JPH03125006A - 自動車用内装部品におけるクリップ取付座の取付構造 - Google Patents

自動車用内装部品におけるクリップ取付座の取付構造

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JPH03125006A
JPH03125006A JP26318989A JP26318989A JPH03125006A JP H03125006 A JPH03125006 A JP H03125006A JP 26318989 A JP26318989 A JP 26318989A JP 26318989 A JP26318989 A JP 26318989A JP H03125006 A JPH03125006 A JP H03125006A
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JP
Japan
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clip
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clip mounting
attached
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JP26318989A
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Noriyoshi Suzuki
鈴木 則良
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は発泡体9段プラ等比較的低密度の芯Hの表面
に表皮材を貼着してなり、クリップを介して車体パネル
に取付けられる自動車用内装部品に関し、特に、このク
リップを装着するクリップ取付座を内装部品に堅固かつ
確実に取付けるようにしたクリップ取付座の取付構造に
関する。
(従来の技術) 周知のように、車両の天井面あるいは側壁面には各種内
装部品が装着されている。この種内装部品の構成は、車
体への取付剛性ならびに保形性を備えた芯木1と、この
芯Hの表面側に装飾性や緩衝性を備えた表皮材を一体貼
着した積層構造体のものが一般に使用されている。
そして、最近では、軽量化ならびに成形性の向−Lを図
るために、芯材として、合成樹脂発泡体、ガラスファイ
バー等の強化材を混入した合成樹脂発泡体、およびダン
ボールプラスチック等比較的低密度の芯材が多用されて
いる。
さらに、この秤内装部品を車体パネル側に装着するには
、第6図に示すように、芯材1と表皮材2との積層体か
らなる内装部品3の外周縁に沿ってガーニッシュ4等に
より、その周縁部を保持する取イー1構造や、第7図に
示すように、樹脂クリップ5を車体パネル6の取付孔6
a内に圧入固定してする取付構造のいずれかの方式ある
いは両者を併用する取付構造が一般的であった。
また、クリップ5を使用する場合には、内装部品3の表
面側にクリップ5のフランジ5aが露出するため、体裁
よく仕」二げるには、第8図に示すように、芯材1の裏
面所定箇所にあらかじめクリップ取付座7を超音波溶着
等により取付固定しておき、このクリップ取付座7にク
リップ5を挿入して、このクリップ5を介して内装部品
3を車体パネル6に取付ける構造も採用されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、内装部品の周縁部分をガーニッシュ4等
により保持する内装部品3の取付構造は小型の内装部品
においては有効であるが、例えば、ルーフトリム等自市
による変形が生じやすい比較的大きな面積の内装部品に
おいては歪みが生じ易く、かつ経時変化による素材の伸
縮作用により、この種の歪みが助長される傾向にあり、
外観意匠性の著しい低下をもたらすという欠点が指摘さ
れている。
さらに、クリップ5を介して車体パネル6に内装部品3
を固定する構造においては、ルーフトリム等比較的面積
の大きな内装部品においては多数のクリップ5を必要と
するため、クリップ5のフランジ5aが車室内側に露出
し、美観の低下を招くという不具合があり、この対策と
して上述したようにクリップ取付座7を芯材1の裏面側
に設置する構造においては、芯材1が低密度祠料である
ため、クリップ取付座7と芯材1との接合強度が弱く、
例えば部品交換、修理等の目的で内装部品3を車体パネ
ル6から脱着操作する際、クリップ取付座7と芯材1と
の接合強度が弱いため、芯材1の表層が破壊するという
欠点が指摘されている。
また、クリップ取付座7を芯材1に固定する際、超音波
加工等材料を熱融着により芯材1とクリップ取付座7と
を一体化するため、芯材1が損傷を受けやすく、剛性が
低下するという問題点も指摘されている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、本
発明の目的とするところは、発泡体2段プラ等比較的低
密度の芯材を使用した自動車用内装部品において、芯祠
の裏面にクリップ取付座を堅固かつ確実に固定でき、ク
リップ取付座近傍の取付剛性を高めることにより、内装
部品の脱着操作を繰り返しても品質機能が低下しない自
動車用内装部品におけるクリップ取付座の取付構造を提
供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明は発泡体。
段プラ等低密度の芯Hの表面側に表皮材を貼着した積層
構造体からなり、」1記芯材の裏面側に装着されるクリ
ップを車体パネルの取付孔内に圧入嵌合して、車体パネ
ルに取着される自動車用内装部品において、 前記クリップを装着するクリップ取付座を芯材の裏面所
定箇所に設置するとともに、樹脂製リベットを介して」
二記クリップ取付座を芯材に取付固定したことを特徴と
する (作用) 以1−の構成から明らかなように、クリップ取付座は芯
材を貫通して固定される樹脂製リベッ!・により保持さ
れるため、表層強度が比較的もろい低密度芯材において
も、内装部品を脱着操作する際の外力は芯材全体でうけ
るため、芯材の表層部分→(破壊することがない。
(実施例) 以下、本考案による自動車用内装部品におけるクリップ
取付座の取付構造の一実施例について添付図面を参照し
ながら詳細に説明する。
第1図は本発明によるクリップ取f=1座の取付構造を
示す断面図、第2図ないし第5図はクリップ取付座の取
付工程を説明する各断面図である。
第1図において、ルーフトリム10はポリエチレン、ポ
リプロピレン等のベース樹脂に発泡剤を混入してなる低
密度の発泡体からなる芯材11と、この芯+A11の表
面側に装飾性を付与するためにクロス等の表皮材12を
貼着した積層構造体から構成されている。
さらに、芯材11内には所望によりガラスマット等を内
層して、剛性を強化してもよい。
そして、」二記ルーフトリム10は車体側のルーフイン
ナーパネル13の内面に沿って設置されるが、図示はし
ないがその周縁部はルーツガm=ツユによりルーフイン
ナーパネル13の周縁に保持されている。
そして、このルーフトリム10はその4周縁がガーニッ
シュ(図示せず)により支持されているが、さらに、所
定箇所においてルーフインナーパネル13に対してルー
フトリム10をクリップ14を介して取(=J固定する
ことにより、自重による変形、歪みや環境温度の変化に
よる収縮歪みを可及的に防止するようにしている。
すなわち、クリップ14は、内装部品10をルーフイン
ナーパネル13に取付る前に、予め芯材11の裏面側に
取付けられているクリップ取付座15に装着されるが、
このクリップ取イ(1座15は本発明においては樹脂製
リベット16により芯材11に保持されている。
このように本発明におけるクリップ取付座15の取付構
造においては、クリップ取付座15が芯材11の裏面側
に接着されているのではなく、クリップ取付座15のベ
ースプレート15aが樹脂製リベット16により芯材1
1に対して機械的に保持されており、ルーフトリム10
をルーフインナーパネル13から脱着する操作を繰り返
しても、その接合強度は極めて高いため、芯材11が表
層破壊等を起こす不具合は有効に解決される。
なお、クリップ14の弾性嵌合片14aをルーフインナ
ーパネル13の取付孔17内に圧入嵌合すれば、ルーフ
トリム10はルーフインナーパネル13に簡単に取付け
られる。
次に第2図ないし第5図に基づいて上記クリップ取付座
15を芯材11に取付ける方法について参考までに説明
する。
まず、第2図に示すように、プレス成形用下型20の型
面」二に芯材11の素材となる低密度基キイ11′を予
熱軟化させた状態で載置する。
このとき、プレス成形用下型200所定箇所に位置決め
用ピン21カ月二〕jにバネ付勢されており、その先端
21aがプレス成形用下型20の型面1−から突出して
いる。
そして、この位置決め用ピン21は」1方にバネ付勢さ
れ、かつ、上下方向に可動するが、軟化した低密度基材
11′をこの位置決め用ピン21に突き刺す程度の力で
は下降しない。
次に、第3図に示すように樹脂製リベット16をその位
置決め用ピン21に嵌め込み、下方向に押圧して、位置
決め用ピン21がロックされるまで押圧操作を続ける。
このとき、位置決め用ピン21に形成された突起22が
溝部23内に嵌まり込むことにより、第3図に示す状態
で位置決め用ピン21がロックされる。
なお、樹脂製リベット16の一方端はフランジ24が形
成されており、このフランジ24が低密度基材11′の
上面に位置する。そして、その上側から低密度基材11
′の状面の全面に渡り表皮材12をその表面側を上側に
してセットする。
そして、プレス成形を下型20の型面20aとほぼ同一
の型面を備えたプレス成形用上型(図示せず)をプレス
成形用下型20に対して下降させて、プレス成形用」1
下型を係合圧締めすることにより、低密度基材11′を
所要形状に成形して、芯材11を成形するとともに、芯
材11と表皮材12とを一体化する。さらに、芯材11
と樹脂製リベット16とも同時に一体化する。
そして、その後、第4図に示すように、プレス成形用下
型20から成形品を脱型して、受は台30の」−面にこ
の内装部品10を表皮材12を下側に向けて載置する。
このとき、樹脂製リベット16の先端部分は芯材11の
」二面からさらに上方に突出している。そして、クリッ
プ取付座15のベースプレート15aに形成した取付孔
15b内に樹脂製リベット16の先端部25を挿入して
、この先端部25を超音波ホーン31により押圧するこ
とにより、この先端部25を熱融着して、フランジ26
を形成するように熱カシメ加工を行う(第5図参照)。
従って、クリップ取(=J座15を断面H字状の樹脂製
リベット16により芯材11に対して堅固かつ確実に固
定できる。
さらに、クリップ取付座15と樹脂製リベッ!・16と
について、例えば同一材質の樹脂を使用すれば、樹脂の
相溶性により樹脂製リベット16のフランジ26とクリ
ップ取付座15のベースプレー l・15 aとが強固
に一体化するため、クリップ取付座15をより一層の強
度で芯材11に固定することが可能となる。
(発明の効果) 以」−説明したように、本発明による自動車用内装部品
におけるクリップ取付座の取付構造によれば以下に記載
する格別の作用効果を有する。
■本発明によれば、クリップ取付座を内装部品の芯材裏
面側に樹脂製リベットを介して強固に取付けるというも
のであるから、内装部品を車体パネルに対して脱着する
操作を繰り返しても、クリップ取付座に加わる外力は芯
材の表層部分に加わることがなく、樹脂ツ、ツリベット
を介して芯材全体で受けるため、クリップ設定箇所の芯
材が破壊することなく、再使用が図れ、耐久性が著しく
向−11するという効果が有する。
■本発明によれば、クリップ取付座を芯材裏面側に樹脂
製リベットを介して取(=f固定するというものであり
、従来のようにクリップ取付座のベースプレートを芯材
裏面側に熱融着する構造のものに比べ、クリップ取付座
を固定する際、芯材裏面を直接熱融着することがないた
め、芯材の損傷を未然に防止できるという効果を有する
■本発明によれば、内装部品のクリップ取付箇所におい
て、クリップ取付座を樹脂製リベットを介して芯材に取
(=J固定するというものであり、クリップ取付箇所に
おける芯材の剛性を強化したものであるから、剛性を強
化する目的でガラスマット等の補強材を芯材に多く内層
する必要がなく、比較的低密度の材料でも所定の剛性が
得られ、材料の選定自由度を飛躍的に向上させるという
効果4、m詑賜鴨 第1図は本発明をルーフトリムに適用した実施例を示す
もので、ルーフトリムをルーフインナーパネルに取付け
た状態を示す断面図、第2図乃至第5図は同ルーフトリ
ムにクリップ取付座を取付固定する工程を示す各断面図
、第6図は従来の内装部品の取付構造を説明する斜視図
、第7図、第8図は内装部品にクリップ取付座を取付け
る従来構造を示す各断面図である。
10・・・ルーフトリム 11・・・芯材 11′・・・低密度基材 12・・・表皮材 13・・・ルーフインナーパネル 14・・・クリップ 15・・・クリップ取付座 16・・・樹脂製リベット 20・・・プレス成形用下型 21・・・位置決め用ピン 24.26・・・フランジ 30・・・受は台 31・・・超音波ポーン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、発泡体、段プラ等低密度の芯材(11)の表面側に
    表皮材(12)を貼着した積層構造体からなり、上記芯
    材(11)の裏面側に装着されるクリップ(14)を車
    体パネル(13)の取付孔内に圧入嵌合して、車体パネ
    ル(13)に取着される自動車用内装部品において、 前記クリップ(14)を装着するクリップ取付座(15
    )を芯材(11)の裏面所定箇所に設置するとともに、
    樹脂製リベット(16)を介して上記クリップ取付座(
    15)を芯材(11)に取付固定したことを特徴とする
    自動車用内装部品におけるクリップ取付座の取付構造。 2、樹脂製リベット(16)はクリップ取付座(15)
    と相溶性をもつ合成樹脂により構成され、芯材(11)
    の成形時、上記樹脂製リベット(16)は芯材(11)
    を貫通し、さらにその先端が芯材(11)の裏面から突
    出した状態で固定されるとともに、クリップ取付座(1
    5)の取付孔(15b)内に先端を挿入して、該先端を
    熱カシメすることにより、クリップ取付座(15)を芯
    材(11)に取付固定したことを特徴とする請求項1記
    載の自動車用内装部品におけるクリップトリツケ座の取
    付構造。
JP26318989A 1989-10-09 1989-10-09 自動車用内装部品におけるクリップ取付座の取付構造 Pending JPH03125006A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2021085432A1 (ja) * 2019-10-28 2021-05-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2021085432A1 (ja) * 2019-10-28 2021-05-06

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