JP3250722B2 - Soi基板の製造方法および製造装置 - Google Patents

Soi基板の製造方法および製造装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、膜厚の均一性に優
れ、且つ膜の欠落(或いはボイド)や界面準位の抑制の
点で優れたSOI基板の製造方法及び製造装置に関する
ものであり、更に詳しくはガラス等の透明絶縁物基板上
や酸化膜を有するシリコン基板上の単結晶半導体層に作
成される、高機能、高性能電子デバイス、高集積回路な
どに適用するSOI基板の製造方法及び製造装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】絶縁物上の単結晶シリコン半導体層の形
成は、Silicon on Insulator(S
OI)技術として広く知られ、通常のシリコン集積回路
を作製するバルクシリコン基板では到達しえない数々の
優位点をこの基板が有することから、多くの研究が成さ
れてきた。
【0003】[SOSとSIMOX]従来からのSOI
技術のひとつとして、いわゆるSOS(シリコン・オン
・サファイア)があり、シリコン層がサファイア結晶の
上にヘテロエピタキシャル成長して形成される技術であ
るが、ヘテロエピタキシャル成長で得られるシリコン結
晶品質は貧弱である。またSIMOX(Separation by
IMplanted OXygen)は、多量の酸素イオンをシリコンに
注入して、その後の熱処理により注入された酸素がシリ
コンの表面から約0.2μmの位置に埋まったSiO2
層を形成するSOI形成技術として実用化されている。
しかしこの多量の酸素イオンの注入と熱処理は多くの時
間を要し、生産性とコストの面で不利であるだけでな
く、イオン注入によりSOIシリコン層に多くの結晶欠
陥を引き起こす。酸素イオンの注入を少なくとすると酸
化膜の膜質を保つことが現状では困難であり、また埋め
込みSiO2 膜層の厚みを変化させることも困難とされ
ている。 [貼り合わせSOI]最近報告されたSOI形成法の中
で、特に質的に優れているものとして通称「貼り合わせ
SOI」がある。これは、少なくとも一方が酸化等によ
り絶縁膜が形成されている2枚のウエハの鏡面同士を密
着させ、熱処理を施して密着界面の結合を強力なものと
した後、どちらかの一方側から基板を研磨、或いはエッ
チングすることによって絶縁膜上に任意の厚みを持った
シリコン単結晶薄膜を残すという技術である。この技術
において最も重要なのはシリコン基板を薄膜化する工程
である。即ち通常数百μmもの厚さのシリコン基板を均
一に数μm、もしくは1μm以下の厚さまで研磨、或い
はエッチングしなければならず、その制御性や均一性の
面で技術的に極めて困難である。シリコンの薄膜化の方
法には大別して2通りある。1つは研磨のみで行なう方
法(BPSOI:Bonding andPolish
ing SOI)であり、もう1つは残す薄膜の直上
(単体の基板作製時では直下)にエッチングストップ層
を設け、基板エッチングとエッチングストップ層のエッ
チングの2段階で行なう方法(BESOI:Bond
and Etchback SOI)である。BESO
Iはシリコン活性層は予め形成してあるエッチングスト
ップ層の上にエピタキシャル成長する場合が多いので、
膜厚の均一性を確保するにはこのBESOIが現在のと
ころ有利とされている。しかしながらエッチングストッ
プ層は不純物を高濃度に含んでいる場合が多いので、こ
れによって結晶格子の歪みが発生し、結晶欠陥がエピタ
キシャル層に伝搬するという問題がある。またエピタキ
シャル層の酸化や貼り合わせ後のアニール時に不純物が
拡散して、エッチング特性を変化させてしまう可能性も
ある。
【0004】またこれらの貼り合わせSOIでは、貼り
合わせ面に異物が存在したり、貼り合わせ面の平坦性が
悪く凹凸があると、「ボイド」と呼ばれる空隙を貼り合
わせ界面に多く発生してしまう。この点では前述したB
ESOIは不利な場合が多い。何故ならばエッチングス
トップ層を形成する方法としては、例えばCVDでヘテ
ロエピタキシャル成長を行なったり、高濃度の不純物を
ドーピングしたエピタキシャル成長を行なうのが通常だ
が、CVDの場合、特にヘテロエピタキシャル成長の場
合には、研磨によって得られる平坦面よりも平坦性が劣
ることが多いからである。イオン注入などによりエッチ
ングストップ層を形成することもあるが、この場合も平
坦性は悪化してしまう。
【0005】[新BESOI技術]貼り合わせ面の平坦
性が良く、且つBESOIのように活性層の膜厚が均一
で、従来のBESOIよりもエッチバックの選択性が数
桁も良いという例では、シリコン基板の表面を陽極化成
により多孔質化し、この上にシリコン活性層をエピタキ
シャル成長する技術がある(特開平5−21338)。
この場合、多孔質層がBESOIで言うエッチングスト
ップ層にあたる。但し多孔質シリコンは単結晶シリコン
に比べて、フッ酸系のエッチング液に対して非常にエッ
チングレートが高いので、エッチングストップ層という
よりも高選択エッチング特性を重視している。この技術
では多孔質シリコン層はCVDでなく、平坦な単結晶シ
リコン基板表面を陽極化成するので、エッチングストッ
プ層をCVD等で形成するBESOIに比べて、エピタ
キシャル成長した活性層の平坦性は良くなる。この表面
に成長するエピタキシャル層は、非多孔質の単結晶基板
上のエピタキシャル層とほぼ同等の結晶性が得られると
いう特性を有する。よって、活性層として信頼性の高い
単結晶シリコン基板上のエピタキシャル層と同等の単結
晶薄膜を用いることが可能になり、優れた結晶性と優れ
た膜厚の均一性を有するSOI基板が提供できる。
【0006】K.Sakaguchi等によれば、シリ
コン単結晶基板表面を陽極化成により多孔質化してその
上にエピタキシャル成長した基板と表面を酸化したシリ
コン基板を貼り合わせた後、グラインダーにより多孔質
化していない単結晶シリコン基板部分を研削して多孔質
層を露出させて、HF/H2 2 混合液により多孔質層
のみ選択的にエッチングすることで、5インチウエハで
SOIシリコン層の膜厚分布として、507nm±15
nm(±3%)、または96.8nm±4.5nm(±
4.7%)が得られると報告している。このときHF/
2 2 混合液によるエッチングにおいて、多孔質シリ
コン層は多孔質化していないシリコン層に比べてエッチ
ング速度が105 倍もあると述べており、BESOIの
エッチングストップ層として充分に機能している。
【0007】表面を熱酸化した単結晶シリコン基板、あ
るいは透明な石英ガラス基板とこの多孔質シリコン上に
成長したエピタキシャルシリコン膜とを貼り合わせる方
法の他に、2枚の基板のSiO2 面同士を貼り合わせる
ことも可能である。活性層であるエピタキシャルシリコ
ン膜とSiO2 (前記エピタキシャル層の熱酸化膜)界
面の界面準位は十分低く、且つSiO2 層の厚みは任意
に制御できるので、SOIの特性を十分に生かした基板
を作製できる。そして貼り合わせ界面のSiO 2 はプラ
ズマ処理によって表面が活性化することにより、貼り合
わせ強度は十分高められ、ボイドの発生が抑制される。
【0008】
【発明が解決しようとしている課題】上述の新BESO
I技術により、多孔質Si領域の高選択エッチングによ
り膜厚分布がエピタキシャル成長時の平坦性と膜厚分布
を保存した高品質のSOI基板が得られる。しかしなが
ら上述の新BESOI技術には、多孔質Si領域の除去
の際、以下の問題点がある。
【0009】多孔質Si領域を除去するとき、湿式のフ
ッ酸系エッチング液を用いてウェットエッチングをおこ
なっているので、多数枚処理時の液交換、エッチング液
濃度管理の制御性が難しく生産性が非常に悪い。
【0010】このため、多孔質シリコンの形成とエッチ
ングに時間が長くかかる。
【0011】そこで、本発明は、多孔質Si領域の除去
を湿式のフッ酸系エッチング液を用いることによる、エ
ッチング液の濃度管理などで生産性の低下する問題点を
克服したSOI基板の作製方法及び製造装置を実現する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者が、以
上の目的を達成するために、鋭意努力した結果、以下の
発明を得た。すなわち、本発明のSOI基板の製造方法
は、少なくとも多孔質単結晶Si領域を有する単結晶S
i基板の多孔質単結晶Si領域の表面に非多孔質単結晶
Si領域を形成する工程、前記非多孔質単結晶Si領域
の表面に支持基板を貼り合わせる工程、前記多孔質単結
晶Si領域を除去する工程、とを有するSOI基板の製
造方法において、前記多孔質単結晶Si領域を除去する
工程は、多孔質単結晶Si領域のエッチング速度が、非
多孔質単結晶Si領域のそれより大きいラジカルエッチ
ングを行なう工程を有することを特徴とする。ここで、
前記多孔質単結晶Si領域を除去する工程は、少なくと
も電気あるいは光エネルギーにより分解され発生した
性ラジカル種が、多孔質領域の孔に入り込み、内部から
エッチングを行なう工程であるといい。また、前記多孔
質単結晶Si領域を除去する工程は、被エッチング基板
を、加熱あるいは、振動させる工程を有するといい。
た、前記非多孔質単結晶Si領域を形成する工程の前
に、前記多孔質単結晶Si領域の孔の内壁の表面を酸化
するといい。また、前記非多孔質単結晶Si領域を形成
する工程の前に、前記多孔質単結晶Si領域を水素雰囲
気中で熱処理するといい。また、前記非多孔質単結晶S
i領域を形成する工程の前に、前記多孔質単結晶Si領
域の孔の内壁の表面を酸化し、その後水素雰囲気中で熱
処理するといい。
【0013】また、単結晶Si基板の表面のみに多孔質
単結晶Si領域を形成したときは、前記多孔質単結晶S
i領域を除去する前に、前記単結晶Si基板の多孔質化
していない領域を除去する工程が必要になる。この多孔
質化していない領域を除去するためには、グラインダー
などの研削や、後述の非多孔質単結晶Si領域のエッチ
ング速度が、多孔質単結晶Si領域のそれより大きいド
ライエッチングを行なうとよい。また、せん断応力、引
っ張り応力などの応力をかけて、前記多孔質単結晶Si
領域で、基板を分離して、前記単結晶Si基板の多孔質
化していない領域を除去してもいい。この場合、前記非
多孔質単結晶Si領域の上に、多孔質単結晶Si領域が
残るので、これを、本発明の方法で除去するのである。
また、単結晶Si基板をすべて多孔質化したときは、多
孔質化していない領域は存在しないので、多孔質化して
いない領域を除去する工程は必要ない。
【0014】また、本発明は、SOI基板の製造装置を
も包含する。すなわち、本発明のSOI基板の製造装置
は、シリコン単結晶基板の表層が陽極化成により多孔質
化され、該多孔質化された表面上にエピタキシャル成長
によりシリコン単結晶薄膜層が形成された第1の基板
と、第2の基板とを所定の雰囲気中で貼り合わせる工程
を行なう第1のチャンバーと、貼り合わせた基板の密着
力を強化するための熱処理工程を行なう第2のチャンバ
ーと、前記密着させた第1の基板側の多孔質化されてい
ない単結晶基板部分を除去する第1の選択的ドライエッ
チング工程を行なう第3のチャンバーと、前記多孔質シ
リコン部分を除去する第2の選択的ドライエッチング工
程を行なう第4のチャンバーを有し、前記第1乃至第4
のチャンバーは外部の雰囲気と遮断されて互いに結合さ
れたインライン型の装置であることを特徴とする。
【0015】また、前記第3のチャンバーと前記第4の
チャンバーは、真空排気装置により真空雰囲気にされて
いるSOI基板の製造装置でもいい。また、前記第1の
チャンバーは、貼り合わせ表面にOH結合を形成するた
めのO原子、H原子を含むガスが導入でき、かつ該貼り
合わせ表面を光あるいは電気エネルギーで活性化させる
為の部分と、貼り合わせ表面の不純物や異物を排除する
ための高真空排気できる部分とに分離して設けられてい
るSOI基板の製造装置でもいい。
【0016】また、前記第3のチャンバーは、ガス分子
をイオン化させるための高周波電力を容量結合型プラズ
マとして供給できる電極を有する反応性イオンエッチン
グチャンバーであるSOI基板の製造装置でもいい。
【0017】また、前記反応性イオンエッチングチャン
バーは、イオンの表面反応を促進するための直流電界を
印加できる機構を有するSOI基板の製造装置でもい
い。
【0018】また、前記反応性イオンエッチングチャン
バーは、全面に多孔質シリコン部分が露出した時点での
セルフバイアスの変化によりエッチングの終点判定を行
なう手段を有するSOI基板の製造装置でもいい。
【0019】また、前記第4のチャンバーは、光あるい
は電気エネルギーを与えてガス分子を分解しラジカルを
形成する部分と、そのラジカルが輸送され、被エッチン
グ基板の多孔質層の孔に入り込み、内部からのエッチン
グを行なうことができる部分とに分離して構成されたラ
ジカルエッチングチャンバーであるSOI基板の製造装
置でもいい。
【0020】また、前記ラジカルエッチングチャンバー
は、ラジカルの多孔質の孔内部への拡散を促進するため
の基板加熱機構を有するSOI基板の製造装置でもい
い。
【0021】また、前記ラジカルエッチングチャンバー
は、ラジカルの多孔質の孔内部への拡散を促進するため
の基板振動機構を有するSOI基板の製造装置でもい
い。
【0022】本発明の製造装置のポイントは、多孔質シ
リコンと非多孔質シリコンのエッチング特性であり、逆
のエッチング選択比を持つエッチング手法が、従来の湿
式エッチングにかわって生産性に優れたドライエッチン
グで交互にできて、しかもインライン型の装置として実
現できたことにある。
【0023】まず、本発明では、この多孔質シリコンの
エッチングメカニズムを解明することにより、ドライエ
ッチングでも適当なエッチング条件を選ぶことにより湿
式エッチングと同様に多孔質シリコンのエッチング速度
が非常に速いというエッチング選択比特性が得られるこ
とを見いだした。このエッチングメカニズムは以下のよ
うに考えられている。
【0024】多孔質シリコンでは表面から内部にわたっ
て数十〜百オングストローム径の孔が高密度に存在して
おり、その孔の中に侵入したエッチングに関与するラジ
カルが、孔の壁に付着して側壁からエッチングが進行
し、柱状構造の柱が細って最終的には内部から多孔質シ
リコン部が崩壊して除去される。一方非多孔質シリコン
では孔はないので表面のエッチングしか起こらない。た
とえば非多孔質の表面のエッチングが数十オングストロ
ーム起こる間に、多孔質シリコンの孔へ数十μmの深さ
までエッチングに関与するラジカルが侵入して付着した
とすると、孔の壁も表面と同じだけエッチングされて、
孔から侵入した部分の柱は崩壊して多孔質シリコンは数
十μmのエッチングが起こったことになる。
【0025】ここで重要なのはエッチングに関与するラ
ジカルの多孔質の孔への侵入と付着の速度が、表面のエ
ッチング速度よりも充分速いということである。従って
この多孔質シリコンの除去エッチングは、エッチングに
関与するラジカルの孔の中への拡散によってのみエッチ
ングが行われ、ケミカルなラジカルエッチングモードに
なっていることがここでの本発明のポイントである。R
IEのような電界の方向に異方性を持つような反応性イ
オンエッチングは、表面のエッチングをより進行させる
のでここでのエッチングには用いない。まずエッチング
ガス種は、電気あるいは光のエネルギーにより分解反応
の後、輸送過程の気相中で二次反応が起こり、さらによ
り安定で寿命の長いエッチングラジカルとなり非エッチ
ング基板上へ到達する。さらにエッチング時の基板を加
熱または振動させることにより、ラジカルがより安定な
サイトへの等方的な拡散が促進されて、多孔質化の中へ
の侵入が促進され、多孔質シリコンのエッチング速度
は、非多孔質シリコンよりも105 〜106 倍の選択比
が得られる。
【0026】また多孔質化されていない単結晶基板部分
の選択的な除去において、条件によっては、多孔質シリ
コンの方が非多孔質シリコンよりエッチング速度が数倍
以上も遅いという、従来の湿式エッチングでは得られな
かったまったく逆の選択比をもつエッチング条件を見い
だした。この多孔質シリコンと非多孔質シリコンのまっ
たく逆のエッチング選択比をもつエッチングのメカニズ
ムについて、まだ完全には解明されていないが、以下の
ように考えられる。
【0027】ここでの非多孔質シリコン部の選択エッチ
ングは、前述の多孔質シリコンの選択エッチングとはま
ったく逆に、表面のエッチング速度がラジカル等の侵入
速度と同等かそれ以上であることが本発明のポイントで
ある。従ってここではRIEのような電界の方向に異方
性を持つような反応性イオンエッチングモードを用いる
ことにより、表面のエッチングをより進行させることが
できる。さらに多孔質シリコンの表面が酸化されている
こともしくは、密度が小さいことでイオンエッチングモ
ードでの直流電界成分が非多孔質と多孔質で変化するた
めに、多孔質シリコンのエッチング速度が低下すると考
えられる。
【0028】このイオンエッチングモードでの表面エッ
チングを促進させるためには、RFプラズマ放電の圧
力、パワー、エッチングガス等を適当に選び、セルフバ
イアスを大きくする他に、外部から直流バイアスを印加
する方法も有効であり100〜数100Vの印加で、多
孔質シリコンのエッチング速度は非多孔質シリコンに比
べて数倍〜数10倍程度遅くなる。これにより貼り合わ
せ後の非多孔質のウエハ部分の除去において、ウエハの
厚み分布やエッチング厚分布のために、下地の多孔質シ
リコンが部分的に露出するが、その部分のエッチング速
度は遅いために、多孔質シリコンの残り厚の分布として
は緩和され、均一性が向上する。
【0029】非多孔質シリコン基板部分をエッチング
し、全面に多孔質シリコン部分が露出した時点でのエッ
チング終点判定はエッチング速度の選択性とエッチング
速度の面内分布均一性が充分あるために時間制御で充分
であるが、より生産性を考えた装置ではセルフバイアス
をモニターすることによっても行うことができる。すな
わち多孔質シリコンが露出した時点でセルフバイアスが
低下するので確実に終点判別ができる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1を用いて
説明する。
【0031】(図1−1) 単結晶シリコン基板100
を陽極化成して多孔質シリコン101を形成する。この
とき多孔質化する厚みは、基板の片側表面層数μm〜数
十μmでよい。また基板全体を陽極化成してもかまわな
い。多孔質シリコンの形成方法については、図6を用い
て説明する。まず基板としてP型の単結晶シリコン基板
600を用意する。N型でも不可能ではないが、その場
合は低抵抗の基板に限定されるか、または光を基板表面
に照射してホールの生成を促進した状態で行なわなけれ
ばならない。基板600を図6−1に示すような装置に
セッティングする。即ち基板の片側がフッ酸系の溶液6
04に接していて、溶液側に負の電極606がとられて
おり、逆側は正の金属電極605に接している。図6−
2に示すように、正電極側605′も溶液604′を介
して電位をとってもかまわない。
【0032】いずれにせよフッ酸系溶液に接している負
の電極側から多孔質化が起こる。フッ酸系溶液604と
しては、一般的には濃フッ酸(49%HF)を用いる。
純水(H2 O)で希釈していくと、流す電流値にもよる
が、ある濃度からエッチングが起こってしまうので好ま
しくない。また陽極化成中に基板600の表面から気泡
が発生してしまい、この気泡を効率よく取り除く目的か
ら、界面活性剤としてアルコールを加える場合がある。
アルコールとしてメタノール、エタノール、プロパノー
ル、イソプロパノール等が用いられる。また界面活性剤
の代わりに攪はん器を用いて、溶液を攪はんしながら陽
極化成を行ってもよい。
【0033】負電極606に関しては、フッ酸溶液に対
して侵食されないような材料、例えば金(Au)、白金
(Pt)等が用いられる。正側の電極605の材質は一
般に用いられる金属材料でかまわないが、陽極化成が基
板600すべてになされた時点で、フッ酸系溶液604
が正電極605に達するので、正電極605の表面にも
耐フッ酸溶液性の金属膜をコーティングしておくとよ
い。陽極化成を行う電流値は最大数百mA/cm2 であ
り、最小値は零でなければよい。この値は多孔質化した
シリコンの表面に良質のエピタキシャル成長ができる範
囲内で決定される。通常電流値が大きいと陽極化成の速
度が増すと同時に、多孔質シリコン層の密度が小さくな
る。即ち孔の占める体積がおおきくなる。これによって
エピタキシャル成長の条件が変わってくるのである。
【0034】(図1−2) 以上のようにして形成した
多孔質層101上に、非多孔質の単結晶シリコン層10
2をエピタキシャル成長させる。エピタキシャル成長が
可能なのは、多孔質層101が単結晶であるからであ
る。エピタキシャル成長は一般的な熱CVD、減圧CV
D、プラズマCVD、分子線エピタキシー、スパッタ法
等で行なわれる。成長する膜厚はSOI層の設計値と同
じくすれば良いが、好ましくは2μm以下の膜厚が良
い。なぜなら2μm以上の膜厚の単結晶Si膜がSiO
2 を主成分とする絶縁性基板の上にある場合、これをデ
バイスプロセスで熱処理すると両材料の熱膨張係数の違
いから貼り合わせ界面に大きな応力が発生し、シリコン
膜の破壊、基板の反り、または界面での剥離等が起こっ
てしまうからである。膜厚が2μm以下であれば応力は
比較的小さくてすむので、膜の破壊、剥離、反り等は起
こりにくい。より好ましくは、0.5μm以下である。
これは0.5μm以上の膜厚であると、後のアニールの
際に剥離、破壊等が起こらなくても、微小な領域におい
て結晶にスリップラインが生じやすくなるからである。
【0035】非多孔質単結晶Si層102を形成するた
めに、熱処理によって多孔質Si層101の表面の孔を
塞ぐことで形成してもいい。
【0036】(図1−3) エピタキシャル層102の
表面を酸化(103)する。これはエピタキシャル層を
次の工程で直接支持基板と貼り合わせた場合、貼り合わ
せ界面には不純物が偏析しやすく、また界面の原子の非
結合手(ダングリングボンド)が多くなり、薄膜デバイ
スの特性を不安定化させる要因になるからである。
【0037】尚、酸化膜厚は、貼り合わせ界面に取り込
まれる大気中からのコンタミネーションの影響を受けな
い程度の厚みがあれば良い。
【0038】(図1−4) 上記表面が酸化されたエピ
タキシャル面を有する基板100と、SiO2 を表面に
有する支持基板110を用意する。支持基板110はシ
リコン基板表面を酸化したもの、石英ガラス、結晶化ガ
ラス、任意基板上にSiO2を堆積したものなどが挙げ
られる。
【0039】次いでこれらの両基板、もしくは一方をプ
ラズマ雰囲気中に晒して表面のSiO2 を活性化する。
このとき用いるガスは酸素が好ましいが、その他にも大
気(酸素/窒素の混合)、窒素、水素、またはアルゴ
ン、ヘリウム等の不活性ガスや、アンモニア等の分子ガ
スなどが可能である。
【0040】(図1−5) 上記用意した両基板を洗浄
した後に貼り合わせる。洗浄方法は純水でリンスするだ
けが好ましく、他には過酸化水素水を純水で希釈したも
の、塩酸もしくは硫酸を純水で十分に希釈したものも可
能である。
【0041】貼り合わせた後に基板を全面で加圧する
と、接合の強度を高める効果がある。
【0042】そして次に貼り合った基板を熱処理する。
熱処理温度は高い方が好ましいが、あまり高すぎると多
孔質層101が構造変化をおこしてしまったり、基板に
含まれていた不純物がエピタキシャル層に拡散すること
があるので、これらをおこさない温度と時間を選択する
必要がある。具体的には1200℃以下が好ましい。ま
た基板によっては高温で熱処理できないものがある。例
えば支持基板110が石英ガラスである場合には、シリ
コンと石英の熱膨張係数の違いから、200℃程度以下
の温度でしか熱処理できない。この温度を越えると貼り
合わせた基板が応力で剥がれたり、または割れたりして
しまう。ただし熱処理は次の工程で行なうバルクシリコ
ン100の研削やエッチングの際の応力に耐えられれば
良い。従って200℃以下の温度であっても活性化の表
面処理条件を最適化することで、プロセスは行なえる。
【0043】(図1−6) 次にエピタキシャル成長層
102を残してシリコン基板部分100と多孔質部分1
01を選択的に除去する。
【0044】まず非多孔質であるシリコン基板部分10
0は表面グラインダー等により一部を研削した後にRI
Eによりエッチングを行うか、または研削をおこなわず
RIEによりすべての部分の除去を行う。
【0045】ここでの非多孔質シリコン基板部分のエッ
チングは、表面のエッチング速度がラジカル等の侵入速
度と同等かそれ以上であることが本発明のポイントであ
る。従ってここではRIEのような電界の方向に異方性
を持つような反応性イオンエッチングモードを用いるこ
とにより、表面のエッチングをより進行させることがで
きる。さらに多孔質シリコンの表面が酸化されているこ
ともしくは、密度が小さいことでイオンエッチングモー
ドでの直流電界成分が非多孔質と多孔質で変化するため
に、多孔質シリコンのエッチング速度が低下すると考え
られる。
【0046】このイオンエッチングモードでの表面エッ
チングを促進させるためには、RFプラズマ放電の圧
力、パワー、エッチングガス等を適当に選ぶことが必要
である。反応性イオンエッチングはH2 ガス、またF原
子を含むCF4 やSF6 等のエッチングガスをO2 、N
2 ガス等のキャリアガスまたはHe、Ar等の不活性ガ
ス等と混入して高周波やマイクロ波電力によるプラズマ
あるいは光のエネルギーにより分解して、被エッチング
基板表面まで電界方向に加速された状態で活性なイオン
が到達して表面のエッチングが行われる。
【0047】放電条件の設定としては特に放電圧力を低
くしてガス分子の平均自由工程を長くし、イオン化エネ
ルギーを得やすくすることが重要である。RFパワーを
大きくすることで電極間の直流バイアス成分が増加して
イオンエッチングを促進する反面、ラジカル分解反応も
促進されるためにラジカルエッチングモードも混在して
くるので注意が必要である。RFパワーによりセルフバ
イアスを大きくする他に、外部から直流バイアスを印加
する方法も有効であり100〜数100Vの印加で、非
多孔質のエッチング速度は大きくなり、数100μmの
エッチングでも数時間で終了する。その時多孔質シリコ
ンとのエッチング速度は数倍〜数10倍程度遅い。これ
により貼り合わせ後の非多孔質のウエハ部分の除去にお
いて、ウエハの厚み分布やエッチング厚分布のために、
下地の多孔質シリコンが部分的に露出するが、その部分
のエッチング速度は遅いために、多孔質シリコンの残り
厚の分布としては緩和され、均一性が向上する。イオン
エッチングをさらに促進するために、マグネトロンを利
用したプラズマやECRプラズマも有効である。
【0048】非多孔質シリコン基板部分100をエッチ
ングし、多孔質部分101が露出した時点でエッチング
を一旦終了する。この時のエッチング終点判定はエッチ
ング速度の選択性とエッチング速度の面内分布均一性が
充分あるために時間制御で充分であるが、セルフバイア
スをモニターすることによっても行うことができる。す
なわち多孔質シリコンが露出した時点でセルフバイアス
が低下するので確実に終点判別ができる。
【0049】非多孔質Si基板の除去は、貼り合わせた
基板にせん断応力、引っ張り応力などをかけて、除去し
てもいい。この場合、非多孔質Si基板100の再使用
が可能になる。
【0050】次に、下地の多孔質部分101はラジカル
エッチングにより行なう。多孔質シリコンでは表面から
内部にわたって数十〜百オングストローム径の孔が高密
度に存在しており、その孔の中に侵入したエッチングに
関与するラジカルが、孔の壁に付着して側壁からエッチ
ングが進行し、柱状構造の柱が細って最終的には内部か
ら多孔質シリコン部が崩壊して除去される。一方非多孔
質シリコンでは孔はないので表面のエッチングしか起こ
らない。たとえば非多孔質の表面のエッチングが数十オ
ングストローム起こる間に、多孔質シリコンの孔へ数十
μmの深さまでエッチングに関与するラジカルが侵入し
て付着したとすると、孔の壁も表面と同じだけエッチン
グされて、孔から侵入した部分の柱は崩壊して多孔質シ
リコンは数十μmのエッチングが起こったことになる。
【0051】ここで重要なのはエッチングに関与するラ
ジカルの多孔質の孔への侵入と付着の速度が、表面のエ
ッチング速度よりも充分速いということである。従って
この多孔質シリコンの除去エッチングは、エッチングに
関与するラジカルの孔の中への拡散によってのみエッチ
ングが行われ、エッチングが等方的に進行するケミカル
なラジカルエッチングモードになっていることがここで
の本発明のポイントである。通常のRIEのような電界
の方向に異方性を持つような反応性イオンエッチング
は、表面のエッチングをより進行させるのでここでのエ
ッチングには用いない。ただしRIEのエッチング装置
でもガス、流量、圧力等を適当な条件を選べば実現でき
る。放電条件の設定としては特に放電圧力を高くしてガ
ス分子の平均自由工程を短くし、イオンの二次反応を促
進して基板のセルフバイアスを小さくして活性イオンに
よる表面エッチングを起こりにくくすることが必要であ
る。セルフバイアスと逆方向に外部から直流バイアスを
印加する方法や、電極の陽極側に被エッチング基板を配
置する方法も有効であるが、完全にイオンの到達をなく
すことは困難であり、好ましくはラジカルの生成部とエ
ッチング部を空間的に分離してラジカルが輸送される過
程を与えることである。
【0052】また、H2 ガス、またF原子を含むCF4
やSF6 等のエッチングガスをO2、N2 ガス等のキャ
リアガスと混入させ、高周波やマイクロ波電力によるプ
ラズマあるいは光のエネルギーによりラジカルに分解し
て、輸送過程の気相中でキャリアガス等と二次反応を起
こすと、さらにより安定で寿命の長いエッチングラジカ
ルとなる。これは、エッチングガスが非エッチング基板
上へ到達するからである。さらにエッチング時の基板を
加熱または振動させることにより、ラジカルがより安定
なサイトへの等方的な拡散が促進されて、多孔質孔の中
への侵入が促進され、多孔質シリコンのエッチング速度
は、非多孔質シリコンよりも105 〜106 倍の選択比
が得られる。この時、下地のエピタキシャル成長部分1
02は非多孔質であるためエッチング速度は多孔質のエ
ッチング速度の5〜6桁も小さく、ほとんどエッチング
は起こらず、エピタキシャル成長時の膜厚均一性を保存
して薄膜として残る。
【0053】更に、以上説明した工程に下述する工程を
付加する場合もある。
【0054】(1)多孔質層の孔の内壁の酸化(pre
oxidation) 多孔質Si層の隣接する孔の間の壁の厚みは、数nm〜
数10nmと非常に薄い。このためエピタキシャルSi
層形成時、貼り合わせ後の熱処理時等、多孔質層に高温
処理を施すと孔壁が凝集することにより、孔壁が粗大化
して孔をふさぎ、エッチング速度が低下してしまう場合
がある。そこで、多孔質層の形成後、孔壁に薄い酸化膜
を形成して、孔の粗大化を抑制することができる。しか
し、多孔質層上には非多孔質単結晶Si層をエピタキシ
ャル成長させる必要があることから、多孔質層の孔壁の
内部には、単結晶性が残るように孔の内壁の表面だけを
酸化する必要がある。ここで形成される酸化膜は、数Å
〜数10Åの膜厚とするのが望ましい。このような膜厚
の酸化膜は、酸素雰囲気中で200℃〜700℃の温
度、より好ましくは、250℃〜500℃の温度での熱
処理により形成される。
【0055】(2)水素ベーキング処理 先にEP553852A2公報は、水素雰囲気下の熱処
理により、Si表面の微小な荒れ(roughnes
s)を除去し、非常になめらかなSi表面が得られるこ
とを示している。本発明においても、水素雰囲気下での
ベーキングを適用することができる。水素ベーキング
は、例えば、多孔質Si層形成後、エピタキシャルSi
層形成前に行なうことができ、これと別に多孔質Si層
のエッチング除去後に得られるSOI基体に行なうこと
ができる。エピタキシャルSi層形成前に行なう水素ベ
ーキング処理によっては、多孔質Si表面を構成するS
i原子のマイグレーション(migration)によ
り、孔の最表面が閉塞されるという現象が生ずる。孔の
最表面が閉塞された状態でエピタキシャルSi層の形成
が行なわれると、より結晶欠陥の少ないエピタキシャル
Si層が得られる。一方、多孔質Si層のエッチング後
に行なう水素ベーキングによっては、エッチングにより
多少荒れたエピタキシャルSi表面をなめらかにする作
用と、ボンディングの際の貼り合わせ界面にクリーンル
ーム中の空気から不可避的にとり込まれ、エピタキシャ
ルSi層に拡散した中のボロンおよび多孔質Si層から
エピタキシャルSi層に熱拡散したボロンを外方拡散に
より脱離させるという作用がある。
【0056】以上の工程を行なうことによって、膜厚分
布の良好なSOI基板あるいは、単結晶シリコンが形成
された透明絶縁性基板を得ることができる。
【0057】以上、説明したSOI基板の製造方法以外
にも、エピタキシャル成長させた非多孔質単結晶Si領
域102の表面に、酸化膜103を形成せず、酸化膜を
有するSiウェハ110と貼り合わせてもいい。また非
多孔質単結晶Si領域103の表面に酸化膜を形成して
おいて、酸化膜を持たないSiウェハ110を貼り合わ
せてもいい。
【0058】
【実施例】 [実施例1]図1及び図6を用いて本発明の第1実施例
の詳細を説明する。
【0059】(図1−1) 約300ミクロンの厚みを
持った6インチP型(100)単結晶シリコン基板
(0.1〜0.2Ωcm)を用意し、これを図6−1に
示すような装置にセットして陽極化成を行ない、シリコ
ン基板100の表面を10μmだけ多孔質シリコン10
1にした。この時の溶液604は49%HF溶液を用
い、電流密度は100mA/cm2 であった。そしてこ
の時の多孔質化速度は5μm/min.であり、10μ
mの厚みの多孔質層は2分で得られた。(図1−2)
前記多孔質シリコン101上にCVD法により、単結晶
シリコン層102を0.25μmエピタキシャル成長し
た。堆積条件は以下のとおりである。
【0060】使用ガス:SiH4 /H2 ガス流量:0.62/140(l/min) 温 度:750℃ 圧 力:80Torr 成長速度:0.12μm/min. (図1−3) 上記方法にて作成した基板を水蒸気雰囲
気中900℃の条件で処理し、0.05μmの酸化膜1
03を得た。
【0061】(図1−4) 上記酸化膜を有する基板1
00と、予め用意しておいた0.5μm厚のシリコン酸
化膜を有する支持基板(シリコンウエハ)110を平行
平板型プラズマ処理装置内にセットし、酸素プラズマに
より各々の表面を活性化処理した。処理条件は次の通り
である。
【0062】RF周波数・・・13.56MHz RFパワー・・・400W 酸素流量・・・・30sccm 圧力・・・・・・20pa. 処理時間・・・・1分 尚、プラズマと基板の間では特にバイアスの制御は行な
わず、プラズマのセルフバイアスのみで表面処理をし
た。
【0063】(図1−5) 上記表面処理した両基板を
純水に5分間浸し、スピン乾燥した後に処理面同士を貼
り合わせた。その後に400℃、6時間の熱処理を行な
った。
【0064】(図1−6) 熱処理後にシリコン基板1
00側を上述と同様の平行平板型プラズマエッチング装
置で非多孔質単結晶基板100を選択的にエッチング
し、多孔質シリコン101を露出させた。この時の貼り
合わせたウエハには厚みのばらつきがあり、さらに化成
時の多孔質シリコン厚のばらつきもあり、非多孔質単結
晶基板部分100の厚みばらつきは最大で300±5μ
m程度ある。このエッチング条件は以下の通りである。
【0065】RF周波数・・・13.56MHz RFパワー・・・1KW SF6 ガス流量・・1000sccm 酸素流量・・・・300sccm 圧力・・・・・・20pa. 基板バイアス・・500V 処理時間・・・・63分 この条件での非多孔質シリコンのエッチング速度は5μ
m/分で、多孔質シリコンは、1μm/分であり、非多
孔質単結晶基板部分100が、最悪の場合で薄く295
μm程度の場合3分オーバーエッチングになり、305
μmと厚い場合は1分のオーバーエッチングになる。こ
の時の下地の多孔質シリコン101のエッチング厚はそ
れぞれ4μmと2μmであり、最悪の場合でも10μm
の多孔質シリコン101内でエッチングが停止できる。
この時終点判定は特に行わなかったが、設定した処理時
間でエッチング装置に投入した6基板はすべて多孔質シ
リコンが全面露出し、その残り厚のウエハ面内分布は±
10%以内であった。
【0066】この基板を引き続きマイクロ波励起のケミ
カルドライエッチング装置により、多孔質部分101の
みを選択的にエッチングした。この装置はマイクロ波電
力によりプラズマを発生させる部分とエッチングが行わ
れる部分が空間的に分離されており、非エッチング基板
にはイオン種は到達しない構造になっている。このとき
のエッチング条件は以下の通りである。
【0067】マイクロ波周波数・・・1GHz マイクロ波パワー・・・100W SF6 ガス流量・・100sccm O2 流量・・・・・500sccm N2 流量・・・・・500sccm 圧力・・・・・・・100pa. 処理時間・・・・・30分 この条件での非多孔質シリコンのエッチング速度は、〜
5×10-4μm/分程度である。ただし、多孔質シリコ
ンでは、まず多孔質孔内部でのエッチングが進行してい
るために表面のエッチングとしては観測されず、エッチ
ング開始20分程度から急激に多孔質シリコンが崩壊
し、開始30分で完全にエッチングされた。最悪の場合
でも多孔質シリコンの残り厚は6〜8μm程度のばらつ
きになるが、この30分のエッチングに対して、下地の
エピタキシャル単結晶シリコン層102のオーバーエッ
チングが仮に10分程度であったとしても、単結晶シリ
コンのオーバーエッチングは50A以下であり、エピタ
キシャル成長時の均一性には影響を与えない。エッチン
グの終点判定としてエッチング表面の蛍光のモニタを利
用することもできるが、選択性が非常に大きいためにエ
ッチング時間の制御で充分である。
【0068】この結果0.6μmのシリコン酸化膜上
に、約180nm±5.4(±3%)の膜厚分布の優れ
た超薄膜単結晶シリコン膜を備えたSOI基板が形成で
きた。
【0069】[実施例2]図2を用いて本発明の第2実
施例の詳細を説明する。
【0070】(図2−1) 300μmの厚みを持った
抵抗率0.01Ω・cmの6インチP型(100)シリ
コン基板200を用意し、その表層を第1実施例と同様
にして10μmだけ多孔質シリコン201とした。
【0071】(図2−2) 得られた多孔質面上に第1
実施例と同様にしてエピタキシャル層202を0.15
μmの厚みに形成した。
【0072】(図2−3) 上記方法にて作成した基板
を1000℃の水蒸気中で0.1μm酸化(203)し
た。
【0073】(図2−4) 上記基板と予め用意してお
いた6インチの合成石英基板210を、第1実施例と同
様に表面をプラズマ処理した。
【0074】(図2−5) 上記シリコン基板200と
石英基板210を純水中に5分間浸した後に、スピン乾
燥して互いの処理面を貼り合わせた。続いて300℃、
10時間の熱処理を行なった。
【0075】(図2−6) まず290μmあるシリコ
ン基板部分200をRIEにより実施例1と同条件でエ
ッチングした。そして表面に多孔質シリコン層201が
露出したところで、やはり実施例1と同様な条件でケミ
カルドライエッチングで多孔質層201を選択的にエッ
チングした。このとき石英基板210はまったくエッチ
ングされていない。エッチングの終点判定としてエッチ
ング表面の蛍光のモニタを利用することもできるが、選
択性が非常に大きいためにエッチング時間の制御で充分
である。
【0076】この結果、石英基板上に98.2nm±
3.4nm(±3.5%)の膜厚分布を有するシリコン
単結晶薄膜を備えたSOI基板が作成できた。
【0077】[実施例3]図3を用いて本発明の第3実
施例の詳細を説明する。
【0078】(図3−1)300μmの厚みを持った抵
抗率0.01Ω・cmの5インチP型(100)シリコ
ン基板300を用意し、その表面から5μmの厚みだけ
多孔質層301を形成した。
【0079】(図3−2) 得られた基板の多孔質表面
に第1実施例と同様にしてエピタキシャル層302を
0.15μmの厚みに形成した。
【0080】(図3−3) 上記方法にて作成した基板
を水蒸気雰囲気中900℃の条件で処理し、0.05μ
mの酸化膜303を得た。
【0081】(図3−4) 上記酸化膜を有する基板3
00と、予め用意しておいた0.2μm厚のシリコン酸
化膜を有する支持基板(シリコンウエハ)310を平行
平板型プラズマ処理装置内にセットし、実施例1と同様
な酸素プラズマ条件により各々の表面を活性化処理し
た。
【0082】(図3−5) 上記表面処理した両基板を
純水に5分間浸し、スピン乾燥した後に処理面同士を貼
り合わせた。その後に400℃、6時間の熱処理を行な
った。
【0083】(図3−6) 熱処理後にシリコン基板3
00側を上述と同様の平行平板型プラズマエッチング装
置で以下の条件により選択的にエッチングし、多孔質シ
リコン301を露出させた。
【0084】RF周波数・・・13.56MHz RFパワー・・・1KW CF4 ガス流量・・800sccm Arガス流量・・・・200sccm 圧力・・・・・・5pa. 基板バイアス・・500V 処理時間・・・・99分〜102分 この条件での非多孔質シリコンのエッチング速度は3.
1μm/分で、多孔質シリコンは、0.43μm/分で
ある。実施例1と同様に、非多孔質単結晶基板部分30
0は最悪で300〜305μmのばらつきがあり、たと
えば100分のエッチングでは、1.6〜4.8分が多
孔質シリコンのオーバーエッチングになる。この時の下
地の多孔質シリコン301のエッチング厚はそれぞれ
0.69μmと2.1μmであり、最悪の場合でも5μ
mの多孔質シリコン301は2.9〜4.3μmの残り
厚でエッチングが停止できる。この終点判定は、セルフ
バイアスをモニタして900V〜700Vになったとこ
ろで多孔質シリコンエッチングの終点として放電を停止
した。エッチング装置に投入した6基板はすべて多孔質
シリコンが全面露出し、その残り厚のウエハ面内分布は
±10%以内であった。
【0085】この基板を引き続きマイクロ波励起のケミ
カルドライエッチング装置により、多孔質部分301の
みを選択的にエッチングした。このときのエッチング条
件は実施例1とはぼ同様であるが、基板加熱を行い、基
板に超音波振動を与えた。
【0086】マイクロ波周波数・・・1GHz マイクロ波パワー・・・100W SF6 ガス流量・・100sccm O2 流量・・・・・500sccm N2 流量・・・・・500sccm 圧力・・・・・・・100pa. 基板温度・・・・・300℃ 超音波・・・・・・1kW 処理時間・・・・・10分 この条件での非多孔質シリコンのエッチング速度は、や
はり〜5×10-4μm/分程度である。
【0087】基板加熱と超音波振動の効果により、まず
多孔質孔への拡散が促進され、しかも孔の壁のエッチン
グによる物理的な崩壊も促進され、開始7〜8分でほと
んど下地のエピタキシャル層が露出して、10分で完全
にエッチングされた。この下地のエピタキシャル単結晶
シリコン層302が仮に10分間オーバーエッチングさ
れたとしてもオーバーエッチング厚は50A以下であ
り、エピタキシャル成長時の均一性には影響を与えな
い。エッチングの終点判定としてエッチング表面の蛍光
のモニタを利用することもできるが、選択性が非常に大
きいためにエッチング時間の制御で充分である。
【0088】この結果0.25μmのシリコン酸化膜上
に、約100.8nm±3.4(±3.4%)の膜厚分
布の優れた超薄膜単結晶シリコン膜を備えたSOI基板
が形成できた。
【0089】[実施例4]図4を用いて本発明の第4実
施例の詳細を説明する。
【0090】(図4−1) 300μmの厚みを持った
抵抗率0.01Ω・cmの5インチP型(100)シリ
コン基板400を用意し、その表面から5μmの厚みだ
け多孔質層401を形成した。
【0091】(図4−2) 得られた基板の多孔質表面
に第1実施例と同様にしてエピタキシャル層402を
0.15μmの厚みに形成した。
【0092】(図4−3) 上記方法にて作成した基板
を水蒸気雰囲気中900℃の条件で処理し、0.05μ
mの酸化膜403を得た。
【0093】(図4−4) 上記酸化膜を有する基板4
00と、予め用意しておいた0.2μm厚のシリコン酸
化膜を有する支持基板(シリコンウエハ)410を平行
平板型プラズマ処理装置内にセットし、実施例1と同様
な酸素プラズマ条件により各々の表面を活性化処理し
た。
【0094】(図4−5) 上記表面処理した両基板を
純水に5分間浸し、スピン乾燥した後に処理面同士を貼
り合わせた。その後に400℃、6時間の熱処理を行な
った。
【0095】(図4−6) 熱処理後にシリコン基板4
00側を上述と同様の平行平板型プラズマエッチング装
置で実施例3の条件により選択的にエッチングし、多孔
質シリコン401を露出させた。この条件での非多孔質
シリコンのエッチング速度は3.1μm/分で、多孔質
シリコンは、0.43μm/分である。実施例1と同様
に、非多孔質単結晶基板部分400は最悪で300〜3
05μmのばらつきがあり、たとえば100分のエッチ
ングでは、1.6〜4.8分が多孔質シリコンのオーバ
ーエッチングになる。この時も実施例3と同様に、最悪
の場合でも5μmの多孔質シリコン401は2.9〜
4.3μmの残り厚でエッチングが停止できる。この終
点判定は、セルフバイアスをモニタして900V〜70
0Vになったところで多孔質シリコンエッチングの終点
として放電を停止した。
【0096】この基板を引き続き光励起のH2 ラジカル
生成装置により、多孔質部分401のみを選択的にエッ
チングした。H2 ラジカルを生成させる部分とエッチン
グが行われる部分が空間的に分離されており、光励起の
場合プラズマを用いていないのでイオン種は基板に到達
しない。このときのエッチング条件は以下の通りであ
る。
【0097】 励起光源・・・低圧水銀ランプ(253.7eV) H2 ガス流量・・100sccm 圧力・・・・・・・10pa. 基板温度・・・・・300℃ 超音波・・・・・・1kW 処理時間・・・・・30分 この条件での光分解のH2 ラジカルエッチングでも非多
孔質シリコンのエッチング速度は、〜2×10-4μm/
分程度である。
【0098】基板加熱と超音波振動の効果により、まず
多孔質孔への拡散が促進され、しかも孔の壁のエッチン
グによる物理的な崩壊も促進され、開始20分でほとん
ど下地のエピタキシャル層が露出して、30分で完全に
エッチングされた。この下地のエピタキシャル単結晶シ
リコン層402が仮に10分間オーバーエッチングされ
たとしてもオーバーエッチング厚は50A以下であり、
エピタキシャル成長時の均一性には影響を与えない。エ
ッチングの終点判定としてエッチング表面の蛍光のモニ
タを利用することもできるが、選択性が非常に大きいた
めにエッチング時間の制御で充分である。
【0099】この結果0.25μmのシリコン酸化膜上
に、約99.8nm±3.6(±3.6%)の膜厚分布
の優れた超薄膜単結晶シリコン膜を備えたSOI基板が
形成できた。
【0100】[実施例5]図5は本発明のSOI基板の
製造装置のひとつの実施例である。
【0101】まず、前述の実施例と同様に300μmの
厚みを持った抵抗率0.01Ω・cmの5インチP型
(100)シリコン基板を用意し、その表面から5μm
の厚みだけ多孔質層を形成した。得られた基板の多孔質
表面にエピタキシャル単結晶シリコン層を0.15μm
の厚みに形成した。さらにこの基板を水蒸気雰囲気中9
00℃の条件で処理し、表面に0.05μmの酸化膜を
形成し、洗浄の後、本実施例の装置内にセットした。さ
らにこの基板とはり合わせる0.2μm厚のシリコン酸
化膜を有するSOI支持基板も洗浄の後、本実施例の装
置内に同時にセットした。
【0102】まず本実施例の装置では基板は搬送用基板
ホルダーにセットされて、大気開放状態になったチャン
バー1のロード室に入り真空に引かれる。10-4Pa程
度の真空度でゲートバルブを開きチャンバー2の表面活
性化室に移動する。そしてチャンバー1とのゲートバル
ブを閉じてガス導入して表面活性化処理を以下の条件に
より行われる。
【0103】RF周波数・・・13.56MHz RFパワー・・・300W CF4 ガス流量・・50sccm 酸素流量・・・・・30sccm 圧力・・・・・・・20pa. 処理時間・・・・・1分 上記表面活性化処理した基板は、真空引きの後、チャン
バー3の貼り合わせ室に移動して、処理面同士を貼り合
わせた。貼り合わせ時の条件は、O2 とN2 をそれぞれ
800sccm同量導入して、400Pa程度の圧力
で、真空チャックでそれぞれのウエハを基板ホルダーよ
り移動して重ね合わせて加圧する。その後にチャンバー
4の熱処理室に移動して400℃、6時間の熱処理の雰
囲気中はN 2 を1000sccmで400Paで行なっ
た。
【0104】熱処理後400Paの真空度でゲートバル
ブを開きチャンバー5のエッチング室に移動する。そし
てチャンバー4とのゲートバルブを閉じて真空に引きガ
ス導入して第1のエッチング処理が以下の条件により行
われる。
【0105】RF周波数・・・13.56GHz RFパワー・・・1KW CF4 ガス流量・・100sccm Arガス流量・・・・・200sccm 圧力・・・・・・・7pa. 基板バイアス・・800V 終点判定・・・・基板間直流電圧モニタ このチャンバー5のエッチングは平行平板型プラズマエ
ッチング装置で前述の実施例と同様にRIEモードであ
り、結晶シリコンウエハ部分を選択的にしかも高速でエ
ッチングし、多孔質シリコンを露出させた。この装置の
上述の条件での非多孔質シリコンのエッチング速度は
5.1μm/分で、多孔質シリコンは0.33μm/分
である。他の実施例と同様に、非多孔質単結晶基板部分
は最大5μmのばらつきがあり、多孔質が露出してから
1分程度の多孔質シリコンのオーバーエッチングのばら
つきが生じるが、多孔質シリコンのエッチング速度が遅
いので最悪の場合でも5μmの多孔質シリコンは0.5
μm以下の残り厚のばらつきでエッチングが停止でき
る。この終点判定は、セルフバイアスをモニタして90
0V〜700Vになったところで多孔質シリコンエッチ
ングの終点として放電を停止した。
【0106】次に真空引きの後チャンバー6のエッチン
グ室に移動する。このエッチングチャンバーはマイクロ
波励起のケミカルドライエッチング装置であり、基板加
熱ができ、基板に超音波振動が印加できる構造になって
いる。これにより多孔質シリコン部分のみを選択的にエ
ッチングできる。このときのエッチング条件は以下の通
りである。
【0107】マイクロ波周波数・・・1GHz マイクロ波パワー・・・200W SF6 ガス流量・・200sccm O2 流量・・・・・500sccm N2 流量・・・・・500sccm 圧力・・・・・・・100pa. 基板温度・・・・・300℃ 超音波・・・・・・1kW 処理時間・・・・・10分 この条件での非多孔質シリコンのエッチング速度は、や
はり〜5×10-4μm/分程度である。基板加熱と超音
波振動の効果により、まず多孔質孔への拡散が促進さ
れ、しかも孔の壁のエッチングによる物理的な崩壊も促
進され、開始7〜8分でほとんど下地のエピタキシャル
層が露出して、10分で完全にエッチングされた。この
下地のエピタキシャル単結晶シリコン層が仮に10分間
オーバーエッチングされたとしてもオーバーエッチング
厚は50A以下であり、エピタキシャル成長時の均一性
には影響を与えない。エッチングの終点判定としてエッ
チング表面の蛍光のモニタを利用することもできるが、
選択性が非常に大きいためにエッチング時間の制御で充
分である。
【0108】最後にチャンバー7のアンロード室に移動
して大気開放してできあがったSOI基板を取り出す。
【0109】本実施例の製造装置により作製されたSO
I基板は、すべて真空チャンバー内を移動しているため
に特に貼り合わせ時の不純物、パーティクルの付着がな
くなり、それに起因するボイドはなくなった。また本実
施例の製造装置によれば、インライン型で多数枚の処理
が可能で、たとえば0.25μmのシリコン酸化膜上
に、約97.8nm±3.8(±3.9%)の膜厚分布
の優れた超薄膜単結晶シリコン膜を備えたSOI基板
が、制御性よく得られ大量生産によるコストダウンが可
能になる。
【0110】
【発明の効果】本発明によれば、多孔質Si領域の除去
のとき、従来湿式のフッ酸系エッチング液やアルカリ系
エッチング液を用いた時の多数枚処理後の液交換、液濃
度管理の制御性が難しく生産性が非常に悪いなどの問題
が解決された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態と第1実施例の工程を説明す
るための模式的断面図である。
【図2】本発明の第2実施例の工程を説明するための模
式的断面図である。
【図3】本発明の第3実施例の工程を説明するための模
式的断面図である。
【図4】本発明の第4実施例の工程を説明するための模
式的断面図である。
【図5】本発明の第5実施例の製造装置を説明するため
の模式的断面図である。
【図6】シリコン基板を多孔質化する装置の模式断面図
である。
【符号の説明】
100,200,300,400,600 単結晶シ
リコン基板 101,201,301,401 多孔質化したシリ
コン基板 102,202,302,402 エピタキシャル成
長層 103,203,303,403 エピ酸化膜 110,210,310,410 表面にSiO2 層を
有する支持基板 604 HF/エタノール溶液 605 正電極 606 負電極
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−275663(JP,A) 特開 平7−26382(JP,A) 特開 平5−36951(JP,A) 特開 平5−38952(JP,A) 特開 平4−328844(JP,A) 特開 平5−160074(JP,A) R.L.Smith,et.a l.,”Porous silicon formation mechani sms”,J.Appl.Phys., 1992年4月15日,Vol.71,No. 8,pp.R1−R22 P.B.Mumola,「SOIウェ ーハ加工技術」,月刊Semicond uctor World,Vol.13, No.4,pp.65−71 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/12 H01L 21/02 H01L 21/302 H01L 21/3065

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも多孔質単結晶Si領域を有す
    る単結晶Si基板の多孔質単結晶Si領域の表面に非多
    孔質単結晶Si領域を形成する工程、 前記非多孔質単結晶Si領域の表面に支持基板を貼り合
    わせる工程、 前記多孔質単結晶Si領域を除去する工程、とを有する
    SOI基板の製造方法において、 前記多孔質単結晶S
    i領域を除去する工程は、多孔質単結晶Si領域のエッ
    チング速度が、非多孔質単結晶Si領域のそれより大き
    ラジカルエッチングを行なう工程を有することを特徴
    とするSOI基板の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記多孔質単結晶Si領域を除去する工
    程は、少なくとも電気あるいは光エネルギーにより分解
    され発生した活性ラジカル種が、多孔質領域の孔に入り
    込み、内部からエッチングを行なう工程である請求項1
    に記載のSOI基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記多孔質単結晶Si領域を除去する工
    程は、被エッチング基板を、加熱あるいは、振動させる
    工程を有する請求項1に記載のSOI基板の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記非多孔質単結晶Si領域を形成する
    工程の前に、前記多孔質単結晶Si領域の孔の内壁の表
    面を酸化する請求項1記載のSOI基板の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記非多孔質単結晶Si領域を形成する
    工程の前に、前記多孔質単結晶Si領域を水素雰囲気中
    で熱処理する請求項1記載のSOI基板の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記非多孔質単結晶Si領域を形成する
    工程の前に、前記多孔質単結晶Si領域の孔の内壁の表
    面を酸化し、その後水素雰囲気中で熱処理する請求項1
    記載のSOI基板の製造方法。
  7. 【請求項7】 シリコン単結晶基板の表層が陽極化成に
    より多孔質化され、該多孔質化された表面上にエピタキ
    シャル成長によりシリコン単結晶薄膜層が形成された第
    1の基板と、第2の基板とを所定の雰囲気中で貼り合わ
    せる工程を行なう第1のチャンバーと、 貼り合わせた基板の密着力を強化するための熱処理工程
    を行なう第2のチャン バーと、 前記密着させた第1の基板側の多孔質化されていない単
    結晶基板部分を除去する第1の選択的ドライエッチング
    工程を行なう第3のチャンバーと、 前記多孔質シリコン部分を除去する第2の選択的ドライ
    エッチング工程を行なう第4のチャンバーを有し、 前記第1乃至第4のチャンバーは外部の雰囲気と遮断さ
    れて互いに結合されたインライン型の装置であることを
    特徴とするSOI基板の製造装置。
  8. 【請求項8】 前記第3のチャンバーと前記第4のチャ
    ンバーは、真空排気装置により真空雰囲気にされている
    請求項7に記載のSOI基板の製造装置。
  9. 【請求項9】 前記第1のチャンバーは、 貼り合わせ表面にOH結合を形成するためのO原子、H
    原子を含むガスが導入でき、かつ該貼り合わせ表面を光
    あるいは電気エネルギーで活性化させる為の部分と、貼
    り合わせ表面の不純物や異物を排除するための高真空排
    気できる部分とに分離して設けられている請求項7記載
    のSOI基板の製造装置。
  10. 【請求項10】 前記第3のチャンバーは、ガス分子を
    イオン化させるための高周波電力を容量結合型プラズマ
    として供給できる電極を有する反応性イオンエッチング
    チャンバーである請求項7記載のSOI基板の製造装
    置。
  11. 【請求項11】 前記反応性イオンエッチングチャンバ
    ーは、イオンの表面反応を促進するための直流電界を印
    加できる機構を有する請求項10記載のSOI基板の製
    造装置。
  12. 【請求項12】 前記反応性イオンエッチングチャンバ
    ーは、全面に多孔質シリコン部分が露出した時点でのセ
    ルフバイアスの変化によりエッチングの終点判定を行な
    う手段を有する請求項10記載のSOI基板の製造装
    置。
  13. 【請求項13】 前記第4のチャンバーは、光あるいは
    電気エネルギーを与えてガス分子を分解しラジカルを形
    成する部分と、そのラジカルが輸送され、被エッチング
    基板の多孔質層の孔に入り込み、内部からのエッチング
    を行なうことができる部分とに分離して構成されたラジ
    カルエッチングチャンバーである請求項7記載のSOI
    基板の製造装置。
  14. 【請求項14】 前記ラジカルエッチングチャンバー
    は、ラジカルの多孔質 の孔内部への拡散を促進するため
    の基板加熱機構を有する請求項13記載のSOI基板の
    製造装置。
  15. 【請求項15】 前記ラジカルエッチングチャンバー
    は、ラジカルの多孔質の孔内部への拡散を促進するため
    の基板振動機構を有する請求項13記載のSOI基板の
    製造装置。
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