JP3261665B2 - データ転送方法及びデータ処理システム - Google Patents

データ転送方法及びデータ処理システム

Info

Publication number
JP3261665B2
JP3261665B2 JP32722593A JP32722593A JP3261665B2 JP 3261665 B2 JP3261665 B2 JP 3261665B2 JP 32722593 A JP32722593 A JP 32722593A JP 32722593 A JP32722593 A JP 32722593A JP 3261665 B2 JP3261665 B2 JP 3261665B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
address
data
bus
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP32722593A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0713918A (ja
Inventor
マイケル・スコット・アレン
マイケル・ジュリオ・ガルシア
チャールズ・ロバーツ・モア
ロバート・ジェームズ・リース
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JPH0713918A publication Critical patent/JPH0713918A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3261665B2 publication Critical patent/JP3261665B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/42Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation
    • G06F13/4204Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus
    • G06F13/4208Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus being a system bus, e.g. VME bus, Futurebus, Multibus
    • G06F13/4217Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus being a system bus, e.g. VME bus, Futurebus, Multibus with synchronous protocol

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全般的にデータ処理シ
ステムに関し、より詳しくは、データ処理システム内に
おけるデータ転送のための方法及びシステムに関する。
さらに詳しくは、本発明は、データ処理システムにおい
てデータ転送の機能を強化するために要求動作を利用す
る方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】現代のデータ処理システムの設計者達
は、かかるシステムの性能態様の向上を絶えず試みてい
る。データ処理システムの効率を高めるための1つの技
術は、メモリと入出力に別々のアドレスを利用すること
である。さらに、メモリ・トランザクションと入出力ト
ランザクション用に別々のバスを使用することも一般に
行われている。
【0003】しかし、別々のバスにすると、それらのバ
ス用に必要な出力ピンが増加するため、実施するのが高
くつく。したがって、単一のバス上でメモリ転送も入出
メモリ・アドレス転送も行うことが望ましい。しか
し、単一のバスをメモリ転送と入出力転送の両方に使用
すると、システムの複雑さが増す。メモリ・トランザク
ションと入出力トランザクションとは非常に異なるから
である。入出力メモリ・アドレス転送は、同期的エラー
検出と厳密な順序付けを提供しなければならない。厳密
な順序付けとは、転送をアドレス・バス上で命令ストリ
ームの順序で行わなければならないということである。
厳密な順序付けの1つの必然的結果は、入出力メモリ・
アドレス転送の待ち時間が通常はメモリ転送の待ち時間
よりずっと大きいために、入出力転送によってシステム
の性能が低下する恐れがあることである。入出力メモリ
・アドレス転送の待ち時間の方が大きいのは、入出力
モリ・アドレス転送が必要とされる装置へのアクセスの
方が通常は時間がかかるからである。待ち時間とは、命
令制御ユニットがデータ呼出しを開始した瞬間から、実
際のデータ転送が始まる瞬間までの時間間隔をいう。
【0004】データ処理システムの効率を高めるために
利用されているもう1つの技術は、メモリ・マッピング
である。メモリ・マッピングでは、入出力転送の発生す
る前に入出力メモリ・アドレスを復号しておく必要があ
る。通常、このファクタのために、入出力メモリ・アド
レスが32ビットまでに制限される。メモリ・マッピン
グのもう1つの欠点は、各入出力メモリ・アドレス転送
ごとに同期命令を与える必要があることである。最後
に、メモリ・マッピングでは、通常、転送中に入出力装
置に問題が生じたときに、エラー報告を行わない。
【0005】したがって、メモリ転送と入出力メモリ・
アドレス転送の両方に単一のバス・インターフェースを
利用するデータ処理システムにおいて、データ転送を機
能強化する方法及びシステムが求められている。また、
そのような方法及びシステムが厳密に順序付けられたア
クセスとエラー検出を維持することも望まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一目的は、デ
ータ処理システムにおいてデータ転送を機能強化する方
法及びシステムを提供することである。
【0007】本発明の他の目的は、マルチプロセッサ・
データ処理システムにおいてデータ転送を機能強化する
方法及びシステムを提供することである。
【0008】本発明の他の目的は、データ処理システム
において入出力メモリ・アドレス転送を実行する際の複
雑さを低減することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の諸目的は、第1ア
ドレス空間を有する第1の装置と、第2アドレス空間を
有する第2の装置との間で情報を転送するデータ処理シ
ステムにおいて情報を転送する方法であって、前記デー
タ処理システムは、アドレス・バス及びデータ・バスを
含むシステム・バスを有し、前記情報を転送する方法
は、入出力転送に関連する転送であることを示す制御信
号の下で前記第2アドレス空間内のアドレスに対して転
送される情報を識別するための第1及び第2のアドレス
・パッケージを含む転送情報信号を、前記第1の装置か
ら前記第2の装置に転送するステップと、入出力転送に
関連する転送であることを示す制御信号の下で前記第1
及び第2のアドレス・パッケージに含まれる情報に関連
して、前記データ・バスを介して、前記第1の装置と前
記第2の装置の間でデータを転送するステップと、前記
データ・バス上での転送を含まず、前記アドレス・バス
のみの転送であることを示す制御信号の下で前記転送さ
れたデータに応答して、前記アドレス・バスを介して、
データ転送を肯定応答する応答信号を送るステップとを
含み、前記第1のアドレス・パッケージは、前記第1の
装置に関連する第1識別子と、前記第2の装置に関連す
る第2の識別子を含み、前記第2のアドレス・パッケー
ジは、転送される情報の総量を表す値と、情報の転送先
のアドレスを含むことを特徴とする情報を転送する方法
により達成される。
【0010】また、第1アドレス空間を有する第1の装
置と、第2アドレス空間を有する第2の装置との間で情
報を転送するデータ処理システムであって、前記データ
処理システムは、アドレス・バス及びデータ・バスを含
むシステム・バスと、入出力転送に関連する転送である
ことを示す制御信号の下で前記第2アドレス空間内のア
ドレスに対して転送される情報を識別するための第1及
び第2のアドレス・パッケージを含む転送情報信号を、
前記第1の装置から前記第2の装置に転送する手段と、
入出力転送に関連する転送であることを示す制御信号の
下で前記第1及び第2のアドレス・パッケージに含まれ
る情報に関連して、前記データ・バスを介して、前記第
1の装置と前記第2の装置の間でデータを転送する手段
と、前記データ・バス上での転送を含まず、前記アドレ
ス・バスのみの転送であることを示す制御信号の下で前
記転送されたデータに応答して、前記アドレス・バスを
介して、データ転送を肯定応答する応答信号を送る手段
とを含み、前記第1のアドレス・パッケージは、前記第
1の装置に関連する第1識別子と、前記第2の装置に関
連する第2の識別子を含み、前記第2のアドレス・パッ
ケージは、転送される情報の総量を表す値と、情報の転
送先のアドレスを含むことを特徴とするデータ処理シス
テムにより達成される。本発明の上記その他の目的、特
徴及び利点は、以下の詳細な説明から明らかになろう。
【0011】
【実施例】図面、特に図1を参照すると、本発明の方法
及びシステムを実施するために利用できるデータ処理シ
ステム10を示す高水準構成図が示されている。データ
処理システム10は、バス28を介してメモリ18、2
0及び入出力装置22、24、26に接続された、プロ
セッサ12、14、16を含んでいる。好ましい実施例
では、プロセッサ12、14、16はメモリ18、20
から読み取り、それに書き込み、かつ入出力装置22、
24、26にデータを送り、それからデータを受け取る
ことができる。制御装置30が、プロセッサ12、1
4、16とメモリ18、20と入出力装置22、24、
26の間のトランザクションを制御する。
【0012】データ処理システム10は、メモリ・アド
レス空間と入出力アドレス空間を別々に定義するように
構成することが好ましい。この好ましい実施例中で実施
できるバス・アーキテクチャの例は、Second Generatio
n RISC Microprocessor Users Manualと題するMC88
110縮小命令セット・コンピュータ(RISC)マイ
クロプロセッサの解説書(モトローラ、1991年)に
記載されている。この別々のアドレス空間は、好ましい
実施例では、アドレス変換論理中の1ビットで区別され
る。このビットがセットされていない場合は、メモリ参
照はメモリ・アドレス転送であり、好ましい実施例で
は、これは仮想記憶管理システムを利用する。このビッ
トがセットされている場合はメモリ参照は入出力メモリ
・アドレス転送(以下、入出力転送と略する。)であ
る。
【0013】データ処理システム10はまた、単一バス
・インターフェースでメモリ転送と入出力転送の両方を
サポートする構造にすることが好ましい。好ましい実施
例では、入出力転送は厳密に順序付けられる。すなわ
ち、転送はアドレス・バス上で命令ストリームの順序で
行わなければならない。さらに、データ処理システム1
0は、入出力メモリ・アドレス用の同期的エラー報告能
力を有することが好ましい。好ましい実施例では1つの
命令が完全に実行されてから次の命令に出会うので、エ
ラー発生の時期と場所の決定が入出力転送と同期され
る。
【0014】図2は、本発明によるデータ転送プロセス
を示す高水準論理流れ図である。ブロック32でプロセ
スが開始し、ブロック34に移る。ブロック34で、ト
ランザクションが拡張アドレス転送に関するものかどう
か判定する。拡張アドレス転送とは、入出力転送に関係
するものである。データ処理システム10は、アサート
された信号のタイプから、転送がメモリに関するものか
それとも入出力アドレスに関するものかを判定する。異
なるアドレス転送、すなわちメモリ・アドレス転送およ
び入出力転送に2つの異なる信号を用いることの利点
は、メモリ・マップされたすべての装置が入出力転送を
無視できるようにすることである。
【0015】転送が拡張アドレス転送でない場合は、ブ
ロック36に移って、メモリ・アドレス転送を実行す
る。次いでブロック38でプロセスは終了する。転送が
拡張アドレス転送である場合は、ブロック40に進み、
第1アドレス・パッケージを送り、ブロック42で、第
2アドレス・パッケージを送る。好ましい実施例では、
アドレス・バスは、入出力転送のために「二重ポンプ
式」になっている。すなわち、入出力転送のために2つ
の情報セグメントがアドレス・バスに送られる。第1の
セグメントまたはアドレス・パッケージは、動作識別子
と、データ送信側に関連する識別子と、データ受信側に
関連する識別子を含む。第2アドレス・パッケージは、
転送するデータの総バイト・カウントと、転送のアドレ
スを含む。
【0016】好ましい実施例では、下記の7種の転送動
作がある。 動作 転送のタイプ ロード開始(要求) アドレスのみ 即時ロード アドレスとデータ 最終ロード アドレスとデータ 即時記憶 アドレスとデータ 最終記憶 アドレスとデータ ロード応答 アドレスのみ 記憶応答 アドレスのみ
【0017】即時記憶動作と最終記憶動作では、各トラ
ンザクションごとに最高32ビットまでのデータを転送
することが好ましい。記憶応答動作は、データ転送の成
否を肯定応答するために利用される。好ましい実施例で
は、記憶アクセスは、1つまたは複数のデータ転送動作
と、それに続く記憶応答動作とからなる。1回のデータ
・トランザクションでデータが転送される場合、その動
作は、最終記憶動作とそれに続く記憶応答動作である。
複数回のデータ・トランザクションでデータを転送しな
ければならない場合は、最終記憶動作の前に1つまたは
複数の即時記憶動作が行われる。
【0018】ロード開始(要求)動作は、好ましい実施
例では、後続の即時ロード動作または最終ロード動作で
提供しなければならないデータの総バイト数を知らせる
ために利用される。1回のデータ・トランザクションで
データが転送できる場合、その動作は、最終ロード動作
とそれに続くロード応答動作である。複数のデータ・ト
ランザクションでデータを転送しなければならない場合
は、最終ロード動作の前に1つまたは複数の即時ロード
動作が行われる。
【0019】しかし、転送動作の回数は、特定のユーザ
のニーズに応じて変わることがある。たとえば、後続の
記憶動作によって提供されるデータの総バイト数を制御
装置またはデータ受信側に知らせるために、ユーザが記
憶開始(要求)動作を実施したいと思うこともあろう。
【0020】引き続き図2を参照すると、プロセスはブ
ロック44に進む。ブロック44で、入出力転送の後に
データを転送すべきか否か判定する。上記で論じたよう
に、即時ロード動作、最終ロード動作、即時記憶動作、
最終記憶動作ではデータが転送される。データが転送さ
れない場合は、ブロック38でプロセスが終了する。デ
ータが転送される場合は、ブロック46でデータが転送
される。ブロック48で、データ転送が肯定応答され、
記憶応答動作やロード応答動作などで応答が送られる。
次いでブロック38でプロセスは終了する。
【0021】図3は、本発明によるデータ転送の方法及
びシステムの一部分の一連の事象を示すタイミング図で
ある。図3では、データを転送するのに2回のデータ・
トランザクションが必要な、好ましい実施例における記
憶動作の一連の事象が示されている。信号50は、好ま
しい実施例で利用される同期ブロックを表す。信号52
はEXTSの符号が付けてあるが、入出力転送に関連す
る拡張転送信号を表す。EXTSはデータ処理システム
10によって認識され、そのアドレス転送が入出力転送
であるとデータ処理システム10に警告する。次いでこ
の入出力アドレス転送のための第1と第2のアドレス・
パッケージが、アドレスと記した線54上のアドレス・
バスを介して転送される。
【0022】この例では2回のデータ・トランザクショ
ンが必要なので、即時記憶動作に関するバス・サイクル
1〜3中の入出力転送が示されている。アドレスのみと
記した信号56は、動作がアドレスのみの動作であるこ
とを示すのに利用される。したがって、即時記憶動作中
はデータ・バスを介してデータが転送されるので、好ま
しい実施例では信号56はアサート、すなわちローと
れない。
【0023】即時記憶動作の少し後に、最終記憶動作が
実行される。図3では、これはバス・サイクル4〜6中
に起こるものとして示してある。第1と第2のアドレス
・パッケージは、線54で示すデータ・バスを介して転
送される。この場合も、最終記憶動作ではデータ・バス
を介してデータを転送することが必要なので、好ましい
実施例では、信号56はアサートされない。最後に、記
憶応答動作は、バス・サイクル8〜10で発生するもの
として示してあるが、アドレスのみの転送である。した
がって、これらのバス・サイクル中は信号56がアサー
トされる。上記で論じたように、信号56は、転送がア
ドレスのみの転送であることを示すために利用される。
【0024】図4を参照すると、本発明によるデータ転
送の方法及びシステムの一部分の一連の事象を示すタイ
ミング図が示されている。図4では、データを転送する
のに2回のデータ・トランザクションが必要な、好まし
い実施例でのロード動作のための一連の事象が示されて
いる。信号58、60、64と線62は、図3に関して
述べたのと同じ信号または事象である。
【0025】この例で最初に実行されるロード動作は、
ロード開始(要求)動作である。ロード開始動作はアド
レスのみの動作なので、信号64がアサート、すなわち
ローとされる。ロード開始動作用の動作要求パッケージ
が、線62に示すアドレス・バスを介して転送される。
好ましい実施例では、動作要求パッケージは第1と第2
のアドレス・パッケージを含む。このアドレスのみの転
送では、後続の即時ロード動作または最終ロード動作で
読み取られるデータの総バイト数が含まれており、それ
によって、転送に必要なデータの総量を入出力装置に知
らせる。
【0026】図3に関して説明した例と同様に、2回の
データ・トランザクションが必要であり、したがってバ
ス・サイクル4〜6中に転送される第1と第2のアドレ
ス・パッケージが、即時ロード動作に関して線62上に
示してある。即時ロード動作中にはデータがデータ・バ
スを介して転送されるので、好ましい実施例では信号6
4はアサートされない。即時ロード動作の少し後に、最
終ロード動作が実行される。図4では、この動作はバス
・サイクル7〜9中に起こるものとして示してある。第
1と第2のアドレス・パッケージは、線62で示すアド
レス・バスを介して転送される。この場合も、最終ロー
ド動作ではデータ・バスを介してデータを転送すること
が必要なので、好ましい実施例では、信号64はアサー
トされない。最後に、ロード応答動作は、バス・サイク
ル10〜13中に起こるものとして示してあるが、アド
レスのみの転送である。したがって、これらのバス・サ
イクル中に信号64がアサートされる。
【0027】図5は、本発明によるデータ転送プロセス
を示す高水準論理流れ図である。図5は、好ましい実施
例で記憶動作に関連するプロセスの例である。ブロック
66でプロセスが開始し、ブロック68に移る。ブロッ
ク68で、データを転送するために複数の記憶動作が必
要か否か判定する。複数の記憶動作が必要な場合、ブロ
ック70に進んで、即時記憶動作を実行する。その後ブ
ロック68に戻る。1回の記憶動作しか必要でない場合
は、ブロック72で最終記憶動作が実行される。最終記
憶動作の後、ブロック74で記憶応答動作が行われる。
最後にブロック76でプロセスが終了する。
【0028】図6を参照すると、本発明によるデータ転
送プロセスを示す高水準論理流れ図が示されている。図
6は、好ましい実施例でロード動作に関連するプロセス
の例である。ブロック78でプロセスが開始し、次いで
ブロック80に移る。ブロック80で、データを転送す
るのに複数のロード動作が必要か否か判定する。複数の
ロード動作が必要な場合、ブロック82に進んで、即時
ロード動作を実行する。その後ブロック80に戻る。デ
ータを転送するために1回のロード動作しか必要でない
場合は、ブロック84で最終ロード動作が実行される。
最終ロード動作の後、ブロック86でロード応答動作が
行われる。最後に、ブロック88でプロセスが終了す
る。
【0029】図7は、本発明によるデータ転送プロセス
を示す高水準論理流れ図である。図7は、ロード開始
(要求)動作に関連するプロセスの例である。好ましい
実施例では、図7に示すプロセスは、図6のブロック8
0に示したステップより前に実行される。
【0030】ブロック90でプロセスが開始し、その後
ブロック92に移る。ブロック92で、ロード開始(要
求)コマンドを制御装置または入出力装置に送る。好ま
しい実施例では、ロード開始(要求)コマンドは、後続
の即時ロード動作または最終ロード動作で提供しなけれ
ばならないデータの総バイト数を制御装置または入出力
装置に警告するために使用される。次いでブロック94
に進み、データが転送の準備ができているか否か判定す
る。データが転送の準備ができていない場合は、ブロッ
ク94に戻る。データが転送の準備ができている場合
は、ブロック96に移り、データを転送する。最後に、
ブロック98でプロセスが終了する。
【0031】以上のことから、当業者なら、データ処理
システムにおいてデータ転送を機能強化するために要求
動作を利用する方法及びシステムが開示されたことを理
解できよう。本発明の方法及びシステムの利点として
は、入出力転送のためのエラー検出、厳密に順序付けさ
れたアクセス、メモリ転送と入出力転送の両方向の単一
バス・インターフェース、及びアドレス・トランザクシ
ョンとデータ・トランザクションが分割されて、入出力
動作中にシステム・バス上で他のトランザクションが可
能なことがある。また、本発明により、アドレス・バス
と、データ・バスと、メモリに関連する第1アドレス空
間と、入出力装置に関連する第2アドレス空間とを有す
るデータ処理システムにおいて、前記データ処理システ
ム内の第1の装置と第2の装置の間で情報を転送する間
に前記データ処理システム内で他の 装置に他の情報を同
時に転送することを許可することが可能となる。
【0032】本発明に関して、以下の事項について開示
する。 (1)第1アドレス空間を有する第1の装置と、第2ア
ドレス空間を有する第2の装置との間で情報を転送する
データ処理システムにおいて情報を転送する方法であっ
て、前記データ処理システムは、アドレス・バス及びデ
ータ・バスを含むシステム・バスを有し、前記情報を転
送する方法は、入出力転送に関連する転送であることを
示す制御信号の下で前記第2アドレス空間内のアドレス
に対して転送される情報を識別するための第1及び第2
のアドレス・パッケージを含む転送情報信号を、前記第
1の装置から前記第2の装置に転送するステップと、入
出力転送に関連する転送であることを示す制御信号の下
で前記第1及び第2のアドレス・パッケージに含まれる
情報に関連して、前記データ・バスを介して、前記第1
の装置と前記第2の装置の間でデータを転送するステッ
プと、前記データ・バス上での転送を含まず、前記アド
レス・バスのみの転送であることを示す制御信号の下で
前記転送されたデータに応答して、前記アドレス・バス
を介して、データ転送を肯定応答する応答信号を送るス
テップとを含み、前記第1のアドレス・パッケージは、
前記第1の装置に関連する第1識別子と、前記第2の装
置に関連する第2の識別子を含み、前記第2のアドレス
・パッケージは、転送される情報の総量を表す値と、情
報の転送先のアドレスを含むことを特徴とする情報を転
送する方法。 (2)第1アドレス空間を有する第1の装置と、第2ア
ドレス空間を有する第2の装置との間で情報を転送する
データ処理システムであって、前記データ処理システム
は、アドレス・バス及びデータ・バスを含むシステム・
バスと、入出力転送に関連する転送であることを示す制
御信号の下で前記第2アドレス空間内のアドレスに対し
て転送される情報を識別するための第1及び第2のアド
レス・パッケージを含む転送情報信号を、前記第1の装
置から前記第2の装置に転送する手段と、入出力転送に
関連する転送であることを示す制御信号の下で前記第1
及び第2のアドレス・パッケージに含まれる情報に関連
して、前記データ・バスを介して、前記第1の装置と前
記第2の装置の間でデータを転送する手段と、前記デー
タ・バス上での転送を含まず、前記アドレス・バスのみ
の転送であることを示す制御信号の下で前記転送された
データに応答して、前記アドレス・バスを介して、デー
タ転送を肯定応答する応答信号を送る手段とを含み、前
記第1のアドレス・パッケージは、前記第1の装置に関
連する第1識別子と、前記第2の装置に関連する第2の
識別子を含み、前記第2のアドレス・パッケージは、転
送される情報の総量を表す値と、情報の転送先のアドレ
スを含むことを特徴とするデータ処理システム。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法及びシステムを実施するために利
用できるデータ処理システムを示す高水準構成図であ
る。
【図2】本発明によるデータ転送プロセスを示す高水準
論理流れ図である。
【図3】本発明によるデータ転送の方法及びシステムの
一部分に関する一連の事象を示すタイミング図である。
【図4】本発明によるデータ転送の方法及びシステムの
一部分に関する一連の事象を示すタイミング図である。
【図5】本発明によるデータ転送プロセスを示す高水準
論理流れ図である。
【図6】本発明によるデータ転送プロセスを示す高水準
論理流れ図である。
【図7】本発明によるデータ転送プロセスを示す高水準
論理流れ図である。
【符号の説明】
12 プロセッサ 14 プロセッサ 16 プロセッサ 18 メモリ 20 メモリ 22 入出力装置 24 入出力装置 26 入出力装置 28 バス 30 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル・スコット・アレン アメリカ合衆国78704、テキサス州オー スチン、シーダービュー・ドライブ 3002 (72)発明者 マイケル・ジュリオ・ガルシア アメリカ合衆国78749、テキサス州オー スチン、ケイビュー・ドライブ 5803 (72)発明者 チャールズ・ロバーツ・モア アメリカ合衆国78750、テキサス州オー スチン、ロイヤルウッド・ドライブ 8802 (72)発明者 ロバート・ジェームズ・リース アメリカ合衆国78717、テキサス州オー スチン、エフライム・ロード 8100 (56)参考文献 特開 昭63−155249(JP,A) 特開 昭63−226757(JP,A) 特開 昭63−311466(JP,A) 特開 昭64−7242(JP,A) 特開 昭63−52245(JP,A) 特開 平4−163657(JP,A) インターフェース 1992、5月号 P 158〜175

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1アドレス空間を有する第1の装置と、
    第2アドレス空間を有する第2の装置との間で情報を転
    送するデータ処理システムにおいて情報を転送する方法
    であって、 前記データ処理システムは、アドレス・バス及びデータ
    ・バスを含むシステム・バスを有し、 前記情報を転送する方法は、入出力転送に関連する転送であることを示す制御信号の
    下で 前記第2アドレス空間内のアドレスに対して転送さ
    れる情報を識別するための第1及び第2のアドレス・パ
    ッケージを含む転送情報信号を、前記第1の装置から前
    記第2の装置に転送するステップと、入出力転送に関連する転送であることを示す制御信号の
    下で 前記第1及び第2のアドレス・パッケージに含まれ
    る情報に関連して、前記データ・バスを介して、前記第
    1の装置と前記第2の装置の間でデータを転送するステ
    ップと、前記データ・バス上での転送を含まず、前記アドレス・
    バスのみの転送であることを示す制御信号の下で 前記転
    送されたデータに応答して、前記アドレス・バスを介し
    て、データ転送を肯定応答する応答信号を送るステップ
    とを含み、 前記第1のアドレス・パッケージは、前記第1の装置に
    関連する第1識別子と、前記第2の装置に関連する第2
    の識別子を含み、 前記第2のアドレス・パッケージは、転送される情報の
    総量を表す値と、情報の転送先のアドレスを含むことを
    特徴とする情報を転送する方法。
  2. 【請求項2】第1アドレス空間を有する第1の装置と、
    第2アドレス空間を有する第2の装置との間で情報を転
    送するデータ処理システムであって、 前記データ処理システムは、 アドレス・バス及びデータ・バスを含むシステム・バス
    と、入出力転送に関連する転送であることを示す制御信号の
    下で 前記第2アドレス空間内のアドレスに対して転送さ
    れる情報を識別するための第1及び第2のアドレス・パ
    ッケージを含む転送情報信号を、前記第1の装置から前
    記第2の装置に転送する手段と、入出力転送に関連する転送であることを示す制御信号の
    下で 前記第1及び第2のアドレス・パッケージに含まれ
    る情報に関連して、前記データ・バスを介して、前記第
    1の装置と前記第2の装置の間でデータを転送する手段
    と、前記データ・バス上での転送を含まず、前記アドレス・
    バスのみの転送であることを示す制御信号の下で 前記転
    送されたデータに応答して、前記アドレス・バスを介し
    て、データ転送を肯定応答する応答信号を送る手段とを
    含み、 前記第1のアドレス・パッケージは、前記第1の装置に
    関連する第1識別子と、前記第2の装置に関連する第2
    の識別子を含み、 前記第2のアドレス・パッケージは、転送される情報の
    総量を表す値と、情報の転送先のアドレスを含むことを
    特徴とするデータ処理システム。
JP32722593A 1993-01-29 1993-12-24 データ転送方法及びデータ処理システム Expired - Fee Related JP3261665B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US1090193A 1993-01-29 1993-01-29
US010901 1996-01-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0713918A JPH0713918A (ja) 1995-01-17
JP3261665B2 true JP3261665B2 (ja) 2002-03-04

Family

ID=21747951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32722593A Expired - Fee Related JP3261665B2 (ja) 1993-01-29 1993-12-24 データ転送方法及びデータ処理システム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5692218A (ja)
EP (1) EP0609083A1 (ja)
JP (1) JP3261665B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1191533C (zh) * 1994-08-31 2005-03-02 国际商业机器公司 用于设备间通信的系统与方法
JP2003281074A (ja) * 2002-03-19 2003-10-03 Fujitsu Ltd ダイレクトメモリアクセス装置

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5892025A (ja) * 1981-11-26 1983-06-01 Hitachi Ltd デ−タ処理方式
US4543626A (en) * 1982-12-06 1985-09-24 Digital Equipment Corporation Apparatus and method for controlling digital data processing system employing multiple processors
US4901232A (en) * 1983-05-19 1990-02-13 Data General Corporation I/O controller for controlling the sequencing of execution of I/O commands and for permitting modification of I/O controller operation by a host processor
US4698746A (en) * 1983-05-25 1987-10-06 Ramtek Corporation Multiprocessor communication method and apparatus
AU564271B2 (en) * 1983-09-22 1987-08-06 Digital Equipment Corporation Retry mechanism for releasing control of a communications path in a digital computer system
JPS62243058A (ja) * 1986-04-15 1987-10-23 Fanuc Ltd マルチプロセツサシステムの割込制御方法
JPS6352245A (ja) * 1986-08-21 1988-03-05 Ascii Corp メモリ装置
US4851990A (en) * 1987-02-09 1989-07-25 Advanced Micro Devices, Inc. High performance processor interface between a single chip processor and off chip memory means having a dedicated and shared bus structure
JPS63311466A (ja) * 1987-06-13 1988-12-20 Fujitsu Ten Ltd 書込みまたは読出し方式
JPS647242A (en) * 1987-06-30 1989-01-11 Fujitsu Ltd Store control system for channel control unit
US4872110A (en) * 1987-09-03 1989-10-03 Bull Hn Information Systems Inc. Storage of input/output command timeout and acknowledge responses
JPH0746334B2 (ja) * 1988-01-28 1995-05-17 株式会社日立製作所 インターフェース制御回路
JPH03501986A (ja) * 1988-10-28 1991-05-09 フセソユズニ ナウチノ‐イススレドバテルスキ イ プロエクトノ‐コンストルクトルスキ インスティテュト ネフトヤノゴ マシノストロエニア (ベーエヌイーイーネフテマシュ) ドリル鑿井機械の回転台のパイプつかみ
EP0490988A4 (en) * 1989-09-08 1993-05-12 Auspex Systems, Inc. Enhanced vmebus protocol utilizing pseudosynchronous handshaking and block mode data transfer
JPH04163655A (ja) * 1990-10-26 1992-06-09 Mitsubishi Electric Corp 入出力装置
US5237567A (en) * 1990-10-31 1993-08-17 Control Data Systems, Inc. Processor communication bus
US5379396A (en) * 1991-10-11 1995-01-03 Intel Corporation Write ordering for microprocessor depending on cache hit and write buffer content
JP2502932B2 (ja) * 1993-01-29 1996-05-29 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション デ―タ転送方法及びデ―タ処理システム

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
インターフェース 1992、5月号 P158〜175

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0713918A (ja) 1995-01-17
EP0609083A1 (en) 1994-08-03
US5692218A (en) 1997-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4860244A (en) Buffer system for input/output portion of digital data processing system
US5428799A (en) Redirection of interrupts to microprocessors
US5878248A (en) Device access controller for virtual video/keyboard/mouse input/output for remote system management and maintenance
GB1588807A (en) Power interlock system for a multiprocessor
JPH01197866A (ja) インターフエース装置と方法
EP0427023B1 (en) Data transmission control apparatus for parallel processing system
JP3261665B2 (ja) データ転送方法及びデータ処理システム
JP2502932B2 (ja) デ―タ転送方法及びデ―タ処理システム
US6154789A (en) Peripheral controller comprising first messaging unit for communication with first OS driver and second messaging unit for communication with second OS driver for mass-storage peripheral
JPH06274462A (ja) 共有メモリの非同期書込み方式
JP3110024B2 (ja) メモリ制御システム
JPH0661074B2 (ja) アクセス制御装置、バスの遊休時間を最小化する方法、dma制御装置、及びdmaデータ転送方法
JP3162459B2 (ja) データ処理装置
JPH07306946A (ja) トランザクション合成による並行読み取り処理
JP2615677B2 (ja) 共用拡張記憶制御方式
JP2574821B2 (ja) ダイレクトメモリアクセス・コントローラ
JP3465161B2 (ja) メモリ・カード・インタフェース方法
JP3299147B2 (ja) キャッシュ制御回路
JP2533886B2 (ja) デ―タ転送方式
JPS6097459A (ja) デ−タ処理システム同期方法
JP3594952B2 (ja) 中央システムの操作を実行するための中央システムと衛星システムとの間のリンク
JPS61165160A (ja) バス制御方式
JPH076117A (ja) データ転送方式及びデータ転送装置
JPH0131224B2 (ja)
JPH0511339B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071221

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081221

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees