JPS63109291A - スクロ−ル圧縮機 - Google Patents
スクロ−ル圧縮機Info
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- JPS63109291A JPS63109291A JP61256404A JP25640486A JPS63109291A JP S63109291 A JPS63109291 A JP S63109291A JP 61256404 A JP61256404 A JP 61256404A JP 25640486 A JP25640486 A JP 25640486A JP S63109291 A JPS63109291 A JP S63109291A
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- oil
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2/00—Rotary-piston machines or pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/02—Lubrication; Lubricant separation
- F04C29/023—Lubricant distribution through a hollow driving shaft
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
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- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Compressor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、冷凍装置、空気調和装置などの冷媒の圧縮
などに用いるスクロール圧縮機に関するものである。
などに用いるスクロール圧縮機に関するものである。
この発明の説明に入る前に、スクロール流体機械の原理
について簡単に述べる。
について簡単に述べる。
第２図はスクロール液体機械を圧縮機として用いた場合
の基本的な構成要素と圧縮原理を示しておシ、同図にお
いて、１は固定スクロール、２は揺動スクロール、３は
吸入室、４は吐出ポート、５は圧縮室である。また、Ｏ
は固定スクロール１の中心である。
の基本的な構成要素と圧縮原理を示しておシ、同図にお
いて、１は固定スクロール、２は揺動スクロール、３は
吸入室、４は吐出ポート、５は圧縮室である。また、Ｏ
は固定スクロール１の中心である。
上記固定スクロール１および揺動スクロール２は同一形
状で巻方向が互いに反対の渦巻１ａ、２ａを有し、これ
らの渦巻１ａ、２ａの形状は従来から知られているよう
に、インボリュート曲線、円弧などから構成されている
。
状で巻方向が互いに反対の渦巻１ａ、２ａを有し、これ
らの渦巻１ａ、２ａの形状は従来から知られているよう
に、インボリュート曲線、円弧などから構成されている
。
次に、動作について説明する。上記固定スクロール１は
空間に対して静止しておシ、揺動スクロール２は固定ス
クロール１に対して１８０°位相のずれた状態で組合せ
られ、固定スクロール１の中心０の回シを自転しない公
転運動を行い、第４図（ａ） 〜（ｄ）に示すように、
θ°、９０°、１８０°、２７０’のように運動する。
空間に対して静止しておシ、揺動スクロール２は固定ス
クロール１に対して１８０°位相のずれた状態で組合せ
られ、固定スクロール１の中心０の回シを自転しない公
転運動を行い、第４図（ａ） 〜（ｄ）に示すように、
θ°、９０°、１８０°、２７０’のように運動する。
図中、第２図（ａ）に示す０°の状態で吸入室３のガス
の閉じ込みが完了し、渦巻ｌａ、２ａ間に圧縮機５が形
成される。そして、揺動スクロール２の運動に伴い、圧
縮室５は順次その容積を減じ、その中のガスは圧縮され
て固定スクロール１の中心部に設けられた吐出ポート４
より排出される。
の閉じ込みが完了し、渦巻ｌａ、２ａ間に圧縮機５が形
成される。そして、揺動スクロール２の運動に伴い、圧
縮室５は順次その容積を減じ、その中のガスは圧縮され
て固定スクロール１の中心部に設けられた吐出ポート４
より排出される。
スクロール圧縮機の名前で知られている装置の概略は以
上の通シである。
上の通シである。
次に、スクロール圧縮機の具体的な構成および動作につ
いて説明する。
いて説明する。
第３図は例えば特願昭５９−６４５７１号に示されるよ
うなスクロール圧縮機の一例の構成を示し、とくに、ス
クロール圧縮機を全密閉形冷媒圧縮機に応用した場合の
ものである。同図において、１は渦巻１ａを端板１ｂの
一側に備えた固定スクロール、２は渦巻２ａを端板２ｂ
の一側に備えた揺動スクロール、３は吸入口（吸入室）
、４は吐出ポート、５は両渦巻１ａ、２ａを互いに組合
せたとき両渦巻１ａ、２ａ間に形成される圧縮室、６は
主軸、７は吸込ロアａを肩し、主軸６下端と所定空隙を
もって主軸下端部を覆うように装着されたオイル・キャ
ップ、８ｊ９は軸受支え、１゜は電動機のロータ、１１
は電動機のステータ、１２はシェル、１３は自転防止機
構であるオルダム継手、１４は邪魔板、１５はシェル１
２の底部に設けた油溜め、１６は成木管、１７は吐出管
、１８は主軸６に対して偏心し、かつ、端板２ｂの他側
に設けられた揺動スクロール軸２ｃが回転自在に嵌入さ
れた揺動スクロール軸受で、主軸６上端部の大径部６ａ
に形成した偏心穴６ｄ内に固着されている。６ｅは偏心
穴６ｄの下面と揺動スクロール軸２Ｃの間に形成された
偏心穴空間である。１９は主軸６上部の大径部６ａの外
周面６ｅを支承する第１の主軸受、２０は主軸６下部の
小径部６ｂを支承する第２の主軸受、２１は揺動スクロ
ール２の端板２ｂにおける下面の摺動面２ｄを軸方向か
ら支承するスラスト軸受、２２は主軸６０大径部６ａと
小径部６ｂ間の段部６Ｃを軸方向から支承する第２のス
ラスト軸受、２３は主軸６下端に開口部２３ａをＭし、
主軸６内にその軸心よシ偏心して設けられた給油穴で、
各軸受１８，２０部へ連通している。２４は主軸６内に
設けられたガス抜穴で、２５．２６は油通路用の返油穴
、２７゜２８は吸入ガス通路用の連通穴である。
うなスクロール圧縮機の一例の構成を示し、とくに、ス
クロール圧縮機を全密閉形冷媒圧縮機に応用した場合の
ものである。同図において、１は渦巻１ａを端板１ｂの
一側に備えた固定スクロール、２は渦巻２ａを端板２ｂ
の一側に備えた揺動スクロール、３は吸入口（吸入室）
、４は吐出ポート、５は両渦巻１ａ、２ａを互いに組合
せたとき両渦巻１ａ、２ａ間に形成される圧縮室、６は
主軸、７は吸込ロアａを肩し、主軸６下端と所定空隙を
もって主軸下端部を覆うように装着されたオイル・キャ
ップ、８ｊ９は軸受支え、１゜は電動機のロータ、１１
は電動機のステータ、１２はシェル、１３は自転防止機
構であるオルダム継手、１４は邪魔板、１５はシェル１
２の底部に設けた油溜め、１６は成木管、１７は吐出管
、１８は主軸６に対して偏心し、かつ、端板２ｂの他側
に設けられた揺動スクロール軸２ｃが回転自在に嵌入さ
れた揺動スクロール軸受で、主軸６上端部の大径部６ａ
に形成した偏心穴６ｄ内に固着されている。６ｅは偏心
穴６ｄの下面と揺動スクロール軸２Ｃの間に形成された
偏心穴空間である。１９は主軸６上部の大径部６ａの外
周面６ｅを支承する第１の主軸受、２０は主軸６下部の
小径部６ｂを支承する第２の主軸受、２１は揺動スクロ
ール２の端板２ｂにおける下面の摺動面２ｄを軸方向か
ら支承するスラスト軸受、２２は主軸６０大径部６ａと
小径部６ｂ間の段部６Ｃを軸方向から支承する第２のス
ラスト軸受、２３は主軸６下端に開口部２３ａをＭし、
主軸６内にその軸心よシ偏心して設けられた給油穴で、
各軸受１８，２０部へ連通している。２４は主軸６内に
設けられたガス抜穴で、２５．２６は油通路用の返油穴
、２７゜２８は吸入ガス通路用の連通穴である。
ここで、揺動スクロール２は、固定スクロール１と噛み
合わされた状態で揺動スクロール軸２Ｃが揺動スクロー
ル軸受１８を介して主軸６に係合され、前記揺動スクロ
ール軸受１８および軸受支え８に配設された第１のスラ
スト軸受２１によって支承されている。さらに、主軸６
はインローなどで互いに結合された軸受支え８．９内に
配設された第１の主軸受１９、第２の主軸受２０．第２
のスラスト軸受２２によって支承されている。また、オ
ルダム継手１３は揺動スクロール２と軸受支え８との間
に配設され、揺動スクロール２の自転を防止し、公転運
動のみを行わせるように構成されている。このような状
態で、固定スクロール１は軸受支え８，９とともにボル
トなどによシ共締めされる。また、電動機のロータ１０
は主軸６に、ステータ１１は軸受支えに、それぞれ圧入
、焼嵌めまたはねじ止めなどによって固定されている。
合わされた状態で揺動スクロール軸２Ｃが揺動スクロー
ル軸受１８を介して主軸６に係合され、前記揺動スクロ
ール軸受１８および軸受支え８に配設された第１のスラ
スト軸受２１によって支承されている。さらに、主軸６
はインローなどで互いに結合された軸受支え８．９内に
配設された第１の主軸受１９、第２の主軸受２０．第２
のスラスト軸受２２によって支承されている。また、オ
ルダム継手１３は揺動スクロール２と軸受支え８との間
に配設され、揺動スクロール２の自転を防止し、公転運
動のみを行わせるように構成されている。このような状
態で、固定スクロール１は軸受支え８，９とともにボル
トなどによシ共締めされる。また、電動機のロータ１０
は主軸６に、ステータ１１は軸受支えに、それぞれ圧入
、焼嵌めまたはねじ止めなどによって固定されている。
さらに、オイル・キャップ７は、主軸６に圧入、焼嵌め
などによって固定されている。このようにして組み立て
られて機械部は固定および揺動スクロール１，２を上部
に、電動機のロータエ０およびステータ１１を下部にし
てシェル１２内に圧入、焼嵌めなどによシ収容固定され
ている。
などによって固定されている。このようにして組み立て
られて機械部は固定および揺動スクロール１，２を上部
に、電動機のロータエ０およびステータ１１を下部にし
てシェル１２内に圧入、焼嵌めなどによシ収容固定され
ている。
次にこのように構成されたスクロール圧縮機の動作につ
いて説明する。電動機のロータ１０が回転すると、主軸
６およびオルダム継手１３を介して揺動スクロール２が
公転運動を始め、第２図で説明した作動原理によシ圧縮
が開始する。この時、冷媒ガスは吸入管１６よクシエル
１２内に吸入され、実線矢印に示すように軸受支え９と
電動機のステータ１１との間の連通穴２７、ロータ１０
とステータ１１との間のエアギャップなどを通過して電
動機を冷却した後、シェル１２と軸受支え８゜９との間
の連通穴２８を通って固定スクロール１に設けた吸入口
３よシ圧縮室５へ取９込まれ圧縮される。圧縮されたガ
スは、吐出ポート４を経て吐出管１７より圧縮機外へ排
出される。また、潤滑油は、油溜め１５よシ破線矢印で
示すように主軸６に配設されたオイル・キャップおよび
給油穴２３による遠心ポンプ作用によ）オイル・キャッ
プ７の吸入ロアａおよび給油穴２３を通して偏心穴空間
６ｅに到シ、各軸受１８，２０に給油され、さらに軸受
１８からは軸受２１，１９．２２の順に給油される。潤
滑に使用された油は、主に軸受支え８，９に設けられた
返油穴２５．２６を通って油溜め１５に戻される。上記
軸受２１などから漏れ出た油が直接吸入口（Ｍ入室）３
へ吸引されないよう邪魔板１４が軸受支え８と揺動スク
ロール２の外周面との間の隙間を閉鎖するように設けら
れ、邪魔板１４と揺動スクロール２によシ吸入口（吸入
室）３と揺動機械部とを分離している。
いて説明する。電動機のロータ１０が回転すると、主軸
６およびオルダム継手１３を介して揺動スクロール２が
公転運動を始め、第２図で説明した作動原理によシ圧縮
が開始する。この時、冷媒ガスは吸入管１６よクシエル
１２内に吸入され、実線矢印に示すように軸受支え９と
電動機のステータ１１との間の連通穴２７、ロータ１０
とステータ１１との間のエアギャップなどを通過して電
動機を冷却した後、シェル１２と軸受支え８゜９との間
の連通穴２８を通って固定スクロール１に設けた吸入口
３よシ圧縮室５へ取９込まれ圧縮される。圧縮されたガ
スは、吐出ポート４を経て吐出管１７より圧縮機外へ排
出される。また、潤滑油は、油溜め１５よシ破線矢印で
示すように主軸６に配設されたオイル・キャップおよび
給油穴２３による遠心ポンプ作用によ）オイル・キャッ
プ７の吸入ロアａおよび給油穴２３を通して偏心穴空間
６ｅに到シ、各軸受１８，２０に給油され、さらに軸受
１８からは軸受２１，１９．２２の順に給油される。潤
滑に使用された油は、主に軸受支え８，９に設けられた
返油穴２５．２６を通って油溜め１５に戻される。上記
軸受２１などから漏れ出た油が直接吸入口（Ｍ入室）３
へ吸引されないよう邪魔板１４が軸受支え８と揺動スク
ロール２の外周面との間の隙間を閉鎖するように設けら
れ、邪魔板１４と揺動スクロール２によシ吸入口（吸入
室）３と揺動機械部とを分離している。
また、主軸６に設けられたガス抜穴２４は、作動時にオ
イル・キャップ７内のガスを迅速に軸外に排出し、ポン
プ効率を高めるためのものである。
イル・キャップ７内のガスを迅速に軸外に排出し、ポン
プ効率を高めるためのものである。
このような装置において、オイル・キャップ７から吸込
まれた油が主軸６内の給油穴２３を過多空間６ｅに流出
すると、遠心力を受は揺動スクロール２の軸受１８面に
吹き飛ばされるが、その際、とくにスクロール圧縮機を
冷媒圧縮機に用いた場合は、油に冷媒が混和あるいは溶
は込んでいるため、冷媒が発泡しガス化してしまう。こ
れは、給油穴２３を通過し軸受１８に至る油の流れの中
で給油穴２３が偏心穴６ｄに開口する位置の圧力が最も
低くなるため、さらに軸受１８，１９の発熱および圧縮
原理よシ圧縮を受けた作動流体の発熱による揺動スクロ
ール端板２ｂの中心部分およびその近傍部材の温度がそ
の他の周辺部材よシも高くなるので偏心穴空間６ｅ、軸
受１８．軸受１９゜軸受２１という一連の流れの中で油
は熱を受けるためであるが、この発泡したガスが偏心穴
空間６ｅあるいは軸受１８，１９を給油するために設け
た油溝あるいは主軸６の上端面、揺動スクロール２の端
板下面、スラスト軸受２０の内周側面で形成される上端
空間に充満してくると、上記偏心穴空間６ｅと上端空間
の間で圧力差が生じ、例えば上端空間〉偏心穴空間とい
う下流側で圧力が高い状態が起ると油が流れなくなるし
、また発泡した油は発泡しないものに比べ油溝を通過す
る際の流路抵抗が大きくなるので油が流れ難くなるので
局部的に油切れを起こし、潤滑不良による軸受損傷。
まれた油が主軸６内の給油穴２３を過多空間６ｅに流出
すると、遠心力を受は揺動スクロール２の軸受１８面に
吹き飛ばされるが、その際、とくにスクロール圧縮機を
冷媒圧縮機に用いた場合は、油に冷媒が混和あるいは溶
は込んでいるため、冷媒が発泡しガス化してしまう。こ
れは、給油穴２３を通過し軸受１８に至る油の流れの中
で給油穴２３が偏心穴６ｄに開口する位置の圧力が最も
低くなるため、さらに軸受１８，１９の発熱および圧縮
原理よシ圧縮を受けた作動流体の発熱による揺動スクロ
ール端板２ｂの中心部分およびその近傍部材の温度がそ
の他の周辺部材よシも高くなるので偏心穴空間６ｅ、軸
受１８．軸受１９゜軸受２１という一連の流れの中で油
は熱を受けるためであるが、この発泡したガスが偏心穴
空間６ｅあるいは軸受１８，１９を給油するために設け
た油溝あるいは主軸６の上端面、揺動スクロール２の端
板下面、スラスト軸受２０の内周側面で形成される上端
空間に充満してくると、上記偏心穴空間６ｅと上端空間
の間で圧力差が生じ、例えば上端空間〉偏心穴空間とい
う下流側で圧力が高い状態が起ると油が流れなくなるし
、また発泡した油は発泡しないものに比べ油溝を通過す
る際の流路抵抗が大きくなるので油が流れ難くなるので
局部的に油切れを起こし、潤滑不良による軸受損傷。
焼付現象が発生するという問題があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、主軸の偏心穴空間６ｅに充満したガスを効率
よく排除し、軸受に安定した給油を行なうことのできる
スクロール圧縮機を得ることを目的とする。
たもので、主軸の偏心穴空間６ｅに充満したガスを効率
よく排除し、軸受に安定した給油を行なうことのできる
スクロール圧縮機を得ることを目的とする。
この発明に係るスクロール圧縮機は、主軸の偏心穴底面
と揺動スクロール軸下面との間に形成した第２の空間と
、主軸の上端面と揺動スクロールの端板下面およびこの
端板下面を支承するスラスト軸受の内周側面との間に形
成した第３のを間とを連通ずる均圧穴を形成し、かつ第
２の空間とシェル空間となる第１の空間とをガス抜き穴
で連通したものである。
と揺動スクロール軸下面との間に形成した第２の空間と
、主軸の上端面と揺動スクロールの端板下面およびこの
端板下面を支承するスラスト軸受の内周側面との間に形
成した第３のを間とを連通ずる均圧穴を形成し、かつ第
２の空間とシェル空間となる第１の空間とをガス抜き穴
で連通したものである。
この発明においては、第２の空間と第３の空間を均圧穴
で連通したので、給油穴から第２の空間に至る油が冷媒
を含んでいても揺動スクロール軸部を支承する揺動スク
ロール軸受部で冷媒の発泡による軸受の焼付けや損傷を
防止でき、また、第２の空間と第１の空間とをガス抜き
穴で連通したので、給油穴から第２の空間に至る油によ
シ形成されるガス溜シから確実にガスを排出することが
できる作用が得られる。
で連通したので、給油穴から第２の空間に至る油が冷媒
を含んでいても揺動スクロール軸部を支承する揺動スク
ロール軸受部で冷媒の発泡による軸受の焼付けや損傷を
防止でき、また、第２の空間と第１の空間とをガス抜き
穴で連通したので、給油穴から第２の空間に至る油によ
シ形成されるガス溜シから確実にガスを排出することが
できる作用が得られる。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図はこの発明によるスクロール圧縮機の要部断面図を示
し、２９は主軸大径部６ａに形成され、主軸６の偏心穴
空間６ｅである第２の空間と、主軸上端面６ｆと揺動ス
クロールの端板下面２ｄおよびこの端板下面を支承する
スラスト軸受２１の内周側面２１ａとの間に形成された
第３の空間３１とを連通ずる均圧穴、３０は軸受８，９
で囲まれたシェル１２内空間のパランサ室３２である第
１の空間と第２の空間６ｅとを連通ずるガス抜き穴であ
る。パランサ室３２は返油穴２６によクシエル１２内空
間と均圧している。また均圧穴２９とガス抜き穴３０は
連通されているが、独立した経路で形成されていてもよ
い。図中、３４はガス溜フ３３のアウトラインである。
図はこの発明によるスクロール圧縮機の要部断面図を示
し、２９は主軸大径部６ａに形成され、主軸６の偏心穴
空間６ｅである第２の空間と、主軸上端面６ｆと揺動ス
クロールの端板下面２ｄおよびこの端板下面を支承する
スラスト軸受２１の内周側面２１ａとの間に形成された
第３の空間３１とを連通ずる均圧穴、３０は軸受８，９
で囲まれたシェル１２内空間のパランサ室３２である第
１の空間と第２の空間６ｅとを連通ずるガス抜き穴であ
る。パランサ室３２は返油穴２６によクシエル１２内空
間と均圧している。また均圧穴２９とガス抜き穴３０は
連通されているが、独立した経路で形成されていてもよ
い。図中、３４はガス溜フ３３のアウトラインである。
なお、その他の符号は第３図に示した従来のスクロール
圧縮機と同一であシ、同一符号を付して説明は省略する
。
圧縮機と同一であシ、同一符号を付して説明は省略する
。
上記のようなこの発明によるスクロール圧縮機は、オイ
ル・キャップ７から吸入された油は遠心ポンプ作用によ
って給油穴２３を流れる。一方、偏心穴６ｄに流出した
油は偏心穴６ｄの側壁面へ遠心力によって加速され、軸
受１８へ吹き飛ばされる。次に軸受工８の溝１８ａを通
った油は軸受１８と主軸６とに連絡するように設けられ
た穴３５を通シ遠心力によって軸受１９，２１へ導かれ
る。
ル・キャップ７から吸入された油は遠心ポンプ作用によ
って給油穴２３を流れる。一方、偏心穴６ｄに流出した
油は偏心穴６ｄの側壁面へ遠心力によって加速され、軸
受１８へ吹き飛ばされる。次に軸受工８の溝１８ａを通
った油は軸受１８と主軸６とに連絡するように設けられ
た穴３５を通シ遠心力によって軸受１９，２１へ導かれ
る。
ところで、従来例では偏心穴空間６ｅすなわち第２の空
間と軸受溝１８８に６る油は遠心力を受けて流れを生じ
るため、これらの空間は第１の空間よシも圧力が低く、
つまシ負圧になシやすく、また、運転時、軸受１８，１
９の発熱および作動圧縮流体の発熱によシ揺動スクロー
ル端板２ｂ中心部分かその近傍の温度がその他の周辺部
材よシも高くなるので潤滑油中に溶けている冷媒（フロ
ンＲ１２，Ｒ２２等）が第２の空間および軸受溝１８ａ
内で発泡状態となって、第２の空間と第３の空間の間で
第３の空間〉第２の空間となる圧力差を生じたシ、さら
には発泡流体は流路を通る抵抗が大きいため油が流れ難
くなって軸受１８に充分な油が供給できず焼付けや損傷
を起こす。
間と軸受溝１８８に６る油は遠心力を受けて流れを生じ
るため、これらの空間は第１の空間よシも圧力が低く、
つまシ負圧になシやすく、また、運転時、軸受１８，１
９の発熱および作動圧縮流体の発熱によシ揺動スクロー
ル端板２ｂ中心部分かその近傍の温度がその他の周辺部
材よシも高くなるので潤滑油中に溶けている冷媒（フロ
ンＲ１２，Ｒ２２等）が第２の空間および軸受溝１８ａ
内で発泡状態となって、第２の空間と第３の空間の間で
第３の空間〉第２の空間となる圧力差を生じたシ、さら
には発泡流体は流路を通る抵抗が大きいため油が流れ難
くなって軸受１８に充分な油が供給できず焼付けや損傷
を起こす。
しかしながら、この発明の場合は第１の空間。
第２の空間、第３の空間の各々の圧力が等しくなる均圧
穴２９およびガス抜き穴３０を形成したことで、運転時
に生じる急激な圧力低下や温度上昇によシ第２と第３の
空間内でガスの発泡が生じてもガス抜き穴３０によシこ
れら空間内のガスは一定量に保たれ、増加した分だけパ
ランサ室３２へ排出される。このように一連のガス排出
通路すなわち、偏心穴空間６ｅとなる第２の全問および
第３の空間３１．ガス抜き穴３０．パランサ室３２とな
る第１の空間、シェル１２内空間が形成されるので、偏
心穴空間６ｅおよび第３の空間３１内で発泡した冷媒ガ
スは円滑にシェル１２内空間へ排出することができる。
穴２９およびガス抜き穴３０を形成したことで、運転時
に生じる急激な圧力低下や温度上昇によシ第２と第３の
空間内でガスの発泡が生じてもガス抜き穴３０によシこ
れら空間内のガスは一定量に保たれ、増加した分だけパ
ランサ室３２へ排出される。このように一連のガス排出
通路すなわち、偏心穴空間６ｅとなる第２の全問および
第３の空間３１．ガス抜き穴３０．パランサ室３２とな
る第１の空間、シェル１２内空間が形成されるので、偏
心穴空間６ｅおよび第３の空間３１内で発泡した冷媒ガ
スは円滑にシェル１２内空間へ排出することができる。
なお、第１図中実線矢印は油の流れを示し、破線矢印は
偏心穴空間６ｅ内で発泡したガスの流れを示す。
偏心穴空間６ｅ内で発泡したガスの流れを示す。
以上説明したようにこの発明によれば、主軸大径部に形
成した偏心穴空間とシェル空間とにガス抜き穴を連通し
たので、主軸の偏心穴における揚油した油の偏心穴内で
の発泡冷媒ガスを第１の空間のシェル空間へ確実に排出
することができる。
成した偏心穴空間とシェル空間とにガス抜き穴を連通し
たので、主軸の偏心穴における揚油した油の偏心穴内で
の発泡冷媒ガスを第１の空間のシェル空間へ確実に排出
することができる。
また、第２の空間の偏心穴空間と主軸上端面と揺動スク
ロール端版下面間の第３の空間とに均圧穴を連通したこ
とで、揺動スクロール軸受内で発泡冷媒ガスを含む油が
流れ難かったシ、第３と第２の空間の圧力差による揺動
スクロール軸受内への給油が抑制されていたものが解消
できる。これによって軸受への安定した給油が可能とな
シ、軸受の焼付は等の損傷が防止できる。
ロール端版下面間の第３の空間とに均圧穴を連通したこ
とで、揺動スクロール軸受内で発泡冷媒ガスを含む油が
流れ難かったシ、第３と第２の空間の圧力差による揺動
スクロール軸受内への給油が抑制されていたものが解消
できる。これによって軸受への安定した給油が可能とな
シ、軸受の焼付は等の損傷が防止できる。
第１図はこの発明の一実施例によるスクロール圧縮機の
要部断面図、第２図はスクロール圧縮機の作動原理図、
第３図は従来のスクロール圧縮機の断面図である。 ２・・・揺動スクロール、６・・・主軸、６ｅ・・・偏
心穴空間（第２の空間）、８．９・・・支軸支え、１８
・・−揺動スクロール軸受、１９・・・主軸受、２１・
・・スラスト軸受、２３・・・給油穴、２９・・・均圧
穴、３０・・・ガス抜き穴、３１・・・第３の空間、３
２・・・パランサ室（第１の空間）、３３・・・ガス溜
シ。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
要部断面図、第２図はスクロール圧縮機の作動原理図、
第３図は従来のスクロール圧縮機の断面図である。 ２・・・揺動スクロール、６・・・主軸、６ｅ・・・偏
心穴空間（第２の空間）、８．９・・・支軸支え、１８
・・−揺動スクロール軸受、１９・・・主軸受、２１・
・・スラスト軸受、２３・・・給油穴、２９・・・均圧
穴、３０・・・ガス抜き穴、３１・・・第３の空間、３
２・・・パランサ室（第１の空間）、３３・・・ガス溜
シ。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- インボリュート等の渦巻を各々の端板に有し互いに偏心
させて組合わせ圧縮室を形成する固定スクロールおよび
揺動スクロールと、この揺動スクロールのスクロール軸
に偏心穴を有し、揺動スクロール軸受を介して支承した
揺動スクロールを駆動する主軸と、揺動スクロールの端
板下面を支承するスラスト軸受および上記主軸を支承す
る主軸受を有する軸受支えと、固定スクロール、揺動ス
クロールおよび軸支えを収納する第１の空間と、主軸の
下端が浸漬された油溜めに開口し主軸内を貫通し上記偏
心穴に連通する偏心した給油穴と、主軸の偏心穴底面と
揺動スクロールの軸下面との間に形成した第２の空間お
よび主軸の上端部と揺動スクロールの端板下面のスラス
ト軸受内周側面との間に形成した第３の空間とを備え、
上記揺動スクロール軸受に下端が第２の空間が開口し、
上端が第３の空間に開口する貫通油溝を形成し、主軸の
回転による遠心ポンプ作用によつて上記油溜めから第２
の空間に揚油した油を各軸受に給油するようにしたスク
ロール圧縮機において、第２の空間と第３の空間とを均
圧穴で連通し、かつ一端が第２の空間に開口し他端が第
１の空間に開口するガス抜き穴を主軸に設けたことを特
徴とするスクロール圧縮機。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61256404A JPS63109291A (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 | スクロ−ル圧縮機 |
| KR1019870008115A KR900003795B1 (ko) | 1986-10-27 | 1987-07-25 | 스크롤압축기 |
| US07/110,273 US4792296A (en) | 1986-10-27 | 1987-10-20 | Scroll compressor with pressure-equalizing passage and gas vent conduit in main shaft |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61256404A JPS63109291A (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 | スクロ−ル圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63109291A true JPS63109291A (ja) | 1988-05-13 |
| JPH0557438B2 JPH0557438B2 (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=17292203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61256404A Granted JPS63109291A (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 | スクロ−ル圧縮機 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4792296A (ja) |
| JP (1) | JPS63109291A (ja) |
| KR (1) | KR900003795B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5542830A (en) * | 1994-08-09 | 1996-08-06 | Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha | Bearing lubrication for scroll-type compressor |
Families Citing this family (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR870002381A (ko) * | 1985-08-23 | 1987-03-31 | 미다 가쓰시게 | 스크로울 압축기 |
| US4875840A (en) * | 1988-05-12 | 1989-10-24 | Tecumseh Products Company | Compressor lubrication system with vent |
| US5176506A (en) * | 1990-07-31 | 1993-01-05 | Copeland Corporation | Vented compressor lubrication system |
| BR9300796A (pt) * | 1994-04-04 | 1994-10-04 | Brasil Compressores Sa | Bomba de óleo centrífuga para compressor hermético de velocidade variável |
| MY126636A (en) * | 1994-10-24 | 2006-10-31 | Hitachi Ltd | Scroll compressor |
| US6196814B1 (en) * | 1998-06-22 | 2001-03-06 | Tecumseh Products Company | Positive displacement pump rotatable in opposite directions |
| US7556482B2 (en) * | 2005-06-29 | 2009-07-07 | Trane International Inc. | Scroll compressor with enhanced lubrication |
| CN102734130B (zh) * | 2011-03-31 | 2015-07-29 | 艾默生环境优化技术有限公司 | 压缩机 |
| EP2691653B1 (en) * | 2011-03-31 | 2018-10-24 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Compressor |
| US9964122B2 (en) * | 2012-04-30 | 2018-05-08 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Compressor staking arrangement and method |
| US11408432B2 (en) * | 2015-10-11 | 2022-08-09 | Schlumberger Technology Corporation | Submersible pumping system with a motor protector having a thrust runner, retention system, and passageway allowing gas flow from a lower region into an upper region |
| KR101828957B1 (ko) | 2016-09-06 | 2018-02-13 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기 |
| US11168551B2 (en) | 2016-10-23 | 2021-11-09 | Schlumberger Technology Corporation | Gas purging for electric submersible pumping system |
| CN112930442B (zh) | 2018-09-28 | 2024-02-09 | 谷轮有限合伙公司 | 压缩机油管理系统 |
| US11125233B2 (en) | 2019-03-26 | 2021-09-21 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Compressor having oil allocation member |
| US12092111B2 (en) | 2022-06-30 | 2024-09-17 | Copeland Lp | Compressor with oil pump |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4065279A (en) * | 1976-09-13 | 1977-12-27 | Arthur D. Little, Inc. | Scroll-type apparatus with hydrodynamic thrust bearing |
| JPS55107093A (en) * | 1979-02-13 | 1980-08-16 | Hitachi Ltd | Enclosed type scroll compressor |
| US4488855A (en) * | 1982-12-27 | 1984-12-18 | The Trane Company | Main bearing lubrication system for scroll machine |
| JPS5932691A (ja) * | 1983-06-06 | 1984-02-22 | Mitsubishi Electric Corp | スクロ−ル圧縮機 |
| JPS60187789A (ja) * | 1984-03-05 | 1985-09-25 | Mitsubishi Electric Corp | スクロ−ル圧縮機 |
-
1986
- 1986-10-27 JP JP61256404A patent/JPS63109291A/ja active Granted
-
1987
- 1987-07-25 KR KR1019870008115A patent/KR900003795B1/ko not_active Expired
- 1987-10-20 US US07/110,273 patent/US4792296A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5542830A (en) * | 1994-08-09 | 1996-08-06 | Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha | Bearing lubrication for scroll-type compressor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR900003795B1 (ko) | 1990-05-31 |
| KR880005366A (ko) | 1988-06-29 |
| US4792296A (en) | 1988-12-20 |
| JPH0557438B2 (ja) | 1993-08-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |