JP3237851B2 - パイプ清掃工具 - Google Patents

パイプ清掃工具

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JP3237851B2
JP3237851B2 JP50960496A JP50960496A JP3237851B2 JP 3237851 B2 JP3237851 B2 JP 3237851B2 JP 50960496 A JP50960496 A JP 50960496A JP 50960496 A JP50960496 A JP 50960496A JP 3237851 B2 JP3237851 B2 JP 3237851B2
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    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B9/00Cleaning hollow articles by methods or apparatus specially adapted thereto 
    • B08B9/02Cleaning pipes or tubes or systems of pipes or tubes
    • B08B9/027Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages
    • B08B9/04Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages using cleaning devices introduced into and moved along the pipes
    • B08B9/053Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages using cleaning devices introduced into and moved along the pipes moved along the pipes by a fluid, e.g. by fluid pressure or by suction
    • B08B9/055Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages using cleaning devices introduced into and moved along the pipes moved along the pipes by a fluid, e.g. by fluid pressure or by suction the cleaning devices conforming to, or being conformable to, substantially the same cross-section of the pipes, e.g. pigs or moles

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Description

【発明の詳細な説明】 1.発明の分野 本発明は、パイプ清掃又はパイプ清掃工具の分野に関
し、特に、ローラカッタを使用するパイプ清掃工具、す
なわち、ピグに関する。
2.従来技術の記載 レインハート(Reinhart)等による「パイプ クリー
ニング イクイップメント(Pipe Cleaning Equipmen
t)」米国特許第4,538,316号(1985)は、ばね荷重カッ
タアームを備えた自在の複数対の切削ヘッドに適用され
た自在推進ユニットを示している。この特許は、互いに
自在結合された、ピボットアームを備えた少なくとも一
個の清掃ユニットと、一個の推進ユニットを示してい
る。このピグは、蝶番つぼ金23によって連結された清掃
ヘッド1a,1bと推進ユニット2を有し、これにより3度
までの傾斜が可能で、この装置のパイプの曲がりでの通
過を容易にしている。各清掃ユニットは、パイプの付着
物を破砕崩壊させるために、ピボット支持の4本の切削
アーム3と4本の突出リブ10を備えたヘッド7を有して
いる。切削アーム3は、ピボット点及び軸近くにおける
三角形状からこの切削アーム3の後端近くにおける二重
の接触領域までの変化可能な側面形状を有している。こ
の変化可能な側面形状は、その前縁部における付着物を
粉砕し、かつ、後縁部における付着物を掻き取る手段を
提供している。切削アーム3は、この装置の清掃効率に
影響を与えずに、パイプの弁及び他の曲がりでの前記カ
ッタの通過を容易にするために、図2に最もよく示した
4個までのローラ30を有している。
図2に示したこの特許のローラ30は、パイプの付着物
の切削または破砕に通常は使用されないカッタアーム3
の一部に配置されている。ローラ30それ自体は、いかな
る切削機能においても使用されるようには見えない。コ
ラム6、行36ないし46参照。この特許は、ピボットアー
ムの弁取付部及びパイプの曲がりを通る移動を容易にす
るように前記ローラを使用している。この特許は、この
回転要素と組み合わした切削機能を示してはいない。
レインハートの「パイプ クリーナ(Pipe Cleane
r)」、米国特許第4,920,600号は、レインハートの前記
の特許と同一であるが、固定のカッタヘッド上における
複数の完全に剛性のカッタに対して軸を介して固く連結
された弾力性のある推進円盤を備えたパイプ清掃工具を
示している。この米国特許第4,920,600号の推進円盤
は、地熱パイプの高温で腐食性の環境において急速に劣
化する皮材から作られていて、このパイプ清掃工具は、
パイプ内の曲がりすなわち内部の制限領域に適応するよ
うに曲がったり、変形したりするための手段は有してい
ない。
ブレンホールド(Brenholdt)の「パイプ ライン
クリーナ アンド ロケイタ(Pipe Line Cleaner and
Locator)」、米国特許第2,601,248号(1952)は、パイ
プラインの掻き取り器と組み合わされた約5ヘルツで回
転する回転磁石を備えた位置確認器を示している。前記
回転磁石は、切削動作に対してどのような種類の緩衝を
も避けるように前記掻き取り器に配置されている。電気
モータが使用されて、前記回転磁石を回転する。この電
気モータは、バッテリにより電力を供給される。前記回
転磁石16は、バッテリ10により電力を供給される電気モ
ータ12によって回転される軸14に取り付けられている。
この永久磁石の代わりに電磁石を使用することは、遮断
回路の使用を含めて考慮されている。コラム4、行5な
いし行39参照。
この特許は、パイプ内の流体の流れを利用することと
は対照的に前記永久磁石を回転するための別の動力源を
考慮している。明らかに、この特許の実施例は、非常に
良好に密封及び絶縁がされてなければ、高温で腐食性の
ある不良な環境においてはおそらく動作不能となるであ
ろう。
サキソン(Saxon)等による「チューブ クリーニン
グ ツール フォー リムーバル オブ ハード デポ
ジッツ(Tube Cleaning Tool for Removal of Hard Dep
osits)」、米国特許第5,153,963号(1992)は、複数の
離隔した自由回転式のカッタホイールを備えたピグを示
す。円筒体3を備えたチューブ清掃工具1は、鼻部5を
備えた切頭鼻27を有している。主円筒部13は、前記カッ
ターホイールの一部のみが前記円筒体の輪郭から外部に
延長するように支持された切削ホイール11を有してい
る。前記円筒体3は、清掃されるべきパイプの直径67よ
りも小さいサイズであり、切削ホイール11は、固い付着
物とパイプの壁71との間を伸長している。この特許は、
前記切削ヘッドに前記ローラカッタを固く取り付けてい
る。
ナット(Nutt)による「メソッド アンド アパレイ
タス フォー カッティング タップス イン ソウア
ラインズ(Method and Appratus for Cutting Taps i
n Sewer Lines)」,米国特許第4,887,585号(1989)
は、詰まること無しに、パイプの側壁に接近して切削す
る液圧駆動自己推進カッタを使用したパイプ清掃工具を
記載している。タップカッタ10は、液圧モータ14を有す
るフレーム18を備え、液圧モータ14は、ビット16を支持
してこれを回転する軸15を備えている。このフレーム18
は、4本のころ20A,20B,22A,22Bを有し、またローラが
設けられて、清掃工具がこのパイプ内に使用されるとき
に、このパイプ内のこの清掃工具の通過が可能にされ、
パイプ内のずれ部分における通過が可能となり、回転が
防止されるようにしてある。前記4本のころの端部に設
けられたローラの使用は、このパイプ内のずれ部分及び
内部に進入した継ぎ目部分を通過するパイプの能力を改
善するために主として記載されている。コラム4、行46
ないし行61参照。これらのローラは、いかなる切削機能
のためにも用いられず、ビット16によるタップ動作中に
おけるフレームの安定化のためだけに用いられる。コラ
ム5、行18ないし行22参照。
ビルトン(Bilton)等による「アプライアンス フォ
ー スクレイピング インテリアズ アブ ウォータ
メインズ オア パイプス(Appliance for Scraping I
nteriors of Water Mains or Pipes)」、米国特許第57
6,425号(1897)は、パイプ内の錆、沈泥又は付着物を
清掃するためのピグを記載しており、このパイプは、こ
のピグがパイプ内のいかなる永久的な障害物をも通り過
ぎ、かつ、その通常の曲がり部分を回っていくことがで
きるように設計されている。スピンドルは、回動カッタ
DとEを保持する半径方向の溝bとcを有する2つの円
錐部BとCを備えている。弾性のリングおよびワッシャ
は、前記カッタが前記パイプの内部に対して持つ圧力の
度合いを調整するために設けられている。前記の後部の
スピンドルは、前記掻き取り器の位置を確認するため
に、もしも好ましいならば、コンパスと組み合わせて使
用される棒磁石を取り付けることができるリングNを備
えている。
このビルトンの特許は、位置追跡を行うために磁石と
組み合わせて使用される回転可能な切削アームDおよび
Eを示す。しかし、この特許のカッタは、ローラカッタ
ではなく、その磁石は回転しない。
ブラッキーン(Brackeen)による「クリーニング デ
バイス フォー パイプ ラインズ(Cleaning Device
for Pipe Lines)」、米国特許第2,332,984号(1943)
は、第一レベルのクリーニングを行うためのノズル作用
を使用する流体圧被推進パイプ清掃工具を示す。その図
1ないし図6に示すように、そのパイプ内に長手方向に
挿入された流体圧推進パイプ清掃装置は、ヘッド12a、
一連の弾性体の密封円盤12b、13および、パイプ10の内
面と摩擦接触を維持するためのブレーキシュー21、22を
有している。ついでに、図2は、推進円盤13から切削ヘ
ッド12aへの軸の固定連結を示す。多くのウォータージ
ェット14、15、16は、ヘッド12a内に画定されている。
この円盤及びブレーキは、シールを形成している。流体
は、この装置をパイプ内を通して推進させるための必要
な圧力を発生する装置の後ろで捕獲される。この高圧流
体の一部は、ジェット14、15、16を介してノズル噴射さ
れ、これらのジェットから発する水流は、このパイプ清
掃工具(ピグ)のすぐ前のパイプ内に形成されたより軟
らかい物質部分を腐食し、分解させる。この流体ジェッ
ト作用により除去されない材料は、その後、円盤及びブ
レーキ12b、13、21、22により掻き取られる。
グルフィン(Griffin)による「チューブ クリーニ
ング ツール(Tube Cleaning Tool)」、米国特許第1,
280,443号(1918)は、凝縮器などのチューブに使用さ
れるチューブ清掃工具を示している。その図1及び図2
に示したように、このチューブ清掃工具は、螺旋型の掻
き取り刃1を備えた前面部を有し、そして、画定された
ボス7を有する後部ピストン3を有している。動作にお
いて、このチューブ清掃工具は、清掃されるべきパイプ
内に挿入され、そして、高圧水流によりこのパイプ内を
通して推進される。後方ピストン3の直径は、パイプb
の内径よりも小さいので、ノズル噴射効果が本来生じる
のは、推進水の一部がピストン3とパイプbの内面との
間の空間を通ってボス7によって偏向されて前記前部に
行く時である。
ホッジマン(Hodgman)による「パイプ クリーニン
グ マシーン(Pipe Cleaning Machine)」、米国特許
第1,181,319号(1916)は、流体推進パイプ内移動器を
示している。この装置は、パイプを通る太いロープ又は
ケーブルの端におけるカー用に使用されるように作られ
ている。しかし、この装置は、人自身の考えに似た流体
影響円盤を使用している。その図1ないし図5に示した
ように、この装置は、同心的に離れた一連の弾性円盤10
を形成した細長い浮体1を有している。前記浮体1の軸
から半径方向外方に突出する弾性円盤10の直径は、この
装置が推進されるパイプAの内径よりも小さい。従っ
て、最後部の弾性円盤10の後面に当る加圧流体は、駆動
力を加える。各弾性円盤10の周縁と、パイプAの内面と
の間の空間を通る欠陥ある流体は、前方に噴射して次の
弾性円盤10の表面に対して駆動力を加える。明らかに、
最前の弾性円盤10の場合には、生ずるノズル噴射効果に
よって発生する流体の攪乱を生じる力により、その装置
のすぐ前方のパイプの部分Aの内面a1に裏張りされた材
料のなんらかの腐食又は分解が生じる。
リトルフィールド(Littlefield)による「フロー
プロペルド ソウア オア パイプ スレッダ(Flow P
ropelled Sewer or Pipe Threader)」、米国特許第
2、980、399号(1961)は、図1に、ピストン8、清掃
刃12、ローラ18、20及び偏向器11を備えた装置を示して
いる。加圧流体がピストン8に推進力を加える時に、流
体の一部は、ピストン8に形成された穴を通過し、切削
刃12のそばを通り、そして、偏向器11をめぐり偏向され
る。このように偏向された流体は、その清掃部材が、除
去されるべき被覆物質に関わり合う点でこのパイプの内
面に対して噴射される。この流体の攪乱により、掻き取
ったかす物質は、分解され、運び去られる。
クルーカ(Kruka)による「パイプライン ピグ ウ
ィズ リストリクティッド フルード バイパス(Pipe
line Pig with restricted Fluid Bypass)」、米国特
許第4,498,932号(1985)は、パイプ形成物の除去に役
立つ流体ノズル噴射を使用するピグを示している。その
図1ないし3に示したように、このピグは、泡体、流体
通路1およびオリフィス8を有している。このパイプ内
に挿入されて、流体流によりパイプ内で推進されるとき
に、このピグの体部の外面は、清掃されるべきパイプの
内径に一致するものであるが、その形成された材料を掻
き取って運ぶように機能する。通路1により、このピグ
の後ろからの流体は、その前面に流れて、そこで、図3
に示した一組の外方へ向くジェット9によりノズル噴射
することができる。その結果生じる流体流には、掻き取
りの直前にその形成物の少なくとも軟らかい部分を攪乱
して浮遊させる。
発明の概略 本発明は、推進器ユニットおよびこの推進器ユニット
に結合された切削ヘッドを有するパイプ清掃工具の改良
である。この改良は、前記切削ヘッドに配置された複数
のローラカッタを有する。このローラカッタの各々は、
対応するローラカッタピボットにより前記切削ヘッドに
対してピボット連結され、これにより、前記パイプ清掃
工具に関する前記ローラカッタの各々の半径方向の配置
が、前記ローラカッタを前記切削ヘッドに結合する前記
ローラカッタピボットのまわりのそのローラカッタの回
転により変更可能にされている。その結果、前記パイプ
清掃工具により清掃されるパイプの曲がりおよび内部の
障害物には、順応される。実際、曲がりを前記パイプ清
掃工具が移動するとき、少なくとも2つの前記ローラカ
ッタは、丁度1つのローラカッタの代わりにパイプの内
面と接触する。これにより、パイプがコンクリートの内
側裏地を有するときに問題となり得るパイプ内面への傷
つけまたは切り込みの可能性が減少される。
改良は、さらに、前記切削ヘッドに関して所定の半径
方向位置に前記ローラカッタの各々を偏向する要素を有
する。
改良は、複数のローラカッタのカーをさらに有する。
前記ローラカッタの各々は、前記対応するローラカッタ
ピボットピンの周りにおける前記カーの1つに連結され
ている。前記カーは、カーピボットピンにより前記切削
ヘッドにピボット連結されている。この結果、前記ロー
ラは、対をなす仕方で、偏向され回転可能であるが、弾
性的に取付けたカッタまたは切削刃と異なり、別な具合
に固く、または、圧縮不能な方法で前記切削ヘエッドに
固定される。各々のローラの半径方向の圧縮量は、前記
切削ヘッドへの各々のカーの回転可能結合により許容さ
れる回転度により制限される。
前記偏向手段は、前記切削ヘッド上の好適な位置へ前
記カーピボットピンの周りで前記ローラカッタカーを回
転させるために前記ローラカッタカーにあたるばね機構
を有する。前記複数のローラカッタは、複数対のローラ
を形成するように共に結合されている。各対のローラ
は、前記切削ヘッドに関して共同で回転可能である。
前記切削ヘッドは、長手方向軸を有し、かつ、前記切
削ヘッドに結合されてこの切削ヘッドの長手軸に関して
半径方向に伸長する切削円盤を有する。この切削円盤
は、パイプ内の被覆物を液圧で除去するために前記切削
円盤を通る流体の高速流を発生させる複数のノズル画定
している。各ノズルは、前記切削円盤の周で画定された
ノズルカットを有している。
改良は、更に、前記パイプ清掃工具を通る流体の流量
に比例した変動電磁信号を発生するためのタービン被駆
動追跡器を有し、これにより、前記パイプ内で前記パイ
プ清掃工具を追跡することができる。このタービン被駆
動追跡器は、また、インラインタービン流量計に似てい
て、前記変動電磁信号が流れに比例するので、この流れ
がパイプ清掃工具を充分に移動させるか否かを表示す
る。この流れは、パイプ清掃工具から下流の栓または形
成される他の障害物のために減少することがある。前記
タービン被駆動追跡器は、円盤、この円盤に取り付けら
れた複数の離隔した永久磁石、および、前記タービン被
駆動追跡器を通る流体の流れに応答して前記複数の永久
磁石を回転するための前記円盤に取り付けられたタービ
ンを有する。
前記推進器ユニットは、少なくとも一個の推進円盤を
有する。この推進円盤は、前記パイプ清掃工具にピボッ
ト連結された複数の剛性のセグメントを有する。これら
の推進円盤は、その外径上またはその外径のところに置
かれるインサートにより直径を増大することができる。
改良は、少なくとも一つの所定方向において前記剛性の
セグメントの各々の回転を制限するためのストッパをさ
らに有する。
前記パイプ清掃工具は、長手軸を有し、前記推進ユニ
ットは、複数の推進円盤を有する。各前記推進円盤は、
複数の前記剛性のセグメントからなる。一つの推進円盤
上における前記複数の剛性のセグメントは、前記推進円
盤のうちの他の推進円盤の前記複数のセグメントに関し
前記パイプ清掃工具の前記長手軸の周りに角度的にずれ
ている。
前記セグメントが、同一の推進円盤の他のセグメント
に対して大きな干渉をせずに前記パイプ清掃工具の前方
移動に対し後方に回転できるように、各前記推進円盤の
各前記セグメントは、互いに角度的に離隔されている。
各前記セグメントは、半径方向の最外周縁を有し、か
つ、少なくとも一部の推進円盤のセグメントは、前記半
径方向の最外周縁を通る高速流体流を画定して前記パイ
プからその被覆物を除去する流体ジェットを提供するた
めに前記半径方向の最外周縁にわたり画定された複数の
ノズルをさらに有する。前記ノズルは、前記セグメント
の周で半径方向に画定されたノズルカットを有する。
本発明は、また、内部に曲がりまたは内部障害物を有
するパイプを通してパイプ清掃工具を移動しながらこの
パイプ内に配置された被覆物を除去する方法としても特
徴付けられる。この方法は、前記パイプ清掃工具の切削
ヘッドに複数のローラカッタと、前記切削ヘッドに結合
された推進ユニットを設けるステップを有している。前
記ローラカッタは、前記切削ヘッドにピボット連結され
ている。前記パイプ清掃工具の有効な切削直径を変える
ために前記曲がりまたは内部障害物を通して前記パイプ
清掃工具が移動される時に、前記切削ヘッドの長手軸か
ら前記ローラカッタの半径方向配置が変更される。結果
として、前記曲がりおよび内部障害物を、前記パイプ内
の前記パイプ清掃工具は、さらに容易に通り抜けること
ができる。
前記切削ヘッドの前記長手軸から前記ローラカッタの
前記半径方向配置を変更する前記ステップは、回転可能
なカー上に対をなして前記ローラカッタを設けるステッ
プを有する。前記カーは、前記切削ヘッドに回転可能に
連結されている。前記切削ヘッドの前記長手軸から所定
の好適な半径方向配置へと各対のローラカッタが押しや
られる。
この方法は、前記パイプ清掃工具の半径方向の周のま
わりに複数の周辺ノズルを設けるステップと、前記パイ
プ内の前記被覆物に前記ノズルを通る流体ジェットを向
けるステップとをさらに有する。
この方法は、前記パイプ清掃工具を通る流量に比例す
る放射電磁界を作るために少なくとも一個の永久磁石を
スピンさせるステップと、前記パイプ清掃工具を通って
流れる流体により駆動されるタービンにより前記スピン
する永久磁石に回転運動を与えるステップとをさらに有
する。
本発明は、類似の要素が類似の数字により参照される
以下の図面をみることにより、さらによく、視覚化され
る。
図面の簡単な説明 図1は、本発明のパイプ清掃工具の斜視図である。
図2は、図1の切断線2−2を通して見た図1のパイ
プ清掃工具の側断面図である。
図3は、図2の線3−3を通して見た本発明のパイプ
清掃工具の正面図である。
図4は、加水分解の方法を示す部分的に詰まったパイ
プの環境で示した図2のパイプ清掃工具の側面図であ
る。
図5は、図1ないし図4のパイプ清掃工具と組み合わ
せて使用されるタービン被駆動追跡装置の正面図であ
る。
図6は、図5の追跡装置の側面図である。
図7は、パイプの曲がり部分にわたり配置された推進
器の一つの実施例の略側断面図である。
図8は、図7の推進ユニットの前方推進円盤に使用さ
れる推進円盤セグメントの一つの平面図である。
図9は、図7の推進ユニットの後方進円盤で使用され
る推進円盤セグメント分の一つの平面図である。
図10は、前方推進円盤セグメントの後ろにある後方推
進円盤セグメントのずれた位置決めを点線輪郭で示す図
7の推進円盤の正面略図である。
図11は、推進円盤のセクタのひとつに加えたインサー
トの平面図である。
図12は、図11で示した推進円盤セグメントの側断面図
である。
本発明およびその種々の実施例は、以下の詳細な説明
を参照することによってよりよく理解されよう。
好適な実施例の詳細な説明 切削ヘッドおよび推進器を使用する改良になるパイプ
清掃工具は、この切削ヘッドに複数のローラカッタを使
用している。このローラカッタは、対をなして回転可能
なカーに連結されている。このカーは、前記切削ヘッド
にピボット連結されている。このカーの各々は、従っ
て、前記ローカカッタのおのおのの半径方向配置は、ば
ねバイアスにより弾性的に前記切削ヘッドの長手軸に対
して好適な半径方向配置へと押圧されている。パイプ内
の湾曲部または他の内部の障害領域を通してパイプ清掃
工具を移動させることは、前記ローラカッタのカーおよ
びそれらの対応するローラーカッタの回転によって容易
になる。
この対をなすローラカッタは、加水撹拌動作(hydrol
asing action)を持ってその半径方向の周囲にわたり画
定された複数のノズルカットを有する次のカッタ円盤と
組み合わされる。各ノズルカットは、パイプ内における
被覆物に向けられる流体ジェットを画定する。
一つの実施例では、推進ユニット内の推進円盤は、推
進体部にピボット連結された複数の固い金属の推進円盤
セグメントからなる。この推進円盤セグメントは、前記
パイプ清掃工具の振動的な前方運動中および前記パイプ
内における曲がり又は何らかの他の内部障害領域を通過
中に前記推進ユニット上で回転する。一部の推進円盤セ
グメントは、また、パイプ清掃工具を通る流体内におけ
る流体ジェットを画定するための周囲の複数のノズルカ
ットを備えても良い。
回転可能な追跡器が、このパイプ清掃工具と組み合わ
されて、このパイプ清掃工具内を通過する流体の流れを
直接示す電磁信号を提供する。
図1は、参照数字10により全体を示したパイプ清掃工
具、すなわち、ピグの斜視図である。このパイプ清掃工
具10は、二つの部分からなる。部分12により示される切
削ヘッドと、部分14により示される推進ユニットであ
る。この図示の実施例では、切削ヘッド12は、図3の正
面図で最もよく示した、切削ヘッド12に取り付けた掻き
取り円盤16および複数のローラカッタ18からなる。ロー
ラカッタ18は、図2に示した切削ヘッド12の長手方向軸
34から半径方向に伸長していて、この図示の実施例で
は、中央の周縁切削刃を有する斜角付き金属ホイールで
ある。推進ユニット14は、現在公知の又は将来工夫され
る任意の種類のパイプ清掃工具推進器を使用しても良
い。図示の実施例は、前方推進円盤20と二つの後方推進
円盤22、24からなる二段推進器として示してある。
切削ヘッド12と推進ユニット14は、図2の側断面図で
示した長手軸方向の剛性のねじ付き軸34によって固く互
いに連結されている。剛性連結が図示されたが、現在公
知又は将来工夫される切削ヘッド12と推進ユニット14と
の間の任意の種類の弾性連結も使用することができる点
も、明らかに考慮されている。
図2は、図1の線2−2を通して見られる、一部切り
取り側断面図で前部が示された側断面図である。図2に
おいて右方に示したパイプ清掃工具10の後端で始まる、
一個以上のベローばね30が、後端ナット28の下に固定さ
れ、それにより弾性のある軸方向のスチール製のケーブ
ル26に保持されている。このケーブル26は、軸34に画定
された穴32を通して図2の左方に連続している。軸34
は、内部穴32を有する円筒状の主軸すなわち脊柱であ
り、内部穴32の内径は、ケーブル26の外径よりも大き
い。図2に示した軸34の前端すなわち左端は、直径減少
部36であり、この直径減少部36は、ねじ切りされて切削
ヘッド12内にねじこまれている。軸34の後端は、締め付
けナット40を受け入れるようにねじ切りされた直径減少
部38である。締め付けナット40は、ワッシャ42に当たっ
ている。ワッシャ42は、締め付けナット40からの圧力を
第一の最後部の推進円盤24に伝達する。推進円盤24は、
リングスペーサ44によって軸34から離隔されている。リ
ングスペーサ44は、また推進円盤24への圧縮量を制限す
る。推進円盤24は、二つのワッシャ50によって次に最後
部の推進円盤22から離隔されている。推進器22はまた、
推進器20のように、リングスペーサ44によって軸34から
離隔されている。図2の実施例における推進円盤20、22
のおのおのの場合もそうであるが、推進円盤24は、多数
のセクタに半径方向のスロット(図示せず)により分割
することができる弾性円盤46からなる。一般的には、こ
の半径方向のスロットは、もしも設けられる場合は、各
推進円盤の中心への部分通路のみを伸ばし、それによ
り、各放射状のセグメントを連結したままにする仲介役
の中心一体ウェッブを提供している。各セグメントは、
一般的には金属の重りである慣性質量48を有している。
ワッシャ42、50およびスペーサ44とともに推進板52が
軸34に滑動状態で配置されている。推進板52は、推進器
22、24に構造的な補強材となる剛製の金属板からなる。
動作において、パイプ清掃工具10が挿入されるパイプの
かなりの圧力および流体流は、推進器20、22、24の後に
形成される。パイプ清掃工具10は、次に、図2に示した
ように、前方すなわち左方に押しやられ、このパイプに
付着した内部被覆物質を切断又は破砕する。一般的に
は、この前方移動は、前記内部被覆物質の破砕時に突然
生じる。この任意の突然の前方移動により、推進器円盤
20、22、24は、慣性質量48のために図2において後方す
なわち右方へ偏向される。パイプ清掃工具10は、次に、
パイプ内の被覆物および水圧により停止される。特に、
推進円盤20、22、24の後ろの大きな水柱又は水ハンマ
は、該推進円盤の後面を打つ。これにより、各前記推進
円盤のは、前方へ押される。この場合、推進円盤24は、
推進円盤22に対して押され、この推進円盤22は、今度
は、推進円盤52に対して押される。推進器20は、同様
に、前方に向かって補強板55に対して押圧される。この
補強板55は、推進円盤52が推進器22と24について機能す
るのと同様な機能を推進器について発揮する。
推進円盤22と24の共同作用を補助するために後方推進
円盤24の前方部分は、プレートすなわち、詰め金56を備
えている。この詰め金56は、推進円盤22の慣性質量48と
接触するように位置決めされている。同様に、推進円盤
22は、推進円盤52と接触するように詰め金58を有し、推
進円盤20は、補強板54と接触するように詰め金60を有し
ている。
水ハンマがパイプ清掃工具10をひとたび打つと、この
パイプ清掃工具10は、再び前方へ駆動される。このプロ
セスは、このパイプ清掃工具の形状および質量、このパ
イプの大きさ、および水圧に依存して非常に迅速に、そ
して、時には、音響周波数で繰り返され、そして、パイ
プ清掃工具10は、そのパイプ内を流動する。このパイプ
清掃工具内の振動により、このパイプ清掃工具10又はパ
イプ内に音響振動が生じて、多くの場合、パイプ清掃工
具10は、キーキーとした音を発する。従って、このパイ
プ清掃工具10を記述するための用語「ピグ(豚)」が使
用される。
推進器板52は、軸34の上に滑動状態に配置された円筒
カラー62によって推進器ユニット14の中の適所に保持さ
れている。円筒カラー62は、ワッシャ64にあたり、そし
て、推進器20の後面に対して軸34上に滑動状態で配置さ
れている。従って、これらの要素は、推進ユニット14内
に含まれるものと一般的に考えられるこれらの要素を形
成している。
切削ヘッド12の中では、補強板54の前において軸34の
セグメント36に、鋸歯付きの、または、回旋状の掻き取
り板16が、滑動状態で配置されている。掻き取り板16の
前においてセグメント36には、より小さな直径の補強板
66が、滑動状態で配置されている。また、軸34のセグメ
ント36には、複数のピボット連結されたローラカッタ18
を担持する手段となるカッタ支持ヘッド68が配置されて
いる。
図3においてさらによく示したように、この図示の実
施例では、複数のローラカッタ18が、支持ヘッド68の周
囲の周りに等間隔で各方位に配置されている。ローラカ
ッタ18は、対をなしている。この対のローラカッタ18
は、カー72に連結された図2のカッタピン70の周りに回
転可能である。カー72は、図2における側面図および図
3における端面図で示した二つの平行板からなってい
る。図2のカッタピン70は、カー72の二つの側面の間に
連結されている。カー72は、図2に示したように、支持
ヘッド68に結合されたピン74のまわりに回動される。図
2に示した上方のカー72の時計方向の運動は、表面76に
より制限され、一方、図2に示した同一のカー72の反時
計方向の回転は、ばね荷重の円盤78によって制限され
る。図2に示した下方のカー72の逆の回転変位は、ヘッ
ド68にピボット連結された複数のカー72の各々の場合の
ように同様に制限される。円盤78は、ケーブル26の上に
配置された一対のベローばねにより弾性圧縮され、そし
て、ケーブル26の前端における締めつけナット28によっ
て圧縮されている。円盤68の外周縁は、カー72の傾斜面
にあたり、これにより、カー72は、もっとも反時計方向
の位置においては、すなわち、前方のカッタ18が半径方
向に後退した位置まで弾性的にかつ内方へ押しやられた
状態では、図2に示した上方のカー72が押圧される傾向
がある。
下方に傾斜した位置へのカー72への弾性バイアスは、
後方のホイールカッタ18をケーブル26から幾分高い半径
方向位置に、従って、前方のカッタ18よりもパイプの中
心から離す方向に、後方のホイールカッタ18を位置決め
する傾向がある。それにもかかわらず、パイプ清掃工具
10は、このパイプ内の湾曲部、エルボ、付属品あるいは
他の内部の障害物を押し通る時に、各対の切削ホイール
18は、円盤78の圧縮バイアスに抗して回転軸74の周りに
自由に回転し、それにより、各カー72における最前方の
カッターホイール18を降下させる。この結果、パイプ清
掃工具10は、このパイプ内の曲がり、およびエルボー部
分をめぐり実質的に一層容易に押し進められ、そして、
切削ヘッド12に固定の切削要素を有する従来技術のカッ
タの場合に一般的にそうであるような制限領域におい
て、パイプの内面を掘ったり、または、これを切り込む
傾向が格段に少なくなる。
さらに、カッターホイール18のバイアスにより、パイ
プ清掃工具10がこのパイプ内においてある角度で醜く立
ち、かつ、その立った位置を塞ぐ機会が減少される。パ
イプ清掃工具10が立って停止すると、流体流の減少によ
り、パイプ清掃工具10が、該カッターホイールの対の弾
性荷重のためにその立った位置から後方へ離れる傾向が
生じる。
さらに、ケーブル26の弾性により、カー72に当たる円
盤78がカッタホイール18に弾力を生じさせ、急傾斜の状
態を容易に取ることができる。一般的には、一個または
二個のカー72のみがこのパイプ内におけるパイプ清掃工
具10の位置のために常に大きく回転され、ケーブル26の
弾力によりカー72どうしのさらに独立した回転が別々に
可能となる。
支持ヘッド68は一体であってもよく、または、図示の
実施例のように、二つのセグメント、すなわち、前方セ
グメント68aと後方セグメント68bからなるものであって
もよい。前方セグメント68aは、ケーブル26にクリアラ
ンスを提供する穴69を有している。後方セグメント68b
は、軸34の一部36内にねじ込まれるべきねじ穴71を有し
ている。前方セグメント68aは、この前方セグメント68a
を通って伸長し、かつ、後方セグメント68bに挿入され
た複数の皿頭ボルトによって後方セグメント68bに固定
されている。前方セグメント68aと後方セグメント68b
は、その内部に画定された一対の半ジャーナル(図示せ
ず)を有し、これにより、カー72が回転可能に取り付け
られたピン74に対して、完全な回転可能ピボットを組み
合わせて提供、または、少なくとも小取付部品またはカ
ップリングを提供している。
図4は、内部の被覆物86を有するパイプ84内に配置さ
れたパイプ清掃工具10を側面図で概略示す。図2に側面
図で示し、かつ、図3の正面図で更によく示した掻き取
り板16は、その全周に沿って複数のノズルカット88を有
している。このノズルカット88は、矢印90で概略示した
大きな流体流がパイプ清掃工具10および特に掻き取り板
16を通って流れながら複数の方向づけられたノズル、す
なわち、高速ジェット流に集約されるようにする手段を
提供する。パイプ84を通る流体90の強力な流れは、かく
して、ノズルカット88内における一層高速の流れとな
る。多くの利用面では、被覆物86は、パイプ84の内径に
接して配置された比較的外側の軟らかい層92を有してい
る。この軟らかい層92の内側には堅い層94がある。これ
らの付着物は、例えば、地熱プラントの配管系でしばし
ば見られる。パイプ清掃工具10の周囲の軟層92は、かく
して、掻き取り板16の周囲とほぼ一致し、そして、ノズ
ルカット88を介して案内される高速ジェットの直撃を受
ける。被覆層86の硬い層94の内側の比較的軟い層92は、
強く洗い落とされ、または、加水分解され、そして、残
りの硬い円筒状のコア94は、カッタ18により破砕され、
かつ、塊となって下流に流される。
ノズルカット88は、U字型のカットとして図3の実施
例で示してあるが、当業者に公知の任意の種類の断面形
状を有しても良い。例えば、屈曲したジェットを提供す
るために所定の角度を有する円形オリフィスのような閉
じたオリフィスを、図示のノズルカット88の形状の代わ
りに、画定してもよいが、これは、完全に本発明の範囲
内のものである。
図5は、本発明とともに使用することができる追跡器
を示す。図5は、参照数字96により全体を示し、また、
図1ないし図4の図示に対して拡大尺度で示した、ター
ビン被駆動回転装置の平面図である。図6は、図5の磁
石のタービン被駆動追跡装置の側面図である。
追跡器96は、回転可能なハブ100に取り付けた複数の
屈曲した羽根98からなる。複数の永久磁石104は、ハブ1
00に対して取り付けられ、圧入され、あるいは別な仕方
で連結され、または結合されている。ハブ100は、図6
に示した捕獲のピボットピン106の周りに回転する。ピ
ボットピン100は、図4で最もよく示したようにユニバ
ーサルジョイント101によってケーブル26の後端に連結
されている。永久磁石104は、ハブ100に取り付けたハウ
ジング103内に収容され、保護されている。複数の弾力
性ある棒状の探査器105は、パイプ内の軸流に対してほ
ぼ平行に追跡器96を維持するためにハウジング100から
伸長してスパイダーアレーを形成している。
パイプ84が厚い鉄または鋼鉄の壁を有するときでも、
永久磁石104の回転により、パイプ84の外部の従来の磁
力計により容易に検出することができる流量に比例する
振動電磁界が形成される。静止磁石を有するパイプ清掃
工具を追跡しようとする以前の試みでは、特に鉄パイプ
内における磁石を精密にまたは仮にも位置確認すること
は、実際に困難である。追跡器96の回転永久磁石の変化
する磁界は、多種類の流れ条件にわたって明確にパイプ
84内のパイプ清掃工具10の位置を確認するための明確で
きわめて強力な信号を与える。
パイプ清掃工具10の位置識別を与える手段としても役
立つほかに、追跡器96は、また、このパイプ内のインラ
イン流量計として作用する。検出された信号の周波数か
ら、流体の流量は容易に決定することができる。パイプ
内においてパイプ清掃工具10が動けなくなる状況は、下
流の阻害物が生成されはじめ、そして流速が実効最小値
よりも低くなる状況から直ちに知ることができる。
図7は、パイプ84の湾曲部における本発明の推進ユニ
ット14の他の実施例をその輪郭形状で概略示す。図4の
実施例では、推進器20、22、24は、図8、図9、図1に
示したような剛性のセクタ板からなる。例えば、推進器
22、24は、図8に示した形の複数のパイ形状の剛性の金
属セクタ板110aまたは11bからなり、そして、図7で示
した、それぞれ固定のピボット112、114の周りに回動さ
れるようになっている。一般的には金属からなるセクタ
板110aまたは110bは、図3の掻き取り板16と共に記載し
た方法に似た方法の複数のノズルカット88を備えてい
る。図7で示した上方プレートの場合は時計方向であ
る、セクタ板110a、110bの前方回転は、推進器20の場合
には構成板54により、および、推進器22の場合は推進器
板52により前述のように制限される。セクタ板110の後
方への運動は、推進器20の場合には、図2の実施例で使
用されたワッシャ64を置換する円錐カラー116によって
制限される。円錐カラー116は、その最後部の位置にあ
るときに、点線輪郭で示したセクタ板110aのストッパと
なる傾斜面118を有している。
同様に、最後部の推進器24は、対応するピボット点12
2のまわりに回動する複数のセクタ板120からなる。セク
タ板120は、その大きさ、および、それが、その周囲に
画定されたノズルカット88を有さずにほぼ完全なもので
あるという点で、セクタ板110aと110bとは異なる。セク
タ板120の後方への運動は、図7に示した上方のセクタ
板については時計方向であるが、図2の実施例のワッシ
ャ142を置換する切頭形状のカラー124によって同様に制
限される。セクタ板120の後方への運動は、同様に図7
に点線輪郭で示してある。
図2の実施例の弾性の推進円盤46を図7の実施例の対
応する複数の剛性の板セグメント110a、110bおよび120
で置換すると、実際には、図2の実施例の設計で達成さ
れるよりもさらに頑丈で耐久性のある推進ユニット14が
提供される。当業界ではすでに公知であるが、図2の実
施例では、推進円盤46は、従来技術では、天然皮革から
補強ゴムシートに変化した弾性で可撓性ある材料からな
る。高温塩水の地熱井戸、または、350度Fの温度で一
分間あたり約5000ガロンおよび450psiの圧力での流量を
持つパイプ系統で使用される場合、推進円盤46に使用さ
れるトナカイの皮のような自然材料では、一回の使用で
破損し、そして、特別仕立ての補強ゴム円盤が使用され
るときでも、推進円盤46の材料に対する高温の塩水溶液
の機械的化学的攻撃により、その使用が制限され、しば
しば一仕事すなわち一回の清掃作業以上は持たないとい
うことが分かった。
図7の実施例における弾力性ある推進円盤46の代わり
に金属円錐を使用すると、かくして、これらの種類の悪
い環境において推進円盤により経験される過酷な劣化が
回避される。さらに、この円盤の質量自体は、大きなも
のであるので、慣性質量46の必要はなくなり、それによ
り、製造価格および出費お並びにこの推進円盤へのこの
慣性質量の確実な取付に関する別のメンテナンス問題が
少なくなる。図2の実施例における推進円盤46の固有の
弾力性の喪失は、図7に示したセクタセグメントの回動
によって充分に保証されるどころではなくなる。
図11に示したように、周縁に画定したノズルカット88
を有するインサート126は、セグメント全体を置換する
必要なしに、各セグメントの直径を増大するためにボル
ト128によってセグメント110または120にボルト締めす
ることができる。したがって、単一のパイプ清掃工具
が、複数のだんだん増大する直径を有するの切削要素お
よび推進要素と繰り返し組立てられて、このパイプを通
る一連のだんだん大きくなる穴をカットするために使用
できるということが明らかに考えられる。この種の試み
は、きわめて硬い付着物のパイプ被覆物に特に有利であ
る。したがって、より大きな切削ヘッド12、より大きな
切削ホイール18、および、より大きな掻き取り板16のい
ずれかが、対応的に大きな推進円盤46またはこれと等価
なセグメント110および120と組み立てることができよ
う。
図10は、如何にセグメント110a、110bおよび120が掻
き取り板16に対してかつ互いに位置決めされているかを
示す図7の推進ユニット14の正面図である。図示の実施
例では、後方推進器24は、3個の非重複推進セグメント
120からなり、推進ユニット14の後部に折り返されると
き、この推進セグメント120どうしは、衝突しないよ
う、したがって、一つの隣接セグメント120の他のセグ
メントに対する衝突によってこれらセグメント120が損
傷されないように充分に離されている。
同様に、推進器22の3つの推進セグメント110bは、前
方に充分に伸長されたときに推進セグメント120どうし
の間の間隙を覆うようにされている。推進セグメント12
0のように、推進セグメント110bどうしは、後方に折り
畳まれたとき、互いに破壊的に干渉せず、また衝突しな
いように充分に互いに離隔されている。正面の推進器20
のセグメント110aは、図10に示したように、セグメント
110bどうしの間隙の間にずらす仕方で設けられ、そし
て、同様に互いに離されて、カラー116の表面118によっ
て制限される最も後方への伸長の場合に破壊的な干渉ま
たは衝突を回避するようにしている。
図10の表示から、後方の推進セグメント120は、掻き
取り板16の周囲を越えて伸長し、したがって、ノズルカ
ット88を通る流体の直通流を阻止するということが分か
る。セグメント110a,110bは、しかし、さらに小さな直
径寸法を有していて、セグメント110aと110bが前方に充
分に伸長されたときでも、それらの最外縁は、ノズルカ
ット88の所またはその下にあり、それにより、セグメン
ト110a、110bのまわりにおける流体流が阻止されず、推
進ユニット14の前面における被覆物が加水分解するよう
にしている。
本発明の主旨および範囲から逸脱せずに当業者により
多くの変形例および変更がなし得よう。したがって、図
示の実施例は、単に例として記載したものである点が理
解されるべきであり、以下の請求の範囲により定義され
る本発明を制限するものと理解されるべきではない。次
の請求の範囲は、したがって、文字どおり記載された要
素の組み合わせばかりでなく、ほぼ同一の結果を得るた
めにほぼ同一の方法でほぼ同一の機能を行う全ての等価
な要素を含むものと読み取られるべきである。請求の範
囲は、したがって、特に上に示されかつ記載されたも
の、思想的に等価なもの、また、本発明の本質的な思想
をも本質的に組み込むものを含むと理解されるべきであ
る。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−107801(JP,A) 特開 昭61−93884(JP,A) 特公 昭48−39222(JP,B1) 実公 昭37−14856(JP,Y1) 米国特許3673629(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B08B 1/00 - 9/38

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部を流体が流れるパイプを清掃するため
    の、推進器ユニットおよびこの推進器ユニットに結合さ
    れた切削ヘッドを有するパイプ清掃工具であって、前記
    推進器ユニットが前記パイプを通る前記流体の流れによ
    り前記パイプを通して前記パイプ清掃工具を推進するよ
    うにした前記パイプ清掃工具において、 前記切削ヘッドに配置された複数の対をなす回転可能な
    ローラカッタを有し、各前記対をなすローラカッタは、
    前記切削ヘッドに硬く配置されたローラカッタピボット
    により前記切削ヘッドに対をなしてピボット連結されて
    おり、前記ローラカッタの各々の回転軸は、前記のロー
    ラカッタピボットにほぼ平行であり、各対のローラカッ
    タの回転軸は互いに離れかつ平行であり、これにより、
    前記パイプ清掃工具に関する前記対をなすローラカッタ
    の各々の半径方向の配置が、その対応するローラカッタ
    ピボットのまわりのそのローラカッタの回転により変更
    可能にされ、これにより、各対の一方のローラカッタの
    移動が、この同じ対の他方のローラカッタのそれとはほ
    ぼ半径方向において逆とされ、前記各対のローラカッタ
    の回転軸が、対応するローラカッタピボットの両側に配
    置され、 それにより、前記パイプ清掃工具により清掃されるパイ
    プの曲がり、および、その中の障害物は、一つのローラ
    の代わりに前記パイプと接触する前記対をなすローラに
    より順応されることを特徴とするパイプ清掃工具。
  2. 【請求項2】前記切削ヘッドに関して所定の半径方向位
    置に前記対をなすローラカッタの各々を偏向する偏向手
    段をさらに有する、請求項1記載のパイプ清掃工具。
  3. 【請求項3】複数のローラカッタのカーをさらに有し、
    各前記ローラカッタは、前記対応するローラカッタピボ
    ットの周りにおける前記カーのそれぞれに連結され、各
    前記カーは、カーピボットピンにより前記切削ヘッドに
    ピボット連結されている請求項2記載のパイプ清掃工
    具。
  4. 【請求項4】前記偏向手段は、前記切削ヘッド上の好適
    な位置へそれぞれのカーピボットピンの周りで各前記ロ
    ーラカッタカーを回転させるために各前記ローラカッタ
    カーにあたるばね機構を有する請求項3記載のパイプ清
    掃工具。
  5. 【請求項5】内部を流体が流れるパイプを清掃するため
    の、推進器ユニットおよびこの推進器ユニットに結合さ
    れた切削ヘッドを有するパイプ清掃工具であって、前記
    推進器ユニットが前記パイプを通る前記流体の流れによ
    り前記パイプを通して前記パイプ清掃工具を推進するよ
    うにした前記パイプ清掃工具において、 前記切削ヘッドに配置された複数の対をなすローラカッ
    タを有し、この対をなすローラカッタの各々は、対応す
    るローラカッタピボットにより前記切削ヘッドに対して
    ピボット連結されており、これにより、前記パイプ清掃
    工具に関する前記対をなすローラカッタの各々の半径方
    向の配置が、その対応するローラカッタピボットのまわ
    りのその回転により変更可能となり、 更に、前記パイプ内における前記流体の前記流量に比例
    した変動電磁信号を発生するための前記パイプ清掃工具
    に結合されたタービン被駆動追跡器を有し、それによ
    り、前記パイプ内で前記パイプ清掃工具を追跡し、流量
    を監視するようにし、 かくして、前記パイプ清掃工具により清掃されるパイプ
    の曲がり、および、その中の障害物は、一つのローラの
    代わりに前記パイプと接触する前記対をなすローラによ
    り順応されることを特徴とするパイプ清掃工具。
  6. 【請求項6】前記タービン被駆動追跡器を通る流体の流
    れに応答して前記複数の永久磁石を回転するために、前
    記タービン被駆動追跡装置は、円盤、この円盤に取り付
    けられた複数の離隔した永久磁石、および、前記円盤に
    取り付けられたタービンを有する請求項5記載のパイプ
    清掃工具。
  7. 【請求項7】内部を流体が流れるパイプを清掃するため
    の、衝撃推進器ユニットおよびこの衝撃推進器ユニット
    に結合された切削ヘッドを有するパイプ清掃工具であっ
    て、前記衝撃推進器ユニットが前記パイプを通る前記流
    体の流れにより前記パイプを通して前記パイプ清掃工具
    を推進するようにした前記パイプ清掃工具において、 前記切削ヘッドに配置された複数の対をなすローラカッ
    タを有し、この対をなすローラカッタの各々は、単一共
    通のローラカッタピボットにより前記切削ヘッドに対し
    て対をなしてピボット連結され、これにより、前記パイ
    プ清掃工具に関する前記対をなすローラカッタの各々の
    半径方向の配置が、その対応する単一共通のローラカッ
    タピボットのまわりの前記対をなすローラカッタの各々
    の反対方向回転により変更可能にされ、 前記衝撃推進ユニットは、少なくとも一個の推進円盤を
    有し、この推進円盤は、前記パイプ清掃工具にピボット
    連結された複数の剛性のセグメントを有し、これによ
    り、前記パイプ清掃工具により清掃されるパイプの曲が
    り及び内部障害物が、各々のローラの別々のピボットの
    まわりの回転のかわりに、前記単一共通のローラカッタ
    ピボットのまわりの集合的な回転により前記対をなすロ
    ーラにより順応されることを特徴とするパイプ清掃工
    具。
  8. 【請求項8】各前記セグメントに結合された周延長部を
    さらに有し、これにより、そこから形成された前記推進
    円盤の直径が、前記セグメントを置換する必要なしに増
    大して、前記パイプ清掃工具が異なったサイズのパイプ
    において使用できるようにした請求項7記載のパイプ清
    掃工具。
  9. 【請求項9】内部を流体が流れるパイプを清掃するため
    の、推進器ユニットおよびこの推進器ユニットに結合さ
    れた切削ヘッドを有するパイプ清掃工具であって、前記
    推進器ユニットが前記パイプを通る前記流体の流れによ
    り前記パイプを通して前記パイプ清掃工具を推進するよ
    うにした前記パイプ清掃工具において、 前記切削ヘッドに配置された複数の対をなすローラカッ
    タを有し、この対をなすローラカッタの各々は、対応す
    るローラカッタピボットにより前記切削ヘッドに対して
    ピボット連結され、これにより、前記パイプ清掃工具に
    関する前記対をなすローラカッタの各々の半径方向の配
    置が、その対応するローラカッタピボットのまわりのそ
    のローラカッタの回転により変更可能にされ、 前記推進ユニットは、少なくとも一つの推進円盤を有
    し、前記少なくとも一つの推進円盤は、前記パイプ清掃
    工具にピボット連結された複数の剛性のセグメントを有
    し、および、 前記パイプ清掃工具は、長手軸を有し、前記推進器ユニ
    ットは、複数の推進円盤を有し、各前記推進円盤は、複
    数の前記剛性のセグメントからなり、一つの推進円盤上
    における前記複数の剛性のセグメントは、前記推進円盤
    のうちの他の推進円盤の前記複数の剛性のセグメントに
    関して前記パイプ清掃工具の前記長手軸のまわりに角度
    的にずれて、前記パイプ内の前記パイプ清掃工具を通る
    長手方向の流体の流れが、前記剛性のセグメントの少な
    くとも1つに当たるようにし、 かくして、前記パイプ清掃工具により清掃されるパイプ
    の曲がり、および、その中の内の障害物は、一つのロー
    ラの代わりに前記パイプと接触する前記対をなすローラ
    により順応されることを特徴とするパイプ清掃工具。
  10. 【請求項10】前記セグメントは、これらのセグメント
    が結合されている前記推進円盤の他のセグメントに対し
    て大きな干渉をせずに前記パイプ清掃工具の前方移動に
    対し後方に回転できるように、各前記推進円盤の各前記
    セグメントは、互いに角度的に離隔されている、請求項
    9記載のパイプ清掃工具。
  11. 【請求項11】内部を流体が流れるパイプを清掃するた
    めの、推進器ユニットおよびこの推進器ユニットに結合
    された切削ヘッドを有するパイプ清掃工具であって、前
    記推進器ユニットが前記パイプを通る前記流体の流れに
    より前記パイプを通して前記パイプ清掃工具を推進する
    ようにした前記パイプ清掃工具において、 前記切削ヘッドに配置された複数の対をなすローラカッ
    タを有し、この対をなすローラカッタの各々は、対応す
    るローラカッタピボットにより前記切削ヘッドに対して
    ピボット連結され、これにより、前記パイプ清掃工具に
    関する前記対をなすローラカッタの各々の半径方向の配
    置が、その対応するローラカッタピボットのまわりのそ
    のローラカッタの回転により変更可能にされ、 前記推進器ユニットは、少なくとも一つの推進円盤を有
    し、前記少なくとも一つの推進円盤は、前記パイプ清掃
    工具にピボット連結された複数の剛性のセグメントを有
    し、 各前記セグメントは、半径方向の最外周縁を有し、か
    つ、本パイプ清掃工具は、前記半径方向の最外周縁によ
    り高速流体流を画定して前記パイプからその被覆物を除
    去する流体ジェットを提供するために前記半径方向の最
    外周縁にわたり画定された複数のノズルを更に有し、お
    よび、 かくして、前記パイプ清掃工具により清掃されるパイプ
    の曲がり、および、その中の内の障害物は、一つのロー
    ラの代わりに前記パイプと接触する前記対をなすローラ
    により順応されることを特徴とするパイプ清掃工具。
  12. 【請求項12】各前記ノズルは、前記セグメントの周内
    において半径方向に画定されたノズルカットを有する、
    請求項11記載のパイプ清掃工具。
  13. 【請求項13】内部を流れる流体を有するパイプを清掃
    するための、衝撃非タービン推進ユニットと、この衝撃
    非タービン推進ユニットに結合された切削ヘッドを有す
    るパイプ清掃工具であって、前記衝撃非タービン推進ユ
    ニットは、前記パイプ清掃工具が動作するときに前記パ
    イプの長手軸にほぼ向けられた長手軸を有し、前記衝撃
    非タービン推進ユニットは、この衝撃非タービン推進ユ
    ニットに加えられた水圧に応答してこの衝撃非タービン
    推進ユニットにより発生される衝撃力によって前記パイ
    プを通る前記流体の流れにより前記パイプを通して前記
    パイプ清掃工具を押し進めるためのものであり、前記衝
    撃非タービン推進ユニットは、少なくとも一つの推進円
    盤を有し、この少なくとも一つの推進円盤は、前記パイ
    プ清掃工具にピボット連結された複数の剛性のセグメン
    トを有し、この剛性のセグメントは、前記パイプ清掃工
    具の前記長手軸にほぼ直角な軸のまわりに往復動をする
    ように前記パイプ清掃工具に連結され、前記剛性のセグ
    メントは、第一の位置と第二の位置の間を運動し、第一
    の位置は、前記少なくとも1つの推進円盤の片側の板に
    よって、前記長手軸に実質的に垂直な位置に制限され、
    第二の位置は、前記少なくとも1つの推進円盤の反対側
    に配置された傾いた面を持っているカラーによって、前
    記長手軸に対して鋭角な位置に制限されていることを特
    徴とするパイプ清掃工具。
  14. 【請求項14】各前記セグメントに結合された周延長部
    をさらに有し、これにより、そこから形成された前記少
    なくとも一個の推進円盤の直径が、前記セグメントを置
    換する必要なしに増大して、前記パイプ清掃工具が異な
    ったサイズのパイプにおいて使用できるようにした請求
    項13記載のパイプ清掃工具。
  15. 【請求項15】内部を流体が流れるパイプを清掃するた
    めの、推進器ユニットおよびこの推進器ユニットに結合
    された切削ヘッドを有するパイプ清掃工具であって、前
    記推進器ユニットが前記パイプを通る前記流体の流れに
    より前記パイプを通して前記パイプ清掃工具を推進する
    ようにし、前記推進器ユニットが、少なくとも1つの推
    進器円盤を有し、前記少なくとも一つの推進器円盤が、
    前記ハイプ清掃工具にピボット連結された複数の剛性の
    セグメントを有する前記パイプ清掃工具において、 前記パイプ清掃工具は、長手軸を有し、前記推進ユニッ
    トは、複数の前記推進円盤を有し、各前記推進円盤は、
    複数の前記剛性のセグメントからなり、一つの推進円盤
    上における前記複数の剛性のセグメントは、前記推進円
    盤のうちの他の推進円盤の前記複数の剛性のセグメント
    に関して前記パイプ清掃工具の前記長手軸のまわりに角
    度的にずれて、前記パイプ内の前記パイプ清掃工具を通
    る長手方向の流体の流れが、前記剛性のセグメントの少
    なくとも1つに当たるようにしたことを特徴とするパイ
    プ清掃工具。
  16. 【請求項16】各推進円盤の各前記セグメントは、互い
    に角度的に離隔し、それにより、前記セグメントが、前
    記同一の推進円盤の他のセグメントに対して大きな干渉
    をせずに前記パイプ清掃工具の前方移動に対し後方に回
    転できるようにした請求項15記載のパイプ清掃工具。
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