JP3249303B2 - スクロール型圧縮機 - Google Patents

スクロール型圧縮機

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JP3249303B2
JP3249303B2 JP20608294A JP20608294A JP3249303B2 JP 3249303 B2 JP3249303 B2 JP 3249303B2 JP 20608294 A JP20608294 A JP 20608294A JP 20608294 A JP20608294 A JP 20608294A JP 3249303 B2 JP3249303 B2 JP 3249303B2
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    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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    • F04C29/005Means for transmitting movement from the prime mover to driven parts of the pump, e.g. clutches, couplings, transmissions
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスクロール型圧縮機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のスクロール型圧縮機の1例が図5
に示されている。図5において、1は密閉ハウジング
で、カップ状本体2とこれにボルト3によって締結され
たフロントエンドプレート4とからなる。7は回転軸
で、フロントエンドプレート4を貫通し、ベアリング8
及び9を介してフロントエンドプレート4に回転自在に
支持されている。
【0003】密閉ハウジング1内には固定スクロール10
及び旋回スクロール14が配設されている。固定スクロー
ル10は端板11とその内面に立設されたうず巻状ラップ12
とを備え、この端板11はボルト13によってカップ状本体
2に締結されている。
【0004】旋回スクロール14は端板15とその内面に立
設されたうず巻状ラップ16を備え、このうず巻状ラップ
16は固定スクロール10のうず巻状ラップ12と実質的に同
一の形状を有している。
【0005】旋回スクロール14と固定スクロール10とは
相互に公転旋回半径だけ偏心し、かつ、180 °だけ角度
をずらせて図示のように噛み合わされている。これによ
って、うず巻状ラップ12の先端面に埋設されたチップシ
ール17は端板15の内面に密接し、うず巻状ラップ16の先
端面に埋設されたチップシール18は端板11の内面に密接
し、かつ、うず巻状ラップ12と16の側面は互いに複数個
所で線接触する。かくして、うず巻状ラップ12、16のう
ず巻の中心に対してほぼ点対称をなす複数の密閉小室19
a 、19b が限界され、うず巻の中心部には小室22が限界
されている。
【0006】端板15の外面中央部に突設された円筒状の
ボス20の内部にはドライブブッシュ21が旋回軸受23を介
して回動自在に嵌装され、このドライブブッシュ21に穿
設された偏心孔24内には回転軸7の内端面に突設された
偏心ピン25が回動自在に嵌合されている。また、端板15
の外面の外周縁とフロントエンドプレート4の内面との
間にはスラスト軸受を兼ねる自転阻止機構26が配設され
ている。
【0007】しかして、回転軸7を回転させると、偏心
ピン25、ドライブブッシュ21、旋回軸受23、ボス20を介
して旋回スクロール14が駆動され、旋回スクロール14は
自転阻止機構26によってその自転を阻止されながら公転
旋回半径、即ち、回転軸7と偏心ピン25との偏心量を半
径とする円軌道上を公転旋回運動する。
【0008】すると、うず巻状ラップ12と16との線接触
部が次第にうず巻の中心方向へ移動し、この結果、密閉
小室19a 、19b が容積を減少しながらうず巻の中心方向
へ移動する。
【0009】これに伴って、図示しない吸入口を通って
吸入室28へ流入したガスがうず巻状ラップ12と16の外終
端開口部から密閉小室19a 、19b 内に取り込まれて圧縮
されながら中心の小室22に至り、ここから固定スクロー
ル10の端板11に穿設された吐出ポート29を通り吐出弁30
を押し開いて端板11と密閉ハウジング1によって限界さ
れた吐出室31へ吐出され、そこから図示しない吐出口を
経て流出する。
【0010】なお、図5において、5は回転軸7に取り
付けられたバランスウェイト、27はドライブブッシュ21
に取り付けられたバランスウェイト、32は吐出弁30のリ
テーナ、33は吐出弁30及びリテーナ32を端板11に締結す
るためのボルトである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のスクロール
型圧縮機においては、吸入室28内のミスト状の潤滑油
を含む吸入ガスが旋回軸受23の隙間をその外端から内
端に向かって流過してボス20内の端板15の外面とド
ライブブッシュ21の内端面との間に限界された袋小路
に流入することによって旋回軸受23が潤滑されてい
る。
【0012】このため、旋回軸受23への給油量は圧縮
機の運転条件(回転数、ガスの圧力や温度等)の変化に
よって変動するので安定しないこと、また、吸入ガスは
袋小路に流入し難いので、旋回軸受23の隙間を流過す
るガスの量も少ない
【0013】従って、圧縮機の運転条件が厳しくなる
と、旋回軸受23は給油不足から潤滑不良となり、これに
起因する旋回軸受23の焼付き、寿命低下等を惹起し、圧
縮機の信頼性を損なうおそれがあった。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、第1の発明の要旨
とするところは、それぞれ端板の内面にうず巻状ラップ
を立設してなる固定スクロールと旋回スクロールとを互
いに噛み合わせ、上記旋回スクロールの端板の外面中央
部に突設されたボス内にドライブブッシュを旋回軸受を
介して回動自在に嵌装し、このドライブブッシュに穿設
された偏心孔内に回転軸の内端面から突出する偏心ピン
を嵌合し、上記回転軸のまわりに限界された吸入室内の
ミスト状の潤滑油を含む吸入ガスが上記旋回軸受の隙間
をその外端から内端に向かって流過して上記ボス内の上
記端板外面と上記ドライブブッシュ内端面との間に限界
された袋小路に流入することにより上記旋回軸受を潤滑
するスクロール型圧縮機において、上記ドライブブッシ
ュの外端面の外周に突設されたフランジの先端面を上記
回転軸の内端面に封密的に摺接せしめることによって密
閉空間を形成し、一端が上記回転軸の内端面中央部に開
口する通孔の他端を上記回転軸の外周面に開口させると
ともに上記ドライブブッシュにこれを軸方向に貫通して
上記密閉空間に連通する横孔を穿設し、上記回転軸の回
転により上記通孔の一端と他端との間に発生した圧力差
によって上記袋小路内のミスト状の潤滑油を含むガスを
上記ドライブブッシュの横孔、上記密閉空間及び通孔を
この順に流過して上記吸入室に流出させることを特徴と
するスクロール型圧縮機にある。
【0015】第2の発明の特徴とするところは、それぞ
れ端板の内面にうず巻状ラップを立設してなる固定スク
ロールと旋回スクロールとを互いに噛み合わせ、上記旋
回スクロールの端板の外面中央部に突設されたボス内に
ドライブブッシュを旋回軸受を介して回動自在に嵌装
し、このドライブブッシュに穿設されたスライド溝内に
回転軸の内端面から突出する偏心ピンをスライド可能に
嵌合し、上記回転軸のまわりに限界された吸入室内のミ
スト状の潤滑油を含む吸入ガスが上記旋回軸受の隙間を
その外端から内端に向かって流過して上記ボス内の上記
端板外面と上記ドライブブッシュ内端面との間に限界さ
れた袋小路に流入することにより上記旋回軸受を潤滑す
るスクロール型圧縮機において、上記ドライブブッシュ
の外端面の外周に突設されたフランジの先端面を上記回
転軸の内端面に封密的に摺接せしめることによって密閉
空間を形成し、一端が上記回転軸の内端面の中央部に開
口する通孔の他端を上記回転軸の外周面に開口させ、上
記回転軸の回転により上記通孔の一端と他端との間に発
生した圧力差によって上記袋小路内のミスト状の潤滑油
を含むガスを上記スライド溝と偏心ピンとの隙間、上記
密閉空間及び通孔をこの順に流過して上記吸入室に流出
させるることを特徴とするスクロール型圧縮機にある。
【0016】上記通孔の他端を上記回転軸に固定された
バランスウェイトの外周面に開口させることができる。
【0017】上記通孔の他端を上記回転軸に内端が接合
されたパイプの外端に開口させることができる。
【0018】
【作用】請求項1記載の発明においては、回転軸を回転
させると、遠心力により通孔の一端と他端との間に圧力
差が発生する。そして、この圧力差によってガスが旋回
軸受の隙間、ドライブブッシュの横孔、密閉空間及び通
孔をこの順に流過し、このガスに伴われた潤滑油のミス
トによって旋回軸受が潤滑される。
【0019】請求項2記載の発明においては、回転軸を
回転させると、遠心力により通孔の一端と他端との間に
圧力差が発生し、この圧力差により潤滑油のミストを含
むガスが旋回軸受の隙間、スライド溝と偏心ピンとの長
手方向の隙間、密閉空間及び通孔をこの順に経て流過す
る。
【0020】請求項3記載の発明においては、回転軸を
回転させると、遠心力により通孔の一端とバランスウェ
イトの外周面に開口する他端との間に圧力差が生じ旋回
軸受を流過するガスの流れが生じる。
【0021】請求項4記載の発明においては、回転軸を
回転させると、遠心力により通孔の一端とパイプの外端
の開口との間に圧力差が生じ、旋回軸受を流過するガス
の流れが生じる。
【0022】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示されている。
(A)は要部の断面図、(B) は回転軸の部分的縦断面図、
(C) は(B) のC矢に沿う矢視図、(D) はドライブブッシ
ュの縦断面図、(E) は(D) のE矢に沿う矢視図である。
図1の(A) 、(B) 、(C) に示すように、回転軸7の内端
部にはベアリング9の嵌合部34とベアリング9の係止部
35とからなる円盤状のつば部7Aが形成されている。
【0023】ドライブブッシュ21の外端面の外周には、
図1(A) 、(D) 、(E) に示すように、フランジ39が突設
され、その先端面37を回転軸7の内端面36に封密的に摺
接させることによって密閉空間38が限界されている。そ
して、回転軸7にはその軸芯に直交する縦孔40と軸芯に
沿う横孔41が穿設され、縦孔40は係止部35の外周面に開
口し、横孔41は回転軸7の内端面36の中央部に開口して
いる。そして、これら2つの孔40と41は回転軸7の内部
で連通して通孔を構成している。
【0024】また、図1の(A) 、(D) 、(E) に示すよう
に、ドライブブッシュ21にはこれを軸方向に貫通する横
孔42が穿設され、この横孔42は密閉空間38内において横
孔41と対向する位置に開口している。
【0025】しかして、回転軸7を回転させると、縦孔
40の長さLによって形成される遠心ポンプ作用によって
縦孔40の開口部の圧力P1 は吸入室28内の圧力P2 より
低下し、圧力差ΔP=P2 −P1 が発生する。
【0026】一方、横孔41及び42は密閉空間38に開口し
ているので、圧力差ΔPが発生すると図1(A) に実線矢
印で示すように、潤滑油のミストを伴ったガスが吸入室
28から旋回軸受23の隙間、ドライブブッシュ21の横孔4
2、密閉空間38、横孔41、縦孔40をこの順に流過する。
これにより旋回軸受23には遠心ポンプ作用による強制給
油が行われることとなり、安定した給油を確保すること
ができる。他の構成は図5に示す従来のものと同様であ
り、対応する部材には同じ符号が付されている。
【0027】本発明の第2の実施例が図2に示されてい
る。図2(A) は要部の断面図、(B) は回転軸の部分的縦
断面図、(C) は(B) のC矢に沿う矢視図、(D) はドライ
ブブッシュの縦断面図、(E) は(D) のE矢に沿う矢視図
である。この第2の実施例は回転軸7の回転トルクを旋
回スクロール14に伝達するための機構をスライド方式と
したものである。
【0028】即ち、図2(A) 、(D) 、(E) に示すよう
に、ドライブブッシュ21にはスライド溝24' が穿設さ
れ、このスライド溝24' 内には回転軸7の内端面36に突
設された偏心ピン25’がその長手方向に沿ってスライド
可能に嵌合されている。回転軸7には第1の実施例と同
様に縦孔40と横孔41が穿設され、これらによって通孔が
構成されている。
【0029】しかして、回転軸7を回転すると、第1の
実施例と同様に縦孔40、横孔41によって遠心ポンプ機構
が形成され、図2(A) に実線矢印で示すように、吸入室
28から旋回軸受23の隙間、スライド溝24' と偏心ピン2
5' との長手方向の隙間、密閉空間38、通孔をこの順に
流過するガスの流れが形成される。 これにより旋回軸
受23及びスライド溝24' と偏心ピン25' との摺動面に遠
心ポンプによる強制給油が行われることとなり、安定し
た給油を確保することができる。
【0030】なお、回転軸7に遠心ポンプ機構を形成す
るには適当な方法で通孔の一端と他端との間に放射方向
の距離Lを形成すれば良く、図3に示すように、回転軸
7に一体に固定されているバランスウェイト5に縦孔40
を穿設してその外周面に通孔の他端を開口させることが
でき、また、図4に示すように、回転軸7にパイプ43の
内端を接合しその外端に通孔の他端を開口させることも
できる。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の第1の発明においては、
ドライブブッシュの外端面の外周に突設されたフランジ
の先端面を回転軸の内端面に封密的に摺接せしめること
によって密閉空間を形成し、一端が回転軸の内端面中央
部に開口する通孔の他端を回転軸の外周面に開口させる
とともにドライブブッシュにこれを軸方向に貫通して密
閉空間に連通する横孔を穿設したため、回転軸を回転さ
せると、遠心力により通孔の一端と他端との間に圧力差
が発生し、この圧力差によって袋小路内のミスト状の潤
滑油を含むガスがドライブブッシュの横孔、密閉空間及
び通孔をこの順に流過して吸入室に流出する。この結
果、旋回軸受に安定して給油できるので、圧縮機の厳し
い運転条件下における潤滑不良を防止してこれに基ずく
焼き付き、寿命低下を阻止し、圧縮機をの信頼性を向上
できる。
【0032】請求項2記載の第2の発明においては、
ライブブッシュに穿設されたスライド溝内に回転軸の内
端面から突出する偏心ピンをスライド可能に嵌合し、ド
ライブブッシュの外端面の外周に突設されたフランジの
先端面を上記回転軸の内端面に封密的に摺接せしめるこ
とによって密閉空間を形成し、一端が上記回転軸の内端
面の中央部に開口する通孔の他端を上記回転軸の外周面
に開口させたため、回転軸を回転させると、遠心力によ
り通孔の一端と他端との間に圧力差が発生し、この圧力
差によって袋小路内のミスト状の潤滑油を含むガスがス
ライド溝と偏心ピンとの隙間、密閉空間及び通孔をこの
順に流過して吸入室に流出する。従って、第2の発明に
おいては第1の発明と同様の効果を奏することができる
とともにスライド溝と偏心ピンとの隙間を利用してガス
を流過させるので、ドライブブッシュに横穴を穿設する
必要がなく、スライド溝と偏心ピンとの摺動面にも給油
できる。
【0033】請求項3又は4記載の発明においては回転
軸の回転による遠心ポンプ作用を向上し、旋回軸受を流
過するガスの量を増大できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示し、(A) は要部の縦
断面図、(B) は回転軸の部分的縦断面図、(C) は(B) の
C矢に沿う矢視図、(D) はドライブブッシュの縦断面
図、(E) は(D) のE矢に沿う矢視図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示し、(A) は要部の縦
断面図、(B) は回転軸の部分的縦断面図、(C) は(B) の
C矢に沿う矢視図、(D) はドライブブッシュの縦断面
図、(E) は(D) のE矢に沿う矢視図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示し、(A) は回転軸の
部分的縦断面図、(B) は(A) のB−B線に沿う断面図で
ある。
【図4】本発明の第4の実施例を示し、(A) は回転軸を
部分的に破断して示す側面図、(B) は(A) のB−B線に
沿う断面図である。
【図5】従来のスクロール型圧縮機の縦断面図である。
【符号の説明】
7 回転軸 10 固定スクロール 11 端板 12 うず巻状ラップ 14 旋回スクロール 15 端板 16 うず巻状ラップ 20 ボス 21 ドライブブッシュ 23 旋回軸受 24 偏心孔 25 偏心ピン 36 内端面 39 フランジ 37 先端面 38 密閉空間 40、41 通孔

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ端板の内面にうず巻状ラップを立
    設してなる固定スクロールと旋回スクロールとを互いに
    噛み合わせ、上記旋回スクロールの端板の外面中央部に
    突設されたボス内にドライブブッシュを旋回軸受を介し
    て回動自在に嵌装し、このドライブブッシュに穿設され
    た偏心孔内に回転軸の内端面から突出する偏心ピンを嵌
    合し、上記回転軸のまわりに限界された吸入室内のミス
    ト状の潤滑油を含む吸入ガスが上記旋回軸受の隙間をそ
    の外端から内端に向かって流過して上記ボス内の上記端
    板外面と上記ドライブブッシュ内端面との間に限界され
    た袋小路に流入することにより上記旋回軸受を潤滑する
    スクロール型圧縮機において、上記ドライブブッシュの
    外端面の外周に突設されたフランジの先端面を上記回転
    軸の内端面に封密的に摺接せしめることによって密閉空
    間を形成し、一端が上記回転軸の内端面中央部に開口す
    る通孔の他端を上記回転軸の外周面に開口させるととも
    に上記ドライブブッシュにこれを軸方向に貫通して上記
    密閉空間に連通する横孔を穿設し、上記回転軸の回転に
    より上記通孔の一端と他端との間に発生した圧力差によ
    って上記袋小路内のミスト状の潤滑油を含むガスを上記
    ドライブブッシュの横孔、上記密閉空間及び通孔をこの
    順に流過して上記吸入室に流出させることを特徴とする
    スクロール型圧縮機。
  2. 【請求項2】それぞれ端板の内面にうず巻状ラップを立
    設してなる固定スクロールと旋回スクロールとを互いに
    噛み合わせ、上記旋回スクロールの端板の外面中央部に
    突設されたボス内にドライブブッシュを旋回軸受を介し
    て回動自在に嵌装し、このドライブブッシュに穿設され
    たスライド溝内に回転軸の内端面から突出する偏心ピン
    をスライド可能に嵌合し、上記回転軸のまわりに限界さ
    れた吸入室内のミスト状の潤滑油を含む吸入ガスが上記
    旋回軸受の隙間をその外端から内端に向かって流過して
    上記ボス内の上記端板外面と上記ドライブブッシュ内端
    面との間に限界された袋小路に流入することにより上記
    旋回軸受を潤滑するスクロール型圧縮機において、上記
    ドライブブッシュの外端面の外周に突設されたフランジ
    の先端面を上記回転軸の内端面に封密的に摺接せしめる
    ことによって密閉空間を形成し、一端が上記回転軸の内
    端面の中央部に開口する通孔の他端を上記回転軸の外周
    面に開口させ、上記回転軸の回転により上記通孔の一端
    と他端と の間に発生した圧力差によって上記袋小路内の
    ミスト状の潤滑油を含むガスを上記スライド溝と偏心ピ
    ンとの隙間、上記密閉空間及び通孔をこの順に流過して
    上記吸入室に流出させるることを特徴とするスクロール
    型圧縮機。
  3. 【請求項3】 上記通孔の他端を上記回転軸に固定され
    たバランスウェイトの外周面に開口させたことを特徴と
    する請求項1又は2記載のスクロール型圧縮機。
  4. 【請求項4】 上記通孔の他端を上記回転軸に内端が接
    合されたパイプの外端に開口させたことを特徴とする請
    求項1又は2記載のスクロール型圧縮機。
JP20608294A 1994-08-09 1994-08-09 スクロール型圧縮機 Expired - Fee Related JP3249303B2 (ja)

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