JP3273417B2 - 原稿圧着板の開閉装置 - Google Patents

原稿圧着板の開閉装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ADF、エデ
ィタ等の原稿圧着板の開閉装置に係り、特にブック物原
稿対応の原稿圧着板の開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ブック物の原稿に対応した原稿圧着板開
閉装置に関する従来例としては、原稿圧着板のヒンジ部
近くにブック物原稿対応用の原稿圧着板折れ曲げヒンジ
を有する技術(特公平3−74372号公報)、原稿圧
着板のヒンジ部全体を垂直浮上させてブックモード対応
とする技術(実開昭63−86633号公報、実公平4
−28095号公報)等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術のうち前者においては、原稿圧着板を折ることに
よってブック物に対応させているが、複写機用の原稿圧
着板はともかくとして、ADF、エディタ等はこの折れ
曲げ部に駆動系、搬送系、電源、制御等の電装系、その
他を収納しているため、折れ曲げ構造は実用的ではなか
った。また、後者においては、ヒンジ部全体を垂直浮上
させてブック物に対応させているが、垂直浮上では引っ
掛かりが発生し、円滑性に欠けるという欠点があった。
【0004】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その目的は、円滑確実な操作でブ
ック物原稿に対応することができ、信頼性に優れ、か
つ、操作性のよい原稿圧着板の開閉装置を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、本体カバーの上部に一端が軸支され、コ
ンタクトガラスを被覆する原稿圧着板の開閉装置におい
て、本体カバー側に固定された第1のヒンジ基板と、こ
の第1のヒンジ基板のコンタクトガラス側の端部に一端
が軸支され、他端側には原稿圧着板の一端を軸支し、厚
物の原稿を圧着させるときは開き、薄物の原稿を圧着さ
せるときには閉じる第2のヒンジ基板と、第2のヒンジ
基板に設けられたカム部材と、このカム部材に弾性的に
摺動し、カム部材の形状によって規定された位置で原稿
圧着板の開放位置を規定可能な摺動部材とを備えている
ことを特徴としている。
【0006】この場合、前記第2のヒンジ基板の自由端
側に、当該自由端を常時第1のヒンジ基板側に弾性付勢
する弾性付勢手段を設けることが望ましい。
【0007】また、第1のヒンジ基板側と、第2のヒン
ジ基板の自由端側に、対応する端部が連結支軸によって
揺動可能に連結された第1及び第2のアームをそれぞれ
揺動自在に連結してリンク機構を構成してもよい。さら
に、リンク機構を採用したときには、リンク機構の第1
及び第2のアームの第1および第2のヒンジ基板との連
結部、もしくは第1及び第2のアームの連結部のいずれ
かに、所定の軌跡で閉じるように案内する長孔と軸とに
よるカム機構を設けるとよい。
【0008】
【作用】上記手段では、ブック物の原稿を原稿圧着板で
圧着するに際し、ブック物の縁を支点として原稿圧着板
の軸支端側が持ち上がろうとするがこの時、第2のヒン
ジ基板が回動し、自由端が上方に持ち上がることで、原
稿圧着板の軸支端側を円滑かつ確実に持ち上げてブック
物に対応することができ、開放時にはカムと摺動部材に
よって、あらかじめ設定した位置で開放状態が保持でき
る。
【0009】また、弾性付勢手段を設けると、シート物
原稿を圧着する際の第2のヒンジ基板の浮き上がりを防
止して、安定した原稿圧着板の開閉操作を行うことがで
き、い、リンク機構を採用すると、原稿圧着板を不用意
に上昇させた時のヒンジ基板の破損を未然に防止するこ
とができる。なお、カム機構を導入すれば、カム機構の
長孔形状に沿って下降するので、原稿圧着板の初期状態
への復帰がよりスムーズに行われる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図1は実施例に係る原稿圧着板の開閉装置
の全体を示す図2のA−A線断面図でシート物原稿のコ
ピーまたは電送状態等を示す。図2は同装置のヒンジ部
の要部を示す断面図、図3はそのさらに他の断面を示す
要部断面図、図4は図2の背面図、図5はヒンジ部の上
から見た断面図、図6は原稿圧着板の開放状態を示す動
作説明図、図7は原稿圧着板の閉鎖状態を示す動作説明
図、図8はその圧着保持状態を示す動作説明図、図9は
その最大圧着保持状態を示す動作説明図である。
【0012】これらの図において、1は本体カバー、1
aはネジA、1bは逃げ部、2は本体基板、3はヒンジ
部、4は原稿圧着板、4aは原稿圧着部材、5は第1の
ヒンジ基板、5aはネジB、5bは立ち曲げ部A、5c
は軸C、5dはスプリング掛け部、6は第2のヒンジ基
板、6aはネジC、6bは立ち曲げ部B、7は回転軸
A、7aはスナップリングA、8はカム部材A、9は圧
着板止め板A、9aはネジD、9bはストッパ部、10
は回転軸B、10aはスナップリングB、11はスプリ
ング掛け、11aはネジE、12はスプリングA、13
はフリクションスプリングケース、13aは翼部、13
bはネジF、14はフリクションスプリング、15はフ
リクション部材、15aは先端部、16はアームA、1
6aは長穴A、17はアームB、17aは軸D、18は
アーム連結軸、19はコンタクトガラス、20はブック
物、20aは厚いブック物、101は本体カバーA、1
01bは逃げ穴A、102は本体基板A、102aはス
プリング掛け部、105は第1のヒンジ基板、105e
は逃げ穴B、105fは穴部A、106は第2のヒンジ
基板、106cは穴部B、108はカム部材B、109
は圧着板止め板A′、112はスプリングA′、116
はアームA′、117はアームB′、117bは長穴
A′、131は側板、131aはカシメピン、132は
回転軸B′、133は連結部材であって、以下、これら
の各部によって構成される装置の詳細について説明す
る。
【0013】本体カバー1は本体基板2にネジA1aに
より固定され(図1)、本体カバー1上に設けられたヒ
ンジ部3はネジB5aにより本体カバー1を介して本体
基板2に固定されている。原稿圧着板4はネジD9aに
より圧着板止め板A9に止められ(図4)、圧着板止め
板A9は回転軸B10に回動自在に保持されてスナップ
リングB10aによりカム部材A8に連結されている。
カム部材A8はネジC6aにより第2のヒンジ基板6に
固定されている。
【0014】フリクションスプリングケース13はネジ
F13bにより翼部13aを原稿圧着板4に止められ、
フリクションスプリングケース13の中には、フリクシ
ョン部材15が摺動自在に格納されており、フリクショ
ン部材15の先端部15aは圧着されたフリクションス
プリング14によりカム部材A8に圧着されている。
【0015】第2のヒンジ基板6は回転軸A7により第
1のヒンジ基板5に回動自在に保持され、回転軸A7は
スナップリングA7aにより抜け止め支持されている。
第1のヒンジ基板5は前記のようにネジB5aにより本
体カバー1を介して本体基板2に固定されている。第1
のヒンジ基板5の立ち曲げ部A5bには軸C5cにより
摺動自在かつ回動自在にアームA16が軸支されてい
る。アームA16にはカムを形成した長孔A16aが設
けられている。アームA16とアームB17はアーム連
結軸18により回動自在に軸支されている。アームB1
7の他の一端は軸D17aにより第2のヒンジ基板6の
立ち曲げ部B6bに回動自在に軸支されている。
【0016】スプリングA12の一端はネジE11aに
よりカム部材A8に固定されたスプリング掛け11に引
っ掛けられ、他の一端は第1のヒンジ基板5に設けられ
たスプリング掛け部5dに掛けられ、第2のヒンジ基板
6を第1のヒンジ基板5に圧着させている。
【0017】本体カバー1にはスプリングA12の逃げ
部1bが設けられている。原稿圧着板4には原稿圧着部
材4aが設けられ、本体基板2には図示しない固定部材
でコンタクトガラス19が固定されている。ブック物2
0、厚いブック物20aは、複写または電送の目的のた
めにコンタクトガラス19上に乗せられた厚い原稿であ
る。なお、圧着板止め板A9にはストッパ部9bが設け
られている。
【0018】次に操作時の動作について説明する。
【0019】図6において複写または電送のため、原稿
をコンタクトガラス19上にセットする目的で原稿圧着
板4を持ち上げると、原稿圧着板4は回転軸B10を中
心としてBの状態を経てCの状態に至る。この時、第2
のヒンジ基板6は回転軸A7を中心として持ち上がるこ
とはないが、スプリングA12により図の下方に引き下
げられているので、より確実に動作する。
【0020】通常、原稿圧着板4はC位置まで引き上げ
操作されるが、時にはBの位置で止められることもあ
る。この時、図3に示すフリクションスプリング14に
より先端部15aがカム部材A8のカム面を摺動しなが
ら、原稿圧着板4が上昇する。原稿圧着板4の開放操作
により図3の先端部15aはカム部材A8のカム面の傾
斜をフリクションスプリング14を押して後退するた
め、乗り越えることができる。図6のBの位置に来た
時、フリクションスプリング14の弾性力によりカム部
材A8と先端部15aの間でホールド状態にされ、原稿
圧着板4は自然に下降することはない。また、Cの位置
では先端部15aがカム部材A8の上方斜面に入り込
み、なおかつ圧着板止め板A9のストッパ部9bが第1
のヒンジ基板5に当たり、ストッパとして原稿圧着板4
を安定に保持する。このため、不用意に原稿圧着板4が
前方に下降することもないし、原稿圧着板4をさらに後
方に押したとしてもそのまま安定した状態で保持される
ことになる。
【0021】次に、図7に示すようなブック物20を複
写または電送する時、原稿圧着板4はブック物20の角
部D点に当たり下降が妨げられる。この時、原稿圧着板
4の図示しない先端部をさらに下降させると、D点を支
点として原稿圧着板4のヒンジ側を押し上げるモーメン
トが働く。このモーメントにより回転軸A7を中心とし
て第2のヒンジ基板6のカム部材A8の取り付け側がス
プリングA12を引っ張りながら上昇する。ブック物2
0を原稿圧着板4が平面的に保持して完全に押さえた状
態が図8である。
【0022】複写、電送等を終了すると、原稿圧着板4
の図示しない先端を持ち上げることによりスプリングA
12の引き下げ力で再び図7の状態に戻り、さらに原稿
圧着板4を上昇させることにより図6のBまたはCの状
態になり、原稿圧着板4がブック物20から離れるの
で、ブック物20を容易にコンタクトガラス19上から
取り除くことができる。
【0023】百科辞典などのような極端に厚い原稿を複
写または電送する時には、厚いブック物20aに対し原
稿圧着板4が図7のような状態を経て図9に示す状態と
なり、複写または電送が安定して行える。この時、アー
ムA16およびアームB17により第2のヒンジ基板6
の上昇を制限しているので、不必要にヒンジ基板が持ち
上げられて破壊されることはない。なお、厚いブック物
20aを水平に押さえることができる最大厚さは、軸5
c,7間の軸心距離と第2のヒンジ基板6の腕の長さと
アーム16,17が伸びたときの腕の長さによって規定
される三角形の高さ寸法で決まる。したがって、予測さ
れるブック物20の厚さに応じてこれら各部の寸法を設
計すれば、使用性に優れた原稿圧着板4を提供できるこ
とになる。
【0024】複写または電送を終了し、原稿圧着板の図
示しない先端部を持ち上げると、スプリングA12の引
張り力により第2のヒンジ基板6が引き下ろされるが、
この時、アームA16の長孔A16aが図のように軸C
5cをカム形状に沿って下降させる形状に設定されてい
るので、アームA16、アームB17はスムーズに初期
の状態に戻ることができ、これにより図6のCからBの
状態を経て図2に示すような状態に復帰する。
【0025】前記のようにスプリングA12は安全に、
かつ確実に第2のヒンジ基板6を引き下げる働きをする
が、これがなくても機能的には何ら問題は発生しない。
また、アームA16の長孔A16aはカム形状にした
が、長孔を形成していれば直線形状でも何ら差し支えな
い。さらに、この長孔A16aは軸C5cの位置に形成
したが、図12のようにアームB′117側に形成し、
アーム連結軸18の位置に設けても同様の作用、効果が
得られる。
【0026】次に図10、図11に示す変形実施例の部
材の相互関係を説明する。
【0027】第2のヒンジ基板106には側板131が
カシメピン131aにより一体に取り付けられている。
また、穴部B106cには連結部材133が引っ掛けら
れ、連結部材133のもう一端は穴部A105fに引っ
掛けられている。
【0028】側板131には回転軸B′132が設けら
れ、圧着板止め板A′109は回動自在に連結されてい
る。なお、側板131と圧着板止め板A′109の間に
回動機構を設けたので、カム部材B108にはカム部材
A8のような回動機能はない。
【0029】本体基板A102にはスプリングA′11
2の一端が掛けられるようにスプリング掛け部102a
が設けられており、スプリングA′112との干渉を防
止するため、本体カバーA101には逃げ穴A101
b、また第1のヒンジ基板105には逃げ穴B105e
がそれぞれ設けられている。
【0030】また、図12においては、アームB′11
7側に長孔A′117bを設け、アームA′116に対
してアーム連結軸18部で摺動状態で回動自在に両者を
連結してある。その他の構成、動作は図1ないし図9と
同じである。
【0031】図10、図11において、前記実施例では
カム部材A8に原稿圧着板4の回転軸を設けていたが、
ここではカム部材B108に設けず、それに等価の位置
の側板131に設けている。また、スプリングA′11
2の掛け位置をスプリング掛け部102aとして、スプ
リングA′112の長さを増したのでさらに厚みのある
原稿の複写または電送を行うことが可能となる。
【0032】また、前記実施例ではアームA16、アー
ムB17により第2のヒンジ基板6の上昇を制限した
が、連結部材133により同様の効果を得られるように
し、製造が容易で安価なものとしている。このようにし
て、図10、図11に示した実施例でも図1ないし図9
に示したものと同様に機能し、同様の作用、効果を得る
ことができる。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ブック物
原稿を原稿圧着板で圧着するに際し、ブック物の縁を支
点として原稿圧着板の軸支端側が持ち上がろうとするが
この時、第2のヒンジ基板が回動し、自由端が上方に持
ち上がることで、原稿圧着板の軸支端側を円滑かつ確実
に持ち上げてブック物に対応することができ、信頼性に
優れ、かつ、操作性のよい原稿圧着板の開閉装置が得ら
れる。
【0034】請求項2記載の発明によれば、引張りばね
を設けることにより、請求項1記載の発明の効果に加
え、シート物原稿を圧着する際の第2のヒンジ基板の浮
き上がりを防止して、安定した原稿圧着板の開閉操作を
行うことができる。
【0035】請求項3記載の発明によれば、リンク機構
を設けることにより、請求項1記載の発明の効果に加
え、原稿圧着板を不用意に上昇させた時のヒンジ基板の
破損を未然に防止することができる。
【0036】請求項4記載の発明によれば、カム機構と
することで、請求項3記載の発明の効果に加え、原稿圧
着板を下降させたとき、カムによって規定される軌跡に
沿って下降するので、確実に初期の状態に復帰させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る原稿圧着板の開閉装置の
図2におけるA−A線断面図である。
【図2】実施例に係る原稿圧着板の開閉装置のヒンジ部
を示す要部断面図である。
【図3】実施例に係る原稿圧着板の開閉装置のヒンジ部
を示す要部断面図である。
【図4】図2の背面図である。
【図5】実施例に係る原稿圧着板の開閉装置のヒンジ部
を上から見た要部断面図である。
【図6】実施例に係る原稿圧着板の開閉装置における原
稿圧着板の開放状態を示す動作説明図である。
【図7】実施例に係る原稿圧着板の開閉装置における原
稿圧着板の閉成状態を示す動作説明図である。
【図8】実施例に係る原稿圧着板の開閉装置における原
稿圧着板の圧着保持状態を示す動作説明図である。
【図9】実施例に係る原稿圧着板の開閉装置における原
稿圧着板の最大圧着保持状態を示す動作説明図である。
【図10】本発明の変形実施例に係る原稿圧着板の開閉
装置のヒンジ部の要部断面図である。
【図11】図10を背面から見た一部切欠断面図であ
る。
【図12】本発明の変形実施例に係る原稿圧着板の開閉
装置における原稿圧着板の最大圧着保持状態を示す動作
説明図である。
【符号の説明】
1 本体カバー 4 原稿圧着板 5 第1のヒンジ基板 6 第2のヒンジ基板 8 カム部材 12,112 スプリング 13 フリクションスプリングケース 14 フリクションスプリング 15 フリクション部材 15a 先端部 16,17,116,117 アーム 16a,117b 長孔 17a 軸 18 アーム連結軸 19 コンタクトガラス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 550 G03B 27/62

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体カバーの上部に一端が軸支され、オ
    ペレータの開閉動作によってコンタクトガラスを被覆す
    る原稿圧着板の開閉装置において、 本体カバー側に固定された第1のヒンジ基板と、 この第1のヒンジ基板のコンタクトガラス側の端部に一
    端が軸支され、他端側には原稿圧着板の一端を軸支し、
    厚物の原稿を圧着させるときは開き、薄物の原稿を圧着
    させるときには閉じる第2のヒンジ基板と、 第2のヒンジ基板に設けられたカム部材と、 このカム部材に弾性的に摺動し、カム部材の形状によっ
    て規定された位置で原稿圧着板の開放位置を規定可能な
    摺動部材と、を備えていることを特徴とする原稿圧着板
    の開閉装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、第2のヒンジ基
    板の自由端側に、当該自由端を常時第1のヒンジ基板側
    に弾性付勢する弾性付勢手段を設けたことを特徴とする
    原稿圧着板の開閉装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、第1のヒンジ基
    板側と、第2のヒンジ基板の自由端側に、対応する端部
    が連結支軸によって揺動可能に連結された第1及び第2
    のアームをそれぞれ揺動自在に連結してリンク機構を構
    成したことを特徴とする原稿圧着板の開閉装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載において、前記リンク機構
    の第1のアームと第1のヒンジ基板との連結部、第2の
    アームと第2のヒンジ基板との連結部、および第1のア
    ームと第2のアームとの連結部のいずれかが、原稿圧着
    板の閉動作時に前記リンク機構を所定の軌跡で閉じるよ
    うに設定された長孔と軸とによるカム機構を構成してい
    ることを特徴とする原稿圧着板の開閉装置。
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