JP3275239B2 - 田植機の操作レバー構造 - Google Patents
田植機の操作レバー構造Info
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Description
作レバーの構造に関する。
と植付クラッチレバーを連動させる機構は公知となって
おり、機体昇降レバーと植付クラッチレバーのいずれか
一方に係合部材を設けて、連動させる時には両レバーを
係合させて、植付作業を行う場合は機体昇降レバー又は
植付クラッチレバーのいずれか一方を「入」「切」操作
すると他方も同時に回動し、例えば、植付クラッチを
「入」操作すると該昇降レバーは「下」になり、機体を
下降させて植付作業を開始し、植付クラッチを「切」操
作すると該昇降レバーは「上」になって、植付作業を停
止して機体を上昇させるようにしていた。
地域、オペレーターによっては旋回時に機体の上昇を必
要としない場合があり、このような場合、圃場端に至る
と植付クラッチを「切」に回動して、昇降レバーは
「下」状態で回行することになるが、従来の連動機構で
は回行の都度、連動レバーを倒したり起こしたりして連
動・非連動を切り換えてから植付クラッチレバーの操作
をしなければならなかった。従って、回行時には余分な
操作を必要としていたのである。
題を解決するために、次のような手段を用いるものであ
る。昇降レバー1と植付クラッチレバー2とを具備した
歩行型田植機において、該昇降レバー1に連結した昇降
操作ワイヤー13は昇降制御バルブと連動連結し、更に
昇降レバー1に連結した連動操作ワイヤー7は、植付規
制アーム8に設けた長孔8dに連結し、該長孔8dは植
付規制アーム8の枢支軸部8cを中心とする回動円弧上
に配置し、前記植付クラッチレバー2に連結した植付操
作ワイヤー12は、植付規制アーム8上の枢支軸部8c
から離れた連結孔8eに連結し、更に該植付規制アーム
8の一端と植付ミッションケースMに設けた植付クラッ
チアーム10との間をバネ9を介して連結したものであ
る。
レバーと昇降レバーの作動ワイヤを植付規制アームにて
連結し、該昇降レバー上昇にすると該植付クラッチレバ
ーが「切」になり、該昇降レバーの下降及び中立時に
は、該植付クラッチレバーを傾倒しても該昇降レバー
は、連動して上昇にはならず、機体の上昇を必要としな
い圃場等での余分な操作を必要とせず旋回操作を迅速に
行うことができる。
に示す二条植えの歩行型田植機Aの斜視図により全体構
成について説明する。まず、田植機Aの前方にエンジン
Eを配設し、該エンジンEの上部はボンネット5にて被
覆し、該エンジンEの動力をベルトケース4内のベルト
を介してその後部に配設したミッションケースMに伝
え、該ミッションケースMより後部の植付部や走行輪W
を駆動できるようにしている。該ミッションケースMよ
り下部フレームを後方へ延設し、該下部フレームの中途
部両側に植付爪を配置し、後部に苗載台3を載置し、後
端より斜め後上方へハンドル14を突出し、下部フレー
ム下方にフロート17を配設している。また、前記ミッ
ションケースMの側方より、上下回転可能に駆動輪伝動
ケース6を突出し、該駆動輪伝動ケース6は、基部に設
けた上下揺動アーム6aが油圧シリンダーの伸縮にて上
下回動され、該駆動輪伝動ケース6後端に走行輪Wが軸
支されて、昇降及び駆動されるのである。
ーボックス15が配設されて、該レバーボックス15上
にはレバーガイド16が配置され、図1、図2に示すよ
うに、ガイド溝16aに昇降レバー1が、ガイド溝16
bに植付クラッチレバー2がそれぞれ突出されている。
図2においてガイド溝16aの上側を下降位置、中央部
を中立位置、下側を上昇位置の3ポジションを設定して
いる。ガイド溝16bの上側を「入」、下側を「切」の
2ポジションを設定し、それぞれ昇降レバー1、植付ク
ラッチレバー2を回動案内するように構成されている。
ー2の連結構成を、図3において説明する。昇降レバー
1は枢支軸1aを中心に回動可能であり、一端をグリッ
プとして、他端のアームに枢支孔1b・1cを設け、該
枢支孔1bに連動操作ワイヤー7を介して植付規制アー
ム8と連結し、前記枢支孔1cに昇降操作ワイヤー13
を介して図示しない昇降バルブの昇降制御バルブに連結
している。また、植付クラッチレバー2は枢支軸2aを
中心に回動可能であり、一端をグリップとして、他端の
アームに設けた枢支孔2bに植付操作ワイヤー12を連
結し、該植付操作ワイヤー12の他端を植付規制アーム
8に連結している。そして、該植付規制アーム8は、バ
ネ9を介して植付クラッチアーム10と連結され、該植
付クラッチアーム10の基部はミッションケースMより
突出した植付操作軸11に固設されている。該植付クラ
ッチアーム10は常時は植付側付勢力により植付側に回
動付勢されており、植付クラッチアーム10をバネ9の
側へ引っ張り回動することにより、植付部の動力の断を
可能としている。
4の(a)側面図、(b)正面図、(c)底面図に示す
ように構成されている。即ち、枢支筒軸部8cにアーム
8a・8bが固設され、アーム8a端に円弧状の長孔8
dと、少し距離を隔てて連結孔8eが開口されて、連結
するワイヤーが絡まないように配設し、前記アーム8b
端に連結孔8fが開口され、前記長孔8dに昇降レバー
1に連結された連動操作ワイヤー7のワイヤエンド7a
が連結され、連結孔8eに植付クラッチレバー2に連結
された植付操作ワイヤー12のワイヤエンドが連結さ
れ、連結孔8fに植付クラッチアーム10に連結された
バネ9の端部が連結されている。
降レバー1を「下」側に回動すると、昇降操作ワイヤー
13を介して昇降制御バルブが切り換えられて植付部が
下降する。同時に、連動操作ワイヤー7、植付規制アー
ム8、植付クラッチレバー2がバネ9によって回動され
て、更に、植付クラッチアーム10が植付側付勢力によ
り回動されて植付作業が行われる。この植付作業時に圃
場端に至り回行するときに、植付クラッチレバー2を
「切」の位置にすると、植付操作ワイヤー12が引っ張
られて、植付規制アーム8、バネ9、植付クラッチアー
ム10が回動し、植付駆動は停止されるが、ワイヤエン
ド7aは長孔8d内を摺動して、植付部は下降したまま
となり、その状態で回行できる。
1を「上」側に回動すると、連動操作ワイヤー7、植付
規制アーム8、バネ9、植付クラッチアーム10が回動
し、植付クラッチレバー2も「切」になって、植付駆動
を停止すると同時に昇降操作ワイヤー13を介して昇降
制御バルブが切り換えられて植付部が上昇されるのであ
る。
ような効果を奏するのである。即ち、植付クラッチレバ
ー2と昇降レバー1の作動ワイヤを植付規制アーム8に
て連結したことで、該昇降レバー1を操作するだけで機
体の昇降と植付クラッチ10の「入」「切」が連動して
行える為、機体を上昇しながら旋回するときには該昇降
レバー1のみを操作し、上昇しないで旋回するときには
該植付クラッチレバー2のみの操作で可能となり、余分
な操作を必要とせず、旋回操作を迅速に行うことが可能
となる。
図。
Claims (1)
- 【請求項1】 昇降レバー1と植付クラッチレバー2と
を具備した歩行型田植機において、該昇降レバー1に連
結した昇降操作ワイヤー13は昇降制御バルブと連動連
結し、更に昇降レバー1に連結した連動操作ワイヤー7
は、植付規制アーム8に設けた長孔8dに連結し、該長
孔8dは植付規制アーム8の枢支軸部8cを中心とする
回動円弧上に配置し、前記植付クラッチレバー2に連結
した植付操作ワイヤー12は、植付規制アーム8上の枢
支軸部8cから離れた連結孔8eに連結し、更に該植付
規制アーム8の一端と植付ミッションケースMに設けた
植付クラッチアーム10との間をバネ9を介して連結し
たことを特徴とする田植機の操作レバー構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27511793A JP3275239B2 (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 田植機の操作レバー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27511793A JP3275239B2 (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 田植機の操作レバー構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07123818A JPH07123818A (ja) | 1995-05-16 |
JP3275239B2 true JP3275239B2 (ja) | 2002-04-15 |
Family
ID=17550960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27511793A Expired - Fee Related JP3275239B2 (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 田植機の操作レバー構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3275239B2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-04 JP JP27511793A patent/JP3275239B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07123818A (ja) | 1995-05-16 |
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