JP3256417B2 - 自動車用灯具 - Google Patents

自動車用灯具

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JP3256417B2 JP22871095A JP22871095A JP3256417B2 JP 3256417 B2 JP3256417 B2 JP 3256417B2 JP 22871095 A JP22871095 A JP 22871095A JP 22871095 A JP22871095 A JP 22871095A JP 3256417 B2 JP3256417 B2 JP 3256417B2
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一夫 秋山
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    • B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/02—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
    • B60Q1/04—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
    • B60Q1/0408—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights built into the vehicle body, e.g. details concerning the mounting of the headlamps on the vehicle body
    • B60Q1/0466—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights built into the vehicle body, e.g. details concerning the mounting of the headlamps on the vehicle body with arrangement for sealing the headlamp with respect to the vehicle body, or for concealling gaps between the headlamp and the vehicle body
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21—LIGHTING
    • F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/20—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
    • F21S41/29—Attachment thereof
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21—LIGHTING
    • F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S45/00—Arrangements within vehicle lighting devices specially adapted for vehicle exteriors, for purposes other than emission or distribution of light
    • F21S45/50—Waterproofing
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21—LIGHTING
    • F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V31/00—Gas-tight or water-tight arrangements
    • F21V31/005—Sealing arrangements therefor

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、灯具ボディと車体
パネルとの間に灯具の背面側をシールするためのガスケ
ットを介在させて、バルブ等への配線が設けられている
灯具背面側に水や塵等が侵入しないようにした自動車用
灯具に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の灯具としては、例えば特開平３
−１５７４８号が知られており、これは、図５に示すよ
うに、灯具ボディ１の背面壁に、バルブ挿着孔２を取り
囲むようにシール足２を形成し、このシール足２と車体
パネル６との間にガスケット８を介在させた構造となっ
ている。ガスケット８の表裏両面には高粘着面が形成さ
れて、シール足８および車体パネル６の双方に接着され
た状態となっている。符号３は前面レンズ、符号４はバ
ルブである。
【０００３】図６は、他の従来技術の要部の断面を示し
ており、ガスケット８Ａは、横断面コ字型のエンドレス
な帯形状に形成されており、シール足２の先端部に必要
に応じ接着剤を用いて被着するようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のガスケ
ット８は、シート状のものをシール足２の先端部に整合
する枠形状に切断されて形成されており、材料の歩留り
が非常に悪く、コスト高につながっていた。またガスケ
ット８の高粘着面は、実際には両面テープによって構成
されており、即ち、ガスケット８の表裏両面にはそれぞ
れ剥離紙付両面テープが貼り付けられた構造となってい
る。このため従来の灯具において、ガスケット８をシー
ル足２と車体パネル６間に介在させるには、灯具を車体
に組付ける際に、まずガスケット８の一方の面の剥離紙
を剥がして露呈させた粘着面をシール足２に押し付ける
ことで、ガスケット８をシール足２に接着一体化する。
次に、ガスケット８の表面の他の剥離紙を剥がした状態
にして、灯具を車体に取り付けることで、ガスケット８
の粘着面を車体パネル６に接着させるようになってお
り、非常に面倒な作業で、時間もかかるという問題があ
った。
【０００５】また第２の従来技術におけるガスケット８
Ａは、射出成形により形成されており、金型等の設備費
が高い。さらに灯具を車体に組付けるに先立って、シー
ル足２にガスケット８Ａを被着せねばならず、非常に面
倒であった。また接着剤を用いない場合は、ガスケット
８Ａが脱落するおそれもあった。本発明は前記従来技術
の問題点に鑑みなされたもので、その目的は、シール足
と車体パネル間に介在されるガスケットの材料の歩留り
に優れ、しかも組付作業を簡素化できるガスケットを備
えた自動車用灯具を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係わる自動車用灯具においては、灯具ボデ
ィと車体パネルとの間に灯具の背面側をシールするため
のガスケットを介在させた自動車用灯具において、前記
灯具ボディにガスケット介装用のシール足を周設し、こ
のシール足の先端部に発泡性ガスケットを成形一体化す
るようにしたもので、ガスケットは灯具ボディに設けら
れたシール足に発泡成形一体化されて、シール足に密着
しており、ガスケットをシール足に接着等により取り付
ける必要がない。さらに、ガスケット介装用シール足の
先端部が遊合できる大きさのガスケット成形溝を形成し
たガスケット転写用治具のこの成形溝に発泡性ガスケッ
ト材料を装填し、次いでシール足先端部をガスケット材
料に圧着した状態に保持して発泡性ガスケットを固化さ
せた後に、ガスケットとガスケット転写用治具とを分離
するようにしたもので、発泡性ガスケット材料のガスケ
ット転写用治具への装填と、シール足のガスケット材料
への圧着保持と、ガスケットの離型とを自動化すること
で、シール足先端部へのガスケットの成形一体化工程の
自動化が可能となる。請求項２おいては、請求項１記載
の自動車用灯具において、シール足の先端部に、発泡性
ガスケットの成形に先立って、活性化処理を施すように
したもので、シール足の先端部は、活性化処理が施され
ることで、成形されたガスケットの接着性および密着性
が高くなる。
【０００７】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、実
施例に基づいて説明する。図１〜図３は本発明の第１の
実施例であるクリアランスランプを示すもので、図１は
クリアランスランプの縦断面図、図２は一部を破断して
示すランプボディの斜視図、図３はシール足にガスケッ
トを成形一体化する工程を説明する図である。
【０００８】これらの図において、符号１０は容器状の
ランプボディで、ランプボディ１０の内周面には放物面
形状のリフレクター１０ａが一体に形成されている。符
号１２は、ランプボディ１０の前面開口部に組付けられ
ている前面レンズ、符号１１は、ランプボディ１０の後
頂部に形成されているバルブ挿着孔で、このバルブ挿着
孔１１には光源であるバルブ１４が挿着されている。
【０００９】符号１６は、ランプボディ１０の背面壁か
ら後方に延出し、バルブ挿着孔１１を取り囲むように、
延在するシール足で、シール足１６の先端部と車体パネ
ル１８間には発泡性ガスケット２０が介装されている。
発泡性ガスケット２０は、シール足１６の先端部１６ａ
に成形一体化された構造で、シール足１６との密着力が
大きく、簡単にシール足１６から脱落することはない。
【００１０】従って従来のように両面テープや接着剤を
使ってガスケットをシール足に接着させる手間が省ける
とともに、シール足と車体パネル間にガスケットを介在
させることも非常に容易となる。即ち、ガスケット２０
が予めシール足１６に成形一体化されているため、ラン
プを車体に取り付けると同時に、ガスケット２０をシー
ル足１６と車体パネル１８間に介装させることができ
る。換言すれば、ランプを車体に取り付ければ、自ずと
ガスケット２０がシール足１６と車体パネル１８間に圧
接保持された状態となる。
【００１１】またガスケット２０は、成型によりシール
足１６に一体化されているため、寸法精度がよく、しか
も表面は平滑である。従って、ガスケット２０の車体パ
ネル１８への密着度、即ち、気密性に優れ、ランプ前面
側から水や塵がランプ背面側に侵入することを確実に阻
止できる。次に、ガスケット２０をシール足１６に成形
一体化する工程を、図３に基づいて説明する。なお、図
３における符号３０は、水平に載置された金属製平板状
の転写用治具で、治具３０の表側には、シール足１６の
延在方向に沿って延び、シール足先端部１６が遊合でき
るガスケット成形用の溝３２が形成され、溝３２の内周
面には離型剤が塗布されている。
【００１２】まず図３（ａ）に示すように、治具３０の
成形溝３２内にノズル３４から発泡性ガスケット材料を
塗布（装填）し、図３（ｂ）に示すように、数秒間放置
して溝３２内のガスケット材料を発泡膨出させる。次
に、図３（ｃ）に示すように、シール足を下方に向けた
ランプボディ１０を上方から下降させて、成形溝３２内
にインサートしたシール足１６を所定時間（数秒間）ガ
スケット材料に圧着保持することで、ガスケット２０の
表面を硬化させる。次に、図３（ｄ）に示すように、ガ
スケット２０をランプボディ１０（シール足１６）とと
もに離型し、所定時間（数秒間）大気中に放置すること
で、ガスケット２０を硬化させて、シール足１６に成形
一体化させる。
【００１３】なおガスケット２０のシール足１６への接
着性を向上させるためには、必要に応じて、シール足１
６にプライマー，フレーム，ＵＶ，コロナ，プラズマ等
の表面活性化処理を施しておくことが望ましい。またラ
ンプボディ１０（シール足１６）の素材としては、ＡＢ
Ｓ，ＡＡＳ，ＰＭＭＡやＰＰ等の樹脂が考えられ、一
方、発泡性ガスケット材料としては、ポリエステル，一
液ウレタン，二液ウレタン，シリコン樹脂等をベースと
した発泡材料であって、バルブの発熱に耐え得るよう
に、８０℃の耐熱性を備えたものが望ましい。
【００１４】また前記した図３に示すガスケットの成形
工程のうち、ノズル３４によるガスケット材料の塗布工
程（図３（ａ））と、把持したランプボディ１０を下降
させて、シール足１６を成形溝３２内の発泡ガスケット
材料にインサートする圧着工程（図３（ｃ））と、把持
したランプボディ１０を上昇させることで、シール足１
６ともどもガスケット２０を成形溝３２から分離する離
型工程（図３（ｄ））とを、自動化することで、作業者
は、ランプボディ１０の自動化ラインへのセットと、ガ
スケット２０を成形一体化したランプボディ１０の自動
化ラインからの取り出しとを行うだけでよく、人手によ
る作業を大幅に省いた大量処理が可能となる。
【００１５】図４は、本発明の第２の実施例であるクリ
アランスランプの縦断面図を示すものである。前記第１
の実施例では、ランプボディ１０の背面壁のバルブ挿着
孔１１を取り囲む位置にシール足１６が周設されていた
が、本実施例では、ランプボディ１０前面開口部に周設
されているシール溝１３の底部に、シール溝１３に沿っ
てシール足１７が形成されており、このシール足１７の
先端部１７ａに発泡性ガスケット２０が成形一体化され
た構造となっている。
【００１６】その他は前記第１の実施例と同一であり、
同一の符号を付すことによりその説明は省略する。
【００１７】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る自動車用灯具によれば、成形溝に塗布した発泡ガ
スケット材料にシール足をインサートすることでガスケ
ットをシール足に成形一体化できるので、ガスケット材
料の歩留りが非常によく、それだけガスケットのコスト
ひいては灯具のコストを安価にできる。またガスケット
はシール足に強固に一体化されており、灯具を車体に取
り付けると同時に、シール足と車体パネルとの間にガス
ケットが介在された状態となるので、灯具の車体への取
付およびガスケットの介装作業が非常に簡略化される。
またガスケットは、シール足に密着するとともに、灯具
が車体に取り付けられることで、車体パネルにも密着状
態となるので、従来のガスケットに比べてシール性が劣
ることもない。また、シール足先端部へのガスケットの
成形一体化工程の自動化が容易で、自動化することで灯
具の低コスト量産化を達成できる。請求項２によれば、
発泡性ガスケットは、活性化処理されたシール足との接
着性が高いため、それだけシール足からガスケットが脱
落しにくく、ガスケットを一体化した灯具の取扱い、灯
具の車体への取付け作業およびガスケットの介装作業が
すべて容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施例であるクリアランスラン
プの縦断面図
【図２】一部を破断して示すランプボディの斜視図
【図３】シール足にガスケットを成形一体化する工程を
説明する図
【図４】本発明の第２の実施例であるクリアランスラン
プの縦断面図
【図５】従来の自動車用灯具の断面図
【図６】他の従来技術の要部断面図
【符号の説明】
１０ 灯具ボディ（ランプボディ） １６，１７ シール足 １６ａ，１７ａ シール足先端部 １８ 車体パネル ２０ ガスケット ３０ ガスケット転写用治具 ３２ 成形溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平３−15748（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−21008（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B60Q 1/00 F21S 8/10 F21W 101:14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 灯具ボディと車体パネルとの間に灯具の
    背面側をシールするためのガスケットを介在させた自動
    車用灯具において、前記灯具ボディにはガスケット介装
    用のシール足が周設され、このシール足の先端部には発
    泡性ガスケットが成形一体化され、前記シール足先端部
    へのガスケットの成形一体化工程は、ガスケット介装用
    シール足の先端部が遊合できる大きさのガスケット成形
    溝が形成されたガスケット転写用治具のこの成形溝に発
    泡性ガスケット材料を装填し、次いでシール足先端部を
    ガスケット材料に圧着した状態に保持して発泡性ガスケ
    ットを固化させた後に、ガスケットとガスケット転写用
    治具とを分離するように構成されたことを特徴とする自
    動車用灯具。
  2. 【請求項２】 前記シール足の先端部には、発泡性ガス
    ケットの成形に先立って、活性化処理が施されているこ
    とを特徴とする請求項１記載の自動車用灯具。
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