大する電源容量制御手段と、を有することを特徴とする半導体記憶装置。
(付記2)
付記1に記載の半導体記憶装置において、
前記各冗長アレイブロックは、隣接する2本が端部で短絡されると共に,当該冗長アレイブロックの一方側に配置された1つのセンスアンプに接続される複数のビット線と、該各ビット線および前記各冗長ワード線の交差個所に設けられた複数の冗長セルを有し、且つ、
前記各リアルアレイブロックは、隣接する2本がそれぞれ当該リアルアレイブロックの両方側に配置された異なる2つのセンスアンプに接続される複数のビット線と、該各ビット線および前記各リアルワード線の交差個所に設けられた複数のリアルセルを有することを特徴とする半導体記憶装置。
(付記3)
付記1または2に記載の半導体記憶装置において、
前記電源容量制御手段は、前記第1アレイ領域を含む複数のアレイ領域に対して設けられた補助電力供給源であり、
前記補助電力供給源は、前記第1アレイ領域で前記ワード線の冗長処理を行うときに生成される冗長ヒット信号に従って、当該第1アレイ領域に対してその電源出力を供給することを特徴とする半導体記憶装置。
(付記4)
付記3に記載の半導体記憶装置において、
前記補助電力供給源は、前記第1アレイ領域を含む2つのアレイ領域に対して設けられ、且つ、該補助電力供給源の電源容量は、ワード線を2本駆動する電力よりも小さく設定されることを特徴とする半導体記憶装置。
(付記5)
付記4に記載の半導体記憶装置において、
前記補助電力供給源の電源容量は、ほぼワード線を1本駆動する電力に設定されることを特徴とする半導体記憶装置。
(付記6)
付記3に記載の半導体記憶装置において、
前記補助電力供給源は、前記第1アレイ領域を含む4つのアレイ領域に対して設けられ、且つ、該補助電力供給源の電源容量は、ワード線を2本駆動する電力よりも小さく設定されることを特徴とする半導体記憶装置。
(付記7)
付記6に記載の半導体記憶装置において、
前記補助電力供給源の電源容量は、ほぼワード線を1.5本駆動する電力に設定されることを特徴とする半導体記憶装置。
(付記8)
付記3〜7のいずれか1項に記載の半導体記憶装置において、
前記補助電力供給源は、ポンピング回路を有し、該補助電力供給源のポンピング回路は、前記複数のアレイ領域のいずれも前記ワード線の冗長処理を行わないときに、そのポンピング動作を停止することを特徴とする半導体記憶装置。
(付記9)
付記1または2に記載の半導体記憶装置において、
前記電源容量制御手段は、前記第1アレイ領域に対して設けられた電力供給源であり、
前記電力供給源は、前記第1アレイ領域で前記ワード線の冗長処理を行うときに生成される冗長ヒット信号に従って、当該第1アレイ領域に対する電源供給能力を増大することを特徴とする半導体記憶装置。
(付記10)
付記9に記載の半導体記憶装置において、
前記電力供給源は、オシレータおよびポンピング回路を有し、
前記オシレータは、前記冗長ヒット信号に従って、前記ワード線の冗長処理を行うときには、第1発振周波数から該第1発振周波数よりも高い第2発振周波数に変更することを特徴とする半導体記憶装置。
(付記11)
付記9に記載の半導体記憶装置において、
前記電力供給源は、第1発振周波数を有する第1オシレータ,該第1発振周波数よりも高い第2発振周波数を有する第2オシレータ,および,ポンピング回路を有し、
前記電力供給源のポンピング回路は、前記冗長ヒット信号に従って、前記ワード線の冗長処理を行うときには、前記第2オシレータによる第2発振周波数により駆動されることを特徴とする半導体記憶装置。
(付記12)
付記10または11に記載の半導体記憶装置において、
前記第2発振周波数は、前記第1発振周波数のほぼ2倍の周波数であることを特徴とする半導体記憶装置。
(付記13)
付記1〜12のいずれか1項に記載の半導体記憶装置において、
前記複数のアレイ領域は、共通の電源線を有することを特徴とする半導体記憶装置。
(付記14)
付記1〜13のいずれか1項に記載の半導体記憶装置において、
前記各アレイ領域は、メモリセルアレイにおけるバンクであることを特徴とする半導体記憶装置。
1 メモリセルアレイ(コア)
51 Xコントローラ
52 Yコントローラ
53 リードアンプ
54 ライトアンプ
61 クロックバッファ
62 アドレスバッファ
63 コマンドデコーダ
64 I/Oバッファ
65 バーストコントローラ
66 アドレスコントローラ
67 メモリコアコントローラ
BC ビット線コンタクト
BK0,BK0’,BK1〜BK8;BK11〜BK18,BK11’ アレイブロック
BL,BLB ビット線
BNK;BNKA〜BNKD バンク(アレイ領域)
MC メモリセル
PS,PSA〜PSD 電力供給源(電源容量制御手段)
PSS,PSS1,PSS2 補助電力供給源(電源容量制御手段)
SA センスアンプ
WL ワード線
WLrd 冗長ワード線
WLrl リアルワード線

Claims (7)

  1. オープンビット線方式のコアアーキテクチャを有する半導体記憶装置であって、
    複数のアレイ領域を有し、
    前記各アレイ領域は、
    当該アレイ領域の両端のエッジ部分に配置され、冗長ワード線のみを有する2つの冗長アレイブロックと、
    前記2つの冗長アレイブロック間でそれぞれセンスアンプを介して交互に配置され、リアルワード線のみを有する複数のリアルアレイブロックと、
    任意の第1アレイ領域で前記リアルワード線を前記冗長ワード線に置き換えるワード線の冗長処理を行うとき、当該第1アレイ領域の電源容量を増大する電源容量制御手段と、を有することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 請求項1に記載の半導体記憶装置において、
    前記各冗長アレイブロックは、隣接する2本が端部で短絡されると共に,当該冗長アレイブロックの一方側に配置された1つのセンスアンプに接続される複数のビット線と、該各ビット線および前記各冗長ワード線の交差個所に設けられた複数の冗長セルを有し、且つ、
    前記各リアルアレイブロックは、隣接する2本がそれぞれ当該リアルアレイブロックの両方側に配置された異なる2つのセンスアンプに接続される複数のビット線と、該各ビット線および前記各リアルワード線の交差個所に設けられた複数のリアルセルを有することを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 請求項1または2に記載の半導体記憶装置において、
    前記電源容量制御手段は、前記第1アレイ領域を含む複数のアレイ領域に対して設けられた補助電力供給源であり、
    前記補助電力供給源は、前記第1アレイ領域で前記ワード線の冗長処理を行うときに生成される冗長ヒット信号に従って、当該第1アレイ領域に対してその電源出力を供給することを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 請求項3に記載の半導体記憶装置において、
    前記補助電力供給源は、ポンピング回路を有し、該補助電力供給源のポンピング回路は、前記複数のアレイ領域のいずれも前記ワード線の冗長処理を行わないときに、そのポンピング動作を停止することを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 請求項1または2に記載の半導体記憶装置において、
    前記電源容量制御手段は、前記第1アレイ領域に対して設けられた電力供給源であり、
    前記電力供給源は、前記第1アレイ領域で前記ワード線の冗長処理を行うときに生成される冗長ヒット信号に従って、当該第1アレイ領域に対する電源供給能力を増大することを特徴とする半導体記憶装置。
  6. 請求項5に記載の半導体記憶装置において、
    前記電力供給源は、オシレータおよびポンピング回路を有し、
    前記オシレータは、前記冗長ヒット信号に従って、前記ワード線の冗長処理を行うときには、第1発振周波数から該第1発振周波数よりも高い第2発振周波数に変更することを特徴とする半導体記憶装置。
  7. 請求項5に記載の半導体記憶装置において、
    前記電力供給源は、第1発振周波数を有する第1オシレータ,該第1発振周波数よりも高い第2発振周波数を有する第2オシレータ,および,ポンピング回路を有し、
    前記電力供給源のポンピング回路は、前記冗長ヒット信号に従って、前記ワード線の冗長処理を行うときには、前記第2オシレータによる第2発振周波数により駆動されることを特徴とする半導体記憶装置。
JP2010274447A 2010-12-09 2010-12-09 半導体記憶装置 Expired - Fee Related JP5494455B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010274447A JP5494455B2 (ja) 2010-12-09 2010-12-09 半導体記憶装置
US13/279,425 US8675430B2 (en) 2010-12-09 2011-10-24 Semiconductor storage device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010274447A JP5494455B2 (ja) 2010-12-09 2010-12-09 半導体記憶装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2012123876A JP2012123876A (ja) 2012-06-28
JP2012123876A5 JP2012123876A5 (ja) 2013-10-17
JP5494455B2 true JP5494455B2 (ja) 2014-05-14

Family

ID=46199264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010274447A Expired - Fee Related JP5494455B2 (ja) 2010-12-09 2010-12-09 半導体記憶装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8675430B2 (ja)
JP (1) JP5494455B2 (ja)

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0676595A (ja) * 1992-08-26 1994-03-18 Hitachi Ltd 半導体メモリ
KR0172333B1 (ko) * 1995-01-16 1999-03-30 김광호 반도체 메모리 장치의 전원 승압 회로
JP2953345B2 (ja) * 1995-06-08 1999-09-27 日本電気株式会社 半導体記憶装置
JP3036411B2 (ja) * 1995-10-18 2000-04-24 日本電気株式会社 半導体記憶集積回路装置
JP2000067595A (ja) * 1998-06-09 2000-03-03 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置
JP4427847B2 (ja) 1999-11-04 2010-03-10 エルピーダメモリ株式会社 ダイナミック型ramと半導体装置
JP3863410B2 (ja) * 2001-11-12 2006-12-27 富士通株式会社 半導体メモリ
JP3983048B2 (ja) * 2001-12-18 2007-09-26 シャープ株式会社 半導体記憶装置および情報機器
JP2004342260A (ja) 2003-05-16 2004-12-02 Hitachi Ltd 半導体記憶装置
JP2006252708A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Elpida Memory Inc 半導体記憶装置における電圧発生方法及び半導体記憶装置
JP5449670B2 (ja) * 2007-12-25 2014-03-19 ピーエスフォー ルクスコ エスエイアールエル 半導体記憶装置、および冗長領域のリフレッシュ方法
JP4949451B2 (ja) 2009-10-29 2012-06-06 エルピーダメモリ株式会社 ダイナミック型ramと半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012123876A (ja) 2012-06-28
US20120147685A1 (en) 2012-06-14
US8675430B2 (en) 2014-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5343544B2 (ja) 半導体メモリ、半導体装置およびシステム
JP4427847B2 (ja) ダイナミック型ramと半導体装置
US7113446B2 (en) Latch circuit and synchronous memory including the same
US20020078316A1 (en) Clock synchronized dynamic memory and clock synchronized integrated circuit
US5742554A (en) Volatile memory device and method of refreshing same
US8467217B2 (en) Semiconductor device
JP2000149564A (ja) 半導体記憶装置
US7180817B2 (en) Semiconductor memory device with column selecting switches in hierarchical structure
US9202555B2 (en) Write word-line assist circuitry for a byte-writeable memory
JP2001023373A (ja) 半導体メモリ装置及びそれに適した駆動信号発生器
US9530459B2 (en) Semiconductor memory device including a repeater circuit on main data lines
JP2000223661A (ja) メモリ回路/ロジック回路集積システム
JPH09147553A (ja) 半導体記憶装置
JP2010272168A (ja) 半導体装置
JP2011146116A (ja) 半導体記憶装置及びその制御方法
JP4111304B2 (ja) 半導体装置
JP2013004136A (ja) 半導体装置
JP5494455B2 (ja) 半導体記憶装置
JP4060527B2 (ja) クロック同期型ダイナミックメモリ
US7036056B2 (en) Semiconductor memory device having time reduced in testing of memory cell data reading or writing, or testing of sense amplifier performance
JP4650900B2 (ja) 半導体装置
JP4949451B2 (ja) ダイナミック型ramと半導体装置
US11075205B2 (en) Apparatuses including conductive structures and layouts thereof
US8976617B2 (en) Semiconductor device having plural selection lines selected based on address signal
JP2001344969A (ja) 半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130903

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5494455

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees