JP3232557B2 - ヨーレイトセンサ異常検出装置 - Google Patents

ヨーレイトセンサ異常検出装置

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JP3232557B2 JP22644797A JP22644797A JP3232557B2 JP 3232557 B2 JP3232557 B2 JP 3232557B2 JP 22644797 A JP22644797 A JP 22644797A JP 22644797 A JP22644797 A JP 22644797A JP 3232557 B2 JP3232557 B2 JP 3232557B2
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    • G01C21/26Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
    • G01C21/28Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network with correlation of data from several navigational instruments

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヨーレイトセンサ
を備えた車輌に用いられるヨーレイトセンサ異常検出装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】後輪転舵制御や車輌姿勢制御というよう
な車輌制御では、ヨーレイトセンサで得られたヨーレイ
トを制御パラメータの一つとして利用することが多い。
この場合、ヨーレイトセンサに異常があり、これを放置
すれば、当然に誤った車輌制御が行われてしまうため、
ヨーレイトセンサの状態を監視し、異常があれば何らか
の対策を講じる必要がある。
【0003】このようなヨーレイトセンサの状態を監視
する装置として、ヨーレイトセンサ異常検出装置があ
る。特開平4−135980号公報には四輪操舵装置の
発明が開示されており、その中に、ヨーレイト変化率が
所定値を越えた場合にヨーレイトセンサ異常とするヨー
レイトセンサ異常検出装置についての記載がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来の
ヨーレイトセンサ異常検出装置では、ヨーレイトセンサ
異常の判定に際して路面状況が何ら考慮されておらず、
一般的な路面状況での車両走行を前提に異常判定のしき
い値が設定されていると思われる。
【0005】しかし、悪路走行時には車輌振動がヨーレ
イトセンサのヨーレイト検出値に重畳されるために、ヨ
ーレイト変化率が良路走行時には生じ得ないような大き
な値となることがある。
【0006】そのため、異常判定しきい値が良路を前提
として設定されていると、悪路走行時に誤って異常と判
定してしまう可能性が高い。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のヨーレイトセン
サ異常検出装置はこのような問題を解決するものであ
り、路面状況について悪路の度合いを判定する路面状況
判定手段と、ヨーレイトセンサが出力するヨーレイトの
変化量が所定の異常判定しきい値を越えたときにヨーレ
イトセンサ異常と判定するヨーレイトセンサ異常判定手
段とを備え、ヨーレイトセンサ異常判定手段は路面状況
判定手段の判定内容に応じて所定の異常判定しきい値を
変化させることを特徴とする。
【0008】路面状況判定手段が路面状況が悪路である
と判定したときに、ヨーレイトセンサ異常判定手段が異
常判定しきい値を高くすることにより、悪路走行に基づ
く車輌振動によってヨーレイト変化量が大きくなっても
異常判定しきい値を越えにくくなり、ヨーレイトセンサ
異常の誤検知を抑制できる。逆に、良路走行中は良路に
対応した比較的低い異常判定しきい値となっているの
で、異常検知漏れが生じない。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態である
ヨーレイトセンサ異常検出装置を搭載した車輌のシステ
ム図である。この車輌では、ヨーレイトセンサで検出さ
れたヨーレイトを後輪転舵制御のパラメータの一つとし
て用いており、このヨーレイトセンサの異常を検出する
ためにヨーレイトセンサ異常検出装置が搭載されてい
る。
【0010】はじめに、車輌全体のシステムを説明す
る。この車両2は、ボディ3に取付けられた前輪4,5
及び後輪6,7を備える。前輪4,5は、ナックルアー
ム8,9及びタイロッド10,11をそれぞれ介してフ
ロントステアリングギアボックス12に機械的に接続さ
れている。
【0011】ギアボックス12は、その軸を中心として
回転可能なシャフト13を介してステアリングホイール
14に接続されている。シャフト13がその軸を中心と
して回転すると、シャフト13の回転に応じてギアボッ
クス12内のラックが、モータや油圧機構等による補助
力を受けてその長手方向に沿って移動し、ラックに係合
したタイロッド10,11が長手方向に沿って移動す
る。
【0012】シャフト13は、ステアリングホイール1
4の操舵に応じて回転するので、ステアリングホイール
14を操舵することにより、ナックルアーム8,9にヒ
ンジを介して接続されたタイロッド10,11が、その
長手方向に沿って移動し、前輪4,5が操舵される。
【0013】後輪6,7は、ナックルアーム15,1
6、タイロッド17,18を介して後輪転舵用のアクチ
ュエータ100の後輪駆動シャフト100aの両端に接
続されている。アクチュエータ100(駆動手段)は内
部にモータ本体101に接続された減速機構を有してお
り、この減速機構にリンクした後輪駆動シャフト100
aが、その長手方向(矢印Cで示す)に沿って移動する
ことで、前輪4,5と同様に後輪6,7が矢印θで示す
方向に転舵される。
【0014】アクチュエータ100はモータ本体101
と、モータ本体101に設けられた3つの磁極センサか
らなりモータ本体101のロータ回転位置に対応した回
転位置信号Θを出力する回転位置センサ102と、後輪
6,7の実舵角δrが中立舵角δr0よりも右側又は左
側にあることを示す判別信号Dを出力する中立センサ1
03とを備えている。
【0015】ここで、アクチュエータ100の内部構造
を図2を用いて説明する。図2は、アクチュエータ10
0をシャフト100aの長手方向に沿って破断した断面
図である。本アクチュエータ100は、金属製の円筒状
ハウジング104と、ハウジング104の内壁に固着し
た樹脂材料105と、樹脂材料105によってハウジン
グ104の内壁に固定されたステータ106及びステー
タ106の内側に配置されたロータ107から構成され
るインナーロータ形のモータ本体101と、ロータ10
7の回転速度を減速して回転駆動力を伝達する減速機構
108と、減速機構108の回転運動を長手方向Cに沿
った直線運動に変換して駆動力を駆動シャフト100a
に伝達する変換機構109とを備えている。
【0016】ロータ107が回転すると、この駆動力は
減速機構108及び変換機構109を介して駆動シャフ
ト100aに伝達され、駆動シャフト100aが長手方
向Cに沿って移動する。駆動シャフト100aの両端に
はタイロッド17,18のアクチュエータ側端部17
a,18aがボールジョイントによって連結されている
ため、ロータ107を回転させると後輪6,7が転舵さ
れる。
【0017】減速機構108は、ロータ107を原動軸
としてロータ107先端部に固定された太陽歯車108
aと、ハウジング104の内面に固着した樹脂によって
形成された固定内歯歯車108bと、太陽歯車108a
と固定内歯歯車108bの間に介在する複数の遊星歯車
108cとからなる第1遊星歯車機構を備える。
【0018】減速機構108は、第1遊星歯車機構と共
通の固定内歯歯車108bと、第1遊星歯車機構の太陽
歯車108aに対して同軸配置された原動軸としての太
陽歯車108eと、太陽歯車108eと固定内歯歯車1
08bの間に介在する複数の遊星歯車108fとからな
る第2遊星歯車機構を更に備える。
【0019】第1遊星歯車機構の遊星歯車108cの回
動軸は、第2遊星歯車機構の原動軸108eに固定され
た腕108dの先端部で回動可能に支えられており、第
2遊星歯車機構の原動軸108eは第1遊星歯車機構の
従動軸を構成する。ロータ107を回転させることによ
って第1遊星歯車機構の太陽歯車108aを回転させる
と、太陽歯車108a及び固定内歯歯車108bに噛合
した遊星歯車108cが太陽歯車108aの周囲を公転
し、遊星歯車108cを軸支する腕108dの基端部に
固定された第2遊星歯車機構の原動軸108eが太陽歯
車108aと同軸で回転する。第2遊星歯車機構の原動
軸108eが回転すると、第1遊星歯車機構と同様にそ
の従動軸となる変換機構109のナット109aが原動
軸108eと同軸で回転する。
【0020】変換機構109は、内面に螺子溝の形成さ
れたナット109aと、この螺子溝に噛合する螺子10
9bとからなる。ハウジング104に固定され連通した
筒状部材104aは、内面に長手方向Cに沿って延びた
凸条104bを有しており、筒状部材104a内に位置
する駆動シャフト100aの一端部には長手方向Cに沿
って延びた溝100bを有している。
【0021】駆動シャフト100aの溝100b及び筒
状部材104aの凸条104bは噛合してスプラインを
構成し、駆動シャフト100aの軸を中心とする回転を
制限している。また、ロータ107及びナット109a
はボールベアリングBによってハウジング104内で支
えられており、ハウジング104に対して回転すること
ができる。なお、駆動シャフト100aは、右端筒状部
材104a、ナット109a、太陽歯車108e,10
8a、ロータ107、左端筒状部材104c内面に固定
された支持材104dの中空部を貫いており、ハウジン
グ104に対して長手方向Cに沿って移動することがで
きる。
【0022】ナット109aは、スプラインによる制限
によって駆動シャフト100aに対して相対的に回転で
きるため、ナット109aがロータ107の回転によっ
て駆動シャフト100aの軸を中心として回転すると、
駆動シャフト100aの一部をなす変換機構109の螺
子109bが駆動シャフト100aの長手方向Cに沿っ
て移動し、後輪6,7が転舵される。
【0023】ロータ107は外表面を円周方向に囲む磁
石107aを有しており、ロータ107を取り囲むステ
ータ106は鉄心の積層コア106a及び磁石107a
に対向する位置の積層コア106aに巻かれた巻線10
6bを有している。ECU1から制御信号Pが巻線10
6bに入力されると、ステータ106に対してロータ1
07が回転する。なお、ステータ106はガラス繊維を
含有した樹脂材料105内に少なくとも一部分が埋設さ
れている。
【0024】ロータ107の回転位置はロータの一端部
に固定された磁石102a及びホール素子102bから
構成される回転位置センサ102によって検出される。
すなわち、磁石102a及びホール素子102bはロー
タ107の回転位置に応じて出力信号が異なるように非
接触配置されている。回転位置センサ102によって検
出されたロータ107の回転位置情報に基づいてECU
1はステータ106に制御信号Pを供給し、ロータ10
7を回転させる。すなわち、本アクチュエータ100に
用いられるモータは、ロータ107の回転位置を非接触
で検出してステータ106に制御信号Pを供給する回転
界磁形のDCブラシレスモータである。
【0025】駆動シャフト100aの長手方向Cの大体
の位置は中立センサ103によって検出される。すなわ
ち、中立センサ103は、後輪駆動シャフト100aの
表面の一部を磁化することによって形成されたN極領域
103a及びS極領域103bと、磁化領域103a,
103bに対向する位置に固定されたホール素子103
cとから構成される。N極領域103a及びS極領域1
03bは、後輪駆動シャフト100aの移動方向C、す
なわち、後輪駆動シャフト100aの長手方向Cに沿っ
て整列している。
【0026】このようなアクチュエータ100によって
転舵される後輪6,7は、ボディ3内に配置されたエン
ジン19の駆動力によって回転する駆動輪であり、エン
ジン19からの駆動力はディファレンシャルギア20を
介して後輪6,7に伝達される。なお、エンジン19は
ボディ3内に設けられたイグニションスイッチIGをオ
ン状態とすることによって起動する。
【0027】この車両2は、前輪操舵角δfに対応した
ステアリングホイール14の回転角信号Aを出力する舵
角センサ21と、前輪4,5の車輪速に対応した車輪速
信号v1,v2をそれぞれ出力する車輪速センサ22,2
3と、駆動輪6,7の車輪速に対応した車輪速信号v3
を出力するスピードセンサ24と、車両ヨー方向の角速
度に対応したヨーレイトγを出力するヨーレートセンサ
25とを備える。車両2の車速vは車輪速信号v1,v
2,v3のいずれか1つ、平均値、又は各信号v1,v2,
v3に重みづけを行ったものを車速とする。
【0028】車両2に搭載された電子回路ユニット(E
CU)1には、上述した各センサ21〜25,102,
103の出力及びイグニションスイッチIGのオンオフ
情報を含めた車両状態情報が入力され、ECU1は入力
された車両状態情報に応じてアクチュエータ100を駆
動し後輪6,7の転舵の制御を行う。
【0029】すなわち、後輪舵角制御装置は、車両状態
情報をECU1に与えるセンサ21〜25,102,1
03と、これらの各センサから入力された情報に応じて
アクチュエータ100を制御するECU1とを有し、E
CU1は入力される車両状態情報に応じて後輪6,7の
転舵されるべき後輪目標舵角δr*を演算し、演算され
た後輪目標舵角δr*に後輪6,7の実舵角δrが一致
するようにアクチュエータ100を制御する。
【0030】後輪目標舵角δr*は、次式に基づいて求
める。
【0031】 δr*=K1・δf+K2・γ …(1) ここに、K1およびK2は車速(車体速度)に応じて変
化する係数であり、車速との関係をそれぞれ図3および
図4に示す。なお、δfは前輪舵角である。
【0032】後輪目標舵角δr*はヨーレイトセンサ2
5に異常があったときには次に示す(2)式に基づいて
決定され、前輪舵角センサ21に異常があったときには
(3)式に基づいて決定される。
【0033】δr*=K1´・δf …(2) δr*=K2´・γ …(3) K1´およびK2´もK1およびK2と同様に、車速
(車体速度)に応じて変化する係数であり、車速との関
係をそれぞれ図5および図6に示す。
【0034】つぎに、本実施形態のヨーレイトセンサ異
常検出装置について説明する。ヨーレイトセンサ異常検
出装置の機能はECU1の一機能であり、ECU1が図
7および図8に示すフローチャートを実行することによ
り達成される。図7はヨーレイトセンサ異常検出のため
のメインのフローチャートを示し、図8はヨーレイトセ
ンサ異常検出に必要な路面状況判定処理のフローチャー
トを示している。
【0035】図7に示すヨーレイトセンサ異常検出処理
ルーチンは、ECU1において6ms毎に実行される。
【0036】まず、ステップ200において、各種セン
サから得られる車両状態情報を読み込む。ついで、ステ
ップ201で、ヨーレイトセンサ異常検出処理を行うた
めの実施条件が成立しているか否かの判断が行われる。
実施条件は、ヨーレイトセンサ25に対する電源電圧が
正常であることと、エンジン始動が始動してから、すな
わちIG信号がオン状態になってから2秒経過している
ことの2点である。
【0037】この実施条件が成立すると、ステップ20
2に移って悪路判定フラグがオン状態か否かを判断す
る。悪路判定フラグの状態設定は、図8に示す路面状況
判定フローチャートによって行われ、走行路面が悪路で
あると判定されたときには悪判定フラグがオン状態とな
り、良路と判定されたときにはオフ状態となる。なお、
路面状況判定処理の詳細は後述する。
【0038】この判断ボックス202において、悪路判
定フラグがオフ状態であると判断されるとステップ20
3に移行して異常判定しきい値をα1に設定し、オン状
態であると判断されると、ステップ204に移行して異
常判定しきい値をα1より大きな値であるα2に設定す
る。本実施形態ではα1=100deg/s2であり、
α2=500deg/s2である。
【0039】ステップ203または204において異常
判定しきい値が設定されると、ステップ205に進ん
で、ヨーレイト変化率が算出される。ヨーレイト変化率
は、今回のヨーレイト値γ(n)から前回すなわち6m
s前のヨーレイト値γ(n−1)を減算することにより
得られる。
【0040】つぎに、ステップ206に進み、ヨーレイ
トセンサ25の異常判定を行う。具体的には、ステップ
205で算出されたヨーレイト変化率が異常判定しきい
値αnよりも大きいか否かを判断する。このときの異常
判定しきい値αnは、ステップ205で判断した悪路判
定フラグの状態に依存しており、α1またはα2のいず
れかの値をとる。また、この判断に当たっては、車速v
が、v≧25km/sを満足することが前提であり、両
条件を共に満たしたときにヨーレイトセンサ25が異常
である判断してステップ211に移行する。ステップ2
11ではヨーレイトセンサ25の異常を示すフェイルカ
ウンタCNTの値が167となるように設定する。
【0041】ステップ206で条件を満たさなかったと
き、すなわち、ヨーレイトセンサに異常があるとは認め
られなかったときには、ステップ207に移行してヨー
レイトセンサの正常判定を行う。すなわち、ステップ2
05で算出したヨーレイト変化率が予め設定した正常判
定しきい値α0以下であるか否かを判断する。α0には
α1およびα2よりも小さい値が選ばれ、ここでは、α
0=50deg/s2が選ばれている。
【0042】また、この正常判定については、ヨーレイ
トセンサ25の出力値が所定の範囲内にあることを前提
としている。ヨーレイトセンサ25は、2.5ボルトを
中心として、0.5〜4.5ボルトの電圧を出力し、こ
の出力電圧Vγが−40〜+40deg/sのヨーレイ
トにリニアに対応しており、2.5ボルトの時ヨーレイ
トは零となる。そこで、このヨーレイトセンサ正常判定
処理では、ヨーレイトが極端に大きい場合を除いた範囲
で正常判定を行うという趣旨から、ヨーレイトセンサ2
5の出力電圧Vγが1〜4ボルトの範囲にあることを条
件としている。
【0043】ステップ207の正常判定で否定されたと
きには、ヨーレイトセンサ25は正常とも異常ともいえ
ないことになり、ステップ210に進んでフェイルカウ
ンタCNTの値は前回値がそのまま維持される。
【0044】ステップ207の正常判定で肯定されたと
きには、ステップ208に進んでフェイルカウンタCN
Tの値が0か否かを判断し、0であればステップ210
に進んでカウント値0をそのまま維持し、0でなければ
ステップ209に進んでフェイルカウンタCNTの値を
前回値から1だけ減算した値に置き換える。
【0045】ステップ209〜211のいずれかのフェ
イルカウンタ設定処理が行われた後にステップ212に
移行する。ここで、フェイルカウンタCNT=0か否か
が判断され、フェイルカウンタCNTの値が0であれ
ば、ステップ213に移行してヨーレイトセンサ25が
正常であると決定し、フェイルカウンタCNTの値が0
でなければ、ステップ214に移行して、ヨーレイトセ
ンサ25が異常であると決定する。
【0046】ここで、ステップ205〜ステップ214
までのヨーレイトセンサ異常判定処理全体をまとめて表
現するとつぎのようになる。
【0047】このフローチャートに示す処理は6ms毎
に繰り返されており、ある回のステップ206での異常
判定処理でヨーレイトセンサ異常と判定されると、フェ
イルカウンタCNTの値は最大値の167に設定され、
ステップ214でヨーレイトセンサ異常と決定される。
その後、処理サイクルが繰り返されるなかで、ステップ
206での異常判定が継続するとフェイルカウンタCN
Tの値は167に保持される。一方、ステップ207で
の正常判定処理でヨーレイトセンサが正常であると判定
されると、フェイルカウンタCNTの値は「1」だけ減
算される。
【0048】したがって、異常判定後、ステップ207
による正常判定が167回連続すると、フェイルカウン
タCNTの値が零となり、さらに正常判定が続けば、フ
ェイルカウンタCNTの値は零に維持される。すなわ
ち、異常判定後に6ms×167回(約1秒)の間、正
常判定が連続するとフェイルカウンタCNTの値は零と
なり、ステップ213でヨーレイトセンサは正常である
と決定される。
【0049】フェイルカウンタCNTの値が167より
も小さい値のときに、ステップ206の異常判定が為さ
れると、そのときの値にかかわらずフェイルカウンタC
NTの値は最大値の167に設定される。
【0050】以上から、本実施形態のヨーレイトセンサ
異常検出装置によれば、一回の異常判定で直ちにヨーレ
イトセンサが異常であると決定され、一旦異常決定がさ
れると、正常状態が約1秒間以上維持された場合に限り
正常への復帰が決定されることになる。
【0051】後輪転舵制御装置では、ヨーレイトセンサ
異常検出装置によってヨーレイトセンサが正常であると
決定されれば、上述した(1)式または(3)式に基づ
いて後輪目標舵角δr*を算出し、異常であると決定さ
れれば、上述した(2)式に基づいて後輪目標舵角δr
*を算出し、後輪実舵角δr が後輪目標舵角δr*に一
致するように、アクチュエータ100を制御する。
【0052】つぎに、悪路の程度についての路面状況判
定処理を図8に示すフローチャートを用いて説明する。
この処理ルーチンはECU1によって24ms毎に実行
され、その結果である悪路判定フラグのオン・オフは、
図7のヨーレイト異常判定処理におけるステップ202
で利用される。
【0053】まず、ステップ301では悪路判定処理を
行う。具体的にはつぎの(4)式または(5)式のいず
れかを満足すれば、悪路と判定する。
【0054】Gwr≧1.5G …(4) Gwl≧1.5G …(5) ここで、Gwrは右車輪加速度、Gwlは左車輪加速
度、Gは重力加速度である。
【0055】GwrおよびGwlは、つぎに示すように
それぞれ左右の車輪速度v1、v2から算出する。
【0056】Gwr=|v2(n−1)−v2(n)| Gwl=|v1(n−1)−v1(n)| ここで、v2(n)は今回の右車輪速度値であり、v2
(n−1)は前回、すなわち、24ms前の右車輪速度
値である。同様に、v1(n)は今回の左車輪速度値で
あり、v1(n−1)は前回、すなわち、24ms前の
左車輪速度値である。
【0057】良路走行中の車輪加速度は、常識的な運転
であれば左右輪共に0.5G程度が上限である。一方、
悪路走行では、路面の凹凸により従動輪が急激に減速し
たり加速したりすることがあるため、車輪加速度が瞬間
的に1.5Gを越えること比較的頻繁に発生する。従っ
て、上記の(4)式または(5)式を満足する状態は、
悪路走行中であることがいえる。
【0058】このステップ301の条件が成立すると、
すなわち悪路と判定されると、ステップ302に移行し
て、悪路判定カウンタCNTaの現在の値が30より小
さいかをまず判定する。悪路判定カウンタCNTaが3
0より小さければ、ステップ305に進んで悪路判定カ
ウンタCNTaの値を30に設定する。
【0059】一方、悪路判定カウンタCNTaの値が3
0以上であれば、ステップ304に移行して、悪路判定
カウンタCNTaの値が最大値である50であるか否か
を判断する。もし、すでに50であればステップ307
に移行してその値を保持し、50でなければステップ3
06に移行して前回値に1を加算した値に置き換える。
【0060】なお、悪路判定カウンタCNTaの値は、
悪路判定フラグのオン・オフを決定するために用いられ
るものであり、ステップ309〜311で表されるよう
に、カウント値が0であれば悪路判定フラグをオフし、
1以上50以下の値であれば悪路判定フラグをオンす
る。
【0061】さて、ステップ301の悪路判定処理にお
いて、条件が満たされなかった場合は良路と判定され、
ステップ303に移行して悪路判定カウンタCNTaの
値が0か否かを判断される。ここでもし、悪路判定カウ
ンタCNTaの値が既に0であれば、ステップ307に
進んでカウント値0がそのまま維持され、0でなけれ
ば、ステップ308に進んで前回の値から1だけ減算し
た値に置き換えられる。
【0062】悪路判定カウンタCNTaに対する処理に
関して、ステップ305〜308のいずれかが実行され
ると、ステップ309〜311により悪路判定フラグの
決定がなされる。すなわち、上述したように、悪路判定
カウンタCNTaの値が0であればステップ310に進
んで悪路判定フラグをオフし、0以外の値であればステ
ップ311に進んで悪路判定フラグをオンする。この悪
路判定フラグは、図7に示すヨーレイトセンサ異常検出
処理ルーチンにおける悪路判定フラグのオン・オフ判定
に利用される。
【0063】ここで、この路面状況判定処理による判定
結果と、実際の路面との関係の一例を図9に示す。図9
において、(a)は悪路判定カウンタCNTaのカウン
ト値の時間変化を示しており、(b)はそのときの実路
面状態を示しており、(c)は路面状態判定結果を示し
ている。なお、同図(a)のON、OFF表示は、ステ
ップ301の悪路判定の結果の肯定、否定に対するもの
であり、悪路判定フラグのオン・オフとは異なる。
【0064】時刻t1では、悪路判定カウンタCNTa
の値が0であり、良路走行中であるとする。時刻t2で
同図(b)に示すように悪路走行に入ると、ステップ3
01の条件を満足して悪路判定カウンタCNTaの値が
30になる。その後も悪路走行が続き、悪路判定カウン
タCNTaの値は徐々に増加する。時刻t3の直前で悪
路走行であるにもかかわらず良路と判定して、悪路判定
カウンタCNTaの値が減少する時間が僅かにあるが、
悪路判定カウンタCNTaの値が0でないので、悪路判
定フラグはオンが維持されている。
【0065】時刻t3で良路走行に移行すると、ステッ
プ301の条件が満たされなくなり悪路判定カウンタC
NTaの値は徐々に減少する。時刻t4の手前で一瞬誤
った悪路走行の判定がなされて、悪路判定カウンタCN
Taの値が30に上がるが、その後も悪路判定カウンタ
CNTaの値が減少し続け、時刻t4で悪路判定カウン
タCNTaの値が0となる。この時点で、悪路判定フラ
グはオフとなり、良路走行の決定が為される。
【0066】その後、時刻t5で再び悪路走行に突入し
て、路面状況判定処理のステップ301の条件を満足す
ると、悪路判定カウンタCNTaの値が30に設定さ
れ、以後24ms毎に1ずつ加算される。時刻t6以後
時刻t7に至るまでは、悪路走行中ではあるが、ステッ
プ301の条件を満たさない状態が連続している。悪路
の程度と条件式(4)および(5)の悪路判定しきい値
をどのような値にするかにより、このような状態も起こ
りうる。ただし、この例では、このような実路面状態と
ステップ301の判定とに違いが生じていても、その間
に悪路判定カウンタCNTaの値が0にはなっていない
ため、悪路判定フラグはオンを維持している。
【0067】以上のように、本実施形態の路面状況判定
処理では、悪路判定カウンタCNTaを利用して、毎回
の悪路判定を積分処理してから悪路判定フラグの設定を
行っている。これにより、瞬間的に生じる誤判定を抑制
し、判定の安定化を図っている。
【0068】この路面状況判定処理の結果である悪路判
定フラグは、図7のステップ202においてヨーレイト
センサの異常判定しきい値の設定に利用されることは既
に述べたとおりである。
【0069】本実施形態のヨーレイトセンサ異常検出装
置では、路面状態を悪路と良路の2つに分けて、ヨーレ
イトセンサの異常判定しきい値をそれぞれに対応する2
つの値α1またはα2のいずれかとなるようにしている
が、路面状態をさらに細かく分類して、ヨーレイトセン
サの異常判定しきい値をその分類に応じて多数用意し、
これらを適宜切り替えれば、さらに、正確な異常検出が
可能となる。また、本実施形態では、左右の車輪加速度
に基づいて悪路判定を行っているが、これに限定される
ものではなく、種々の方法が考えられる。たとえば、車
体の上下加速度に基づいて悪路判定を行っても良い。
【0070】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のヨーレ
イトセンサ異常検出装置によれば、悪路走行時と良路走
行時で、ヨーレイトセンサの異常判定しきい値を異なら
せているので、異常誤検知および異常検知漏れが生じな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるヨーレイトセンサ異
常検出装置を備えた車輌のシステム構成図。
【図2】後輪舵角制御に用いられる後輪転舵駆動手段1
00の構造を示す断面図。
【図3】後輪舵角制御に用いられる目標舵角算出式の中
の定数K1を表すグラフ。
【図4】後輪舵角制御に用いられる目標舵角算出式の中
の定数K2を表すグラフ。
【図5】後輪舵角制御に用いられる目標舵角算出式の中
の定数K1´を表すグラフ。
【図6】後輪舵角制御に用いられる目標舵角算出式の中
の定数K2´を表すグラフ。
【図7】ECU1によるヨーレイトセンサ異常検出処理
を示すフローチャート。
【図8】ECU1による路面状況判定処理を示すフロー
チャート。
【図9】図8のフローチャートを実行して路面状況判定
を行った場合の一例を示す図。
【符号の説明】
1…ECU、2…車輌、6,7…後輪、21…舵角セン
サ、22,23…車輪速センサ、25…ヨーレイトセン
サ、100…後輪転舵駆動手段。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B62D 137:00 B62D 137:00 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01P 15/00 - 21/00 B62D 6/00 B62D 7/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輌に搭載されたヨーレイトセンサの異
    常を検出するヨーレイトセンサ異常検出装置において、 路面状況について悪路の度合いを判定する路面状況判定
    手段と、 前記ヨーレイトセンサが出力するヨーレイトの変化量が
    所定の異常判定しきい値を越えたときにヨーレイトセン
    サ異常と判定するヨーレイトセンサ異常判定手段とを備
    え、 前記ヨーレイトセンサ異常判定手段は前記路面状況判定
    手段の判定内容に応じて前記所定の異常判定しきい値を
    変化させることを特徴とするヨーレイトセンサ異常検出
    装置。
  2. 【請求項2】 悪路の度合いが所定値を越えたと前記路
    面状況判定手段が判定したときに、前記ヨーレイトセン
    サ異常判定手段は、前記所定の異常判定しきい値を大き
    くすることを特徴とする請求項1に記載のヨーレイトセ
    ンサ異常検出装置。
  3. 【請求項3】 前記ヨーレイトセンサ異常判定手段は、
    ヨーレイトセンサ異常と判定した後、前記ヨーレイトセ
    ンサが出力するヨーレイトの変化量が前記所定の異常判
    定しきい値以下である状態が所定時間継続した場合は、
    ヨーレイトセンサは正常状態に復帰したと判定すること
    を特徴とする請求項1または2に記載のヨーレイトセン
    サ異常検出装置。
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