JP3700735B2 - 仮止めクリップ付き車両用ウインドガラスとその製造方法およびその取付け方法 - Google Patents

仮止めクリップ付き車両用ウインドガラスとその製造方法およびその取付け方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3700735B2
JP3700735B2 JP29755296A JP29755296A JP3700735B2 JP 3700735 B2 JP3700735 B2 JP 3700735B2 JP 29755296 A JP29755296 A JP 29755296A JP 29755296 A JP29755296 A JP 29755296A JP 3700735 B2 JP3700735 B2 JP 3700735B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
window glass
flexible
temporary fixing
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29755296A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10119567A (ja
Inventor
秀之 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP29755296A priority Critical patent/JP3700735B2/ja
Publication of JPH10119567A publication Critical patent/JPH10119567A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3700735B2 publication Critical patent/JP3700735B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14336Coating a portion of the article, e.g. the edge of the article
    • B29C45/14434Coating brittle material, e.g. glass
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14336Coating a portion of the article, e.g. the edge of the article
    • B29C45/14377Coating a portion of the article, e.g. the edge of the article using an additional insert, e.g. a fastening element

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、作業性を改善して車両用ガラスを車体側の開口枠部に円滑に仮止めすることができる仮止めクリップ付き車両用ウインドガラスおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両側の開口枠部により画成されれる開口面に覆設される車両用ガラスは、開口枠部に対し接着剤を用いて固定する手法が多く採用されるようになってきている。
【0003】
また、上記手法による場合には、接着剤が固化して所定の接着強度を発揮するまでには数時間を要することから、あらかじめ車両用ガラスの側に嵌合用突起を配設しておき、開口枠部の側に設けてある嵌合用孔に前記嵌合用突起を嵌着することにより、接着剤が固化するまでの間、安定的に仮止めする手法も提案されるに至っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記仮止め手法による場合には、嵌合用孔を設けるための必要スペースを開口枠部の周縁部に確保しなければならないほか、嵌合用孔自体も前記嵌合用突起と正対する正確な位置関係のもとで開口枠部の側に設けておかなければならないなどの煩雑さがあった。
【0005】
本発明は従来手法にみられた上記課題に鑑み、開口枠部の側に仮止めのための前加工処理を施すことなく、極く簡易に車両用ガラスを開口枠部の側に仮止めすることができる仮止めクリップ付き車両用ガラスおよびその製造方法を提供することにその目的がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成すべくなされたものであり、このうち、仮止めクリップ付き車両用ウインドガラスは、車両の開口枠部に固定される車両用ウインドガラスと、固着用の基台部と該基台部に対しその面方向へと支腕状に拡開させた一対の可撓性挟着片と該可撓性着片と基台部との間に設けられた空隙と可撓性挟着片の開放端部に向かって傾斜する傾斜部とを備える仮止めクリップとで構成され、
該仮止めクリップは、前記一対の可撓性挟着片の拡開方向が車両側の開口枠部と対面する位置関係のもとで前記基台部を介して車両用ウインドガラスの内側周縁部に埋設して固着され、開口枠部に向けて車両用ウインドガラスが押圧された際に拡開状態がさらに大きく拡開され、開口枠部が前記空隙に達したときに拡開状態がもとの状態に戻り、可撓性着片と開口枠部とが係合するものであることにその構成上の特徴がある。
【0007】
また、仮止めクリップ付き車両用ウインドガラスの製造方法は、樹脂成形用の金型に車両用ウインドガラスを装着して周縁部を挟持し、金型の内壁と車両用ウインドガラスの周縁部によって形成されるキャビティー空間内に樹脂を注入して車両用ウインドガラスの周縁部に枠体を一体成形するに際し、車両用ウインドガラスを金型に装着しキャビティー空間内にその周縁部を定置させて樹脂を注入するとき、固着用の基台部に対しその面方向へと支腕状に拡開させた一対の可撓性挟着片と可撓性挟着片の開放端部に向かって傾斜する傾斜部を備える仮止めクリップを、前記一対の可撓性挟着片の拡開方向が車両用ウインドガラスの周縁部となる位置関係のもとでキャビティー空間内に前記基台部の側のみを配置することにより、車両用ウインドガラスの周縁部に前記基台部を埋設して一対の可撓性挟着片を表出させた仮止めクリップを備える枠体を一体に成形することにより行われる。
また、仮止めクリップ付き車両用ウインドガラスを車両側開口枠部に仮止めする方法は、ウインドガラスとの間に接着剤を介在させた開口枠部の開口縁に一対の可撓性挟着片の拡開方向を対面させる工程と、車両用ウインドガラスに取り付けられた前記仮止めクリップの一対の可撓性挟着片が開口枠部の開口縁側に押圧され、前記挟着片の傾斜部によって前記挟着片をより拡開される工程と、前記挟着片の開放端部が前記開口縁よりも車両用ウインドガラスの中心方向に位置すると、前記開口枠部が前記挟着片の基台部と前記挟着片 によって形成される空隙に達し前記挟着片が押圧前の状態に戻る工程とを備え、前記開放端部を前記開口縁よりも車両用ウインドガラスの外周側に位置させることにより可撓性挟着片と開口枠部とを係合させることにより行われる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る仮止めクリップ付き車両用ウインドガラスの一例を示す要部説明図を、図2は、仮止めクリップ自体の一例としての正面図を、図3は、本発明に係る仮止めクリップ付き車両用ウインドガラスを車両側の開口枠部に取り付けた際の要部断面図をそれぞれ示す。
【0009】
これらの図によれば、その全体は、開口面2を覆って車両側の開口枠部1に固定される車両用ウインドガラス11と、固着用の基台部22に対しその面方向へと支腕状に拡開させた一対の可撓性挟着片28,28を備える仮止めクリップ21とで構成されている。
【0010】
このうち、仮止めクリップ21の全体は、少なくとも一側表面に平坦面22aを備える基台部22と、該基台部22の平坦面22aとの間での挟持力の生成を自在に基台部22に固設される一対の可撓性挟着片28,28とを、例えば合成樹脂材を用いるなどして一体形成することにより構成されている。
【0011】
このうち、基台部22は、一対の可撓性挟着片28,28が配設される基片部23と、これら可撓性挟着片28の配設位置とは反対側に位置する基片部23上に複数本の支骨24を介して配設された天板部25との間に中空部26を備えて形成されている。なお、本発明における基台部22は、一対の可撓性挟着片28,28が配設される側に平坦面22aを備えているものであれば、図示例以外の適宜の構造、例えば支骨24を介在させずに同等の全体厚みを有する基片部23のみからなり、かつ基片部23の厚さ方向と交差する方向に中空部を有するものなどであってもよい。
【0012】
また、上記基台部22に固設される一対の可撓性挟着片28,28は、基台部22の下面側に適宜長さのもとで垂設された支柱部27に対し、前記基台部22の平坦面22aとの間に空隙tを形成してその面方向へと略ハ字や略V字を呈する支腕状となって拡開するように延設されている。
【0013】
さらに、前記可撓性挟着片28のそれぞれは、その開放端部28a側の高さを低くか、その拡開側に向かってテーパーを設けるかすることにより、以下に述べる可撓性着片28に働く押圧力による拡開状態をさらに広げることを容易にできるので望ましい。具体的には、図示例のように可撓性挟着片28の先端に位置する部位が最も高さが低くなるように傾斜する傾斜部分29aを設け、かつ、拡開側に向かってテーパーを設けられてなる斜面部29bとで、可撓性着片の傾斜部29を形成することが望ましい。
【0014】
また、上記構成からなる仮止めクリップ21は、前記一対の可撓性挟着片28,28の拡開方向が車両側の開口枠部1の開口縁1aと対面する位置関係のもとで前記基台部22を介して車両用ウインドガラス11の内側周縁部12aに固着されている。
【0015】
これを図示例によりさらに詳しく説明すれば、図3に示すように合成樹脂からなる枠体15が車両用ウインドガラス11の周縁部12に隠蔽機能をも兼ねて一体成形されて配設されるものである場合には、枠体15において隠蔽機能を担当している部位に基台部22を埋め込むように埋設することにより、一対の可撓性挟着片28,28を表出させた状態のもとで仮止めクリップ21が車両用ウインドガラス11に固着されている。また、図5に示すようにクリップ取付け用樹脂部材16が枠体15とは別体となって配設されている場合には、クリップ取付け用樹脂部材16に基台部22を埋設することにより仮止めクリップ21を固着するものであってもよい。
【0016】
このとき、仮止めクリップ21は、図3に示すように一対の可撓性挟着片28,28の拡開方向が車両側の開口枠部1と対面する位置関係のもとで車両用ウインドガラス11の内側周縁部12aに位置する枠体15にその基台部22を埋設して配設されることになる
【0017】
本発明に係る仮止めクリップ付き車両用ウインドガラスは、このようにして構成されているので、枠体15と車両側の開口枠部1との間に接着剤3を介在させた後、開口枠部1の開口縁1aに一対の可撓性挟着片28,28の拡開方向を対面させながら車両用ウインドガラス11を開口枠部1の側に向けて強く押圧する。
【0018】
開口枠部1の開口縁1aに一対の可撓性挟着片28,28の開放端部28a,28aが押圧されると、可撓性挟着片28の傾斜部29によって押圧力が分解され、着片28の支腕状態がより拡開される。
【0019】
さらに開口枠部1の開口縁1aが空隙tに位置するまで一対の可撓性挟着片28,28を開口枠部1の開口縁1aに押し付けると、可撓性挟着片28は、その開放端部28aが開口枠部1の開口縁1aよりもウインドガラス11の中心方向に位置するように、さらに拡開する。開放端部28aが開口縁1aよりもウインドガラス11の中心方向に位置すると、可撓性着片28に押圧力が加わらなくなるため、傾斜部29によってより拡開する傾向に加わっていた力が失われることになる。そして、着片28の拡開状態はウインドガラス11が開口枠部1に向けて押圧される前の状態となり、開放端部28aが開口縁1aよりもウインドガラス11の外周側に位置することになる
【0020】
こうして、開口縁1aが空隙tに位置するときに、開放端部28aが開口縁1aよりもウインドガラス11の外周側に位置することによって、開口枠部1に可撓性着片28,28が係合し、車両用ウインドガラス11に固着されている仮止めクリップ21を圧入することにより、強い持力のもとで開口枠部1に取り付けることができる。この際における一連の撓み・拡開は、これらの可撓性着片28に既述の傾斜部29などの形状等を適宜調整して設けておくことにより、より好ましい状態のもとで得ることができる。
【0021】
したがって、車両用ウインドガラス11は、仮止めクリップ21を介して開口枠部1の側に確実、かつ安定的に仮止めすることができる。
【0022】
つまり、車両用ウインドガラス11を開口枠部1の側に接着剤3を介して固定的に取り付けるにあたり、開口枠部1の側には何等の前加工を施すことなく、単に仮止めクリップ21を圧入することにより、極く簡単に仮止めすることができることになる。
【0023】
次に、上記構成からなる仮止めクリップ付き車両用ウインドガラスの製造方法を図4を参照しながら説明すれば、下型32と上型33とからなる樹脂成形用の金型31に車両用ウインドガラス11を装着してその周縁部12を挟持し、金型31の内壁31aと車両用ウインドガラス11の周縁部12によって形成されるキャビティー空間34内にスプール35を介して樹脂を注入し、車両用ウインドガラス11の周縁部12に枠体15を一体成形することにより行われる。
【0024】
この場合、車両用ウインドガラス11を金型31に装着してキャビティー空間34内にその周縁部12を定置させて樹脂を注入する際、図2に示す仮止めクリップ21をキャビティー空間34内に前記基台部22の側のみを配置することにより、車両用ウインドガラス11の周縁部12に一対の可撓性挟着片28,28を表出させた仮止めクリップ21を備える枠体15を一体に成形することができる。
【0025】
しかも、キャビティー空間34内に注入される樹脂は、前記仮止めクリップ21の基台部22が備える中空部26内にも侵入する結果、前記仮止めクリップ21を確実に保持させた状態のもとで枠体15を車両用ウインドガラス11に一体成形できることになる。
【0026】
なお、本発明において前記枠体15は、図5に示すように車両用ウインドガラス11の端面から離間された位置にウインドガラス11の端面を含む位置に設けられる枠体と離間して成形されるクリップ取付け用樹脂部材16を含むものとする。この場合、仮止めクリップ21は、図示しない金型のキャビティー空間内に前記基台部22の側のみを配置することにより、一対の可撓性挟着片28,28を表出させた仮止めクリップ21がクリップ取付け用樹脂部材16と一体となって形成されることになる。これによって、ウインドガラスを接着剤を介して直接開口枠部に取付けるにあたり、開口枠部よりも外周側に接着剤を設ける位置を確保できる。
【0027】
本発明において枠体15とは、車両用ウインドガラス11の周縁部12に形成されるガスケット,モールディング,あるいはウェザーストリップ等を総称したものであり、その全周にわたり、あるいは周囲に部分的に設けられているものをも含む。
【0028】
本発明において車両用ウインドガラス11は、平板状のものであっても湾曲状のものであってもよく、またその材料としては、単板ガラスをはじめとし、強化ガラス、合わせガラス等のガラス板が用いられ、さらに、例えばポリカーボネート類やポリスチレン類等のいわゆるなどの有機透明樹脂材等が用いられてもよい。
【0029】
本発明における枠体15の成形材料としては、例えばPVCのポリマー、PVCとエチレンの共重合体、PVCと酢酸ビニルの共重合体、PVCとプロピレンの共重合体、PVCとエチレン,酢酸ビニルの共重合体の少なくとも1種または2種以上の混合物をベース樹脂として可塑剤等の添加物を加えて軟質材料としてコンパウンドしたものであるが、流動性を高めるためにほかの熱可塑性樹脂をブレンドすることもできる。ブレンドする熱可塑性樹脂としては、塩素化ポリエチレン樹脂、ウレタン変性塩化ビニル樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル系高分子、アクリル樹脂、ポリエステルエラストマー、NBRあるいはSBR等を少なくとも含んでいるゴム、EVA,ABSの少なくとも1種または2種以上の混合物等が用いられる。
【0030】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、車両用ウインドガラスはその内側周縁部に仮止めクリップを備えているので、従来のように嵌合用孔を開口枠部の側に形成しておくなどの前加工を施すことなく、単に仮止めクリップが備える一対の可撓性挟着片を開口枠部に挟着させるだけで極く簡単に車両用ウインドガラスを開口枠部の側に仮止めすることができる。したがって、開口枠部の幅を必要以上に幅広く確保しておく必要をなくして車体設計上の自由度を高めることができるほか、嵌合用孔を開口枠部から一掃して開口枠部に車両用ウインドガラスを取り付けた際の水密性をより優れたものとすることができる。
【0031】
この場合、仮止めクリップが車両用ウインドガラスに一体成形されている枠体に基台部を介して固着されているものであるときは、枠体を一体成形する際に仮止めクリップも車両用ウインドガラスに対し一体的に固着することができるので、作業性を向上させると同時に、高い位置精度のもとで仮止めクリップを車両用ウインドガラスに配設することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る仮止めフック付き車両用ウインドガラスの一例を示す要部斜視図である。
【図2】 図1に示す仮止めフックの全体形状を示す正面図である。
【図3】 本発明に係る仮止めフック付き車両用ウインドガラスの一例について車体側の開口枠部に取り付けた状態を示す要部断面図である。
【図4】 本発明方法にあって金型内における部材相互の配置関係を示す要部説明図である。
【図5】 本発明に係る仮止めフック付き車両用ウインドガラスの他例について車体側の開口枠部に取り付けた状態を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 開口枠部
1a 開口縁
2 開口面
3 接着剤
11 車両用ウインドガラス
12 周縁部
12a 内側周縁部
15 枠体
16 クリップ取付け用樹脂部材
21 仮止めクリップ
22 基台部
22a 平坦面
23 基片部
24 支骨
25 天板部
26 中空部
27 支柱部
28 可撓性挟着片
28a 開放端部
29 傾斜部
29a 傾斜部分
29b 斜面部
31 金型
31a 内壁
32 下型
33 上型
34 キャビティー空間
35 スプール

Claims (4)

  1. 車両の開口枠部に固定される車両用ウインドガラスと、
    固着用の基台部と該基台部に対しその面方向へと支腕状に拡開させた一対の可撓性挟着片と可撓性挟着片の開放端部に向かって傾斜する傾斜部と該可撓性着片と基台部との間に設けられた空隙とを備える仮止めクリップとで構成され、
    該仮止めクリップは、前記一対の可撓性挟着片の拡開方向が車両側の開口枠部と対面する位置関係のもとで、車両用ウインドガラスの内側周縁部に形成される枠体に基台部を埋設して固着され、
    開口枠部の開口縁に向けて車両用ウインドガラスに取り付けられた前記仮止めクリップの一対の可撓性挟着片が押圧された際に、一対の可撓性挟着片の支腕の拡開状態がさらに大きく拡開され、開口枠部の開口縁が前記空隙に達したときに拡開状態がもとの状態に戻り、可撓性着片と開口枠部の開口縁とが係合するものであることを特徴とする仮止めクリップ付き車両用ウインドガラス。
  2. 前記枠体は、車両用ウインドガラスの端面から離間された位置に車両用ウインドガラスの端面を含む位置に設けられる枠体と離間して成形されるクリップ取付け用樹脂部材をも含むことを特徴とする請求項1に記載の車両用ウインドガラス。
  3. 樹脂成形用の金型に車両用ウインドガラスを装着して周縁部を挟持し、金型の内壁と車両用ウインドガラスの周縁部によって形成されるキャビティー空間内に樹脂を注入して車両用ウインドガラスの周縁部に枠体を一体成形する車両用ウインドガラスの製造方法において、
    車両用ウインドガラスを金型に装着しキャビティー空間内にその周縁部を定置させて樹脂を注入する際、固着用の基台部に対しその面方向へと支腕状に拡開させた一対の可撓性挟着片と可撓性挟着片の開放端部に向かって傾斜する傾斜部を備える仮止めクリップを、
    前記一対の可撓性挟着片の拡開方向が車両用ウインドガラスの周縁部となる位置関係のもとでキャビティー空間内に前記基台部の側のみを配置することにより、車両用ウインドガラスの周縁部に前記基台部を埋設して一対の可撓性挟着片を表出させた仮止めクリップを備える枠体を一体に成形することを特徴とする仮止めクリップ付き車両用ウインドガラスの製造方法。
  4. 請求項1に記載の仮止めクリップを埋設した車両用ウインドガラスを、接着剤を介在させ車両側開口枠部に仮止めする方法であって、
    開口枠部の開口縁に一対の可撓性挟着片の拡開方向を対面させる工程と
    車両用ウインドガラスに取り付けられた前記仮止めクリップの一対の可撓性挟着片が開口枠部の開口縁側に押圧され、前記挟着片の傾斜部によって前記挟着片をより拡開される工程と
    前記挟着片の開放端部が前記開口縁よりも車両用ウインドガラスの中心方向に位置すると、前記開口枠部が前記挟着片の基台部と前記挟着片によって形成される空隙に達し前記挟着片が押圧前の状態に戻る工程とを備え
    前記開放端部を前記開口縁よりも車両用ウインドガラスの外周側に位置させることにより可撓性挟着片と開口枠部とを係合させることを特徴とする仮止めクリップ付き車両用ウインドガラスの取付け方法。
JP29755296A 1996-10-18 1996-10-18 仮止めクリップ付き車両用ウインドガラスとその製造方法およびその取付け方法 Expired - Fee Related JP3700735B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29755296A JP3700735B2 (ja) 1996-10-18 1996-10-18 仮止めクリップ付き車両用ウインドガラスとその製造方法およびその取付け方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29755296A JP3700735B2 (ja) 1996-10-18 1996-10-18 仮止めクリップ付き車両用ウインドガラスとその製造方法およびその取付け方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10119567A JPH10119567A (ja) 1998-05-12
JP3700735B2 true JP3700735B2 (ja) 2005-09-28

Family

ID=17848031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29755296A Expired - Fee Related JP3700735B2 (ja) 1996-10-18 1996-10-18 仮止めクリップ付き車両用ウインドガラスとその製造方法およびその取付け方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3700735B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008273501A (ja) * 2007-04-06 2008-11-13 Nippon Sheet Glass Co Ltd モール付きガラス及びその製造方法
US8967228B2 (en) 2012-01-25 2015-03-03 Adelaide Sabb Temporary window

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10119567A (ja) 1998-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5779956A (en) Method for molding a glass run channel corner assembly
JP2515785Y2 (ja) 自動車のウインドガラス取付装置
JP4646083B2 (ja) 成形周辺封止部を備える封入型ウインドウアセンブリ
CA1065368A (en) Window assembly
CZ400198A3 (cs) Modul zalitého pevného okna pro motorové vozidlo a způsob jeho výroby
JP3221825B2 (ja) モール部とリップ部が一体に成形されたウエザーストリップ
JP2004210041A (ja) 自動車用窓ガラス構造
JPS63502023A (ja) モジュラ部品による車輌組立方法
JP3700735B2 (ja) 仮止めクリップ付き車両用ウインドガラスとその製造方法およびその取付け方法
JPH0672144A (ja) 装飾モール付き車両用窓の製造方法
JP3776853B2 (ja) 自動車用ウェザーストリップ
JP3054843B2 (ja) ウエザーストリップの取付構造
JPS60166517A (ja) ウエザ−ストリツプ
JPH1058966A (ja) 仮止め面ファスナー付き車両用ウインドガラスおよびその製造方法
JPS6136406Y2 (ja)
JP3388653B2 (ja) 自動車用ドアトリム
JP2000280756A (ja) ウェザーストリップ取付構造及びウェザーストリップ
JPH0544367B2 (ja)
JP2578628B2 (ja) 自動車用ウインドモールの取付具
JPH0585164A (ja) ウインドガラスの取付構造
JP2932705B2 (ja) ウエザストリップ
JPH0649455Y2 (ja) 車輌用ウィンドウモールディング
JP2004237935A (ja) 面ファスナー付き車両用ウインドウガラスおよびその製造方法
JP2001287549A (ja) 自動車ドアのシール構造
JPH07195434A (ja) 樹脂枠体付き板状体の製造方法および樹脂成形用金型

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050414

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050622

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050705

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080722

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090722

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090722

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100722

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100722

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110722

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees