JPH10119567A - 仮止めクリップ付き車両用ウインドガラスおよびその製造方法 - Google Patents

仮止めクリップ付き車両用ウインドガラスおよびその製造方法

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JPH10119567A
JPH10119567A JP29755296A JP29755296A JPH10119567A JP H10119567 A JPH10119567 A JP H10119567A JP 29755296 A JP29755296 A JP 29755296A JP 29755296 A JP29755296 A JP 29755296A JP H10119567 A JPH10119567 A JP H10119567A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両用ウインドガラスを車体の開口枠部に確実
に仮止めする。 【解決手段】開口枠部に固定される車両用ウインドガラ
ス11と、支腕状に拡開させた一対の可撓性挟着片2
8,28と基台部22との間に空隙を介在させてなる仮
止めクリップ21とのうち、仮止めクリップ21は、車
両用ウインドガラス11の周縁部12に一体成形される
枠体15に基台部22を埋設させてその内側周縁部12
aに固着させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業性を改善して
車両用ガラスを車体側の開口枠部に円滑に仮止めするこ
とができる仮止めクリップ付き車両用ウインドガラスお
よびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両側の開口枠部により画成され
れる開口面に覆設される車両用ガラスは、開口枠部に対
し接着剤を用いて固定する手法が多く採用されるように
なってきている。
【0003】また、上記手法による場合には、接着剤が
固化して所定の接着強度を発揮するまでには数時間を要
することから、あらかじめ車両用ガラスの側に嵌合用突
起を配設しておき、開口枠部の側に設けてある嵌合用孔
に前記嵌合用突起を嵌着することにより、接着剤が固化
するまでの間、安定的に仮止めする手法も提案されるに
至っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記仮止め手
法による場合には、嵌合用孔を設けるための必要スペー
スを開口枠部の周縁部に確保しなければならないほか、
嵌合用孔自体も前記嵌合用突起と正対する正確な位置関
係のもとで開口枠部の側に設けておかなければならない
などの煩雑さがあった。
【0005】本発明は従来手法にみられた上記課題に鑑
み、開口枠部の側に仮止めのための前加工処理を施すこ
となく、極く簡易に車両用ガラスを開口枠部の側に仮止
めすることができる仮止めクリップ付き車両用ガラスお
よびその製造方法を提供することにその目的がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
すべくなされたものであり、このうち、仮止めクリップ
付き車両用ウインドガラスは、車両の開口枠部に固定さ
れる車両用ウインドガラスと、固着用の基台部と該基台
部に対しその面方向へと支腕状に拡開させた一対の可撓
性挟着片と該可撓性狭着片と基台部との間に設けられた
空隙とを備える仮止めクリップとで構成され、該仮止め
クリップは、前記一対の可撓性挟着片の拡開方向が車両
側の開口枠部と対面する位置関係のもとで前記基台部を
介して車両用ウインドガラスの内側周縁部に固着され、
開口枠部に向けて車両用ウインドガラスが押圧された際
に拡開状態がさらに大きく拡開され、開口枠部が前記空
隙に達したときに拡開状態がもとの状態に戻り、可撓性
狭着片と開口枠部とが係合するものであることにその構
成上の特徴がある。
【0007】また、仮止めクリップ付き車両用ウインド
ガラスの製造方法は、樹脂成形用の金型に車両用ウイン
ドガラスを装着して周縁部を挟持し、金型の内壁と車両
用ウインドガラスの周縁部によって形成されるキャビテ
ィー空間内に樹脂を注入して車両用ウインドガラスの周
縁部に枠体を一体成形するに際し、車両用ウインドガラ
スを金型に装着しキャビティー空間内にその周縁部を定
置させて樹脂を注入するとき、固着用の基台部に対しそ
の面方向へと支腕状に拡開させた一対の可撓性挟着片を
備える仮止めクリップを、前記一対の可撓性挟着片の拡
開方向が車両用ウインドガラスの周縁部となる位置関係
のもとでキャビティー空間内に前記基台部の側のみを配
置することにより、車両用ウインドガラスの周縁部に一
対の可撓性挟着片を表出させた仮止めクリップを備える
枠体を一体に成形することにより行われる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る仮止めクリ
ップ付き車両用ウインドガラスの一例を示す要部説明図
を、図2は、仮止めクリップ自体の一例としての正面図
を、図3は、本発明に係る仮止めクリップ付き車両用ウ
インドガラスを車両側の開口枠部に取り付けた際の要部
断面図をそれぞれ示す。
【0009】これらの図によれば、その全体は、開口面
2を覆って車両側の開口枠部1に固定される車両用ウイ
ンドガラス11と、固着用の基台部22に対しその面方
向へと支腕状に拡開させた一対の可撓性挟着片28,2
8を備える仮止めクリップ21とで構成されている。
【0010】このうち、仮止めクリップ21の全体は、
少なくとも一側表面に平坦面22aを備える基台部22
と、該基台部22の平坦面22aとの間での挟持力の生
成を自在に基台部22に固設される一対の可撓性挟着片
28,28とを、例えば合成樹脂材を用いるなどして一
体形成することにより構成されている。
【0011】このうち、基台部22は、一対の可撓性挟
着片28,28が配設される基片部23と、これら可撓
性挟着片28の配設位置とは反対側に位置する基片部2
3上に複数本の支骨24を介して配設された天板部25
との間に中空部26を備えて形成されている。なお、本
発明における基台部22は、一対の可撓性挟着片28,
28が配設される側に平坦面22aを備えているもので
あれば、図示例以外の適宜の構造、例えば支骨24を介
在させずに同等の全体厚みを有する基片部23のみから
なり、かつ基片部23の厚さ方向と交差する方向に中空
部を有するものなどであってもよい。
【0012】また、上記基台部22に固設される一対の
可撓性挟着片28,28は、基台部22の下面側に適宜
長さのもとで垂設された支柱部27に対し、前記基台部
22の平坦面22aとの間に空隙tを形成してその面方
向へと略ハ字や略V字を呈する支腕状となって拡開する
ように延設されている。
【0013】さらに、前記可撓性挟着片28のそれぞれ
は、その開放端部28a側の高さを低くか、その拡開側
に向かってテーパーを設けるかすることにより、以下に
述べる可撓性狭着片28に働く押圧力による拡開状態を
さらに広げることを容易にできるので望ましい。具体的
には、図示例のように可撓性挟着片28の先端に位置す
る部位が最も高さが低くなるように傾斜する傾斜部分2
9aを設け、かつ、拡開側に向かってテーパーを設けら
れてなる斜面部29bとで、可撓性狭着片の傾斜部29
を形成することが望ましい。
【0014】また、上記構成からなる仮止めクリップ2
1は、前記一対の可撓性挟着片28,28の拡開方向が
車両側の開口枠部1の開口縁1aと対面する位置関係の
もとで前記基台部22を介して車両用ウインドガラス1
1の内側周縁部12aに固着されている。
【0015】これを図示例によりさらに詳しく説明すれ
ば、図3に示すように合成樹脂からなる枠体15が車両
用ウインドガラス11の周縁部12に隠蔽機能をも兼ね
て一体成形されて配設されるものである場合には、枠体
15において隠蔽機能を担当している部位に基台部22
を埋め込むように埋設することにより、一対の可撓性挟
着片28,28を表出させた状態のもとで仮止めクリッ
プ21が車両用ウインドガラス11に固着されている。
また、図5に示すように隠蔽部16が枠体15とは別体
となって配設されている場合には、隠蔽部16に基台部
22を埋設することにより仮止めクリップ21を固着す
るものであってもよい。
【0016】このとき、仮止めクリップ21は、図3に
示すように一対の可撓性挟着片28,28の拡開方向が
車両側の開口枠部1と対面する位置関係のもとで車両用
ウインドガラス11の内側周縁部12aに位置する枠体
15にその基台部22を埋設して配設されることにな
る。なお、仮止めクリップ21は、枠体15を利用する
ことなく、同様な配置配置関係のもとで車両用ウインド
ガラス11の側に接着剤を介して直付けするものであっ
てもよい。
【0017】本発明に係る仮止めクリップ付き車両用ウ
インドガラスは、このようにして構成されているので、
枠体15と車両側の開口枠部1との間に接着剤3を介在
させた後、開口枠部1の開口縁1aに一対の可撓性挟着
片28,28の拡開方向を対面させながら車両用ウイン
ドガラス11を開口枠部1の側に向けて強く押圧する。
【0018】開口枠部1の開口縁1aに一対の可撓性挟
着片28,28の開放端部28a,28aが押圧される
と、可撓性挟着片28の傾斜部29によって押圧力が分
解され、狭着片28の支腕状態がより拡開される。
【0019】さらに開口枠部1の開口縁1aが空隙tに
位置するまで一対の可撓性挟着片28,28を開口枠部
1の開口縁1aに押し付けると、可撓性挟着片28は、
その開放端部28aが開口枠部1の開口縁1aよりもウ
インドガラス11の中心方向に位置するように、さらに
拡開する。開放端部28aが開口縁1aよりもウインド
ガラス11の中心方向に位置すると、可撓性狭着片28
に押圧力が加わらなくなるため、傾斜部29によってよ
り拡開する傾向に加わっていた力が失われることにな
る。そして、狭着片28の拡開状態はウインドガラス1
1が開口枠部1に向けて押圧される前の状態となり、開
放端部28aが開口縁1aよりもウインドガラス11の
外周側に位置することになる。
【0020】こうして、開口縁1aが空隙tに位置する
ときに、開放端部28aが開口縁1aよりもウインドガ
ラス11の外周側に位置することによって、開口枠部1
に可撓性狭着片28,28が係合し、車両用ウインドガ
ラス11に固着されている仮止めクリップ21を圧入す
ることにより、強い狭持力のもとで開口枠部1に取り付
けることができる。この際における一連の撓み・拡開
は、これらの可撓性狭着片28に既述の傾斜部29など
の形状等を適宜調整して設けておくことにより、より好
ましい状態のもとで得ることができる。
【0021】したがって、車両用ウインドガラス11
は、仮止めクリップ21を介して開口枠部1の側に確
実、かつ安定的に仮止めすることができる。
【0022】つまり、車両用ウインドガラス11を開口
枠部1の側に接着剤3を介して固定的に取り付けるにあ
たり、開口枠部1の側には何等の前加工を施すことな
く、単に仮止めクリップ21を圧入することにより、極
く簡単に仮止めすることができることになる。
【0023】次に、上記構成からなる仮止めクリップ付
き車両用ウインドガラスの製造方法を図4を参照しなが
ら説明すれば、下型32と上型33とからなる樹脂成形
用の金型31に車両用ウインドガラス11を装着してそ
の周縁部12を挟持し、金型31の内壁31aと車両用
ウインドガラス11の周縁部12によって形成されるキ
ャビティー空間34内にスプール35を介して樹脂を注
入し、車両用ウインドガラス11の周縁部12に枠体1
5を一体成形することにより行われる。
【0024】この場合、車両用ウインドガラス11を金
型31に装着してキャビティー空間34内にその周縁部
12を定置させて樹脂を注入する際、図2に示す仮止め
クリップ21をキャビティー空間34内に前記基台部2
2の側のみを配置することにより、車両用ウインドガラ
ス11の周縁部12に一対の可撓性挟着片28,28を
表出させた仮止めクリップ21を備える枠体15を一体
に成形することができる。
【0025】しかも、キャビティー空間34内に注入さ
れる樹脂は、前記仮止めクリップ21の基台部22が備
える中空部26内にも侵入する結果、前記仮止めクリッ
プ21を確実に保持させた状態のもとで枠体15を車両
用ウインドガラス11に一体成形できることになる。
【0026】なお、本発明において前記枠体15は、図
5に示すように車両用ウインドガラス11の端面から離
間された位置にウインドガラス11の端面を含む位置に
設けられる枠体と離間して成形されるクリップ取付け用
樹脂部材16を含むものとする。この場合、仮止めクリ
ップ21は、図示しない金型のキャビティー空間内に前
記基台部22の側のみを配置することにより、一対の可
撓性挟着片28,28を表出させた仮止めクリップ21
がクリップ取付け用樹脂部材16と一体となって形成さ
れることになる。これによって、ウインドガラスを接着
剤を介して直接開口枠部に取付けるにあたり、開口枠部
よりも外周側に接着剤を設ける位置を確保できる。
【0027】本発明において枠体15とは、車両用ウイ
ンドガラス11の周縁部12に形成されるガスケット,
モールディング,あるいはウェザーストリップ等を総称
したものであり、その全周にわたり、あるいは周囲に部
分的に設けられているものをも含む。
【0028】本発明において車両用ウインドガラス11
は、平板状のものであっても湾曲状のものであってもよ
く、またその材料としては、単板ガラスをはじめとし、
強化ガラス、合わせガラス等のガラス板が用いられ、さ
らに、例えばポリカーボネート類やポリスチレン類等の
いわゆるなどの有機透明樹脂材等が用いられてもよい。
【0029】本発明における枠体15の成形材料として
は、例えばPVCのポリマー、PVCとエチレンの共重
合体、PVCと酢酸ビニルの共重合体、PVCとプロピ
レンの共重合体、PVCとエチレン,酢酸ビニルの共重
合体の少なくとも1種または2種以上の混合物をベース
樹脂として可塑剤等の添加物を加えて軟質材料としてコ
ンパウンドしたものであるが、流動性を高めるためにほ
かの熱可塑性樹脂をブレンドすることもできる。ブレン
ドする熱可塑性樹脂としては、塩素化ポリエチレン樹
脂、ウレタン変性塩化ビニル樹脂、ウレタン樹脂、ポリ
エステル系高分子、アクリル樹脂、ポリエステルエラス
トマー、NBRあるいはSBR等を少なくとも含んでい
るゴム、EVA,ABSの少なくとも1種または2種以
上の混合物等が用いられる。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、車両
用ウインドガラスはその内側周縁部に仮止めクリップを
備えているので、従来のように嵌合用孔を開口枠部の側
に形成しておくなどの前加工を施すことなく、単に仮止
めクリップが備える一対の可撓性挟着片を開口枠部に挟
着させるだけで極く簡単に車両用ウインドガラスを開口
枠部の側に仮止めすることができる。したがって、開口
枠部の幅を必要以上に幅広く確保しておく必要をなくし
て車体設計上の自由度を高めることができるほか、嵌合
用孔を開口枠部から一掃して開口枠部に車両用ウインド
ガラスを取り付けた際の水密性をより優れたものとする
ことができる。
【0031】この場合、仮止めクリップが車両用ウイン
ドガラスに一体成形されている枠体に基台部を介して固
着されているものであるときは、枠体を一体成形する際
に仮止めクリップも車両用ウインドガラスに対し一体的
に固着することができるので、作業性を向上させると同
時に、高い位置精度のもとで仮止めクリップを車両用ウ
インドガラスに配設することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る仮止めフック付き車両用ウインド
ガラスの一例を示す要部斜視図である。
【図2】図1に示す仮止めフックの全体形状を示す正面
図である。
【図3】本発明に係る仮止めフック付き車両用ウインド
ガラスの一例について車体側の開口枠部に取り付けた状
態を示す要部断面図である。
【図4】本発明方法にあって金型内における部材相互の
配置関係を示す要部説明図である。
【図5】本発明に係る仮止めフック付き車両用ウインド
ガラスの他例について車体側の開口枠部に取り付けた状
態を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 開口枠部 1a 開口縁 2 開口面 3 接着剤 11 車両用ウインドガラス 12 周縁部 12a 内側周縁部 15 枠体 16 クリップ取付け用樹脂部材 21 仮止めクリップ 22 基台部 22a 平坦面 23 基片部 24 支骨 25 天板部 26 中空部 27 支柱部 28 可撓性挟着片 28a 開放端部 29 傾斜部 29a 傾斜部分 29b 斜面部 31 金型 31a 内壁 32 下型 33 上型 34 キャビティー空間 35 スプール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の開口枠部に固定される車両用ウイ
    ンドガラスと、固着用の基台部と該基台部に対しその面
    方向へと支腕状に拡開させた一対の可撓性挟着片と該可
    撓性狭着片と基台部との間に設けられた空隙とを備える
    仮止めクリップとで構成され、該仮止めクリップは、前
    記一対の可撓性挟着片の拡開方向が車両側の開口枠部と
    対面する位置関係のもとで前記基台部を介して車両用ウ
    インドガラスの内側周縁部に固着され、開口枠部に向け
    て車両用ウインドガラスが押圧された際に拡開状態がさ
    らに大きく拡開され、開口枠部が前記空隙に達したとき
    に拡開状態がもとの状態に戻り、可撓性狭着片と開口枠
    部とが係合するものであることを特徴とする仮止めクリ
    ップ付き車両用ウインドガラス。
  2. 【請求項2】 前記可撓性狭着片は、その開放端部に向
    かって傾斜する傾斜部を有することを特徴とする請求項
    1記載の車両用ウインドガラス。
  3. 【請求項3】 前記仮止めクリップは、車両用ウインド
    ガラスの周縁部に形成される枠体における内側縁部に基
    台部を埋設して固着させたことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の仮止めクリップ付き車両用ウインドガラ
    ス。
  4. 【請求項4】 前記枠体は、車両用ウインドガラスの端
    面から離間された位置に車両用ウインドガラスの端面を
    含む位置に設けられる枠体と離間して成形されるクリッ
    プ取付け用樹脂部材をも含むことを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかに記載の車両用ウインドガラス。
  5. 【請求項5】 樹脂成形用の金型に車両用ウインドガラ
    スを装着して周縁部を挟持し、金型の内壁と車両用ウイ
    ンドガラスの周縁部によって形成されるキャビティー空
    間内に樹脂を注入して車両用ウインドガラスの周縁部に
    枠体を一体成形する車両用ウインドガラスの製造方法に
    おいて、車両用ウインドガラスを金型に装着しキャビテ
    ィー空間内にその周縁部を定置させて樹脂を注入する
    際、固着用の基台部に対しその面方向へと支腕状に拡開
    させた一対の可撓性挟着片を備える仮止めクリップを、
    前記一対の可撓性挟着片の拡開方向が車両用ウインドガ
    ラスの周縁部となる位置関係のもとでキャビティー空間
    内に前記基台部の側のみを配置することにより、車両用
    ウインドガラスの周縁部に一対の可撓性挟着片を表出さ
    せた仮止めクリップを備える枠体を一体に成形すること
    を特徴とする仮止めクリップ付き車両用ウインドガラス
    の製造方法。
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US8967228B2 (en) 2012-01-25 2015-03-03 Adelaide Sabb Temporary window

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