JPH0453083A - 半導体メモリ - Google Patents

半導体メモリ

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JPH0453083A
JPH0453083A JP2159665A JP15966590A JPH0453083A JP H0453083 A JPH0453083 A JP H0453083A JP 2159665 A JP2159665 A JP 2159665A JP 15966590 A JP15966590 A JP 15966590A JP H0453083 A JPH0453083 A JP H0453083A
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JP
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data line
signal
transmission means
data
signal transmission
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JP2159665A
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Takeshi Sakata
健 阪田
Katsutaka Kimura
木村 勝高
Kiyoo Ito
清男 伊藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高集積密度であって、しかも高S/N化に好
適な半導体メモリに関するものである。
〔従来の技術〕
1トランジスタ1キヤパシタ型ダイナミツクメモリセル
を用いたダイナミックメモリでは、メモリセルからデー
タ線に出力された微小信号を検出することにより情報を
読出すので、素子の微細化とそれに伴う高集積化により
、十分なS/Nを確保するのが困難になってきている。
このため、大容量でしかも高S/Nであるメモリを得る
ために、従来から種々の工夫がなされてきた。例えば、
特願昭57−125687には、データ線を複数に分割
するという手段が提示されている。すなわち、第2図に
示すように、メモリセルMCが接続された第1の1本の
データ線を複数個、例えば、r)、。。
D 、、、 Da2. DlI3あるいはD 1.、 
D、、、 D12゜D8.に分割しで、その各々にセン
スアンプSA工を接続し、これらの第1のデータ線と平
行に第2のデータ線i o(0)、i o(1)を配置
して、その各々にもセンスアンプSA、を接続し2)ス
イッチSW□を介して、第1のデータ線と第2のデータ
線とでデータの授受を行い、スイッチSW、を介して第
2のデータ線と入出力線10とで信号の授受を行う方式
である。なお、Wばワード線、RWCはリードライトコ
ントローラ、XDECおよびY 1) E CはXおよ
びYデコーダ、Dlrlは入力データ、Dolltは呂
カデータを示す。第2図では、アドレスバッファ、ドラ
イバなどは省略されている。 読出し動作はつぎのよう
に行オ)れる5XデコーダXDECによりあるワードg
wが選択され、そのワード線W番、接続されたメモリセ
ルMCに蓄えられていた情報が第1のデータ線に読出さ
れる。
第1のデータ線に読出された信号は、センスアンプSA
、により検出されて増幅され、スイッチsw、を介して
第2のデータ線に伝達される、この時、第1−のデータ
線の振幅は十分に大きく、ワード線W髪閉じるごとによ
り、メモリセルMCから読出された情報が再書込みされ
る。第2のデータ線に伝達された信号はセンスアンプS
A2により増幅され、YデコーダYDECによりスイッ
チSW2のいずれかが選択されて、信号が入出力線IO
に出力され、リードライトコントローラRWCによって
出力データ■)。、どなる。第1のデータ線は分割され
ており寄生容量が小さいため、第1のデータ線に大きな
信号電圧が得られ、高速かつ高S/Hの読出しが可能に
なる。書込み動作は、リードライトコントローラRWC
に入力された入力データDi□が、入出力線IO、スイ
ッチSW2を通じて第2のデータ線へ、さらにスイッチ
SW、を介して第1のデータ線に伝達されて行わ才t、
る 。
〔発明が解決しようとする課題〕
」−記従来技術では、第1のデータ線が分割されている
ため&コ、メモリセルからみたデータ線容量が小さくな
り、第1のデータ線に現われる信号電圧が大きくなり、
高S/Nでの読出しが可能になる。しかし、分割された
データ線毎にセンスアンプを接続するため、センスアン
プの個数が多くなり、その総面積が増加するという問題
がある。
特願昭51−125687にはセンスアンプSA1を取
り除いた構成も示されている。その場合の読出し2動作
は、Xデコーダによりワード線とスイッチが選択され、
メモリセルに蓄えられていた情報が第1のデータ線およ
び第2のデータ線に読出され、第2のデータ線に呪オ〕
れた信号電圧が、センスアップSA、により検出され増
幅されで行われる。このとき、センスアンプSA1を取
除いた分だけチップ面積を削減できるが、メモリセルか
らみた負荷容量が、第1のデータ線の寄生容量に第2の
データ線の寄生容量が加えられて大きくくなるため、高
S/N化には限界がある。
本発明の目的は、分割されたデータ線毎に接続されるセ
ンスアンプを除去して、その分の面積を減少し、なおか
つ、メモリセルからみた負荷容量を小さく保ち、高S/
Nである半導体メモリを得ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本発明の特徴は、第1のデー
タ線に接続されているセンスアンプを取り除き、従来例
で第1のデータ線と第2のデータ線の信号授受に用いら
れているスイッチの代りに、制御信号によって選択する
ことが可能で、読出し動作時にはメモリセルからみた負
荷容量が、第1のデータ線の寄生容量だけとなるような
信号伝達手段で、一方、書込み動作時には、第1のデー
タ線と第2のデータ線の接続手段とし2て動作するよう
な信号伝達手段を用いることである。具体的にはI−、
開信号伝達手段は、読出し、動作時l;第1のデータ線
からみた入力インピーダンスが高い信号伝達手段、ある
いは読出し動作時に電荷転送素子として動作する信号伝
達手段であり、書込み動作時には従来のスイッチと同様
に、接続手段として動作する信号伝達手段である。
〔作  用〕
上記のような信号伝達手段を用いると読出し動作はつぎ
のようになる。まず、ワード線が選択されることにより
、メモリセルから第1のデータ線tコ信号が読み出され
る。この時、メモリセルの負荷容量は、分割された第1
のデータ線の寄生容量だけとなり、第1のデータ線に現
オ)れる信号を大きくすることができる。つぎに、この
信号は信号伝達手段を介して第2のデータ線に伝達され
、第2のデータ線に接続されたセンスアンプで増幅され
る。この時、信号伝達手段の負荷は、第2のデータ線の
寄生容量とセンスアンプの入力インピーダンスであり、
上記第2のデータ線は接続されるトランジスタ数が少な
く寄生容量が小さいため、第2のデータ線に現われる信
号を大きくすることができる。しかもセンスアンプ数が
少なく、その占有面積が小さくてすむ、一方、書込み動
作時には信号伝達手段がスイッチとして働くため、第2
のデータ線に書込まれた情報は従来と同様に第1のデー
タ線にも書き込まれ、さらにメモリセルに書き込まれる
本発明の構成は、センスアンプとスイッチとを第1のデ
ータ線毎に配置した上記従来例に較べて、チップ面積を
小さくすることができる。また、スイッチだけを第1の
データ線毎に配置した従来例に較べ、高S/Nかつ高速
な読出しが可能になる。
また、本発明を多値情報を記憶する半導体メモリに適用
し、第1のデータ線と第2のデータ線とで多値の信号の
授受を行い、上記第2のデータ線に多値レベル判定回路
製接続することにより、多値レベル判定回路に入力され
る信号を大きくできるため、メモリセルの記憶情報を高
S/Nで読出すことができる。しかも、多値レベル判定
回路を複数の第1データ線で共有することにより、デー
タ線を多数に分割してもその個数を増加する必要がない
ため、多値レベル判定回路を、複数の参照レベルに対す
る信号の比較を同時に行う方式にしても、占有面積の増
加は小さくてすむ。
一方、書き込み動作時には信号伝達手段がスイッチとし
て働くため、多値レベル書込み回路により第2のデータ
線に書込まれた多値の情報は、第1のデータ線にも書込
まれ、さらにメモリセルに書込まれる。したがって、デ
ータ線毎に複数のセンスアンプを設は並列に多値の判別
を行う従来例よりもチップ面積を小さくできる。また、
データ線毎に設けたセンスアンプにより時系列に多値の
判別を行う従来例よりも、チップ面積の増加なしに高速
な読出しが可能になる。
〔実施例〕
つぎに本発明の実施例を図面とともに説明する。
第1図は本発明による半導体メモリの第1実施例を説明
する概念図、第3図は本発明の第2実施例を示す図、第
4図は上記第2実施例の詳細回路を示す図、第5図およ
び第6図は上記回路の動作説明図、第7図は上記第2実
施例の他の回路を示す図、第8図は上記第7図に示す回
路の動作説明図、第9図は本発明の第3実施例を示す図
、第10図は本発明の第4実施例を示す図、第11図は
本発明の第5実施例を示す図、第12図は本発明を多値
情報を記憶する半導体メモリに適用した第6実施例を示
す図、第14図は本発明の第7実施例を示す図、第15
図は上記第7実施例の詳細な回路を示す図、第16図は
上記第7実施例の多値レベル判定回路を示す図、第17
図は上記第7実施例中の多値レベル書込み回路を示す図
、第18図は物理的表現と2進表現との変換ロジックを
示す図、第19図は本発明の第8実施例を示す図である
第1図は、本発明による半導体メモリの第1実施例を示
した概念図である。従来例と同様に、メモリセルMCが
接続された各第1のデータ線はDllll、 D、、、
 D、、、 D、)のように分割され、上記第1のデー
タ線と平行に第2のデータ線1o(0)、1o(1)が
配置される。多層配線を用いて第2のデータ線を他の配
線と別の導電層にすれば、配線領域の面積を増さないで
すむ、第2図に示す従来例において、第1のデータ線の
各々に接続されていたセンスアンプは取り除かれ、第2
のデータ線のそれぞれにセンスアンプが接続されている
また、第1のデータ線と第2のデータ線との信号の授受
は、従来例で用いられていたスイッチではなく、Xデコ
ーダXDECにより制御される能動回路である信号伝達
手段DSにより行われる。
読出し動作はつぎのとおりである。XデコーダXDEC
によりあるワード線Wが選択され、そのワード線Wに接
続されたメモリセルMCに蓄えられていた情報が第1の
データ線に読出される。第1のデータ線に読出された信
号は、信号伝達手段DSにより検出されて第2のデータ
線に伝達され、センスアンプSAにより増幅される。こ
こで、信号伝達手段DSを接続手段としての動作に切換
えることにより、センスアンプSAから第2のデータ線
および信号伝達手段DSを通じて、第1のデータ線に信
号がフィードバックされ、メモリセルMCから読み出さ
れた情報が再書込みされる。また、YデコーダYDEC
によりスイッチSWのいずれかが選択されて、センスア
ンプSAにより増幅された信号が入出力線工0に出力さ
れ、リードライトコントローラR,WCによって出力デ
ータD o u tとなる。
本実施例では、第1のデータ線に信号が読出されるとき
、メモリセルMCの負荷容量は分割された第1のデータ
線の寄生容量だけになる。第1のデータ線は、分割され
ている上に、センスアンプが接続されていないため、寄
生容量が小さい。そのため、第1のデータ線に現われる
信号を大きくすることができる。また、第2のデータ線
に現われる信号も、第2のデータ線に接続されるトラン
ジスタ数が少なく、寄生容量が小さいため大きくするこ
とができる。その結果、高S/N化、高速化がはかれる
。しかも、センスアンプを第1のデータ線毎に接続して
いないために、その分だけチップ面積を節約できる。
なお、書込み動作は、リードライトコントローラRWC
に入力された入力データDII、□が、入出力線IO、
スイッチSWを通じて第2のデータ線へ、さらに接続手
段として動作させた信号伝達手段DSを介して第1のデ
ータ線に伝達され、第2図に示した従来例と同様に行わ
れる8 第3図に示す第2実施例は、折返し形データ線方式に適
用した実施例で、メモリセルMCからの信号を差動で読
出す構成であり、しかも、データ線を折り返し形(Fo
lded Bii Line)にしている。
分割された第1のデータ線は1例えば、Do。と/DO
0というように近接対線で構成され、それらと平行に配
された第2のデータ線も1o(0)と/i o(0)、
i o(1)と/1o(1)が対になっている。メモリ
セルMCから第1のデータ線に読出された情報は、信号
伝達手段DSにより差動信号として第2のデータ線に送
られ、差動増幅器であるセンスアンプSAにより増幅さ
れる。この方式では読出し時に差動信号を検出している
ので。
近接対線に共通な雑音が除去され、高S/N化が可能で
あり、また高速な読出しが行える。
第4図は上記第2実施例の詳細な回路を、1ビツトのメ
モリセルが1トランジスタと1キヤパシタとで構成され
るセルについて、示したものである。第1のデータ線対
り、/Dと第2のデータ線対i o(0)、/i o(
0)とは信号伝達手段DSで接続され、i o(0)、
/i o(0)と入出力線対IO,/IOとはスイッチ
SWにより接続される。i o(0)、/i o(0)
には、CMO8差動増輻器であるセンスアンプSAが接
続される。さらに、D、/Dとi o(0) 、/i 
o(0)の各々にプリチャージ用回路pco+、、pc
が接続される。
信号伝達手段DSは、6個のnチャネルMOSトランジ
スタQ +1901’ t Q2# Q2’ t Q3
* Q□′で構成されており、pチャネルMOSトラン
ジスタが含まれていないために、占有面積が小さい。
DはQlのゲートとQ、のソースに接続されており、読
出し動作時にQ、をOFFとすることにより。
データ線りからみた信号伝達手段DSのインピーダンス
が大きく、第2のデータ線の寄生容量がデータ線りの容
量と分離される。トランジスタQ3がOFFの状態でト
ランジスタQ2をONにすることにより、信号伝達手段
DSはソース接地の増幅器として動作するので、データ
線りに現われた微小信号が信号伝達手段DSにより検出
され、反転増幅されて/1o(0)に伝達される。上記
増幅作用のため、スイッチでの接続に較べて高速な読出
しが可能である。書込み動作は、トランジスタQ、をO
FFとしてトランジスタQ3を通じて行う。ここで、上
記したように第1のデータ線上の信号が信号伝達手段D
Sにより反転されて、第2のデータ線に読出されるため
、トランジスタQ2のドレインを/1o(0)に、トラ
ンジスタQ、のトレインを1o(0)に接続することに
より、第2のデータ線上で増幅した信号を反転させるこ
となく、第1のデータ線に再書込みすることができる。
また、トランジスタQ2. Q、がともにONになって
も、正相の帰還により安定した再書込み動作ができ、φ
RXとφwxのタイミング設計も容易になる。
読出し動作の概要を、第5図に示す動作波形にしたがっ
て説明する。まず、プリチャージ用回路pc、、、pc
により一定電圧Vpに固定されていたり、/Dおよび1
0(0)= /i o(0)を制御パルスφptc低レ
ベル電位O■にすることにより、PC,。、PCをOF
Fにしてフローティング状態にする。ワード線Wが選択
されると、メモリセルMCからデータ線りに微小な読出
し信号が出力される。つぎにφRXを高レベル電位V)
lにして、信号伝達手段DSをONにする。このとき、
上記信号伝達手段DSは電圧入力電流出力の増幅器とし
て動作し、D、/Dの電位に対応した電流が信号伝達手
段DSを通じて、/i o(0)、i o(0)から流
れる。i、o(0)と/1o(0)の電位差がセンスア
ンプSAの検出できる最小の信号量よりも大きくなって
から、φS^、/φS^によりセンスアンプSAをON
にして信号を差動増幅する。ここで、センスアンプSA
をONするタイミングが遅れた場合に、φS^、/φS
^がVpの状態であっても、i o(0)、/ j、o
(0)(7)電位がVP −VTPIよりも下がると、
センスアンプSAのPチャネル MOSトランジスタQ
 S I Q 5′ が導通し、ラッチとして動作する
。上記VTPはトランジスタQ S + Q 5′のし
きい値電圧である。また、1o(0)と/1o(0)の
電位差がトランジスタQ4104’ のしきい値電圧V
TNよりも人きくなると、センスアンプSAのnチャネ
ルMOSトランジスタQ 4 ? Q 4′ のどちら
かが導通するので、振幅制限される。いずれにせよ第2
のデータ線に読出された信号は破壊されることはなく、
φRXとφS^、/φS^には十分なタイミングマージ
ンがある。つぎにセンスアンプSAにより増幅された信
号を、φwxをVwにして信号伝達手段DSをスイッチ
として動作させ、データ線りを通じてメモリセルMCに
再書込みを行う。また、φYによりスイッチSWをON
にして、読出された情報を入出力線IO9/10に出力
する。その後、スイッチSW、信号伝達手段1) S、
センスアンプSAをそれぞれOFFにし、プリチャージ
用回路1) C。
P C,、をONにして、D、/Dおよび1o(0)。
/1o(O)をVpに戻しておく。
書込み動作は、入出力線IO,/IOに外部より書き込
まれた情報が、スイッチ5Wt=介して第2のデータ線
jO(0)、/ ]o(0)に書込まれ、さらにφax
をVwにすることにより、信号伝達手段DSを介して第
1のデータ線り、/Dに書込まれ、ワード線Wにより選
択されたメモリセルMCに書込まれる。
本実施例によれば、読出し動作時には第1のデータ線と
第2のデータ線の寄生容量が完全に分離され、第1のデ
ータ線に読出される信号電圧を大きくできる。また、信
号伝達手段DSに増幅機能があるため、第2のデータ線
に読出される信号も大きくでき、高S/Nで高速な読出
しが可能になる。一方、信号伝達手段DSはDチャネル
MOSトランジスタだけで構成されており、CMO8で
構成されたセンスアンプを第1のデータ線毎に設ける場
合に較べ、チップ面積を小さくすることができる。
第4図で、第1のデータ線対り、/Dに接続されている
プリチャージ用回路PC,。を取り除き。
さらにチップ面積を削減した構成も可能である。
上記構成における読出し動作の波形を第6図に示す。第
5図に示した動作と異なり、待機状態では信号伝達手段
DSをスイッチとしてON状態にしておき、第2のデー
タ線対i o(0)、/i o(0)に接続されている
プリチャージ回路PCにより、i o(0)、/i o
(0)とともに信号伝達手段DSを通じてり、/DをV
pにプリチャージし、ワード線Wを選択する前にφwx
により信号伝達手段DSをOFFとして、第1のデータ
線対り、/Dをフローティング状態にしている。また、
再書込み終了後は、信号伝達手段DSをONにしたまま
プリチャージ用回路PCをONにして、第1のデータ線
対り、/Dおよび第2のデータ線対j。
(0)、/ jo(0)をVpに戻す。
第7図は上記第2実施例のより具体的な回路髪示す図で
あって、第1のデータ線から第2のデータ線への信号伝
達手段として、電荷転送(C11arg、etrans
fer)現象を利用した例である。第1のデータ線対り
、/Dと第2のデータ線対1o(0)。
/1o(0)とを接続する信号伝達手段D Sは、2個
のnチャネルMO8hランジスタQ K I Q 6′
だけで構成される。第〕のデータ線りにはダミーセルD
Cが接続される。第2のデータ線対には第4図に示した
のと同じプリチャージ用回路P C、センスアンプSA
、スイッチSWが接続される。
信号伝達手段DSは、読出し動作時には電荷転送用ゲー
トとして動作し、再書込みおよび書込み動作時にはスイ
ッチとして動作する。構成する素子数が少ないため、第
4図に示す実施例より信号伝達手段DSの占有面積を小
さくできる。
第8図は上記第7図に示す回路の読出し時の動作波形を
示す図である9本図に従って読出し動作をつぎに説明す
る。待機状態では、第2のデータ線対i o(0)−/
i o(0)はプリチャージ用回路PCにより高レベル
電位V)Iにプリチャージされている。また、信号伝達
手段DSの制御パルスφXをVt+としておくことで、
第1のデータ線対り。
/DはVHよりもトランジスタQ & t Q (、′
 のしきい値電圧VT&だけ低い電位VH−VT、にプ
リチャージされている。まず、制御パルスφPを低レベ
ル電位Ovにし、プリチャージ用回路PCをOFFにし
てデータ線り、/Dおよび1o(0)、。
/1o(O)をフローティング状態にする。いま、記憶
情報“O″  gi i p+に対応して、メモリセル
MC内のノードの電位がOvあるいは高電位VHになっ
ているとする。また、ダミーセル DC内のノートの電
位を、パルスφop’r高電位にすることであらかじめ
Ovにしておく。ここで、ワード線Wが選択され、メモ
リセルMCの記憶情報が第1のデータ線に読出される。
記憶情報がIL O71のとき、データI!Dの電位が
Vo  ¥Tcより下がる。
i o(0)、/i o(0)はVHにプリチャージさ
tているため、φXをVHとしておくことでjO(0)
からデータ線りに電流が流れ、データ線りがVH−VT
、に回復するとともに1o(0)の電位がVHより下が
る。この結果、信号伝達手段DSによりメモリセルMC
のセル内ノードに蓄えられていた電荷が、1o(0)に
転送される。同様にダミーセルDCに蓄えられていた電
荷が/10(O)に転送される。一方、記憶情報が゛1
″の場合は、ダミーセルDCに蓄えられている電荷は/
1o(0)に転送されるが、メモリセルMC内のノート
は高電位であるため、データmDの電位が若干上昇し1
o(0)の電位は変化しない。上記のようにしてメモリ
セルMC内に蓄えられていた情報が、第2のデータ線の
電位の変化として伝達される。その後、/φSΔをOv
にしてセンスアンプSAをONにし、i o(0) 、
/i o(0)に現われた信号を差動増幅する。つぎに
センスアンプSAにより増幅された信号をφXをVwに
して信号伝達手段DSをスイッチとして動作させ、デー
タ線りを通じてメモリセルMCに再書込みを行う。
また、φYによりスイッチSWをONにして入出力線対
IO,/IOに出力する。その後、待機状態に戻してお
く。
書込み動作は、φXをVwにすることにより、外部から
人出力線対IO,/IOに書込まれた情報が、スイッチ
SW、第2のデータ線1o(0)、信号伝達手段DS、
第1のデータ線りを介してメモリセルMCに書込まれる
本実施例では、読出し動作時に信号伝達手段DSは電荷
転送素子として働くため、第2のデータ線に現われる信
号の大きさは、第1のデータ線の寄生容量と無関係に第
2のデータ線の寄生容量により決められる。したがって
、信号を大きくでき、高S/N化登はかれる。また、信
号伝達手段DSの構成素子数が少なく、チップ面積を小
さくすることができる。
第9図はメモリセルから出力される信号を差動で読比す
構成の第3実施例を示す図である。第1のデータ線りを
開放形(Open Bit Line)で構成し、第2
のデータ線1o(0)は第1のデータ線りと並行に配し
た近接対線で構成している。第1のデータ線対と第2の
データ線対とを接続する信号伝達手段DSは、第4図お
よび第7図に示した例と同様に構成でき、動作も同様に
行える。
第10図に示す第4実施例のように、さらに第2のデー
タ線も分割し、データ線を階層構造状に接続することも
可能である。第1図に示した第1実施例で、第1のデー
タ線を多数に分割した場合、その分割毎に第2のデータ
線に信号伝達手段DSが接続されるために、第2のデー
タ線の寄生容量が大きくなるのを改善するための実施例
である。
すなわち1分割された第1のデータ線と平行に配した第
2のデータ線を、上記第1のデータ線よりも少ない分割
数でi o(00)、i o(01)およびio (1
0) t io (11)に分割し、そのそれぞれに複
数の分割された第〕のデータ線を、前記の信号伝達手段
DS1により接続する。それらと平行に第3のデータ線
l0(0)、lo(1)を配置し、複数の分割された第
2のデータ線を上記DS、と同様な信号伝達手段DS、
により接続する。
この構成により、1本当りの第2のデータ線の寄生容量
を小さくできる。また、第3のデータ線に接続される信
号伝達手段DSの個数は少ないため、第3のデータ線の
寄生容量も小さくできる。
読出し動作はつぎのように行われる。まず、メモリセル
MCに蓄えられていた情報が第1のデータ線に読出され
、信号伝達手段DS工により検出されて第2のデータ線
に伝達され、さらにDS。
により検出されて第3のデータ線に伝達され、センスア
ンプSAにより増幅される。再書込みおよび書込み動作
は、信号伝達手段DS、、DS2を接続手段としての動
作に切換えることにより、第3のデータ線、信号伝達手
段D S、、第2のデータ線および信号伝達手段DS、
を通じて行われる。
読出し動作時には、各データ線は信号伝達手段DSによ
り寄生容量が分離されている。信号伝達手段DS1の負
荷容量は分割された第2のデータ線の容量であるので小
さく、第2のデータ線に高速かつ高SNで信号が伝達さ
れる。また、第:3のデータ線は第2のデータ線の分割
数に対応した少数の信号伝達手段DS、だけが接続され
るので、容量は小さく、第2のデータ線から第3のデー
タ線へも高速に信号が伝達される。その結果、高S/N
かつ高速に信号が読出される。なお、さらに第3のデー
タ線を分割し、第4のデータ線を平行に配して接続する
など、より深い階層構造を取ることも可能である。
また場合によっては、信号伝達手段D S、。
DS、のいずれかを従来のスイッチで置き換えた構造も
とれる。信号伝達手段DSよりもスイッチの占有面積が
小さいときには、置き換えることによってチップ面積が
削減される。
第11図(a)は第10図の信号伝達手段DS工をスイ
ッチSW1で置き換えた例である。XデコーダXDEC
によりワード線WとスイッチSW、が選択され、メモリ
セルMCに蓄えられていた情報が、第1のデータ線およ
び第2のデータ線に読出され、信号伝達手段DSにより
第2のデータ線に現われた信号電圧が検出され、第3の
データ線に伝達されてセンスアンプSAにより増幅され
る。メモリセルMCからみたデータ線容量は、第1のデ
ータ線の寄生容量と第2のデータ線の寄生容量を加えた
ものとなるが、それぞれを細分化することにより小さく
できる。
第11図(b)は第10図の信号伝達手段DS、をスイ
ッチSw1で置き換えた例である。XデコーダXDEC
によりワード線Wが選択され、メモリセルMCに蓄えら
れていた情報が第1のデータ線に読出され、信号伝達手
段DSにより検出され第2のデータ線に伝達され、スイ
ッチSW1により第2のデータ線と第3のデータ線とが
接続され、第3のデータ線に伝達された信号がセンスア
ンプSAにより増幅される。上記構成では、信号伝達手
段DSの負荷容量が第2のデータ線の寄生容量と第3の
データ線の寄生容量とを加えた値になる。しかし、第3
のデータ線は、接続されるトランジスタ数が少ないため
寄生容量が小さく、第2のデータ線から容量的に分離す
る必要がない場合もある。その場合には、第2のデータ
線の分割による面積増加が小さい上記構成が有効である
本発明を、多値情報を記憶する半導体メモリに適用した
第6実施例を第12図に示す。メモリセルMCが接続さ
れた複数個の第1のデータ線、例えばD 、、、 D、
、、 Dffi2. Do3あるいはD 1ot Dl
、。
D 、2. D、、と、これら第1のデータ線と平行に
配した第2のデータ線CD、、CD工とを有し、第2の
データのそれぞれに多値レベル判定回路MLRおよび多
値レベル書込み回路MLWを接続し、信号伝達手段DS
を介して第1のデータ線と第2のデータ線とでデータの
授受を行い、スイッチSWを介して第2のデータ線と入
出力線DQとで信号の授受を行う方式である。信号伝達
手段DSは、制御信号により選択することが可能で、読
出し動作時にはメモリセルMCからみた負荷容量が、第
1のデータ線の寄生容量だけとなるような信号伝達手段
で、一方、書き込み動作時には第1のデータ線と第2の
データ線の接続手段として動作するような信号伝達手段
である。図中、LCはデータ変換ロジックであり、多値
レベル判定回路MLRにより入出力線DQに出力された
物理的表現の信号を2進表現の信号に変換したり、外部
から入力された2進表現の入力データを物理的表現に変
換するための回路である。この回路は、場合によっては
各第2のデータ線毎に設けてもよい。第12図テは、ア
ドレスバッファ、ドライバなどは省略している。多層配
線を用いて、第2のデータ線を他の配線と別の導電層に
すれば、配線領域の面積を増さないですむ。
読出し動作はつぎのとおりである。XデコーダXDEC
によりあるワード線Wが選択され、上記ワード線Wに接
続されたメモリセルMCに蓄えられていた多値の情報が
第1のデータ線に読出される。第1のデータ線に読出さ
れた信号は、信号伝達手段DSにより検出されて、第2
のデータ線に多値の信号として伝達され、多値レベル判
定回路MLRにより多値の判定が行われる。Yデコーダ
YDECによりスイッチSWのいずれかが選択されて、
多値レベル判定回路MLRにより読出された信号が入出
力線DQに出力され、データ変換ロジックLCにより2
進表現のデータに変換され、リードライトコントローラ
RWCを介して出力データDoutとして出力される。
また、多値レベル判定回路MLRにより読出された信号
は多値レベル書込み回路MLWに伝達され、読出された
信号に対応する多値レベルのいずれかのレベルの電位が
、多値レベル書込み回路MLWにより第2のデータ線に
印加される。すなわち、多値レベルの信号に変換されて
第2のデータ線に書き込まれる。
このとき、信号伝達手段DSを接続手段として動作させ
、それを通じて第1のデータ線に信号が伝達され、メモ
リセルMCから読出された情報が再書込みされる。
書込み動作はっぎのように行われる6リードライトコン
トローラRWCに入力された入力データD i nが、
データ変換ロジックLCに伝えられて物理的表現のデー
タに変換される。そのデータは入出力線DQに出力され
、YデコーダYDECにより選択されたスイッチSWを
通じて多値レベル書込み回路MLWに送られる。ここで
多値レベルの信号に変換され第2のデータ線に出力され
る。また、XデコーダXDECにより選択された信号伝
達手段DSを接続手段として動作させ、それを介して第
1のデータ線に伝達され、さらにメモリセルMCに書き
込まれる。
読出し動作時に、第1のデータ線が第2のデータ線から
インピーダンス的に分離されており、メモリセルの負荷
容量は、分割された第1のデータ線の寄生容量のみの小
さな値になる。その結果、第1のデータ線に現われる信
号電圧が大きくなるので、高S/N化が可能である。ま
た、複数の第1のデータ線で、多値レベル判定回路およ
び多値レベル書込み回路を共有しているため、チップ面
積を小さくできる。その結果、多値レベル判定回路ML
Rを複数の参照レベルに対する判別を同時に行うような
方式にしても、チップ面積の増加は少なく、アクセスタ
イムやサイクルタイムを短くできる。
第14図は本発明の第7実施例を示す図で、メモリセル
MCからの信号を差動で読出す構成で、しかも、データ
線を折り返し形(Folded BitLine )に
した例である。分割された第1のデータ線は、例えばD
o。と/Donというように近接対線で構成され、それ
らと平行に配された第2のデータ線もCD、と/CD、
、CD1と/CD、が対になっている。メモリセルMC
からの第1のデータ線に読出された情報は、信号伝達手
段DSにより差動信号として第2のデータ線に送られ、
差動信号を検出する多値レベル判定回路MLRにより読
出される。この方式では、近接対線に共通な雑音が除去
されるため、高S/N化が可能である。
第15図は第14図の具体的実施例を、1ビツトのメモ
リセルが1トランジスタと]キャパシタで構成されるセ
ル(二ついて示したものである1)第1のデータ線対り
、/Dと第2のデータ線対CD。
/CDとは信号伝達手段DSで接続される。第2のデー
タ線対CD、/CDには、差動信号について多値レベル
の判定を行う多値レベル判定回路MLRと、多値レベル
を8力する多値レベル書込み回路MLWとが接続される
。また多値レベル判定回路M 1. Rの出力端子と多
値レベル書込み回路M、 L Wの入力端子は、入出力
gDQにスイッチSWを介して接続される。また、第1
のデータ線対り、/Dにプリチャージ用回路I)Cが接
続される。ここで、多値レベル判定回路M L Rの出
力端子や多値レベル書込み回路M L、、 Wの入力端
子、DQ、SWをそれぞれ3つとしたのは、メモリセル
MCに41の情報を記憶させる場合を想定して図中で示
した。他の多値情報を記憶させる場合には、イれに対応
した数にすればよい。信号伝達手段1) Sは6個のn
チャネルMO,Sl−ランジスタQ、、Q□ l Q2
+ Q2’ t Q3t Qa′で構成されており、P
チャネルMO8)−ランジスタが含まれていないために
、占イj面積が小さい、読出し2動作はつぎのように行
われる。まず、プリチャージ用回路PCにより一定電圧
V+・に固定されていた第1のデータ線対11)、/I
)を、制御パルスφPを低レベル電位Ovにして、ブリ
チャ・−・ジ用回路P(、ユをOFFにしてンローディ
ング状態にする。ワードiwが選択されると、メモリセ
ルMCからデータ線1)に、読出し信号が出力される。
つぎに、φRXを高レベル電位VHにして、信号伝達手
段DSを動作させる。データ線〕)はトランジスタQ1
のゲートとQ3のソースに接続されており、トランジス
タQ3がOFFでトランジスタQ、がONの状態では、
データ線工〕からみた信号伝達手段I) Sのインピー
ダンスが大きく、第2のデータ線の寄生容量がデータl
iDの容量から分離される。
そのため、第1のデータ線対り、/Dに現われる信号、
すなわち信号伝達手段DSの入力信号が太きい。信号伝
達手段DSはソース接地の増幅器として動作し、第1の
データ線対p 、 / 1il)の電位に対応した電流
が信号伝達手段DSを通じて、/CD、CDから流れる
。すなわち、多値レベルの電位が多値の電流値に変換さ
れる。この信号電流が多値レベル測定回路MLRに入力
されて、多値レベルの情報が読出される。
つぎに、多値レベル判定回路M i、 Hの出力信号を
多値レベル書込み回路MLWに入力し、多値レベルの電
圧に変換し、第2のデータ線に印加する。
ここでφwxを十分に高い電圧にし信号伝達手段DSを
スイッチとして動作させ、多値レベルの電圧をデータ線
りに伝達し、メモリセルM C,に再書込みを行う8ま
1−1YデコーダYDEC(図示せず)により選択され
る信号φYによりスイッチSWをONにして、読出され
た情報を入出力線DQに8力する。その後、プリチャー
ジ用回路PCIONにして第1のデータ線対り、/Dを
Vpに戻しておく、入出力線DQのデータはデータ変換
ロジックLCにより2進表現に変換されて出力される。
書込み動作は、リードライトコントローラRWC(図示
せず)に入力された入力データを、データ変換ロジッシ
クL Cにより変換し、入出力gDQ、スイッチSWを
介して多値レベル書込み回路M 1.、、 Wに入力す
る。ここで、多値レベルの電圧に変換して、第2のデー
タ線に印加する。信号φwxを十分に高い電圧にし2て
信号伝達手段T) S内のトラジスタQ、をONさせ、
データ線りを通じてメモリセルMCに書き込む。
本実施例によれば、読出し2動作時には第コのデータ線
と第2のデータ線の寄生容量が完全し二“分離され、第
1−のデータ線に読出される信号電圧を犬きくできる。
また、信号伝達手段DSが増幅作用を持つため、第2の
データ線に読出される信号も犬きくできる。したがって
、高S/Nで高速な読出しが可能になる。
第15図で、第2のデータ線対CD、/CDICプリチ
ャージ用回路を設け、第1のデータ線対り、/Dに接続
され°Cいるプリチャージ用回路PCを取り除き、プリ
チャージ用回路の個数を減らして、さらにチップ面積を
削減した構成も可能である。その場合、待機状態では全
べての信号伝達手段DSをスイッチとしてON状態にし
ておき、第2のデータ線列CD、/CDに複数の第1の
データ線に共通に設けたプリチャージ用回路により、信
号伝達手段DSを通じてそれぞれ第1のデータ線をプリ
チャージする。第1のデータ線がVpにプリチャージさ
れ、ワード線Wが選択される前にφaxにより全べての
信号伝達手段DSをOFFとして、第1のデータ線はフ
ローティング状態にされる。また、再書込み終了後は、
信号伝達手段DSをONにしたままプリチャージ回路を
動作させ、第1のデータ線をVpに戻す。
第16図(a)は、第15図中の多値レベル判定回路M
LRの具体的実施例の1つを示す図である。同図では4
値を判別する回路の例を示す。多値レベル判定回路ML
Rは入力切り換え用スイッチR8Wと、分圧用の抵抗R
,,R2,R3,R4と、3個のコンパレータCPから
構成される。この多値レベル判定回路MLRは、電流入
力の非平衡比較器を3個組合わせたものとして動作する
。第15図の構成では、第2のデータ線CI)および/
CD3通じて信号伝達手段DSに流れる電流が、多値レ
ベル判定回路MLRの入力信号である。その入力電流が
入力切り換え用スイッチRS W’ &通じて分圧用抵
抗を流れ、抵抗での電圧降下を生じ、3個のコンパレー
タCPの入力電圧が定まる。これらの電圧がコンパレー
タにより大小関係を判別される。各抵抗値を適当に定め
ることにより、1つの参照信号から3つの参照レベルが
発生され、コンパレータの3つの参照レベルに刻する判
別が行われ、出力端子A。g A 1. HA 2に物
理的表現のデータを出力する。1−記R8Wは入力信号
の切換え用スイッチで、第2のデータ線対CD、/CD
のいずれにメモリセルからの信号が伝達されるかにより
切換えられる。
第16図(b)は他の多値レベル判定回路MLRの具体
的実施例を示す図である。第1−6図(a)に示した実
施例では、参照信号側に3個の抵抗を直列に接続したが
、動作余裕度の問題で抵抗の設定が難しくなる場合もあ
る。そこで、第16図(b)の実施例は、信号側に2個
、参照信号側に2個の抵抗を設け、抵抗値の設定を容易
にするものである。動作としては、第16図(a)と同
様に、3つの大小関係がコンパレータCPにより判別さ
れ、出力端子A、、A、、A、に物理的表現のデータを
出力する6 第16図(a)および(b)の構成では、コンパレータ
CPの入力での、信号に対する利得と参照信号に対する
利得が異なり、同相の雑音がコンパレータCPの差動入
力に含まれ、S/Nの点で問題になる場合もある。その
場合には第16図(a)および(b、)において、切換
用スイッチR8Wと抵抗との間に、線形に動作する差動
増幅器を挿入することにより、同相成分が除去されS/
Nが向上する。
第16図(e)はコンパレータCPの一例を示す図であ
る。エミッタフォロワEF、カレントスイッチC8W、
負荷回路RL、ラッチ回路DL、ECL/CMO8L/
ベル変換回路EMC(1変換回路側MCロックで構成さ
れている。カレントスイッチC8Wはバイポーラトラン
ジスタによる差動増幅器(Emitter−Coupl
ed Pa1r)で、負荷回路RLを負荷として逆相の
増幅を行う。上記負荷回路RLは負荷抵抗と振幅制限用
ダイオードからなる。ラッチ回路DLは、エミッタフォ
ロワと差動増幅器とで構成され、正帰還により情報を保
持する。
ECL/CMOSレベル変換回路EMCは、カレントミ
ラー形のレベル変換回路である。
制御パルスφG、を高電位にすることにより、エミッタ
フォロワEFが動作し、コンパレータCPに電圧が入力
される。/MEを低電位にすることによりコンパレータ
CP中のカレントスイッチC8Wおよび負荷回路RLに
より、信号の比較が行われる。つぎにφG2を高電位に
しφG工を低電位にすることで、ラッチ回路DLが動作
し、カレントスイッチC8Wによる比較結果が保持され
るとともに、E、CL/CMOSレベル変換回路EMC
を通じて出力端子Aに信号が出力される。同図において
、Vcはある直流電圧で、エミッタフォロアEF、カレ
ントスイッチCSW、ラッチ回路DLのバイアス電流を
定める。
なお、ここでは多値レベル判定回路としてバイポーラト
ランジスタとCMO5から構成される例を示したが、C
MO5だけで構成することもできる8例えば第16図(
C)に示すコンパレータCPを、カレントミラー形のC
MO8差動増幅器で構成することができる。
第17図は第15図中の多値レベル書込み回路MLWの
具体的な一例を示す図で、4値レベルの電圧を出力する
回路の例である。4値レベルを供給する電圧源MLGと
その4値のレベルのいずれか1つを、選択する切り換え
回路MLCと、出力端子を切り換えるスイッチWSWで
構成される。
上記電圧源MLGは電源電圧を分圧して電圧値を定める
ための抵抗と、演算増幅器による電圧フォロワからなる
。上記切り換え回路MLCは、信号φ6.φB、φC9
φ0により制御されるスイッチとして動作するMOSト
ランジスタで構成され、電圧源VGにより供給される4
値の各レベルを、多値レベル判定回路MLRの出力もし
くはデータ変換ロジッシクLCの出力に対応づけられて
切換える。信号φ^、φB、φC9φDは、多値レベル
判定回路MLRの出力もしくはデータ変換ロジックLC
の出力により、容易に発生させることができる。そのレ
ベルがさらに上記切り換えスイッチWSWを通じて、第
2データ線CDと/CDのいずれかに出力される。
第18図は物理的表現で表わされた4値の信号を2進表
現2ビットに変換するデータ変換ロジックLCの一例を
示す図である。第18図(a)にデータ変換の真理値表
の一例な示す、同図に示す例では、入出力線DQ、、D
Q、、 DQaのいずれか1つが異なるような情報に対
して、X、、 X、もいずれか1ビツトだけが異なるよ
うにしている。
このため、ある参照レベルに対する判別が誤った場合に
、1ビツトの誤りですみ、単一誤り訂正二重誤り検出回
路(Sir+gle−Er+ror Correct 
/ Double−Error Detect Err
or Checking arid Correcti
ngCircuit )で救済できる。またこの変換は
、インバータとNAND回路でロジックを構成するとき
、他の変換に較べて簡単な回路になる。第18図(b)
はその具体的ロジック回路の構成例を示す図である。ま
た、第18N(c)は、逆に2進表現の2ビツトを物理
的表現による4値のデータに変換するロジック回路の構
成例である。一般の複数ビットの場合でも、第18図で
示した実施例を拡大することにより、容易に構成するこ
とができる。
第19図はメモリセルから出力される信号を差動で読出
す構成における1本発明の他の実施例を示す図である。
第1のデータ線を開放形(OpenBit Line)
で構成し、第2のデータ線は第1のデータ線と並行に配
した近接対線で構成している。
第1のデータ線対と第2のデータ線対とを接続する信号
伝達手段DSは、第15図に示した例と同様に、また、
多値レベル判定回路MLRおよび多値レベル書込み回路
MLWは、第16図および第17図と同様に、さらにデ
ータ変換ロジックLCも第18図と同様に構成できる。
動作も第15図に示した実施例と同様に行える。
本発明を多値情報を記憶する半導体メモリに適用した上
記第6実施例から第8実施例では、複数の第1のデータ
線と第2のデータ線とで信号の授受を行うデータ線を、
2階層にした構造を示したが、第10図に示した第4実
施例のようにさらに深い階層構造にすることも可能であ
る0例えば、第2のデータ線を第1のデータ線よりも少
ない分割数で分割し、その各々と複数に分割された第1
のデータ線とで信号の授受を行い、それらと平行に第3
のデータ線を配置し、複数の第2のデータ線と第3のデ
ータ線とで信号の授受を行い、第3のデータ線に多値レ
ベル判定回路および多値レベル書込み回路を接続した、
データ線を3階層にした構造等である。
〔発明の効果〕
上記のように本発明により半導体メモリは、複数の第1
のデータ線と、それと交わるように配置した複数のワー
ド線と、それらの所望の交差部に配置されたメモリセル
と、制御信号により選択される信号伝達手段を介して、
上記第1のデータ線のうち複数のデータ線と信号の授受
を行う第2のデータ線群と、上記第2のデータ線に接続
されたセンスアンプとを有する半導体メモリにおいて、
上記信号伝達手段は、読出し動作時には第2のデータ線
の寄生容量を第1のデータ線から分離した状態で信号を
伝達し、書込み動作時には第1のデータ線と第2のデー
タ線との接続手段として働く、信号伝達手段としたこと
により、チップ面積を大きく増大させることなくデータ
線の寄生容量が軽減され、その結果、高集積大容量化が
達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による半導体メモリの第1実施例を説明
する概念図、第2図は従来の半導体メモリを説明する図
、第3図は本発明の第2実施例を示す図、第4図は上記
第2実施例の詳細回路を示す図、第5図は上記第4図に
示す回路の動作説明図、第6図は上記第4図に示す回路
の他の動作説明図、第7図は上記第2実施例の他の回路
な示す図、第8図は上記第7図に示す回路の動作説明図
、第9図は本発明の第3実施例を示す図、第10図は本
発明の第4実施例を示す図、第11図(a)、(b)は
それぞれ本発明の第5実施例を示す図、第12図は本発
明を多値情報を記憶する半導体メモリに適用した第6実
施例を示す図、第13図は従来の多値情報を記憶する半
導体メモリを示″1図、第14図は本発明の第7実施例
な示す図、第15図は上記第7実施例の詳細な回路を示
す図、第16図(a)、(b)および(C)はそれぞれ
第7実施例における多値レベル判定回路の例髪示す図、
第17図は上記第7実施例中の多値レベル書込み回路を
示す図、第18図(a)、(b)および(c)は物理的
表現と2進表現との変換ロジックをそれぞれ示す図、第
19図は本発明の第8実施例を示す図である。 CD、i、o・・・第2のデータ線 D・・・第1のデータ線  DS・・・信号伝達手段M
C・・・メモリセル   SA・・・センスアンプW・
・・ワード線

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)複数の第1のデータ線と、それと交わるように配置
    した複数のワード線と、それらの所望の交差部に配置さ
    れたメモリセルと、制御信号により選択される信号伝達
    手段を介して、上記第1のデータ線のうち複数のデータ
    線と信号の授受を行う第2のデータ線群と、上記第2の
    データ線に接続されたセンスアンプとを有する半導体メ
    モリにおいて、上記信号伝達手段は、読出し動作時には
    第2のデータ線の寄生容量を第1のデータ線から分離し
    た状態で信号を伝達し、書込み動作時には第1のデータ
    線と第2のデータ線との接続手段として働く、信号伝達
    手段としたことを特徴とする半導体メモリ。 2)上記信号伝達手段は、読出し動作時には第1のデー
    タ線側からみたインピーダンスが高い状態で動作し、書
    込み動作時には第1のデータ線と第2のデータ線との接
    続手段として働くことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載した半導体メモリ。 3)上記信号伝達手段は、読出し動作時には電圧を入力
    とし電流を出力とする能動回路として働き、書込み動作
    時には第1のデータ線と第2のデータ線との接続手段と
    して働くことを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載
    した半導体メモリ。 4)上記信号伝達手段は、第1のデータ線にゲートが接
    続されるMOSトランジスタを含んで構成されることを
    特徴とする特許請求の範囲第2項ないし第3項のいずれ
    かに記載した半導体メモリ。 5)上記信号伝達手段は、読出し動作時には電荷転送素
    子として動作し、書込み動作時には第1のデータ線と第
    2のデータ線との接続手段として働くことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載した半導体メモリ。 6)上記信号伝達手段は、読出し時に電荷転送素子とし
    て動作するMOSトランジスタで構成されることを特徴
    とする特許請求の範囲第5項に記載した半導体メモリ。 7)上記第2のデータ線は、上記第1のデータ線と同一
    方向に配置されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項から第6項のいずれかに記載した半導体メモリ。 8)上記第1のデータ線と第2のデータ線は、対線から
    なることを特徴とする特許請求の範囲第1項から第7項
    のいずれかに記載した半導体メモリ。 9)複数の第1のデータ線と、それと交わるように配置
    した複数のワード線と、それらの所望の交差部に配置さ
    れたメモリセルと、第1の制御信号により選択される第
    1の信号伝達手段を介して、上記第1のデータ線のうち
    複数のデータ線と信号の授受を行う第2のデータ線群と
    、第2の制御信号により選択される第2の信号伝達手段
    を介して、上記第2のデータ線のうち複数のデータ線と
    信号の授受を行う第3のデータ線群と、上記第3のデー
    タ線に接続されたセンスアンプとを有する半導体メモリ
    において、上記第1および第2の信号伝達手段の少なく
    ともいずれか一方を、特許請求の範囲第1項ないし第6
    項のいずれかに記載した信号伝達手段としたことを特徴
    とする半導体メモリ。 10)上記メモリセルは、一つのトランジスタと一つの
    キャパシタで構成されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項ないし第9項のいずれかに記載した半導体
    メモリ。 11)上記メモリセルは、3値以上の情報を記憶保持す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第10
    項のいずれかに記載した半導体メモリ。 12)上記読出し回路は、入力信号と複数の参照信号と
    の比較を、並列に行うことを特徴とする特許請求の範囲
    第11項に記載した半導体メモリ。 13)上記複数の参照信号は、1つの参照信号より発生
    することを特徴とする特許請求の範囲第12項に記載し
    た半導体メモリ。 14)上記1つの参照信号は、特許請求の範囲第8項に
    記載の対線でなる第1のデータ線及び第2のデータ線の
    うち、メモリセルから信号が読出されるデータ線と対と
    なるデータ線上の信号としたことを特徴とする特許請求
    の範囲第13項に記載した半導体メモリ。
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