JPH10306785A - スクロール型圧縮機 - Google Patents

スクロール型圧縮機

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JPH10306785A
JPH10306785A JP13884297A JP13884297A JPH10306785A JP H10306785 A JPH10306785 A JP H10306785A JP 13884297 A JP13884297 A JP 13884297A JP 13884297 A JP13884297 A JP 13884297A JP H10306785 A JPH10306785 A JP H10306785A
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JP
Japan
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pin
scroll
housing
pins
orbiting scroll
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Withdrawn
Application number
JP13884297A
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English (en)
Inventor
Hiroki Ishii
弘樹 石井
Mikio Matsuda
三起夫 松田
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Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピン同士の係合関係を利用したスクロール型
圧縮機の自転防止機構において、強度向上、小型化、摩
耗や焼きつきの防止を図る。 【解決手段】 旋回スクロール8側のピン穴15aに挿
入されるピン15と、それに係合しハウジング1側のピ
ン穴16aに挿入されるピン16の少なくとも一方を段
付きピンとして形成する。段付きピンの基部は太いので
荷重支持面積が大きくなり、面圧が減少するので、ピン
穴15a,16aの拡径や、ピン15,16の抜け出し
がなくなる。段付きピンの係合部は単純な形のピンと同
じであるから、ピンを円錐形とした場合に比べて軸方向
及び半径方向の寸法が小さくなる。また、本発明によれ
ば、自転防止機構14へ冷凍機油のような潤滑油を、吐
出圧と吸入圧の差圧によって付勢して強制的に供給する
ことができ、摺動部分の摩耗や焼き付きを確実に防止し
得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクロール型圧縮
機に係り、特にその旋回スクロールのための自転防止機
構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明者らは、先に出願した特開平7−
167067号公報記載の発明において、スクロール型
圧縮機の旋回スクロールの自転防止機構として、ハウジ
ング側の複数のピンと、それらに係合する旋回スクロー
ル側の複数のピンの対からなる自転防止機構を提案し
た。この自転防止機構においては、対になって係合する
ピンとピンとの線接触部において旋回スクロールの自転
力を受け止めるようになっている。この場合、ピンの直
径は基本的に公転半径と一致するので、吐出容量の大き
い圧縮機においては、公転半径を大きくすればピンの直
径も大きくすることができるが、吐出容量が小さい圧縮
機においては、一般に公転半径を小さくして吐出容量を
小さくすることになるために、ピンの直径も小さくする
必要がある。そのような理由によってピンの直径を小さ
くした場合には、ピンの基部を保持している部分、即
ち、旋回スクロールの端板部やハウジングの一部に形成
されたピン穴において、荷重を支持している部分の面積
が小さくなるので、その部分において面圧が高くなるこ
とによって、最悪の場合にはピン穴が異常に拡径した
り、ピン穴からピンが抜け出したりするというような、
ピン穴の強度の面における懸念がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術におい
ては、この問題を解決するためにピンを円錐形のものと
して、ピンの基部とそれを支持しているピン穴の直径を
大きくするという実施形態をも併せて提案している。そ
れによってピン穴の荷重支持部分における面圧は減少す
るが、その反面において、円錐形のピン同志の係合によ
って、自転防止機構、ひいてはスクロール型圧縮機全体
の軸方向及び半径方向の寸法が、単純な形状のピンを用
いた場合に比較して増大するという問題が新たに発生す
る。
【0004】また、このような対になったピン部材から
なる旋回スクロールのための自転防止機構においては、
ピン同士が相互に摩擦係合しているから、その係合部分
へ何らかの手段によって潤滑油を供給しないとピンが摩
耗する恐れがあるし、後で詳細に説明するように、いず
れか一方のピンが挿入されるピン穴を僅かに大きくして
ピンをそのピン穴の中で回転自在に支持し、ピン同士の
接触部分における相対速度を零にすることによりピンの
摩耗を防止することも試みられているが、この場合は、
ピン穴とその中で回転するピンとの接触部分に潤滑油を
供給しないと、ピンがピン穴の中で焼きついて回転しな
くなったり、ピン穴やピンの摩耗が激しくなるので、い
ずれにしても潤滑油を安定に供給することが不可欠であ
る。
【0005】本発明は、従来技術における前述のような
問題或いは要求に対処して、対になったピンを使用して
いる自転防止機構における強度を高め、それに伴う大型
化の問題を解消すると共に、この種の自転防止機構にお
いて対になっているピンのような摺動接触部分に対する
潤滑油供給の問題についても、簡単な手段によって摺動
接触部分へ潤滑油を安定に供給することができるように
した改良された自転防止機構を備えているスクロール型
圧縮機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するための手段として、特許請求の範囲の各請求項
に記載されたスクロール型圧縮機を提供する。
【0007】請求項1から4に記載された本発明のスク
ロール型圧縮機における自転防止機構は、基本的に、ハ
ウジングの一部にクランクシャフトと平行に取り付けら
れた複数のピンと、それらのピンに係合してそれぞれ対
をなすように旋回スクロールの端板部に取り付けられた
複数のピンとによって構成されていると共に、それらの
対をなすピンのうちの少なくとも一方が段付きピンとな
っており、それによって、ピンの基部の直径と、その基
部を支持するためにハウジングの一部又は旋回スクロー
ルの端板部に形成されるピン穴の直径が、ピン相互の係
合部分の直径に比べて一段と拡大されていることを特徴
としている。
【0008】ピンの基部と、それを支持するピン穴の直
径が大きくなっているために、ピン穴においてピンの基
部を支持する部分の有効面積が大きくなるので、その部
分における面圧が減少する。従って、ピン穴が拡径した
り、ピン穴からピンが抜け出すようなトラブルがなくな
る。また、段付きピンは、基部の直径が大きくてもピン
相互の係合部分の直径は単純なピンと同様に小さいし、
また単純なピンと同様に基部を除く全長において相互に
係合することができるので、対になったピンを軸方向に
大きくずらして係合させる必要もないから、自転防止機
構やスクロール型圧縮機の体格を大きくする必要がな
い。
【0009】請求項1から4の発明においては、対にな
っているピンの少なくとも一方が段付きピンになってい
ればよいが、双方が段付きピンになっていれば双方にお
いて強度が増大するのでより好ましい。また、対になっ
たピンのいずれか一方を回転自在とすれば、ピン相互の
係合部分において相対速度が0になるので、ピンの摩耗
が少なくなり、より円滑なピン同士の係合が可能にな
る。更に、段付きピンの基部への移行部分にできる段部
にR形状を与えると、段部における応力集中を避けるこ
とができ、ピンの強度をより高めることが可能になる。
【0010】請求項5から10に記載された本発明のス
クロール型圧縮機における自転防止機構においては、ハ
ウジングの一部に潤滑油を収容する油溜まりを形成する
と共に、該油溜まりに吐出圧を作用させることによっ
て、油溜まりにある潤滑油が吐出圧と吸入圧との差圧に
よって付勢されて自転防止機構へ強制的に供給される。
従って、潤滑油供給のための特別のポンプ等を使用する
必要がなく、簡単、且つ確実に潤滑油を自転防止機構へ
供給することが可能になり、自転防止機構の摺動部分の
摩耗や焼きつきを防止することができる。
【0011】請求項6のスクロール型圧縮機において
は、自転防止機構が、ハウジングの一部にクランクシャ
フトと平行に取り付けられた複数のピンと、それらに係
合してそれぞれ対をなすように旋回スクロールの端板部
にクランクシャフトと平行に取り付けられた複数のピン
とにより構成されており、それら相互に係合する対にな
ったピンの摺動部分に対して前述のようにして潤滑油が
供給される。
【0012】この場合、ハウジングに取り付けられたピ
ンと、旋回スクロールの端板部に取り付けられたピンの
少なくとも一方を、それを支承する穴に対して回転可能
に挿入すると共に、前述のようにして付勢された潤滑油
がピン穴の中へ供給されるように構成すれば、ピンが回
転することによって、対になったピンの間の線接触面に
おいて摺動が生じなくなるので、ピンの摩耗が軽減され
る。
【0013】また、ハウジングに取り付けられる側のピ
ンの先端を半球形にする等して尖らせることによって、
相手方の旋回スクロールの端板部に接触する面積を縮小
させると、潤滑油の油圧によってハウジング側のピンが
押し出されて先端が相手方端板部の面に点接触しても、
そのピンは先端の点を中心にして回転するだけであっ
て、ピンの先端と相手方の面との間に実質的な摺動が生
じないので摩耗や焼きつきが生じない。更に、穴に対し
て回転可能に挿入されているピンにそれを貫通する均圧
孔を設けた場合には、潤滑油の油圧によってピンを押し
出そうとする力が相殺されるので、ピンが押し出される
ことがない。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態であるスク
ロール型圧縮機90の構成を図1を用いて説明する。図
示したように、ハウジング1の前方部分であるフロント
ハウジング1は、軸受2によってクランクシャフト3を
回転自在に支持している。このクランクシャフト3は、
図1における左端部に取り付けられる図示しないプーリ
によりエンジンの回転力を受け入れるようになってい
る。
【0015】また、クランクシャフト3は、その回転中
心から所定の距離だけ偏心しているクランク部3aを具
えており、このクランク部3aにはバランサ4が一体的
に形成されていると共に、軸受5を介して、渦巻き形の
歯部6と端板部7よりなる旋回スクロール8を回転自在
に支持している。
【0016】9は渦巻き形の歯部10とリアハウジング
20に対してボルト32によって固定された端板部11
とよりなる固定スクロールであって、旋回スクロール8
と噛み合って、スラスト方向およびラジアル方向におい
て接触することによって、それらの間に数個の三日月形
の圧縮室Vcを形成する。なお、12,13はそれぞ
れ、旋回スクロール8の歯先と、固定スクロール9の歯
先に取付られたチップシールであって、相互に隣接して
いる複数個の圧縮室Vc間の軸方向の隙間による冷媒の
ような流体の漏れをシールする。
【0017】従って、クランクシャフト3が回転を受け
ると、旋回スクロール8は、その自転が阻止された状態
では、上記クランク部3aの偏心量に応じた大きさの公
転半径で公転運動を行うことになる。ここで、公転半径
即ち偏心量が変化し得る構成として、旋回スクロール8
の歯部6が固定スクロール9の歯部10に押し付けられ
たときの公転半径を大きくすることにより、被圧縮流体
である冷媒の内部洩れ量を減少させ得る所謂従動クラン
ク機構をクランク部3aに用いても良い。
【0018】14は旋回スクロール8のための自転防止
機構であって、本発明の特徴の1つに対応して、旋回ス
クロール8に設けられたピン穴15a内に固定的に嵌合
された段付きピン15と、フロントハウジング1に設け
られたピン穴16a内に回転自由に嵌合された段付きピ
ン16とによって構成される。
【0019】また、固定スクロール9の端板部11の右
端面には、吐出弁17と弁ストッパ18がボルト19に
よって締結され、固定スクロール9とリアハウジング2
0との間に挟まれた吐出室Vdと、複数個形成された圧
縮室Vcのうちで固定スクロール9の中心部に形成され
るものとの間の吐出弁口23を通る冷媒の流れを一方向
に制限している。21は圧縮機90の内部の冷媒ガスを
外部へ漏らさないようにするための軸封装置であって、
サークリップ22によってフロントハウジング1内に固
定されている。
【0020】次に、第1実施形態におけるスクロール型
圧縮機90の作動と、その自転防止機構14として本発
明の1つの特徴とする段付きピン15,16を用いるこ
とによる作用を、図2ないし図4を用いて詳細に説明す
る。図2は、この圧縮機90の吸入完了の状態(a)か
ら、旋回スクロール8の公転角度がそれぞれ約90度ず
つ変化した4つの状態を、(a)(b)(c)(d)の
順に示している。図2から分かるように、スクロール型
圧縮機90は同圧力の作動室Vcを対称的に2つ同時に
持つことになる。
【0021】図2(a)の状態において吸入口30から
流入した冷媒を両スクロール8,9の周辺部において同
時に吸入した2つの作動室Vcaは、旋回スクロールが
90度だけ旋回(公転)した状態(b)ではVcbに移
動している。さらに90度旋回した状態(c)ではVc
cに移動し、その後さらに90度旋回した状態(d)で
はVcdに移動する。このように、作動室VcがVca
→Vcb→Vcc→Vcdの順に、両スクロール8,9
の外周部から中心に向って移動して行き、中心の圧力が
吐出口31に接続される外部の冷凍サイクルの凝縮器圧
力の冷媒圧力に達したときに、圧縮された冷媒が吐出弁
17を押し開き、吐出弁口23から吐出室Vd内へ吐出
される。従って、両スクロール8,9の外周部から作動
室Vc内へ吸入された冷媒は、クランクシャフト3の回
転により旋回スクロール8が公転運動をして、圧縮室V
cが中心に向って移動しながら縮小することにより圧縮
される。
【0022】ここで、自転防止機構14は旋回スクロー
ル8が自転をするのを防止して公転のみをさせるための
ものである。本発明の第1実施形態における自転防止機
構14は、図1に示したように段付きピン15及び16
によって構成されるが、その作用を説明する前に、図3
に示したように通常のピン15′及び16′を用いて自
転を防止する従来の自転防止機構14′の作用を説明す
る。
【0023】図3(a)に示すように、ピン15′とピ
ン16′の接触部は線接触となり、接触面積が小さいの
で、荷重Wが小さくても面圧Pはヘルツの応力式により
大きくなる。そのため、旋回スクロール8側のピン1
5′がフロントハウジング1側のピン16′の回りを公
転する際の焼き付き限界を示すPV値も大きくなる。そ
こでピンの焼き付きを回避するために、一般的には図3
(b)に示したように、少なくとも一方のピン例えば、
フロントハウジング1側のピン16′をピン穴16a′
の中で回転自在とする方法が採られる。これにより、ピ
ン16′とピン15′の接触部が転がり接触となり、接
触部における相対速度が0となるため、PV値を0にす
ることができる。
【0024】ここで、図3(c)に示すように、ピン1
5′,16′の直径は、ピン直径の和の2分の1が公転
半径に等しくなるように設定されており、通常ピン1
5′,16′の直径は公転半径と等しくなっている。
【0025】しかし、吐出容量の小さな圧縮機にこのタ
イプの自転防止機構を使用する場合は、公転半径を小さ
くすることが多いためにピン15′,16′の径も小さ
くしなければならない。ピン径が小さくなるとフロント
ハウジング1側のピン16′を保持しているピン穴16
a′、あるいは旋回スクロール8に加工されてピン1
5′を保持している穴15a′において、荷重を受ける
部分の面積が小さくなるため面圧が大きくなり、最悪の
場合にはピン15′がピン穴15a′から抜け出たり、
ピン穴15a′,16a′が拡大したりする不具合があ
った。
【0026】これに対して本発明の第1実施形態におい
ては、ピン15とピン16の接触する部分よりも、それ
らのピン15,16が旋回スクロール8あるいはフロン
トハウジング1によって保持される部分のピン径を大き
くすること、即ち、図4に拡大して示すように段付きピ
ン15,16とすることにより、保持部の面積を大きく
とり、面圧を小さく抑えて、この問題を解決することが
できる。
【0027】ここで、本発明者らが先に出願した特開平
7−167067号公報に記載されている発明の1つの
実施形態を図5に示す。このようにピンを円錐形に加工
しても機構学的には第1実施形態の段付きピンと略同様
の効果が得られるが、この場合、図6(a)の上段に示
したように、ピン15″とピン16″の間の軸方向の距
離Ldを長くとるか、図6(b)の上段に示したよう
に、ピンの中心間の距離Lpを大きくとらなければなら
なくなる。
【0028】従って、この様な場合には圧縮機90の全
長、あるいは径を大きくするというように、Ld,Lp
の増大を防ぐための何らかの対応策が必要となり、それ
によるコスト上昇が懸念される。これに対して、本発明
の第1実施形態のようにピンを段付きにすると、比較の
ため図6の(a)及び(b)のそれぞれ下段に示したよ
うに、対になったピンの中心間の距離Lpや、それらの
ピンの間の軸方向の距離Ldを変更する必要はない。
【0029】また、構成上、旋回スクロール8側のピン
15を固定するためのピン穴15aを深くすることがで
きない場合に、ピン15だけの面圧を減少させてピン1
5の抜け出しを防止するためには、ピン15だけを段付
きにすればよいが、円錐形のピンの場合はピン15″と
16″を双方とも円錐形としなければならないから、加
工コストがより高くなる。
【0030】また、本発明の第2実施形態として、その
要部である段付きピン15Rと16Rだけを図7に示
す。前述の第1実施形態では段付きピン15,16の根
元の段部形状について特に言及していないが、図7のよ
うに段付き部の根元にR部分を設けても第1実施形態の
場合と概ね同様の作用効果を奏することができ、それに
よって段付きピンの強度を高めることができる。
【0031】次に、本発明の第3実施形態であるスクロ
ール型圧縮機91の構成を図8を用いて説明する。図8
に示す第3実施形態の構成部分のうちで、図1に示した
第1実施形態のスクロール型圧縮機90のそれと実質的
に同じものについては、同じ参照符号を使用することに
よって重複する説明を省略することにする。第3実施形
態のスクロール型圧縮機91は、クランクシャフト3が
直立している型式の所謂「縦置き型」で、クランクシャ
フト3を回転駆動するために、クランクシャフト3の上
半分を出力回転軸部3bとして圧縮機91と共有するモ
ータ24が一体的に取り付けられている。そのために、
第1実施形態のスクロール型圧縮機90におけるフロン
トハウジング1に相当するものが、第3実施形態のスク
ロール型圧縮機91ではミドルハウジング25となって
おり、その上にモータハウジング26が一体的に接続し
て取り付けられている。
【0032】モータハウジング26内では、モータの出
力回転軸部3bにキー27によってロータ28が取り付
けられており、ロータ28の周囲には所定の間隙をおい
てステータ29がモータハウジング26の内面に取り付
けられている。ステータ29のコイルにはコネクタ33
を介して外部から電力が供給される。なお、出力回転軸
部3bの上端は、軸受34を介してモータハウジング2
6によって軸承されているが、下方のクランクシャフト
3の中間部分は、軸受2を介してミドルハウジング25
によって軸承されている。ミドルハウジング25内の軸
受2を収容している空間25aはスクロール8,9の周
囲の吸入室Viに連通していると共に、軸封装置21に
よってモータハウジング26内のモータ室35に対して
密封されている。36は軸封装置21を固定するための
サークリップである。
【0033】第3実施形態のスクロール型圧縮機91に
おいては、固定スクロール9の端板部11の下面の凹部
に吐出弁17を収容する吐出室Vdを形成するためにカ
バープレート37がボルト32によって取り付けられ
る。この吐出室Vdは配管流路38によってモータ室3
5の上部に連通しており、圧縮機91において圧縮され
た冷媒のような流体は吐出室Vdから配管流路38を通
ってモータ室35へ流入し、その中に含まれていた冷凍
機油(潤滑油)はモータ室35内で分離されて、圧縮さ
れた冷媒だけがモータハウジング26に設けられた吐出
口31を通って外部の冷凍サイクルへ導かれる。冷媒か
ら分離された冷凍機油は凝集して重力によってモータ室
35内の下部の油溜まりLaに集まる。
【0034】第3実施形態のスクロール型圧縮機91に
おいても、旋回スクロール8の自転を阻止するための自
転防止機構14を設ける必要があるが、この場合の自転
防止機構14は潤滑方式に特徴があるため、必ずしも第
1実施形態等のような段付きピンを用いる必要がないの
で、図8には図3に示したものと同様に、最も単純なス
トレート形状のピンを対にして用いた例を示している。
即ち、図3の(b)に示した従来例と同じく、旋回スク
ロール8の端板部7には複数個の固定ピン39がクラン
クシャフト3の軸方向に固定されており、それらとそれ
ぞれ対になるように係合して自転防止機構14を構成す
る複数個の回転ピン40が、ミドルハウジング25に形
成されたピン穴41の中で回転することができるように
緩やかに挿入されている。
【0035】第3実施形態の特徴として、回転ピン40
を支承するピン穴41は、ミドルハウジング25に穿設
された冷凍機油通路42によってモータ室35内の油溜
まりLaに連通しており、油溜まりLa内にある冷凍機
油が冷凍機油通路42を通ってピン穴41へ、更に回転
ピン40と固定ピン39の係合部へ供給されるようにな
っている。油溜まりLa内の冷凍機油は、それに作用す
る重力だけでなく、配管流路38を介してモータ室35
内、従って、油溜まりLa内に作用している吐出室Vd
の冷媒の吐出圧と、吸入室Viに常時連通している自転
防止機構14付近の空間に作用している吸入圧との差圧
によっても付勢されているので、冷凍機油供給のために
ポンプのような特別の付勢手段を設ける必要はない。
【0036】更に、ミドルハウジング25には油溜まり
Laに開口する別の冷凍機油通路43が穿設されてお
り、軸封装置21によってモータ室35から遮断された
軸受2の上部の空間と、油溜まりLaとを連通させてい
る。従って、軸受2の上部の空間は油溜まりLaと同様
に吐出圧に近い高圧となっている反面、軸受2の下部の
空間は吸入室Viに連通していて吸入圧に近い低圧とな
っているので、それらの差圧によって自転防止機構14
の場合と同様に軸受2等の摺動部にも自動的に冷凍機油
が供給される。
【0037】なお、図8に示す第3実施形態において
は、配管流路38をスクロール型圧縮機91やモータ2
4のハウジングを構成する部材11,25,26等の外
側に独立した配管として設けているが、これをそれらの
ハウジングの内部に、例えばハウジング構成部材の余肉
部に穿孔するというような方法で形成してもよいことは
言うまでもない。なお、図8に示す44は、旋回スクロ
ール8の端板部7に作用する軸方向の圧縮反力を支承し
て、端板部7とミドルハウジング25の間に低摩擦の摺
動を可能にするためのスラストプレートである。
【0038】第3実施形態のスクロール型圧縮機91は
このように構成されているので、電力の供給を受けたモ
ータ24がその出力回転軸部3bと一体のクランクシャ
フト3を直接に回転駆動することにより、基本的には第
1実施形態の場合と同様に、両スクロール8,9が図2
に示されたような経時的な作動をして、流体、例えば冷
媒を圧縮する。圧縮された冷媒は吐出室Vdから配管流
路38を通ってモータ室35に入り、その中に含まれて
いた潤滑油としての冷凍機油が分離されて、吐出口31
から図示しない冷凍サイクルへ供給される。前述のよう
に、冷媒から分離された冷凍機油は油溜まりLaの底部
に集まり、吐出圧と吸入圧の差圧や重力によって、一方
において冷凍機油通路42を通過して自転防止機構14
のピン穴41へ供給され、ピン穴41内における回転ピ
ン40との摺動面を潤滑して回転ピン40の自由な回転
を助けると共に、更に回転ピン40と固定ピン39の係
合部分や、スラストプレート44をも潤滑する。
【0039】また、他方において、油溜まりLaの冷凍
機油は、吐出圧と吸入圧の差圧によって軸受2の付近へ
供給されると共に、重力の作用も受けて軸受2を通過し
て下方へ流れる間に、軸受2のみならず、上部の軸封装
置21や下部にあるクランク部の軸受5等をも潤滑す
る。
【0040】このように、第3実施形態のスクロール型
圧縮機91においては、運転開始直後から自転防止機構
14のピン穴41や回転ピン40、その他の摺動部分に
冷凍機油が供給されてそれらを十分に潤滑するため、長
期間運転を停止していた後の始動時等においても、自転
防止機構14等において冷凍機油切れによる回転不良と
か、摺動部分に焼きつき、或いは異常な摩耗が生じるの
を確実に防止することができる。この場合、回転ピン4
0や固定ピン39を第1実施形態のような段付きピンと
すれば、更に良い結果が得られることは言うまでもな
い。
【0041】次に、本発明の第3実施形態の部分的な変
形例として、第4実施形態の要部である自転防止機構1
4のみを図9に示す。第3実施形態と比較した場合の第
4実施形態の特徴は、旋回スクロール8の端板部7の上
端面7aと接触する回転ピン40aの下端が半球形とな
っており、その断面形が円弧状となっていることであ
る。しかしその他の構成、即ち、回転ピン40aと係合
する固定ピン39等の構成や作用効果等は第3実施形態
の場合と同様である。
【0042】ピン穴41内に回転ピン40aを挿入して
それが自由に回転することができるようにするために
は、ピン穴41の内径を回転ピン40aの外径よりも若
干大きくする必要があるため、前述のように吐出圧と吸
入圧の差圧や重力によって付勢された冷凍機油が冷凍機
油通路42からピン穴41内へ流入することにより、回
転ピン40aが油圧を受けて抜け出そうとする。それに
よって回転ピン40aは旋回スクロール8の上端面7a
に押しつけられるが、回転ピン40aの下端は半球状と
なるように丸められており、下端は上端面7aに対して
実質的に点接触しているので、固定ピン39が旋回スク
ロール8と共に回転ピン40aの中心の周りに公転する
ことによって回転ピン40aが回転しても、回転ピン4
0aの下端においては、実質的に端板部7の上端面7a
に対して摺動する部分がないから、回転ピン40aが上
端面7aに焼きつくような恐れがなくなる。
【0043】同様に図10は、本発明の第5実施形態の
要部である自転防止機構14の部分の構成のみを示すも
ので、第5実施形態の特徴は回転ピン45が中空になっ
ていて、それを縦に貫通する均圧孔45aが設けられて
いることである。その他の構成や作用効果は、第3実施
形態としてのスクロール型圧縮機91の場合と同様であ
る。
【0044】第5実施形態においては、自転防止機構1
4を構成する回転ピン45が均圧孔45aを具えている
ので、油溜まりLaの冷凍機油が前述のように差圧と重
力によって付勢されることにより、或る程度の大きさの
油圧を帯びて冷凍機油通路42からピン穴41へ流入し
ても、その油圧は均圧孔45aによって固定ピン39の
周辺の空間へバイパスされるため、その油圧によって回
転ピン45をピン穴41から押し出そうとする力は作用
しない。従って、回転ピン45がピン穴41から抜け出
すとか、その下端が旋回スクロール8の上端面7aに摺
動接触する場合の摩耗等を懸念する必要がない。
【0045】図11及び図12は本発明の第6実施形態
としてのスクロール型圧縮機92の構成を示すものであ
る。スクロール型圧縮機92は第1実施形態のスクロー
ル型圧縮機90と同様に所謂「横置き型」のものであっ
て、クランクシャフト3及びモータの出力回転軸部3b
が横方向に水平に支持されている。第6実施形態の細部
の構造は、下記の部分を除いて図8に示す前述の第3実
施形態のスクロール型圧縮機91と殆ど同じであるか
ら、対応部分に同じ参照符号を付すことによって重複す
る説明は省略する。言うまでもなく、この場合の油溜ま
りLaは、横向きに置かれたモータハウジング26の内
部のモータ室35の下部に、モータの出力回転軸部3b
と平行な油面を持つものとして形成される。
【0046】第6実施形態の特徴は、図12に明示され
ているように、自転防止機構14の回転ピン40を支承
しているピン穴41へ油溜まりLaから冷凍機油を供給
するための冷凍機油通路42をミドルハウジング25に
穿孔して形成する際に、冷凍機油通路42の不要な端部
開口を、ボール46等を打ち込むことによって簡単に閉
塞していることである。実際には、冷凍機油通路42は
ピン穴41に通じる半径方向の通路47や、それらを相
互に連通させる通路48からなっているので、それらの
通路47,48を穿孔する際にモータ室35内に面した
ミドルハウジング25の表面にできる不要な開口をボー
ル46等の栓によって閉塞する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としてのスクロール型圧
縮機の全体構成を示す縦断面図である。
【図2】圧縮室の作動を経時的に示す横断側面図であ
る。
【図3】従来の自転防止機構において対をなすピンの構
成と作動を示すもので、(a)と(b)は縦断面図、
(c)は横断面図である。
【図4】図1の実施形態における段付きピンの一対を拡
大して示す斜視図である。
【図5】従来の円錐形のピンの一対を示す斜視図であ
る。
【図6】(a),(b)とも、従来の円錐形のピンを本
発明の段付きピンと比較して問題点を示す正面図であ
る。
【図7】本発明の第2実施形態として、段付き部にR加
工を施した一対のピンの縦断正面図である。
【図8】本発明の第3実施形態としてのスクロール型圧
縮機の全体構成を示す縦断面図である。
【図9】第4実施形態の自転防止機構を示す縦断面図で
ある。
【図10】第5実施形態の自転防止機構を示す縦断面図
である。
【図11】本発明の第6実施形態としてのスクロール型
圧縮機の全体構成を示す縦断面図である。
【図12】図11のA−A断面図である。
【符号の説明】
1…フロントハウジング 3…クランクシャフト 3b…モータの出力回転軸部 6,10…渦巻き形の歯部 7,11…端板部 8…旋回スクロール 9…固定スクロール 14…自転防止機構 15,16…段付きピン 15a,16a…ピン穴 17…吐出弁 20…リアハウジング 21…軸封装置 24…モータ 25…ミドルハウジング 25a…軸受2を収容する空間 26…モータハウジング 30…吸入口 31…吐出口 35…モータ室 38…配管流路 39…固定ピン 40…回転ピン 41…緩やかなピン穴 42,43…冷凍機油通路 45…回転ピン 45a…均圧孔 46…ボール 47,48…通路 90,91,92…スクロール型圧縮機 Vc…圧縮室 Vd…吐出室 Vi…吸入室 La…油溜まり

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントハウジングと、前記フロントハ
    ウジングと一体化されてハウジングを形成するリアハウ
    ジングと、前記ハウジングによって回転自在に支持され
    ていると共に、軸心に対して偏心したクランク部を備え
    ているクランクシャフトと、渦巻き状の歯部と端板部か
    らなり前記クランク部によって回転自在に支持されてい
    る旋回スクロールと、前記旋回スクロールの自転を防止
    するために前記ハウジングの一部と前記旋回スクロール
    の端板部との間に設けられた自転防止機構と、渦巻き状
    の歯部と端板部からなりその渦巻き状の歯部が前記旋回
    スクロールの渦巻き状の歯部と噛み合うように前記ハウ
    ジングに対して固定されている固定スクロールとによっ
    て構成されるスクロール型圧縮機であって、 前記自転防止機構が、前記ハウジングの一部に前記クラ
    ンクシャフトと平行に取り付けられた複数のピンと、そ
    れらに係合してそれぞれ対をなすように前記旋回スクロ
    ールの端板部に前記クランクシャフトと平行に取り付け
    られた複数のピンとにより構成されていると共に、対を
    なす前記ピンのうちの少なくとも一方が段付きピンとな
    って、基部の直径が大きくなっていることを特徴とする
    スクロール型圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記自転防止機構において対をなす各ピ
    ンがいずれも段付きピンとなっていることを特徴とする
    請求項1に記載のスクロール型圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記自転防止機構において対をなす各ピ
    ンの少なくとも一方が回転自在となっていることを特徴
    とする請求項1又は2に記載のスクロール型圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記自転防止機構における前記段付きピ
    ンの段部にR形状を加工したことを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれかに記載のスクロール型圧縮機。
  5. 【請求項5】 ハウジングと、前記ハウジングによって
    回転自在に支持されていると共に、軸心に対して偏心し
    たクランク部を備えているクランクシャフトと、渦巻き
    状の歯部と端板部からなり前記クランク部によって回転
    自在に支持されている旋回スクロールと、前記旋回スク
    ロールの自転を防止するために前記ハウジングの一部と
    前記旋回スクロールの端板部との間に設けられた自転防
    止機構と、渦巻き状の歯部と端板部からなりその渦巻き
    状の歯部が前記旋回スクロールの渦巻き状の歯部と噛み
    合うように前記ハウジングに対して固定されている固定
    スクロールとによって構成されるスクロール型圧縮機で
    あって、 前記ハウジング内の一部に油溜まりが形成されると共
    に、該油溜まりに吐出圧が作用しており、前記油溜まり
    にある潤滑油が吐出圧と吸入圧との差圧によって付勢さ
    れて前記自転防止機構へ強制的に供給されるように構成
    されていることを特徴とするスクロール型圧縮機。
  6. 【請求項6】 前記自転防止機構が、前記ハウジングの
    一部に前記クランクシャフトと平行に取り付けられた複
    数のピンと、それらに係合してそれぞれ対をなすように
    前記旋回スクロールの端板部に前記クランクシャフトと
    平行に取り付けられた複数のピンとにより構成されてい
    ることを特徴とする請求項5に記載のスクロール型圧縮
    機。
  7. 【請求項7】 前記ハウジングに取り付けられたピン
    と、前記旋回スクロールの端板部に取り付けられたピン
    の少なくとも一方が、それを支承する穴に対して回転可
    能に挿入されており、付勢された潤滑油が前記穴の中へ
    供給されるように構成されていることを特徴とする請求
    項6に記載のスクロール型圧縮機。
  8. 【請求項8】 前記ハウジングに取り付けられるピンの
    先端を尖らせることによって、相手方の旋回スクロール
    の端板部に接触する面積を縮小させたことを特徴とする
    請求項7に記載のスクロール型圧縮機。
  9. 【請求項9】 前記穴に対して回転可能に挿入されてい
    る前記ピンが、それ自体を縦に貫通する均圧孔を具えて
    いることを特徴とする請求項7に記載のスクロール型圧
    縮機。
  10. 【請求項10】 潤滑油の通路を穿孔する際に形成され
    た不要な開口が栓によって閉塞されていることを特徴と
    する請求項5ないし9のいずれかに記載のスクロール型
    圧縮機。
JP13884297A 1997-03-05 1997-05-28 スクロール型圧縮機 Withdrawn JPH10306785A (ja)

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JP5038097 1997-03-05
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