JP3248780B2 - レジスト洗浄除去用溶剤及びこの溶剤を用いた電子部品製造用基材の製造方法 - Google Patents

レジスト洗浄除去用溶剤及びこの溶剤を用いた電子部品製造用基材の製造方法

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  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なレジスト洗浄除去
用溶剤及びこの溶剤を用いた電子部品製造用基材の製造
方法に関するものである。さらに詳しくいえば、本発明
は、特に半導体素子などの微細加工に使用されるウエハ
ーなどの基材上のレジストにおける、基材の周辺部、縁
辺部及び裏面部の不要のレジスト分を洗浄除去するため
の洗浄除去用溶剤及びこのものを用いてウエハーなどの
基材に施されたレジストの前記周辺部などにおける不要
分を洗浄除去して、高品質の電子部品製造用基材を簡単
かつ効率的に製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ウエハーなどの基材にスピンナー
などによりレジストを塗布する方法においては、遠心力
によりレジストが拡散し、基材中心部は均一な膜厚が得
られるが、基材の周辺部においては中心部に比して、厚
膜となったり、また基材の縁辺部や裏面部にもレジスト
が付着する。このようなレジストは次工程の熱処理によ
ってもろくなり、基材の搬送中に小りん片状に剥離し、
これが装置内のゴミ発生の原因になったり、基材上のレ
ジスト表面に付着し、高品質の半導体素子を製造する上
で大きな問題となっている。
【0003】そこで、このような問題を解決するため
に、基材の周辺部、縁辺部及び裏面部の不要のレジスト
分を除去する方法が提案され(例えば特開昭63−69
563号公報)、この方法においては、洗浄除去用溶剤
として、例えばセロソルブ、セロソルブアセテート、プ
ロピレングリコールエーテル、プロピレングリコールア
セテートなどのエーテルやエーテルアセテート類、アセ
トン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、
シクロヘキサノンなどのケトン類、乳酸メチル、乳酸エ
チル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエス
テル類、あるいはこれらの混合物などが用いられてい
る。
【0004】しかしながら、これらはいずれもエステル
化度の高い感光性物質を含むレジストに対する溶解性が
不十分であり、スピンナーカップ洗浄時に残さや析出物
が生じる。そして、乾燥性が高い溶剤を裏面洗浄に使用
した場合には基板が冷却されるために膜厚のバラツキが
生じるし、また乾燥性が低い溶剤を使用した場合にはウ
エハー端面の洗浄性が良好でなく、カップ洗浄後の乾燥
性が良好でないために使用しにくいなどの不利がある。
その上、セロソルブ系溶剤は毒性があり、衛生上問題で
ある。またアセトンやメチルエチルケトンなどは引火点
が低く、作業性が悪いという欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来のレジスト洗浄除去用溶剤のもつ欠点を克服し、レ
ジストの溶解性に優れ、毒性がなく、しかも溶解性が経
時的に安定して残さや析出物を生じることのないレジス
ト洗浄除去用溶剤、及びこのものを用いて高品質の電子
部品製造用基材を簡単かつ効率的に製造する方法を提供
することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らはレジスト洗
浄用の溶剤について鋭意研究を重ねた結果、プロピレン
グリコールモノアルキルエーテルと特定のアルコキシ置
換脂肪族カルボン酸エステルとの混合物が、レジストの
溶解性に優れ、毒性がなく、かつ溶解性が経時的に安定
していて残さや析出物を生じることがないこと、及びこ
の溶剤を用いることにより、高品質の電子部品製造用基
材を簡単にかつ効率よく製造しうることを見出し、この
知見に基づいて本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は、(A)プロピレング
リコールモノアルキルエーテル及び(B)一般式 R1O(CH2)nCOOR2 (I) (式中のR1及びR2はそれぞれ低級アルキル基であり、
それらはたがいに同一であってもよいし異なっていても
よく、nは2〜4の整数である)で表わされる化合物を
含有することを特徴とするレジスト洗浄除去用溶剤、及
びスピンナーによりレジスト形成用塗布物を基材に塗布
し、次いで基材の周辺部、縁辺部及び裏面部に付着した
不要のレジスト形成用塗布物を、前記レジスト洗浄除去
用溶剤であらかじめ除去したのち、乾燥処理することを
特徴とする電子部品製造用基材の製造方法を提供するも
のである。
【0008】本発明溶剤においては、(A)成分として
プロピレングリコールモノアルキルエーテルが用いられ
る。このプロピレングリコールモノアルキルエーテル
は、アルキル基の炭素数が1〜5のものが好ましく、こ
のようなものとしては、例えばプロピレングリコールモ
ノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエ
ーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、
プロピレングリコールモノブチルエーテルなどが挙げら
れる。これらはそれぞれ単独で用いてもよいし、2種以
上を組み合わせて用いてもよいが、特にプロピレングリ
コールモノメチルエーテルが好適である。
【0009】本発明溶剤においては、(B)成分として
用いられる前記一般式(I)で表わされる化合物として
は、例えば3‐メトキシプロピオン酸メチル、3‐エト
キシプロピオン酸メチル、3‐エトキシプロピオン酸エ
チル、4‐メトキシ酪酸メチル、4‐エトキシ酪酸メチ
ル、4‐エトキシ酪酸エチルなどが挙げられるが、これ
らの中で3‐メトキシプロピオン酸メチル、3‐エトキ
シプロピオン酸メチル及び3‐エトキシプロピオン酸エ
チルが好ましく、特に3‐エトキシプロピオン酸エチル
が好適である。この(B)成分の一般式(I)で表わさ
れる化合物は単独で用いてもよいし、2種以上を組み合
わせて用いてもよい。
【0010】本発明溶剤においては、前記(A)成分の
プロピレングリコールモノアルキルエーテルと(B)成
分の一般式(I)で表わされる化合物とを、重量比1:
9ないし9:1、好ましくは3:7ないし7:3の割合
で用いるのがよい。また、本発明溶剤においては、前記
(A)成分及び(B)成分に加えて他の溶剤を併用する
こともでき、それによりレジストに対する溶解能を制御
することができる。この併用溶剤としては、例えばメチ
ルエチルケトン、メチルプロピルケトン、メチルイソブ
チルケトンなどのケトン系溶剤、酢酸エチル、酢酸プロ
ピル、酢酸ブチル、酢酸アミルなどの酢酸エステル類、
ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチル、ピルビン酸プロ
ピルなどのピルビン酸エステル類などを挙げることがで
きる。
【0011】本発明溶剤により洗浄しうるレジストにつ
いては特に制限はないが、アルカリ水溶液により現像可
能な感光性樹脂に対して用いると特に効果的である。
【0012】特に有利なレジストは、最近の超微細加工
に十分適応しうる諸要求特性を備えたポジ型ホトレジス
トである。その中でも特にキノンジアジド系感光性物質
と被膜形成物質とを含む組成物から成るものが好適であ
る。
【0013】この感光性物質としては、キノンジアジド
基含有化合物、例えばオルトベンゾキノンジアジド、オ
ルトナフトキノンジアジド、オルトアントラキノンジア
ジドなどのキノンジアジド類のスルホン酸とフェノール
性水酸基又はアミノ基を有する化合物とを部分若しくは
完全エステル化、又は部分若しくは完全アミド化したも
のが挙げられ、前記のフェノール性水酸基又はアミノ基
を有する化合物としては、例えば2,3,4‐トリヒド
ロキシベンゾフェノン、2,2′,4,4′‐テトラヒ
ドロキシベンゾフェノン、2,3,4,4′‐テトラヒ
ドロキシベンゾフェノンなどのポリヒドロキシベンゾフ
ェノン、あるいは没食子酸アルキル、没食子酸アリー
ル、フェノール、p‐メトキシフェノール、ジメチルフ
ェノール、ヒドロキノン、ビスフェノールA、ナフトー
ル、ピロカテコール、ピロガロール、ピロガロールモノ
メチルエーテル、ピロガロール‐1,3‐ジメチルエー
テル、没食子酸、水酸基を一部残しエステル化又はエー
テル化された没食子酸、アニリン、p‐アミノジフェニ
ルアミンなどが挙げられる。そして、特に好ましいキノ
ジアジド基含有化合物は、上記したポリヒドロキシベン
ゾフェノンとナフトキノン‐1,2‐ジアジド‐5‐ス
ルホニルクロリド又はナフトキノン‐1,2‐ジアジド
‐4‐スルホニルクロリドとの完全エステル化物や部分
エステル化物であり、特に平均エステル化度が70%以
上のものが好ましい。
【0014】また、被膜形成物質としては、例えばフェ
ノール、クレゾール、キシレノールなどとアルデヒド類
とから得られるノボラック樹脂、アクリル樹脂、スチレ
ンとアクリル酸との共重合体、ヒドロキシスチレンの重
合体、ポリビニルヒドロキシベンゾエート、ポリビニル
ヒドロキシベンザルなどのアルカリ可溶性樹脂が有効で
ある。
【0015】特に好ましいポジ型ホトレジストは、被膜
形成物質としてクレゾールノボラック樹脂を用いたもの
であり、このクレゾールノボラック樹脂としては、低分
子量域をカットした重量平均分子量が2000〜200
00、好ましくは5000〜15000の範囲のものが
好適である。
【0016】前記ポジ型ホトレジストにおいては、前記
した感光性物質が、被膜形成物質100重量部に対し
て、通常10〜40重量部、好ましくは15〜30重量
部の範囲で配合される。この量が40重量部を超えると
感度が著しく劣り、また10重量部未満では好ましいパ
ターン断面形状が得にくくなる。
【0017】また、レジストには、必要に応じて、相容
性のある他の染料、例えばクマリン系染料、アゾ染料な
どを添加してもよいし、さらに他の添加物、例えば付加
的樹脂、可塑剤、安定剤あるいは現像して得られるパタ
ーンをより一層可視的にするための着色剤、コントラス
ト向上剤などの慣用されているものを添加含有させるこ
ともできる。
【0018】次に、前記レジスト洗浄除去用溶剤を用い
た本発明の電子部品製造用基材の製造方法について説明
する。
【0019】まず、スピンナーによりレジスト形成用塗
布物をシリコンウエハーなどの基材に塗布する。すなわ
ち、スピンナーはスピンヘッド上で回転される回転板を
有し、該回転板上にウエハー等の基材を保持してその中
心部にレジスト形成用塗布物がフィードされる。フィー
ドされた塗布物は回転板の遠心力によって放射方向に拡
散塗布される。図1は、このようにして塗布されたウエ
ハー周辺付近の塗布状態を示す断面図であるが、これか
ら分かるように、基材1上に塗布された該塗布物は、周
辺部3の膜厚が中央部2の膜厚よりも大きく、また基材
1の縁辺部4や裏面部5にも該塗布物が回り込んでいる
のが普通である。次に、このような塗布物の周辺部3、
縁辺部4及び裏面部5に付着した不要なレジストを、基
材1を回転させながら前記した溶剤を供給することによ
り除去する。この場合、溶剤の供給手段としては、溶剤
供給ノズルにより、基材の周辺部分に溶剤を滴下又は吹
き付ける方法が用いられる。また、溶剤の供給量は使用
するレジストの種類や膜厚などにより適宜変わるが、通
常は30〜50ミリリットル/分の範囲で選ばれる。
【0020】本発明溶剤は極めて溶解性に優れるため、
前記したような利用態様以外に、例えばスピンナーカッ
プなどに付着して固着したレジストの洗浄除去にも有効
に利用できる。
【0021】
【発明の効果】本発明のレジスト洗浄除去用溶剤は、レ
ジストの溶解性、特に高エステル化度のキノンジアジド
系感光性物質を含有するポジ型ホトレジストの溶解性に
優れ、毒性が少なく、しかも溶解性が経時的に安定して
いて残さや析出物を生じることがないという顕著な効果
を奏する。また、本発明方法によれば、高品質の電子部
品製造用基材を簡単に効率よく製造することができる。
【0022】
【実施例】次に実施例により本発明をさらに詳細に説明
するが、本発明はこれらの例によってなんら限定される
ものではない。
【0023】製造例1 2,3,4,4′‐テトラヒドロキシベンゾフェノン1
モルとナフトキノン‐1,2‐ジアジド‐5‐スルホニ
ルクロリド4モルとのエステル化反応生成物(平均エス
テル化度90%)8.5g及びクレゾールノボラック樹
脂30gをエチレングリコールモノエチルエーテルアセ
テート70gに溶解してポジ型ホトレジスト溶液を得
た。
【0024】製造例2 2,3,4,4′‐トリヒドロキシベンゾフェノン1モ
ルとナフトキノン‐1,2‐ジアジド‐5‐スルホニル
クロリド1.2モルとのエステル化反応生成物(平均エ
ステル化度40%)3.75g、ビス(4‐ヒドロキシ
‐3,5‐ジメチルフェニル)‐2‐ヒドロキシフェニ
ルメタン1モルとナフトキノン‐1,2‐ジアジド‐5
‐スルホニルクロリド2モルとのエステル化反応生成物
(平均エステル化度50%)3.75g及びクレゾール
ノボラック樹脂30gをエチレングリコールモノエチル
エーテルアセテート70gに溶解してポジ型ホトレジス
ト溶液を得た。
【0025】製造例3 1‐[1‐(4‐ヒドロキシフェニル)イソプロピル]
‐4‐[1,1‐ビス(4‐ヒドロキシフェニル)エチ
ル]ベンゼン1モルとナフトキノン‐1,2‐ジアジド
‐5‐スルホニルクロリド2.5モルとのエステル化反
応生成物(平均エステル化度80%)6.25g及びク
レゾールノボラック樹脂30gをエチレングリコールモ
ノエチルエーテルアセテート70gに溶解してポジ型ホ
トレジスト溶液を得た。
【0026】実施例1〜5及び比較例1〜4 製造例1で得たポジ型ホトレジスト溶液をスピンナーに
より、乾燥膜厚が10μmになるように塗布したのち、
ホットプレート上で、120℃で90秒間加熱すること
によって、表面にレジスト膜が形成されたシリコンウエ
ハーを9枚調製した。
【0027】次いで、表1に示す各溶剤をビーカーに入
れ、上記9枚のシリコンウエハーそれぞれを表1に示す
各溶剤に浸せきし、レジスト膜がシリコンウエハー表面
から完全に溶解除去される時間(溶解時間)を測定した
結果を表1に示した。また、製造例1で得たポジ型ホト
レジスト溶液を6インチシリコンウエハー上に、回転塗
布装置(東京応化工業社製TR‐6132)を用いて、
3000rpm、20秒間で塗布し、膜厚1.3μmの
塗布膜を得た。次いで、回転数を1000rpmに下
げ、同装置のウエハー裏面噴射用洗浄ノズルから、表1
に示す各溶剤を0.6kg/cm2の加圧下、40ミリ
リットル/分で、2秒間、5秒間及び10秒間噴射し、
それぞれの噴射時間に対するシリコンウエハーのエッジ
部レジストの溶解状態について調べた結果を表1に示し
た。なお、エッジ部レジストとは、シリコンウエハーの
周辺部、縁辺部及び裏面部に付着したレジストを意味
し、エッジ部レジストが完全に溶解されたものを○で表
わし、実用的な範囲で良好に溶解されたものを△で表わ
し、エッジ部レジストの溶解性が不十分なものを×で表
わした。
【0028】
【表1】
【0029】(注)表中の略号は次を意味する(以下、
同様)。 EEP:3‐エトキシプロピオン酸エチル EMP:3‐エトキシプロピオン酸メチル MMP:メトキシプロピオン酸メチル PGME:プロピレングリコールモノメチルエーテル PGMEA:プロピレングリコールモノメチルエーテル
アセテート ECA:エチレングリコールモノエチルエーテルアセテ
ート BuAc:ブチルアセテート
【0030】実施例6〜10及び比較例5〜8 実施例1におけるホトレジスト溶液を製造例2で得られ
たものに変えた以外は、実施例1と同様にして、溶解時
間の測定結果及びエッジ部レジストの溶解状態を調べた
結果を表2に示した。
【0031】
【表2】
【0032】実施例11〜15及び比較例9〜12 実施例1におけるホトレジスト溶液を製造例3で得られ
たものに変えた以外は、実施例1と同様にして、溶解時
間の測定結果及びエッジ部レジストの溶解状態を調べた
結果を表3に示した。
【0033】
【表3】
【図面の簡単な説明】
【図1】スピンナーによりレジストをウエハーに塗布し
た際のウエハー周辺付近の状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 ウエハー 2 レジスト 3 ウエハー周辺部のレジスト 4 ウエハー縁辺部のレジスト 5 ウエハー裏面部のレジスト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳竹 信生 神奈川県川崎市中原区中丸子150番地 東京応化工業株式会社内 (72)発明者 小原 秀克 神奈川県川崎市中原区中丸子150番地 東京応化工業株式会社内 (72)発明者 中山 寿昌 神奈川県川崎市中原区中丸子150番地 東京応化工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−130715(JP,A) 特開 平5−80500(JP,A) 特開 平5−107767(JP,A) 特開 平7−140646(JP,A) 特開 昭63−220139(JP,A) 特開 平4−42523(JP,A) 特開 昭63−69563(JP,A) 特開 平5−19464(JP,A) 特開 昭63−259558(JP,A) 特開 平4−9063(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 7/42 H01L 21/027 H01L 21/304

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)プロピレングリコールモノアルキ
    ルエーテル及び(B)一般式 RO(CHCOOR (式中のR及びRはそれぞれ低級アルキル基であ
    り、それらはたがいに同一であってもよいし異なってい
    てもよく、nは2〜4の整数である)で表わされる化合
    物を含有することを特徴とするレジスト洗浄除去用溶
    剤。
  2. 【請求項2】 プロピレングリコールモノアルキルエー
    テルがプロピレングリコールモノメチルエーテルである
    請求項1記載のレジスト洗浄除去用溶剤。
  3. 【請求項3】 (B)成分の化合物が、3‐メトキシプ
    ロピオン酸メチル、3‐エトキシプロピオン酸メチル及
    び3‐エトキシプロピオン酸エチルの中から選ばれた少
    なくとも1種である請求項1又は2記載のレジスト洗浄
    除去用溶剤。
  4. 【請求項4】 (B)成分の化合物が、3‐エトキシプ
    ロピオン酸エチルである請求項3記載のレジスト洗浄除
    去用溶剤。
  5. 【請求項5】 (A)成分と(B)成分との含有割合が
    重量比で1:9ないし9:1である請求項1ないし4の
    いずれかに記載のレジスト洗浄除去用溶剤。
  6. 【請求項6】 (A)成分と(B)成分との含有割合
    が、重量比で3:7ないし7:3である請求項5記載の
    レジスト洗浄除去用溶剤。
  7. 【請求項7】 スピンナーによりレジスト形成用塗布物
    を基材に塗布し、次いで基材の周辺部、縁辺部及び裏面
    部に付着した不要のレジスト形成用塗布物を請求項1記
    載のレジスト洗浄除去用溶剤で処理して除去したのち、
    乾燥処理することを特徴とする電子部品製造用基材の製
    造方法。
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